テイチクエンタテインメント

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株式会社テイチクエンタテインメント
TEICHIKU ENTERTAINMENT, INC.
Kyocera-Harajuku-Buildings-01.jpg
本社が所在する京セラ原宿ビル
種類 株式会社
略称 テイチク
本社所在地 日本の旗 日本
150-8516
東京都渋谷区神宮前六丁目27-8
京セラ原宿ビル6階
設立 1934年昭和9年)2月11日
(帝國蓄音器株式會社)
業種 情報・通信業
事業内容 音楽・映像ソフトの企画・制作・販売ほか
代表者 代表取締役社長:石橋 誠一
資本金 123,552,000円(2010年3月31日時点)
売上高 70億20百万円(2014年3月期)[1]
純利益 25百万円(2014年3月期)[1]
純資産 11億09百万円(2014年3月期)[1]
総資産 32億90百万円(2014年3月期)[1]
従業員数 183人(2011年4月1日現在)
決算期 3月末日
主要株主 エクシング
主要子会社 株式会社テイチクミュージック
関係する人物 飯田久彦(元歌手、前社長)
外部リンク http://www.teichiku.co.jp/
特記事項:1944年昭和19年)5月25日に「帝蓄工業株式會社」へ、1953年昭和28年)4月1日に「テイチク株式会社」へ、1999年平成11年)に現商号へ商号変更。
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株式会社テイチクエンタテインメント英語TEICHIKU ENTERTAINMENT, INC.)は、日本レコード会社である。

社名の「テイチク」は設立時に用いていた「音機商會(帝国蓄音機商会、ていこくちくおんきしょうかい)」の略称である。

概要[編集]

本社は東京都渋谷区神宮前。現在の社長石橋誠一

会社設立が戦前という歴史のある会社で、特に演歌に強くNHK紅白歌合戦の出場歌手が多数所属している。石原裕次郎が所属していたレコード会社としても有名。カラオケや落語、鉄道関連の商品も多数発売しており、またBEGINをはじめとした沖縄音楽を歌うアーティストが多く所属していることも特徴的。海外のレコード会社との結びつきは大きくないが、近年では映画『20世紀少年』のテーマソングを歌うT.REXなどの洋楽アーティストも扱っている。

2008年(平成20年)に日本ビクターの子会社となり、同業のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントとは2015年(平成27年)まで「兄弟会社」の関係にあった。

2010年(平成22年)4月16日 一部報道機関で「ソフトバンクが5月を目処にJVC・ケンウッド・ホールディングスの子会社である当社とビクターエンタテインメントを過半数の株式を取得し子会社化、年内に残りの株式も取得し完全子会社化することで大筋合意した[2]」と報じられたが、両社共にニュースリリースで否定した[3][4]。しかし、29日に交渉が打ち切られたと報じられた[5]

2015年、カラオケ機器メーカーのエクシングJVCケンウッドから大部分の株式を取得して子会社化し、ビクターエンタテインメントとの「兄弟会社」関係は解消された。

歴史[編集]

南口重太郎が大阪にスタンダード・レコードというレコード会社を設立。この会社はのちにテイチクの一工場となる。南口は忠臣楠木正成を崇拝しており、このとき「楠公印」のレーベルマークを商標登録、のちにテイチクでも使われる。

1931年(昭和6年)2月、吉川島次と南口重太郎が合資會社帝國蓄音器商會を設立。本社・工場を奈良県奈良市に、事務所・録音スタジオを兵庫県川辺郡川西町(現在の川西市)花屋敷においた。当時、吉川は奈良県生駒郡郡山町(現在の大和郡山市)で農業を営みながら蚊帳などの問屋をしており、副業として蓄音器(ハードウェア)の販売を始めた。一般にいわれる11月説(「合資會社帝國蓄音器商會」の設立が11月という説)は、和数字の二の誤読と推測される。

なお、東京に同名の帝国蓄音器商会(ヒコーキレコード)というレコード会社があったが、1925年(大正14年)には他社と合併して合同蓄音器となっており奈良の帝国蓄音機とは無関係である。

  • 1932年(昭和7年)5月 新譜を第一回発売とし、1枚80銭の黒盤(5000番台)を標準規格商品とする。
  • 1934年(昭和9年)2月 株式会社に改組して社名を「帝國蓄音器株式會社」と改め、本社を奈良市に移した。1枚1円の緑盤(15000番台)を発売。
  • 1934年(昭和9年) 日本コロムビアから作曲家の古賀政男を抜擢して重役に任用し、同社から録音技師と社員も呼び寄せた。東京進出に際して文芸部を銀座に、録音スタジオを杉並堀之内に置く。文芸部は、後に録音スタジオの地へ移転。楠木繁夫、松島詩子を専属として主力歌手とし、年末にはディック・ミネも専属とした。
  • 1936年(昭和11年) 藤山一郎、美ち奴が入社。本社を奈良市肘塚町へ移転し、工場も設備拡大を行う。
  • 1938年(昭和13年) 古賀政男退職。満洲国の新京に録音スタジオを新設して11月15日から録音を開始する。
  • 1943年(昭和18年) 10月6日に工場を失火で全焼。
  • 1944年(昭和19年)5月25日 帝蓄工業株式會社と改称。
  • 1945年(昭和20年)3月13日 この日の録音をもって録音を休止(この日録音の5面は未発売に終わる)。レコードの製造は継続。終戦後は、直ちに標準盤の新規格を制定して代表作品の再発売を開始する。
  • 1946年(昭和21年)3月21日 戦後の新録音を再開する。同年10月には社章を新しくしたが、レコードのレーベルは在庫分と新規分が混在しており一斉変更ではない。
  • 1950年(昭和25年)12月18日 社長の南口重太郎が死去。
  • 1951年(昭和26年)1月6日 南口重治が新社長に就任。同年9月に米国デッカとの契約成立。それに伴いSPレコードの品質が格段に向上する。
  • 1952年(昭和27年)2月 デッカレコードを発売。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 社名をテイチク株式会社に変更。同年、レコードの録音に磁気テープの使用を開始。
  • 1954年(昭和29年) LPレコード・EPレコードの発売を開始。
  • 1961年(昭和36年) 杉並堀之内の録音スタジオ改築完成。同年9月11日に松下電器産業と提携。
  • 1985年(昭和60年) グロビュール音楽出版株式会社設立。
  • 1987年(昭和62年) バイディス・レーベル新設。
  • 1989年 ブラゾーン・レーベル新設、株式会社近畿ゼネラルサービス(現:パナソニックAVCディスクサービス株式会社)設立。
  • 1993年(平成5年) CD製造ライン設置。株式会社テイチク・ミュージック・コーポレーション、株式会社トライクル設立。
  • 1998年(平成10年) go-toレーベル、KID'DOMレーベル新設。株式会社トライクル、株式会社デヴォンポート解散。
  • 1999年(平成11年) 経営不振のため同じ松下電器の子会社だった日本ビクターに経営権を譲渡。ビクターはテイチクに飯田久彦を社長として送り込んだ。その際、現在の社名:株式会社テイチクエンタテインメントに改称した。
  • 1999年(平成11年) テイチク興業株式会社、スタジオ「グリーン・バード杉並」解散。エムシーエー・パナソニック・ミュージック株式会社解散。
ワンダーエンターテイメント株式会社解散。株式会社テイチク・ミュージック・コーポレイション解散。
奈良事業部(ディスク製造工場)を株式会社近畿ゼネラルサービスへ営業譲渡。
本社ビルを京セラ原宿ビルに移転。
  • 2000年(平成12年)4月 インペリアルレコード新設。
  • 2006年(平成18年)4月 タクミノート新設。
  • 2008年(平成20年) 日本ビクターがパナソニックグループから離脱してケンウッドと経営統合したことに伴い、テイチクもその傘下となり、パナソニックグループから離れた。
  • 2009年(平成21年)7月 関連会社のグロビュール音楽出版株式会社が、株式会社テイチクミュージックに社名変更。
  • 2010年(平成22年)4月16日 ソフトバンクが子会社化すると新聞で報じられたが親会社がニュースリリースで否定。後に交渉が決裂した。
  • 2011年(平成23年)10月1日 JVCケンウッドが傘下の事業会社であった日本ビクターを合併したことに伴い、親会社となった。
  • 2015年(平成27年)4月28日 - JVCケンウッドが保有する当社の株式(96.08%)を業務用カラオケ機器大手のエクシングが譲り受け親会社となる[1][6]

レーベル[編集]

現存[編集]

  • テイチクレコード:主に演歌歌謡曲
  • インペリアルレコードJ-POP
  • ユニオンレコード:当初は各種洋楽の統括レーベルとして設立。1970年代にはアイドル系レーベルとして使用されたが、例外的に演歌・歌謡曲もあった。現在は和田アキ子専用(過去の作品の再発売は、レーベルをテイチクレコードに変更)
  • タクミノート:「大人のライフスタイルに寄り添う音楽を提案する」レーベル
  • インペリアルレコードインターナショナル:海外ポピュラー
  • コンチネンタル・スター:80年代の黄金ポップス時代、そして現在に至るまで活動を続けるアーティストを中心にリリースするレーベル。
  • VR (ブイアール): 株式会社アズミックスから販売受託を受け立ち上げたJ-POPJ-ROCKヴィジュアル系ゴスロリ系レーベル。

廃止[編集]

  • TMC
  • TGM(ティー・グランド・ミュージック)
  • TRYCLE
上記3社は、テイチクの子会社として1994年(平成6年)に設立したJ-POP専門のレコードレーベル、後にテイチクに吸収合併された。
  • BLACK
  • NON STANDARD細野晴臣主宰のレーベル)
  • MONAD(細野晴臣主宰のレーベル)
  • BAIDIS
  • Bi-tam-ing
  • réveil
  • WONDER
  • Zeebra Zone

所属アーティスト[編集]

テイチクレコード[編集]

インペリアルレコード[編集]

タクミノート[編集]

ユニオンレコード(元テイチクのサブレーベル)[編集]

インペリアルレコードインターナショナル[編集]

コンチネンタル・スター[編集]

VR[編集]

過去に所属していたアーティスト[編集]

ゲームソフト[編集]

1992年(平成4年)以降、以下に挙げるゲームソフトを発売した。現在はゲームソフトの開発・販売は行っていない。

スーパーファミコン
PCエンジン
プレイステーション
  • ウキウキ釣り天国シリーズ
  • 水族館プロジェクト
  • モンスターパニッシュ
  • レストランドリーム

鉄道関係[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 子会社の株式譲渡に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社JVCケンウッド (2015年3月27日). 2015年3月27日閲覧。
  2. ^ ソフトバンク、「ビクター」「テイチク」買収へ、読売新聞、2010年4月16日
  3. ^ 本日の一部報道に関して、ソフトバンク、2010年4月16日
  4. ^ 本日の一部報道に関して、JVC・ケンウッド・ホールディングス、2010年4月16日
  5. ^ ソフトバンク、音楽事業進出ならず…買収破談、読売新聞、2010年4月29日
  6. ^ 株式会社テイチクエンタテインメントの株式譲受完了に関するお知らせ”. 株式会社エクシング. 2015年4月29日閲覧。
  7. ^ スリー・ステップ・トゥ・ヘブン名義として在籍していた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]