会田誠
|
あいだ まこと
会田 誠 |
|
|---|---|
| 生誕 | 1965年10月4日(46歳) |
| 出身校 | 東京藝術大学 |
| 職業 | 美術家 |
会田 誠(あいだ まこと、1965年10月4日 - )は、日本の現代美術家である。武蔵野美術大学非常勤講師。
目次 |
[編集] 人物
社会通念に対するアンチテーゼを含む、アイディア豊富な作品に富む。作風は一定しないが、センセーショナルなテーマを含む作品が多い。美少女、戦争、暴力、エログロ、ロリコン、酒、社会通念への反発などのテーマを取り扱っていることが多い。ただし、近年は、センセーショナルな作風を好まなくなってきたと語っている。村上隆とともに『新ジャポニズム』の代表的な作家として、国際的な評価を固めつつある。写真「Girls Don't Cry」2003の一つが、2005年、香港クリスティーズにおいて9253ドル(約110万円)で落札される。代表作『美しい旗(戦争画RETURNS)』は高橋龍太郎氏所蔵 (東京都現代美術館寄託) 。
ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に国内外で活動。『横浜トリエンナーレ2001』『六本木クロッシング2004』 (森美術館) などに出品。
アーティストグループ『昭和40年会』に参加したり、若手の芸術家や学生をまとめ、自宅で『西荻ビエンナーレ』を開催するなど、幅広い活動をしている。平面作品に限らず、映像作品の監督・出演、またフィギュアなどの制作もしている。
[編集] 来歴
1965年(昭和40年)、新潟県新潟市に生まれる。父は社会学者で新潟大学教授。幼い頃、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持っていた。バラエティーに富んだ作風は、この症状によるものと本人は語っている。
新潟県立新潟南高等学校卒業後、代々木ゼミナール造形学校を経て、1989年(平成元年)東京芸術大学油画専攻卒業、1991年(平成3年)東京芸術大学大学院修了(油画技法材料第一研究室:佐藤一郎)。在学中に小沢剛、加藤豪らと同人誌『白黒』(1 - 3号)を発行。レントゲン藝術研究所で開催された「フォーチューンズ」で本格的な活動を始めた。
2003年(平成15年)には、会田自身の制作を追ったドキュメンタリー映画『≒会田誠』(ビー・ビー・ビー株式会社)が製作されている。
[編集] 私生活
現代美術家岡田裕子と2001年(平成13年)に谷中墓地で挙式を挙げ結婚した。
会田は、岡田裕子の半生を描いたドキュメンタリー風ドラマ『ふたつの女』(監督・ダーティ工藤、2007年)にも出演していた。
[編集] 主な作品
[編集] 絵画
- 無題(通称:電信柱)(1990年)
- あぜ道(1991年) (豊田市美術館蔵)
- 巨大フジ隊員VSキングギドラ(1993年)
- ポスター(1994年)
- 戦争画RETURNS(1996年) (高橋コレクション (高橋龍太郎) 蔵)
- 紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず)(戦争画RETURNS)(1996年) (高橋コレクション (高橋龍太郎) 蔵)
- 題知らず(戦争画RETURNS)(1996年)
- ジューサーミキサー(2001年)
- 食用人造少女・美味ちゃん(2001年)
- 大山椒魚(2003年)
- ヴィトン(2007年)
- 727(2007年)
- 滝の絵(2007年)
- 万札地肥瘠相見図(原画)(2007年)
- 滝の絵と万札地肥瘠相見図(原画)は今後も手が加えられる予定。
[編集] フィギュア
- 愛ちゃん盆栽(2005年)
[編集] 書籍
- 青春と変態(小説、ABC出版、1996年)
- ミュータント花子(漫画、ABC出版、1997年)
- Lonely Planet(画集、DANぼ出版、1998年)
- 三十路(画集、ABC出版、2001年)
- MONUMENT FOR NOTHING(画集、グラフィック社、2007年)
- カリコリせんとや生まれけむ(エッセイ集、幻冬舎、2010年)
[編集] 関連作品
[編集] 映画
- ≒会田誠 無気力大陸 (2003) - 玉利祐助監督によるドキュメンタリー作品。
[編集] 主な展覧会
[編集] 個展
- 「絵は四角くなくなくてもよい」(谷中フルフル、1993年)
- 「ポスター」(同和火災ギャラリー、1994年)
- 「さりん」(なすび画廊、1994年)
- 「戦争画RETURNS」(ギャラリーなつか、1996年)
- 「NO FUTURE」(ミヅマアートギャラリー、1996年)
- 「パリ・津田沼」(ミヅマアートギャラリー、1998年)
- 「道程」(三菱地所アルティアム(福岡)、1999年)
- 「男の酒」(ミヅマアートギャラリー、2000年)
- 「会田誠展-食用人造少女・美味ちゃん-」(ナディッフ、2001年)
[編集] グループ展
- 「フォーチューンズ」(レントゲン藝術研究所、1993年)
- 「Happy Violence」(名古屋市政資料館(愛知)、1994年)
- 「絵でしか言えない」(同和火災ギャラリー、1994年)
- 「Smooth Surface」(レントゲン藝術研究所、1994年)
- 「PAP OPENING EXHIBITION」(PAP FACTORY、1995年)
- 「Collection/Selection」(レントゲン藝術研究所、1995年)
- 「ダンボールとブルーシート」(東京、1995年)
- 「モルフェ'95 亀裂A地点展」(ミヅマアートギャラリー、1995年)
- 「写真で語る」(東京芸術大学陳列館、1995年)
- 「TOKYO POP」(平塚市美術館、1996年)
- 「昭和40年会」(シナプス画廊、1996年)
- 「on camp/off base」(東京ビッグサイト、1996年)
- 「アートシーン90-96」(水戸芸術館、1996年)
- 「HOLY GIFT vol.1」(ミヅマアートギャラリー、1996年)
- 「こたつ派」(ミヅマアートギャラリー、1997年)
- 「Document&Art」(アートミュージアムギンザ、1997年)
- 「美人画」(ミヅマアートギャラリー、1997年)
- 「昭和40年会」(ギャラリーメトロポリタン(バルセロナ)、1997年)
- 「HOLY GIFT vol.2」(ミヅマアートギャラリー、1998年)
- 「TAKEOコミュニケーションデザイン1998」(スパイラル、1998年)
- 「TOKYO ELEGANCE」(リーセントギャラリー(北海道)、1998年)
- 「SO WHAT?-Donai ya nen」(エコール・デ・ボザール(パリ)、1998年)
- 「昭和40年世代-東京からの声」(エスパース・フロン ローザンヌ(ドイツ)、1998年)
- 「昭和40年世代-東京からの声」(ACC ワイマール(ドイツ)、1998年)
- 「VOCA'99」(上野の森美術館、1999年)
- 「昭和40年世代-東京からの声」(現代美術製作所、1999年)
- 「日本現代絵画の展望展」(東京ステーションギャラリー、1999年)
- 「日本ゼロ年」 『戦争画RETURNS』シリーズを新旧作交えて出展(水戸芸術館、1999年)