ゴング (バンド)

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ゴング
ゴング 2009年}
ゴング 2009年
基本情報
出身地 フランスの旗 フランス
ジャンル カンタベリー・ミュージック
プログレッシブ・ロック
ジャズ・ロック
フュージョン
サイケデリック・ロック
活動期間 1967年-1976年
1991年-2001年
2003年-2004年
2006年-現在
レーベル ヴァージンレコードEMI
公式サイト www.planetgong.co.uk
メンバー
デイヴィッド・アレン
ジリ・スマイス
オーランド・アレン
ファビオ・ゴルフェティ
デイヴ・スチュアート
イアン・イースト
旧メンバー
ジスカ・バウム
ローリン・スタンドリー
ディディエ・マレルブ
クリスチャン・トリッシュ
ピップ・パイル
チャールズ・ヘイワード
スティーヴ・ヒレッジ
ティム・ブレイク
フランシス・モーズ
マック・プール
ローリー・アラン
リチャード・ホウアリ
マイク・ハウレット
ピエール・ムーラン
ブノア・ムーラン
ディアン・スチュワート-ボンド
ミケット・ジラウディ
ブライアン・デイヴィソン
クリス・カトラー
ビル・ブラッフォード
サンディ・コリー
パトリス・リモイン
ジョージ・ピンチェフスキー
グレアム・クラーク
シャマル・メイトラ
キース・ベイリー
クリス・テイラー
セオ・トラヴィス
マーク・ロブソン
マーク・ヒウィンズ
グヨ・ゼピス
ジョシュ・ポロック
河端一
コットン・カジノ
ダルマワン・ブラッドブリッジ
吉田達也
フレッド・バーリ
ゲイブリエル・コスタ
マルセロ・リンゲル
ゴング 1974年

ゴング(Gong)は、1967年オーストラリア生まれのデヴィッド・アレンを中心にフランスで結成されたプログレッシブサイケデリック・ロック・バンド。英米ではスペース・ロックというジャンルで括られることが多い。

アラン・ホールズワースティム・ブレイクスティーヴ・ヒレッジ、ディディエ・マレルブなどが在籍したバンドとしても知られる。

メンバーの出入りが激しく、リーダーのアレン自身が1975年に脱退した。残されたメンバーはピエール・ムーランを中心にバンドを再編成し、ピエール・ムーランズ・ゴングと名乗り1990年代まで活動した。アレンは脱退後プラネット・ゴングニューヨーク・ゴングを結成。ジリ・スマイスマザー・ゴングを結成。ほかにもリーダーを除くピエール・ムーランズ・ゴングのメンバーによるゴングジラAcid Mothers Templeと合体したアシッド・マザーズ・ゴングなど、ゴング名を冠するバンドがいくつも存在し、ゴング・グローバル・ファミリーと総称されている。

フランス時代[編集]

ソフト・マシーンのメンバーとして活動していたアレンが、ツアー先のフランスからイギリスに再入国できず(麻薬所持のためといわれる)、フランスで新たに立ち上げたプロジェクトである。パートナーとなったジリ・スマイス[1]とは、ソフト・マシーンとして行ったポエトリー・パフォーマンスで出会った。

1968年、フランス五月革命において、アレンとスマイスは学生側に加担するパフォーマンスを行った。このことにより公安警察に追われる身となり、スペインマヨルカ島デヤに潜伏。ここで以後のゴングの原形が形作られる。

1969年にフランスBYG・レーベルからファースト・アルバム『マジック・ブラザー』を発表。1971年、アレンのソロアルバム『バナナ・ムーン』発表をはさみ、2nd『カマンベール・エレクトリック』を発表。このアルバムからエンジニア兼エレクトロニクス奏者のヴヌー・ドゥ・ルクスが参加し、サウンド面での飛躍的な進歩をみせている。

1972年グラストンベリー・フェスティバルに出演。その年のイギリスツアーの後、ヴァージン・レコードと契約する。

ラジオ・グノーム三部作[編集]

1973年から1974年にかけてラジオ・グノーム三部作『フライング・ティーポット』『エンジェルズ・エッグ』『ユー』を発表。ラジオ・グノームとは、ゴング惑星からフライング・ティーポットに乗ってやってきた宇宙人であり、テレパシーを使って地球人に向けて海賊ラジオ放送を行っているという設定をもとにした連作である。

2009年、往年のメンバーが再集結し、シリーズ最新作『2032』を発表した。

ピエール・ムーランズ・ゴング[編集]

バンドは『ユー』によってひとつの到達点に達し、アレン、スマイス、ヒレッジがグループを離脱。パーカッショニストのピエール・ムーランを中心に再編成され、1990年代までニューエイジやアンビエントなどの要素を取り入れたジャズ・ロック・フュージョン・バンドとして活動した。

ゴングジラ[編集]

1990年代中ごろ、ピエール・ムーランズ・ゴングの元メンバーたちによって結成された。

アシッド・マザー・ゴング[編集]

ジリとデヴィッドの息子オーランド・アレンと、アシッド・マザー・テンプルの河端一・吉田達也によって2003年に結成された。

脚注[編集]

  1. ^ イギリス生まれでソルボンヌ大学で英語学の教職に就いていた。

作品[編集]

  • マジック・ブラザー - Magick Brother (1969年)
  • バナナ・ムーン - Bananamoon (1971年) - デビッド・アレンのソロ
  • カマンベール・エレクトリック - Camembert Electrique (1971年)
  • フライング・ティーポット - Flying Teapot (1973年)
  • エンジェルズ・エッグ - Angel's Egg (1973年)
  • ユー - You (1974年)
  • シャマール - Shamal (1975年) - ピンク・フロイドニック・メイスンがプロデュース
  • ガズース! - Gazeuse! (1977年) - エクスプレッソ - Expressoのタイトルでも知られる
  • Live etc (1977年) - 1973年から1975年にかけてのライヴを編集したアルバム
  • ゴングは死んだ! - Gong Est Mort (1977年) - Live etcを勝手にリリースしたレコード会社に抗議してリリース
  • Expresso II (1978年)
  • Downwind (1979年)
  • Time is the Key (1979年)
  • Pierre Moerlen's Gong: Live (1980年)
  • Leave It Open (1981年)
  • Breakthrough (1986年)
  • Gong Maison (1989年)
  • Shapeshifter (1992年)
  • Zero to Infinity (2000年)
  • Live to Infinity (2001年)
  • Acid Motherhood (2004年)
  • I Am Your Egg (2005年) - Mother Gong
  • 2032 (2009年)