山口晃

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山口 晃(やまぐち あきら、1969年 - )は、日本画家現代美術家。

来歴[編集]

1969年東京都生まれ。群馬県桐生市で育つ。群馬県立桐生高等学校卒業。私立美術大学を一年で中退後、1994年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、1996年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。2001年に岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞を受賞。2013年に『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞を受賞。

大和絵浮世絵のようなタッチで、非常に緻密に人物や建築物などを描き込む画風で知られる[1]。武士を馬型のバイクに乗せたり、現代の超高層ビルに瓦屋根を載せて描くなど、作品の多くが自由でユーモラスな発想で描かれている。書籍の装丁や広告のポスターの原画も数多く手掛け、成田空港の出発ロビーなどにパブリックアートとして作品が設置されている[2]。2012年に平等院にある養林庵書院に襖絵が奉納され、通常非公開の養林庵書院が奉納に併せて公開された[3]

主要取り扱い画廊は、ミヅマアートギャラリー

主な作品[編集]

絵画[編集]

  • 洞穴の頼朝(1990年)
  • どぶ川のほとり(1991年)
  • 落馬(1991年)
  • 十字軍(1993年)
  • 今様遊楽圖(2000年)
  • 何かを造ル圖(2001年)
  • 胎内巡り圖(2004年)
  • 歌謡ショウ圖(2004年)
  • 東京圖 奨堕不楽乃段(2001年)
  • 東京圖 六本木昼圖(2002年)
  • 階段遊楽圖(2002年)
  • 百貨店圖 日本橋三越(2004年)
  • 東京圖 芝の大塔(2005年)
  • 成田国際空港 飛行機百珍圖(2005年)
  • 四天王立像「廣目天」「増長天」「持国天」「多聞天」(2006年)
  • ラグランジュポイント(2006年)
  • 四季休息圖(2007年)
  • 渡海文殊(2007年)
  • Tokio山水(2012年)

木版画(浮世絵)[編集]

その他[編集]

  • 携行折畳式喫茶室(2002年)
  • 山愚痴屋澱エンナーレ(2003年)
  • 新聞小説「親鸞」挿絵(2009年)

書籍[編集]

  • 『山口晃作品集』(東京大学出版会、2004年)
  • 『山口晃が描く東京風景 本郷東大界隈』(東京大学出版会、2006年)
  • 『さて、大山崎』(光村推古書院、2009年)
  • 『すゞしろ日記』(羽鳥書店、2009年)
  • 『ヘンな日本美術史』(祥伝社、2012年)
  • 『山口晃 大画面作品集』(青幻舎、2012年)
  • 『藤森照信×山口晃 日本建築集中講義』藤森照信共著(淡交社、2013年)

主な個展 ・グループ展[編集]

  • イスのある茶室(ミヅマアートギャラリー、1998年)
  • 借景(ミヅマアートキャラリー、1999年)
  • 個展(無題)(ミヅマアートギャラリー、2000年)
  • 畫を描く歓び(ミヅマアートギャラリー、2001年)
  • 日清日露戦役擬畫(ナディッフ、2002年)
  • 「山口晃展」展(ミヅマアートギャラリー、2003年)
  • 山口晃 挿画菊燈台(ナディッフ、2004年)
  • 売らん哉(ミズマアートギャラリー、2004年)
  • おさらい(高橋コレクション、2005年)
  • 山口晃展(日本橋三越本店新館7階ギャラリー、2005年)
  • 北野家住宅×山口晃(北野家住宅、2006年)
  • ラグランジュポイント(中京大学アートギャラリーC・スクエア/ミヅマアートギャラリー、2006年)
  • アートで候 会田誠・山口晃展(上野の森美術館、2007年)
  • 山口晃 今度は武者絵だ!(練馬区立美術館、2007年)
  • 「さて、大山崎」山口晃展(アサヒビール大山崎山荘美術館、2008~2009年)
  • シドニービエンナーレ(オーストラリア/シドニー、2010年)
  • 山口晃展 東京旅ノ介(銀座三越8階催物会場、2010~2011年)
  • 望郷―TOKIORE(I)MIX(銀座メゾンエルメス8階フォーラム、2012年)

脚注[編集]

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関連項目[編集]

  • 浮世絵師一覧

外部リンク[編集]