サイケデリック・ロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| サイケデリック・ロック | |
|---|---|
| 様式的起源 | ロック、ブルースロック、フォークロック、ジャズ、ラーガ |
| 文化的起源 | 1960年代中旬 |
| 使用楽器 | ギター、ベース、ドラムセット、オルガン、メロトロン、各種打楽器、シタール、テルミン |
| 流行時期 | 1960年代後半 |
| 派生ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル、ジャム、クラウト・ロック、ニューエイジ・ミュージック、プログレッシブ・ロック、ストーナー・ロック、ネオ・サイケデリア |
| サブジャンル | |
| アシッド・ロック、スペース・ロック | |
| 融合ジャンル | |
| サイケデリック・フォーク、サイケデリック・ポップ、サイケデリック・ソウル | |
| 関連項目 | |
| ヒッピー、サイケデリック、サイケデリック・ミュージック | |
サイケデリック・ロック (Psychedelic rock) は、1960年代後半に流行したロック音楽の一ジャンル。主に、LSDによる幻覚を体現する音楽に対して定義付けられる。
アメリカ合衆国西海岸に始まったサイケデリック・ムーブメントは1967年頃世界中を席巻し、多くのアーティストがこのジャンルの作品を残した。ドアーズやグレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレインなどが有名だが、2011年現在プログレッシブ・ロックの代表的なバンドとして知られているピンク・フロイドも、シド・バレットが在籍していた最初期はサイケデリック・ロックの代表選手であった。既に人気ポップ・バンドの地位を確立していたビートルズも『リボルバー』『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』『イエロー・サブマリン』でこのジャンルを代表する作品を作り、またローリング・ストーンズも『サタニック・マジェスティーズ』で同様の仕事をした。
極彩色の模様のスライド映写などの印象が強烈だったため、音楽とは無関係な部分で語られることが多いが、ビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」などの楽曲は、その後の録音技術に大きな影響を与えた[1]。サイケデリック・ロックは、その後の1970年代の「ロック黄金期」の布石となった。
[編集] サイケデリック・ロックの音楽家一覧
- アイアン・バタフライ
- アニマルズ
- アフロディテス・チャイルド
- アモン・デュール
- アモン・デュールII
- アレア
- インクレディブル・ストリングス・バンド
- イッツ・ア・ビューティフル・デイ
- ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
- ヴァニラ・ファッジ
- エコー&ザ・バニーメン
- カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ
- キャプテン・ビーフハート
- キュアー
- クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス
- クリーム
- クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン
- グレイトフル・デッド
- 13thフロア・エレベーターズ
- ザ・シーズ
- ジャックス
- ジェファーソン・エアプレイン
- シド・バレット
- ジミ・ヘンドリックス
- ステッペンウルフ
- スモール・フェイセス
- ストロベリー・アラーム・クロック
- ストーン・ローゼズ
- ソフト・マシーン
- ドアーズ
- ドノヴァン
- トラフィック
- トッド・ラングレンズ・ユートピア
- バーズ
- ザ・ビーチ・ボーイズ
- ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー
- ビートルズ
- ピンク・フロイド
- ファンカデリック
- ブラック・ウイドウ
- ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ
- フランク・ザッパ
- ブルー・チアー
- プロコル・ハルム
- ホークウインド
- マジー・スター
- ママス&パパス
- ムーヴ
- ムーディー・ブルース
- ザ・モップス
- モビー・グレープ
- ヤング・ブラッズ
- ヤードバーズ
- ラヴ
[編集] 注釈
- ^ 『サウンドの力』 サイモン・フリス、細川周平・竹田賢一訳、晶文社、1991年11月 ISBN 978-4794960269