渡月橋

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橋の全景(北側より望む)

渡月橋(とげつきょう)は、京都府京都市桂川にかかるである。橋北側は右京区、南側は西京区である。北から渡月橋を渡ると、中之島(嵯峨中ノ島町)を経て嵐山の麓に至る。

目次

[編集] 概要

承和年間(834年 - 848年)に僧、道昌が架橋したのが始まりとされ、現在の位置には後年に角倉了以が架けたとされる。

吐月橋(葛飾北斎)

現在の橋は1934年(昭和9年)に完成した。橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製だが、欄干部分は景勝地である嵐山の風景にとけ込むよう木造となっている。また、観光パンフレットなどにはこの橋が写り込んだ写真が多用されるほか、映画やテレビドラマの撮影で多用されていることもあり、観光地としての嵐山を象徴する建造物ともなっている。

欄干が木造であることから、自動車が欄干に衝突した際に欄干を破損して車が川底に落下[1]したり、捨てられた煙草の火によって欄干が燃える事故が発生することがある。

長らく橋には照明施設が無かったが、地元の任意団体である「京都嵐山保勝会」が関係機関の協力を得て橋の上流にあたる西高瀬川との分岐部にサイフォン式小型水力発電機を設置[2]し、そこで得られた電力により、夜間帯にLED照明を用いて橋を照らしている[3]。また、関西電力と相互に供給できる体制(系統連系)が採られており[3]、逆潮流(同電力への売電)による利益は周辺の清掃などの活動資金に使われている。

[編集] 名前の由来

亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。

[編集] 観光

渡月橋周辺の嵐山地域は、特に桜と紅葉の名所として多くの観光客を集めている。また、京都八幡木津自転車道の起点となっている。

[編集] 周辺の施設

[編集] 交通

鉄道
路線バス

[編集] ギャラリー

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 2006年12月30日未明、歩道に車が乗り上げ、欄干を破損して川の中州に転落する事故が起きた。この事故による死傷者は無かった。
  2. ^ ギャラリーの「西高瀬川との分岐部」の写真の西高瀬川の右に有る白っぽい機器が小型水力発電機。
  3. ^ a b 観光にやさしい渡月橋の灯り - 京都嵐山保勝会(2011年8月11日閲覧)

[編集] 外部リンク

  • 渡月橋 - 京都観光Navi(京都市、(財)京都高度技術研究所)
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