ULTRASEVEN X

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ULTRASEVEN X
ジャンル 特撮巨大ヒーロー
放送時間 金曜 26:25 - 26:55(27分)
放送期間 2007年10月5日 - 12月21日(12回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 CBC
企画 江藤直行、平山博志、林朋夫
岡崎剛之(CBC)
製作総指揮 大岡新一
監督 八木毅鈴木健二梶研吾
小中和哉
脚本 小林雄次太田愛福田卓郎
金子二郎、林壮太郎
長谷川圭一
監修 円谷一夫
プロデューサー 表有希子、近貞博、山西太平
岩佐芳弘
出演者 与座重理久加賀美早紀
脇﨑智史伴杏里
音声 ステレオ
エンディング 『Another day comes』
Pay money To my Pain
外部リンク ULTRASEVEN X
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ULTRASEVEN X』(ウルトラセブン エックス)は、円谷プロダクションが製作し、2007年10月5日から2007年12月21日までCBCTBS系列で放送された全12話の特撮テレビドラマ、およびその劇中に登場する変身ヒーローの名称。

概要[編集]

ウルトラセブン』40周年記念作品。テレビシリーズとしては『ウルトラQ dark fantasy』以来2作目の深夜帯放映作品であり、そして初の1クール作品となる。また、実写作品としては初めて、画面縦横比16:9のハイビジョン放送で制作された作品である。放送局は『ネクサス』~『メビウス』までの作品から引き続き中部日本放送(CBC)が担当している。

『セブン』は過去に、直接的な続編の『平成ウルトラセブン』が製作されたが、本作は新しい世界観での作品となる。企画はセブン好きを公言する八木毅の主導で行われ、八木は本作のメイン監督とシリーズ構成も務めた[1]。プロデューサー[誰?]によると「過去のウルトラシリーズはあまり意識せず、海外ドラマを参考にしている」ということである。 ただし公式HPには「オリジナルのウルトラセブンとSEVEN Xの関係こそが全話を貫く最大の謎」という記述があり、最終話にて明かされた。

深夜特撮らしく「ホラー」「怪奇」がメインとなっており、初期ウルトラシリーズで描かれていた「人間に寄生や擬態するエイリアン」、「人間社会に溶け込み、暗躍するエイリアン」がメインであるが「人間自身がエイリアンの起こす事件の原因に関与している」という過去のウルトラシリーズとは異なる部分がある。また、SEVEN Xとエイリアンとの戦いがメインでは無く、エイリアンが起こす怪事件や殺人を組織が捜査し、その事件の首謀者であるエイリアンをSEVEN Xが倒す、という構図がメインとなっている。平成ウルトラシリーズとしては珍しく、エイリアンが起こす事件で死者が出たり数シーンであるが「流血」がある[2]

リアリティを重視するため、特撮パートは極力セットを抑え、実景との合成・CGを主体とする[3][1]。また、他のウルトラマンシリーズと比較して戦闘シーンが極端なほど少なく、ドラマパートに重点が置かれている。

「戦闘機などの巨大兵器」「組織内の統一された隊員服」と今までのウルトラシリーズの要素や「セブン」「平成セブン」に登場した「カプセル怪獣」の要素は本作には無い。

過去のウルトラシリーズと異なりEDはあるがOPが存在しない。

高年齢層を対象とし深夜枠で放送されたウルトラシリーズ作品だが、児童向けの超百科では他のシリーズと同様に取り扱われ収録されている。

2014年現在、TBS系列で放送された最後のウルトラシリーズであり、またシリーズ最後の地上アナログ放送作品である。

世界観[編集]

近未来を思わせる、我々の世界とは似て非なる世界。あらゆる戦争やテロが根絶され、町には政府の意図や様々な情報が与えられるモニターが様々な場所に設置されており、人々はその情報によって支配される高度な管理社会を形成している。一方、第2話での天気予報でpH3.6の酸性雨が降るとの発言から大気汚染等は深刻化している可能性が高い。

あらすじ[編集]

深い水の中に漂う夢。その夢と共に男は目覚める。だが、彼はそれまでのすべての記憶を喪っていた。彼の前に現れた白いドレスの女性。彼女は男に赤い眼鏡を託し、腕時計型の機械のスイッチを入れる。「お願い。あなたにこの世界を救って欲しいの」彼女に促され、窓から飛び降りた男は腕時計の力で地上に降り立つ。その直後、二人の居た高層ビルは爆破される。用意された車で自宅に戻った男は自分の素性にまつわる一切の痕跡が喪われていることを知る。戸惑いを隠せない男の元に腕時計型の機械から無機質な声が響く。「エージェント・ジン。新たなミッションだ」。訳の分からぬままクラブでエージェント・ケイと合流したジンは自分たちがエイリアンを密かに抹殺する組織DEUSの一員であることを知らされる。人間の女性に擬態したエイリアンを追ったジンは彼らのアジトにたどり着く。そこに再び白いドレスの女性が現れる。「戦いなさいジン。貴方はこの世界の救世主よ」エイリアンの円盤から飛び降りたジンは赤い眼鏡(ウルトラアイ)を手にする。赤い巨人(ウルトラセブン)に変貌したジンはエイリアンたちが街に放った巨大モンスター(ガルキメス)を倒し、彼らの円盤を破壊した。そうして、記憶を喪ったジンの世界を守るための孤独な戦いが始まる。その様子を何者かが監視していた・・・

登場人物[編集]

ジン / ULTRASEVEN X
25歳。本作の主人公。DEUSのエージェント。記憶を喪っているが、時折水に全身を包まれる感覚と白いドレスの女性と相対する自分の姿というイメージだけは残っている。寡黙だが内面は熱く、SEVEN Xの力でこの世界を守ることを決意している。本来の性格も、Episode6で記憶を失う前に出会った隆男と初対面で意気投合し盛り上がるなど暗いわけではない。エージェントとしての実力は高く、直感力・洞察力に優れ、瞬時の判断にも長ける。また生身でもエイリアンに対抗できる戦闘力を有している。
記憶を失う前はエレアの恋人で、AQUA PROJECTの裏に潜むグラキエスの存在と陰謀に気付きエレアにさまざまな情報を教えていた。最終局面でようやく全ての記憶を取り戻した。愛車はキャディラックSRXで他のDEUSエージェントからのウルトラガンによる攻撃をはじいていたことから何らかのカスタムが行われているタイプと思われる。
変身後のULTRASEVEN Xについてはウルトラセブン (架空のキャラクター)を参照。
エレア
22歳。本名・冴木エレア。本作のヒロイン。ジンに「ウルトラアイ」を授けた。神出鬼没で、ジンに助言や警告を与えると同時に彼の喪った記憶を気に掛けている。
DEUSのエージェントではなく、元はAQUA PROJECTに関わっていた科学者。ジンからAQUA PROJECTの真実を聞かされ、地下でグラキエスへの抵抗活動を続けると同時に記憶を失ったジンを導いていた。
劇中で彼女の名前は終盤まで謎だったが、なぜか第1話からエレアとしてクレジットされている。第6話で記憶を喪う以前のジンがバーで「星の好きな恋人」だと話していたことが明らかにされている。
ケイ
25歳。ジンとパートナーを組むことの多いDEUSのエージェント。やや軽い性格でコメディリリーフな役割が多いが、エージェントとしての腕は確かで地球を守ることに使命感と誇りを持っている。その使命感故に最終局面ではジンとエレアを信じてDEUSを裏切り、グラキエスの打倒に協力した。服装は白を基調とし、ジンとは対照的。甘党で、プリンが好物な事は自分の理想像に合わないようだが、止められないらしい。エスには頭が上がらない。
エス
25歳。ジンやケイと共にパートナーを組むことの多いDEUSのエージェントで、潜入捜査を得意とする。チョコが好物らしく何かと食べていることが多い。エージェントとして銃の扱いにも長けているが、格闘技が最も得意。死んだと思われたエージェント・ディーが現れたり、ジンが裏切り者として指名手配されたりしても彼らを信じ続けるなど強い仲間意識を持つ。最終局面では、DEUS司令の行動に疑念を抱き、ジンのAQUA PROJECTの調査に協力。その後、ケイと共にDEUSを裏切った。彼女の衣装は黒でジンとエレアが対になるように、ケイと対になるようになっている。
アール
Episode2「CODE NAME"R"」に登場。かつてはケイも認めるほどの凄腕のエージェントであった。妻が自殺を遂げたことからこの世界に疑問を持ち、DEUSを抜けて「船」が人々を連れ去るのに力を貸していた。船の主からの指令であるウルトラアイ奪取を一度は果たすも、ジンの説得を受けこれを返した。最期まで船を信じ続け、その意思を尊重したジンに見送られながら自身も船に乗り込もうとしたが、指令に従わなかった行為が反逆とみなされ船から照射された光線によって抹殺された。
ディー
Episode7「YOUR SONG」に登場。母星を裏切ったヴァイロ星人ナタルと相思相愛になり、彼女を護るために殉職を装ってDEUSを抜けた。電磁棒一本でヴァイロ星人と互角に渡り合う等、戦闘能力は高い。SEVEN Xをはじめとする仲間達の協力もあり、同エピソードで星人打倒を果たしナタルと共に平和な日常を手にした。
DEUS司令
DEUSの司令官。ビデオシーバーを通して各エージェントにミッションを伝える。どこにいるのかも、何をしているのかも謎に包まれている。
白い服の女性
Episode10以降、ジンの脳裏に浮かぶ湖のふちに立つ女性。

DEUS[編集]

地球上に侵入したエイリアンを探し抹殺する国際的秘密組織。従来のウルトラシリーズとは違いメンバーは隊員ではなくエージェントと呼ばれ、メンバー同士はコードネームで呼び合っている。

DEUSのメンバーは普段、一般市民として生活しているが、ビデオシーバーで司令官からの指示を受け、複数のエージェントでミッションを遂行する。各エージェントは通信以外にも多くの機能を持つビデオシーバー (VC) と、対エイリアン用にカスタムされた特殊銃ウルトラガンを携帯する。

アイテム
ビデオシーバー
エージェントたちの通信を繋ぐ他、簡易の調査機能、GPS機能を含めて機能は様々で、反重力システム(第一話で使用:ANTI GRAVITY の文字が表示される)を起動させれば高層ビルから落下しても無事に着地することができる。 腕時計と同様に手首に巻いて携帯している。
ウルトラガン
エージェントたちが携帯する、対宇宙人用にカスタマイズされた小型レーザー銃。
『ウルトラセブン』でウルトラ警備隊が使用していた銃と同名だが、形状は大きく異なる近未来的なものになっている。
ゲーム『怪獣バスターズ』では、「ウルトラガンX」という名称で登場している。

エイリアン[編集]

時空生命体 ガルキメス
Episode1「DREAM」に登場。
人間に擬態していた謎のエイリアンたちが操る巨大な人型生命体。時空のゲートを経由して地球上に出現し、手から光弾を発射して都市に対しての破壊活動を行った。最終的にはアイスラッガーの正面からの直撃を受けて消滅し、エイリアンたちも円盤ごとエメリウム光線で撃墜された。本作で唯一バラエティー番組にも出演した怪獣である。なお、エイリアンたちの正体は終始明かされず、最後までマトリックスを彷彿とさせる人間の姿であった。自分たちの侵略活動をチェスに例えていた。
  • 身長:40メートル
  • 体重:6万トン
  • 出身:不明
マーキンド星人
Episode3「HOPELESS」に登場。
人間に擬態し、タマルと名乗っていた昆虫型エイリアン。目と腕から破壊光線を出す。地球を侵略する意志はなく、他種族からの依頼で商品を製作し販売する商人。侵略兵器製造の依頼を受けて仕事の無い人間たち、ホープレスを雇って侵略兵器を造っていた。飛行能力を持つが、戦闘では地上での格闘戦が主体である。侵略兵器の製造を依頼したのは人間だと言い残した直後、アイスラッガーの攻撃を側面から受けて爆死。
  • 身長:170 - 190センチ
  • 体重:70 - 100キログラム
  • 出身:マーキンド星
  • 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、別名を「宇宙商人」と記載している[4]
パラサイト宇宙生物 ペジネラ
Episode4「DIAMOND"S"」に登場。
ナノサイバティクスの社員や機能性化学薬品シャイナー05を服用する人間に寄生していたパラサイト型エイリアン。肉塊のような身体に爬虫類を思わせる体表を持つ。元は本能のみで活動する生命体だったが、人間に寄生することで知能を得てシャイナー05を使って効率的に増殖、さらに人間とは違う新しい体を製造していた。無数の小型ペジネラが合体することで、巨大生物に変化する。破壊光線の他、粘液状の小型ペジネラを吐き相手の動きを封じる。動きは身軽でアイスラッガーも受け止める。最期はエメリウム光線を受けて爆発し、小型ペジネラも本体が倒されると同時に全て消滅した。しかし、話の最後で回収し切れなかった販売済みのシャイナー05が存在し、ペジネラを殲滅できてはいないことが示唆された。
  • 身長:42メートル
  • 体重:4万トン
  • 出身:不明
チャムダ星人
Episode5「PEACE MAKER」に登場。
アルファケンタウリ星系のエイリアン。同星系に住むボーダ星人とは戦争状態にある。蒼い肌と額にも目を持つ三つ目以外は地球人と外見に相違が無いが、地球に来ていたチャムダ星人は、皆、同一の容姿をしている。身体能力の低さを特徴とし、地球の重力下では長時間の歩行すらままならない。その肉体の脆弱さと社交性の高さから、DEUSは侵略の危険は無いと判断し亡命を認めている。しかし亡命は表向きの理由であり、真の目的はボーダ星人が地球に隠した守り神「オリファム(鉱石)」を発見し彼らに対抗することであった。地球への害意は無かったが、オリファム発見後は、ボーダ星人を「殲滅」させて戦争を終わらせると述べて帰還。結局、双方の星が滅亡してしまった。その為、後述のグラキエスには『双方とも愚か。』と一蹴される。
  • 身長:177cm
  • 体重:60kg
  • 出身:チャムダ星
  • クレジットでは「細身の男」と表記。
凶暴エイリアン ボーダ星人
Episode5「PEACE MAKER」に登場。
アルファケンタウリ星系のエイリアン。戦力は腕から出す破壊光線。同星系に住むチャムダ星人とは戦争状態にある。チャムダ星人から守り神、彼らの全てなどと称されるオリファムと呼ばれる緑色に発光する石を奪い、地球に隠していた。複数のチャムダ星人が亡命を理由に地球に飛来、オリファムの探索を開始したため、彼らを抹殺するために再び地球へ侵入、次々とチャムダ星人を殺害した。頭部の内部にもう一つ凶暴な牙を隠し持っている。大柄な体格とは裏腹に俊敏な動きと高い格闘能力を持っており、ULTRASEVEN Xを追い込んだ。チャムダ星人曰くオリファムの力がなければ不死身らしい。最後にはオリファムにより驚異的な力を手に入れたチャムダ星人によりダメージを受け、その直後にワイドショットの直撃を受けて爆死した。
  • 身長:2メートル
  • 体重:120キログラム
  • 出身:ボーダ星
ヴァイロ星人
Episode7「YOUR SONG」に登場。
地球を侵略するために先兵を送り込んでいたヒューマノイド型エイリアン。死ぬと跡形もなく消滅してしまう。侵略を行う兵士は最高権力者から白い仮面を直接手渡され、死ぬまでその仮面を外してはならない。先遣隊として地球へ侵入し、侵略のための調査を行っていたナタルは地球を愛してしまい仮面を外したために反逆者としてかつての同胞たちから命を狙われていた。集団で統制の取れた行動を取り、仮面の口元に取り付けられた円形の装置に両手を当てて強力な衝撃波を伴う甲高い声を発し敵を攻撃する。またウルトラガンの攻撃を素手で偏向した隊長格と思われる個体もいたが、全員がエージェントやナタルによって駆逐された。隊長格と思われる個体が死際に宇宙船からバドリュードを出現させた。公式でも文献でも肩書きは設定されていない。
  • 身長:175 - 180センチ
  • 体重:70キログラム
  • 出身:ヴァイロ星
  • 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、ナタルの数値を「身長:166センチ、体重:47キロ」と記載している[5]
生物機械兵器 バドリュード
Episode7「YOUR SONG」に登場。
地上で全滅したヴァイロ星人が死ぬ間際に宇宙船から出現させたロボット型怪獣。ヴァイロ星人の仮面と同様に、口元に両手をあて超音波光線を発射して敵を攻撃する。エージェントたちに超音波光線を発射するがアイスラッガーで攻撃を遮断された後、軌道を変えたアイスラッガーの直撃を受けて瞬殺された。宇宙船もエメリウム光線で破壊された。スチール写真ではセブンXに肉弾戦でも圧倒されている。
  • 身長:45メートル
  • 体重:6.5万トン
  • 出身:ヴァイロ星
殺戮宇宙人 ヒュプナス
Episode8「BLOOD MESSAGE」に登場。
エイリアンである記憶を消され、人間の姿で人間としての生活を営んでいる。しかし、一度極度の肉体的苦痛を受けると、エイリアンとしての殺戮本能が覚醒し、周囲の人間を無差別に殺害する(ただし、殺害を実行している時以外は覚醒後も人間としての容姿を保ち生活することが可能である)。彼らの目的は、何者かの命により、人間社会にまぎれ人を殺すこと。過去2体が発見されているが、どれだけの数が社会に潜伏しているかは判っていない。両手に鋭利な爪を持ち、一掻きで人間を絶命させる。今回出現した個体は、最終的にはアイスラッガー、エメリウム光線を立て続けに受け倒された。
獣人
Episode9「RED MOON」に登場。
朔(サク)と名乗る兄と共に星から星へと旅をしていた異星人。地球人と同じ外見をしており、望(ノゾム)と名乗っていた。水に触れると体細胞が変化する特異な体質のため、水を恐れていた。しかし、百年前に恋に落ちた地球人の女性・鷺ノ宮まひるの願いを聞き入れてやむなく水に触れ、全身が鱗に覆われた半魚人のような怪物と化してしまう。この際にまひるを殺してしまっているが、本人はその事実を受け入れず、百年ぶりに目覚めてもまひるを探していた。最後はアイスラッガーの直撃が致命傷となり、朔の腕に抱かれた状態で消滅した。望が水に触れたのは「自分のまひるへの想いが宿命を超えてくれる」と願ってのことであったが、叶わなかった。現代人として生活していた朔もこの件で正体が発覚したため姿を消した。本作でSEVEN Xが戦った最後の着ぐるみ怪獣でもある。
グラキエス
Episode12「NEW WORLD」に登場。
情報網を支配することで気付かれずにジン達の世界を影で操り、AQUA PROJECTを利用して平行世界への侵攻も企んだ「支配者たち」。老紳士と中年の男女の3人の人間のイメージで現れる。自らの目的は侵略と支配ではなく、平和な世界の維持だと嘯いていた。本来は虫のような小型エイリアンであり、攻撃力は高くない。Episode12「NEW WORLD」でようやく真の姿を現したが、集団で地下深くに巣食っていたところをアイスラッガー、ワイドショットで殲滅された。
  • 着ぐるみではなくフルCGで表現されている。
  • ウルトラシリーズで初めて地球を完全侵略した宇宙人。他にはウルトラマンサーガのバット星人も地球侵略に成功している。[独自研究?]
  • 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、別名を「小型集合体」と記載している[5]
巨大機械生命体 メカ・グラキエス
Episode12「NEW WORLD」に登場。
攻撃力の高くないグラキエスが、自分達を守るために自らを模して造った。3機でフォーメーションを組んで現れた。火球を放つ、粘着性のある糸で相手を絡め取る、といった技を持つ。連携攻撃で一度はULTRASEVEN Xを退けたが、セブンが覚醒し再登場。3機とも上空まで持ち上げられ、急降下で地面に叩きつけられて2機が大破、破壊を免れた1機も空中からのエメリウム光線を受け爆発した。
  • グラキエス同様、着ぐるみではなくフルCGで表現されている。
  • 体長:89メートル
  • 体高:33メートル
  • 体重:9万トン
  • 出身:不明

AQUA PROJECT[編集]

ある周波を水に当てることによって原子力に代わるエネルギーを確保しようという政府の計画。しかしその実験中に偶発的に異世界へのゲートが出現、AQUA PROJECTは凍結された。今では何者か(グラキエス)がこのプロジェクトの実験で発見された異世界を侵略しようとしている。

キャスト[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

ゲスト[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

  • 監修・製作 - 円谷一夫
  • 製作統括 - 大岡新一
  • 企画 - 江藤直行(円谷プロ)、平山博志(バップ)、林朋夫(電通)、岡崎剛之(CBC)
  • 企画協力 - 渋谷浩康
  • プロデューサー - 表有希子(円谷プロ)、近貞博(バップ)、山西太平(電通)、岩佐芳弘(CBC)
  • 制作プロデューサー - 小山信行
  • シリーズ構成 - 八木毅
  • 音楽プロデューサー - 玉川静
  • 音楽ディレクター - 田靡秀樹
  • 音楽 - 斎藤高広 featuring 菰口雄矢
  • アクション監督 - 小池達朗
  • ULTRASEVEN Xデザイン・画コンテ - 酉澤安施
  • エイリアン・小道具デザイン - 丸山浩
  • ULTRASEVEN Xマスク造形 - 原口智生
  • 協力 - 京楽産業.
  • 製作著作 - 円谷プロダクション、CBC、ULTRASEVEN X PROJECT

放映リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル 登場エイリアン 脚本 監督 視聴率[7]
第1話 2007年
10月05日
DREAM 時空生命体ガルキメス 小林雄次 八木毅 1.8%
第2話 10月12日 CODE NAME"R" 太田愛 1.2%
第3話 10月19日 HOPELESS マーキンド星人 福田卓郎 鈴木健二 1.9%
第4話 10月26日 DIAMOND"S" パラサイト宇宙生物ペジネラ 太田愛 2.4%
第5話 11月02日 PEACE MAKER 凶暴エイリアンボーダ星人
チャムダ星人
金子二郎 1.7%
第6話 11月09日 TRAVELER - 小林雄次 梶研吾 1.8%
第7話 11月16日 YOUR SONG ヴァイロ星人
生物機械兵器バドリュード
林壮太郎 1.4%
第8話 11月23日 BLOOD MESSAGE 殺戮宇宙人ヒュプナス 長谷川圭一 小中和哉 1.2%
第9話 11月30日 RED MOON 獣人 太田愛 八木毅 1.1%
第10話 12月07日 MEMORIES - 小林雄次 小中和哉 1.5%
第11話 12月14日 AQUA PROJECT 八木毅 1.4%
最終話 12月21日 NEW WORLD 巨大機械生命体メカ・グラキエス
グラキエス
1.2%

主題歌[編集]

放送局[編集]

放送対象地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
中京広域圏 中部日本放送 2007年10月5日 - 12月21日 金曜 26:15 - 26:45 制作局
関東広域圏 東京放送 金曜 26:25 - 26:55
近畿広域圏 毎日放送 2007年10月6日 - 12月22日 土曜 27:25 - 27:55 [8]
山梨県 テレビ山梨 2007年10月11日 - 12月27日 木曜 25:55 - 26:25
熊本県 熊本放送 2007年10月14日 - 12月30日 日曜 5:30 - 6:00 [9]
全国放送 TBSチャンネル 2008年1月11日 - 4月4日 金曜 22:00 - 22:30 CS放送
中部日本放送 金曜26:15枠
前番組 番組名 次番組
ラブ★コン
(25:55〜)
ULTRASEVEN X

映像ソフト化 [編集]

  • 2008年1月23日~同年6月25日にDVDが発売。全6巻。

小説版[編集]

ホビージャパン刊。小林雄次、小林英造によるノベライズ作品。カバーデザインはEpisode.6でタカオ役を演じた唐橋充が担当し、挿絵は酉澤安施が担当している。

脚注[編集]

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  1. ^ a b ウルトラマン全史 2013, p. 83.
  2. ^ 隊員が重傷を負ったりする事や亡くなったりする事は平成ウルトラシリーズでもあるが、一般人が重傷を負ったりする事や亡くなったりする事は初期ウルトラシリーズ、『ウルトラマンネクサス』に多く見られた。
  3. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 247.
  4. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 248.
  5. ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 249.
  6. ^ 『週刊ウルトラマンオフィシャルデータファイル』第37号エピソードガイドより。
  7. ^ ビデオリサーチ調べ(関東地区)*テレビ視聴率季報
  8. ^ 深夜アニメも含めて、CBC制作の深夜番組が初めて同時期ネットされた事例である。
  9. ^ 地上波では唯一の全日帯放送。これは深夜特撮では珍しい。

参考文献[編集]

  • 大石真司・江口水基・島崎淳・間宮尚彦 『円谷プロ全怪獣図鑑』 小学館、2013年ISBN 9784096820742
  • 『円谷ヒーロー ウルトラマン全史』 講談社 編、講談社〈講談社MOOK〉、2013年ISBN 978-4-06-389762-3

外部リンク[編集]