小樽港
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小樽港(おたるこう)は、北海道小樽市にある港湾である。港湾管理者は小樽市。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。
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[編集] 概要
小樽港は、北緯43度12分9秒、東経141度0分47秒に位置し、石狩湾の西隅高島岬に抱擁され東に向かって開け、はるかに対岸石狩湾を望見する。北・西・南の三方を山に囲まれ、港内の静穏度が高い天然の良港となっている。北海道における政治・経済の中心地である札幌市を中心とする道央圏を背後に持ち、日本海側の流通拠点港として重要な役割を担っている。
石狩炭田の開発に伴い、石炭積み出し港として整備され、明治32年の開港以来、北海道開発の拠点として発展し、1951年に重要港湾に指定された。しかし、戦後の石炭から石油へのエネルギー革命、対樺太・ロシア貿易の衰退、日本海航路の整理縮小、太平洋側の苫小牧港の整備、さらには近隣の石狩湾新港の整備により、道央圏の港としての地位は大きく低下している。
新潟港、敦賀港(福井県)、舞鶴港(京都府)との間に新日本海フェリーが定期フェリー航路を開設しているが、1999年に新潟航路の一部、2002年に敦賀航路が、相次いで苫小牧港にシフトした他、残った航路でも減便が相次ぎ、貨物量がここ10年でほぼ半減した。
2010年に重点港湾の選定から漏れた(選定されたのは、近隣の石狩湾新港)ものの、2011年には外航クルーズの日本海側拠点港として指定された。
[編集] 規模
- 茅柴岬から平磯岬
- 港湾区域面積:約571ha、このうち防波堤に囲まれた面積は約285ha
[編集] 港湾施設
- 埠頭・岸壁
- 港町ふ頭
- 第2号ふ頭
- 第3号ふ頭
- 観光船乗り場
- クルーズ客船接岸場所
- 中央ふ頭
- 勝納ふ頭
- 新日本海フェリー小樽フェリーターミナル
- 色内ふ頭
- 厩町岸壁
- 高島地区岸壁
- 高島岸壁
- 南高島岸壁
- 北浜岸壁
- 手宮岸壁
- 手宮さん橋
- 若竹地区けい船杭
[編集] 沿革
- 1872年 当時の色内村に石造ふ頭を築造。1873年完成。
- 1889年 特別輸出港に指定される
- 1899年 外国貿易港に指定される(開港)
- 1908年 北防波堤完成
- 1921年 南・島防波堤完成
- 1914年 植物防疫港に指定される
- 1920年 南北防波堤灯台点灯
- 1931年 小樽海港博覧会開催
- 1936年 勝納川尻埋立地に石炭積込桟橋および諸施設完成
- 1937年 第1号ふ頭完成
- 1947年 検疫港に指定される
- 1949年 開港50周年港まつり(おたる潮まつりの前身のひとつ)開催
- 1950年 第2号ふ頭完成
- 1951年 重要港湾に指定される
- 1953年 小樽市が小樽港港湾管理者となる
- 1954年 第3号ふ頭一期工事完成
- 1965年 小樽港湾合同庁舎完成
- 1966年 動物検疫港に指定される
- 1970年 小樽~舞鶴・敦賀間に長距離フェリー就航(8月)
- 1972年 中央ふ頭完成。欧州航路TCSP(スルー・コンテナー・サービス・ポート)に指定される
- 1974年 小樽~新潟間に長距離フェリー就航
- 1979年 勝納ふ頭フェリーターミナル完成
- 1981年 勝納・色内ふ頭造成工事完成。小樽~利尻・礼文間にフェリー就航(現在は廃止)。
- 1990年 小樽港マリーナオープン
- 1994年 勝内ふ頭フェリーターミナル新設供用開始
- 1995年 日ロ定期フェリー航路開設
- 1996年 小樽~敦賀間に高速フェリー就航(約21時間)
- 1999年 開港100周年。築港地区にマイカル小樽オープン(現在はウイングベイ小樽に名称変更)。
- 2002年 中国定期コンテナ航路開設
- 2004年 小樽~舞鶴間に超高速フェリー就航(約20時間)
- 2010年 小樽地方合同庁舎完成
- 2011年 日本海側拠点港(国際クルーズ)に指定
[編集] 就航している定期航路
- 中国定期コンテナ航路(神原汽船)