狼と香辛料
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| 狼と香辛料 | |||
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| ジャンル | ファンタジー 経済(商業・商取引・金融・流通 他) |
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| 小説 | |||
| 著者 | 支倉凍砂 | ||
| イラスト | 文倉十 | ||
| 出版社 | メディアワークス (現・アスキー・メディアワークス) |
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| レーベル | 電撃文庫 | ||
| 発表期間 | 2006年2月 - 以下続刊 | ||
| 巻数 | 既刊11巻 | ||
| 漫画 | |||
| 原作・原案など | 支倉凍砂 | ||
| 作画 | 小梅けいと | ||
| 出版社 | メディアワークス (現・アスキー・メディアワークス) |
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| 掲載誌 | 電撃「マ)王 | ||
| レーベル | 電撃コミックス | ||
| 発表期間 | 2007年9月 - 連載中 | ||
| 巻数 | 既刊2巻 | ||
| ラジオ:小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ | |||
| 放送期間 | 2007年12月7日 - 2008年4月25日 | ||
| 放送局 | アニメイトTV | ||
| 放送時間 | 隔週金曜日 | ||
| 放送回数 | 10回 | ||
| 放送形式 | ストリーミング | ||
| パーソナリティ | 小清水亜美(ホロ役) 福山潤(ロレンス役) |
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| ラジオ:小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII | |||
| 放送期間 | 2009年6月10日 - 未定 | ||
| 放送局 | アニメイトTV | ||
| 放送時間 | 第2・第4水曜日 | ||
| 放送回数 | 未定 | ||
| 放送形式 | ストリーミング | ||
| パーソナリティ | 小清水亜美(ホロ役) 福山潤(ロレンス役) |
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| 構成作家 | 小林治 | ||
| アニメ: 狼と香辛料 | |||
| 原作 | 支倉凍砂 | ||
| 監督 | 高橋丈夫 | ||
| 脚本 | 荒川稔久 | ||
| キャラクターデザイン | 黒田和也 | ||
| 音楽 | 吉野裕司 | ||
| アニメーション制作 | IMAGIN | ||
| 製作 | 「狼と香辛料」製作委員会 | ||
| 放送局 | 独立UHF局他 計8局 (放送局参照) |
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| 放送期間 | 2008年1月8日 - 3月25日 | ||
| 話数 | 全13話 (テレビ未放送1話を含む) |
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| コピーライト表記 | ©支倉凍砂 メディアワークス 「狼と香辛料」製作委員会 |
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| アニメ: 狼と香辛料II | |||
| 原作 | 支倉凍砂 | ||
| 監督 | 高橋丈夫 | ||
| 脚本 | 荒川稔久 | ||
| キャラクターデザイン | 小林利充 | ||
| 音楽 | 吉野裕司 | ||
| アニメーション制作 | ブレインズ・ベース | ||
| 製作 | 「狼と香辛料II」製作委員会 | ||
| 放送局 | 独立UHF局他 計8局 (放送局参照) |
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| 放送期間 | 2009年7月 - 放送中 | ||
| 話数 | 未定(先行話1話[1]有り) | ||
| コピーライト表記 | ©支倉凍砂 アスキー・メディアワークス 「狼と香辛料II」製作委員会 |
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| ゲーム: 狼と香辛料 ボクとホロの一年 | |||
| ゲームジャンル | 恋愛&行商シミュレーション | ||
| 対応機種 | ニンテンドーDS | ||
| 発売元 | アスキー・メディアワークス | ||
| メディア | DSカード | ||
| プレイ人数 | 1人 | ||
| 発売日 | 2008年6月26日 | ||
| 販売価格 | 限定版:7770円(税込) 通常版:5040円(税込) |
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| レイティング | CERO:B(12歳以上対象) | ||
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |||
『狼と香辛料』(おおかみとこうしんりょう)は、電撃文庫から刊行されている支倉凍砂/著、文倉十/イラストのライトノベル。および、これを原作とする漫画・テレビアニメなどの関連作品。
目次 |
[編集] 概要
本作は、2005年(平成17年)に開催された第12回電撃小説大賞の銀賞受賞作品であり、著者のデビュー作にあたる。賢狼と行商人の道中で起こる様々な事件を、軽妙洒脱な掛け合いも散りばめつつ描く「剣も魔法もない」ファンタジー物語であり、中世ヨーロッパ的な世界での経済活動に争いの舞台を置くという異色作である[2]。題名は『金と香辛料―中世における実業家の誕生』(ジャン・ファヴィエの中世経済史書)に由来する[3]。
[編集] メディア展開
2007年9月に漫画化、同年12月にインターネットラジオの配信が開始され、2008年1月にテレビアニメ化、同年6月にコンピューターゲーム化された。詳細は各節を参照。
[編集] 評価
2009年5月現在、シリーズ累計発行部数は260万部を超える[4]。
宝島社発行誌『このライトノベルがすごい!』で行われている「作品(シリーズ)部門ランキング」において、『このライトノベルがすごい! 2007』(2006年12月発行)で1位、『このライトノベルがすごい! 2008』(2007年12月発行)・『このライトノベルがすごい! 2009』(2008年12月発行)で共に5位にランクインしたほか、「キャラクター女性部門」においても、ヒロインのホロが『このライトノベルがすごい! 2007』で1位を獲得している。
また、本作はライトノベル作品としては珍しく、経済史や商取引の世界に踏み込んだ作品として評価されており、2008年(平成20年)4月27日の読売新聞朝刊「本よみうり堂:ビジネス5分道場」において、この回を担当した公認会計士の山田真哉に取り上げられた。
[編集] ストーリー
旅の行商人クラフト・ロレンスは、商取引のために訪れたパスロエ村を後にした夜、荷馬車の覆いの下に眠る一人の密行者を見付ける。それは『ヨイツの賢狼』ホロと名乗る狼の耳と尻尾を持つ少女であった。
ホロは遙か北の故郷『ヨイツ』を離れての放浪の中、パスロエ村の麦に宿った狼であった。ホロは神と呼ばれ、長年村の麦の豊作に尽くしていたが、農業技術の進歩によってないがしろにされるのを感じ、望郷の念を募らせていた。そしてついに収穫祭の日、通りかかった荷馬車の麦束にのり移って村を脱出したのであった。
少女が狼の化身であることを知ったロレンスは、彼女を旅の道連れとした。二人は行商の途中、様々な騒動に巻き込まれながらホロの故郷を目指して旅をすることになる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
[編集] 主要人物
- クラフト・ロレンス
- 声 - 福山潤
- ローエン商業組合に所属する25歳の行商人。12歳で親戚の行商人に弟子入りして18歳で一人立ちした。将来どこかの街に店を構えるという漠然とした夢を描くだけの孤独な行商人生であったが、パスロエ村でホロと出会い、ともに旅をしている。ホロの言動に翻弄され、時には衝突しながら、ともに事件を乗り越え、次第に絆を深めていく。
- 商人として頭の切れる方ではあるが、自ら窮地を招きホロに助けられたり、会話で一泡吹かせようとするも軽くあしらわれ「可愛い仔」扱いされたりもする。商売相手としての女性の扱いは決して不慣れな方ではなく挨拶程度にお世辞も使うが、肝心な所で女心が分からず、自分に対する好意には非常に鈍感である。
- 商人としては比較的守銭奴な面は薄く、自分一人で利益を独占するよりも、皆で分け合う方を好むといったお人好しな面があり、ホロにも時として呆れられることがある。
- ホロとは「仲間以上恋人未満」といった関係である。
- ホロ
- 声 - 小清水亜美
- 普段は、亜麻色の長い髪、赤い琥珀色の瞳、そして先の白い尻尾と立った獣耳を持つ10代中頃の少女の姿をしている。しかしその正体は、何百年も歳を重ねた、人を丸呑みにできるほど巨大な狼である。
- 「わっち(私)」「ぬし(貴方)」「~ありんす」「〜かや」などの廓詞を使い、ときおり達観した物言いをする。相手の声色から嘘を見抜いたり、触れあった硬貨の音から純度の差を聞き分ける程の耳や、鋭い洞察力、麦を瞬く間に成長させる力を持つが、ロレンスと出会うまで何百年もパスロエ村に「麦の神」として拘束されていたため、少々世間からズレたところがある。
- 故郷ヨイツをはなれ各地の伝承にその名を残したが、悪魔憑き(人狼の類)と誤解され騒がれるのを嫌って人目に触れるのをはばかるようになっており、気を許した相手のほかには耳や尻尾を見せることはない。
- 教会からは迫害を受けて追われ、村人からは神として扱われ、対等に話せる相手に恵まれぬ半生であった。そのため畏敬されることを好まず、ロレンスが張り合ってくることを内心では喜び、老獪な知恵で助けようとする。
- 狼の習性で丸呑みすることもあるが基本的には美食家で、特に甘い物には目がなく林檎は大好物。その上、大酒飲みでもある。
- 必要となれば生き血か、数粒の麦粒を食べることで狼に戻る。麦に「宿る」ことで自らの命をながらえ不死となり、その麦は腐ることなく温もりを保つという。自分が宿った麦粒を収めた皮袋をロレンスに作ってもらい、首から下げて大切にしている。
[編集] 各巻登場人物
[編集] 1巻
- ヤレイ
- パスロエ村の交渉人(商人に売り渡す麦価の交渉を担う)で、ロレンスとは以前からの顔馴染み。重税による高値のため、麦の価格交渉では苦労していたが、領主主導の技術革新により生産力を高め、村の経済力に自信を深めつつある。
- クロエ
- 声 - 名塚佳織
- テレビアニメ版のみに登場するキャラクター。
- ヤレイの代わりに登場。女性としてロレンスに好意を寄せているという設定が加えられた。それ以外の基本設定は、ヤレイとほぼ変わらない。
- ゼーレン
- 声 - 浪川大輔
- 旅の途中にロレンスとホロが立ち寄った修道院で知り会った謎の商人。ロレンスに貨幣改鋳に関わる儲け話を持ちかける。
- ワイズ
- 声 - 花輪英司
- パスロエ村にほど近い港町パッツィオで、ロレンスが懇意にしている両替商。ロレンスより少し年下の金髪の青年。師匠同士が知り合いであった縁で、ロレンスとは付き合いの長い友人のような存在。女好きでホロから賢い雄と評されるあしらい上手。テレビアニメ版では初対面のホロにいきなり抱きついた。
- リヒテン・マールハイト
- 声 - 大塚芳忠
- 港町パッツィオで3番目に大きいミローネ商会のパッツィオ支店支店長。ロレンスの取引話を受けて、様々な面で協力する。よく頭が回り沈着冷静で丁寧な言葉遣いの人物。
[編集] 2巻
- ノーラ・アレント
- 声 - 中原麻衣
- 教会都市リュビンハイゲンの教会に雇われ、羊飼いとして働く金髪の少女。その羊飼いとしての腕前と聡明さにはホロも一目置き、エネクという優秀な黒い牧羊犬を連れている。仕立て屋になる夢を持ち、教会の待遇の悪さにかすかな不満を抱いている。
- ヤコブ・タランティーノ
- 声 - 辻親八
- リュビンハイゲンにおいて、ロレンスが所属するローエン商業組合の経営する商館の主。古参の商人で「ローエン商業組合にいるすべての者たちは自身の子供だ」と語る。ロレンスを修行時代から知っており、「クラフト」と名前で呼ぶ。面倒見は良いが、欲をかいて失敗した人物には商館主としての厳しい顔を見せる。
- ハンス・レメリオ
- 声 - 郷田ほづみ
- リュビンハイゲンにあるレメリオ商会の主人。ロレンスは大量に仕入れた武具を売り込むため、レメリオ商会を訪れるが、その閑散とした店頭は、商会が苦境に陥っていることを窺わせる。
- マーティン・リーベルト
- 声 - 堀内賢雄
- ロレンスらと、北東の町ラムトラに同行する、レメリオ商会の若き幹部。
[編集] 3巻
- フェルミ・アマーティ
- 声 - 千葉紗子
- 祭が開かれる町クメルスンに住む、ローエン商業組合所属の魚の仲買人。南の方の国の結構いい家系出身の人物と噂される。3年ほど前からクメルスンで商売を始めて頭角を現し、若手の有力な商人となった。ホロに一目惚れし、ロレンスとある契約を結ぶ。
- マルク・コール
- 声 - 小山力也
- クメルスンに露店を開く麦商人。ロレンスとは旧知の仲。かつては行商人をしていたが、クメルスンで妻のアデーレと出逢ったのをきっかけに、町商人となった。妻との間には2年前に生まれた子供がいる。弟子の小僧エウ・ラントを使う。
- アデーレ・コール
- マルクの妻。4年前にクメルスンでマルクとぶつかった拍子に恋におち、その後彼と結婚した。結婚した当初はか弱い外見だったそうだが、今ではマルクより体が大きい。
- エウ・ラント
- 声 - 笹島かほる
- マルクの露店で働いている少年。クメルスンより北にある寒村出身。まじめで機転が利き、マルクから教えられた商売や人生のイロハを忠実に守っている。
- ギ・バトス
- ローエン商業組合に所属し、貴金属を主に扱う年配の行商人。鉱山地帯とクメルスンとの間を30年近く、重い荷物を自分で背負って往復しているため、体格はがっしりしており、堅そうな不精ひげを蓄えている。商売上、異端の錬金術師たちとも付き合っているため、敬遠する者もいる。
- ディアン・ルーベンス
- 声 - 渡辺明乃
- ギ・バトスに紹介された年代記作家。異端として修道院を追われたため、教会の手が及ばないクメルスンに来た。町の錬金術師たちが集まる一角に住み、各地に散らばる異教の物語を収集している。正体は齢を重ねた白い巨鳥。
[編集] 4巻
- リーンドット
- エンベルクの町で一番大きな粉屋、リーンドット商会の主を務めるかっぷくのいい男。
- ギヨーム・エヴァン
- エンベルクにほど近いテレオの村外れでロレンス達が出会った粉挽きの少年。エルサとは恋人関係にある。
- フランツ・シュティングハイム
- テレオの教会の司祭。異教の神々の話を集める修道院長ルイズ・ラーナ・シュティングヒルトが住むディーエンドラン修道院への道を知っているとされる。
- エルサ・シュティングハイム
- テレオの教会に住む無愛想な少女。フランツ司祭を訪ねたロレンスたちを門前払いする。エヴァンとは恋人関係にある。
- セム
- テレオ村の村長。杖を突く小柄な老人。
- イーマ・ラネル
- テレオの居酒屋の女将。村人たちに慕われる女傑。若い頃はビールの行商を行っていた。
- バン
- エンブルクの町にある聖リオ教会の司教。
[編集] 5巻
- アロルド・エクルンド
- 港町レノスで宿屋を営む寡黙な老人。青い瞳と顔の半分以上を覆う白い髭の持ち主。かつてはローエン商業組合に属する旅の毛皮商人で、革紐工場を営む家に入り婿して革紐職人親方を継いだ。その後、革紐工場を宿屋兼荷物置き場に改造して、そこの主人となった。客の詮索はせず、興味を持った人物以外は名前も尋ねない。日がな一日、温めたぶどう酒を手に、南へ巡礼の旅に出ることを望んでいる。
- エーブ・ボラン(フルール・ボラン)
- 声 - 朴璐美
- 本名はフルール・フォン・イーターゼンテル・(マリエル)・ボラン。ウィンフィール王国の没落した貴族、ボラン家の第11代当主。失敗や裏切りなど波乱に満ちた人生を歩む。金の為なら命さえ惜しまない守銭奴。ロレンスたちにはレノスの宿屋で出会い、大きな儲け話をもちかける。8巻と9巻にも登場する。マリエルという名は親しい者だけが知る隠し名であるが、9巻でロレンスに教えている。
- 頭に頭巾のように布をきつく巻き、顔も目元以外を布で覆っており、女だということを隠し、男に扮している。普段はしゃがれた声で話しているが、場合によっては貴族の女性らしい声でしゃべることもある。一人称は「オレ」。だがごく稀(窮地に陥ったときなど)に一人称が「私」になることがある。基本的に自分以外の誰も信用していないが、ロレンスだけはある程度信用していて一緒に組もうと勧誘したことがある。
- リゴロ・デドリ
- 声 - 内田夕夜
- レノスに住む年代記作家の青年。レノスで大きな権限を持つ五十人会議の書記でもある。理解者である修道女メルタ(声 - 豊崎愛生)が、身の回りの世話をしている。
[編集] 6巻
- イブン・ラグーサ
- 港町レノスが面するローム川を行き来する船の船頭。大きい体と声の持ち主で、顔は丸く酒やけなのか赤い。西方の沿岸地方の北にある村の出身。「ローム川の主」と自称しており、実際に色々と詳しい。
- トート・コル
- ローム川の関税徴収所でロレンスたちと出会った少年。北の山奥の村、ピヌ出身で、村のために教会の権力機構に食い込もうと、アケントという町で教会法学を学んでいた。年相応に世間知らずだが、知恵が回り覚えも良く素直な性格。
[編集] 7巻
- クラス
- 中編「少年と少女と白い花」の主人公。ホロがロレンスと旅をする以前に出会った、10歳くらいの少年で、年相応に世間知らず。とある領主の屋敷で小間使いとして働いていたが、領主は旅先で死亡し、代わりにやってきたその弟に屋敷を追い出された。杖代わりの太い枝と貧相な旅装束を携え、一緒に屋敷を出たアリエスと共に、海を目指して旅する。
- アリエス・ベランジェ
- クラスと共に旅をする少女。自分の歳を知らないが、クラスは自分よりほんの少し背が高いということで2つ年上だとしている。 屋敷では物心ついた頃から石の壁に囲まれた建物を出たことがなく、クラス以上に物をしらない。ただ、熱心な正教徒で礼儀作法は心得ており、文字の読み書きもできる。
[編集] 8巻 9巻
- テッド・レイノルズ
- ローム川河口の町ケルーベ北岸にあるジーン商会の主人。ジーン商会は、ローム川流域の銅製品について取引を任されていると見られるが、軒先ではラバがあくびをし、ニワトリが駆け回る貧相な店構えをしている。教会からの依頼で、神と崇められる狼の骨を探している。
- ルド・キーマン
- ケルーベにあるローエン商業組合商館の副館長。商業の盛んな三角州にある分館の仕切りを任されている。ロレンスより2歳程年下の細い体と金髪の持ち主で、ケルーベ有数の貿易商の息子であり、自身も貿易商人。組合に所属する商人からの信頼も厚く、商才に秀でている。
- ジーダ
- ケルーベにあるローエン商業組合商館の館長。町の南側にある本館の管理をしている。
- セイン・ナトレ
- ケルーベ南側にある教会の助司祭。
[編集] 10巻
- アム・ドイッチマン
- テイラー商会に属する商人。細目で口髭を蓄えた壮年の男。羊毛の買い付けを担当しており、ロレンス達にピアスキーを紹介する。
- ラグ・ピアスキー
- ルウィック同盟に属するフィアス商会の商人。金髪の青年。ブロンデル大修道院にロレンス達を案内する。商売の傍ら入植の世話もしており、料理が得意。
- ハスキンズ
- ブロンデル大修道院に属する寡黙な羊飼い。白い髪と髭を蓄えがっしりした体格をしている。正体は齢を重ねた羊で、月を狩る熊に故郷を滅ぼされた過去を持つ。
[編集] 11巻
- ハイ・バートン
- ジサーズ村の住人。ドレという村人と土地のことで争っていた。
- クローリィ
- ジダーズ村の住人。金髪の少年。村の土地の基準点を決める儀式に参加する。
- ハンス
- エーブが駆け出しの頃取引をしていたジョンズ商会の商人。貧しい農家の四男坊の出。
- オーラー
- エーブの元夫の下で働いていた老人で貴族の出身。主が死んだ後も帳簿係としてエーブに仕え、彼女に商人のイロハを教える。
- ベルトラ
- エーブの元で働いている一つ年下の女中。エーブの夫が死んだ後も彼女に仕えている。家の家事一切は彼女が取り仕切っており、エーブとは仲がいい。
- ミルトン・ポースト
- 主に服を扱っている商人。金髪の若者。騎士として勇名を轟かせ、未亡人と結婚し領主になったポースト家の出身で、2番目の側室の三男坊。駆け出しの頃のエーブから商売の為の資金出資を受ける。
[編集] 設定・用語
[編集] 貨幣
商売に用いられる貨幣には、金貨、銀貨、銅貨があり、それぞれにも多くの種類がある。為替レートは、各貨幣の価値により変動する。
[編集] 金貨
- ヌマイ金貨
- 2大金貨の1つ。1巻でミローネ商会が合言葉に使用していた。
- ピレオン金貨
- 2大金貨の1つ。1巻でミローネ商会が合言葉に使用していた。
- リマー金貨
- プロアニア王国西方の沿岸地域やエンベルク、クメルスン周辺で流通している金貨。トレニー銀貨で20枚程度の価値。
- リュミオーネ金貨
- ロレンスが行商をしている地域で流通している金貨。様々な貨幣の計算基準となっている。トレニー銀貨で30から34枚程度の価値。
[編集] 銀貨
- トレニー銀貨
- トレニー王国が発行している、第11代トレニー国王の横顔が刻まれた銀貨。ロレンスが行商をしている地域で流通しており、作品中の登場回数も多い。銀の含有量と信頼性が共に高いため市場で人気があり、これ1枚でつつましく生活すれば優に7日は生きることができ、2000枚あれば町に自分の店を持つことができる。
- イレード銀貨
- クメルスンを所有する貴族の第7代当主の肖像が刻まれた銀貨。イレード銀貨10枚で、トレニー銀貨4分の1枚程度の価値。
- フィリング銀貨
- パッツィオから南下して川を3つ渡った先にある国が発行している銀貨。銀の含有量はなかなかのもので市場ではトレニー銀貨と並んで人気がある。
- リュート銀貨
- かつては偽トレニー銀貨と呼ばれていたが、数が多いため後に独立した貨幣になった。銀の含有量が低く細かい支払いに使用される。リュート銀貨32枚で、薄めたリンゴの果汁1人分とパン2人分を買うことができる。
- 後期ラデオン司教領銀貨、偽マリーヌ銀貨、ファラム銀貨、ランドバルト禿頭(とくとう)王銀貨
- いずれもロレンスが行商を行っている地域で流通している銀貨。
- ミッツフィング聖誕祭銀貨、ミッツフィング大聖堂銀貨、聖ミッツフィング銀貨
- ミッツフィング司教区で発行された銀貨。ミッツフィング司教区からは多くの銀貨が発行されている。
- 偽ミッツフィング大聖堂銀貨
- ミッツフィング大聖堂銀貨の偽造貨幣。
[編集] 銅貨
- エニー銅貨
- 主に釣銭などの細かい支払いに使用される小額の銅貨。多くがウィンフィール王国に輸出されている。
- トリエ銅貨
- 主に釣銭などに使用される小額の貨幣。
[編集] 地理
[編集] 国
- トレニー王国
- トレニー銀貨を発行している商業の発達した国。他国と同様、中央集権が進んでおらず、国王の権力はそれほど強くない。作中の時期では王家が財政難に瀕しており、トレニー銀貨の切り下げ(純度を下げて枚数を水増しする行為)が行われた。領内の主な町はパッツィオ、主要河川はスラウド川。
- プロアニア王国
- 北方の王国。王族にも異教徒がいるため、錬金術師や自然学者のような教会が異端視するものに対しても比較的寛容である。また国内は異教徒と正教徒が混住しているため、正教徒の町と異教徒の町の関係が険悪な場合もある。首都はプロアニア以北最大の都市エンディマ。主要な町はクメルスン、レノス、ケルーベ。主要河川はローム川。
- ウィンフィール王国
- ローム川を下り、さらに海を渡った先にある島国。大陸から辛うじて肉眼で確認できる距離にある。現国王は3代目に当たる在位5年目のスフォン王。冬には大量の雪が降る北国だが、それ以外の季節には雨が多く降り、肥沃な牧草地が広がっている。畜産、特に牧羊と羊毛産業が盛ん。この国は貨幣が少なく、政変があると国内の貨幣が一斉に海外に流出する。このため、この国の貨幣は沈没を先読みして船から逃げ出すネズミにたとえられ、「ネズミ貨幣」と呼ばれている。現在小麦と葡萄酒以外の輸入が禁止され、この国を訪れる旅行者が減り、貨幣も混ぜ物が多いものに改鋳されたため、国内経済は不況に陥っている。
[編集] 都市・町・村
- アロヒトストック
- 北にあり、極北と呼ばれる地域。ロレンスが行商経験でホロと出会う前に訪れた年中吹雪の恐ろしい場所。
- ヨーレンツ
- ロレンスが山奥の村でテンの毛皮を仕入れるために塩を売った場所。
- パスロエ
- 大昔ホロが村の青年に頼まれて以来、麦の生育を司っていた農村。毎年収穫の頃には、ホロを祭った収穫祭が開かれている。近年、エーレンドット伯爵がこの村を治めるようになってから、南方の進んだ農法を取り入れ、周辺地域屈指の麦の収穫高を誇るようになった。村の近くに修道院がある。
- ヨイツ
- 北にあるホロの故郷。大昔に、「月を狩る熊」という白く巨大で凶暴な熊の神に滅ぼされた、という話が残る。書物によれば、ヨイツに住んでいた神々は熊が来る前に逃げ出したとされる。また、他の書物に記された昔話によれば、レノスから北東の方角、ロエフ川上流にあったとされる。
- ニョッヒラ
- 北にある温泉町。各国から王侯貴族もやって来る有名な温泉地で、ホロもヨイツにいるころは、よく湯に浸かりに行った。
- パッツィオ
- スラウド川中流に位置する大きな港町。上流に麦の大産地と林業の盛んな山林があり、橋のないスラウド川を船で渡るために、多くの人がこの町を通る。商業が発達して市民が力を持っており、トレニー国王から自治権を奪い取った。市内の市場には川から運河が通い、露店には様々な果物が並び、活気に満ちている。また地下にはかつて使われていた用水路が今も残っており、現地の教会や商会によって随所に手が加えられている。
- ポロソン
- かつてはとある異教の聖地だったが、今では教会都市リュビンハイゲンの支配下にあり、町の人たちは熱心な正教徒となっている。交易と商取引の盛んな町であるものの、住民が商売の儲けを教会に寄付し、あるいは教会が税金として徴収するため、立派なのは町を囲む市壁だけで、市内は簡素な家しかなく、露店も少ない。元々が異教徒の地だったため、住民には変わった苗字を持つ者が少なくない。
- リュビンハイゲン
- 教会が大きな力を持つ教会都市。教会の戦略的な物資補給拠点になっている。高い市壁に囲まれ、旧市街をとりまくように、一般市街区が広がっている。5つの広場が五角形に配置されており、中心に旧市街の広場がある。旧市街の広場には大聖堂と教会にとって功績のあった騎士や聖人等の銅像が立っており、南側の広場はメインゲートと噴水があり、周囲を商会や商業組合の建物が軒を連ね、常設の市で賑っている。都市や周辺地域は聖堂参事会が治めている。産業保護の名目で、特定の商人以外は金や宝石に高い関税をかけられ、密輸には厳罰(利き腕の切断から絞首刑まで)が処される。
- 都市の名は、異教徒討伐のためこの地に砦を築き、異教の神々と戦って左腕を失った赤毛の聖人リュビンハイゲンに由来する。かつてホロはリュビンハイゲンらしき人物に会ったことがあり、耳と尻尾を見るなり悪魔の手先と決めつけ追いかけてきた彼に腹を立て、狼の姿で騎士達を蹴散らし、尻に噛みついたとロレンスに語っている。
- ラムトラ
- リュビンハイゲンの近くにある町。異教徒も多く住むが、リュビンハイゲンとこの町の間には騎士団ですら恐れる不気味な森が広がっており、未だ討伐を受けたことがない。
- クメルスン
- プロアニア王国の貴族によって、宗教に縛られない純粋な経済発展を願って作られた商業の盛んな町。このため宗教の束縛がゆるく、教会も存在しない。冬季にはラッドラ祭と呼ばれる盛大な祭と、営業時間を延長した大市が開催される。また、町の北側には、教会から異端視されている錬金術師や自然学者が多く住む。近くに漁業の盛んな湖や川があるため、コイ等の淡水魚の料理が名物。この町にもロレンスが所属するローエン商業組合の商館が存在する。ロレンスたちが町を訪れたときには、口のうまいとある占い師が、お守りや占い用に多くの黄鉄鉱を売りつけたため、黄鉄鉱の価格が高騰していた。
- エンベルク
- プロアニア王国のやや東寄りにある町。かつては近くにあるテレオよりも小さな村だったが、南の宣教師が宣教を行った結果、教会が建ち、道路が整備され、今では周辺地域の交易の中心地となっている。
- テレオ
- ライ麦栽培の盛んな比較的大きな農村。村にある教会の司祭の働きにより、エンベルクとの間に破格の契約が結ばれている。村民は「トルエオ様」と呼ばれる蛇神を信仰する。
- レノス
- ローム川に面して作られた港町。100年程前にできた立派な市壁に囲まれている。上流に森と鉱山が存在するロエフ川とローム川の合流地点にあるため、交通と商業の要所となっており、毛皮と材木の取引が盛ん。遥か昔、ホロはこの町を訪れたことがあり、町の言い伝えでは「麦束尻尾のホロウ」と呼ばれていた。名物は川に堤防を作る奇妙で賢い鼠の料理である「尻尾料理」とローム川で採れる二枚貝の料理。
- エリソン
- 北方にある町。学校があり、学生が多い。
- アケント
- 南にある学園都市。かつてコルが教会法学を学んでいた町で、中心には知恵の泉と言われる池がある。町には活気があり市場には様々な品物が並んでいるが、学生が多く住んでいるため治安も悪い。
- レスコ
- ローヌ川の支流に当たる、ロエフ川上流にある銅を産出する鉱山町。鉱山町故一攫千金を狙った人々が多く集まり、活気はあるが治安が悪く、採掘の為周囲の森は消え川も汚れ住環境も悪い。
- ピヌ
- ロエフ川上流にある村。コルの出身地。村の守り神として、かつて村を大洪水から救った巨大なカエルの神ピヌを信仰する異教徒の村。
- ルピ
- ピヌから山2つ向こうにある村。狐とフクロウを捕まえる名人が多く住んでいたが、南の宣教師が来てからは教会が建てられ逆らった村人は見せしめに処刑された。かつて村には傷を負った巨大な狼が訪れ、片足と子種を残したという言い伝えがあり、村では今でもその狼を崇拝している。
- ケルーベ
- ローム川河口にある大きな港町。ローム川の南北両岸にそれぞれ町があり、その間に横たわる三角州にも町がある。これら全ての町をまとめて、ケルーベと呼ばれている。南岸には南方出身者が多く居住し、立派な建物が多く高い鐘つき塔を備えた教会があり、真ん中の三角州には商人向けの市場が存在し、貿易船の主な入港場所となっている。北岸には北方出身者が多く住み、市場は活気に満ちているが全体的にくたびれた建物が多く、教会もない。
- イーク
- ウィンフィール王国の港町。ケルーベから船で半日の距離にある。羊毛取引が盛んで、商品として扱う商会が軒を連ねている。馬で3日ほどの距離に聖ブロンデル修道院がある。
- ジサーズ
- ロレンス達がレノスに行く途中に寄った村。近く森と魚が採れる泉がある。修道院を建てる為に開かれた新しい村で、土地の利権が入り組んでいる為近くの町と交流がなく、土地を巡って村人同士のいさかいも絶えなかった。
[編集] その他
- 正教会
- 教会における正しい教えである唯一神教(正教)を説き、超国家的な権力を有する宗教集団。その信徒を正教徒と称する。ワインを神の血と呼び、商業を疎んじ、教皇が存在し、聖典に「蛇は人を堕落させるもの」と書かれているなど、教えや慣習はキリスト教と酷似しており、カトリックがモデルとなっている[6]。絶対王政を確立しつつある各国家権力の伸張により圧迫を受け、教会税の徴収が悪化するなど権威に陰りが見えており、異教徒や悪魔憑きの取締りを強化するなど、威信回復につとめている。国際商会に勝るとも劣らない情報網を維持するなど、未だ侮れない勢力を持つ。
- 北の大遠征
- 毎年真冬の時期に、リュビンハイゲンから北の異教徒の地へ行われる遠征。聖人リュビンハイゲンの誕生日に合わせて行われる記念行事的なものだが、大司教や南の大帝国の皇族、傭兵や各国の王宮騎士団も参加する大遠征であるため、遠征前になるとリュビンハイゲンでは軍需品等の関連商品が飛ぶように売れる。しかし、作中の時点では、遠征路上にあるプロアニア王国(上述)で政治的混乱が起き、リュビンハイゲンと王国の関係が悪化。このため、国内に住む異教徒に奇襲をかけられる恐れがあり、参加する要人たちの安全を確保できないため、やむなく中止された。その結果、武具等の値段は大暴落することとなり、遠征に参加する兵士達の消費を狙った、沿路にある地域にも様々な影響を与えた。モデルはドイツ騎士団が行った異教徒討伐[7]。
- 月を狩る熊
- ホロの故郷を滅ぼした巨大な白い熊。正式な名前はイラワ・ウィル・ムヘッドヘンドと発音するらしい。ある書物には、凶暴な性格で逆らう者には容赦せず、各地を回って神と呼ばれているものと戦い殺していった、と記されていた。
- イッカク
- 生肉を食べれば長寿が得られ、角を粉にして飲めば万病が癒えると言われる伝説の海獣。作中ではケルーベの漁師が捕まえた。とてつもない価値を持ち、町の両岸の商人達による商戦が展開された。
- ルウィック同盟
- 大陸北部を勢力下に置く、世界最強と謳われる経済同盟。18の地域と23の職業組合が手を結び、30の貴族を後ろ盾にした10の大商会が統べており、大型の軍船を何隻も所有している。緑地に月と盾の紋章旗を掲げている。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 既刊一覧
[編集] 原作
括弧内は発売日。
- 狼と香辛料 - ISBN 4-8402-3302-0 (2006年2月10日)
- 狼と香辛料 II - ISBN 4-8402-3451-5 (2006年6月10日)
- 狼と香辛料 III[8] - ISBN 4-8402-3588-0 (2006年10月10日)
- 狼と香辛料 IV - ISBN 4-8402-3723-9 (2007年2月10日)
- 狼と香辛料 V - ISBN 4-8402-3933-9 (2007年8月10日)
- 狼と香辛料 VI - ISBN 4-8402-4114-7 (2007年12月10日)
- 狼と香辛料 VII Side Colors - ISBN 4-8402-4169-4 (2008年2月10日)
- 「少年と少女と白い花」(初出:電撃hp.vol47 - 49)
- 「林檎の赤、空の青」(初出:電撃hp.vol44)
- 「狼と琥珀色の憂鬱」(書き下ろし)
- 狼と香辛料 VIII 対立の町 <上> - ISBN 978-4-04-867068-5 (2008年5月10日)
- 狼と香辛料 IX 対立の町 <下> - ISBN 978-4-04-867210-8(2008年9月10日)
- 狼と香辛料 X - ISBN 978-4-04-867522-2(2009年2月10日)
- 狼と香辛料 XI Side Colors II - ISBN 978-4-04-867809-4(2009年5月10日)
- 「狼と黄金色の約束」(初出:「電撃文庫MAGAZINE」Vol.4 - 5)
- 「狼と若草色の寄り道」(初出:「電撃文庫MAGAZINE」プロローグ2)
- 「黒狼の揺り籠」(書き下ろし)
[編集] 関連書籍
括弧内は発売日。
- 狼と香辛料ノ全テ - ISBN 978-4-04-867483-6(2008年12月10日)
- 狼と香辛料 狼と金の麦穂 - ISBN 978-4-04-867793-6(2009年4月30日)
[編集] 文庫未収録作品
発表順に記載。
- 「学園ホロたん(ハートマーク)」(初出:電撃hp公式海賊本「電撃h&p」 )
- 「狼と星色の遠吠え」(初出:「狼と香辛料ノ全テ」)
- 「狼と夕暮れ色の贈り物」(初出:「電撃文庫MAGAZINE」Vol.6)
- 「狼と桃のはちみつ漬け(上)」(初出:「電撃文庫MAGAZINE」Vol.7)
- 「狼と桃のはちみつ漬け(下)」(初出:「電撃文庫MAGAZINE」Vol.8)
[編集] 漫画
小梅けいとの作画により、2007年9月から『電撃「マ)王』(2007年11月号)にて連載開始。2008年12月現在も連載が続いている。
- 単行本
電撃コミックスより刊行。 括弧内は発売日。
- 狼と香辛料 I - ISBN 978-4-8402-4254-7(2008年3月27日)
- 狼と香辛料 II - ISBN 978-4-04-867559-8(2009年1月27日)
[編集] インターネットラジオ
- ラジオ概要
2007年12月、アニメイトTVにてテレビアニメ(第1期)の放送に先駆けて『小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ』として配信開始し、2008年4月25日に終了した。
2009年、テレビアニメ(第2期)の放送が決定したことを受け、2009年6月10日よりラジオ第2期『小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII』の配信が開始された。
[編集] 小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ
- コーナー
-
- ふつおた
- 普通のお便りを紹介する。
- コーナー募集
- やってほしいコーナーをリスナーから募集する。
- わっちを惚れさせるなや?
- ホロを口説き落とす為のシチュエーションと台詞を募集、その台詞を福山が読み、小清水が判定する。
- 第10回のみ「俺を困らせるなよ」、として2人の役割が変わった。
- 賢狼に訊け!
- リスナーが日頃疑問に思っていることや悩み事等を募集し小清水が解答していく。
- 3分イラスト道場 オオカミの穴!
- 狼と香辛料にちなんだお題のイメージイラストを制限時間内に二人が描き、対決する。
- 狼が来るぞ〜
- 狼と香辛料の関連商品を紹介する。
- ラジオドラマ「狼と琥珀色の憂鬱」
- オリジナルドラマ。
[編集] 小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII
- コーナー
- 配信前、「第1期ではできなかったこと」などをテーマに番組内で行うコーナー提案の募集が行われた。
-
- 今日オオカミック商会
- 第2期からの新コーナーで、各地の名産・食べ物を募集する。
- 豊作の歌
- 第2期からの新コーナー。ロレンスこと福山潤がリスナーが手に入れた凄い物の価値を判定する。
- 狼の穴II
- 第1期から引き継いだ、福山潤と小清水亜美の対決コーナー。
- 荷物はな〜に?
- 第2期からの新コーナー。何かをするとき役立つものは何かをリスナーに訊ねる。
- 賢狼に聞けII
- 曰く、第1期で人気だったコーナー。寄せられた相談を、賢狼ホロではなく小清水亜美が答える。
- ふつおた・アニメの感想も!
- 質問、相談、挑戦状などのメールを募集。
[編集] テレビアニメ
2008年1月より、独立U局・テレビ愛知・AT-Xにて放送。全13話(テレビ放送分は全12話。第7話に当たる第七幕はDVDにのみ収録)。原作の1巻から2巻をほぼ忠実に再現していた。
2009年7月より、第2期『狼と香辛料II』が放送中。なおキャストと監督、脚本はそのままで、制作会社はIMAGINからブレインズ・ベースへ、キャラクターデザイン・総作画監督は黒田和也から小林利充へと変更されている。
[編集] 第1期
[編集] スタッフ(第1期)
- 原作 - 支倉凍砂
- 企画 - 古川陽子、渡部雅人、原田学、太布尚弘、酒井明雄、佐々木史郎
- 監督 - 高橋丈夫
- 脚本 - 荒川稔久
- キャラクターデザイン、総作画監督 - 黒田和也
- 美術監督 - 小濱俊裕(スタジオ美峰)
- 色彩設計 - 佐野ひとみ
- 撮影監督 - 松井伸哉
- 音響監督 - 高桑一
- 音楽 - 吉野裕司
- プロデューサー - 石黒達也、徳田直已、鈴木智子、松永裕一、あらかわまさのぶ
- アニメーション制作 - IMAGIN
- 製作 - 支倉凍砂・メディアワークス/「狼と香辛料」製作委員会(ポニーキャニオン、メディアワークス、角川映画、ムービック、IMAGIN、JVCエンタテインメント)
[編集] 主題歌(第1期)
- オープニングテーマ「旅の途中」
- 作詞:小峰公子、作曲・編曲:吉良知彦、歌:清浦夏実
- エンディングテーマ「リンゴ日和」
- 作詞:Chris Mosdell、作曲:山下太郎&noe、編曲:保刈久明、歌:ROCKY CHACK
- 第13話では『旅の途中』が使用された。
[編集] サブタイトル(第1期)
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第一幕 | 狼と一張羅 | 荒川稔久 | 高橋丈夫 | 臼井文明 | 小堺能夫 大塚美登里 LEE SI MIN KYOUNG BACK MIN |
| 第二幕 | 狼と遠い過去 | 古谷田順久 | 大塚美登里 | ||
| 第三幕 | 狼と商才 | 矢吹勉 | 岩本美香 宍戸淳 |
桂木杏 | |
| 第四幕 | 狼と無力な相棒 | 中山正恵 | 迫井政行 | 広田知子 KYOUNG BACK MIN |
|
| 第五幕 | 狼と痴話喧嘩 | 高本宣弘 | 川久保圭史 | LEE SI MIN 玉井公子 |
|
| 第六幕 | 狼と無言の別れ | 高橋丈夫 | 臼井文明 篠原誠 |
大塚美登里 清水空翔 高澤美佳 |
|
| 第七幕 | 狼と幸福の尻尾[9] | 島津裕行 | 岩本美香 | 広田知子 PARK GI DEOK |
|
| 第八幕 | 狼と正しき天秤 | 高木秀文 | PARK GI DEOK JOO OK YOON |
||
| 第九幕 | 狼と羊飼いの子羊 | 中山正恵 | 岩本美香 | 広田知子 KYOUNG BACK MIN |
|
| 第十幕 | 狼と渦巻く陰謀 | 高橋丈夫 | 川久保圭史 | 清水空翔 | |
| 第十一幕 | 狼と最大の秘策 | 島津裕行 | 小野田雄亮 | PARK GI DEOK JOO OK YOON |
|
| 第十二幕 | 狼と若僧の群れ | 中山正恵 | 高木秀文 | 小堺能夫 | |
| 第十三幕 | 狼と新たな旅立ち | 高橋丈夫 | 川久保圭史 高木秀文 高橋丈夫 |
清水空翔 小堺能夫 LEE SI MIN |
[編集] 放送局(第1期)
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 千葉県 | チバテレビ | 2008年1月8日 - 3月25日 | 火曜 25時30分 - 26時00分 | 独立UHF系列 | 幹事局 |
| 埼玉県 | テレ玉 | ||||
| 愛知県 | テレビ愛知 | 火曜 27時28分 - 27時58分 | テレビ東京系列 | ハイビジョン放送 | |
| 神奈川県 | tvk | 2008年1月9日 - 3月26日 | 水曜 25時15分 - 25時45分 | 独立UHF系列 | |
| 京都府 | KBS京都[10] | 2008年1月10日 - 3月27日 | 木曜 25時30分 - 26時00分 | ||
| 兵庫県 | サンテレビ | 木曜 26時10分 - 26時40分 | |||
| 東京都 | TOKYO MX | 2008年1月11日 - 3月28日 | 金曜 25時30分 - 26時00分 | ハイビジョン放送 | |
| 日本全国 | AT-X | 2008年1月24日 - 4月10日 | 木曜 11時00分 - 11時30分 | CS放送 | リピート放送有り |
| GyaO | 2008年2月8日 - 4月25日 | 金曜12時00分更新 | ネット配信 | 無料配信 |
| チバテレビ 火曜25:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
狼と香辛料
|
クリスタル ブレイズ
(15分繰り上げの25:15 -) |
|
[編集] 狼と香辛料II
2009年7月より放送中。ハイビジョン製作。
[編集] スタッフ(第2期)
- 原作 - 支倉凍砂
- キャラクター原案 - 文倉十
- 企画 - 古川陽子、鈴木一智、土川勉、酒井明雄、佐々木史郎
- 監督 - 高橋丈夫
- 脚本 - 荒川稔久
- キャラクターデザイン、総作画監督 - 小林利充
- 色彩設計 - 佐野ひとみ
- 美術監督 - 小濱俊裕(スタジオ美峰)
- 美術設定 - 塩澤良憲(スタジオ美峰)
- 撮影監督 - 館信一郎
- 音楽 - 吉野裕司
- 音楽プロデューサー - 井上裕香子
- 音楽制作 - FlyingDog
- 音響監督 - 高桑一
- プロデューサー - 石黒達也、徳田直已、鈴木智子、藤田朋洋
- エグゼクティブプロデューサー - 福場一義、小山直子
- アニメーションプロデューサー - 小林辰与、大野雅義
- アニメーション制作 - ブレインズ・ベース[11]、マーヴィージャック
- 製作 - 支倉凍砂/アスキー・メディアワークス/「狼と香辛料II」製作委員会(ポニーキャニオン、アスキー・メディアワークス、角川映画、ムービック、FlyingDog)
[編集] 主題歌(第2期)
- オープニングテーマ「蜜の夜明け」
- 作詞・作曲・歌:新居昭乃
- エンディングテーマ「Perfect World」
- 歌:ROCKY CHACK
[編集] サブタイトル(第2期)
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第0幕 (番外編) |
狼と琥珀色の憂鬱[12] | 荒川稔久 | 高橋丈夫 | 殿勝秀樹 | 小林利充 |
| 第一幕 | 狼とふとした亀裂 | 山門郁夫 | 吉本拓二 山門郁夫 |
[編集] 放送局(第2期)
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 神奈川県 | tvk | 2009年7月8日 - | 水曜 25時15分 - 25時45分 | 独立UHF局 | |
| 愛知県 | テレビ愛知 | 水曜 26時28分 - 26時58分 | テレビ東京系列 | ||
| 千葉県 | チバテレビ | 2009年7月9日 - | 木曜 25時00分 - 25時30分 | 独立UHF局 | |
| 兵庫県 | サンテレビ | 木曜 26時10分 - 26時40分 | |||
| 京都府 | KBS京都 | 2009年7月10日 - | 金曜 25時00分 - 25時30分 | ||
| 埼玉県 | テレ玉 | 金曜 25時30分 - 26時00分 | |||
| 東京都 | TOKYO MX | ||||
| 日本全国 | AT-X | 2009年7月20日 - | 月曜 9時30分 - 10時00分 | CS放送 | リピート放送有り |
[編集] ゲーム
- 狼と香辛料 ボクとホロの一年
- 機種 - ニンテンドーDS
- メーカー - アスキー・メディアワークス
- ジャンル - 恋愛&行商シミュレーションゲーム
- 主題歌 - 隣にいるよ
- 作詞:平野ハイジ、作曲:相澤大、編曲:凸、歌:ホロ(小清水亜美)
- 2008年6月26日発売
- ロレンスは登場せず、プレイヤーはオリジナルの行商人として、1年間の期間限定でホロとの旅路を行く。アニス・ハイゼン(声:後藤邑子)、グスタ(声:中博史)、ランドル・シュミット(声:福山潤)、ロウメス(声:鳥海勝美)等のオリジナルキャラクターが登場する。
- 狼と香辛料 ホロじっく[13]
- 機種‐NTTドコモFOMA携帯電話向けiアプリ
- メーカー‐株式会社ウインライト
- ジャンル‐お絵かきロジック
- 原画‐ここまひ
- 配信元‐萌きゅあっと[14]、アニメTVモバイル[15]
- プレイヤーはロレンスとして旅先で出逢うホロ、ゼーレン、クロエらによって出題されるパズルを解くことによりゲームが進行する。本編で各キャラクターが出題するパズルを全て解くとそのキャラクターは「フリーモード」に登場し、新しいパズル問題が追加される。またキャラクターをクリアする毎にアニメの1シーンを撮影した画像が「アルバム」に出現、それを待受け画像としてダウンロードすることが出来る。
- 狼と香辛料 海を渡る風
- 機種 - ニンテンドーDS
- メーカー - アスキー・メディアワークス
- ジャンル - 恋愛&行商シミュレーションゲーム
- 2009年9月17日発売予定
- プレイヤーはロレンスとしてホロともう1人のヒロインと共に北を目指して旅をする。2巻に登場したノーラの他、新しいヒロインとして文倉十原案のオリジナルヒロイン、ルカ(声:斉藤千和)が登場する。
[編集] 脚注
- ^ 先行エピソード第0幕「狼と琥珀色の憂鬱」(ビジュアルノベル『狼と香辛料 狼と金の麦穂』付属DVDに収録)
- ^ 三村美衣 ブック批評:狼と香辛料 支倉凍砂 まんたんウェブ 2007年11月27日閲覧。
- ^ "プレセペ - 特集 狼と香辛料". 原作者インタビューより. 2008年5月28日 閲覧。
- ^ "イントロダクション【狼と香辛料とは?】". 支倉凍砂・メディアワークス/「狼と香辛料」製作委員会. 2009年5月10日 閲覧。
- ^ 『狼と香辛料ノ全テ』より
- ^ 『狼と香辛料ノ全テ』より
- ^ 『狼と香辛料ノ全テ』より
- ^ 初版には作者自らブログでも言及しているように矛盾する記述が存在しているが、第2版以降では修正済み。
- ^ VII巻の「林檎の赤、空の青」をアニメ化。テレビ未放送、DVDにのみ収録。
- ^ KBS京都では木曜25:30から放映されていたが、その時間帯には毎日放送(MBS)にて『灼眼のシャナII(Second)』が放映されていたため、KBS京都の放送エリア内では電撃文庫の作品を原作とするアニメ同士の競合が生じていた。なお、最終回は『 - シャナII』が30分繰り上げられたため競合しなかった。
- ^ 第0幕「狼と琥珀色の憂鬱」では、マーヴィージャックとの共作。
- ^ ビジュアルノベル『狼と香辛料 狼と金の麦穂』付属DVDに収録。VII巻収録の「狼と琥珀色の憂鬱」のアニメ化。
- ^ アプリゲット‐Spicysoft社による携帯電話向けアプリゲーム紹介サイトの「狼と香辛料 ホロじっく」案内ページ。※当該Webサイトでは「ホロジック」とされているが、アプリ自体の情報によれば正しくは「ホロじっく」。
- ^ キャラふる☆きゅあっと‐ウインライト社によるモバイルコンテンツ情報サイト。配信元のQRコードがある。
- ^ アニメTVモバイル
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 小説
- 第12回電撃大賞 - 作品紹介、選評など
- アニメ
- 狼と香辛料 Official web site - テレビアニメ公式サイト
- Web Radio「小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオII」 - WEBラジオ公式サイト
- TOKYO MX * アニメ「狼と香辛料」 - TOKYO MX内テレビアニメ公式サイト
- 製作委員会に質問状:「狼と香辛料」ホロの可愛らしさと空気感に注目! - テレビアニメのプロデューサー石黒達也へのインタビュー記事
- ゲーム
- ニンテンドーDSソフト『狼と香辛料 ボクとホロの一年』 Official Web Site - ゲーム公式サイト
- ニンテンドーDSソフト『狼と香辛料 海を渡る風』 - ゲーム公式サイト
| 第12回電撃小説大賞・銀賞受賞作品 | ||
|---|---|---|
| 第11回 | 狼と香辛料 (支倉凍砂) 火目の巫女 (杉井光) |
第13回 |
| 奇蹟の表現 (結城充考) |
なつき☆フルスイング! (樹戸英斗) |
|
| 「このライトノベルがすごい!」作品部門1位 |
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