ウルトラマンレオ

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ウルトラマンレオ』は、 1974年(昭和49年)4月12日から1975年(昭和50年)3月28日までTBS系で毎週金曜日19:00 - 19:30に全51話が放送された円谷プロダクションが製作した特撮テレビ番組の名称、あるいはその劇中に登場する巨大変身ヒーローの呼び名である。ウルトラシリーズ第7作であり、第2期ウルトラシリーズの最終作にあたる。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 作品としてのウルトラマンレオ

[編集] 内容

それまでのウルトラシリーズ同様、怪獣や宇宙人とレオとの戦いが物語の中心となる。特徴としては主人公が他のウルトラマンとは別の星出身の宇宙人であること、変身はしないがウルトラセブン=モロボシ・ダンがレオをサポートすること、防衛チームの劇中での役割が従来のシリーズ作品に比してより脇に退いており、主人公を取り巻く一般人がドラマの中心になることなどがある。作風は、故郷を失った主人公が、孤独で精神的に過酷な状況の下、肉体的にも過酷な特訓等を通じて心身共に強くなり、困難を乗り越え自ら楯となって戦い抜いていくという、一種の根性物的展開が当初試みられた。

この点が、本作以前のウルトラマンシリーズには一部の例外を除いて見受けられなかった大きな特徴であり、本作品のカラーを色濃く特徴づけている。制作サイドの企画書にも記載され、番組放映開始時の番宣等でも大きく掲げられた本作品のテーマは、「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う」。

メインターゲット視聴者である子供達の視線から見る立場の人物として梅田トオル・カオル兄妹が登場する。中でもトオルは「もうひとりのおゝとりゲン」とも言える立場であり、肉親を失い別の地に身を寄せ、幾多の困難に巡り会いながらも叱咤激励によって人間的・精神的に大きく成長していく。

[編集] 基本設定

レオの故郷・獅子座L77星はマグマ星人の侵略で滅ぼされ、脱出したレオは地球にたどり着き、地球人おゝとりおおとりゲンの姿になって、城南スポーツセンターの指導員として生活していた[1]。一方、ウルトラセブンウルトラマンタロウの後を受けて再び地球防衛の任に就き、モロボシ・ダンとして宇宙パトロール隊MAC(Monster Attacking Crew)の隊長を務めていた。地球に侵略の手を伸ばしてきたマグマ星人とその先兵の二大怪獣レッドギラス、ブラックギラスと対戦したセブンは脚を折られてしまうが、レオが現れ窮地を救う。しかし、この戦いの結果ダンは右脚が不自由となり、セブンへの変身能力を失ってしまった。そこでダンは自らに代わって地球を守ることをゲンに依頼する。ダンの推薦でゲンはMACに入隊し、ダンの特訓を受けながら異星人や怪獣たちと戦うのであった。

[編集] ストーリー概要

本作は、放送途中で路線変更が行われ、結果的にではあるが、その都度、違った装いを見せることになった。大きく分けると、次の三期に区別できる。ただし、この区分は第40話以降の「円盤生物編」が「恐怖の円盤生物シリーズ!」と正式に銘打たれているところに由来する以外は、本項目における便宜上のものであり、区分の名称や境目となる話数は公式に定められたものではない。

[編集] 特訓編(第1話~第21話)

シリーズ初期では、兇悪な星人が、等身大のヒューマノイド型宇宙人の姿で通り魔的な犯罪(辻斬りのように一般人を殺害するなど)を行なってはMACと格闘戦を行った後、怪獣型のモンスターに巨大変身してレオと戦うというパターンが繰り返された。レオは初戦でしばしば敗退し、モロボシ・ダンの特訓を受けて新しい必殺技を身につけ、2度目の対戦で勝利するというドラマ作りが行なわれた。怪獣が敵として登場する場合も、等身大にならないだけで基本のプロットは同様である。この時期のレオはほとんど光線技を使っていない。

この時期のもう一つの大きな特徴は、MAC内でのゲンの厳しい立場である。本作では主人公を取り巻くドラマを防衛チームから市井の人々へとシフトさせ、MACのドラマ内での扱いは従来の防衛チームと異なるものとしたため、ゲン以外のMAC隊員の役割は、かつてのシリーズに見られたような、主人公にとっての協力者・理解者といった位置づけではなく、むしろ批判者・対立者としての側面が強調されている。特にゲンの正体を知っているのがダン隊長だけで、ダン自身もセブンとしての能力から知りえた敵情報を他の隊員に充分に伝え切れなかったり、ゲンに対するダンの特訓が隊員たちに「特別扱い」と偏見の目で見られる状況を生み出す等、他の隊員から孤立するゲンの姿がしばしば描かれ、MACでの人間関係についてはハードな展開が続出した。逆に、スポーツセンターの人々には、そんなゲンに対する理解者としての役割が与えられている。

しかし、こうしたドラマ展開は第15話近辺から徐々に変化を見せ始める。この回の特訓シーン終了直後にダンがゲンに向かって「免許皆伝だ」と告げるシーンがあり、劇中での特訓は第21話を最後に行われなくなった。これは、ダンの特訓が『ウルトラセブン』でのモロボシ・ダンの、温厚で大人のキャラクター・イメージから大きくかけ離れた鬼指導者と見られ、特に幼児層やその保護者層、そして『ウルトラセブン』を観ていた世代を中心に視聴者からの不評を受けたこと、そして故郷の星を失ったレオことゲンの悲哀、MAC内でのゲンと隊員たちとの確執、それに伴うゲンの孤立を中心とした余りにも暗いストーリーがやはり子供たちに受け入れられなかったことが一因である。その反映で、ウルトラシリーズ始まって以来の一桁台の視聴率を記録してしまった。またダン役の森次は先のダンのキャラクター・イメージの件以外にも、シナリオでゲンよりもダンの存在感が大きくなっていると感じ、変える必要があるとスタッフにも意見したことを回想している。

また、他のMAC隊員たちから浮いてしまう展開も、ダンの強烈な特訓の解消と並行して次第に描かれなくなった。また、第17話よりMAC隊員のメンバーも大きく変更され、隊員達がドラマに関わる場面も増えてきた。いずれにせよ、シリーズ初期におけるこうした人間関係面を含めたハードな状況は、様々な試行錯誤の中で発展的解消を遂げ、ドラマの作風は大きくシフトしていくのである。なお、これに伴ってか、悲壮感の漂う主題歌「ウルトラマンレオ」は第13話を最後にオープニングとしては使われなくなり、第14話から比較的正統派ヒーローソングの色合いの濃い「戦え! ウルトラマンレオ」に変更されている。

[編集] 安定期編(第22話~第39話)

物語中盤では、レオが仲間たちの友情に支えられて、敵と闘い、勝利するというウルトラシリーズ王道の話が続くことになる。この時期が地球でレオの周辺が最も安定していた時期だと考えられる。第22話ではレオの弟のアストラが兄の危機に駆けつけ、兄弟で力を合わせて怪獣を倒した。さらに第26話で新たなウルトラファミリーとして、ウルトラの国の伝説の人物であるウルトラマンキングが登場し、レオにウルトラマントを与えた。

ゲンと他のMAC隊員たちとの間柄も、メンバーの交代と相まって険しい対立は減少していき、ゲンは次第に仲間を増やしていく。ダンもゲンが地球人として人間らしくなってきたことを指摘している。そして第38・39話ではババルウ星人の策略でウルトラマンをはじめとするウルトラの兄弟と一時的に敵対してしまったこともあるが、キングの活躍で和解し、レオとアストラはウルトラ兄弟の一員に迎え入れられる。

安定期と分類されているものの、「一寸法師」「つるの恩返し」などの民話を題材にした「日本名作民話シリーズ!」(第26話-第32話)も製作されており、実際にはさまざまな試行錯誤が行われていた。また「名作民話」では旧作出演者のゲスト出演やキングの出現、新アイテム(ウルトラマント)の登場と様々なイベント編も設けられている。

[編集] 円盤生物編(第40話~最終回)

本作の最終第4クールは「恐怖の円盤生物シリーズ!」と銘打たれ、冒頭の第40話ではMACがブラック指令の尖兵の円盤生物第1号シルバーブルーメに基地ごと呑み込まれて全滅し、モロボシ・ダンも消息を絶つという波乱の幕開けとなった。さらには、地球へと侵入したシルバーブルーメの破壊活動により、城南スポーツセンターの身近な仲間が犠牲となる。ゲンはただ一人生き残ったトオルを引き取り、知人の看護婦・美山咲子の家に身を寄せながら一人で円盤生物の侵略に立ち向かうことになる。

かつてのダンの立場を受け継ぎトオルを教え導くゲン、第二の故郷を守りながらも侵略者の標的にされ図らずも地球人や周囲の人々を巻き込んでしまうレオの苦悩、肉親を全て失い精神的にも追い詰められながらそれを克服し成長をとげるトオルの姿などを描いたハードなドラマが中心となり、初期特訓編のテーマが再現されているとの指摘もある。また、姿を変えて日常の中に潜む円盤生物が作り出すホラー的な雰囲気や、敵指揮官・ブラック指令の強烈な個性など、ウルトラシリーズの魅力が発揮されていた時期でもある。

基本的に各話ラストで、次回レオと戦う円盤生物をブラック指令が呼び出すシーンが存在する。

なおブラック指令と彼の率いる円盤生物群は、ウルトラシリーズでの「レギュラー化した敵集団」としては、『ウルトラマンA』に登場したヤプール人とその送り込む超獣群に次いで2度目である。

最終回ではそれらのドラマに過不足なく決着をつけ、地球人に同胞として迎えられたゲンの新たな旅立ちを描いている。

[編集] キャラクターとしてのウルトラマンレオ

ウルトラマンレオはウルトラ兄弟と異なり、M78星雲光の国ではなく獅子座L77星出身である。

L77星壊滅時、生き別れになった弟のアストラや、ペットのロンがいる。L77星はM78星雲との関係は当初不明だったが、後年先祖を共通とする兄弟星であるとの設定がなされた。なお、本作ではウルトラマンタロウとは面識がなかったが、『ウルトラマンメビウス』では彼のことを「兄さん」と呼んでいる。

母星がマグマ星人に滅ぼされたため、物語開始時点の1か月程前に地球に逃げ込んできた設定で、いわば宇宙の難民である。そのため劇中で故郷や一族を失った悲しみや正体が暴露することへの不安を見せることもあった。円谷プロダクション監修の「心にウルトラマンレオ」では物語開始時点のレオは自分より強いウルトラセブンがいることもあり地球防衛には殆ど興味を持たず、苦労の末に得た自分の新しい生活と恋人の方に夢中であったことが指摘されている。

多くのM78星雲人と同様にカラータイマーを胸部に備えているが、変身後の活動時間は彼らよりも若干短く2分40秒である。当初使われなかった光線系の技を習得してからはさらに短く、2分30秒となった。ただし、実際にカラータイマーが点滅してピンチになる演出は少なくなっており、カラータイマーの点滅音が第50話のある事件をきっかけに初代ウルトラマンと同じになった。

腹部のシークレットサインはL77星人が使う文字で、「レオ」を意味し、L77星人の証でもある。公式見解では「元々レオは獅子座L77星の王子で、腹部の紋章・レオサインはその証である」との記述もあるが、本編では言及されていない。

光線技は過去の戦士に比べれば少ないが、宇宙拳法の達人であることや他のウルトラ戦士をはるかに凌駕する高い身体能力を生かした技がそれを補っている(ただし当時の学年誌での企画の直撃インタビューのコーナーで、「空手技が多くてイライラする」という指摘のはがきが来た事も)。また、セブンの課す特訓と数々の戦いを経て次第に力強い戦士となっていった。このような設定の背景には、前年見舞われたオイルショックの余波によって予算縮小の必要性が高まり特殊撮影の削減が求められたことに加え、先述した本作品のテーマに親和性があったこと、放映前年に公開されていたブルース・リー主演の映画『燃えよドラゴン』による空前の格闘技ブームの影響が指摘されている。

第4クールの円盤生物編では決め技として光線技を多用するようになっている。その振り付けは、昭和シリーズの中では複雑なものが多い。

[編集] 能力

  • 身長:52メートル(後に51メートルに変更された)
  • 体重:4万8千トン
  • 年齢:1万歳(放映当時は2万歳)
  • 飛行速度:マッハ7
  • 走行速度:時速800Km
  • 水中速度:150ノット
  • ジャンプ力:1000メートル
  • 腕力:20万トンタンカーを持ち上げる
  • 視力:100キロ先のマッチ棒も見える。
レオキック
レオが最も得意とする必殺技。地上1000メートルというジャンプ力を生かした落下時の衝撃に、自身のエネルギーを加えることで強大な破壊力を持ち、設定によればダイナマイト1万発分の威力がある。他のウルトラ戦士のキックと異なり、足に集中したエネルギーが赤く発光して敵の体を粉砕する演出が特徴。専ら右足が光るが、時には左足や左右両足が光ることもある。敵に当てるのは片足だけ。初使用は第1話の対マグマ星人戦だが、この時は決め技にはならず、円盤生物編では格闘戦を仕掛けにくいためかアブソーバブニョの2度しか使われなかった。
格闘技の達人ならではの様々なバリエーションを使いこなしており、劇中では以下のものが使用されている。
きりもみキック
空中できりもみ回転しながら急降下し、ギラス兄弟の頭上にキックを決めて首を切り落とした技。
レオキックスライサー
アンタレスに両手を掴まれた状態で、頭上から迫る敵の尻尾に対し逆立ちしながらのキックで尻尾を斬り落とした。
レオ2段蹴り
ベキラの弱点の背中を攻撃するため、ジャンプして敵の背後に回り、その向こうの山を蹴った反動で反転して背中を狙う。
レオチョップ
ハンドスライサー
空手を得意としているレオは、手刀も高い破壊力を誇っており、別名としてこう呼ばれている。敵の触手等を切断するために使用する他、決め技として使う時の多くは空高くジャンプし、急降下しながらエネルギーを集中させた右手で必殺チョップを決める。これでカネドラススペクターを倒した。
流れ斬りの技
ダンが課した滝の水を切る特訓の末に編み出された手刀技。両手にエネルギーを集中させ、流れるように素早く幾度も両手手刀を振るいツルク星人の両腕を切断した。
バックチョップ
敵に背中を向けた状態で放つダブルチョップ。カーリー星人の背中の角を2つ同時に折り、それを弱点の眉間に突き刺して倒した。
クロスチョップ
ジャンプで敵に突っ込みながら両手をクロスさせて放つチョップ。第9話で使用。
レオパンチ
ノースサタンの体を貫いてしまう程の威力を誇るストレートパンチ。
レオリフト
敵を両手で抱え上げ、地面に叩きつける。レオはこれの他にも、巴投げ、背負い投げ、レオスープレックス、敵の尻尾を掴んで投げるウルトラスウィング、敵の腕を取って投げる回転投げ、敵を肩にかついで振り回して放り出す飛行投げ、敵を抱き上げて地面に叩きつけるレオボディ落としといった、数多くの投げ技を持つ。
レオヌンチャク
工場の煙突を念力で武器に変えたもの。ケットル星人の槍に砕かれてしまった。
ボディブーメラン
体を空中で高速回転させ、自らをブーメランと化してケンドロスに突進した必殺技。
ウルトラダブルフラッシャー
双子の弟アストラと協力して放つ光線。二人の一方がしゃがんだ後方にもう一方が立ち、しゃがんだ方の頭上で両手を合わせることで発射する。レオが後ろに立つバージョンとアストラが後ろに立つバージョンの2パターンがある。
エネルギー光球
火球状の赤い光球を投げつける必殺技。本編中でレオが最初に使った光線技で、使用頻度は高めである。設定ではレオの光線技の中でも一番強力な技。
スパーク光線
額のビームランプから出す破壊エネルギーを一点に集中して放射する光線。強力な閃光を発する。第41・43話では繋ぎ技として、第40話では決め技として使用。
レオクロスビーム
額のビームランプから放つ赤色光線。第28話での決め技。
ビームランプ光線
額のビームランプから放つ光線。両手の拳を胸の前に合わせてから発射する。バンゴの足を撃ち、動けなくした。
タイマーショット
カラータイマーから発射する破壊光線。第31・42話での決め技。
ウルトラショット
ジャンプして両手を合わせ、敵の頭上から撃ち込む光線。第43話では決め技、第45話では繋ぎ技として使用。
ハンドビーム
赤い光弾を放つ。第45話での決め技。
ダークシューター
右手から放つ、ブラックテリナを撃墜した矢印形の黒い光弾。
シューティングビーム(レオビーム)
水平に伸ばした腕から出す光線。一部の円谷プロ監修の本では「惑星を破壊するパワーを秘めている」と紹介されており、本編でも決め技として使用されたり、最終話でブラックスターを破壊した事もあるが、相手によっては怯ませる程度の威力しかなかった事も多い。最終話での威力は、円盤生物への怒りによる光線の強化や、ブラックスター自体の脆さという解釈も存在するが特に設定はない。
レッド手裏剣ビーム
右手から2連続で発射される、ウルフ星人を撃墜した赤色光弾。
グリーンビーム
両手を開いて放射する、キララを怯ませた緑のエネルギー波。
チェンジィングビームI・II
両手から放射する光線Iでオニオンを惑星アップルのリンゴの木に変化させ、さらにビームランプから発射する光線IIでリンゴの木に実をつけさせた。
リライブ光線
両目から放つリング状の光線。子供達の願いを受け、死んだギロ星獣を甦らせた。
縮小光線
レオのペットだったロンの鼻先に当てて放射し、元の姿に戻した。
テレポート光線(名称不明)
額のビームランプから出す光線。生き返らせたギロ星獣や元の姿に戻したロンを宇宙へ帰した。
レオ全身発光
熱エネルギーを全身から放射する。ババルウ星人に氷の中に閉じ込められたアストラを救出した。
レオブロー
バンゴの体内に浮力ガスを吹き込み、風船のように膨らませて宇宙まで飛ばしてしまった。
エネルギー放電
レオに変身する際に発生するエネルギーを用いた技。ボーズ星人を怯ませた。
真剣白刃取り
カネドラスのドラスカッターを空中で受け止め、投げ返した。
ハイスピン
高速スピンすることで、ブラックドームの吐く泡を弾き飛ばした。
風車戦法
ローランが作った風車をレオのエネルギーで巨大化させ、マグマ星人に突き刺して倒した。
水晶返し
最終話で子ども達がブラック指令から奪った水晶球をレオが手にし、ブラックエンドに投げつけて倒した。
レオブレスレット
手首にはめている武器。クサビ状の光弾レオスパークを放つ(第20・27話)他、注射器に変形する能力(第18話)もある。
ウルトラマント
ウルトラマンキングから授けられた万能武器。防御能力に優れており、炎を防いだり、敵にかぶせてパワーを奪う効果がある。普段はアームブレスレットに変形させて左腕にはめている。傘のレオブレラに変形させ、プレッシャーの念力を防いだ他、鏡の扉ウルトラマントミラーを作り出し、マザラス星人の鏡の世界から脱出する際に使った。
レオマスクパワー
変身前の能力。レオのシンボル、獅子座のレオマスクの再生光線。第2話で一度死んだ百子を蘇えらせ、ギラス兄弟に沈められた黒潮島も復活させた。また、第17話でも、乗り移っていたウルフ星人が倒されたために死んだ冴子からウルフ星人を消滅させて蘇えらせている。
クロスアタック(コンビネーションチョップ)
新マン(ウルトラマンジャック)との合体技。皆既日食で暗くなった時を狙って、二人で一体の敵を挟んで同時にジャンプし、アシュランが標的を決められない内に、同時にチョップを喰らわせて倒した。

[編集] 変身方法

おゝとりゲンは指輪(レオリング)の宝石「獅子の瞳」を使い、空手に近いポーズをとりながら「レオー!」(第3・4話のみ語尾を延ばさない「レオッ!」)と叫びながら、一定のポーズ(2パターン。第1・2・6・9話のみ異なる)を取ってレオに変身する。両手を封じられてポーズがとれないときは、その場で回転して変身する。

[編集] デザイン

レオのデザインは東宝から円谷プロに出向し、『ウルトラマンA』以降美術のメイン担当を務めていた鈴木儀雄によるもの。従来のウルトラ戦士とは出自が異なるということで一線を画すため、頭部のデザインが複雑化され、一見すると人間の髪型を思わせるものになっている。獅子座出身である事からたてがみをモチーフにしたようにも見えるが、鈴木本人は「『ウルトラマンA』の撮影中に目撃したUFOの形をモチーフにした」と語っている。目と口はセブンタイプを踏襲しているが、鼻がはっきり造型された点が斬新だった。また、出来上がったマスクは真夏竜が演じるおゝとりゲンのイメージに近いものとなり、物語上でのレオ=ゲンの一体化に寄与していた。

胸部のレオサインも鈴木のデザインで、1934年アリゾナ州の山中に着陸したUFOのハッチに画かれていたとされる記号をヒントにしている。

NG版スーツには、胴から脚にかけてセブンやタロウと酷似した稲妻状の白い模様があったが、採用版では消されて赤1色になった。またボディのカラーリングの基調を赤としたのは、顔のセブンタイプに近いデザインに合わせてのこととも推測される。M78星雲系のウルトラ族の中には、セブンやタロウが分類されるレッド族と、ウルトラマンやゾフィーに代表されるシルバー族、そして当時設定自体は存在したもののそれに当てはまるウルトラマンは当時登場しなかったブルー族があるとされる。なお最終決定に至るまでに描かれたNGデザインのうちの一つは、『ウルトラマンタロウ』最終話に登場したバルキー星人の元デザインとして転用された。

[編集] アストラ

獅子座L77星出身のレオの双子の実弟。本編では単に「弟」とのみの紹介で、放映当時は雑誌等でのみ双子であると説明されていたが、後年公式設定となった模様。レオ自身はしばらくの間、マグマ星人の獅子座L77星侵略の際に死別したものと思っており、劇中でもそれを踏まえた発言が散見される。雑誌などで公開された裏設定によるとアストラは捕らわれの身となり、のちにウルトラマンキングに救出されていた。“もともとレオとよく似た容姿であり、救出後に治療のための大手術を受けた際に今の姿となった”との設定もあるが、レオの回想シーン(第22話)では最初から現在の容姿になっている。捕らわれた際に枷として付けられた左足の鎖「マグマチックチェーン」はキングの超能力も受け付けず、今も外せないままとなっている。腹部のシークレットサインは「アストラ」を意味し、L77星人の証でもある。アストラも資料によっては「L77星の王子で、腹部のアストラサインは王子の証である」との記述があるが、本編では語られていない。また、敵が接近すると額のビームランプが点滅して危険を知らせる。

頭部等のデザインの意図についてデザイナーの鈴木は、後年のDVDでのインタビューで「レオと似ている感じでも、レオに対しやや未成熟さを表現したデザインにした」と述べている。

第22話で兄弟怪獣ガロンリットルとの戦いで危機に陥ったレオを助けに現れたのを皮切りに、第33話では戦闘不能に陥ったレオを助け、そして第36話では壊滅の危機に瀕したMAC本部を救うなどの活躍を見せた。第38・39話の前後編ではババルウ星人の策略で拉致され、レオとウルトラ兄弟たちとが同士討ちを始めるきっかけを作ってしまったこともある(→にせアストラ参照)。ウルトラマンキングの助けでレオと共に事態を収拾した後、彼はレオと共にウルトラ兄弟の一員に迎え入れられた。 彼の場合、戦いの場へ半ば乱入するような形で登場するというケースがほとんどだったためレオのサポート役という印象も強いが、レオ本編最後の登場となった第46話では、負傷でまともに戦えずに苦戦するレオに代わってハングラーを倒すなど、その戦闘力は兄に勝るとも劣らない。

普段は宇宙を旅しており、ナレーションで「どこへ行くのか誰も知らない」と語られるなど、どこで何をしているのかは実兄のレオですら知らない。また、地球上で人間体の姿で活動したこともない。ウルトラ兄弟の一員となった後も名称は「アストラ」で統一されており、名前に“ウルトラマン”が冠されることはない。

なお、「アストラ」の名は、放映当時の公募による物である。

[編集] 能力

  • 身長:50メートル
  • 体重:4万6千トン(のちに4万9千トンに修正された)
  • 年齢:1万歳(双子なのでレオと同じ)
  • 飛行速度:マッハ10(のちにマッハ20に修正された)
  • 走行速度:時速700キロ(のちに900キロに修正された)
  • 水中速度:140ノット
  • ジャンプ力:400メートル
  • 視力:海中でも10キロ先が見える。
  • 腕力:レオよりも強いらしい。腕のアームリングで2倍に強化されている。
ウルトラダブルフラッシャー
レオとアストラが両手のひらを重ね合わせて放つ必殺光線。ガロン、リットル、アトランタ星人アクマニア星人を倒す。
ウルトラダブルスパーク
レオとアストラが腕を組んで照射する修復光線。折れたウルトラキーを元に戻した。
ウルトラリダクション
体をミクロ化させ、敵の体内に侵入して内部から爆破する。ハングラーを倒した。
アストラシャワー
両手を合わせて水を噴射し、火災を消火する。第36話で使用。
アストラアイアンパンチ、アストラスパイクキック
パンチ技とキック技らしいが、詳細は不明。
エレクトロンビーム(本編未使用)
額のビームランプから放つ光線。

[編集] 主な登場人物

[編集] MACアジア本部の隊員及び関係者

  • 組織としてのMACについては別項を参照。
  • ゲンおよびダン隊長以外は、背番号順に記載(背番号2と4の隊員は本編未登場。黒田に代わって背番号3を着けた平山を除き、番組の途中から登場した隊員には背番号が付いていないため、順不同に記載した)。なお、第1話から登場している初期の隊員の苗字は、全て色にちなんでいる。
おゝとりゲン
ウルトラマンレオが地球人に変身した姿(モデルになった地球人については語られていない)で、外見年齢20歳[2]。明るい好青年で面倒見や人当たりも良く、地球を“第二の故郷”として愛している[3]。背番号は「7」。
物語中では城南スポーツクラブの指導員として登場し、セブン=モロボシ・ダンの危機をレオとして救い、自身の素性を明かす。そして、セブンへの変身能力を失ったダンより地球防衛の使命を託され、ダンの推薦でMACに入隊。人間体でも優れた身体能力を見せるが、元々戦士では無いため戦闘経験が浅く、時には若さゆえの感情的な判断で不適切な行動を取り、他の隊員達に非難され、確執を生む事も多かった[4]。しかし、このような人間関係における逆境や、ダンが毎話の様に課す厳しい特訓と数多くの孤独な戦いに耐え抜くことで、自らの素質を磨いて成長、次第にダンの特訓を必要としなくなり、MACの仲間達と打ち解け合っていきながら、レオとしての任務を遂行していった。
MAC全滅後は城南スポーツクラブで働きつつ美山家に居候し、民間人の立場で円盤生物と戦った。円盤生物との戦いでは、私情にかられ失敗したり、レオとしての戦いのために無関係な人間を巻き込んでしまったりと苦難も多かったが美山家の人々の支えや戦いを通してよりひと回り成長していった。そして、最終決戦でブラックエンドを倒した後、本当の故郷と決めた地球の平和を確かめるべく、ヨットで大海原の彼方へ旅立っていった。
モロボシ・ダン
MACアジア本部の隊長。背番号「1」。再び地球防衛の任を受けてやって来たセブンの地球人としての姿で、その正体はおゝとりゲン(レオ)しか知らない[5]

詳細は「ウルトラセブン (架空のキャラクター)」を参照

黒田明雄(くろだ あきお)
MACアジア本部の初代副隊長格。背番号「3」。機械整備を得意とし、ゲンに対しては先輩として高圧的な面が多い。ベキラとの戦いの後、姿を消す。
青島一郎(あおしま いちろう)
MACアジア本部の初期メンバーで、格闘を得意とする。背番号「5」。また、喜怒哀楽が激しい性格で血の気が多く怒りっぽい。そのせいか、初めはゲンとよく対立していたが、第8話では命令違反を犯したゲンに対し、「自分も命令違反では同じだ」と同列に語り、第13話では殺人の嫌疑が晴れたゲンに一早くその報を知らせようと必死になるなど、降板直前には比較的友好な関係になっていたようにも見受けられ、スポーツセンターで子供たちの空手の練習に付き合っている場面もあった。アトラー星人との戦いの後に降板。
赤石清彦(あかし きよひこ)
MACアジア本部の初期メンバーの1人。背番号「6」。初期メンバーの中ではあまり目立たない隊員だが、メカニックに関する知識は豊富である。黒田・青島よりも明らかに若年。無表情であることが多く、劇中での個性の発揮は殆ど見られず、クールな雰囲気を醸しており、ゲンに対する対応も少々冷淡な印象がある。アトラー星人との戦いの後に降板。
桃井晴子(ももい はるこ)
比較的出番の少ない初期メンバーの1人。背番号「9」。アトラー星人との戦いの後に降板。
大槻美也子(おおつき みやこ)
背番号不明。桃井隊員と松木隊員の臨時代役としてオペレーションを担当した、わずか2回の登場。
白川純子(しらかわ じゅんこ)
MACアジア本部の初期メンバーのうちの1人で、ダン、ゲンを除けばMAC全滅時まで残った唯一の隊員でもある。背番号「8」。主にオペレーション、特に通信関連を担当する。それゆえ、劇中では無線通信で隊長やゲン、隊員を呼び出し、「東京XX地区に星人が出現しました」といった通報をすることが多い。シルバーブルーメの急襲で殉職。
平山あつし(ひらやま あつし)
黒田隊員の後任として配属となった二代目副隊長格。格闘を得意とする。目立った活躍はあまりなく、バットンとの戦いの後に降板。
佐藤大介(さとう だいすけ)
MACアジア本部の三代目副隊長格。ダン隊長よりも年長との裏設定がある。優しい性格の持ち主で、表情もいつも明るい。困っている人を見ると放っておけない。物語前半のMAC隊員がおしなべてゲンに冷たかったのに対して、番組の路線変更と共にMAC隊員が交代し、ゲンに対する態度が友好的になっていったが、明るく優しげな彼の存在は、とりわけその代表格だったと言える。ダン隊長とも、マッキーからの交信の会話をするだけでダンが基地でコーヒーを飲んでいることを当てるなど、友好的な面がしばしば見られ、番組後期におけるMAC内部の雰囲気のソフト化、及びゲンにとっての居心地の良さに貢献していたと言える。シルバーブルーメの急襲で殉職。
白土 純(第6話のみ白戸ジュン)(しらと じゅん)
一旦、第6話限りのゲストとして登場。元は宇宙ステーション所属だったが、同話でカーリー星人に恋人を殺されたため、宇宙パトロール隊に一時的に所属し、その後、特別志願し正式に配属となった。マックガンの腕前は隊員一。第6話時点では、護衛を任せていた恋人を守りきれず死なせたことからゲンに対し強い憎悪を抱き、そこから派生したライバル意識(ゲンとは元々同格)をもむき出しにしていたが、元々ゲンとは仲がよかったこともあり、その後改めてレギュラーとして正式配属された時点では、ゲンとの仲は以前のように戻っていた。シルバーブルーメの急襲で殉職。
梶田一平(かじた いっぺい)
青島、赤石両隊員の代わりに配属となった。マッキー2号の操縦の腕はかなりの物である。比較的寡黙・無表情な隊員で、佐藤・白土ほど目立たないが、同じく無表情だった前期隊員の赤石辺りと比べると、冷たさよりも温厚さ・実直さを感じさせる。ゲンとも仲がいい。シルバーブルーメの急襲で殉職。
松木晴子(まつき はるこ)
桃井隊員の後任として配属された。主にオペレーションを担当するが、実戦に出ることもある。自身の誕生日パーティー中にMAC本部がシルバーブルーメに急襲され殉職。
鈴木(すずき)
ツルク星人に父親を殺害されたトオルとカオルを養子に迎えるはずだったが、星人に襲われ殉職。妻帯者。
佐藤三郎(さとう さぶろう)
アフリカ帰りの陽気な冒険野郎。マイペースな性格の関西人。背番号はない。独自のユニークな戦法でバンゴに立ち向かった。戦いの後、ヒマラヤで雪男を探すため旅立っていった。自動車の運転ができない。
北山洋二(きたやま ようじ)
かつてノースサタンに襲われていたアルファ星人ニケの女神を救出したことがある。スキーの名手で、オーロラ国際スキー大会で優勝経験がある。
内田三郎(うちだ さぶろう)
アトランタ星に調査に行ったきり行方不明となっていたが奇跡の帰還を果たし、長官推薦によってMACに入隊する。長官の娘のあや子と婚約していたが、その正体は本人を殺してすりかわったアトランタ星人だった。
高倉(たかくら)司令長官
MAC最高司令部の総司令官。誠実で見識も高い人物でダン隊長に特別信頼を寄せている。一人娘に内田隊員と婚約していたあや子がいる。

[編集] MAC以外の登場人物

[編集] 城南スポーツセンターの関係者

城南スポーツセンター(またはクラブ)は、大村正司を責任者とする、スポーツ振興を図る民間の組織。ゲンはMAC隊員であると同時にここの指導員を務めている。

第1・2話では、東京都新宿区百人町(JR大久保駅近く)にある「スポーツ会館」を用いてロケがなされているが、第3話以降は東京都世田谷区瀬田東急田園都市線二子玉川駅小田急線成城学園前駅に近い)にある「簡易保険東京青少年レクセンター」(現・東京簡易保険会館レクセンター)を使用している。 そのためか、本作品の劇中で日常のほのぼのとした空間を描く場合には、多摩川の河川敷近辺でロケを行っている場合が多い。

城南スポーツセンターの関係者でゲンと親しい人々が第40話(シルバーブルーメの襲来)で死亡してしまうものの、センター自体は存続しており、第40話Bパート冒頭でゲンが出勤するシーンが、第41・48・51話でゲンが勤務している描写がある。

大村正司
城南スポーツセンターの責任者。温厚かつひょうきんな性格で、どこか頼りないが「いいおじさん」。正義感も強い。家庭生活等については不明だが、第3話では自ら「こう見えても独身」と述べている。ダンとも親しい。第22話を最後に本編から姿を消すが、特にその事情について説明は無い。
山口百子
ゲンの恋人で、城南スポーツセンターの補助的な指導員。先述の通り黒潮島の出身。真面目で優しい女性。ゲンの正体がレオであるとは知らないまま一途に想い続けているが、第36話では、ゲンが宇宙人でも構わないと語っている。身寄りを亡くしたトオル・カオルのお姉さん兼お母さん的存在として彼らやゲンを支え続けるが、第40話でカオル・猛と共に新宿のデパートで買い物をしているところを建物ごとブラック指令の操るシルバーブルーメに潰され、死亡してしまう。
梅田トオル
ゲンを兄貴分として慕う、城南スポーツセンターに通う小学生。母を亡くした後、父、妹のカオルと肩寄せ合って生きていたが、第3話でツルク星人によって父親を殺害され、身寄りを失い(正確には叔母が一人健在であるが母子家庭で引き取ることは難しかった模様)カオルと共に百子の元に身を寄せる。そして第40話で百子、カオルまでも失い、完全に孤児になってゲンと共に美山家に身を寄せることになる。「主人公を慕う子ども」は歴代ウルトラマンシリーズにしばしば登場するが、『帰ってきたウルトラマン』に登場する次郎と並んで、その中でも指折りの不幸な境遇に置かれる少年と言える。肉親が失われることで、しばしば精神的に不安定になるが、ゲンによって精神的に鍛えられ、徐々に大きく成長していく。またレオへの依存心が垣間見られることもあったが、ゲンの教えによって自立し、最終話では彼や友達の勇気ある特攻により、ブラック指令を粉砕。そして、地球防衛の重責から解放されて旅立つゲン=レオを見送ることになる。
梅田カオル
城南スポーツセンターに通うトオルの妹で、トオルよりも精神的にしっかりしている面があり、時折兄をたしなめる強さも持つ。百子を姉と慕うが、第37話では亡き母親の幻影を宇宙人に見せ付けられ、不安定になるという局面もあった。第40話で百子・猛と共にシルバーブルーメの攻撃の犠牲となる[6]
野村 猛
城南スポーツセンターの補助的指導員で、まだ高校を出たての10代の青年と思われる。ゲンの弟分で、繊細で優しい性格。少し頼りない面もあるが、トオル・カオルからはいい兄貴分である。ゲンに憧れ、自分もゲンのようにMACの隊員になりたいとも思っている。しかし、ゲンの正体を知らぬまま、その特訓に訳も分からずにつき合わされて自分が音を上げることも。第3話では、弟(未登場)と同居していると語っているほか、幼なじみの婚約者・冴子がいる(第17話で登場)。しかし、第40話で百子・カオルと共にシルバーブルーメの攻撃の犠牲となる。

[編集] 美山家の人々

いずれも円盤生物編(第40話-最終話)に登場。

美山咲子
仕事は看護婦長。既に第18・31話で彼女が勤務する病院が出てくるため、ゲンやトオルとは以前から知り合いだったようである。カオル・百子・猛の死亡を確認して愕然となったゲンとトオルを引き取り、世田谷区の小田急線にほど近い自宅に居候させる。医師である夫は既に他界しており、未亡人。母親代わりとしてゲンとトオルを暖かく見守る。第44話では亡夫のことを話してゲンの迷いを断ち切り、第49話ではノーバに洗脳されたトオルをいずみとともに警官隊からかばうと同時に自分がトオルの母親だと言って説得してトオルからノーバの洗脳を解くきっかけを作る。第50話でブニョに捕らえられた時に救出に来たゲンがレオであることに気付いてしまったようにも見えるが、続く最終話では娘たちと共に、旅立とうとするゲンに帰る場所があることをそっと伝える。
美山いずみ
咲子の長女で女子大生。ちゃっかりとした現代娘。少々ゲンのことが気になるようだが、百子を忘れていないのか、単にいずみに興味を持てないのか、優柔不断なゲンの態度に少々不満気味である。第49話ではノーバに洗脳されて傀儡となったトオルを警官隊から母と共に身を呈してかばい、洗脳を打ち破るきっかけとなった。第50話では、ゲンの正体を知らないまま「円盤生物が地球を立て続けに襲うのはレオが地球にいるからではないか」と言い出し、ゲンの心を傷つけることになってしまう。続く最終話では母の言葉に続いてゲンに自分たちとなんら変わりのない人間であると伝える。
美山あゆみ
咲子の次女で小学校ではトオルと同級生。いずみとは違った意味で小生意気なところがあるが、孤独なトオルの精神的な支えになっていることは事実のようである。

[編集] ブラック指令

円盤生物編に登場。悪魔の星・ブラックスターから突如単独で地球に姿を現した宇宙人。

詳細は「ウルトラマンレオの登場怪獣#ブラック指令」を参照

[編集] MAC

MAC(マック)の正式名称は「Monster Attacking Crew」。モロボシ・ダン隊長の指揮するレギュラー部隊は「宇宙パトロール隊」と呼ばれる。

世界各地の主要都市上空に基地である宇宙ステーション、通称「MACステーション」を構え、怪獣や宇宙人の襲来をいち早く察知、撃退することが目的である。レオことおゝとりゲンが所属することになるMACアジア本部は東京上空400kmに静止しており、約100名の隊員が勤務している。地上の主要地域にも拠点となる基地は存在する(第44話)が、メインベースはあくまでも宇宙ステーションである。また物語の構成ゆえ、今までの防衛チームに比べて活躍の機会が少ない様に見られやすく、隊員の入れ替わりが多い他、殉職者もかなり多く出ている。ただし、第39話までの殉職者は全てMACの一般隊員であり、精鋭である宇宙パトロール隊では歴代特捜チーム同様、特に犠牲者は出ていなかった。しかし、第40話でシルバーブルーメの急襲でモロボシ・ダンとおゝとりゲン以外の全隊員が殉職し、全滅した。

第1話から登場している隊員にのみ、制服の右肩と腕に背番号が付いている他(第11話から登場の平山隊員のみ例外的に背番号3)、女性隊員の場合は前作『ウルトラマンタロウ』のZATと同様のミニスカート状の形が採用されており、ベレー帽も着用している。正確には途中で交代して地球に残ったままの隊員や参謀たちもおり、シルバーブルーメに捕食されたのはアジア本部だけなので全世界の防衛チーム関係者が全滅したわけではないが(アジア支部全滅前に他の支部も敵の宇宙人の襲撃を受け全滅していて残ったのはアジア支部だけだったという説もある)、主人公が所属する防衛チーム本部自体が怪獣に捕食されて消滅したという事態は極めて衝撃的な事件だった。

[編集] 装備

[編集] 銃器類・特殊装備

マックガン
MAC隊員が所持している標準携帯銃。カートリッジで炸裂弾など様々な特殊弾を撃つことができ、レーザー銃にもなる。
マックブラスター
後方支援型の特殊レーザー銃で、形状がマックロディーのマックレーザーと似ている。
マック特殊銃アトミックレーザー5
持ち運びが可能な中火器(劇中未使用)。
マックナイフ
第11話から登場したハイマンガンスチール製の特殊ナイフ。主に宇宙人との格闘時に使われるが、第13話でバイブ星人に悪用されたこともある。
マックシーバー
怪獣探知機能を備えた腕時計型通信機。MAC全滅後の第42話にも登場。

[編集] 航空機

マッキー1号
全長82メートル、乗員10名の小光子力で動く超大型戦闘機。普段はMACステーションにドッキングしており、マッキー2号や3号、マックモールやマックシャークを中央のコンテナに格納するが、劇中でマッキー1号から他のメカが出撃することはなかった。最高速度は光速の98.9%。劇中に登場したのは第1・3話のみである。
マッキー2号
乗員4名の中型戦闘機。マッキー3号と共に戦闘によく出る。また、高速機動性に優れたロケット状の胴体部のα機と静止滞空性に優れた翼部のβ機との2機に分離することも可能。特殊ミサイルや特殊麻酔弾などが武器。また、α機は先端にレーザー砲を装備している。ちなみに設定上では乗員4名だが、第2話ではβ機に青島隊員と桃井隊員が搭乗している他、第27話ではα機部分にダン隊長、ゲン、白土隊員の三名が搭乗しているため、実際は乗員5名である。3号共々第40話でシルバーブルーメに捕食されるが、後にレオによって2号のみが体内から引きずり出された。
マッキー3号
乗員2名の小型戦闘機、ただし小型とはいえ全長21.55mのF-106戦闘機との編隊飛行シーンを見る限り同機よりかなり大きな機体である。主にダン隊長が乗り込む。完全空中静止が可能で、機体下部のランチャーから発射するミサイルやレーザー砲などが武器。第13話ではダン隊長がこの機体でバイブ星人に体当たりして倒した。2号共々第40話でシルバーブルーメに捕食される。
マック特殊ヘリコプター
第27話で後述の桃型カプセルを輸送した。ミニチュアは前作『ウルトラマンタロウ』で登場したZATのドラゴンを塗り替えたもの。また一部の資料では、「モスキータス」または「モスキーター」という名称で紹介されている。

[編集] 車両

マックカー
主にパトロールに使うMAC専用車両。武装等は搭載していない。
撮影用車両はMACが全滅した40話以降、オレンジ色に塗装し直されてゲンの自家用車に流用された。ホンダ・シビックがベース。
マックロディー
無公害原子力エンジンを搭載したMAC専用ジープで、パトロールや実戦で使う。装備は車体上部のマックレーザーや車体前部のアトミックバズーカ、時限爆弾など。三菱J3・J4がベース。
マックジープ
第6話で登場し、通常はパトロールに使ういすゞ・ユニキャブをベースにした物と、第39話で登場し、野戦で使う銃架を備えた三菱J3・J4をベースにした物の2種類がある。
マックモール
地底のマグマを調べるために使われる地底探索用高性能戦車で、長時間の連続活動が可能。ミニチュアも製作されたが劇中未登場。

[編集] その他

マックシャーク
乗員23名の深海調査用大型高性能潜水艦で、武器は魚雷とミサイル。第19話でゲンが使用を提案したがダンに却下される。第28話からのオープニング映像に登場するが劇中未登場。
麻酔ミサイル
マッキー2号から発射するミサイル。ナレーションによると注射器と同じ構造らしい。オニオンの動きを止めるために使った。
桃型カプセル
果物好きなオニオンを油断させるために使った。中には鶏と自ら望んで戦いに参加した桃太郎少年が入っていた。
MACウラン
MACが開発した新エネルギー。MACステーションを爆破できるほどの威力があるため、アトランタ星人に狙われた。
UN-105X爆弾
星を一つ破壊してしまうほどの威力を持つミサイル。ウルトラの星が地球に接近した際に発射されそうになった。
その他の戦力
地上基地には自衛用のレーザー砲が配備されているほか、F-4ファントムII改マックファントムやF-106改などの実機のカスタム機も使う。マックファントムは残存していた機体が後に『ウルトラマン80』にも登場し、UNDAの戦力として地底人攻撃に使われた。ただしUNDAには既により新しいエースフライヤーが配備されていたため、それ以降の活躍は見られない。

[編集] 放映リスト

  • 放送系列:TBS系(腸捻転時代最後の作品なので、関西地区は朝日放送。なお、『ウルトラマンレオ』終了直後に毎日放送にネットチェンジしたため、同局でのアニメも含めたウルトラシリーズの新作の放送は『ザ☆ウルトラマン』からとなる。)
  • 本放送期間:1974年(昭和49年)4月12日-1975年(昭和50年)3月28日
  • 話数:全51話

※各怪獣の詳細はウルトラマンレオの登場怪獣を参照。なお、怪獣・宇宙人の別名、出演者の芸名等はオープニングのテロップ表記に準ずる。

放送日 話数 サブタイトル 登場怪獣・宇宙人 ゲスト
ウルトラマン
スタッフ
1974/4/12 1 セブンが死ぬ時! 東京は沈没する! サーベル暴君マグマ星人
双子怪獣レッドギラス
双子怪獣ブラックギラス
ウルトラセブン 監督-真船禎
特殊技術-高野宏一
脚本-田口成光
1974/4/19 2 大沈没! 日本列島最後の日
1974/4/26 3 涙よさよなら… 奇怪宇宙人ツルク星人 監督-深沢清澄
脚本-田口成光
1974/5/3 4 男と男の誓い
1974/5/10 5 泣くな! お前は男の子 凶剣怪獣カネドラス 監督-東條昭平
脚本-阿井文瓶
1974/5/17 6 男だ! 燃えろ! 暗闇宇宙人カーリー星人 監督-東條昭平
脚本-田口成光
1974/5/24 7 美しい男の意地 植物怪獣ケンドロス 監督-外山徹
特殊技術-矢島信男
脚本-阿井文瓶
1974/5/31 8 必殺! 怪獣仕掛人 暴れん坊怪獣ベキラ
1974/6/7 9 宇宙にかける友情の橋 宇宙星獣ギロ 監督-深沢清澄
特殊技術-高野宏一
脚本-土門鉄郎
1974/6/14 10 かなしみのさすらい怪獣 さすらい怪獣ロン 監督-深沢清澄
特殊技術-高野宏一
脚本-阿井文瓶
1974/6/21 11 泥まみれ男ひとり 怪異宇宙人ケットル星人 監督-筧正典
特殊技術-矢島信男
脚本-田口成光
1974/6/28 12 冒険野郎が来た! 風船怪獣バンゴ 監督-筧正典
特殊技術-矢島信男
脚本-阿井文瓶
1974/7/5 13 大爆発! 捨身の宇宙人ふたり 透明宇宙人バイブ星人 監督-前田勲
特殊技術-東條昭平
脚本-田口成光
1974/7/12 14 必殺拳! 嵐を呼ぶ少年 さそり怪獣アンタレス 監督-前田勲
特殊技術-東條昭平
脚本-阿井文瓶
1974/7/19 15 くらやみ殺法! 闘魂の一撃 分身宇宙人フリップ星人 監督-外山徹
特殊技術-大木淳
脚本-田口成光
1974/7/26 16 真夜中に消えた女 黒い花の星人アトラー星人 監督-外山徹
特殊技術-大木淳
脚本-若槻文三
1974/8/2 17 見よ! ウルトラ怪奇シリーズ
狼男の花嫁
狼男ウルフ星人 監督-山本正孝
特殊技術-矢島信男
脚本-田口成光
1974/8/9 18 見よ! ウルトラ怪奇シリーズ
吸血鬼! こうもり少女
こうもり怪獣バットン
吸血こうもり少女
監督-山本正孝
特殊技術-矢島信男
脚本-阿井文瓶
1974/8/16 19 見よ! ウルトラ怪奇シリーズ
よみがえる半魚人
半魚人ボーズ星人 監督-外山徹
特殊技術-東條昭平
脚本-田口成光
1974/8/23 20 見よ! ウルトラ怪奇シリーズ
ふしぎな子熊座の少年
牡牛座怪獣ドギュー
小熊座人ボック
監督-外山徹
特殊技術-東條昭平
脚本-阿井文瓶
1974/8/30 21 見よ! ウルトラ怪奇シリーズ
北の果てに女神を見た!
殺し屋宇宙人ノースサタン
アルファ星人ニケの女神
監督-外山徹
特殊技術-東條昭平
脚本-田口成光
1974/9/6 22 レオ兄弟対怪獣兄弟 兄怪獣ガロン
弟怪獣リットル
アストラ 監督-深沢清澄
特殊技術-高野宏一
脚本-田口成光
1974/9/13 23 ベッドから落ちたいたずら星人 快人コロ星人
虹怪獣レンボラー
監督-深沢清澄
特殊技術-高野宏一
脚本-若槻文三
1974/9/20 24 美しいおとめ座の少女 ロボット怪獣ガメロット
サーリン星人ドドル
アンドロイド少女カロリン
監督-前田勲
特殊技術-矢島信男
脚本-奥津啓二郎
1974/9/27 25 かぶと虫は宇宙の侵略者! 宇宙昆虫サタンビートル
幻想宇宙人クリーン星人
監督-前田勲
特殊技術-矢島信男
脚本-若槻文三
1974/10/4 26 日本名作民話シリーズ!
ウルトラマンキング対魔法使い[7]
怪獣人プレッシャー ウルトラマンキング 監督-大木淳
特殊技術-東條昭平
脚本-田口成光
1974/10/11 27 日本名作民話シリーズ!
強いぞ! 桃太郎!
鬼怪獣オニオン
惑星アップルのニワトリ
監督-大木淳
特殊技術-東條昭平
脚本-阿井文瓶
1974/10/18 28 日本名作民話シリーズ!
帰ってきたひげ船長!
海棲人パラダイ星人
星獣キングパラダイ
監督-山本正孝
特殊技術-矢島信男
脚本-若槻文三
1974/10/25 29 日本名作民話シリーズ!
運命の再会!
ダンとアンヌ
超能力星人ウリンガ
ウリー
監督-山本正孝
特殊技術-矢島信男
脚本-阿井文瓶
1974/11/1 30 日本名作民話シリーズ!
怪獣の恩返し
サーベル暴君マグマ星人
宇宙鶴ローラン
監督-筧正典
特殊技術-高野宏一
脚本-田口成光
1974/11/8 31 日本名作民話シリーズ!
地球を守る白い花
昆虫星人バーミン星人
白い花の精
監督-筧正典
特殊技術-高野宏一
脚本-奥津啓二郎
1974/11/15 32 日本名作民話シリーズ!
さようならかぐや姫
月光怪獣キララ
月星人弥生(かぐや姫)
監督-中川信夫
特殊技術-矢島信男
脚本-石堂淑朗
1974/11/22 33 レオ兄弟対宇宙悪霊星人 宇宙悪霊アクマニア星人
怪奇隕石アクマニア
アストラ 監督-中川信夫
特殊技術-矢島信男
脚本-若槻文三
1974/11/29 34 ウルトラ兄弟永遠の誓い 二面凶悪怪獣アシュラン
怪獣ボール セブンガー
帰ってきたウルトラマン 監督-前田勲
特殊技術-大木淳
脚本-阿井文瓶
1974/12/6 35 おいらは怪獣大将だ! わんぱく怪獣タイショー 監督-前田勲
特殊技術-大木淳
脚本-田口成光
1974/12/13 36 飛べ! レオ兄弟 宇宙基地を救え! 変身怪人アトランタ星人 アストラ 監督-岡村精
特殊技術-吉村善之
脚本-田口成光
1974/12/20 37 怪奇! 悪魔のすむ鏡 鬼女マザラス星人
異次元獣スペクター
1974/12/27 38 決闘! レオ兄弟対ウルトラ兄弟 にせアストラ ゾフィー
ウルトラマン
帰ってきたウルトラマン
ウルトラマンA
ウルトラの父(回想のみ)
監督-東條昭平
特殊技術-矢島信男
脚本-若槻文三
1975/1/3 39 レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時 暗黒星人ババルウ星人
にせアストラ
ウルトラ兄弟
ウルトラマンキング
アストラ
ウルトラの父
ウルトラの母
監督-東條昭平
特殊技術-矢島信男
脚本-田口成光
1975/1/10 40 恐怖の円盤生物シリーズ!
MAC全滅! 円盤は生物だった!
円盤生物シルバーブルーメ 監督-深沢清澄
特殊技術-大木淳
脚本-田口成光
1975/1/17 41 恐怖の円盤生物シリーズ!
悪魔の惑星から円盤生物が来た!
円盤生物ブラックドーム
1975/1/24 42 恐怖の円盤生物シリーズ!
レオが危ない! 暗殺者は円盤生物
円盤生物アブソーバ 監督-前田勲
特殊技術-吉村善之
脚本-阿井文瓶
1975/1/31 43 恐怖の円盤生物シリーズ!
挑戦! 吸血円盤の恐怖
円盤生物デモス
デモスQ
監督-前田勲
特殊技術-吉村善之
脚本-若槻文三
1975/2/7 44 恐怖の円盤生物シリーズ!
地獄から来た流れ星!
円盤生物ブラックガロン 監督-外山徹
特殊技術-矢島信男
脚本-田口成光
1975/2/14 45 恐怖の円盤生物シリーズ!
まぼろしの少女
円盤生物ブリザード 監督-外山徹
特殊技術-矢島信男
脚本-阿井文瓶
1975/2/21 46 恐怖の円盤生物シリーズ!
戦うレオ兄弟! 円盤生物の最後!
円盤生物ハングラー アストラ 監督-東條昭平
特殊技術-大木淳
脚本-田口成光
1975/2/28 47 恐怖の円盤生物シリーズ!
悪魔の星くずを集める少女
円盤生物ブラックテリナ
テリナQ
監督-東條昭平
特殊技術-大木淳
脚本-若槻文三
1975/3/7 48 恐怖の円盤生物シリーズ!
大怪鳥円盤 日本列島を襲う!
円盤生物サタンモア
怪鳥円盤リトルモア
監督-山本正孝
特殊技術-吉村善之
脚本-若槻文三
1975/3/14 49 恐怖の円盤生物シリーズ!
死を呼ぶ赤い暗殺者!
円盤生物ノーバ 監督-山本正孝
特殊技術-吉村善之
脚本-阿井文瓶
1975/3/21 50 恐怖の円盤生物シリーズ!
レオの命よ! キングの奇跡!
円盤生物 星人ブニョ ウルトラマンキング 監督-山際永三
特殊技術-矢島信男
脚本-石堂淑朗
1975/3/28 51 恐怖の円盤生物シリーズ!
さようならレオ! 太陽への出発(たびだち)
円盤生物ブラックエンド ウルトラセブン 監督-山際永三
特殊技術-矢島信男
脚本-田口成光

[編集] 登場人物・出演者

[編集] レギュラー/セミレギュラー

  • おおとりゲン:真夏竜
  • MAC隊員
    • 黒田明雄:黒田宗(第1-8話) ※第9・10話にもクレジットされるが未出演
    • 青島一郎:柳沢優一(第1-11・13-16話) ※第12話にクレジットされるが未出演
    • 赤石清彦:大島健二(第1-5・7-11・13-16話) ※第6・12話にもクレジットされるが未出演
    • 平山あつし:平沢信夫(第9-11・13-18話) ※第12話にクレジットされるが未出演
    • 桃井晴子:新玉恭子(第1-10・16話) ※第11-15話にもクレジットされるが未出演
    • 佐藤大介:手塚茂夫(第19・22-25・32・34-40話) ※第26・27・31話にもクレジットされるが未出演
    • 梶田一平:朝倉隆(第17-19・22-40話)
    • 白土純:松坂雅治(第6・17-19・25-40話)
    • 松木晴子:藍とも子(第26-28・31・33・36-40話) ※第29話にクレジットされるが未出演
    • 白川純子:三田美枝子(第1-18・22・24・26・27・32・40話) ※第29話にクレジットされるが未出演
  • 大村正司:藤木悠(第1-5・8・9・11・22話)
  • 山口百子:丘野かおり(第1-16・18-19・22-40話)※第17話にもクレジットされるが未出演
  • 梅田トオル:新井つねひろ(第3-5・7・9-16・18-19・22-31・33・37・40-47・49-51話)※第17話にもクレジットされるが未出演
  • 梅田カオル:冨永美子(第1-5・7・9-16・18-19・22-31・35・37・40話)※第17話にもクレジットされるが未出演
  • 野村猛:伊藤幸雄(第1-15・17・22・23・25・32・37・40話)※第16・18話にもクレジットされるが未出演
  • 美山いずみ:奈良富士子(第40-45・49-51話)
  • 美山あゆみ:杉田かおる(第40-47・49-51話)
  • 美山咲子:春川ますみ(第40-47・49-51話)
  • 高倉長官:神田隆(第13・36・39話)
  • ブラック指令:大林丈史(第40話-51話)
  • モロボシ・ダン:森次晃嗣(第1-40話)
  • ウルトラマンレオ:二家本辰巳(第1-51話)※第1話前半のレオは川口和則。二家本はこのシーンではウルトラセブン役
  • アストラ:久須美護
  • 怪獣・宇宙人:上田克巳、河合徹
  • ナレーター:瑳川哲朗

[編集] ゲスト出演者

  • MAC・鈴木隊員(第3話):鹿島信哉
  • トオル、カオルの父(第3・5話):二見忠男
  • ピクニックに来た子供(第5話):松田洋治
  • 白土隊員の婚約者・洋子(第6話):菅沢恵美子
  • 白雲庵の僧・十貫(第8話):明石潮
  • マイティ松本(第11話):西山健二
  • マイティ松本の夫人(第11話):高島雅羅
  • MAC・佐藤三郎隊員(第12話):東龍明
  • 道場破りの少年/さそり怪獣アンタレス(第14話):川代家継
  • 津山洋一(第15話):潮哲也
  • 黒い蘭の女/アトラー星人(第16話):星野ユリ
  • 霧島冴子(第17話):関根世津子
  • 冴子の母(第17話):幾野道子
  • 吸血こうもり女(第18話):坂本智子
  • 小熊座人ボック(第20話):小山渚
  • 牡牛座怪獣ドギュー(第20話):大前均
  • MAC・北山洋二隊員(第21話):うたた賢
  • アルファ星人ニケの女神(第21話):麻里とも恵
  • コロ星人(第23話):増田康好/声:高橋和枝
  • サーリン星人・ドドル(第24話):天本英世
  • ドドルの孫・カロリン(第24話):松岡まりこ
  • ジロウ少年(第25話):高橋仁
  • クリーン星人(第25話):花房徹
  • 哲雄(第26話):工藤智彰
  • 哲雄の母(第26話):五月晴子
  • 桃太郎少年(第27話):吉田友紀
  • 漁船の船長(第28話):岡田英次
  • 漁師(第28話):阿藤海
  • 漁師(第28話):上田忠好
  • パラダイ星女王の声(第28話):江川菜子 ※ノンクレジット
  • アンヌと瓜二つの女性(第29話):ひし美ゆり子
  • ウリー(第29話):清水啓司
  • 大熊シンジ(第30話):黒部進
  • 星村かな子/宇宙鶴ローラン(第30話):桜井浩子
  • 大熊ケンジ(第30話):亀田秀紀
  • 花咲か爺さん/バーミン星人(第31話):仲谷昇
  • 白い花の精(第31話):杉田かおる
  • 中島弥生(第32話):小野ひずる
  • 弥生の父(第32話):有馬昌彦
  • 弥生の母(第32話):露原千草
  • 弥生の父の息子(第32話):福田俉
  • キララの声(第32話):渡部猛
  • トオルのいとこ・タカシ(第33話):吉永慶
  • 郷秀樹/帰ってきたウルトラマン(第34話):団次郎
  • 宮坂黒彦/怪獣くん(第35話):斎藤健夫
  • タイショーの声(第35話):白石冬美
  • 松丸先生(第35話):桂木美加
  • MAC・内田三郎隊員/アトランタ星人(第36話):五代勝也
  • 高倉長官の娘・あや子(第36話):大井小夜子
  • トオル、カオルの母/マザラス星人(第37話):原知佐子
  • ウルトラマンキングの声、ババルウ星人の声(第39話):清川元夢
  • ウルトラマンAの声:(第38、39話):豊川晋吾
  • 中本先生(第40話):石丸博也
  • 大場少年(第41話):小山梓
  • 高木ユミ(第41話):栗原啓子
  • 下妻英行(第42話):善福和則
  • 中森健二(第44話):高山亮一郎
  • 健二の父・中森大介(第44話):佐原健二
  • 謎の少女・眉子/ブリザード(第45話):池田恭子
  • 仁科博士(第45話):鹿島信哉
  • 警官(第45話):鈴木正幸
  • 純次(第46話):梅地徳彦
  • 純次の友人・中山くん(第46話):梅津昭典
  • トラック運転手・純平(第46話):平泉征
  • 貝殻を集める少女・マリ子(第47話):佐藤由美
  • テリナQに操られる女(第47話):早川絵美
  • 和久宏(第48話):石太郎
  • 宏の元恋人・厚子(第48話):八代順子
  • 星人ブニョ(第50話):蟹江敬三
  • ウルトラマンキングの声(第50話):増岡弘 ※ノンクレジット
  • ウルトラセブンの声:徳丸完 ※ノンクレジット

[編集] スタッフ

  • プロデューサー:円谷粲、熊谷健、橋本洋二(TBS)、熊谷国雄(TBS映画社)
  • 脚本:田口成光阿井文瓶、土門鉄郎、若槻文三、奥津啓二郎、石堂淑朗
  • 監督(本編):真船禎、深沢清澄、東條昭平、外山徹、筧正典、前田勲、山本正孝、大木淳中川信夫、岡村精、山際永三
  • 監督(特殊技術):高野宏一矢島信男、東條昭平、大木淳、吉村善之
  • 音楽:冬木透
  • 撮影(本編):鈴木清、内山五郎
  • 撮影(特撮):君塚邦彦
  • 照明(本編):北沢保夫
  • 照明(特撮):伊藤裕二
  • 美術(本編):鈴木儀雄、菅野幸光
  • 美術(特撮):大沢哲三
  • 編集:武田うめ
  • 機電:倉方茂雄
  • 選曲:明田川進
  • 録音:油家徹
  • 助監督(本編):宮坂清彦、佐野和弘、安倍貞雄、笠倉隆
  • 助監督(特撮):吉村善之、松本清隆
  • 殺陣:渡辺安章
  • 製作:円谷プロダクションTBS

[編集] 楽曲

「ウルトラマンレオ」
作詞:阿久悠/作曲:川口真/歌:真夏竜、少年少女合唱団みずうみ
第1-13話主題歌。オープニングでは2番の歌詞が使用された。
タイトルコールは通常メインタイトル部分に被せられるが、初期編では本曲のイントロに被せられていることもある。
「戦え! ウルトラマンレオ」
作詞:阿久悠/作曲:川口真/歌:ヒデ夕樹(映像では平野英之と表記)、少年少女合唱団みずうみ
第14-51話主題歌。
「ウルトラマンレオ」より先に作曲され、当初はこの曲が主題歌となる予定だったが1度ボツとなる。しかし後述の主題歌変更により、後期主題歌として使われることとなった。
「MACのマーチ」
作詞:阿久悠/作曲:川口真/歌:真夏竜、少年少女合唱団みずうみ
劇中での使用は第4話だけだが、使用されたテイクは真夏竜のボーカルが無いものだった。
「星空のバラード」
作詞:阿久悠/作曲:川口真/歌:真夏竜

この他、MACが活躍する際のBGMは「ワンダバ」入りテイクも作成されたが未使用に終わった。作品世界と照らし合わせた結果NGとなった、と言われる。( 「ワンダバ」入りテイクはその後1992年に発売された「TSUBURAYA PRODUCTION HISTORY OF MUSIC」に収録された。)

なお、今作は『帰ってきたウルトラマン』と同じく主演俳優が主題歌(前期のみ)と挿入歌を担当した作品(ただし主題歌はカラオケ版や放送当時のイベントでは子門真人が歌っている)だが、ウルトラシリーズで初めて途中から主題歌が変更された。劇中でも歌入りの「ウルトラマンレオ」は第25話から使われなくなり、インストゥメンタルが最終回まで(および次回予告用のテイクが最終回予告分まで)使われた。

劇中の楽曲・BGMは、上記の通り、主題歌の作曲が川口真である以外は、主題歌のインストルメンタルの編曲も含め冬木透が担当している。BGM作曲家としての冬木の登板は、ウルトラシリーズでは『ウルトラセブン』、『帰ってきたウルトラマン』、『ウルトラマンA』に次いで4度目。本作では、物語本編でダン=セブンが活躍することもあり、随所に『ウルトラセブン』のオリジナルBGM流用および再演奏曲、また『ウルトラマンレオ』のテーマ曲と交錯した曲等が用いられる。それ以外にも、他のシリーズ作品には見られない緊迫感漂う楽曲が多用される。また一部では、同じ冬木作曲の『ミラーマン』の楽曲が流用されている。

オープニング映像は『ウルトラマンタロウ』に続き、防衛チームの主要メカ発進シークエンスを用いたものだった。これは前述の主題歌変更および当のMACが全滅した後も最終回までほぼ同一のものが使われた(先述の通り、マックシャークの潜航シーンが加わっている)。

[編集] 映画

  • 『ウルトラマンレオ レオ兄弟対怪獣兄弟』
1979年4月28日公開。『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』東京や大阪地区の一部上映館のみで同時上映。TVシリーズ同名タイトル第22話
  • 『ウルトラマンレオ かなしみのさすらい怪獣』
1979年7月21日公開。『ウルトラマン怪獣大決戦』の同時上映。TVシリーズ同名タイトル第10話。

[編集] 帯番組

  • 『そろってファイト!ウルトラマンレオ体操』
CS放送ファミリー劇場より2008年5月19日(毎週月~金曜 15:55~16:00)より放映する5分間の帯番組。ウルトラマンレオのファミリー劇場再放送にあわせ製作された。空手家の小林由佳とレオとアストラと3人で考えたウルトラマンレオ体操を、テーマ曲にあわせ幾つかのバージョンで体操をする。2008年9月6日には特別公開収録「そろってファイト!ウルトラマンレオ体操 大集合スペシャル」が放映された。

[編集] コミカライズ

  • 「小学二年生」「小学三年生」誌上で内山まもるに執筆された。両誌では基本設定を共通としながらも展開は大きく異なっている。
    「小学二年生」誌上では放映番組よりも先行する形の内容だったが、当初はツルクライダー隊などの独創的アイディアも盛り込まれた作品もいくつか登場し、また「レオ、七つのぶきの巻」では、オリジナルの武器に混じって放送に先行する形でレオヌンチャクも登場している。そして終盤は、テレビ版と同様に円盤生物シルバーブルーメによってMAC基地が全滅するのだが、ダンとゲンは地球に逃げ延びる展開となっている。ダンは修復されたウルトラアイでセブンに変身するが、基地壊滅時に負ったケガで余命いくばくもないことを悟り、アイスラッガーをレオに託してMAC秘蔵のミサイルと共にシルバーブルーメに特攻をかけて命を落とす。
    「小学三年生」誌上では最後までオリジナルの展開が続けられ、終盤では円盤生物は登場せず、ウルトラ兄弟もレオとセブンを残して全滅(アストラも含めて)という展開になっていった。
    両作においてはマグマ星人が前半~中盤までのライバル的役割を演じ、「小学二年生」ではババルウ星人が、「小学三年生」ではシャドウマン(最初、その正体は謎だったが、ゾフィーの調査でナックル星人と判明)がそれぞれ後を引継ぐ形となっている(「小学二年生」版では「ブラック司令官」―ブラック指令の本作での呼称―がラスボスとなっていた)。
    本作は2006年11月に、「小学二年生」版全12話と「小学三年生」版全12話を一まとめにした形で、小学館からコンビニコミックとして刊行された。
  • 「小学一年生」では一峰大二による漫画が1974年4月号から1975年3月号に連載された。
  • 「小学生ブック」では馬場秀夫による漫画が連載されたが同誌休刊のため打ち切りとなった。

[編集] ウルトラシリーズへの客演

ウルトラマンメビウス
第1・34・最終話に登場。
第34話ではおゝとりゲン(クレジット表記は、おおとりゲン)としても登場し、アストラも最終回に登場。共に宇宙警備隊の一員として活躍している。レオは本作の最終回以降地球でおゝとりゲンとして、アストラも本作の第46話以降宇宙を旅していたが、彼らがいつ光の国へ旅立ったのかは明言されていない。

[編集] トピックス

  • 当初、放送開始は1974年4月5日だったが、制作が遅れたために前作『ウルトラマンタロウ』を一週間延長した。そのため4月12日からの放送開始になった。
  • コメットさん』第63話に、真夏竜演じるおゝとりゲンとレオが登場。設定としてはテレビシリーズの後日譚となっていて、変身すれば地球から去らなければならないと知りつつも、怪獣化した少年を治す為にゲンがレオに変身し、地球を愛しながらも、心ならず去らなければならなくなったゲンの姿を通して、同じ宇宙人のコメットにもやがて訪れる別れを描いていた。本シリーズの最終回を引き継いだ後日譚となっており、最終話で旅立った後のゲンがレオとして、ウルトラの星へ旅立つまでの期間が描かれていたのだが、『コメットさん』放送終了後に発売された、円谷プロ監修のある書籍に「レオは今も地球で旅をしている」と記述されている。
  • 1978年上映の映画『太陽を盗んだ男』で主人公の城戸誠の部屋のテレビに本作が映っているシーンがある。
  • また、真夏は『ウルトラマンマックス』第33・34話で警察官役でゲスト出演した。当初は予定に無かったが、ファンが偶然持っていたレオリング(レプリカ)を指につけての出演となった。
  • 2008年5月から2009年4月まで、専門チャンネルファミリー劇場にて再放送が行われた。
  • 本作で、40話でダンは死亡したとさえ思われ、結局生死不明のまま、ゲンとの再会もどのようになされたか不明であったが、2009年に漸く、ウルトラマンプレミアステージ3にて、舞台作品上に於いてではあるが、その再会が描かれるに至った。

[編集] 映像ソフト化

  • DVDは2006年9月22日~同年11年22日に発売。全13巻で各巻4話収録。1~4巻、5~9巻、10~13巻は同時発売。

[編集] 脚註

  1. ^ 第1話では、L77星の崩壊から地球時間で1か月であるとゲンは語っているが、第48話の段階では、少なくとも3年前には既にスポーツセンターの指導員をしていたことが語られており、第1話から第48話までの間で3年近い年数が経過したのかは不明。設定の不統一の可能性もありうる。
  2. ^ シナリオには年齢の記載があったらしく、物語冒頭のナレーションでは「おゝとりゲン、20歳」と語られている。
  3. ^ 『ウルトラマンメビウス』客演時には、本作の最終回の展開を踏まえて「本当の故郷」と言っている。
  4. ^ もっとも、確執の原因としては、地球人たる他の隊員が感知できなかった危機を、ゲンがレオとしての超能力で察知したにもかかわらず、先輩隊員から新人による根拠の無い独断と誤解されたり(第1話)、怪獣との戦闘で殉職者が続出する緊急時にもかかわらず、ダンの命令とはいえ他の隊員には意味不明な特訓をゲンが続けさせられる(第14話)など、ゲン自身の落ち度とは言えない事情によるものも多かった。
  5. ^ 正確に言えば、おゝとりゲン以外にも正体を知っている者が数人いる。前作の最終回で一人の人間として旅立っていったウルトラマンタロウ=東光太郎、そして旧ウルトラ警備隊関係者(友里アンヌ、キリヤマ、フルハシ・シゲル、ソガ、アマギ、クラタ)である。
  6. ^ これには、演者の富永美子=現・冨永みーなが学業優先のため降板したという事情もある。
  7. ^ フィルムによっては「ウルトラマンキングのおくりもの」となっている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

Digital Ultra Series - DVDウルトラマンレオ
ファミリー劇場・ウルトラマンレオ
そろってファイト!ウルトラマンレオ体操

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※これより先はMBS製作枠、NET系列から番組移行
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