18世紀オーケストラ
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18世紀オーケストラは、「リコーダーのパガニーニ」と呼ばれる現代屈指のリコーダー奏者フランス・ブリュッヘンが私財を投じ、世界15カ国から優れた古楽奏者を結集して1981年、オランダに結成された古楽オーケストラである。
年に2回、世界各国へコンサートツアーを行っており、何週間にも及ぶ演奏旅行の後、本拠オランダで帰国コンサートを行う。
ブリュッヘン自身が「私たちは『傑作』しか演奏しません」と語っている通り、彼らの演奏は傑作揃いである。 ブリュッヘンと18世紀オーケストラは、モダン楽器の団体との違いを意識し、古楽器による合奏の特色を徹底して追求しており、現代オーケストラの均整の取れた演奏、「均等の美学」を真っ向から否定している。 そのため彼らの演奏から、今までの古楽器にないシンフォニックな、迫力のある響きが生まれるのである。
ブリュッヘンは18世紀オーケストラの気概を新鮮な感覚に保とうとするため、「ブリュッヘン個人のオーケストラ」という狭い枠を作らないように、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演や、ロジャー・ノリントンなどの客演指揮者の登用、更には弦楽パートのみの室内楽作品にも取り組んでいる。
CD録音は85年から始まっており、ハイドンやモーツァルトの中期・後期交響曲集、シューベルトやベートーヴェンの交響曲全集など、優れた名盤が数多くある。


