ホリプロタレントスカウトキャラバン

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ホリプロタレントスカウトキャラバンは、日本の業界大手芸能事務所であるホリプロが主催する、新人発掘を目的としたオーディションである。略称「(ホリプロ)TSC」。

目次

[編集] 概要

  • 芸能界への有力な登竜門として、また最も歴史と伝統を有することで知られているコンテストである。
  • 1970年代中頃、『スター誕生!』などのオーディション番組では他社との競合により新人を希望通りに獲得できない事が多く、また「当時はそれほど高くなかったホリプロダクション(当時)の知名度と芸能事務所の社会的評価を向上させたかった」という堀威夫(ホリプロ創業者、現・取締役ファウンダー)の思いから、自ら全国を回ってスカウトする形を立案企画しスタートした。
  • 第1回グランプリの榊原郁恵が活躍したことによりホリプロのスカウト活動の中心的イベントとなったが、芸能事務所が新人発掘をテレビ番組に頼らず自社でオーディションを開催する形式が定着化するきっかけとなった。また、『スター誕生!』の応募者が徐々に減少していくひとつの要因ともなった。
  • 初期の数回においては堀威夫が選考に直接関わり意見が分かれた際の最終的な決定権を持っていた。
  • 当初は正統派アイドルを発掘する感のみが強かったが、近年の芸能界そのものの多様化に対応するため、グランプリ受賞者のマネジメントを担当する予定の若手・中堅社員をコンテスト実行委員長に据え、回毎のコンセプトを明確に定め、より幅広い分野からのタレント発掘を目指すものに改善が図られている。このため、年度によりお笑いタレント発掘が主眼となった年もあった。
  • アイドルブームが去り当コンテスト自体にもマンネリ感が出た時期に「そろそろ止めたらどうか?」という声がホリプロ社内で上がり堀威夫に提言したところ「本当に原石は掘り尽くしたのか?、止めるのは簡単だが我々は今後どこに鉱脈を求めるのか?」と問われて再検討し、継続が決まったという経緯がある。
  • 第16回(第1回飛び出せ!日本男児)を除いて基本的に女性対象だが、初期は特に男女の限定はなかった模様で、第3回では男性の東寿明(あずま としあき)が審査員特別賞を受賞し、後に歌手デビューを果たしている。
  • 基本的に書類選考を経て夏休み期間中に順次各地で地方予選を行い、東京で選抜者による本選(決戦大会)を行うが、近年は本選前に事前審査を兼ねた合宿やレッスンを課すケースが多い。
  • また公開オーディションとして第1回大会からコンテストの模様をテレビ朝日が放送しており(第15回のみテレビ東京)、同局の系列局ANN、但しクロスネット局福井放送テレビ宮崎を除く)がしばしば地方の予選会場に使われている。ただし一般公募しなかった回と非公開の回があり、これらについては放送されなかった。第35回(2010年)では本選がニコニコ生放送Ustreamでライブ配信された。
  • 通常はグランプリ受賞者には優勝賞金が送られるが、その回の後援企業からCM出演など何らかの副賞が付く場合もある。
  • 2011年度は「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」と銘打ち、ホリプロ初の声優アーティストの募集を行っている。

[編集] 過去の受賞者と大会コンセプト名

名義は現在のもの(現在ホリプロ所属でない者はこの限りではない)。受賞時の名義とは異なる場合もある。

大会 グランプリ 特別賞(または一時期に個人審査も含む準グランプリ)
1 1976年   榊原郁恵 審査員特別賞・荒木由美子
2 1977年   西村まゆ子 審査員特別賞・あいあい高田橋久子
3 1978年   能瀬慶子 審査員特別賞・東寿明
4 1979年   比企理恵 なし
5 1980年   林紀恵 なし
6 1981年   堀ちえみ なし
7 1982年   大沢逸美 審査員特別賞・渡辺桂子
8 1983年   田中久美 なし
9 1984年   井森美幸 審査員特別賞・鈴木保奈美
10 1985年   山瀬まみ なし
11 1986年   伊藤美紀 アクトレス賞・仁藤優子
ボーカリスト賞・千葉美加
グラビアスター賞・小林明子
12 1987年   坂井順子 なし
13 1988年   山口裕子 なし
14 1989年   田中陽子 井森賞・東恵子
15 1990年 ホリプロTHE 1990オーディション 戸田菜穂 なし
16 1991年 第1回飛び出せ!日本男児 北地大良 審査員特別賞・工藤兄弟
17 1992年 (上の娘部門グランプリ)
(下の娘部門グランプリ)
菊池あゆみ
馬渕英俚可
なし
18 1993年   木下菜緒子 ミスフライングレディ賞・楓由香
演技賞・前田つばさ
19 1994年 放課後の決選~カラオケ・バトルロイヤル 上原さくら なし
20 1995年 20th THE1995オーディション 佐藤仁美 審査員特別賞・新山千春
21 1996年 PURE GIRLオーディション 深田恭子 審査員特別賞・酒井彩名
ピュアガール賞・相原玲野村恵里
22 1997年   古川小百合 なし
23 1998年 女優誕生 平山あや なし
24 1999年   西端さおり なし
25 2000年   藤本綾 審査員特別賞・岩科麻由子綾瀬はるか
26 2001年 美・笑・女 浜口順子 なし
27 2002年 ピュアガール2002 石原さとみ なし
28 2003年 ラブミュージックオーディション 大竹佑季 なし
29 2004年   佐藤千亜妃 審査員特別賞・近藤あゆみ東亜優
ヤングサンデー賞・水崎綾女
30 2005年 メモリアルオーディション2005 緑友利恵 準グランプリ・中別府葵
31 2006年   石橋杏奈 なし
32 2007年   足立梨花 審査員特別賞・入来茉里
33 2008年   高良光莉 審査員特別賞・桃瀬美咲
34 2009年   小島瑠璃子 なし
35 2010年   安田聖愛 なし
36 2011年 次世代声優アーティストオーディション 田所あずさ なし

※一般公募を中断し、全社員のスカウトのみから選考

[編集] その他のホリプロ主催コンテスト等

同じくホリプロ主催のコンテストに「夏のお嬢さんコンテスト」や「NEW STAR AUDITION」等が存在するが、TSCほどには知られていない。以下は主な受賞者を記す。

  • 夏のお嬢さんコンテスト
  • ホリプロNEW STAR AUDITION -21世紀のリカちゃんはあなた!!

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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