フィリップス・レコード

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フィリップス・レコードPhilips Records)はオランダの巨大企業フィリップスにより創設されたレコード・レーベル(音楽部門)で、Philips Phonografische Industries (PPI)により1950年にスタートした。

解説[編集]

1950年代はアメリカのコロムビア・レコードのイギリス支社が供給した。この頃米コロムビアがフィリップスのクラシック音源を販売するために設立したのがエピック・レコードである。

現在はユニバーサル ミュージック グループの一部にある。

フィリップス・クラシック・レコードは同社のクラシック音楽部門であったが、現在はユニバーサル ミュージックのデッカ・レコードに統合されている。

沿革[編集]

現状[編集]

資本的にフィリップス系列を離れたことから、これまでフィリップスレーベルで発売された音源の内、クラシック以外は順次マーキュリー・レーベルに切り替えられた。クラシックのみフィリップスレーベルが存続していたが、2009年からは、順次デッカレーベルで再発売されている。

フィリップスへ録音している主な演奏者(クラシック)[編集]

日本での事業[編集]

    • 日本では、1960年エピック・レコードのフィリップス制作音源の発売権が日本コロムビアから日本ビクターレコード事業部に移行し、「フィリップス」レーベルが使用されたのがはじまりである。
    • その後、日本ビクターレコード事業部内にさらにフィリップス事業部が設立され、1966年には邦楽作品のレコード制作を開始。邦楽制作開始当時は、新興楽譜出版社が原盤の共同制作に当たっていた。1970年8月1日に「日本フォノグラム」として独立。
    • 1979年から1987年までは、「ベルテルスマン」が買収した「アリスタ・レコード」の発売を担当していた。その後、ポリグラムの買収によりグループの一社となる。海外アーティスト・クラシックの販売業務などについては1993年までに日本ポリグラムに事業移管される。1988年頃に邦楽部門の撤退措置。
    • 1995年にマーキュリー・ミュージックエンタテインメントに社名変更し、2000年には親会社にあたるユニバーサルミュージックに事業譲渡して解散。レーベルおよび制作部門は旧キティ・エンタープライズと合流した社内カンパニー「キティMME」を経て、「ユニバーサルJ」または「ユニバーサルシグマ」となっている。
    • PHILIPSロゴが停止したのに伴い、日本フォノグラム時代より発売されているキャロルのアルバムやCD選書などの旧譜のカタログは品番と価格に変更はないが、随時ユニバーサルのレーベルロゴと制作元のクレジットがユニバーサルミュージック・USMジャパンに変更された上で、製造出荷されている。
    • フィリップスレコードおよびキティMME所属アーティストの原盤権は、基本的にユニバーサルミュージックが承継している。
    • 8cmCDシングル規格パーティには当初、加盟しなかった。

所属していたアーティスト[編集]

いずれも日本ビクター時代(※は日本フォノグラムとして独立後も引き続き在籍)。原盤権シンコー・ミュージック・エンタテイメントが所持しているため、現在はクロニクルから発売中。
伊藤敏博とあみんの原盤権はヤマハミュージックパプリッシングが所持しているため、現在伊藤の分はテイチクエンタテインメントから、あみんの分はキングレコードから発売中。

脚注[編集]

  1. ^ この録音のCDは現在、日本のユニバーサルミュージックから発売されている(CD番号:UCCP-3336)
  2. ^ この録音のCDはかつてCD番号:411 473-2で発売されたことがあるが、現在は廃盤である。

外部リンク[編集]