江口克彦

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日本の旗参議院議員 江口 克彦
生年月日 1940年2月1日(72歳)
出身地 愛知県
出身校 慶應義塾大学法学部政治学科
前職 PHP研究所 社長
世襲
選出選挙区 比例区
当選回数 1回
所属党派 みんなの党
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江口 克彦(えぐち かつひこ、1940年2月1日 - )は、日本実業家政治家

参議院議員(1期)、みんなの党最高顧問。PHP総合研究所前社長。

目次

[編集] 経歴

愛知県名古屋市生まれ。愛知県立瑞陵高等学校卒業。慶應義塾大学法学部政治学科(中村菊男ゼミ)卒業。

松下電器産業株式会社入社後、1967年にPHP総合研究所に異動、松下幸之助の秘書となる。2004年に同社社長に就任、2009年に退任した。松下幸之助の晩年23年間、側近として共に過ごしたことから、松下に関する著作も多い。道州制ビジョン懇談会座長(内閣官房)、沖縄新世代経営者塾塾長(内閣府)など、政府関係の役職も数多く務めている。

2009年2月、渡辺喜美江田憲司衆議院議員の呼びかけに、評論家屋山太郎らとともに応じ、「脱官僚」「地域主権」「国民生活重視」の推進のための国民運動体に参加[1]。2010年7月、第22回参議院議員通常選挙においてみんなの党比例代表候補として当選、同党の最高顧問に就任した。直後の第175回国会では同党の参議院議長候補として、11票を獲得している。

[編集] 近年の活動

[編集] 松下幸之助の「松下哲学」の啓発活動

長年にわたり松下幸之助の側近として仕えた経験をもとに、松下が生涯を通じて構築したという「松下哲学」について、多数の著作を執筆し、各地で講演を行っている。

江口によれば、「松下哲学」とは、松下自身が数十年をかけて辿りついた「人間観」を出発点にして、人間の使命、宇宙観、世界観、人生観など、独自の哲学を築き上げたものであり、従って「松下哲学」のなかに、彼の政治哲学や歴史哲学、経営哲学などすべてが包含されているとする。それゆえ、松下を語るときに、とくに「松下経営哲学」からのみ評論するのは「皮相的幸之助論」であると批判している。

経営論、経営者論、松下幸之助論、人材育成論、道州制論などをテーマに、執筆した書籍は40冊を超える。また、全国各地で積極的に講演活動を数多く行っている。海外での講演も多い。

[編集] 「地域主権型道州制」の推進

道州制論者でもあった松下の遺志(「廃県置州論」)を継ぐとして、1989年(平成元年)から自身も道州制の導入を提唱している。1996年には、著作においてすでに「地域主権」の語を使用している(『地域主権論』)。

江口の提唱する「地域主権型道州制」は、現在の47都道府県を廃して、全国を10から13ブロックの道州に再編するものである。国の役割は国防、外交、社会保障サービス、通貨管理、大災害への対応などに限定し、税財源と権限、また自治立法権は各道州に委譲される。道州は河川・港湾、空港、警察、産業振興、基礎自治体間の財政調整など広域行政を担う一方、基礎自治体は、地域に密着した社会福祉、消防・救急、生活廃棄物処理、保健所、小中高等学校、下水道、災害対策などの行政分野をより幅広く担うものとされ、この点を「地域主権型道州制」の特色としている。同制度の導入により、各道州・基礎自治体が地域に最適の行政を行うことで、各地域ひいては日本全国の活性化が図られるとする。

現在、参議院議員として、国会内で超党派的に道州制推進の旗振り役として行動している。超党派議員連盟「道州制懇話会」を結成し、共同代表を務める。また、民間の「地域主権型道州制国民協議会」会長として、全国の地方議員1500人とともにブロック別政治家連盟を結成している。

[編集] 主な役職

歴任

  • 内閣官房 道州制ビジョン懇談会 座長
  • 内閣府 沖縄新世代経営者塾 塾長
  • 内閣府 公務員制度の総合的改革に関する懇談会 委員
  • 内閣府 イノベーション25戦略会議 委員
  • 建設省 都市再生推進懇談会 委員
  • 国土交通省 観光に関する懇談会 委員
  • 内閣総理大臣諮問機関経済審議会 特別委員
  • 大阪大学大学院 客員教授
  • 立命館大学経営大学院 客員教授
  • 中小企業大学校 客員教授
  • 地域主権型道州制国民協議会 会長
  • 名古屋市経営アドバイザー(専門委員)
  • 憲法円卓会議 座長
  • 松下社会科学振興財団 専務理事
  • 特定非営利活動法人「武士道協会」副理事長
  • 研究提言機構「世界を考える京都座会」コアメンバー
  • 研究提言機構「次代を考える東京座会」座長
  • 「歴史街道」推進協議会 理事
  • 経済同友会 幹事
  • 京都経済同友会 常任幹事
  • 財団法人 親学推進協会 評議員
  • 社団法人 京都音楽文化協会 理事
  • 財団法人 学生サポートセンター 評議員
  • 関西師友協会 理事
  • 関西学生発イノベーション創出協議会 顧問
  • 美ら島沖縄大使
  • 松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社) 理事 他

[編集] 叙勲等

  • 紫色大綬景星勲章(台湾)2000.4
  • 国際報道文化賞(台湾)2000.5
  • 京都府産業功労者表彰 2001.11
  • 文化庁長官表彰 2008.11
  • 東久邇宮文化褒賞 2010.10

[編集] 著書

  • 『国民を元気にする国のかたち』
  • 『ほんとうの生き方』
  • 『日本を元気にする地域主権』(共著)
  • 『地域主権型道州制~日本の新しい「国のかたち」~』
  • 『脱「中央集権」国家論』
  • 『地域主権論』
  • 『日本再編計画』(共著)
  • 『増税無用論』
  • 『オレが日本を元気にしてやる!』
  • 『成功は小さい努力の積み重ね―松下幸之助の言葉を読み解く―』
  • 『江口克彦・人生を考える201のメッセージ』

ほか多数(以上、PHP研究所)

  • 『猿は猿 魚は魚 人は人』(講談社)
  • 『松下幸之助は なぜ松下政経塾を創ったのか』(WAVE出版)
  • 『松下幸之助 君なら必ず出来る』(アスコム出版)
  • 『トップ一人の責任』(ぱる出版)
  • 『松下幸之助 成功の法則』(WAVE出版)

ほか多数

[編集] 脚注

  1. ^ ほかに、堺屋太一三枝成彰木下敏之根本良一野村修也福岡政行藤原美喜子水野和夫水野清山中光茂吉崎達彦らが参加

[編集] 外部リンク

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