長辻通

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長辻通(ながつじどおり)は、京都市内の通りの一つ。南は三条通から北は一条通まで至る。三条通との交差点は渡月橋北詰、一条通との交差点は清凉寺(嵯峨釈迦堂)仁王門前にあたり、通りは京都の景勝地の一つ嵐山の中心部を貫く。観光利用による交通量が人、車両ともに多い。

渡月橋から天龍寺あたりが最も人通りが多い。三条通丸太町通(新丸太町通)の区間では、近年、秋の観光シーズンに車両の北行一方通行の規制を行う交通社会実験が行われ、その結果、通年で土曜・休日に行われるようになり、2010年3月20日からは路線バスも北行一方通行の規制対象となった[1]。そのため、京都市営バスおよび京都バスのバス路線の当該区間では、土曜・休日ダイヤは北向きのみの運行となっている。

丸太町通以北は車も人も減り、清凉寺(嵯峨釈迦堂)の仁王門に突き当たるまでまっすぐな道が続いている。 嵯峨釈迦堂前から西へ進むと二尊院があり、そこから北へ向かう道は鳥居本を経て愛宕山(愛宕神社)へと続いており、愛宕街道とも呼ばれる。

南は、渡月橋を渡り嵯峨街道となり桂川右岸を南に進む。

沿道の主な施設[編集]

交差する道路[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 嵯峨嵐山地区長辻通における交通規制に伴う市バスの経路変更について”. 京都市交通局 (2010年3月12日). 2010年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月30日閲覧。
京都市内の南北の通り
西 北は 一条通清凉寺仁王門前) まで 東隣の通り
清滝道
長辻通
南は 三条通渡月橋北詰) まで