イマジン (ジョン・レノンの曲)

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イマジン
ジョン・レノンシングル
収録アルバム イマジン
B面 イッツ・ソー・ハード
1971年
労働階級の英雄
1975年
リリース アメリカ合衆国の旗 1971年10月11日
日本の旗 1971年11月10日
イギリスの旗 1975年10月24日
規格 7" シングル
録音 1971年
ジャンル ロック
時間 3分1秒
レーベル アップル・レコード
(1971年)
パーロフォンEMI
(1975年)
作詞・作曲 ジョン・レノン
プロデュース フィル・スペクター
ジョン・レノン
オノ・ヨーコ
チャート最高順位
ジョン・レノン シングル 年表
人々に勇気を
(1971年)
イマジン
(1971年)
ハッピー・クリスマス (戦争は終った)
(1971年)

スタンド・バイ・ミー
(1975年)

イマジン
(1975年)

スターティング・オーヴァー
1980年
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イマジン
ジョン・レノン楽曲
収録アルバム イマジン
リリース 1971年9月9日
録音 1971年
ジャンル ロック
時間 3分01秒
レーベル アップル・レコード
EMI
作詞者 ジョン・レノン
作曲者 ジョン・レノン
プロデュース ジョン・レノン
オノ・ヨーコ
フィル・スペクター
イマジン 収録順
イマジン クリップルド・インサイド
(2)

イマジンImagine)は、1971年に発表されたジョン・レノンの楽曲である。

解説[編集]

ジョンのソロ時代のアルバムイマジン』のタイトル・ナンバーである。ジョンのソロ作品の中で極めて人気が高く、1999年BMIは "Imagine" を top 100 most performed songs of the 20th centuryとした。2002年にはギネスブックを発行しているギネス・ワールド・レコーズ社が31,000人以上から取った「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートの結果、「ボヘミアン・ラプソディ」に次ぐ第2位を獲得し、2004年に『ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(The RS 500 Greatest Songs of All Time)」では3位にランクされた。2005年1月に the Canadian Broadcasting Corporation はリスナーによる投票で本作を過去100年のうちで最も偉大な歌とした。

ジョンは完成当時「やっと(ポール・マッカートニー作の)イエスタデイみたいないい曲ができた」と喜んだという[1]。なお、「イマジン」の原曲はビートルズ在籍時にすでに存在しており、1969年の「ゲット・バック・セッション」で演奏されたテープが残されている。

レコーディングではジョンがヴォーカルピアノを担当し、クラウス・フォアマンベースを、アラン・ホワイトドラムを演奏した。

歌詞[編集]

国家宗教所有欲によって起こる対立や憎悪を無意味なものとし、曲を聴く人自身もこの曲のユートピア的な世界を思い描き共有すれば世界は変わる、と訴えかける。人類愛平和を勧める歌として多くの人々に愛唱されてきたが、共産主義的思想であるという批判も存在する[※ 1]

「Imagine (想像しなさい)」と呼びかける形で始まる歌詞[※ 2]について、ジョンは、オノ・ヨーコの詩集『グレープフルーツ』から拝借したと語った。ヨーコの詩集『グレープフルーツ』の中にある詩「ツナフィッシュ・ピース・サンドウィッチ」には「想像しなさい、千の太陽が一辺に昇る所を…」というくだりがあり、ジョンはそのフレーズがいたく気に入って曲のタイトルなどに使用したという訳である。ヨーコが第二次世界大戦時を東京で過ごしたことが、その平和希求の歌詞に反映したのかもしれない[※ 3]

「宗教もない」については、死の直前のインタヴューで「完全に自由な信仰」だとジョン・レノンは語った[※ 4]

シングル盤[編集]

1971年、「イッツ・ソー・ハード」とのカップリングでアメリカ日本などでシングル・カットされた。アメリカでは最高第3位であった。イギリスでは、アルバム『ジョンの魂』収録曲「労働階級の英雄」とのカップリングで4年後の1975年になってシングルとして発売され、最高第6位、ジョンの死後の1981年にチャートに再登場して全英1位となった。映画のサウンドトラック・アルバムに収録されシングル・カットと何度もリエントリーされそのたびに世界各地のヒット・チャートをにぎわした。

カバー[編集]

本作には「イエスタデイ」、「サムシング」と並び膨大な量のカヴァーが存在し、クイーンボン・ジョヴィニール・ヤングマドンナアヴリル・ラヴィーンア・パーフェクト・サークルRCサクセション布施明が演奏している。また、あくまでテレビの演出の一環としてであるが、クリントン大統領もカヴァーした。2003年の『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』では、本木雅弘がこの曲の日本語訳の詞を朗読した。2007年には、本木の義母樹木希林も同様に日本語訳を朗読した。最近では、アウラ・ヴェーリスによる「イマジン~ピアノとチェロによるジョン・レノン・クラシックス」(日本コロムビア:2012年12月)での収録がある。

補足[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「この歌の歌詞はかなり共産主義的な主張を含んでいる」とレノンは認めた。そうした歌詞の内容のため、ラジオテレビなどでは時に放送禁止ともなった。
  2. ^ 1963年にジョンは、"Imagine"同様に「想像しなさい」と呼びかける形で始まる楽曲"I'll Get You"を発表している(ポール・マッカートニーとの共作名義)。その歌詞は"Imagine I'm in love with you, it's easy cause I know." と続く。
  3. ^ 本曲の作詞者にヨーコの名は加えられていないが、後にジョンは「あの当時は自分勝手で男性的だった」とヨーコを署名に加えなかったことを恥じていたという。元となったヨーコの詩集『グレープフルーツ』は曲が発表された年にイギリスで発行されている。
  4. ^ アメリカ合衆国のキリスト教徒には"(Nothing to kill or die for) and no religion, too"の一節が嫌悪され、カヴァーされる場合において、節そのものが削除されたり、極端な場合では"no"が"one"に変えらたりすることがある、とデズモンド・モリスは述べた。(出典:リチャード・ドーキンス神は妄想である』P10より)。インタヴューによれば、楽曲に権利を持つオノ・ヨーコは歌詞の改変を認めていない。

出典[編集]

  1. ^ ジョン・レノン「やっと“イエスタデイ”みたいないい曲ができた」 barks 2013年6月29日