社内カンパニー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

社内カンパニー(しゃないカンパニー)は、企業の事業部門のカテゴリーを独立採算方式(会社の中にある会社形式の事業)で運営する事業のことをいう。別名「社内分社制度」ともいう。

[編集] 概要

従来から取り入れられた事業カテゴリー制度を発展・移行して、社内カンパニー制度を導入することにより、企業はそれぞれの分野の製品製造や、それに携わる人材・資本などの経営資源を会社本体からそれぞれのカンパニーに配分して、同じ会社内であっても、明確な経営体質や企業カラーを打ち出し、効率のよい経営を実現させる。

[編集] 日本の実例

日本では、特に電機メーカー(松下電器東芝など)や、トヨタ自動車武田薬品工業プラス株式会社TBS琉球放送両備バスツネイシホールディングスなどがそれを取り入れており、その後TBS(テレビ放送の免許を保有する本体と、テレビ製作事業を行うTBSテレビ、ラジオ放送全般を担当するTBSラジオ&コミュニケーションズ)のように社内カンパニーから公式な一企業として分社化するケースもある。2007年(平成19年)4月1日に両備バス両備運輸が合併して発足した両備ホールディングスは、「両備経営サポートカンパニー」という全国的にも珍しい経営支援のための社内カンパニーを設けることになっている。

逆に日本電気(NEC)のように社内カンパニーを一度は導入したが廃止した企業もある。

社内カンパニーと同様のものとしてトヨタ系企業における VVC (Virtual Venture Company) を挙げることができる。