めだかボックス

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めだかボックス
ジャンル 学園コメディ、バトル漫画
漫画
原作・原案など 西尾維新
作画 暁月あきら
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2009年24号 - 連載中
巻数 既刊13巻(2011年12月現在)
ラジオドラマ
原作 西尾維新、暁月あきら
放送局 テレビ東京
番組 サキよみジャンBANG!
収録時間 3分
話数 全8話
テンプレート使用方法 ノート

めだかボックス』は、原作:西尾維新、作画:暁月あきらによる日本漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社2009年10号に読み切りとして掲載され、同年24号から連載開始。

目次

[編集] 概要

戯言シリーズ」「〈物語〉シリーズ」などで知られる西尾維新が手がけた初の週刊連載の漫画原作で、西尾原作の漫画作品としては3作目となる。話数カウントは「第○箱」で、各回のタイトルは、その回に出てくるセリフやモノローグからの引用になっている。

あらゆることを完璧にこなす主人公、黒神めだかが学園内でおきた問題を生徒会の仲間たちと共に解決してゆく物語。短編形式での導入後は、人為的に天才を作り出す「フラスコ計画」を主軸に、研究を進める学園側とその阻止を目指す生徒会、過負荷を擁する第三勢力の攻防が描かれる。超人的な能力が存在する作品でありながら、相手を更生させたり成長の手助けをすることを話の主体としている。登場人物の奇抜な名前や推理要素・言葉遊び・パロディなど、原作者が自身の作品で用いる要素は本作でも健在である。

単行本は2012年2月28日発表の時点で340万部を発行している[1][2]

2011年10月にテレビアニメ化が発表された[3]。2012年春より放送予定[4]。また、西尾による書き下ろしの小説版も発売予定[4]

[編集] あらすじ

文武両道・容姿端麗・質実剛健・才色兼備・有言実行…の完璧超人である箱庭学園の1年生、黒神めだか。彼女は入学したてでありながらも、生徒会長選挙で大言壮語を放った結果、98%の支持率を得て箱庭学園第98代生徒会長となる。

選挙戦での公約通り「目安箱」を設置し、その投書に書かれた案件を幼馴染人吉善吉と共に解決していく。学園内で生徒たちのトラブルを解決していくにつれて次第に好評を博した目安箱は、いつしか「めだかボックス」と呼ばれるようになる。最初は2人だけだった生徒会も、案件を解決していくうちに、柔道界のプリンス阿久根高貴、競泳部の守銭奴、喜界島もがなといった個性豊かなメンバーが揃う。

そんな中、箱庭学園理事長が秘密裏に推し進める「フラスコ計画」なる陰謀が発覚。「天才を人為的に生産する」という壮大な目的のもと、「十三組の十三人サーティン・パーティ)」と呼ばれる異常(アブノーマル)の特待生達や、過負荷(マイナス)の転校生により形成されるクラス「-十三組マイナスじゅうさんくみ)」、どのクラスにも所属しない「悪平等ノットイコール)」が本格的に活動を始め、めだか率いる生徒会はその渦中に巻き込まれていく。


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[編集] 登場人物

登場人物の名字は基本的に日本の九州地方に実在する地名で統一されている。また、作中で個人データが紹介されている登場人物の血液型はすべてAB型である。

[編集] 生徒会

黒神 めだか(くろかみ めだか)
声 - 豊崎愛生
本作の主人公でありヒロイン。箱庭学園第98・99代生徒会長。1年13組の女子。誕生日10月2日
多方面に際立った才能の持ち主で容姿端麗・文武両道、身体能力にも優れ、家は世界経済を担う大金持ちと全てにおいて恵まれている。「見知らぬ他人のために生まれてきた」を信条に、学園に設置した目安箱で誰からの相談でも24時間365日受け付ける。目的解決に必要とみなせば自らが傷を負うことを厭わないが、必ずしも自己犠牲主義ではなく、状況によっては自分が一番目立たないと気が済まない子供染みた部分もある。なお、不知火半袖に対してのみは苦手意識があるのか、嫌悪感を隠そうとしない。
妙なところで一般常識に疎く、目的に対する方法・手段も極端。桁外れの能力値のせいで、大の動物好きでありながら、本能的に動物に避けられてしまうスキル「動物避け」を抱えている。空中戦最強[5]。箱庭学園制圧力ランキング第2位[6]
昔から傍にいる善吉に多大な好意と信頼を寄せており、不知火以外なら彼が誰に懐こうと構わないと公言するなど、恋愛関係すら越えた親しい仲となって現在に至る。幼少時に世話になった善吉の母・瞳には唯一頭が上がらない。
露出狂の気があり、胸元を大きく開いた生徒会専用制服を好んで着用する。他人の前で着替えることや肌を露出することに抵抗がない(むしろ見られることが好き)。
彼女のスキルは異常性「完成(ジ エンド)」。他人のスキルを本来の持ち主より使いこなし完成された状態で体現・会得できる。実際にそのスキルを直接観察しなくても、スキルの情報を聞き、推理と仮説を立てることでそのスキルを体現することができる。問答無用で相手の上を行く能力ではあるが、宗像のスキルである異常性「殺人衝動」や-十三組の過負荷に対してはより悪化した才能を負ってしまうだけであり、また日之影のスキルである異常性「知られざる英雄」は「認識できない」という性質上体得できない。後にめだか自身の成長に伴って、過負荷も自由に体現できるようになった。
安心院曰く「勝者であることを決め付けられた主人公体質の人間であり、スポーツやゲームなどの娯楽を除けばめだかに勝てる者はこの世にはいない」とのこと。また、仲間よりも敵に興味と好意を示す性質が安心院から指摘されており、実際にオリエンテーリングの際に善吉との関係性に大きな変化がもたらされたことでそれが実証された。さらに、他者とかけ離れた絶対的な強さゆえに、鶴喰からは「本当は仲間を持たずに一人でいることを好んでいる」とみなされている。
黒神めだかの真骨頂(善吉談)
その1「上から目線性善説
他人のいかなる悪行も環境などの外因でやむなく行っているとみなし、実力行使で更生させようとする。
その2「ツンデレ」
普段は古風かつ男まさりな口調だが、デレると一転して乙女じみた口調になる。
その3「行き過ぎ愛情表現」
全人類を自分の家族だと思っており、その愛情表現でキスをする。小学校に入るまでは見境無しにキスをしていたが善吉にやめさせられ、最近では滅多に見られない。また、この愛情の一端として敵とさえ好み、相手方からの接触を歓迎することもある。
その4「乱神モード」
激昂した時になる、怒りに任せ暴力に訴える暴走状態。髪の色が白くなり身体能力が劇的に強化され、気休め程度だが怪我の治りも早くなる。
改神モード
王土の異常性「人心支配」を用い暴走状態でしかなかった乱神モードを昇華し、自分の支配下に置いたモード。改神モードはいわば「観察」の極地であり、初見の能力・技に対しては「反応」や「反射」よりも先に「観察」することを優先してしまうという弱点がある。命名は名瀬。
廃神モード
凶化合宿を経て習得した過負荷対策のモード。球磨川の「却本作り」のマイナーチェンジ版のようなもので、相手より弱くなることで実力やスキルの差を考慮することなく、手加減抜きの全力で戦えるモード。本来は弱い人たちの心を理解するために自ら弱くなるというモードだが、めだかは戦いに転用している。命名は安心院。
混神モード
改神モードと廃神モードが混ざり、強さと弱さを合わせ持つモード。
黒神ファントム
不規則な垂直跳びで相手の意識をずらし、亜音速で移動する技。攻撃にも転用できるが、使用後は衝撃波(ソニックブーム)により多大なダメージを負ってしまう。善吉は真骨頂にカウントしていない。
黒神ファントム ちゃんとした版
日之影の「光化静翔」を観察して会得した、欠点の衝撃波によるダメージを克服した黒神ファントム。1日3回しか使用できない。
人吉 善吉(ひとよし ぜんきち)
声 - 小野友樹
生徒会庶務。1年1組の男子。
めだかとは2歳の頃からの幼馴染。昔からめだかの正しさを信じ多大な好意と信頼を寄せており、めだかと常に一緒にいる生活をすごしてきた。これは、善吉がいるが故にめだかは「一人でいる」状況が成立し得なかったことを示す。箱庭学園に入学してからは当初は生徒会入りに乗り気ではなかったが、目安箱の初の案件解決の過程で考えが変わったことで庶務の役職に任命される。斜に構えた態度も多いが、根は真面目で努力家。仲間の手助けに感涙したり、自己の役割を果たした際には誇らしげであったりと情緒豊かな一方、危機に直面した時には感情だけで行動せず、多面的に状況を分析する冷静さも持ち合わせている。また周囲には理解しがたい着こなしを好む、「デビル」や「サタン」を強調する意で使うなどセンスはやや奇抜。全ての人間を問答無用に幸せにしたいと思っているめだかとは違い、幸せになりたいと自ら望む人間を助けるべく、努力を重ねている。
学園においては善吉は「天才のめだかに纏わりついている場違いの凡人」のような認識をされており、善吉本人は他人から生徒会長の犬と蔑まれてもよいという覚悟で生徒会の庶務をこなしている。めだかの「正しさ」だけでは解決できない心理的なしこりやわだかまりが世の中にはあることを強く理解しており、めだかには内緒で自分が独断で汚れ役になることで、どこまでも性善説を貫く彼女が他者の悪意を買わないように守ろうとしている。世の中は「正しさ」だけでは割り切れないことを理解している善吉の考え方は、一部の人々からはめだかよりも高い支持を得ている。また、めだかが嫌悪感を隠そうとしない不知火半袖とは親友のような付き合いをしており、めだかから何を言われようともそれを変えようとはしないことからも、善吉はめだかに無条件に従う人間ではないことが伺える。
拒絶の扉を通るためのパスワードが善吉の誕生日だったことや、本来めだかの役割だった「殺人衝動を抱える宗像と友達になる」イベントを完遂したことで、普通(ノーマル)の皮をかぶった異常者(アブノーマル)ではないかと理事長に疑われている。相手の異常性をも受け入れる懐の広さゆえにアウトローに好かれやすく、それは周りと一緒に不幸になろうとする-十三組に対しても例外ではない。名瀬、宗像からは「めだかの近くにいながら変わらなかった人間」と評される。また師匠となった名瀬は善吉を時々「人吉」ではなく「善ちゃん」と呼ぶことがあり、妹よりも善吉のほうを好んでいる様子を見せる。
フランスの格闘技であるサバットを基本に蹴り技・足技に特に優れており、戦闘能力は異常者にも劣らない。さらに自身を向上させるために日夜身体を鍛えるだけでなく、あらゆる危機的状況を想定した対銃火器策にも秀でている。
生徒会戦挙では庶務戦に出場。球磨川の降参で勝利を収めるが、直後の私闘で視力を喪失する。その際の臨死体験で出会った安心院からスキル「欲視力(パラサイトシーイング)」を貸し与えられ、視力回復と同時に他人の視界を自由に覗けるようになった。しかし本人は能力を得たことをあまりよくは思っておらず、「頑張り甲斐のない人生になってしまった」と言っている。
後に安心院の策略によりめだかからの興味を失い、それとタイミングを合わせた安心院からの誘いにより、「めだかの隣にいるため」にめだかとの敵対を決意する。
普通(ノーマル)のため固有のスキルは本来は持っていないのであるが、めだかへの敵対宣言の後、不知火半纏の「スキルを作るスキル」によって善吉固有の新スキルが作成され、植えつけられた。名称は「愚行権(デビルスタイル)」。詳細は不明だが、スキルの効果は善吉本人がデザインしている。効果を説明した際、安心院にさえ「頭悪いんじゃないか」と言われれ呆れられた程。
阿久根 高貴(あくね こうき)
声 - 浪川大輔
生徒会書記。2年11組の男子。元柔道部所属で柔道二段。「柔道界のプリンス」と呼ばれる穏やかな物腰の美男子。
中学時代から同校生だっためだかに崇拝ともいうべきレベルで好意を寄せている。学習能力が高く「人間にできることならなんでもできる」というほどに優秀な人物だが、それゆえ自己の欲や意思に欠け自己の尊敬する人物に依存しがちという欠点を持つ。しかしオリエンテーリングの最中に自分に崇拝的な好意を寄せる鰐塚を見たことで、人を盲信することの危うさを自覚した。めだかの傍らにいる善吉を当初はやっかみながらも、彼がめだかの傍にいるために積み重ねてきた努力自体は認めていた。十三組の十三人編からは互いに相手が嫌いであるような描写はなくなっている。球磨川副会長任命前は一番の年上としてサポートしようという性格も見せた。
中学時代は「破壊臣」と呼ばれた札付きの不良であり、中学時代は生徒会庶務として、当時生徒会長の球磨川に従い破壊活動を行なっていた。その一環としてめだかを破壊対象に据えた際、彼女が全く堪えなかったことで立場がなくなり、当時不良だった善吉を中心とする反阿久根派の生徒達による報復にあう。その窮地をめだかに救われたことで改心した。名瀬曰く、めだかにもっとも変えられた人間。
戦闘能力はきわめて高く、条件さえ整えば喜界島の肺活量・善吉の脚力にも匹敵し得る動作が可能。相手を壊す心配がないことから柔道の寝技を好むが、柔道部部長である猫美の影響でちゃっかり禁じ手の技も修得しており、状況によって破壊と非破壊を使いこなす。関節技最強[5]
柔道部から生徒会へ移籍する際に、字が綺麗であることを見込まれて書記となる。ちなみに制服を着用する際には、会長職であるめだかを見習って、ネクタイを着けず胸元の襟を大きく開けたスタイルをとっている。
喜界島 もがな(きかいじま もがな)
声 - 茅野愛衣
生徒会会計。1年11組の女子。競泳部のエース。簿記一級を所持。ポニーテール眼鏡っ子。
困窮した生活の果てに父は蒸発し、母は身体を壊すという不遇な過去を持つ。学園の部費争奪イベントでは金銭に対する思い入れの強さから生徒会と敵対したが、めだかの上から目線性善説行き過ぎ愛情表現、屋久島・種子島の気遣いを受け、金銭こそ至上とする主義を改めた。後日めだかから生徒会業務への助力を求められ、競泳部内の勧めもあり日給320円で生徒会の会計職に就任する。めだかとの交流の中で異常性を抜きにした彼女の本質をいち早く見抜くなど、思慮深く友達思いな性格をしている。率先して場を仕切ることはなく一見クールな印象だが、基本的に自己の主張は譲らず、過度に緊張した時には我を失って突飛な行動に出ることもままある。若干人見知り。会話中の一部の言葉がひらがなと長音符号で表記されることがある。
保守的な性質があり、善吉がめだかとあえて敵対することを宣言した時は、現状の生徒会の人間関係が変化することを嫌った。その思いが球磨川を動かすことになり、ありとあらゆる変化を台無しにする第三勢力「裸エプロン同盟」の結成につながることになる。
競泳着を着ないと力が入らない性質で、校内での活動中にも生徒会専用制服の下にこっそり水着を着用している。水中での運動能力はめだかをも凌駕し、その肺活量は常人の比ではない。その応用として共振作用を起こすほどの高音域の大声(=ハイパーソプラノ)、物理攻撃としてのエネルギーをもった声(=声帯砲)を発することが出来る。水中戦最強[5]。箱庭学園制圧力ランキング第3位[6]
球磨川 禊(くまがわ みそぎ)
生徒会副会長。詳しくは下記「#-十三組(マイナスじゅうさんくみ)」を参照。

[編集] 委員会連合

[編集] 風紀委員会

雲仙 冥利(うんぜん みょうり)
2年13組の男子。風紀委員長。10歳。通称「モンスターチャイルド」。元「十三組の十三人」。
弱冠9歳で箱庭学園に飛び級入学を果たした秀才。人の上に法を置いており、めだかの「上から目線性善説」と正反対の思想「見下し性悪説」に従い、相手に一切の事情や弁解を許さず徹底した「血の粛清」を加える。己の正義を行使するためには手段を選ばない。
めだかとの対決後には負傷を理由に「十三組の十三人」を離脱し、かねてから懐疑的だったフラスコ計画を危ぶむ生徒会に助力する。その後は、入院していた病院を抜け出してまで生徒会戦挙を観戦するなど、先輩として後輩を気にかける言動を表に出すようになった。
異常者の中では珍しい万能型。年齢による体力・体格の差を補うため、フラスコ計画の参加報酬として理事会から受け取った多数の武具を駆使して戦う。箱庭学園制圧力ランキング第5位[6]
対人兵器「超躍弾(スーパーボール)」
武器になるよう改造が施されたスーパーボール。1個あたり定価120万円。
炸裂弾「灰かぶり(シンデレラ)」
老朽化した壁なら一つで破壊できるほどの威力を持つ火薬玉。
風紀委員会特服「白虎(スノーホワイト)」
耐圧繊維で縫製された防護服。重くて動きづらいのが難点。定価8750万円。
鋼毛玉(ストリングボール)「アリアドネ」
白虎を縫製しているものと同じ糸で、1本で5tの重量を吊り上げられる。一度使ったら巻き取れず、二度と使えない最後の切り札。
呼子 笛(よぶこ ふえ)
2年10組の女子。風紀副委員長。
鉄製の鎖を使って、生徒を縛り首にする戦法を取る。「雲仙冥利を愛でる会」会員で、行動原理は学園風紀より冥利への忠誠心、個人的な思慕によるところが大きい。
鬼瀬 針音(おにがせ はりがね)
1年3組の女子。冥利自らがスカウトした風紀委員で、風紀委員会第三部隊隊長。ツインテールの眼鏡っ子。別名「手錠メリケンの鬼瀬」。
鉄拳制裁を信条にプライドをもって委員会業務をこなす反面、八つ当たりでの校内器物損壊、偽の投書で生徒会の服装を正そうとするなど本末転倒な行動も多い。状況によっては冥利を制するために嘘をつくこともあり、委員会それ自体を盲信するわけではなく、自分なりに納得して行動を起こすだけの思考力がある。何かと派手な行動の多い生徒会を快く思っていない。「雲仙冥利を愛でる会」会員。

[編集] 選挙管理委員会

大刀洗 斬子(たちあらい きるこ)
2年1組の女子。選挙管理委員長。通称「眠れる怠惰」。常に「はたらかない」と書かれたアイマスクで目を隠しており、語尾を伸ばす眠たげな喋り方が特徴だが、時には相手の思惑を全て見透かし笑顔で恫喝する剣呑な一面も。
ものぐさで1日に22時間眠る。常に布団に寝転がっており、動くときは布団ごと這って移動するなど、立ち上がった姿は誰も見たことが無い。箱庭学園史上もっとも働かない委員長ながら、13組生でもないのに理事会に登校義務を免除させたほど有能で、実際は10組 - 13組のどの特待クラスにも入れる才媛だが、わかりやすい成果を何も残していないため、普通科に所属している。
長者原 融通(ちょうじゃばる とけみち)
2年13組の男子。選挙管理副委員長。サングラスのように暗く透けて見える布で、視界を覆っている。
彼の異常性は「公平」。如何なる場合においても公平に物事を進行させ、判定に際して自らの死をも厭わない。常に礼儀正しく、厳格に選挙管理を務める傍ら、場面状況に合わせてルールを改定したり、選手同士の助言をある程度まで認めるなど、選挙を合理的に行うことを最優先とする。ルールを人より上に置くという点で気が合うため雲仙冥利と仲が良く、彼の唯一の男友達である。委員長とは性格が対極にあるが、意外と相性は良い。

[編集] 図書委員会

十二町 矢文(じゅうにちょう やぶみ)
2年10組の女子。図書委員長。通称「移動図書館」。一人称は「ぅ私」。
今まで読んだ本は一字残さず覚えており、会話の節々に小説の一節を引用する。読む本に困らないように常に本棚を持ち歩いている[7]。また暗記しているにもかかわらず常に本を手に持っているのは、本人いわく本の重さが好きだからとのこと。百町破魔矢とはいとこ同士。

[編集] 保健委員会

赤 青黄(あか あおき)
2年11組の女子。保健委員長。通称「レッド・エンゼル」。ナース服風の制服を着用し、右手の爪を異常な長さにまで伸ばしている。
その正体は7億人の悪平等(ぼく)の一人。幼稚園児の頃に安心院から病気を操るスキル「五本の病爪(ファイブフォーカス)」を借り受けており、そのスキルで箱庭学園で死人が出ないよう調整する使命を任命されている。箱庭学園の運動部の生徒は少なからずこのスキルの世話になっているため、生徒からは「赤衣の天使」と呼ばれている。
性格は冷淡。また、オリエンテーリングでは自らの関門「完全神経衰弱(パーフェクトメランコリィ)」を有利に進めるため、対戦相手に対して挑発的な態度を取り、特に無能力者に対しては非常に高圧的になる。しかし、なぜか阿久根は彼女の事を「関門を素通りさせてくれるかもしれないくらい優しい性格」と認識している。また、関門の後に同じ悪平等である体験入学の選別者たちに忠告めいた発言をしており、全く非情な人物ではない様子。

[編集] 食育委員会

飯塚 食人(いいづか くろうど)
2年12組の男子。食育委員長で、学園唯一の「ダブル委員長」の一人。通称「猟理人」。コックの服装をし、常に猟銃を携えている。米良からはロードと呼ばれている。
大食いで鍛えた驚異的な腹式呼吸により、喜界島に匹敵する大声を出すことができる。口癖は「こいつは一杯食わされたよ」。 モットーは「何を言おうと結局食べるのだろう?」と「最良の食材を旬のタイミングで提供すること」。米良とは互いのモットーが真っ向から対立しているため、普段の仲はあまりよくないらしい。
米良 孤呑(めら このみ)
2年12組の女子。同じく「ダブル委員長」の一人。通称「超理師」。エプロン姿に身の丈ほどのパン切りを携えている。飯塚からはメラリーと呼ばれている。
イタリアからの帰国子女で、中学時代はイタリアで料理人として修行を積んでいた。口癖は「〜〜する私ではない」。モットーは「生きることは食べること」で「食べることは殺すこと」。食人の口癖のせいで食傷気味。

[編集] 飼育委員会

上無津呂 杖(かみむつろ つえ)
2年11組の女子。飼育委員長にして空手道部の部長。通称「野生児」。空手の胴着を着用し、猫耳が生えたような髪型をしている。腹話術で動物で話すことができ、動物と話すこともできる。
喧嘩友達であるめだかと殴り合って倒れなかった(「負けなかった」わけではない。ちなみに最初の喧嘩の理由は「犬派か猫派か」)唯一の人物であり、学園でも10本の指に入る身体強度の持ち主。また、柔道家である鍋島とは性格が正反対であるにもかかわらず仲が良いらしい。

[編集] 美化委員会

廻栖野 うずめ(めぐすの うずめ)
2年10組の女子。美化委員長。通称「魔女」。魔女のような格好にカボチャの仮面で顔を隠している。普段はコスプレが好きな普通の女子高生。箱庭学園のファッションリーダーとも呼ばれている。

[編集] 十三組の十三人

高千穂 仕種(たかちほ しぐさ)
3年13組の男子。験体名「棘毛布(ハードラッピング)」。コーンロウのヘアスタイルに筋肉質で長身、色黒。「十三組の十三人」最強の男で、打撃系最強[5]
他人との触れ合いを求める求愛者であり、自身より強い相手を作り出せる可能性に賭けてフラスコ計画に参加。戦闘科学を研究の専門とする科学者である傍ら、キックボクシングを基本スタイルに据える格闘家。
彼のスキルは異常性「反射神経(オートパイロット)」。過剰なまでの反射神経で物理攻撃からの回避行動のみならず反撃・奪取までを自動に行い、「十三組の十三人」内にも触れられる者はいない。過去に遭遇した交通事故で家族を亡くし、自身一人だけがこの能力で生還したことで異常性を自覚した。
宗像 形(むなかた けい)
3年13組の男子。験体名「枯れた樹海(ラストカーペット)」。後ろ髪をひとくくりに結い、日本刀を腰に帯びた物静かな人物。鰐塚処理こと宗像恋の実兄。
彼のスキルは異常性「殺人衝動」。他人を見れば殺すことしか考えられず、ありふれた全ての現象が殺人に通じるという思考の持ち主。5歳の時に殺人に目覚めて以降、殺人を繰り返した末に国際指名手配を受け、現在はフラスコ計画への参加を条件に学園に匿われている、とされる。
しかし、実際には前述の経歴は詐称だった。無意識に起こる殺人衝動こそ本物だが、あえて殺人者を名乗って殺意を表明し、出会い頭に凶器をひけらかし他人を遠ざけるという努力の結果、実際に殺人を犯したことは一度もない。胸中ではそんな孤独な生き方を嫌い、異常者同士なら共感しあえるのではないかと考え、フラスコ計画に参加。「殺したいほど大好きな人間を殺さずに済む」と語るように、本人にとって殺意と好意は限りなく比例するものである。その本心を看破した善吉の友人となり、先輩として力になりたいと考えている。
現役時代の黒神真黒に訓練された暗器使いであり、制服内に刀剣や銃火器、手榴弾などおびただしい数の凶器を隠し持ち、瞬時に捌き切る。ただし武器の長所を生かす扱い方に手慣れているわけではなく、単なる腕に限れば素人並。また、「殺す技術」に長けていることから同時に「殺さない技術」「殺されない技術」にも長けている。
古賀 いたみ(こが いたみ)
2年13組の女子。験体名「骨折り指切り(ベストペイン)」。
天真爛漫な言動や露出度の高い見かけにはよらず、高千穂と並んで「十三組の十三人」最強の女と称される戦闘派。十三人の中では唯一生まれついての異常者ではないため、フラスコ計画そのものへの執着心が強い。
彼女のスキルは異常性「異常への執着」と名瀬の改造による「異常駆動・回復力」。体格・能力・境遇、全てにおいて普通に育ち、世界には普通のことしか起こらず、自分も普通のことしかできないと悟っていた中学時代に名瀬と出会い、「異常であることに憧れる」という狂気じみた異常性が目覚めた。名瀬に自分を実験動物として役立てて欲しいと懇望し、改造手術を経て改造人間になった。並み外れた腕力・脚力、さらには複雑骨折も十秒程度で完治する驚異的な回復力を誇る。しかしその代償として非常に身体的に疲れやすく、エネルギー切れを抑えるためのアラートとして痛覚が強化されている。地上戦最強だが、本人は空中戦の方が好き[5]
王土の「理不尽な重税」により異常駆動・回復力を奪われたことで、現在は真黒とくじらの手を借りて修復中の身。フラスコ計画を凍結させられた事を少々根に持ってはいるものの、「十三組の十三人」解散以降は、名瀬とともに比較的生徒会に協力的な言動を見せている。
名瀬 夭歌(なぜ ようか) / 黒神 くじら(くろかみ くじら)
2年13組の女子。験体名「黒い包帯(ブラックホワイト)」。
包帯で覆面した上から短剣を刺し、タイツでほとんど素肌を隠している。バイオテクノロジーの世界的権威で現フラスコ計画統括者。一人称は「俺」。めだかと同レベルの巨乳ながらノーブラで、常に腕組みで胸を支えている。
正体はめだかの姉であり真黒の妹である黒神グループ第二子「黒神くじら」。「素晴らしいものは地獄からしか生まれない」を信条にあらゆる幸福を否定して学業に没頭する中、ついには恵まれた環境である黒神家と自身を愛する兄妹の存在さえ許せず、11歳の誕生日に家出した後で出自に関する記憶を自ら消した。女子中学校在籍中には自らが苛められるようになる環境を作り出し、目を覆うような迫害を受けている中で古賀いたみと出会う。運動能力は低いが人体観察のために特別体育科の十一組に在籍、後に十三組に移籍して「十三組の十三人」に入る。
唯一無二の親友である古賀いたみを何よりも大切にしており、彼女が危機に陥った際はポリシーを捨てることもためらわない。場当たり的・攻撃的な側面も持つものの、不幸願望はあくまで向上のための手段に過ぎず、根は面倒見がよい。一度目的が定まれば、どんな逆境にも屈しない精神力を見せる。
彼女が有するスキルは異常性「禁欲さ(ストイック)」・「改造」と過負荷「凍る火柱(アイスファイア)」。彼女が勉学に関して超人的な努力ができたのは、この異常性による徹底した禁欲思想が背景にあり、彼女の禁欲思想は不幸願望にそのままつながっている。理科生物学の分野においてはめだかをも上回り、特に人体改造に長けている。「凍る火柱」は自身の体温を操る能力で、体温を下げて空気中の水蒸気を凍らせることで氷を作り出したり、体温を上げて炎を生み出したりすることが出来る。
生徒会戦挙では庶務戦にのぞむ善吉のトレーナーを強引に務め、自身は書記戦に代理として出場。自らの肉体を改造して発現させた過負荷「凍る火柱 」で勝利を収めるが、それが球磨川の策の中にあることに気付いた古賀の発言を受け、勝利を放棄した。
行橋 未造(ゆくはし みぞう)
3年13組。験体名「狭き門(ラビットラビリンス)」。女性に変身出来る、あるいは女性(もがな)が行橋を誘惑したとその時々で正反対に描写されることから性別は不詳。
男子制服の上に厚着をして仮面を被り、荷を担いでいる小柄な人物。一人称は「ボク」で陽気な口調で話す。王土の底知れない人間性に惹かれたことを理由に語り部を自称して付き従っており、「十三組の十三人」の一員ながらフラスコ計画自体には興味が無い。異常性ではない特技として、骨格を組み変えて他者に変身できる。
彼(彼女)のスキルは異常性「受信感度」。脳髄・神経の活動時に流れる電気信号の体外に漏れ出た電磁波を皮膚で受信することで人の心(思考)を読むことが可能。皮膚感覚に集中するために、あえて仮面で視界を狭めている。弱点は感度が良すぎるため、受信する情報を取捨選択することは出来ないこと。ゆえに、あらゆる電子機器の電磁波、「痛い」「眠い」など負の情報も本人の意思と関係なく受信してしまう(ただし王土の傍では、発信の影響からこの異常性は機能しない)。上記の理由、また戦闘能力がさほど高くないことで、攻撃は必要最低限にしか行わない。
都城 王土(みやこのじょう おうど)
3年13組の男子。験体名「創帝(クリエイト)」。
生まれながらにして王者の気質を持つエゴイストであり、他人は自分の役に立つために生まれてきたと信じて疑わない非情で傲慢な性格。その冷酷さは時に仲間にすら向けられるが、計画のもう一つの要となる行橋には常に気を許して自由に行動させる。めだかを見初めて一方的に妻になるよう命じるなど尊大ではあるが、一般的な視点から物事を計り、妥協・交渉するだけの余裕も持つ。
その計り知れない資質は過去に研究上コンビを組んでいた真黒の解析能力を以てしても全容が知れず、自身も常に自分の限界を超え続けるとすら語る。身体能力にも優れ、足指の握力と腹筋操作で重力に反した垂直なベクトルに直立・歩行が可能。フラスコ計画の要となる存在とされ、計画が完遂した暁には王道楽土の楽園を築き、報酬として成功例の生徒4人を四天王として配下に置こうと企てる。
彼のスキルは異常性「人心支配」。手指から電磁波を発することで対象の駆動系に干渉し、電磁波を感知出来るものであれば金属、電子機器、人間であれ意のままに動かして操ることが出来る。かつては生来より自覚する「支配」の異常性を世のために役立てることを望んだが、理想を叶えられないまま今に至る。箱庭学園制圧力ランキング第1位[6]
都城王土の真骨頂(行橋談)
その1「言葉の重み」
電磁波による干渉で相手の身体を意のままに操る(「平伏せ」、「跪け」などの一語の動詞を多用する)。このスキルがあるため、満場一致で箱庭学園制圧力ランキング第1位[6]
その2「理不尽な重税」
対象者の心臓に素手で直接電磁波を送り、相互干渉によって対象者から異常性の電気信号の周波数を強制的に取り立て、その異常性を自身の肉体で100%体現する。その際に対象は異常性を発揮する方法がわからなくなる。

[編集] 裏の六人

糸島 軍規(いとしま ぐんき)
3年13組の男子。験体名「死番虫(デスウォッチ)」。
裏の六人のリーダー格。仲間想いながら、押し付けがましい面もある。その能力は謎に包まれており、本人もよくわかっておらず、わかろうともしていない。
百町 破魔矢(ひゃくちょう はまや)
2年13組の男子。験体名「初恋(ラヴ)」。
眼鏡を掛け右目側の前髪だけを伸ばしており、弓を携えている。能力を現すまでもなく、雰囲気が醸す異常さだけでも軍規に並ぶ。自他共に認める「裏の六人」のNo.2。十二町矢文とはいとこ同士。
湯前 音眼(ゆのまえ おとめ)
2年13組の女子。験体名「宙ぶらりん(フリーワールド)」。
オーバーオール一枚を身に着けただけの露出度の高さに加え、戦闘中にも風船ガムを噛みながら棒読み調で話すなど全体的に覇気がなく、六人のことも設定上の仲間としか認識していない。身体への物理攻撃を、力の加わった箇所を液状にして背後まで貫通させることで無力化することができる。
筑前 優鳥(ちくぜん ゆとり)
3年13組の女子。験体名「髪々の黄昏(トリック オア トリートメント)」。
長髪で顔の半分以上が隠れているため表情は窺えず、言葉少なで不気味な雰囲気を漂わせている。他人や自らの頭髪を伸縮させ自在に操ることが出来る。
鶴御崎 山海(つるみさき やまみ)
2年13組の男子。験体名「占領役者(スターマスター)」。
スーツ姿で表情に乏しい人物。普通(ノーマル)を「カス」と蔑む。体の半分が機械でできているサイボーグであり、改造人間の古賀を一方的にライバル視している。サイボーグとしての能力で、手から高熱を発し鉄球などを熔かすことが可能。
上峰 書子(かみみね しょこ)
3年13組の女子。験体名「食虫食物(デンタルシューズ)」。
三つ編みで眼鏡をかけており、普通(ノーマル)を「ゴミ」と形容する。食べたものを分析することができ、食べ物以外のものを食べることもできる。抱えている本には分析結果が記録されている。

[編集] -十三組

球磨川 禊(くまがわ みそぎ)
3年-13組の男子。水槽学園からの転校生で-十三組の筆頭格。通称「負完全」。台詞に『』(二重鍵括弧)がついた「括弧付けた」口調で話す。
めだか達と同じ箱舟中学校の出身。当時支持率0%で生徒会長に当選、数ヵ月後にリコールという経歴をたどる間、自らにとって邪魔なものは高貴に命じて破壊させていた。幼少時から退廃的思想・破滅願望を抱き、転校する先々の学校を潰した末に箱庭学園に転入、十三組生を中心としたエリートを抹殺することを宣言する。常に屈託のない調子で喋り、嘘とも本心ともつかない挑発や他者を簡単に踏みにじり絶望に追いやる言動が特徴。自分はどうしようもなく弱者であると位置づけており、相手に勝つのではなく、相手との勝負そのものを台無しにして勝敗も善悪もない交ぜにするような策を好む。弱者の気持ちを知り抜いていることから、他者から虐げられていたり無力感に苛まれていたりするような人々の心に取り入るのが上手く、一筋縄ではいかない過負荷の集団である-13組でもリーダー的立場につけている。めだかに影響されなかった最初の男であるが、彼女への敵意や妨害行動は好意からくるものでもあり、敵視すると同時に恋心の対象だったことを独白で明かした。
彼のスキルは過負荷「大嘘憑き」と過負荷「却本作り」。 これらの過負荷と巨大なネジを武器として扱い、心身ともに相手を"螺子"伏せる戦闘スタイルを特徴とする。弱さという弱さを知り尽くしているため、相手の肉体・精神的弱点を探る事を得意とし、過負荷に頼らずとも相手を翻弄するほどの戦闘センスを持つ。 箱庭学園制圧力ランキング第4位[6]
生徒会戦挙では庶務戦、会計戦(サブプレイヤー)、会長戦(不知火半袖の代理)に出場。会計戦後、江迎の改心で崩れかけた心の建て直しと「却本作り」奪還のため、夢の中の安心院を訪ね、括弧を付けない本心を訴える。会長戦では返却された「却本作り」をめだかに喰らわせるも、今まで通りに対等に戦おうとするめだかの姿勢、背負うものの違いを見せつけられ完敗。「ちゃんと負けること」が出来た。 その後はめだかの推薦により、仲間として、そして生徒会長への対抗勢力として生徒会執行部副会長に就任する。
生徒会執行部主催の次世代育成プログラムである体験入学のオリエンテーリングでの優勝賞品に、学園の女子生徒全員の制服を裸エプロンに変更することを要求したため、体験入学の選別者たちから「裸エプロン先輩」と呼ばれることになった。
善吉がめだかと敵対することを宣言した後は、変化を嫌うもがなの思いに応える形で、善吉の決意を踏みにじってでも対立構造そのものを台無しにするための第三勢力「裸エプロン同盟」を結成した。
決め台詞は「また勝てなかった。」「僕は悪くない」。
大嘘憑き(オールフィクション)
現実(すべて)を虚構(なかったこと)にするスキル。傷を負った現実そのものを「なかったこと」にして傷を負う以前の状態に戻したり、自分や他者の死、視力などの五感さえも「なかったこと」にできる(因果律に関与するスキルのため、自身の死に対しては自動で能力が発動し、死にたくても死ねない状態)。安心院から借りた能力「手のひら孵しハンドレットガントレット)」を独自に改造して生まれた過負荷であり、手に入れて間もない能力であるために細かなコントロールは効かず、一度「なかったこと」にした事柄をさらに「なかったこと」にする事にもできない上、過負荷や異常などのスキルを完全になかったことにはできない。生徒会戦挙会計戦後「却本作り」と引き換えに安心院に一度返却されたが、球磨川が「手のひら孵し」を改造するために使ったパーツは球磨川の心の中に残っており、宗像との戦闘中にそれらを寄せ集め、それらしいスキルを「でっち上げる」ことで再び使えるようになった。ベースの「手のひら孵し」を失っているために昔ほどの脅威はないとされるが、それでも自身の死を「なかったこと」にすることが可能。
却本作り(ブックメーカー)
球磨川が生まれ持つ本来の過負荷。強さ(プラス)を弱さ(マイナス)にする効果を持ち、-螺子で貫いた相手の肉体・精神・技術・頭脳・才能の全てのレベルを球磨川と同じ弱さにまで引き下げる。あくまで心を折る過負荷であるため、-螺子で貫かれても肉体へのダメージは無いが、髪が白くなる。全能の安心院に唯一効果がある過負荷とされており、3年前に彼女をこの能力と大嘘憑きで封印している。
能力の性質上、球磨川が幸せになればなるほど封印は弱まる。
不知火 半袖(しらぬい はんそで)
声 - 加藤英美里
1年1組から、自らの意思で1年-13組に移籍した女子。箱庭学園理事長不知火袴の孫。口癖は「あひゃあひゃ」。
小柄な見た目に似合わぬ健啖家。底抜けに明るい振る舞いと幼い容姿から無邪気に見られがちだが、生徒の個人情報やフラスコ計画の裏事情にも精通しており、時にはそれらを利用して周囲を振り回すなど小悪魔的な一面も持ち合わせている。めだかや善吉の過去に詳しく、善吉と行動を共にする場面が多々あるが、基本的にただ見ているだけで何もせず、危なくなったら一人だけ逃げるなど本人曰く「都合のいい時だけ友達」。
めだかが「嫌い」だと公言する数少ない人物。半袖はめだかを「お嬢様」と呼んで飄々とした態度で慇懃無礼に接しており、めだかに対してどういう感情を持っているかは明かそうとしない
彼女のスキルは過負荷「正喰者(リアルイーター)」。詳細不明。不知火曰くひどく使い勝手が悪いらしい。
生徒会戦挙では会長戦に出場する予定だったが、めだかと球磨川を戦わせるために選挙管理委員長の大刀洗を1か月以上かけて口説き落とし選挙の全権を掌握、球磨川を代理で出場させる。
江迎 怒江(えむかえ むかえ)
1年-13組の女子。城砦女学院からの転校生。頭と腰のそれぞれ後ろにしている大きな赤い(やや薔薇色に近い)リボンがトレードマーク。
初対面で偶然鉢合わせた善吉に親切にされたことをきっかけに、善吉に盲執的な好意を抱く。善吉との相思相愛を疑わずに狂気的な恋慕と執着心を見せる一方で、自らの過負荷を問題にしない球磨川への依存心も強い。幼少期より過負荷のために触れた生物が腐って死んでしまう事に心を痛めており、人吉瞳の診察を受けた時には「自分は死んだ方が良いのではないか」と口にするところまで追いつめられていた。その後、成長に伴い過負荷の能力が増大していった模様。過負荷の中では唯一「幸せになりたい」と思っている。
彼女のスキルは過負荷「荒廃した腐花(ラフラフレシア)」。手に触れた物を生物・無生物・気体問わず全て腐らせてしまう。「自分は愛されてはいけない罪深い存在だ」という罪業妄想から生じた能力である。能力のオン・オフは出来ないが強弱をつけることは出来る上、土を腐らせて腐葉土を作り植物を操るなど、様々な応用が可能。生徒会戦挙書記戦を見たことで、直接触れなくとも周囲のものを腐らせることができるまでにマイナス成長する。
生徒会戦挙では会計戦に出場。球磨川のアドバイスにより習得した「荒廃した腐花 狂い咲きバージョン 」を駆使して引き分けを目論むが、善吉の決死の説得により改心。時間制限におけるペナルティから善吉と球磨川を守るため、外した二人の爆弾を自身の体で抑え込み重傷を負う。その際、球磨川の能力で自分の過負荷を「なかったこと」にされたが、能力は制御可能な状態で残り、オン・オフの調整ができるようになった。
蝶ヶ崎 蛾々丸(ちょうがさき ががまる)
2年-13組の男子。モノクルを掛け、執事服を着用した紳士風の風貌。
穏やかで落ち着いた言動の陰には、凶暴で高圧的な本性が隠れている。幼少時から、不幸をすべて周りに押し付けてしまえば誰よりも幸福になれると信じて過負荷を使い続けた結果、次第に精神の拠り所を失い、果ては極度の被害妄想を抱くようになる。6歳の時に、異常者の管理・研究に特化していた「箱庭総合病院」を志布志と共に廃墟にしている。
彼のスキルは過負荷「不慮の事故(エンカウンター)」。自分が受けたダメージを自分以外のものに押し付けるスキル。肉体的ダメージのみならず、トラウマやストレスなどの心理的なダメージまでも他人に押し付けられることができる。彼が過負荷で唯一理性的でいられるのは、この能力でトラウマやストレスといった精神的ダメージをも他人に押し付けていたためで、これらから真黒からは、球磨川以上の危険人物と認識されている。なお、能力的制約ではなく本人の主義で、受けたダメージをダメージの原因である相手に直接返すことはあまり行わない。
生徒会戦挙では副会長戦に出場。日之影を追い詰めるものの、地面に落ちた方が負けというルールの前に敗北する。
志布志 飛沫(しぶし しぶき)
1年-13組の女子。胸元を露出し、スカートに大きくスリットの入ったセーラー服を着ている。言葉より先に手が出る性分で、肉弾戦を好む。
幼少時より血を見る事を好むあまり自傷行為を繰り返しており、それを気味悪がった両親から虐待を受けて育つ。幼稚園入園時に少年野球団に参加し、そこで初めて自らの過負荷を自覚。「他人の不幸を喜べる人間になること」を目標に努力を重ね、今に至る。5歳の時に「箱庭総合病院」を蝶ヶ崎と共に廃墟にした。
彼女のスキルは過負荷「致死武器(スカーデッド)」。古傷を開くスキルで、周囲の人間の怪我・疾患などの完治済みの古傷を強制的に生傷に変えて再発させることが出来る。虫歯や筋肉痛などの日常的な傷や、心の傷(トラウマ)にも効果を及ぼす。本来は生物にしか作用しないが、能力の箍を外すことでコントロール不能になる代わりに建物などの無生物にも作用する「憎武器(にくしぶき)バズーカー・デッド」を発動出来る。
生徒会戦挙では書記戦に出場するが、名瀬が自らを改造して発現させた過負荷の前に敗れる。しかし最終的にめだかの本意を汲んだ名瀬が勝利を放棄したことで、形式上志布志の勝利となった。

[編集] 悪平等

安心院 なじみ(あじむ なじみ)
箱庭学園創設者にしてフラスコ計画の立案者。7932兆1354億4152万3222個の異常性4925兆9165億2611万643個の過負荷、合わせて1京2858兆519億6763万3865個のスキルを持ち、平等なだけの人外を自称する。一人称は「僕」。
3年前にはめだかや球磨川と同じ箱舟中学校に在籍しており、球磨川が中学で生徒会長だった時の副会長。ただし、めだか・善吉・阿久根の3人は中学時代の彼女のことを記憶していない。自分の事を「安心院(あじむ)」と呼ぶ人間に対しては「僕のことは親しみを込めて安心院(あんしんいん)さんと呼びなさい」と促す。
「この世界がもしも『週刊少年ジャンプ』に連載されている漫画だったら」と仮定して物事を話すことが多く、彼女の台詞は非常にメタフィクションの要素が高い。現実を漫画に例える考え方はただの戯れではなく、この世界には勝つことが運命づけられている「主人公」が存在する、という思想こそがフラスコ計画の根底となっている。
球磨川が最後に恋した女性で、魅力的過ぎる人格と容姿を理由に彼に顔を剥がされており、その一件はめだかが乱神モードを発動するきっかけにもなっている。3年前に球磨川の「大嘘憑き」と「却本作り」によって封印(正確には球磨川レベルの過負荷にされていた)されてからは関係人物の夢の中にのみ現れ、生徒会戦挙でめだかが球磨川の心を救った後には、却本作りによる封印が弱まったのを契機に箱庭学園に転入した。球磨川が改心すればするほど、幸せになればなるほど彼女を縛る螺子は外れていく。
飄々とした態度の裏では「自分以外は平等にカス」と捉え、幸せも不幸も全て平等に無価値だという論理観「悪平等(ノットイコール)」を標榜する。次世代育成プログラムの参加者5名を含む7億人の悪平等(ぼく)を従え、圧倒的な力を持つものの、主人公体質のめだかには勝てないと考えており、直接戦わずして目的を達成すべく善吉を誑かし、フラスコ計画で善吉を「主人公」に仕立て上げめだかとの対立を企む。
1京分の1のスキル
欲視力(パラサイトシーイング)
他人の視界を見ることが出来るスキル。他人の見ている世界を見ることで、他人が何をどんな風に考えているのかも見ることが出来る。現在は善吉に貸し与えている。
手のひら孵し(ハンドレッド・ガントレット)
事象の卵細胞化、つまり因果を逆流させるスキル。球磨川の過負荷「大嘘憑き」の元となった。後に「却本作り」と引き換えにこのスキルのみが安心院に返却された。
口写し(リップサービス)
口移しでスキルの授受を行うスキル。
スキルを数えるスキル(名称不明)
自身の持つスキルを正確に数えるスキルで、1京個のスキルの中で安心院がもっとも重宝している[8]
腑罪証明(アリバイブロック)
好きな時に好きな場所にいることが出来るスキル。現実世界はもちろん天国・地獄・他人の夢の中でも自由に移動可能。安心院が好んで使うスキルの1つ。
死延足(デッドロック)
永遠に生きることが出来るスキル。
無効脛(ライフゼロ)
スキルを無効化するスキル。
手の舞足の踏むところを知らず(スタンディングオベーション)
詳細不明。善吉に貸出中の「欲視力」が自分に対して通じないよう工作した際に使用した。
身気楼(ミラージュプナイル)
相手の認識をいじって自分を任意の人間だと錯覚させるスキル。
五本の病爪(ファイブフォーカス)
爪で引っかいた相手の病気を操るスキル。操れる病気はただの風邪・貧血から癌・心臓病など様々。発病させるだけでなく病気を治すことも出来る。現在は赤青黄に貸し与えている。病を操るスキルであるが、治す分には切り傷・打撲・骨折なども応用で治すことができる。
口区間(ドア・トゥ・ドア)
キスした相手の意識を強制的に「夢の世界」へ送ることができるスキル。
不知火 半纏(しらぬい はんてん)
安心院と共に転校して悪平等のうちの一人。背中に≠の書かれた制服を着ており顔は常に見えない。安心院と行動を共にしている事が多いが、基本的に背を向けているだけで特に行動を起こすことはしない。安心院曰く「ただそこにいるだけの人外」。
彼のスキルは「スキルを作るスキル」。フラスコ計画の権化のようなスキルであり、テーマそのものが矛盾したり破綻していない限り、基本的にはどんなスキルでも無制限で作り出すことができる。安心院の1京のスキルの内、100個近くはこのスキルにより作られている。

[編集] 体験入学の選別者たち

生徒会執行部主催の次世代育成プログラムである体験入学に参加し、球磨川の「残酷な選別」に耐えた5人。安心院が送りこんだ「悪平等ぼく)」を構成する一部であり彼女の「端末」である。全員が異常性や過負荷を持たない普通(ノーマル)である。あだ名で呼びあうなどお互いに親しく、仲間思い。めだかは仲の良さを理由に五人の正体を看破した上で、彼女らを育てることで安心院なじみに勝つと誓っている。全員が安心院の端末であり末端ではあるが自我や個性、意思があり、「自由であること 悪平等である以前に自分であること」が安心院から与えられた使命である。それを体言するかのように、安心院が善吉を取り込んだ後は球磨川の「裸エプロン同盟」に参加して、めだか・安心院の双方の意図と異なる動きを示しつつある。

喜々津 嬉々(ききつ きき)
棺桶中学3年2組の女子。ゴーグルとヘッドホンを着用したボーイッシュな少女で、常に携帯ゲーム機を手放さない。あだ名はツッキーちゃん。
努力しなくても大抵のことは出来てしまい、砲丸投げ全国一位・中学生相撲大会優勝・ドイツ語検定満点・蝋細工コンクール最優秀賞・トレジャー新人漫画賞入選など、バラエティに富んだ経歴を持つが、特にやりたいことがあるわけではなく、難しそうな課題を突破したいだけのチャレンジ精神の持ち主。めだかの後継者になるという高難易度の課題に挑戦すべく、体験入学に参加した。
鰐塚 処理(わにづか しょり) / 宗像 恋(むなかた こい)
潜水艦中学2年5組の女子。左目に眼帯(本人曰く「ないとキャラがなくなる」ためだが、実際は失明した左目を隠すため)、胸にはサラシを巻いており、軍人口調で話す。あだ名はワニちゃん。本名は「宗像 恋」で宗像形の実の妹。
趣味は読書で、女子バレー部ではセッター担当。体験入学への志望動機は「自己の向上」だが、そのそつのない履歴書から阿久根は経歴詐称を疑う。本当の志望動機は、憧れていた破壊臣(阿久根)に会うため。S&WチーフスペシャルバレットM82ブローニングM2重機関銃などの銃器、近接戦闘においては軍隊式格闘術コンバット・サンボを使用する。
破壊臣時代の面影のない阿久根に挑発的な態度で接していたが、オリエンテーリングでの活躍を目の当たりにしたことで態度が軟化。同時に阿久根に頼りきりとなった弱さを指摘され、第八関門の阿久根との決闘を経て阿久根の弟子となった。小学生時代に破壊臣に救われたことを仄めかしている。
財部 依真(たからべ いま)
一枡女子中3年1組の女子。ベレー帽とメガネをしている。専門分野は拷問で、動けない相手をいたぶることを好む。あだ名はタカちゃん。
めだかのポリシーに強く感銘を受けたと建前を語る内心、自分以外の人間を軽蔑しており、他人も敵も味方も踏み台としか思っていない。人に感謝したり謝ったりして頭を下げるのが嫌い。彼女の台詞は「本音と建前の線引きはしている」という彼女の言葉の通り、隠したがっている素直な感情や、口汚い本音を一本線で打ち消す表現がされている。
他の体験入学者たちとともに球磨川を襲撃するが、球磨川の前に敗北し、勝ちを譲られる。その一件以降は球磨川を意識し始め、本の貸し借りをする仲となっている。
与次郎 次葉(よじろう つぎは)
缶詰中学3年D組の女子。髪を二つ結びにしている。あだ名はジロちゃん。明るく素直で、笑顔を絶やさない。
自分のことを魔法少女だと信じており、「与次郎とは人間界で使っている仮の名前で、本名はツギハギスタ・SS(ダブルエス)・ルビーサファイア5世。間近でマジカル☆ワンダーツギハでお馴染み。右肩に一般人には見えないパートナーである親友のダイヤンを乗せている。人間界を狙っている魔界の大帝王ワルゴールドに対抗するために天界で選ばれた戦士であるが、覚醒が遅かったため本来の力が発揮できず、修行のために体験入学を志望した。」という設定。いったんその設定の世界に入ってしまうと30分は戻ってこない。スタンガンを雷系魔法「サンダーボルト」、濃硫酸を水系魔法「ウォーターボトル」、鉄パイプを「アイアンステッキ」などと、日用品や劇薬を空想の武器や魔法に見立てて所持・使用する。
希望が丘 水晶(きぼうがおか すいしょう)
聖カーゴ女学院1年梅組の女子。あだ名はノゾミちゃん。丁寧な言葉使いで、会話の端々にフランス語が見受けられる。「機械的に」が口癖。
御船製作所で去年発明された自律式人型アンドロイド23番試作機「ホープ[9]」。高性能のセンサーと膨大なデータバンクを持ち、飛行能力も有する。試用運転として中学校に通っていたが、周囲の環境に馴染めずに悪戦苦闘していた時に体験入学の報せを受信し、箱庭学園で心を学ぶべく参加を志望した。心がないため感情表現に乏しく常に淡々としているが、心がないからこそ地球上のすべての生命を尊重しようと考えており、他の4人の仲間を大切にしようとする。

[編集] その他の箱庭学園生徒

1組(普通科)
人吉 瞳(ひとよし ひとみ)
1年1組の女子で、善吉の実母。小学生と見紛うほどの童顔かつ幼児体型。42歳。
異常と呼ばれる子供達を社会に馴染ませてあげようと、フラスコ計画の暗部を知りながらも計画に通じる医療施設「箱庭総合病院」に勤めていた。現役時代に異常性を持った幼児を多く診察していたことで、現在過負荷に成長した生徒とも多数面識がある。直接の担当ではなかったが、めだかのこともいろいろと世話をしていたため、めだかにとっては唯一頭の上がらない人物。球磨川担当時には当時2歳の善吉を人質に取られたためやむを得ず見逃し、その一件を憂えて辞職。球磨川を含む過負荷が箱庭学園に集結している事を危惧し、少女にしか見えない外見を利用して善吉と同じクラスへ転入、生徒会執行部のサポートをする。心療外科手術(パッチワーク)に優れ、裁縫道具を武器とした縫合格闘技「狩縫」や、剪定ばさみなど趣味に使う家財道具を武器とした「お母さんのたしなみ(マザーズタスク)」で戦う。善吉のサバットの師でもある。
鶴喰 鴎(つるばみ かもめ)
1年1組の男子。通称「ひとりぼっちの誕生日」。善吉よりも少しだけ主人公に近い男で、かつて主人公になれなかった男。いわゆるダークヒーロー。一人称は「私」。
安心院なじみが「主人公 対 主人公」の構図を実現するためにめだかのような主人公を探索したときに見つけた面白い人材。人と目が合うと挙動不審になりうまく喋れない。「週刊少年ジャンプ」よりも「ジャンプSQ.」派で、ジャンプについて一度語りだすと周りが辟易するほど喋り続ける。しかもその内容は、ジャンプSQ.を引き合いに出した週刊少年ジャンプの批判がほとんど。その徹底した差別ぶりと話のしつこさは、「お前のせいでSQ.が若干嫌いになってきた」と善吉に嫌がられるほど。何かを否定することで自己を顕示する性質を指して善吉は「『ジャンプを否定できる俺』の人」と呼んでいる。また、「『ネットをやらない俺』の人」でもある。
11組(特別体育科)
種子島(たねがしま)
2年11組の男子。競泳部の副部長。男子水泳界の事実上最速のスイマー。目つきの悪い色黒の男で、外見通り言動はかなりハイ。屋久島同様、もがなに対して家族的な好意を寄せる。貧困のため育った養護施設は潰れている。
喜界島、屋久島とともに「金にうるさい三匹のトビウオ」と呼ばれ、札束のプールを夢見て金銭のためなら命を懸けることも厭わない。
屋久島(やくしま)
3年11組の男子。競泳部の部長。水泳のオールラウンダー。貧困のため一家離散した過去を持つ。3人のリーダー格で、最も常識的な言動が特徴。もがなの交友関係を案じており、実の家族のように可愛がり接している様子。
鍋島 猫美(なべしま ねこみ)
3年11組の女子で、関西弁の柔道部部長(後に引退)。天才を努力で踏みにじることを生き甲斐とし、「柔道界の反則王」と呼ばれている。ただし陰湿ではなく、知恵のある卑怯さやずるさを持ったきわめて楽観的かつ図太い神経の持ち主。
常に明るく飄々と振る舞って、一度は独占した部費を幅広く分配する、後輩同士の喧嘩の仲裁にも積極的に乗り出すなど面倒見もよい。大抵のことには動じず柔軟かつ合理的に立ち回るが、それが高じて真っ向勝負を避けたり、どこかかませ犬のような台詞をこぼす事もあって、実力がありながら周囲に小物といった印象を与えている。めだかが敬語を使う数少ない人間の一人。
十三組(ジュウサン)
雲仙 冥加(うんぜん みょうが)
1年13組の女子。雲仙冥利の実姉。
メイド服を纏った怪力の鉄球使い。独自に開発した数字言語で喋り、その言語を扱える冥利やめだかを除いては基本的に意思の疎通が計れない。出席義務が免除された十三組生だが、引きこもりのため長く登校していなかった(弟である冥利が先輩になってしまったのが原因らしい)。また鍋島に敗れたことでかなわなかったものの、以前は「最強」を求めてフラスコ計画への参加を目論んでいた。
日之影 空洞(ひのかげ くうどう)
3年13組の男子で、常識はずれの巨漢。箱庭学園第97代生徒会長。
期中は全校生徒はおろか生徒会役員にさえその姿・名を認識させないまま、学園の平和を守っていた。話せば気さくだが基本的にはシャイで、何でも一人で背負い込もうとしがち。作中における近接戦最強を誇り、近接戦闘に限れば高千穂・めだかでさえ足元にも及ばない。軍隊にも匹敵する戦闘能力と強度を誇る。めだかは出会った当初彼には普通の口調で接していたが、現在は敬語を使っている。
彼のスキルは異常性「知られざる英雄」と異常性「光化静翔」。
生徒会戦挙をみすえた凶化合宿の最中に過負荷の奇襲を受け負傷。戦意喪失の中で不知火のスキル過負荷「正喰者」を受け、新たな異常性「光化静翔」を発現させ、副会長戦に出場する。蝶ヶ崎の過負荷の前に苦戦するも、「知られざる英雄」が失われた事で日之影のことを思い出した箱庭学園の生徒たちの応援を受け、ルールを味方につけて勝利する。
知られざる英雄(ミスターアンノウン)
自身の存在を他人に一切認識させず、本気を出せば人の記憶から存在した事実や接触した経緯をも消すことが出来る異常性。本来は彼の「強さ」を指す言葉であり、認識できないのは影の薄さ故ではなく、誰もが目を逸らし忘れたくなるほどの破壊的な強さ故である。
光化静翔(テーマソング)
目にとまらぬ光の速度での移動・攻撃が出来る。不知火の過負荷を利用して得た能力ゆえに時間制限があり、この異常性を取得するために「知られざる英雄」を犠牲にしている。能力発動時は髪が黒くなり、体中にあざのようなものが浮かび上がる。
平戸 ロイヤル(ひらど ロイヤル)
1年13組の女子。常に包帯で目を隠し、笑みを浮かべてガニ股で立っている。
初登場と同時にめだかに呆気なくやられた脇役キャラであるが、なぜか人気投票において主要キャラに劣らない人気を持っており、時折コマの片隅や単行本の裏表紙に登場している。

[編集] 箱庭学園関係者

不知火 袴(しらぬい はかま)
箱庭学園理事長。72歳。半袖の祖父。
事実上のフラスコ計画責任者であり、教育者として天才を安価に大量生産することを目的に十三組の生徒を管理下に置いている。温厚そうに見えるが、本性はきわめて合理的かつ冷酷。目的のためならばモラルや道徳を無視した手段も平然と行使し、全校生徒を犠牲にすると言う非情な計画を淡々と推し進める。その傍ら、必要がなくなれば宗像の指名手配を解除したり、危険と判断した凶化合宿を廃止するなど「十三人」およびその候補には非常に甘い。孫の半袖をきっかけに、独断で負完全能力者ばかりで構成された-十三組の設立を計画。後に生徒を抹殺するという球磨川の行動も、最初は反意を示しながら、結局は自らの教育理念優先のために黙認している。
黒神 真黒(くろかみ まぐろ)
箱庭学園旧校舎(通称「軍艦塔(ゴーストバベル)」)の管理人。18歳。めだかとくじらの兄。元箱舟中学第66代生徒会執行部書記。
唯一の行動原理は「妹萌え」で、周囲を引かせるほどのシスコン。かつては箱庭学園の十三組に在籍し「十三組の十三人」の一人としてフラスコ計画を統括、都城王土と一時的にコンビを組み、宗像の訓練にも当たる中、メンバーとソリが合わないことを理由に引退。計画離脱の代償として臓器の大部分を提供し失っており、その影響で学園を中退している(後に球磨川によって傷と臓器欠損は全て「なかったこと」にされた)。
敵対者をあえて場違いな発言で挑発・翻弄し、自分のペースに巻き込むことに長ける。まためだかと同じく露出癖の持ち主で、女性と対峙した際は何かと理由をつけて脱衣することが多い。
彼のスキルは異常性「解析(アナリシス)」。魔法使いとまで呼ばれた伝説の分析家かつマネージメントの天才で、「理詰めの魔術師(チェックメイト・マジシャン)」を自称している。自分では何も出来ないが、他人の技能を向上させることに関しては神がかり的に長けており、プロデュースの内容は企業コンサルティングから肉体強化まで多岐にわたる。王土がいうには、「一晩という時間は猫を虎にするのに十分過ぎる」らしい。目的のためなら自他問わず人命も意に介さない一面があるが、当人の意向を無視してまでプロデュースすることはない。

[編集] その他

須木奈佐木 咲(すきなさき さき)
元水槽学園3年4組の女子。ベレー帽を被り、常にマスクをしている。17歳。現在の職業はアイドル。通称「ビーストアイドル」。
水槽学園に転校してきた球磨川に初めて話しかけてきた人物。普段の一人称は私で口調は女の子らしいが、本性は凶暴で一人称は俺様になり口調は荒くなる。
彼女のスキルは「操作令状(エラーメッセージプレート) 」。プレートを頭に刺した人物を支配下に置くことができる。 本人曰く「支配者を支配するスキル」。このスキルを受けた者は言葉がところどころおかしくなる。複数人を同時に支配下に置くことができる。
水槽学園が廃校になった後、文化祭のメインステージにアイドルとして出演するために箱庭学園に訪れる。
不老山 ぞめき(ふろうさん ぞめき)
16歳。職業はミュージシャン。通称「神よりも神な音楽家」。大き目のサングラスをかけ、鹿の角がついたフードをかぶっている。瞳に音符(♪)が映っている。
近年のしゃぶり尽くし系ビジネスをあざ笑うかのように、宣伝もタイアップもなく路上からギター1本で上り詰めた風雲児。
文化祭のメインステージでミニライブを行うために箱庭学園に訪れる。
八人ヶ岳 十字花(はちにんがたけ じゅうじか)
15歳。職業は声優。通称「自傷声優」。オフショルダーのセーターを着ている。喉に傷があり、普段はマフラーで隠れている。
役柄に合わせ自らの喉を作り変え、あらゆる声を体現し、あらゆるキャラソンを歌い尽くす肉体改造派。
文化祭のメインステージでトークショーを行うために箱庭学園に訪れる。

[編集] 用語

[編集] 箱庭学園

物語の舞台となる創立およそ100年の高校で、元々は「黒箱塾」なる寺子屋であった。現理事長は不知火袴。1学年に付き1組から13組まであるマンモス校

1-4組は普通科、5・7・9組は体育科、6・8組は芸術科。それより上のクラスは全員が特待生(チームトクタイ)となっており、10組は特別普通科、11組は特別体育科、12組は特別芸術科、さらに上には全国から集められた異常者(アブノーマル)で構成された13組、そして作中にて新設された-13組が存在する。

制服は、男子はブレザー、女子はセーラー服であるが、生徒会役員は黒を基調とした生徒会専用制服(セイトカイコスチューム)を着る。風紀委員会は白を基調とした制服と星のマークのついた腕章をつけている。生徒の自主性を何よりも重んじるが故に生徒会の仕事は多岐にわたり、膨大な量となる。部活も活発で、クラブが30以上ある。

生徒会の下部組織として、委員会連合がある。

1-9組の生徒は「通常普通ノーマル)」、10-12組の生徒は「特例特別スペシャル)」、13組の生徒は「異常異常者アブノーマル)」、-13組の生徒は「過負荷マイナス)」と呼称されている。また、「悪平等ノットイコール)」と呼ばれる派閥のようなものが存在しており、各クラスの中にはそれに属している者もいる。

生徒会執行部(せいとかいしっこうぶ)
箱庭学園における生徒会は、会長・副会長・書記・会計・庶務と5つの役職で構成されている。リコールを請求する場合は全校生徒の半数以上の署名が必要で、必要数以上の署名が集まれば即日罷免できる。生徒会長が罷免された場合、次期選挙まで解任請求者が生徒会長を務めなければいけない。
第97代生徒会執行部
会長の日之影空洞が、全校生徒・役員に知られることなく学園を守り続けた代。
第98代生徒会執行部
会長兼副会長、黒神めだか。会計、喜界島もがな。書記、阿久根高貴。庶務、人吉善吉。着任当初はめだかが全ての役職を兼任していたが、善吉を庶務に任命したのを切っ掛けに人数を増やしている。基本的に目安箱(めだかボックス)への投書の解決を中心に活動している。生徒会室は、案件を1つ解決する度に置かれる花で溢れ返っており、その水遣りと目安箱の確認は庶務の仕事となっている。
副会長不在という生徒会則第2条の不備があるため、-十三組に解任要求を宣言され、生徒会戦挙を執り行うこととなった。
第99代生徒会執行部
第98代生徒会執行部が生徒会戦挙に勝利し、不在であった副会長に球磨川禊を任命し、新たに発足した生徒会執行部。「オリエンテーリング」の後、めだかと善吉との間で抗争が勃発し、その決着を第100代生徒会執行部の選挙で決めることになっている。
委員会連合
生徒会執行部の下部組織。風紀、選挙管理、保健、飼育、食育、美化、図書の7つの委員会からなる組織。学園の「日常」を守ることをモットーとして活動しており、委員長クラスはほぼ全員特待生のエリートである。生徒会の下部組織ではあるが、「下につけども従わず」が基本方針であるため、生徒会のために動くことは珍しい。
風紀委員会(ふうきいいんかい)
学園治安の維持を至上目的とする遊撃部隊。人呼んで学園警察。委員長は雲仙冥利。副委員長は呼子。理事会・職員室を始めとするあらゆる権力から解放された独立特務機関であり何個かの部隊に分けられている。理事会から条件付で武装を許可されている。女子メンバーは「雲仙冥利を愛でる会」で多くを構成している。風紀に対する忠誠心・団結力もすさまじい。
選挙管理委員会(せんきょかんりいいんかい)
限りなく公平、公正な選挙の進行、正しい審判を目的とする学園組織。基本的に選挙期間のみの職務であり、自らを日陰の身と言ってそれを表すように、黒子装束を制服とする。委員長は大刀洗斬子、副委員長は長者原融通。AからZまでの班はそれぞれ7人前後の人員で構成され、大きな団結力、遂行力を持つ。
図書委員会(としょいいんかい)
委員長は十二町矢文。
保健委員会(ほけんいいんかい)
委員長は赤青黄。委員長は代々、安心院なじみの端末である悪平等が務め、箱庭学園の平和を守ってきたため、この学園では過去に死者が1人しか出ていない。
食育委員会(しょくいくいいんかい)
委員長は飯塚食人と米良孤呑。食材に敬意を払う米良と食べる人に敬意を払う飯塚。どちらも正しく、どちらも素晴らしいため、箱庭学園史上初めてのダブル委員長となっている。
飼育委員会(しいくいいんかい)
委員長は上無津呂杖。
美化委員会(びかいいんかい)
委員長は廻栖野うずめ。
十三組(ジュウサン)
特待生の中でもさらに選ばれた特待生。皆「異常性アブノーマル)」と呼ばれる異常な才能を有しており、常人では不可能なことを当然のように行い、常に異常な結果を生み出す。基本的にはそれらの才能のみに特化しており、めだかや冥利のように全方向に万能であるのは稀である。一口に異常性と言っても千人いれば千通りの異常性があり、それらの共通項は「説明がつかないこと」。100人以上在籍しているが、登校義務さえ免除されているため、ほとんど学校に来ておらず、通常登校しているのは生徒会長黒神めだか・前生徒会長日之影空洞・風紀委員長雲仙冥利の3名のみ。
十三組の十三人(サーティン・パーティ)
フラスコ計画に参加している十三組生の総称。異常性を持つ十三組生の中で計画に必要だとみなされた者だけが加入できる。なお、本来のしきたりとして1年生は参加できない。参加の際には8個のサイコロを同時に振り、どういう結果が出るかを試す「サイコロ占い」という実験を行う(めだかは全てのサイコロがタワー状に積み重なり、冥利は全てのサイコロで6の目が出る)。
裏の六人(プラスシックス)
「十三組の十三人」の中でも技能・人格ともに特に異常度の高い6人。
-十三組(マイナスじゅうさんくみ)
不知火袴の独断によるフラスコ計画・プランBの開始に伴い、不知火半袖を参考に新設されたクラス。「過負荷マイナス)」と呼ばれる、欠点にしかならない才能を持った生徒のみで構成されている。過負荷はいわばマイナスの利点であり、完成させても無意味で、むしろ完成させればさせるほど負荷を増大させてしまう。殺人衝動のような欠点たり得る異常性との違いは、異常性の持ち主はそのスキルを意志で制御しているのに対し、過負荷の持ち主は制御するつもりがないこと。自分が人並みに幸せになるのではなく、他者が自分と同じくらい不幸になることを望むのは過負荷の持ち主の多くに見られる性質である。そのため年月とともにマイナス成長を遂げ、過負荷は増大していく。基本的に階級や規律に頓着しない。球磨川曰く大半は週刊少年ジャンプの愛読者であり「ぬるい友情・無駄な努力・むなしい勝利」をクラスのモットーとして掲げる。

[編集] フラスコ計画

「天才がなぜ天才なのか」を解明し人為的に天才を創り出すという、安心院曰く、普通の人をめだかのような「主人公」にするための計画。立案者は安心院なじみ。計画に参加できる定員は13名であり、通称「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる。始動したのは数百年前、学園がまだ私塾だった頃でその当時は「試験管計画」と呼ばれていた。歴史は上記のように長く、不知火を代表とする数十の財団から国家軍部に至るまでが出資者となって研究は絶え間なく続けられており、現在では箱庭学園時計塔地下に広がる研究施設で続けられている。

フラスコ計画では、「異常者(アブノーマル)」が持つ特異な才能(異常性)と、「過負荷(マイナス)」が持つ特異な欠点(過負荷)を、カテゴライズして「スキル」と呼んでいる。スキルにはそれぞれ名前がつけられており、ほとんどの異常者や過負荷は一人につき一つのスキルしか持たない。フラスコ計画はこのスキルを人為的に作り出し、「普通(ノーマル)」な人々に付与することを目指す計画である。

天才を作り出すカリキュラムが完成した暁には箱庭学園に通う全校生徒にそれらを適用すると目論んでおり、王土曰く「箱庭学園に通う全校生徒を犠牲にフラスコ計画は完成し、被験者の98%は『壊れる』」とのこと。

生徒会執行部が地下研究施設に視察したことで、王土すらも凌駕するめだかの異常性「完成(ジ エンド)」が浮き彫りになり、十三組の十三人によるプランAは頓挫。フラスコ計画は半ば自動的に-十三組によるプランBへと移行したが、生徒会戦挙で球磨川が敗北したことを受けて、安心院は黒神めだかが卒業するまで計画を凍結することを決めた。一方、めだかは自身の卒業後にフラスコ計画を止められるだけの人材を育てるべく後継者育成を目指すこととなる。

だが、めだかと善吉の決裂を受け、計画は事実上再開。普通(ノーマル)である善吉を実験台に、善吉のアイデアとこれまでのデータを加味して善吉をめだかを超える「主人公」にまでのしあげることを目標とする真・フラスコ計画を発動する。学園のほかの一般生徒を計画の実験台にしないことと引き換えに、善吉は自らがフラスコ計画のモルモットになることを了承している。

[編集] 地下研究施設

箱庭学園の地下に広がる研究施設。ここでフラスコ計画の研究が日々行われている。地下一階から地下十三階までの13のフロアがある。時計台1階の「拒絶の扉」が唯一の出入り口。

拒絶の扉
フラスコ計画研究施設への入り口を塞ぐ門。電子錠でロックされており、その暗証番号は6桁の数字だが一人通るたびに番号が変更される。通れる確率は百万分の一という超低確率であり、逆に言えばフラスコ計画に参加できる程度に異常な異常者しか通れないということになる。
地下十三階直通エレベーター
フラスコ計画の最深部にして最新部である地下十三階まで直通のエレベーター。キーボード入力による漢字かな交じり、文字制限無しの暗号を入力しなければ稼動しない。このエレベーターを動かせるのは現在確認されている中では、「裏の六人」の6人、雲仙冥利、黒神めだかの8名だけである。
地下一階フロア 巨大迷路
高千穂仕種がこの階の住人。フロア全体が巨大な迷路になっており、施設全体が壮大な実験器具となっている。かなり複雑にできているようで、右脳・左脳兄弟は出ることができなかった。
地下二階フロア 日本庭園型ビオトープ
日本家屋や石灯籠、飛び石、池、庭木などが土を敷いた床面に直に配置されている疑似自然空間。フロア全体が広大な日本庭園を模したビオトープとなっており、気圧や光量を調整し屋外を再現している。糸島軍規がこの階の住人だが、庭園の維持管理は宗像形が行っている。
地下三階フロア 実験動物園
古賀いたみがこの階の住人。フロア全体が動物園になっている。このフロアの動物達は名瀬に改造を施された実験動物で、めだかの「動物避け」がまったく通じない。
地下四階フロア 名瀬夭歌の実験工房
名瀬夭歌がこの階の住人。病院のようなフロアで、改造手術室などがある名瀬の実験工房。
地下五階フロア 駐車場
百町破魔矢がこの階の住人。この階に停めてある車は百町のコレクション。なお、この階は-十三組の襲撃で損壊している。
地下六階フロア 図書館
上峰書子がこの階の住人。
地下七階フロア 温泉
湯前音眼がこの階の住人。
地下八階フロア 大舞台
鶴御崎山海がこの階の住人。
地下九階フロア 墓場
宗像形がこの階の住人。
地下十階フロア 美容院
筑前優鳥がこの階の住人。
地下十一階フロア 球技場
雲仙冥利がこの階の住人だった。現在は空きフロア。
地下十二階フロア ゲームセンター
行橋未造がこの階の住人。最新の科学技術の結集である遊戯施設を用いて行橋の受信感度を磨いている。
地下十三階フロア
都城王土がこの階の住人。13万1313台ものスーパーコンピュータが24時間365日休むことなく並列で動作しており、それらで異常者の解析を行っている。大量のスーパーコンピュータが動作しているため、オーバーヒート予防のために冷房が過剰なまでに効いている。

[編集] 生徒会戦挙

箱庭学園の前身である黒箱塾時代の塾則第百五十九項に基づき、全校生徒の半数以上の署名を集めて生徒会長にリコールを請求した場合に行われる、現生徒会とリコールした側との決闘。庶務、書記、会計、副会長、会長の順に1対1の決闘を行う。黒箱塾時代は防具をつけず、日本刀のみで5つの役職を奪い合った。

今回は準備期間も兼ねて一週間ごとの開催となっており7月25日から8月22日まで行う。管理は選挙管理副委員長、長者原融通。一般生徒の見学は原則禁止。

決闘法は、子(ね)から亥(い)までの十二支に人を足した13枚の札に振り分けられており、いずれか1枚を選ぶくじ引きによって役職ごとに決定される。札の中身は次の対戦時には全て別の物に差し替えられる。長者原の独断で現代風にアレンジされた箇所を除いて、その大半は黒箱塾時代の文献に基づいた内容。生徒会は絶対的な力を持って君臨すべきとの考えに基づいてルールは挑戦者サイドに有利に作られており、5戦の対戦成績の勝敗が五分(例:2勝2敗1分)の場合は挑戦者サイドの勝利となる。また戦挙中の負傷、死亡は事故として処理される。

庶務戦・巳「毒蛇の巣窟」
人吉善吉 対 球磨川禊
勝者 人吉善吉
庶務戦の13の決闘法の中で一番残虐な内容。グラウンドに開けられた四方および深さが10mの穴の四隅に支柱を立て、柱に四方をはめただけの未固定の金網の上で行われる。底には夥しい数のハブが潜んでおり、時間経過とともに金網が下底の蛇に近づいていく。勝利条件は挑戦者が腕章を現職者から奪い取る、あるいは挑戦者に現職者が降参を申告させること。奪取、守備時の手段に制限はなく時間も無制限。ギブアップ申告も可能。金網が底に着き両者がハブに噛まれて死亡した場合は両者失格。ハブに噛まれること自体は即死に直結するものではないが、一度に大量のハブに噛まれるとショック死もあり得る危険な内容。
書記戦・巳「冬眠と脱皮」
名瀬夭歌(阿久根高貴の代理) 対 志布志飛沫
勝者 志布志飛沫
書記戦の13の決闘法の中で一番残虐な内容。学食係所有の巨大冷凍庫内、-48℃の世界が会場。黒箱塾時代は氷室で行われていた。勝利条件は相手の身包みを全て剥ぎ、全裸にすること。零下のステージは冬眠を、身包みの剥ぐことは脱皮を見立てている。剥ぎ取った相手の衣服を自分が纏うことは可能。時間無制限でギブアップ不可。
会計戦・卯「火付卯」
人吉瞳(喜界島もがなの代理)、人吉善吉(サブプレイヤー) 対 江迎怒江、球磨川禊(サブプレイヤー)
勝者 無し(タイムアップのため引き分け)
箱庭学園内の植物園「木漏れ日」が会場。各陣営より、候補者のほかにサブプレイヤーとして1人ずつ参加するタッグ戦。サブプレイヤーの手首に時限爆弾内臓のブレスレットを装着・施錠し、制限時間1時間以内に候補者が互いに持つブレスレットの鍵を奪いあい、自らのパートナーを助けた方が勝利となる。時限爆弾機能は連動しており、ひとつを解除すれば相手側の爆弾も解除される。鍵の廃棄・破壊・隠匿はいずれも反則負け。制限時間を過ぎた場合、両陣営のサブプレイヤーの時限爆弾が爆発して引き分けとなる。
副会長戦・戌「狂犬落とし」
日之影空洞(着任者無しのため、代理出場) 対 蝶ヶ崎蛾ヶ丸
勝者 日之影空洞
建設中の校舎が会場。建設途中の校舎の鉄骨の上から相手を地面に突き落とした方が勝利となる。参加者の安全を考え、セーフティネットが張ってあるが、そこも地面の一部と見なされる。地面に落ちたとしても自らの下に鉄骨の一部ないしは、相手がいるなど地面やネットに直接触れなければ敗北とはならず、試合は続行される。
会長戦・人「人間比べ」
黒神めだか 対 球磨川禊(不知火半袖の代理)
勝者 黒神めだか
会長戦における「人」のカードは一種のワイルドカードで、生徒会側が自由に勝負方法を決める。めだかが提示した勝負方法は、「会場は箱庭学園全域、時間無制限・どんな武器でも使用可能でルールはただ一つ『負けたと思った方の負け』」(つまりギブアップ申告のみ)。

[編集] 生徒会執行部主催「次世代育成プログラム」

「黒神めだかが卒業するまでフラスコ計画を凍結する」というスタンスをとる安心院なじみに対して生徒会が打ち出した対策。在学中は自分が学園を守り、卒業後は育てた次世代が学園を守り、その次は次世代が育てた次世代が学園を守る。それを繰り返すことで学園の平和が永遠に続く「後進を育てるシステム作り」のためのプログラム。

参加者を飛び級させる形式を取り、参加する中学生達は2学期の間、箱庭学園の1年生として学業に励みながら生徒会執行部の見習いとして仕事を補佐し、数年後の未来を見据えて組まれたカリキュラムを受ける。

632人の参加希望者の中には名の知れた者も紛れてはいたが、面白半分の冷やかしも相当数いたため、球磨川による残酷な選別(聞いただけで心が折れるスピーチ)を行い、それに耐えた5人にプログラムに参加してもらうこととなった(詳しくは上記「#体験入学の選別者たち」を参照)。なお、選ばれた5人は全員安心院が潜り込ませた悪平等であったが、実は632人のうち約600人が悪平等であったとのこと。

[編集] 黒神めだかプレゼンツ「オリエンテーリング」

次世代育成プログラムのカリキュラムの肝である特別企画。

[編集] 第一回オリエンテーリング

第一回目のオリエンテーリングは箱庭学園を舞台とした宝探し。いくつかの関門が用意されており、それらをクリアして宝を見つける。各委員会の委員長たちが関門の門番として協力しているが、宝にたどり着くルートはいくつかあるため、必ずしも全委員長を相手取らなければならないというわけではない。しかし、最悪のルートでは全委員長を相手にした上、宝にもたどり着けないこともある。MVPは喜々津。

第1関門「暗号文」
参加者に配られた学園の見取り図とそれの裏に書かれた暗号文を解き、示される場所に向かうというもの。難易度はめだか曰く「B」で、五分以内に解けなかったら「帰っていい」とのこと。
第2関門「読書対決 逆スフィンクスゲーム」
門番は十二町矢文。場所は時計塔1階。好きな本を一冊選び、その本に書かれていることをテーマにクイズを出し、そのクイズに矢文が答えられなかったらクリア。失敗しても何度でもチャレンジ可能だが、一問出題するごとに何か持ち物を賭ける必要がある。また、質問者が回答を知らない質問をした場合は十二町が正答出来たかどうかにかかわらず反則負けとなる。
第3関門ルートC「盤上四連勝負 キャスティングボード」
門番は雲仙冥利。場所は時計塔3階。オセロ将棋チェス囲碁のボードゲームで勝利すれば先に進める。実際にゲームを行うのは彼が選んだ風紀委員会の1年生であり、風紀の次世代育成も兼ねていた模様。CはCHILDの頭文字。
第3関門ルートS「不人気投票 仲間割れ選挙」
門番は大刀洗斬子。場所は時計塔4階。チーム内で一番嫌いな人の名前と理由を記名投票し、得票数トップの嫌われ者だけが通過できる。自分自身に投票することは出来ず、誰に投票するかの相談も不可。SはSLEEPの頭文字。
第4関門ルート2「痛みの殿堂 完全神経衰弱(パーフェクトメランコリィ)」
門番は赤青黄。場所は時計塔5階。2組のトランプを使用した神経衰弱だが、数字だけではなくマークもそろえ無ければならない。揃えたカードの数字がプレイヤーの得点となり、「2」の2点から「A」の14点までの合計ポイント416点のうち、多くポイントを取った方の勝利。完全ターン制で、カードを揃えても1ターンに2枚までしかめくれない。ジョーカーはシャッフルカードで、どちらかがジョーカーを引いた時点で場のカードは並べ直し、ジョーカーをペアで揃えたらプレイヤー同士の得点がシャッフルされる。イカサマは明確に禁止されておらず、発覚した時点で使用不能になるのみで反則負けなどのペナルティは無い。敗者は罰として、赤のスキルで病気を発症させられる。
第5関門ルート1「猟理の食人 超理実習」
門番は飯塚食人と米良孤呑。場所は時計塔11階。飯塚が用意した「今日が旬の食材」を使い料理を1食作り、米良に「おいしい」と言わせたら勝利。なお、満漢全席をはじめとするコース料理も1食とみなされる。複数人の通過権を賭けて誰か一人が代表として勝負を受ける事も可能。
第8関門「猫追い犬(キャットドッグ)」&「闘犬(ドッグファイト)」
門番は上無津呂杖。場所は時計塔12階。部屋にいる20匹の猫を檻の中に閉じ込める(暴力を振るったり薬で眠らせるのは禁止)「猫追い犬」と、檻の中で候補生同士が戦い、勝者のみが先に進める「闘犬」の二段構え。
最終関門「マジカルアドベンチャー 魔獣退治」
門番は廻栖野うずめ。場所は時計塔展望室。廻栖野が床に魔法陣を描いて召喚したケルベロスのケルちゃんを退治すると勝利。ただし、ケルちゃんはカメレオンのように周囲の風景に合わせて体色を変化させるので見えない(という設定で、実際には存在しない)。「存在しない魔獣を倒す」という悪魔の証明であり、攻撃を行って倒したと宣言しても廻栖野が後付けの設定で倒した事を認めないため、実質「彼女にどうやってケルちゃんを倒したと認めさせるか」が課題となる。
ボーナスステージ「めだ関門 屋上PK」
門番は黒神めだか。場所は時計塔屋上。五つ以上の関門をクリアしたものだけが挑めるボーナスステージ。挑戦してクリアすればもちろん宝は手に入るが、挑戦しなくても宝は手に入る(ただし、挑戦しないと宣言するとめだかから制裁を受け、実質的に強制失格となる)。しかし、挑戦してクリアできなければ失格で、宝は手に入らない。PKを行い、ゴールキーパーのめだかからゴールを奪えば勝利。ボールを蹴れるのは一人一回まで。
[編集] 第二回オリエンテーリング

第一回目のオリエンテーリングはテレビゲーム大会。めだかがプログラマーを務めた生徒会長育成ゲーム「道徳クエスト」という知育ソフトをより早くクリアした者が勝利。このゲームの開発費には3億円かかっている。ディスク3枚分の据置機版とモバイル版があり、モバイル版では様々なところで課金しなければ進めないようになっている。最終的に課金によって集まった金は勝者が総取りになる。

ゲームのジャンルはシューティングであり、敵機を撃破しポイントがたまると問題が表示され、その問題を解けば解くほどクリアに近づくシステムになっている。しかし、その問題は基本的にこれといった正解がないものばかりで、いわゆる無理ゲーである。

今回のオリエンテーリングの主たる目的は、「人間より前に出たくない」というロボットとして仕様がある希望が丘に、自分を殺さずに自身の性能をフルに発揮させることが目的。そのために、ゲームシステムにハッキングしてデータを書き換えなければクリアできないようになっている。

[編集] 読み切り版

『週刊少年ジャンプ』2009年10号に掲載。内容は目安箱への初めての投書による案件解決で、廃部寸前の柔道部の依頼を受け、めだかと善吉が活動する。

善吉がめだかの幼なじみでほぼ相思相愛である、不知火が二人の共通の知り合いであるなどの設定はそのまま引き継がれているが、連載版において重要なキーワードのひとつである異常(アブノーマル)の要素や、「黒神めだかの真骨頂」などの性格の解説には触れられていない。展開としてはコメディとバトルを合わせた学園ものとして一話完結している。また、読み切り版での結末は善吉が副会長の役職を任されるが、連載版では庶務に変更された。

[編集] 番外編

ジャンプネクスト!』2012WINTERにて、球磨川を主人公にした番外編作品「グッドルーザー球磨川」を掲載。

[編集] ストーリー

球磨川禊が箱庭学園へ転校してくる前にいた「水槽学園」での物語。

[編集] 登場人物

球磨川 禊
転校生。詳しくは「#-十三組(マイナスじゅうさんくみ)」を参照。
須木奈佐木 咲(すきなさき さき)
水槽学園3年4組の女子。詳しくは「#その他」を参照。
蛇籠 飽(じゃかご あき)
水槽学園生徒会長。
水槽学園の事実上の支配者で、彼女の機嫌を損ねたことで学校を辞めていった人も大勢いる。球磨川の「負完全」を一目会っただけで見抜く勘の良さがあり、それを須木奈佐木に買われて生徒会長の職に就いている。
彼女のスキルは「遊酸素運動(エアロバイカー) 」。酸素を操るスキル。酸素の濃淡を自在に調節でき、相手を酸欠にも過呼吸にも酸素中毒にもすることができる。「酸素」を操ることで「酸化」も自由に操ることができる。人間を支配するのに最適なスキル。
練兵 癒(れんぺい いや)
水槽学園生徒会副生徒会長。
彼女のスキルは「退化論(ザッピングスタディ) 」。知能を操るスキル。
花熟理 桃(けじゅくり とう)
水槽学園生徒会庶務。下半身は制服に対し、上半身が露出度が多い。
彼女のスキルは「四分の一の貴重(クォーターハザード) 」。水量を操るスキル。
坂之上 替(さかのうえ かえ)
水槽学園生徒会書記。体操服にブルマを穿いている。
彼女のスキルは「賭博師の犬(ギャンブルドッグ) 」。奇跡を操るスキル。
般若寺 憂(はんにゃじ うさ)
水槽学園生徒会会計。
彼女のスキルは「下劣な大道芸(エロティックピエロ) 」。性欲を操るスキル。

以上で「めだかボックス」の内容に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 書誌情報

[編集] ラジオドラマ(VOMIC)

ジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」にて、2010年2月に原作第1箱にあたるストーリーが放送された。各3分、全4話。また十三人の十三組編の序章として、原作第26箱以降にあたる話が2010年7月に放送された。こちらも全4話。

2010年3月から2011年11月まで集英社ヴォイスコミックステーション「VOMIC」にて配信された。

キャスト

[編集] テレビアニメ

2012年春より、テレビ東京ほかにて放送予定。

[編集] スタッフ

  • 監督 - 佐伯昭志
  • キャラクターデザイン - 桑名郁朗
  • アニメーション制作 - GAINAX

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「HAPPY CRAZY BOX」
歌 - 栗林みな実
エンディングテーマ「お花畑に連れてって」
歌 - 黒神めだか(豊崎愛生

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 2012年4月4日 - 水曜 25時50分 - 26時20分 テレビ東京系列
愛知県 テレビ愛知 2012年4月5日 - 木曜 25時30分 - 26時00分
大阪府 テレビ大阪 2012年4月6日 - 金曜 26時10分 - 26時40分

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 『めだかボックス』の放送日時詳細決定&追加キャスト発表!”. アニメイトTV (2012年2月28日). 2012年2月28日閲覧。
  2. ^ 「めだかボックス」追加キャスト決定!豊崎愛生、小野友樹のほかそうそうたる顔ぶれに!”. ハリウッドチャンネル. 2012年2月28日閲覧。
  3. ^ 「めだかボックス」「黒子のバスケ」のTVアニメ化が決定”. コミックナタリー. 2011年10月3日閲覧。
  4. ^ a b アニメ「めだかボックス」続報、制作はGAINAX”. コミックナタリー. 2011年11月21日閲覧。
  5. ^ a b c d e 8巻オマケページより
  6. ^ a b c d e f 13巻オマケページより
  7. ^ 週刊少年ジャンプ2011年26号作者コメントより。
  8. ^ 週刊少年ジャンプ2011年13号作者コメントより。
  9. ^ 雑誌連載時はループであった

[編集] 集英社BOOK NAVI

以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ めだかボックス/1|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  2. ^ めだかボックス/2|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  3. ^ めだかボックス/3|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  4. ^ めだかボックス/4|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  5. ^ めだかボックス/5|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  6. ^ めだかボックス/6|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  7. ^ めだかボックス/7|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  8. ^ めだかボックス/8|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  9. ^ めだかボックス/9|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  10. ^ めだかボックス/10|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  11. ^ めだかボックス/11|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  12. ^ めだかボックス/12|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。
  13. ^ めだかボックス/13|西尾 維新/暁月 あきら|ジャンプコミックス|” (不明). 2011年12月12日閲覧。

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