マヨルカ島

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マジョルカ島
現地名: Mallorca
マジョルカ島の旗
マヨルカ島の位置(スペイン内)
マヨルカ島
スペイン内での位置
Localització de Mallorca respecte les Illes Balears.svg
バレアレス諸島内の位置
地理
場所 地中海
座標 座標: 北緯39度37分 東経2度59分 / 北緯39.617度 東経2.983度 / 39.617; 2.983
所属群島 バレアレス諸島
面積 3,640.11 km2 (1,405.454 sq mi)
最高標高 1,445 m (4,741 ft)
最高峰 プッジ・マジョー山
バレアレス諸島
最大都市 パルマ (人口 404,681人)
住民
人口 869,067人 (2010年1月1日現在)
人口密度 238.75 /km2 (618.36 /sq mi)
マジョルカ島

マジョルカ島(マジョルカとう、Mallorca)は西地中海に浮かぶスペインバレアレス諸島自治州の中心となる島で、州都パルマ・デ・マリョルカの所在する島のことである。マヨルカ島とも呼ばれる。

2004年12月~2006年6月、サッカー日本代表大久保嘉人がパルマ・デ・マジョルカに本拠地を置くRCDマジョルカにレンタル移籍したことで日本人にも知られるようになった。この年の全仏オープンテニス男子シングルス優勝者、ラファエル・ナダルはマジョルカ東部の町、マナコルの出身者である。

歴史[編集]

1229年アラゴン王国領となる。その後アラゴン王国がカトリック両王の下カスティーリャ王国と合併してスペイン領になった。

地理[編集]

  • 面積 3,620.42 Km2
  • 人口 730,778人

バレアレス諸島の中では面積、人口共に最も大きい島である。また、夏の観光シーズンの間は観光客や国内外からの長期滞在者など含めると人口は倍以上に膨れ上がる。 6月から9月の最高気温は25度~30度C、最低気温は18度~22度C。10月から5月は各々18度~22度C、8度~16度Cである。年間降水量は約400mmで、6月~8月はとくに少ない。

気候[編集]

パルマ・デ・マリョルカ(Satellite view)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 15.2
(59.4)
15.7
(60.3)
17.1
(62.8)
18.7
(65.7)
22.1
(71.8)
25.9
(78.6)
29.9
(85.8)
30.5
(86.9)
28.1
(82.6)
23.4
(74.1)
19.2
(66.6)
16.5
(61.7)
21.6
(70.9)
日平均気温 °C (°F) 11.7
(53.1)
12.1
(53.8)
13.3
(55.9)
15.0
(59)
18.4
(65.1)
22.1
(71.8)
25.1
(77.2)
25.9
(78.6)
23.4
(74.1)
19.7
(67.5)
15.7
(60.3)
13.0
(55.4)
17.9
(64.2)
平均最低気温 °C (°F) 8.3
(46.9)
8.5
(47.3)
9.5
(49.1)
11.3
(52.3)
14.7
(58.5)
18.4
(65.1)
21.3
(70.3)
22.2
(72)
19.8
(67.6)
16.1
(61)
12.1
(53.8)
9.7
(49.5)
14.3
(57.7)
降水量 mm (inch) 43
(1.69)
34
(1.34)
26
(1.02)
43
(1.69)
30
(1.18)
11
(0.43)
5
(0.2)
17
(0.67)
39
(1.54)
68
(2.68)
58
(2.28)
45
(1.77)
427
(16.81)
平均降水日数 (≥ 1 mm) 5 5 4 6 4 2 1 1 4 7 6 6 52
平均月間日照時間 165 168 204 231 280 307 342 313 228 204 165 154 2,763
出典: Agencia Estatal de Meteorología[1]

ショパンとマジョルカ[編集]

アンドラッチ

マジョルカとかかわりの深い文化人といえばフレデリック・ショパンである。ショパンは恋人であるジョルジュ・サンドと共に1838年に結核療養の目的でマジョルカに滞在した。この期間マジョルカで作られた代表的な作品が「雨だれのプレリュード」である。結局病状が良くならず、半年ほどでマジョルカを後にし、ショパンはパリへと帰る。

現在のマジョルカにはショパンの記念館があり、この時使用したピアノ等が展示されている。

なお恋人のサンドも後年「Un hiver à Majorque」(「マジョルカの冬」1842年)を著している。

観光[編集]

現在のマジョルカの主要産業は観光である。数多くの美しい砂浜やビーチ・リゾートが島内に点在している。特にバカンスの季節になると海水浴を楽しむ観光客でビーチはごった返す。英国ドイツからの観光客がとりわけ多く、島内の観光地では英語ドイツ語が広く通用する。ドイツ人にとってのマジョルカは、日本人にとってのハワイのような立場である。ビーチ以外にも北部には海へと切り立つ断崖絶壁やその間に点在する村々の絶景、また東部のポルト・クリストにはドラック洞窟など多数の巨大な鍾乳洞があり、観光客の目を楽しませている。ビーチ以外にも画家ミロが晩年を過ごしたマジョルカ島にはFondaciò Pilar i Joan Mirò a Mallorca(Saridakis,29 07015 Palma-Illes Balears)があり、沢山の絵画や彫刻の他、今でもミロが制作中の様なアトリエも見れる。市内にはミロを始めモディリアーニ、カルダー、マンレイ、ピカソなどの作品が展示されるesBALUARD現代美術館(Placa Porta Santa Ctalina,10 07012 Palma)もある。海を見渡せる美術館には気持ちの良いカフェもある。アートが生活の中に入り込んでいるマジョルカ島には市街にも沢山のギャラリーが点在する。

交通[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]