あきそら

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あきそら
ジャンル 恋愛
漫画
作者 糸杉柾宏
出版社 秋田書店
掲載誌 チャンピオンRED いちご
レーベル チャンピオンREDコミックス
発表号 チャンピオンRED いちご VOL.9 - VOL.25
巻数 全 6巻
ドラマCD
ドラマCD
原作 糸杉柾宏
書籍 チャンピオンRED いちご VOL.12
発売元 秋田書店
発売日 2009年2月5日
収録時間 55分44秒
話数 2
枚数 1
ドラマCD
原作 糸杉柾宏
書籍 チャンピオンRED いちご VOL.21
発売元 秋田書店
発売日 2010年8月5日
収録時間 53分19秒
話数 2
枚数 1
OVA
OVA:あきそら
原作 糸杉柾宏(『チャンピオンRED いちご』連載)
監督 高橋丈夫
キャラクターデザイン 黒田和也
アニメーション制作 フッズエンタテインメント
製作 あきそら製作委員会
発売日 2009年12月18日
話数 1
その他 単行本第3巻とのセット販売のみ
OVA:あきそら 〜夢の中〜
原作 糸杉柾宏(『チャンピオンRED いちご』連載)
監督 高橋丈夫
シリーズ構成 花田十輝
キャラクターデザイン 黒田和也
アニメーション制作 フッズエンタテインメント
製作 「あきそら 〜夢の中〜」PC
発売日 2010年7月30日(上巻)
2010年11月17日(下巻)
話数 全2巻
テンプレート - ノート 

あきそら』 (AKI-SORA) は、糸杉柾宏による日本漫画作品。

概要[編集]

秋田書店の隔月刊漫画雑誌チャンピオンRED いちご』VOL.9からVOL.25まで掲載。通常、毎号2話連続で掲載された。本誌である『チャンピオンRED』の2009年1月号には、出張という形で番外編である第4.5話が掲載された。また、『チャンピオンRED いちご』VOL.12には、プロの声優を起用したドラマCDが付録となった。

同じ家で暮らす姉弟のアキソラによる近親相姦を題材としており、アキとソラを取り巻く様々な少女達を含めた各々の切ない想いが描かれる。

2009年(平成21年)12月18日に発売された単行本第3巻予約限定版付録のオリジナルアニメDVDに続き、2010年(平成22年)には一般販売によるOVAも発売されている。これを記念し、『チャンピオンRED いちご』VOL.21にはOVA一般販売版の声優陣を起用したドラマCDが付録となった。  

絶版騒動[編集]

2011年(平成23年)4月14日東京都は出版倫理協議会・出版倫理懇親会との会合において、改正された東京都青少年の健全な育成に関する条例が実際に施行(7月1日施行)された場合、どういった内容のコミックが規制される可能性があるのかという疑問に答えた。この中で東京都は一例として漫画作品6作品を挙げたが、その6点の中に本作品の単行本第1巻と第3巻も含まれていた。これを受け、作者の糸杉は「事実上の絶版」を宣言することとなる。

糸杉は「私にとっては、死刑宣告です」と衝撃と落胆を露わにしたうえ、『あきそら』は「成人誌では絶対にできないことを、個人的にはやったつもり」「タブーの理由が判然としないところに魅力が有る」と発言して、古来から描かれてきた近親相姦という表現の禁止による出版社の萎縮の危機と、東京都への反発を訴えている。また、この条例の改正が議論に上がった事で製作現場は萎縮し、編集者からは性描写を抑えるように言われ[1]、結果的に条例施行前に無理矢理作品を終わらせ、最終巻を出す事になったと明かしている[2]

あらすじ[編集]

気が弱く臆病で、他人の言うことに逆らえない性格のソラは、生まれた時からずっと一緒だった姉のアキをいつしか異性として意識するようになっていた。そんなある日、ソラはアキから望まれて数年ぶりに一緒に入浴したことをきっかけに、為すがまま肉体関係を持ってしまう。アキも同じくソラを異性として意識するようになっていたのだ。

ソラはアキとの肉体関係を「いけないこと」なのか疑問に思いながらも、その後も関係を続けていく。それは場所も気にせず互いを求め合う甘い日々でもあった。更にソラは妹ナミや同じ学校の生徒であるルナ、ひとみ、なつみ、可奈、アリス、ユウナ、優秀女子高校の女子高校生、才加を始め、様々な少女達とも相手から誘われる形で肉体関係を持ってしまう。こうしてソラは「いけないこと」が何なのかを次第に考えるようになる。

一方、ソラの双子の妹であるナミの心にも、ある想いが秘められていた……。


登場人物[編集]

声優名は、『チャンピオンRED いちご』VOL.12付録ドラマCD版 / OVA単行本第3巻付録版 / OVA一般発売版・『チャンピオンRED いちご』VOL.21付録ドラマCD版。

葵家[編集]

葵 ソラ(あおい ソラ)
声:早乙女綾 / 木下紗華[3] / 白井雲
主人公。漢字での全表記は、葵 蒼空。同じ学校に通う姉・アキと双子の妹・ナミ、そして母親の4人で共にマンションの一室で暮らしている[4]。クラスは1年D組に所属。
気が弱く臆病で、他人の言うことには逆らえない性格。愛らしい顔立ちをしており、女装させられると誰の目にも美少女にしか映らない。事実、幼少時はナミと頻繁に入れ替わっては周囲を惑わせる遊びを楽しんでいた[5]。家事は家族全員分の料理やアキの部屋の整理整頓も行えるほど得意だが、女心には非常に鈍感であり、可奈の想いにも全く気付いていない。
幼少時から仲の良かったアキに対し、彼女が成長するにつれて姉への感情以上の想いを持ち始めるようになっていた所、アキに誘われて一緒に入浴したことをきっかけに、後日の夜ベッドへ忍び込んできたアキと一線を越えてしまう。それ以来、事ある毎にアキと愛し合う関係となる。
第8話では嫉妬心に駆られたナミに強姦された上、男性器をはさみで切除されそうになり、第15話では彼女に強要される形で更なる性関係を結ぶ。また、第1話では終始アキにリードされるままだったが、回を重ねるごとに積極的になっていく。華奢な体型に関わらず巨根で、精力もかなりの絶倫である。
当初は女心に疎かったものの、物語が進むにつれ、ナミが可奈に抱く思いを察するなど、精神的に成長してゆく。そして第24話ではナミや可奈と泥沼の関係に陥り苦悩するが、第25話でアキの助言とナミや可奈のこれまでの言動から2人の真意を悟り、和解へと導くという大活躍をした。妹ナミや同じ学校の生徒であるルナ、ひとみ、なつみ、可奈、アリス、ユウナ、優秀女子高校の女子高校生、才加と多くの女生徒と肉体関係を結ぶことになる。気が弱く女らしい性格だが、イザと言うときは女子を守る非常に正義感の強い男らしい性格。愛らしい顔立ちで、女子に非常にもてる。また多くの女子のあこがれの的である[6]
終盤突然父によりアキと引き離され、諦めきれずアキの転校先に赴いて彼女を連れ戻そうとするが、アキに拒否され、その際に自らの出生の秘密を知らされる。父の葬儀後はアキと会う事が長らくなかったが、実母の墓参りに赴いた際ようやく再会を果たす[7]
葵 アキ(あおい アキ)
声:内野ぽち / 河原木志穂[8] / 夏野こおり
メインヒロイン。漢字での全表記は、葵 亜希。ソラの姉。ソラには「アキ姉ちゃん」と呼ばれている。腰まで届くストレートヘアと優れたプロポーションを持つ巨乳美人であり、成績優秀かつスポーツ万能という所からも学校では才色兼備と称えられ、男子だけでなく女子からも憧れの的。しかし、実は料理は殺人的に下手な上、自室も散らかし放題という不精な所がある。自室ではパンティー姿でゴロゴロしているが、これはソラへの挑発や誘惑ではなく、単に不精な性格ゆえの模様。
幼少時から仲の良かったソラに対し、弟への感情以上の想いを持ち続けていたが、彼と一緒に入浴したことがきっかけで想いを抑えられなくなり、後日の夜にソラのベッドへ忍び込んで告白と共に自らリードしながら一線を越えてしまう。それ以来、場所も選ばず[9]ソラを激しく求めて愛し合う関係となる。
ソラの女装姿を気に入っている面があるが、ただ軽く楽しんでいるだけで、ナミや可奈ほど真剣ではない。また、ソラが迷子になってもすぐに見つけ出せる特技を持つ。
母もよく間違えるほど瓜二つな双子を見分けることができるが、そのコツはアキ曰く「おちんちんの有無」とのこと。
姉弟の中で唯一叔母が養母になった経緯を最初から知っている唯一の人物であり、常に彼女のことを気遣っている。時期は不明だが実父母が自身らと同じ近親相姦の関係だったこともソラよりも早く知り、余命の短い父の真意を理解して彼の最期を看取ることを決め、意向に従いソラと離れ全寮制の学校に転校してそのまま家には帰らず、数年後実母の墓参りに訪れたソラの前に現れる。
最終巻になる第6巻の中表紙に、ソラとアキが永遠に結ばれることを暗示しているアキのウェディングドレスが描かれている。
葵 ナミ(あおい ナミ)
声:川崎ハレ / 植田佳奈 / 白雪碧
ソラの双子の妹。漢字での全表記は不明。ソラのことは「ソラ兄」と呼ぶ。終盤現れた父親のことは嫌っているが、母親(養母)のことは慕っている。ソラとは逆に気が強く、やや乱暴な性格。顔が瓜二つであるソラとの区別のため、髪は普段はツインテールに結わえているが、解くとソラと同じ髪形になる。また、体格でもソラとの差は少ないものの、貧乳が悩み[10]。親友で級友の少女・可奈と共に服飾研究部(コスプレ部)に所属しているが、ナミ自身はソラを騙す形で無理矢理入部させた上、彼に女物の服[11]を着せて無理難題を押し付けるなど、からかい半分に楽しんでいる[12]
実はレズビアンの気があり、ソラと可奈の距離を縮めさせようとする一方、彼に対しては密かに嫉妬心を持つ。第2話では可奈に「ソラ兄とのキスの予行演習」と称して唇を奪い[13]、やって来たソラに可奈と一緒に帰宅するよう強要する。第7話では可奈とソラがデートをするようお膳立てするが、可奈とソラが関係を結ぶ現場に図らずとも居合わせ、自らの行いを後悔する。第8話では自分が男ではなく、男性器が無いから可奈と結ばれないと悲観した果てに彼の男性器をはさみで切除しようと目論むが、思い留まった代わりに肉体関係を強制する。第15話以降も自らソラに関係を求めている[14]。自分とソラとの行為を、男となった自分と可奈との行為の幻想に重ねるなど、複雑な一面も覗かせる。
葵家の母親(養母)
声:非公表 / - / 青山華
ソラ、アキ、ナミの母親。名前は不明。仕事が忙しく、自宅のことはソラに任せがち。実はソラ達の実母ではなく、10年前に交通事故死した実母の双子の妹(叔母、後述の理由により伯母ともいえる)であることが第5話で判明した。容姿が姉とそっくりなため、当時幼すぎたソラとナミは実母の死去直後駆けつけた彼女を見ても実母と区別がついておらず、そのままアキの意向もあり実母の死という重たい事実を伏せて姉とすり替わる形で3人を引き取っていた。ソラとナミはその事実を知らない[15]
仕事一筋に生きてきたため、かつては母となった姉の幸福感を理解できなかったが、現在では子供達との日々を通じて変わりつつあり、自身の正体をソラ・ナミに気づかれる日が来る事を覚悟しつつも恐れるようにもなっており、ソラに見破られないために自ら火傷を作った事すらあった。ソラ達の父親(弟)の事は、姉も最後まで幸せでいた事、そして彼も彼なりに苦しんでいた事を理解していたため恨んでもいなく、物語終盤、死の淵にいた彼にアキとソラの関係に気付かなかった事に謝罪し、これから先は私の罪だとして背負う事を告げた[16]
葵家の母親(実母)
ソラ、アキ、ナミの産みの母親。名前は不明で回想シーンのみに登場。双子の妹と弟がおり、ソラ、アキ、ナミは彼女がその弟との間に設けた子である。双子の妹とは容姿がそっくりでアキも当初は区別がつかなかったが、腕にソラの幼少時に彼を庇おうとしてついた火傷の跡があり、これが決定的な外見の違いとなっている。
弟が自分の元を去ってからは1人で3人の子を育てていたが、10年前に帰宅途中に車にはねられ死亡した。彼女が死亡してからしばらく後に、葵家の面々は養母に連れられ当時住んでいた家から現在のマンションへと引っ越しているので、周囲に真実を知る者が皆無なのもソラとナミが気付かない要因となっている。
葵家の父親
ソラ達の父親。名前は不明。第26話で登場する(前話では姿のみ登場)。本作最大のキーパーソンとなる人物で、現在の葵家の家族関係にある最大の秘密のきっかけを握っている人物。
十数年以上もソラ達と離れて暮らしてきたが、ある日突然家にやってくる。愛想がなく薄情に見える態度を取り、ソラ達からはあまり好かれておらず、特にナミからは嫌われている。成績優秀なアキにふさわしい教育を受けさせるため、彼女一人だけを連れて行こうとする。職業は不明だが、その学校にコネがあると発言している。アキとソラのセックスを偶然目撃し、近親相姦を完全に非常識で狂った行為と否定し、アキを異性として愛していることを叫んだソラを殴打し、アキを引き離すことで関係を強引に終わらせたが、これには後述する理由があったからであった。
ソラ達の実母・養母とは実の兄弟(三姉弟の末っ子)であり、ソラ、アキ、ナミは長姉との近親相姦で生まれた子供である。アキ達が生まれ、それ故に親類から蔑まされ嫌がらせも受け、何でも一人で背負い込もうとする性格故に、姉と子供達を傷つけないために姉達の前から長い間、姿を消していた。その間に余命を宣告されたほどの重い病気を患い、死ぬ前に彼なりに罪滅ぼしをしようとアキの編入を勝手に進め、アキとソラの関係を知ると自分達と同じ過ちを犯してほしくないその親心から、無理矢理離れ離れにした[17]。病院で死の淵にいた際、葵家の養母(次姉)と再会、病室を立ち去ろうとする彼女に「家族ごっこ」がしたかった事をつぶやき、やがて妻(長姉)の下へと旅立った。葬儀には次姉とアキ・ソラ・ナミ以外の誰も参列する事が無く[18]、その事実がソラに「世間に認められない関係」の厳しさを突きつけることとなる。[19]

その他[編集]

澄弥 可奈(すみや かな)
声:非公表 / 岡嶋妙 / 五行なずな
ソラの級友で、ナミの親友の少女。眼鏡を掛けたおとなしい少女で、常に丁寧語で話す。ナミと違い、かなりの巨乳(本人曰く「アキ先輩より大きい」)。昔、ある強引な男子生徒に交際を迫られて困っているところをナミに助けてもらったことから、親友同士となった。アキが自宅では不精であることや、彼女とソラが肉体関係を持った間柄であることなどは全く知らない。
想いを寄せる相手のソラには引っ込み思案な性格のせいでなかなか告白できずにいたが、第7話では遂に部室で彼と積極的に関係を迫る。その後、第16話では部室でソラとの初体験を迎えるが、その光景はナミが密かに仕掛けておいたビデオカメラに撮影されていた。ナミには自分とは違う気の強さがあるので憧れている。また、彼女がソラに思いを寄せるきっかけは、ナミからソラを紹介される以前に(憧れの)ナミと瓜二つなソラを目撃したから、と言う理由でしかない。
第16話によると、実家はかなり大きな洋館である模様。父親は写真家、母親はファッションデザイナーとして活動している。初めは弱気な性格であったが、ソラとの出会いやソラとの関係を通して気が強くなっていく。ナミにソラとの関係を見せつけられた時は、ナミを突き飛ばして「ソラくんはナミには渡さない」と強気な発言をし、ソラを巡ってナミと女の闘いを繰り広げることになるが、最終的にはナミの想いを受け入れる。
咲月 ルナ(さつき ルナ)
声:遠野そよぎ / - / 榊るな
本作の裏ヒロイン的な存在。ソラ達の学校の生徒で、彼らと同じマンションに住んでいる少女。第4話から登場。学校ではラクロス部に所属している。子供の頃、プールで服を隠されて[20]水着姿のまま帰宅したことをきっかけに、人前で裸になることにスリルを感じる露出狂となった。
エレベーター内で露出を楽しんでいたところを、ナミによる罰ゲームの女装中だったソラに見られてしまう。人に言えない趣味を持つ者同士と勘違いして親近感を覚えたルナは、ソラを女装させてデートに付き合わせ、電車の中では痴漢ごっこを行ったり、女子トイレの個室内で自慰を見せ合ったりと、彼を「特別な友達」と認識して満足する。その上、ソラには性の対象としての興味も持ってひとみの乱交パーティーへ誘った上、自ら進んでひとみの彼氏と最初に性行為を行って処女を喪失する(その後何度も誘われているがそのたびに断っている)。また、自身の行為を見られることも大好き。プールではボディーペイティングしただけの全裸姿で男性にナンパされていたところを、女装していたソラに助けられたこともある。ソラと行動を繰り返す内に彼へ恋慕を抱くようになり、肉体関係を持つようにもなった。
主要人物の中で、最後にソラと性行為を行った人物でもある。アキが父に連れ去られ落ち込んでいたソラに対して後押しした。
友崎 ひとみ(ともざき ひとみ)
声:柚木かなめ /
ルナの友人の少女。妖しく危険な雰囲気を持つ。第6話から登場。貞操観念はルナやなつみと同じく希薄。ソラを連れて参加した乱交パーティーの主催者であり、出された酒のせいで眠り込んでしまった彼が目覚めた際、最初の相手となった。
野坂 なつみ(のさか なつみ)
声:非公表 /
ソラの級友のおさげ髪の少女。第6話から登場。おとなしそうであるが、貞操観念はルナやひとみと同じく希薄。ひとみの乱交パーティーに参加しており、彼女の次にソラと楽しむこととなった。
姫川 ありす(ひめかわ ありす)
声:- / - / 睦月露子
ソラ達が通っている学校の生徒会長を務める少女。第12話にて登場。成績はアキに次ぐ第2位であり、彼女のことを常に敵視している。ソラと初対面したときに、恋人みはるとよく似たかわいわしく愛らしい彼に好意を持つようになる[21]。みはるとは恋人で、彼からソラと体の関係を結ぶよう頼まれると、不本意ながらも承諾するいわゆるツンデレな関係。結果ソラを相手に処女を喪失した。
美原 みはる(みはら みはる)
声:- / - / 夢咲朱花
ソラと同じマンションに住んでいる少年。第12話にて登場。ソラとは「ソラ兄様」「みーちゃん」と呼び合っており、仲が良い。無邪気なだけに見えるが、実はインポテンツ。自分の代わりにありすとソラの間に肉体関係を結ばせ、それを見て彼に自分を投影することで欲求を満たしている[22]。性方面には異様な知識を持ち、他者の性行為を見て「タフボーイ」だの「ありす姉様のカトリーヌからレモンジュースがあふれてるです」だの「ロンダルキアの洞窟が大洪水です」だのといった奇怪な比喩表現を利用した実況を行う。また、ソラと同じく女装が似合う美少年だが、ソラとは対照的に女装への抵抗は皆無。なお、一度だけ勃起した際には、ソラには及ばないものの小柄で華奢な体型に反してかなりの巨根の持ち主である。終盤ではソラ達の学校へ進学し服飾研究部に入部した。
朝菜 ユウナ(あさな ユウナ)
声:- / - / 一宮桜
ソラたちの学校の美術部部長。第20話にて登場。部活のヌードスケッチの際にプロのヌードモデルが急用で来られなくなったため、代役をルナに依頼した。実は大の男嫌いだったが、第23話でルナの一計によってソラを相手に処女を喪失し、男性への興味に目覚める。
澄弥 理亜(すみや りあ)
可奈の妹。第21話にて登場。まだ幼いが、可奈と同じく礼儀正しい。ソラやナミのことも慕っている。
倉持 才加(くらもち さいか)
第28話にて登場。
アキが父親に連れて行かれた優秀な女子高校生ばかり集めている最新の高校(巫女装束のような制服を採用しているが神道系の高校かどうかは不明)の女子高校生・寮生でアキと同じ寮の部屋にいる。なお、この高校の制服はであり、全員が袴姿でいる。本人曰く、最新の学習設備然り、有名な教授然りと学校の設備が整っており、「編入されても大抵の生徒は勉強に追いつけない」とのことだが、優秀であるアキは「軽くいなしてしまう(つまり、軽くこなしてしまう)」ことから才加と寮で同室でなくても校内・寮内では有名だった。なお、「辺鄙な場所に学校が建設されている」上に女子校で、才加含む寮生達は「尼寺」と呼称している。
ソラが朝早く学校に来ても門が開かないところを助けて温かく迎え入れ寮内の風呂に入浴させるが、自分も裸で風呂に入り(本人曰く「早起きして一番風呂に浸かるのが習慣」らしいが)ソラに迫り肉体関係を結んでしまうが、途中で才加と同じ寮生たちが乱入しそれに紛れてソラも逃走したため、挿入はされたが性交を完遂(互いに絶頂)はしていない。多くの寮生の女子高校生達に囲まれて、いわゆる「集団逆レイプ」されかけたが何とか逃げてアキと再会する。
アキの転校した新しい高校において、ソラは多くのことで才加に助けられている。しかし寮でソラが「アキ姉ちゃんを呼んでほしい」と頼んだ時にアキは寮にいるのに「アキはん出かけてる」と騙していることから、多くの親切はソラに一目惚れしてソラを独占しようとした裏返しの行動であったことも考えられる。

ドラマCD [編集]

『チャンピオンRED いちご』VOL.12付録版[編集]

原作の第1話、第4話、第6話がドラマ化されている。

トラック
  1. 第1話 アキとソラ
    1. チャプター1 - 13分36秒
    2. チャプター2 - 9分56秒
  2. 第2話 恋人たちの午後
    1. チャプター1 - 11分22秒
    2. チャプター2 - 18分00秒
  3. キャストコメント - 2分50秒
スタッフ
  • 音響監督:藤岡央 (PRIMARY STUDIO)
  • 録音編集:PRIMARY STUDIO
  • 効果:関根正治
  • 音楽:R.R.B
  • キャスティングコーディネート:大竹ともこ (PRIMARY STUDIO)

『チャンピオンRED いちご』VOL.21付録版[編集]

原作の第13話と第20話がドラマ化されている。

トラック
  1. 第1話 アリスお姉さまの秘密
    1. チャプター1 - 13分37秒
    2. チャプター2 - 16分49秒
  2. 第2話 放課後のスケッチ
    1. チャプター1 - 11分32秒
    2. チャプター2 - 11分21秒
スタッフ

単行本[編集]

「チャンピオンREDコミックス」レーベルより発売。メロンブックスでは、各巻に着せ替えブックカバーが特典として添付されている。

  1. 2008年12月19日発売 ISBN 978-4-253-23451-1
  2. 2009年7月17日発売 ISBN 978-4-253-23452-8
  3. 2009年12月18日発売
  4. 2010年6月18日発売 ISBN 978-4-253-23454-2
  5. 2010年12月20日発売 ISBN 978-4-253-23455-9
  6. 2011年5月20日発売 ISBN 978-4-253-23456-6[23]

OVA[編集]

OVA版概要[編集]

単行本第3巻付録版
2009年12月18日発売の単行本第3巻付録オリジナルアニメDVDとして制作された。
チャンピオンRED いちご』VOL.15で詳細が発表された後、『チャンピオンRED』2009年12月号付録DVDにはアキ役の喜多村英梨がナレーションを務めた先行PVが収録されたが、その直後の同年10月26日には、秋田書店公式サイトにおいてソラ役の声優を今井麻美から木下紗華へ、アキ役の声優を喜多村から河原木志穂へ変更する[24]旨が突然発表され、多大な話題となった。また、監督に高橋丈夫、キャラクターデザインに黒田和也が起用されたことでも話題となった[25]
内容は原作の第1話を主体に、第2話や第3話の要素を組み込んだ構成。原作と同様に性器等の直接描写はないが、一般作としては限界に挑んだかのような官能的な描写も盛り込まれている。また、絶頂の直前におけるアキの四肢の描写については、監督の高橋がかつて絵コンテを担当したアダルトアニメ『そらのいろ、みずのいろ 上巻 ダメ……聞こえちゃう♥』と同様のこだわりが見て取れる。
収録時間は、約27分のうち約22分が本編、約5分が出演声優陣によるトークコーナー『あきそら♥ガールズトーク』。出荷本数は、2010年2月現在で2万6000本に達している。
一般発売版
単行本第3巻付録版とは別に2010年発売予定であることが、『チャンピオンRED いちご』VOL.17で告知された。
タイトルは『あきそら 〜夢の中〜』(あきそら ゆめのなか)。DVD全2巻構成で、発売と販売はポニーキャニオンが担当。各巻約25分、税込6,090円。初回生産限定特典は、黒田和也描き下ろしのSEXYインナースリーブ(両面撥水加工)を添付した特製クリアケース[26]
声優陣についてはソラ役が白井雲へ、アキ役が夏野こおりへ、ナミ役が白雪碧へ、可奈役が五行なずなへそれぞれ変更された他、音楽についてもC-CLAYSへ変更された[24]
各巻の詳細は以下のとおり。
上巻
2010年7月30日に発売された。原作の第3話と第4.5話を主体に、第2話の要素を組み込んだ構成。単行本第3巻付録版の続編であるが、そこで描かれたソラとアキによるベッドシーンの一部が彼の回想に盛り込まれているため、原作未読で上巻から初めて見る人にも状況は把握しやすくなっている。
描写については、単行本第3巻付録版より若干抑え気味に描いている部分が見受けられる[27]ものの、ベッドシーン等は本作でも同様であり、またナミと可奈による服飾研究部部室や葵家でのキスシーンも盛り込まれている。
宣伝については、まずニコニコ動画での本編放送が企画されたが、場面写真を見た運営から断られてしまった[28]。しかし、2010年6月5日には秋葉原のAKIHABARAゲーマーズ本店やとらのあな秋葉原B店の店頭でPVが流される中、宣伝グッズ「あきそら 〜夢の中〜 特製メガティッシュ」の無料配布が実施された。これらによる反響は大きく、同年6月17日に公式ブログでPV第1弾が公開された際にはアクセスが殺到し、非常に再生し辛い状況となった[29]。その後、同年7月7日7月11日にはニコニコ生放送での本編放送が実現した[30][31]。また、『BugBug』(サン出版)2010年9月号では黒田和也関連作品(『プリンセスラバー!』、『15美少女漂流記OVA 〜どきどきハーレム編〜』)との合同特集が組まれた。
下巻
2010年11月17日に発売[32]

OVA版スタッフ[編集]

  • 原作:糸杉柾宏(『チャンピオンRED いちご』連載)
  • 監督、絵コンテ:高橋丈夫
  • シリーズ構成、脚本:花田十輝
  • 演出:吉沢俊一(単行本第3巻付録版)、来留須譲二(一般発売版)
  • キャラクターデザイン、総作画監督:黒田和也
  • 作画監督:羽田浩二
  • 作画監督補佐:小林利充(単行本第3巻付録版)、清水空翔(一般発売版)
  • 色彩設計:佐野ひとみ
  • 美術設定:篠田邦宏、片平真司(一般発売版)
  • 美術ボード:篠田邦宏(単行本第3巻付録版)、片平真司(一般発売版)
  • 撮影監督:林コージロー
  • フォーマット編集:廣瀬清志(単行本第3巻付録版)
  • 編集:廣瀬清志(一般発売版)
  • 音響監督:高桑一(単行本第3巻付録版)、濱野高年(一般発売版)
  • 音楽:浅野彰(単行本第3巻付録版)、C-CLAYS(一般発売版)
  • 音楽プロデューサー:綾瀬孝(一般発売版)
  • プロデューサー:永井理(単行本第3巻付録版)、荒川雅信、石黒達也(一般発売版)
  • アニメーションプロデューサー:永井理(一般発売版)
  • エグゼクティブプロデューサー:伊藤純(単行本第3巻付録版)
  • アニメーション制作:フッズエンタテインメント
  • 製作:

エンディング主題歌[編集]

「Thx! -サンクス!-」
作詞:天音未優 / 作曲:K2 (C-CLAYS) / 編曲:あとぐる / 歌:小峠舞
一般発売版にのみ使用。

小説[編集]

付録として小説版「あきそら」が新井輝とコラボして出た。

関連商品[編集]

あきそら アキ 透明肌 1/7PVCフィギュア
PVC製、塗装済み完成品。ビキニブラキャストオフ仕様のフィギュアであり、スカイチューブより2010年7月10日に発売される予定だったが、諸事情から発売中止となった[33]
あきそら 〜夢の中〜 特製メガネケース
2010年8月13日から同年8月15日まで行われた、コミケ78のぽにきゃん企業ブースにて発売された。両面にOVA一般発売版上下巻のジャケット画(制服姿のアキとナミ)が印刷された眼鏡ケースであり、OVA一般発売版上巻のSEXYインナースリーブ画(全裸にオーバーニーソックス姿のアキ)が印刷された眼鏡拭きが付属する。
あきそら 〜夢の中〜 特製タンブラー
コミケ78のぽにきゃん企業ブースにて発売された。両面にOVA一般発売版上巻の裏ジャケット画と版権画が印刷されたシートが封入されたぽにきゃん企業ブース用タンブラーであり、シート封入タンブラーとシート単品が個別に存在する。
あきそら 〜夢の中〜 扇子 4種セット
2010年10月24日にクレイブより発売された。OVA一般発売版上下巻のジャケット画や版権画を用いた扇子であり、4種類が同梱されている。
あきそら アキ 3D立体マウスパッド
2010年10月26日にフィリアより発売された。OVA一般発売版上巻のジャケット画を用いたおっぱいマウスパッドであり、制服姿と全裸姿の2種類が個別に存在する。
あきそら アキ ジッポライター
2010年10月26日にフィリアより発売された。OVA一般発売版上巻のジャケット画を用いたZIPPOライター
ふるプニっ!フィギュアシリーズ No.4 あきそら 〜夢の中〜 葵 アキ
2011年1月25日にエヴォリューショントイより発売された。PVC製、塗装済み完成品。胸部やブラに軟質成型を施したアクションフィギュアであり、制服やブラはキャストオフ仕様。パーツ交換で全裸へも変更できる。

脚注[編集]

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  1. ^ 最終話直前の29話、30話はセックス描写が一切無い
  2. ^ 朝日新聞2012年4月30日[要ページ番号]
  3. ^ 当初は今井麻美が演じる予定だった。
  4. ^ ソラとルナが手軽に渋谷109を訪れていることから東京近郊と思われる。
  5. ^ ただし当時は服装も髪型もまったく同じなのを利用しただけで、女装をしていたわけではない。
  6. ^ 可奈と共に授業をさぼった際には、「なぁんだソラ君ったら可奈とつきあってたのか」「がっかりだなー私狙ってたのにー」という女子生徒の台詞が入っている。
  7. ^ 物語の最後には「i wish your choices lead to happiness.(私は、あなたの選択が幸福に結びつくことを望みます。)」と書かれ、作者の糸杉政宏氏は物語のエピローグは読者の想像に委ねている。
  8. ^ 当初は喜多村英梨が演じる予定だった。
  9. ^ 温泉の露天風呂遊園地観覧車の中、神社の境内、教室、バスの中、公園など。
  10. ^ 第2話で可奈がソラ用に作ったコスプレ衣装を身に付けた時は、「胸が少しきつい」以外はサイズ面でぴったりだった。
  11. ^ 単行本第4巻によれば、第18話では篠房六郎にデザインしてもらったとのこと。
  12. ^ これは可奈からのリクエストに応えている面もあるが、本人は第2話でソラの女装姿を見ながら「ソラ兄の方が私よりも女らしい」と感じていた。
  13. ^ この時、ナミは可奈に「私のファーストキスの相手はソラ兄だった」と説明しているが、それを裏付ける証拠は無い。
  14. ^ ソラとのベッドシーンで、男となった自分と可奈が結ばれる幻覚を見て歓喜した。
  15. ^ エピローグでは真実を告白したらしく、ソラ(とアキ)は両親の眠る墓地へ墓参りに赴いている。
  16. ^ ソラとアキの事は否定はしなく、これから先は二人に選択させようとしている模様。
  17. ^ その事実を知り、父親の心境を汲んだアキはソラに別離する事を提案する。
  18. ^ アキの転入はコネで無理やり決めたそうだが、その学校関係の人物すら葬儀には参列しなかった。
  19. ^ エピローグで両親の眠る墓に訪れたソラは「ようやく二人は一緒になった」と語り、そして一緒に訪れてきたアキに・・・
  20. ^ 本人の言によるとただのいたずらで、いじめや犯罪の類ではない。
  21. ^ 第12話でソラから「2位の人」と呼ばれた際には大きく取り乱した。
  22. ^ 第12話の後半でソラとありすの行為が終わったのを見た際勃起したが、本人いわく長続きはしなかったとのこと。
  23. ^ 尚、この巻のみ中表紙にソラとアキの未来を指し示すかのようにアキのウエディング姿が描かれている。
  24. ^ a b 変更した理由は不明。
  25. ^ 高橋と黒田はショップなどでは「テレビアニメ狼と香辛料』を手掛けたスタッフ」と評されているが、それに先駆けて手掛けたアダルトアニメそらのいろ、みずのいろ 上巻 ダメ……聞こえちゃう♥』では一般OVAに引けを取らないほどの高評を得た実績を持っている。[要出典]
  26. ^ 上巻 気になるDVDパッケージ公開!
  27. ^ 一般発売版では射精時に効果音が用いられておらず、精液も描かれていない。
  28. ^ 無題
  29. ^ 現在アクセスが集中しています。
  30. ^ OVA「あきそら」本編、今夜生放送します!
  31. ^ OVA「あきそら」本編、生放送しちゃうよ☆part2
  32. ^ 当初は同年10月6日発売予定だったが、「ナミの絡みシーンがあまりにも○○すぎる為」という理由で発売延期となった。
  33. ^ あきそら「アキ」透明肌フィギュア 発売中止に関しまして

外部リンク[編集]