バトルベースボール

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バトルベースボール
ジャンル 野球ゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 ビック東海
発売元 バンプレスト
プロデューサー 下道隆
ディレクター 田中憲一
さかたでんそう
プログラマー 岩永研一
田端紀行
音楽 松平あこ
美術 萱島啓子
諸星三千代
シリーズ コンパチヒーローシリーズ
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア ロムカセット
発売日 日本 199302191993年2月19日
その他 型式:BAP-1Z
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バトルベースボール』は、1993年2月19日にバンプレストから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。

概要[編集]

SDにディフォルメされたロボットアニメ特撮作品のキャラクターが戦うクロスオーバー作品コンパチヒーローシリーズ』(1990年 - )の1つ[1]。『ウルトラシリーズ』(1966年 - )、『仮面ライダーシリーズ』(1971年 - )、『ガンダムシリーズ』(1979年 - )、『ゴジラシリーズ』(1954年 - )のキャラクターたちがチームを組んで野球で対決する。

ゲーム内容[編集]

システム[編集]

1Pが全チームと戦うリーグ戦、2PかCOMで好きなチームを選んで対戦するオープン戦、2PかCOMで好きなキャラクターを交互に選択してチームを作り対戦するオールスターの3つのモードがある。なお、チームやキャラクターは1Pと2Pで同じものを選択できない。

イブニング数は3、5、7、9の4つ、また試合数は21、35、70の3つから選ぶ。キャラクターはHPを消費することで必殺打法や必殺魔球を使うことができる。

球場[編集]

サイクロンドーム
仮面ライダーシリーズのホーム。
WB.スタジアム
ガンダムシリーズのホーム。
ウルトラドーム
ウルトラシリーズのホーム。
モンスターアイランド
ゴジラシリーズのホーム。

登場キャラクター[編集]

ウルトラスターライツ (US)[編集]

ウルトラシリーズの主要キャラクターで構成されたチーム。

野手
投手
応援

フォーミュラーニュータイプス (FN)[編集]

ガンダムシリーズの主要キャラクターで構成されたチーム。

野手
投手
応援

タイフーンライターズ (TR)[編集]

仮面ライダーシリーズの主要キャラクターで構成されたチーム。

野手
投手
応援

ゴジラメガパワーズ (GM)[編集]

ゴジラシリーズの主要キャラクターで構成されたチーム。

野手
投手
応援

ニンジャインベーダーズ (NI)[編集]

ウルトラシリーズのバルタン星人をメインに構成されたチーム。

野手
投手
応援

ジオントマホークス (ZT)[編集]

ガンダムシリーズのザクをメインに構成されたチーム。

野手
投手
応援

ショッカーイーグルス (SE)[編集]

仮面ライダーシリーズのショッカー戦闘員をメインに構成されたチーム。

野手
投手
応援

地球防衛ガンズ (CG)[編集]

ゴジラシリーズの防衛隊をメインに構成されたチーム。

野手
投手
  • 芹沢博士
  • 防衛隊隊員L - N
応援

その他のチーム[編集]

ヒーローオールスターズ(HA)
リーグ戦モードのリーグ戦結果報告画面でコマンドを入力すると戦えるチーム。プレイヤーが選択しているチーム以外の全チームの中から選抜されたキャラクターがメンバーになっている。
オールユニバース(AU)
オールスターモードでの1Pのチーム。
オールガイア(AG)
オールスターモードでの2PもしくはCOMのチーム。

サブキャラクター[編集]

京本政樹
試合終了後のバンプレストスポーツでキャスターとして登場。試合結果やキャラクターのレベルアップを教えてくれる。
バンプレキッド
主審や塁審といった全ての審判として登場。

スタッフ[編集]

  • メイン・プログラマー:か〇〇きや〇し ほんにん
  • サブ・プログラマー:いわなが ぱぱ けんいち(岩永研一)、田端紀行
  • グラフィック・デザイナー:萱島啓子、諸星三千代
  • サウンド:まつだいら マダム あこ(松平あこ)
  • ミッキー:こざかい そそそ じゅんや(小酒井順哉)
  • データ:おぎー おがた ひろし、えんどー たかし
  • エグゼクティブ・プロデューサー:東喜三郎
  • プロデューサー:下道隆
  • ディレクター:田中憲一、さかたでんそう

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通18/40点[2]
ファミリーコンピュータMagazine20.1/30点[3]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、5・4・6・3の合計18点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.1点(満30点)となっている[3]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.8 3.0 3.1 3.4 3.5 3.3 20.1

脚注[編集]

  1. ^ コンパチヒーローシリーズとは|コンパチヒーローシリーズ ポータルhttp://compati.channel.or.jp/about.html2011年11月5日閲覧 
  2. ^ a b バトルベースボール まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年8月12日閲覧。
  3. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、108頁、雑誌26556-4/15。 

関連作品[編集]

漫画

コミックボンボン講談社)にて本作品を原作としたときた洸一作画の漫画が連載された。

詳細は『ザ・グレイトバトルIII (漫画)』を参照のこと。

攻略本
  • ファミリーコンピュータ必勝法スペシャル バトルベースボール