キングジョー

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キングジョーは、特撮テレビ番組ウルトラセブン』を始めとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空のロボット怪獣。別名「宇宙ロボット」。

目次

キングジョー[編集]

『ウルトラセブン』に登場するキングジョー[編集]

ウルトラセブン』第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」、第15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」に登場。

  • 身長:55メートル
  • 体重:4万8000トン

ペダン星人が作ったスーパーロボット。10万トン級以上の船を簡単に持ち上げる強靭な腕力を誇り、両目のようなパーツから破壊光線・『デスト・レイ』を発射する。ウルトラセブンのあらゆる攻撃にも動じない頑強な合金装甲を持ちセブンも自力で倒すことができない。バリアー能力がある。体は4つに分離することができ、各パーツが飛行・潜水可能で空中や海底を移動する。合体状態では動きが鈍く飛行能力も無い。弱点として「体を倒されると自力で起き上がることができない」というものが定説化しているが、実際にはセブンの跳び蹴りで仰向けに転倒し馬乗りされながらも、平然とセブンを振り払って起きあがる。

独特の作動音を立て、その周囲には不気味な電子和音を響き渡らせる。頭部には「ワン・トゥー・スリー・フォー」と数を数えるかの如く、電子ランプが発光している。

ペダン星人の指令により、国際会議に向かっていた科学者を乗せていた原子力潜水艦アーサー号を分離状態で破壊し、その後六甲山の防衛センター(モデルになったのは1966年に建設の大谷幸夫デザインの国立京都国際会館)に出現する。防衛センターの砲撃にも全くダメージを負わず、駆けつけたウルトラセブンと交戦、アイスラッガーやエメリウム光線を浴びるがほとんどダメージはなく、一時はセブンを失神状態に追い込むが、体を倒されるとなぜか起きあがれず、再び分離して逃げ去る。ペダン星人が人質の科学者ドロシー・アンダーソンを(記憶操作処理の後で)解放した直後、神戸港に出現して船舶や港の建物を破壊し、セブンと再び交戦する。セブンに馬乗りになり苦しめ、ウルトラ警備隊を相手に暴れ回る。だがその間に記憶が奇跡的に戻ったドロシーの協力によって開発された「ライトンR30爆弾」をセブンに御羽交い絞めにされた上で受け大破。そのまま神戸港の海底に沈む。

  • スーツアクター:中村晴吉(第14話)、加藤芳巳(第15話)[3]
  • 初期の構想では、無数の部品が飛来して訳の分からないうちに合体して巨大ロボットになるというものだったが、当時の特撮技術では表現が困難だったために、現在の形態となった[4][5]
  • 元々はキングジョーという名称は存在せず、本編では「ペダン星人のロボット」と呼ばれていた。1968年2月頃から各媒体において「キングジョー」の名称が用いられるようになった[6]
    • 名前の由来については脚本の金城(きんじょう)哲夫の名を採ったというもの[1]と、金城の父親のあだ名から採ったというもの、戦艦のキング・ジョージから採ったもの、との3つ説があるが、金城の父親が海外へ行った際、「キンジョー」と呼ばれず「キング、ジョー」と発音されていたことから、金城は「チャンスがあれば『キングジョー』という名前を使ってみたい」と話していたといい[7]満田かずほもこれを証言している[2]
    • ウルトラファイト』では「キングジョオ」と表記され、本編と違い自壊作用で倒れたことになっている。
  • 成田亨による初稿デザインは、全体のシルエットは決定稿のものと大差ないが、顔面がヘイケガニの甲羅状に描かれており、イメージは大きく異なっている。
  • 着ぐるみには当初膝部分にも突起パーツがあったが、現場に納品されなかったため付けてない状態で撮影された[1]
  • キングジョーに襲われる六甲防衛センターの全景は国立京都国際会館が、近景ロケは芦屋市役所が使われている。
  • それまでの怪獣はどこか有機的な生命体を想像させるものであった(ガラモンウインダムナースも劇中では特にロボットとは明言されていない)が、このキングジョーは完全に無機質な金属ロボットであり、『ウルトラマンタロウ』第40話で回想シーンに登場した際にも「ウルトラ史上初のスーパーロボット」とナレーションで謳われている。

『アンドロメロス』に登場するキングジョー[編集]

強化改造キングジョー[編集]

アンドロメロス』のグラビアや漫画版で登場。ナックル星人に操られた強化改造キングジョーが登場し、アンドロ戦士達と対決する。

キングジョーグ[編集]

特撮テレビ番組『アンドロメロス』に登場。キングジョーを模した「怪獣戦艦」が登場する。

『ウルトラセブン1999最終章6部作』に登場するキングジョーII[編集]

ビデオ作品『ウルトラセブン1999最終章6部作』第5話「模造された男」に登場。キングジョーIIと称される。

かつてペダン星人に操られ、30年以上前に倒されたキングジョーを新甲南重工が神戸港の海底から引き上げ、ペダン星のテクノロジーを解析して復元・改修したもの。対侵略者用に量産する計画から一転、平和目的のレスキューロボットとして利用するために復活したが、1万5000年前のオーパーツ・ラハカムストーンがカジ参謀の侵略者を恐れる心をコピーし具現化させた影響で暴走し、再びウルトラセブンと戦う。主な攻撃手段は以前と同様だが、作動音が若干違う。改造により分離・合体のスピードが以前とは比べ物にならないくらい早くなっており、セブンの放ったワイドショットを分離して回避し、そのままセブンの背後に素早く回り込んで再合体するという荒技も披露する。装甲の強固さも健在で、エメリウム光線を足に受けても大した効果がない。以前の戦いと同様にセブンをピンチに追い込むが、以前の戦いの際にライトンR30爆弾で損傷を負った箇所へアイスラッガーによる集中攻撃を受け、最期はウルトラノック戦法で破壊される[11]

  • スーツアクター:外島孝一[12]
  • 当初着ぐるみは初代を模して軟質なものが造られたが、再検討され硬質なものに造り直された[13]

『ウルトラマンマックス』に登場するキングジョー[編集]

特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』第14話「恋するキングジョー」に登場。

  • 身長:2 - 56メートル
  • 体重:75キログラム - 5万トン

ゼットン星人が地球に送り出した侵略兵器。4つに分離するのは初代と変わらないが、別名が「侵略ロボット」となり、頭部が「キングアルファー号」、胸部が「キングベーター号」、右脚部が「キングガンマー号」、左脚部が「キングデルタ号」に分離する。原子レベルまでの分解・再構築が可能な金属「ゼットンニウム」で造られているため、縮小も可能。ゼットンの地球侵入を支援するため、DASHの監視衛星を分離状態で破壊し地球に侵入、町工場で開発されたラジコン操縦ロボットを装うが、名前・構造からDASHに目をつけられたため、巨大化する。そして分離状態のままの4機編隊で超高速飛行、コバたちのダッシュバード2・ダッシュマザーと空戦を展開してこれを一蹴。さらにウルトラマンマックスとの戦闘中にも分離合体を巧みに使って攪乱(かくらん)、ゼットン星人に操られた女性・夏海が操縦していたこともあり、マックスを苦戦させる。しかし正気を取り戻した夏海が脱出すると、動きが鈍くなり形勢は逆転、マクシウムカノンで破壊される。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョー[編集]

てれびくん』と『テレビマガジン』での雑誌展開作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。なお、本作にはキングジョーブラックも登場する(#『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョーブラックを参照)。

『てれびくん』版
宇宙を調査していたウルトラセブンとウルトラマンヒカリの前に大群で現れて襲い掛かる。二人を苦戦させるが、最後はワイドショットとナイトシュートの同時発射攻撃で全滅した。
『テレビマガジン』版
ヤプールによって手足にレーザー砲を付けられたスーパーキングジョーとなって出現。ウルトラマンとセブンを攻撃するが、二人の救援に駆けつけたウルトラマンメビウスの光線でレーザー砲を破壊されて一旦退却する。その後、強化改造されたキングジョーブラックとなって再びウルトラ兄弟の前に現れる。
  • 記事中ではCGで表現されている。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するキングジョー[編集]

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第8話「暗殺宇宙人ナックル星人」に登場。

ペダン星人の操るロボットとして登場。ナックル星人の襲来を受けて墜落したペダン星人の円盤から逃げ出した主人公とピグモンを発見し、襲い掛かるがバトルナイザーの怪獣により破壊される。

ステータスは原作同様スピードが極端に低いものの、ディフェンスが非常に高く相手を押し返しやすいが、パワーが非常に低いのが難点。必殺技も原作通りの「マウントチョップ連打」、「怪光線」があり、分離状態で各部から怪光線を一斉発射する「分離怪光線」もある。NEO第3弾よりキングジョーブラックとのタッグ必殺技「ペダニウムスペシャル」が追加された。

『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場するキングジョー(BS)[編集]

OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場。

  • 身長:55メートル[14]
  • 体重:5万トン[14]

かつてペダン星人が地球に送り込んだキングジョーのデータがビートスターによりコピーされたもので、ビートスター天球の内部でビートスターが率いるロボット怪獣軍団の一体。別名は「天球ロボット」。レギオノイド(BS)がレイの召喚するゴモラに倒された直後にエースキラー(BS)インペライザー(BS)と共に現れ、一度は3対1の勝負でゴモラに勝利するが、その後にウルティメイトフォースゼロと戦う。その一体はウルトラマンゼロのゼロスラッガーアタックで上半身を切り落とされて爆散する。ビートスタータワー付近で量産もされており、ウルティメイトフォースゼロやゴモラと戦い、最期はビートスターの爆発により天球や他のロボット怪獣軍団もろとも全滅する。

  • 着ぐるみはキングジョーブラックを改修してオリジナルに近い造形に戻したもの[15]

『ウルトラゾーン』に登場するキングジョー[編集]

ウルトラゾーン』第19、20話「最後の攻撃命令」(前編、後編)に登場。また第4話アイキャッチでは夜店の射的の(絶対倒れない)一等景品として並べられている姿が描かれており、第21話の「怪獣漫才」ではナースと「ナースのジョー」という漫才コンビを組んで登場しており、ロボットのため最後までナースに電化製品扱いされる。

「最後の攻撃命令」に登場するキングジョー[編集]

  • 身長:55メートル[16]
  • 体重:4万8千トン[16]

防衛軍で配置異動間近の山本。山本が正体不明の飛行物体襲来によって非常呼集される直前に妻の洋子は、自分が地球に潜入した宇宙人であり、飛来した物体は異星人の侵略兵器で、そのパイロットが自分であると告げる。

洋子は自分が止めると合体したキングジョーの腹部から搭乗するが、その動きは止める事が出来なかった。防衛軍がキングジョーと交戦し、多くの損害を出す中、苦悩する山本はキングジョーの撃滅を命令する。かろうじて右脚部に損傷を与えることに成功するが、その侵攻は止まる事はなく、新型ミサイルの使用を許可する。

山本は中枢の腹部を狙うことを命令し、なぜか停止をしたキングジョーに対して新型ミサイルの発射命令を指示。命中したミサイルはキングジョーの爆破に成功する。しかし山本の顔には喜びはなく、自宅に帰ると洋子が妊娠していた事実を知り悲しみに暮れる。最後に自宅に何者かが現れるが、正体は明かされていない。

その他の映像作品でのキングジョー[編集]

  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』ではゾフィーが戦いを紹介する形でウルトラセブンの必殺技・ウルトラバックブリーカーで倒される[17]。また、キングジョーが襲撃する防衛センターは「湾岸のコンビナート」とナレーターに読まれた。
  • 映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の初期脚本段階では、同映画の舞台が神戸(キングジョーの初登場した土地)という事で登場が予定されていた[18]
  • 2009年12月5日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』では、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の宣伝を兼ねてキングジョーブラックが他の怪獣達と共にオーディションを受ける役柄で出演。ゼットンと球乗りで対決し、球から転げ落ちゼットンもプレッシャー星人に妨害されたため、引き分け。ロボットのため転び方もコミカルで、最後のダンス審査ではペダニウムランチャーを上げ下げするロボットならではのダンスを披露した。
  • 2011年1月1日放送の「徹底検証!ぼくらのウルトラマン伝説 〜昭和のヒーロー「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」誕生秘話〜」ではセブンの中で好きな怪獣2位に選ばれた。
  • アニメ『はいたい七葉』第20話に擬人化美少女として登場した。

その他のゲーム作品でのキングジョー[編集]

その他の書籍作品でのキングジョー[編集]

  • ウルトラマンタロウ』放送中に発売された学年誌の中で、第27 - 30話に登場する復活怪獣たちは「怪獣軍団」が過去の怪獣の中から強力なものを選んで送り込んだという設定が紹介されている。キングジョーもタロウ抹殺の怪獣の候補に挙がりペダン星人に製作するよう問い合わせたところ、一体を製作するのに3年掛かると言われ建造期間の長さから投入は取り止めになったそうである。なお、代わりに送り込んだ再生エレキングの敗北を見た怪獣軍団の幹部達は「キングジョーを選べば良かった」とコメントしている。
  • 小説『Another Genesis』では第4話に登場。超人ブラストが地球人だった頃の同僚「ジョー」が、暴走したブラストに殺害された後、その光の力を受けて周囲の機械を吸収して機人に変貌した姿であり、ブラストが超人化した惑星で彼を待ち受ける。

キングジョーブラック[編集]

ゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』のオリジナルキャラクターとして初登場。

キングジョーの強化型で名前の指す通りの黒いボディと、右腕に新たに備え付けられた銃、「ペダニウムランチャー」が特徴。

必殺技はキングジョーが目の部分から放つ雷属性が追加された怪光線の強化版「ハイパーデスト・レイ」と、敵を押し倒した後、飛行してペダニウムランチャーを浴びせかける「ペダニウムエアレイド」、そしてインペライザーのバニシングサークルの様に、その場で回転しながらペダニウムランチャーを連射する「ペダニウムハリケーン」で、どれも強力な威力を持つ。

  • キングジョーのソフビの仕様を変更する形でソフビ人形化されたが、最初は右腕のみを新造したウルフェス限定品で、後に左腕を新造、CGのイメージに近付ける為の追加塗装を施したものが一般販売され、更にNEO第4弾で怪獣カード付きの物が販売された。この他にも、ソフビと同様に超合金魂版キングジョーの仕様を変更したものも販売された。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョーブラック[編集]

『てれびくん』と『テレビマガジン』での雑誌展開作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。

『てれびくん』版
内山まもるの漫画『戦え!ウルトラ兄弟』の単行本書き下ろしシーンに登場。ウルトラマンヒカリとウルトラセブンのステップショット戦法を受けて一撃で粉砕された。
『テレビマガジン』版
スーパーキングジョーが強化改造されたもの。容姿は『大怪獣バトル』のキングジョーブラックと同じだが、巨大なレーザー砲を抱えている。ウルトラマン、セブン、メビウスと戦うが、最後はバーニングブレイブとなったメビウスのメビュームバーストを受けて大爆発した。また、氷の惑星ではエンディール星人によって7体のキングジョーブラックが送り込まれ、ゾフィー、ジャック、A、タロウを苦戦させるが、そこにウルトラマン、セブン、メビウスが合流し、7人揃ったウルトラ兄弟達の必殺技で全滅させられる。
  • 記事中ではスーパーキングジョーと同様にCGで表現されていた。
ウルフェス2007ライブステージ版
エンペラ星人復活のためにウルトラ兄弟を倒そうとするジオルゴンエンディール星人に操られる。セブンとタロウの合体光線にも耐えるなど、かなりの強さ、防御力をもつ。最後はエネルギーが完全に充電されていない隙を突かれてアイスラッガーで敗北し、二大幹部の命令による自爆でアークボガールを復活させる。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するキングジョーブラック[編集]

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第9話「ペンドラゴン浮上せず!」、第10話「予期せぬ再会」、第12話「レイブラッド」、第13話「惑星脱出」に登場。

  • 身長:55メートル
  • 体重:5万トン

かつてペダン星人が地球に送り込んだキングジョーの強化タイプ。黒く塗られたステルス仕様のボディとなっており、右腕には「ペダニウムランチャー」という銃が装着されている。主に弾丸を乱射する攻撃を必殺技とし、周囲にいる生物を殲滅するまで攻撃を止めない。

第9話から分離形態で登場し、怪獣達の戦いに乱入。アングロスグロマイトサラマンドラルナチクスなどを次々に葬り去る。第10話で合体した姿で登場。レイの主力怪獣3体(ゴモラリトラ(S)エレキング)を纏めて圧倒するなど、驚異的な強さを見せつける。

その後惑星ボリスに接近するZAP SPACYの救援艦隊を殲滅し、レイとケイトの戦いに乱入してゼットンと交戦。ペダニウムランチャーを吸収した波状光線を簡単にはじき返すなど、互角の勝負を繰り広げていたところにEXゴモラの乱入を受け、尻尾による串刺し攻撃を受けて敗れる。それでも機能停止には陥っておらず、惑星ボリスから脱出しようとするペンドラゴンを襲撃するが、復活したウルトラマンの八つ裂き光輪で腕を切断され、ウルトラマンと共に人工太陽の大爆発の中に消える。

劇中、何の目的で送り込まれたのかは明確には語られないが、ゲーム版のカードによれば「レイブラッド星人の後継者覚醒を阻止するために送り込まれた」とされ、続編である『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では未来のペダン星人がレイオニクス抹殺のために送り込んだとされている。

第13話ではケイトからペダン星の暴走ロボットと呼ばれている。命名者はクマノ。

  • ゲーム作品オリジナルのキャラクターの中で、初めて映像作品に登場した怪獣でもある。
  • 着ぐるみは『ウルトラマンマックス』のキングジョーの改造。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するキングジョーブラック[編集]

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第10話「新たな戦いの地平で」、第11話「ある戦士の墓標」に登場。

  • 身長:55メートル
  • 体重:5万トン

前作にも登場したキングジョーの強化タイプ。ペダン星人がレイオニクス抹殺のために量産して送り込んでいる。

ダイルが操るキングジョーブラックはレイのゴモラと対決。前作のEXゴモラとの戦いで送られたデータを元にパワーアップしていたが、暴走することなく力を発揮できるようになったレイオニックバーストのゴモラには全く歯が立たず、超振動波を受けて機能停止する。他のレイオニクスハンター部隊のペダン星人がグランデを抹殺するために送り込んだ機体も登場するが、こちらはグランデのレッドキングに圧倒され、強烈な飛び蹴りで敢え無く倒される。

第11話ではレイを戦力として捕らえようとするハーランの命令で大量に出現し、ゴモラ、リトラ、ミクラスと戦う。倒されても次から次へと送り込まれる上に、ZAPクルーを人質にとられてレイが本気を出せないこともあり、次第にゴモラ達を追い詰めていく。しかし、ダイルの命を捨てた行動でZAPクルーが救出され、本気を出したレイの指示によって反撃を開始したゴモラ達によって次々と破壊されていき、最後はペンドラゴンの放ったペダニウムランチャーによって全滅する。

  • 着ぐるみは1体は前作の流用。下述のオープニングや第11話に登場するパネルの異なる方はアトラクション用の流用と思われる。[要出典]
  • オープニングでは通常のものと、胸と顔のパネルが異なるものの2体組みで登場している。オープニングに登場したパネルが異なるキングジョーブラックは、第11話で2体同時に映るカットにも登場する。
  • 第11話の大軍団のシーンの一部に、『超合金魂』のキングジョーブラックが大量に使用された。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するキングジョーブラック[編集]

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。

怪獣墓場を漂っていた亡霊がウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で復活。ウルトラ戦士達と激突する。メトロン星人ガッツ星人エレキングキングパンドンと共に、ウルトラセブンを攻撃し、ペダニウムランチャーからの一撃を浴びせて苦戦させる。後から来たウルトラマンゼロとも戦い、最期はゼットンタイラント共々ゼロスラッガーで切り刻まれて爆散する。

また、百体怪獣ベリュドラの左角を構成する怪獣の一体として、この機体ではなく初代キングジョーの姿が確認できる。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するキングジョーブラック[編集]

大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第7話「宇宙の黒い影」、NEO第14話「闘争本能の惑星」に登場。

バトルナイザーを狙うペダン星人がバキシムを倒した主人公とピグモンの前に送り込んだ新型兵器。キングジョー以上に硬い装甲を持っており、バトルナイザーの怪獣に倒されても破壊されるに至らない程。ペダニウムハリケーンで主人公達を攻撃した後、彼らをペダン星人の円盤に連行する。 NEOでは過去の惑星ハマーにて、『ウルトラギャラクシーNEO』に登場したペダン星人らレイオニクスハンターが操るものが登場。集団で現れ、主人公やグランデらを攻撃するが、ネオバトルナイザーの怪獣に全て破壊される。

ステータス面に関しては、キングジョーからアタックが上昇し、ディフェンスも本作に登場する怪獣の中でトップクラスの値を有する。また、パワーの低さも若干ながら改善された。必殺技はインペライザーのごとく回転しながら光弾を乱射する「ペダニウムハリケーン」、キングジョーの怪光線の強化技と思われる「ハイパーデスト・レイ」、敵をどついて倒してから、空中で飛行しながらペダニウムランチャーから光弾を連射する「ペダニウムエアレイド」がある。NEO第6弾よりペダニウムランチャーから特大の光弾を打ち込む「ハイパーペダニウムバスター」が追加された。

この他、NEO第5弾で『ウルトラギャラクシー』で登場した際の円盤形態を再現した「キングジョーブラック飛行形態」が援軍カードとして登場。

その他の作品でのキングジョーブラック[編集]

  • 『ウルトラゾーン』第9話のアイキャッチでは、西部劇風に銃を構え無法者と対峙する姿が描かれた。
  • 昭和45年46年頃にブルマァクが販売したキングジョーのソフビ人形には、キングジョーブラックに類似した黒い成形色の物(ファン間での通称は「ブラックキングジョー」)が存在している[19]。これとキングジョーブラックの関連性は不明。

キングジョースカーレット[編集]

『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』に登場するキングジョースカーレット[編集]

漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』第10話に登場。

本作にて初登場した紅きキングジョー。色以外の違いは背中のタンクが大型になり、右腕がランス状「ペダニウムランサー」になっているのが特徴である。ペダン星人の女司令官ドロシーの愛機として登場し、その機動力で敵を翻弄し、ランスで敵を貫いたりランスから発射される電撃攻撃で活躍を見せる。

後にゲーム版でもスーパーコンボカードとして登場。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するキングジョースカーレット[編集]

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第11話に登場。

キングジョーブラック軍団の中の一体に、赤い色のキングジョーが登場している。なお、ペダニウムランチャーで破壊されたこのキングジョースカーレットの破片の直撃を受けてハーランが死亡する。

その他[編集]

  • ウルトラマンフェスティバル2009のライブステージ「翔べ!僕らのキングジョー」には、会場のロボット研究所で制作された地球製のキングジョーが登場。人工知能と声援によってパワーを発揮する回路「ウルトラハート」が搭載されている他、両腕のアタッチメントに各種武装を接続する事が出来る。武装にはペダニウムブレード、ペダニウムシールド、エメリウムビームキャノン、キングジョードリル、キングメタルハンマー、ウルトラパワーショベルの6種があり、観客のリクエストに応じて2つの武装が装備された。
  • プロバスケットボールbjリーグと円谷プロダクションのコラボ企画として、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」が開催された。キングジョーブラックが、セブン時代のキングジョーに襲われた六甲防衛センターのモデルである国立京都国際会館がある京都を本拠として活動する京都ハンナリーズよりドラフト指名された。
  • ウルトラマンベリアルが、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の後に怪獣墓場で壊れていたキングジョーを修復し、インターネットやテレビとして利用していた事を、自身のtwitterで語っている[20]
  • 漫画『クローズ』『WORST』の両作品に登場する人物「金山丈」は、あだ名が「キングジョー」となっている。
  • SF小説『MM9―destruction―』には、キングジョーへのオマージュである怪獣ゴウキングが登場する。
  • 『ウルトラ怪獣擬人化計画』として電撃ホビーマガジン 2014年5月号(第6回)に頭部と腰に重点を置き、豊満な胸元を強調した装甲を纏うキングジョー{イラスト:谷裕司}が掲載。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 『キャラクター大全 ウルトラセブン』 講談社2012年、63頁。ISBN 978-4-06-217833-4
  2. ^ a b 『ウルトラセブン研究読本』 洋泉社2012年、72 - 75頁。ISBN 978-4-8003-0027-0 エピソードガイド第14話・第15話。
  3. ^ 両話とも中村晴吉と記載しているものもあるが[1]、『ウルトラセブン研究読本』(2012年)においてスーツアクターの山村哲夫は前編が中村、後編が加藤であったと証言している[2]
  4. ^ 朝日ソノラマ刊「ファンタスティックコレクション ウルトラセブン」より。
  5. ^ この構想は後に『ウルトラマンコスモス』に登場したヘルズキングで実現した。
  6. ^ ウルトラセブンイズム 2002, p. 77.
  7. ^ 報知新聞2012年6月27日刊『ウルトラセブン45周年・ウルトラセブンを創った人たち』より。
  8. ^ ウルトラセブンイズム 2002, p. 106.
  9. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 223.
  10. ^ 『ウルトラセブンイズム』や『円谷プロ全怪獣図鑑』では「56メートル」と表記している[8][9]
  11. ^ アイスラッガーはその衝撃のために先端が少し欠ける。
  12. ^ 『テレビマガジン特別編集 平成ウルトラビデオ全集』(講談社)P. 18。
  13. ^ ウルトラセブンイズム 2002, p. 38.
  14. ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013 p.375
  15. ^ ハイパーホビー12月号(2011年11月1日発売)のインタビューより。
  16. ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013 p.385
  17. ^ 映像自体は『ウルトラセブン』第15話でセブンに羽交い絞めにされ、ライトンR30で倒されるシーンの流用。
  18. ^ 「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 超全集」のインタビューより。
  19. ^ 『斎藤和典コレクション ウルトラ・ゴジラ怪獣ソフビ大全』(2008年、講談社 ISBN 4062146177)p.48
  20. ^ ウルトラマンベリアル (m78_belial) on Twitter

参考文献[編集]

  • 『ウルトラセブンイズム』 辰巳出版〈タツミムック〉、2002年11月15日ISBN 4-88641-779-5
  • 大石真司・江口水基・島崎淳・間宮尚彦 『円谷プロ全怪獣図鑑』 小学館、2013年ISBN 9784096820742

関連項目[編集]