言葉にできない
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 言葉にできない | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| オフコース の シングル 収録アルバム 『over』 |
|||||
| リリース | 1982年2月1日 | ||||
| ジャンル | J-POP | ||||
| レーベル | エキスプレス/東芝EMI | ||||
| プロデュース | オフコース | ||||
| チャート最高順位 | |||||
|
|||||
| オフコース シングル 年表 | |||||
|
|||||
言葉にできない(ことばにできない)は、1982年2月1日に発売されたオフコース通算23枚目のシングル (ETP-17280)。
目次 |
[編集] 解説
「言葉にできない」、「君におくる歌」両曲ともアルバム『over』[1]からのシングルカット曲で、アルバム収録曲と同内容。
「言葉にできない」は、「Off course Concert 1982 “over”」[2]の最終公演地日本武道館での10日間連続公演最後の6月30日と1989年2月26日に東京ドームで行われた“The Night with Us”で、小田和正が涙で声を詰まらせ、歌えなくなったことがある。
この曲の製作過程について小田は「アルバム作ってて、“もう1曲核になる曲が欲しいな”って思って、で、みんなが帰った後、ひとり残ってね。確か、渋谷の『マック・スタジオ』だったと思うけど」「何しろ“ラララ”でいこうというのはアイデアとしてあって。ただ、そこにたどり着くまでの過程があって。歌なんてもしかしたら、“歌詞がないほうが強いんじゃないか?”って思ったのかな。その前段階で、“歌詞、書くのイヤだな”って、そう思ってたのが、だんだん“歌詞がないほうが…”ってなったいったのかな。いや、ともかく“ラララ”って歌ってるうちに、“このままのほうがシンプルで強い”って確信してったんだよ。ちょうどそれが当時の、バンドのテーマだったから」「循環コードを弾きながら、“ラララ”って、歌いながらメロディをちょっとずつ直していったんだと思う。“ラララ”のあと、“言葉にできない”が先か“悲しくて”が先か、どっちか忘れたけど、このふたつが前後して浮かんだと思うんだよ。とにかく、そこのブロックが最初に出来たのは覚えている。“言葉にできない”って歌詞と“ラララ”っていうのはとても辻褄が合うじゃない?」「そしたら、“悲しくて”だけじゃなく、“悔しくて”っていうのも“言葉にできない”や“ラララ”とも辻褄が合う。で、途中で、“否定的な、暗いまま終わるのはイヤだな”っていうことで“嬉しくて言葉にできない”という、“それで締めればいいんだ”みたいな。そう思いついたときに“ああ、そうか、これで解決。ハッピー、ハッピー!”って、この展開は素晴らしいな、とね」と、『たしかなこと』[3]でのインタビューで答えている。
“over”ツアーの武道館公演では曲の後半部分で映画『ひまわり』[4]の中の、一面に広がるひまわり畑のシーンがスクリーンに映された。このアイデアについて小田は「まさに言葉にできないほどの、圧倒的な花の映像が欲しかったので、映画の版権の一部を買い取って武道館一面、ひまわりで埋めたんだ」と、後のインタビューで答えていた。
この曲は1999年に明治生命(当時)のCMソングとして小田自身がセルフカヴァーし、アルバム『LOOKING BACK 2』[5]に収録された。
また、テレビドラマ『夏休みのサンタさん』[6]、『たったひとつのたからもの』[7]の主題歌や、映画『手紙』[8]の挿入歌にも起用されたほか、テレビアニメ『ソニックX』[9]でも使われた。
「君におくる歌」は、後に鈴木がアルバム『FORWARD』[10]にてセルフカヴァーしている。
[編集] 収録曲
[編集] SIDE A
- 言葉にできない (6分21秒)
- 作詞 • 作曲 : 小田和正、編曲 : オフコース、ストリングス編曲 : 小田和正
[編集] SIDE B
[編集] スタッフ/スタジオ
- プロデュース : オフコース
- © 1982 Pacific Music Publishing Co., Ltd. & FAIRWAY MUSIC Co., LTD.
[編集] カヴァー一覧
[編集] 言葉にできない
| アーティスト | 収録作品(初出のみ) | 発売日 | 生産番号 |
| 辛島美登里 | Snowdrop | 1999年12月8日 | TOCT-24287 |
| Hi-Timez | in my words〜言葉にできない | 2004年3月3日 | TOCT-22237 |
| PANG | あはっ! | 2004年6月30日 | CTCR-14344 |
| 宮西希 | ちょっとひとりKOTO 2〜LOVE BALLADS〜 | 2005年4月27日 | CRCI-20620 |
| Ryu | ユメ–襟を濡らす涙 | 2005年6月22日 | CRCP-40111 |
| 槇原敬之 | Listen To The Music 2 | 2005年9月28日 | TOCT-25748 |
| 平原綾香 | From To | 2005年11月2日 | MUCD-1131 |
| 寿和 | トキノツバサ | 2006年4月26日 | SDCF-1048 |
| 岩崎宏美 | Dear Friends III | 2006年9月27日 | TECI-1136 |
| 柿木原こう | コトバニデキナイ | 2006年12月6日 | WQCA-1014 |
| 中西保志 | Standards | 2007年2月21日 | TLCA-73156 |
| SOTTE BOSSE | Innocent view | 2007年3月7日 | bloom-010 |
| 鮫島有美子 | 千の風になって〜新しい日本の抒情歌 | 2007年5月23日 | COCQ-84267 |
| 宇宙(ウジュ) | 言葉にできない | 2007年10月24日 | XNUA-30002 |
| 島谷ひとみ | 男歌〜cover song collection〜 | 2007年12月5日 | CD+DVD:AVCD-23399/B CD:AVCD-23400 |
| TRACKBEANZ featuring Mayu Bingo | Everlasting Tunes | 2008年3月26日 | DQC-58 |
| Smooth J | Smooth Sound Collection vol.1 | 2008年5月5日 | SMJC-1 |
| AQUA5 | AQUA FEEL AQUA SOUL | 2008年8月27日 | CD+DVD:TCAC-347 CD:TCAC-346 |
| YMCK | YMCK SONGBOOK -songs before 8bit- | 2008年9月24日 | AVCD-23645 |
| 美野春樹 | PIANO tone はるうた〜第2ボタンの胸キュンメロディー〜 | 2008年11月19日 | COCX-35271 |
| イ・ドンゴン | LEE DONG GUN 2008 DEBUT CONCERT IN JAPAN | 2009年2月4日 | 初回生産限定盤:SIBP-140/1 通常盤:SIBP-142 |
| CRYSTAL BROTHERS | キラキラハウス〜WE LOVE J-POP〜 | 2009年3月20日 | CDDD-004 |
| Dub Master X | Dub Summer Pop | 2009年5月13日 | RZCD-46148 |
| 大橋純子 | TERRA 2 | 2009年6月10日 | VPCC-81638 |
| COVERLAND | ZOE –fall in love– | 2009年6月17日 | AVCD-23869 |
[編集] 脚注
- ^ 1981年12月1日発売 ETP-90150
- ^ 1月22日~6月30日 全69公演
- ^ 小貫信昭著 2005年3月18日初版 ソニー・マガジンズ
- ^ 1970年公開イタリア映画 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 主演:マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン
- ^ 2001年5月16日発売 FHCL-2018
- ^ 日本テレビ系2001年9月4日放送 原作:井沢満 主演:渡哲也、長谷川京子
- ^ 日本テレビ系2004年10月26日放送 原作:加藤浩美 主演:松田聖子、船越栄一郎
- ^ 全国松竹 • 東急系2006年11月3日公開 原作:東野圭吾 主演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ
- ^ テレビ東京系2003年9月26日放送 第26話
- ^ 2004年12月8日発売 TOCT-25563

