ウルトラマンマックスの登場怪獣

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ウルトラマンマックスの登場怪獣(ウルトラマンマックスのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビ番組ウルトラマンマックス』に登場する架空の怪獣宇宙人ロボット、その他の生物の一覧。並び順は登場話数順。

テレビ放送の平成ウルトラシリーズとしては初めて昭和シリーズに登場した怪獣、宇宙人が登場する。本作が昭和のウルトラシリーズと繋がっていないため、昭和シリーズや次回作の『ウルトラマンメビウス』とは異なり設定や肩書きなど昭和シリーズに登場した際とは変わっているパターンが多い。

特記のない限り、身長・体重は公式ホームページ[1]、デザイナーは『宇宙船 YEAR BOOK 2006』および『ファンタスティックコレクション ウルトラマンマックス マックス!マックス!マックス!怪獣大画報』より[2][3]

目次

溶岩怪獣 グランゴン[編集]

第1話「ウルトラマンマックス誕生!」、第30話「勇気を胸に」に登場。

  • 体長:55メートル
  • 体重:6万2千トン

自然災害のため蘇った怪獣。DASHが初めて遭遇する怪獣で、鉱物に似た特性のある細胞を持ち、高熱を作り出す背中の「マグマコア」によって、体表温度は900℃に達する。口から吐く超高温の熱戦と地中を敏速に掘り進む鋭い爪、棘つきの強靭な長い尻尾が武器。「龍がいる」という伝説のある龍巌岳に出現。登場後すぐにDASHの冷凍弾で氷漬けにされて粉砕されるが、火山の爆発で流れ出した溶岩に触れて再生する。最初は同時に出現した冷凍怪獣ラゴラスと引かれ合うように合流し、戦うがマックスの参戦でラゴラスと協力。最後はマクシウムカノンを受け倒される。

第30話では、ラゴラスに捕食された別個体の死骸が龍厳岳で発見される。腐敗が早く進むことから、怪獣の化石が残らないのもそれに一因しているのではと推測される。

『大怪獣バトル』シリーズに登場するグランゴン[編集]

ウルトラアドベンチャーNEO』後半および『ウルトラギャラクシーNEO』の舞台となる惑星ハマーでレイオニクスバトルに参戦していたが、暴走したゴモラ(レイオニックバースト)に身体を引き裂かれ尻尾のみが登場。その後、ババルウ星人(RB)が使役するアントラーにぶつけられる。

冷凍怪獣 ラゴラス[編集]

第1話「ウルトラマンマックス誕生!」に登場。

  • 体長:53メートル
  • 体重:5万7千トン

自然災害のため蘇った怪獣。グランゴンに呼応して海中から姿を現す。何でも凍らせる-240度の冷凍光線を口から吐く。マックスを相手にグランゴンと共闘するもマクシウムカノンを受け倒される。

  • デザイン:酉澤安施
  • デザイン画での名称は「深海古代怪獣ラゴラス」[3]

進化怪獣 ラゴラスエヴォ[編集]

第30話「勇気を胸に」に登場。

  • 体長:54メートル
  • 体重:6万トン

かつてマックスに倒されたラゴラスの別個体がグランゴンの別個体を捕食して進化した怪獣。冷熱双方の特性を併せ持ち、胸部にはグランゴンの特徴である「マグマコア」を備え、口からはラゴラス本来の冷凍光線を吐く。最大の武器は、口と胸部より発生させたエネルギーを一点にぶつけて発射する強力な「超温差光線」。この光波はギャラクシーカノンをも上回る威力を誇り、相手を瞬時に蒸発させることが可能。戦闘能力に加え知能も進化しており、人間を憎み蔑んでいる。ギャラクシーカノンを破りマックスを敗退させ、二度目の戦いでも追い詰めるがラゴラスエヴォの攻撃法にヒントを得て開発されたDASHの新兵器A.G.メイザーで「マグマコア」を破壊され爆発四散する。

  • デザイン:酉澤安施
  • 着ぐるみはラゴラスを改造したもの[3]

放電竜 エレキング[編集]

第2話「怪獣を飼う女」、第27話「奪われたマックススパーク」に登場。

古代怪鳥 レギーラ[編集]

第3話「勇士の証明」に登場。

  • 体長:52メートル
  • 体重:1万4千トン

メキシコの古代遺跡から現れた怪獣。かつては、中米で神として崇められていたという。飛行速度マッハ2.5。外皮の特性上レーダーに探知されない。主要武器は口の中の青く光る目から発射されるビーム。羽ばたく際の衝撃波で地上の物を吹き飛ばし破壊することも可能。腹部には巨大な爪のような一対のフックがある。最期はマックスのソードスラッシュを受け倒される。

  • デザイン:丸山浩
  • デザインモチーフは『ウルトラセブン』のアイロス星人[5]
  • CGIディレクターに「板野サーカス」と呼ばれる空中戦のアニメ演出で著名な板野一郎を招いている本作において、このレギーラが初めての飛行怪獣である。マックスとの空中戦は板野によるフルCGで描かれ、スピード感のある演出になっている[3]。高速で動くため、CGはデータ量を抑えたものに着ぐるみの写真を貼り付けて表現している[3]

高速宇宙人 スラン星人[編集]

第4話「無限の侵略者」に登場。

  • 体長:2 - 51メートル
  • 体重:69キログラム - 2万8千トン

円盤を陸上スタジアムに偽装し地球に潜伏していた。地球人の環境破壊に警鐘を鳴らすが、実際の目的は地球征服であり、高尚な言い分とは裏腹に人質をとるなど奸計を厭わない。高速移動により残像を生み出し、それに惑わされた相手を破壊光線・手から出す反重力光線を使って攻撃する戦法を得意とする。マクシウムソードで残像を切り刻まれ、マクシウムカノンで倒される。

  • 声:川津泰彦(音声に加工あり)
  • スーツアクター:相馬絢也[3]
  • デザイン:丸山浩
  • 着ぐるみの塗料にはマジョーラが用いられている[5]。マジョーラを用いたスーツはアクションを行うと剥げると言われているが、開米プロダクションの香西伸介は別の素材と混合させることにより定着させることに成功している[5]
  • 残像や建物の乗っ取りなどバルタン星人を意識している[6]

『ウルトラマン列伝 ギャラクシーバトルゼロ』に登場するスラン星人[編集]

雑誌連載作品『ウルトラマン列伝 ギャラクシーバトルゼロ』(てれびくん及びテレビマガジン2012年5月号掲載)に登場。

かつてウルトラマンマックスに倒されたスラン星人の同族。アナザースペースでウルトラマンゼロの前に現れ、得意の高速移動で生み出した分身残像でゼロを襲う。残像はマックスの助言を受けたゼロのゼロスラッガーに切り刻まれ、本体はワイドゼロショットで倒される。

両棲怪獣 サラマドン[編集]

第5話「出現、怪獣島!」に登場。

  • 体長:54メートル(倒立時)
  • 体重:3万3千トン

サンショウウオによく似た怪獣。本来は心優しい怪獣だが、ピグモンに危害を加えようとする人間には容赦なく攻撃する。武器は尻尾を逆立てて発射するニードルと体の側面から分泌する毒。基本的に四足歩行だが逆立ちして二足歩行にもなる。ハンターの新見健児が乗るヘリコプターを撃墜するが、その際にピグモンの石像が破壊され、結果として復活したレッドキングに戦いを挑むが、何度も投げ飛ばされて弱ったところを爆弾岩の一斉射撃を受け倒される。

飛膜怪獣 パラグラー[編集]

第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」に登場。

  • 体長:58メートル
  • 体重:2万8千トン

ムササビのような皮膜状の翼(飛膜)を持つ怪獣。この飛膜により空中を飛行し地上戦の際は収納するかのように消すことが可能。空中からの体当たり攻撃と鋭い爪と長い尻尾を使って敵と戦う。サラマドンと同じくピグモンを守るためレッドキングと闘うが、空中から体当たりしようとしたところを岩石攻撃で落とされ、爆弾岩で倒される。

装甲怪獣 レッドキング[編集]

第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。

電脳珍獣 ピグモン[編集]

第5話「出現、怪獣島!」、第6話「爆撃、5秒前!」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。

宇宙工作員 ケサム[編集]

第7話「星の破壊者」に登場。

  • 体長:1.8 - 49メートル
  • 体重:67キログラム - 1万4千トン

地球を爆破しろと命じられ、惑星破壊爆弾と共に送り込まれてきた異星人。自らの星の環境破壊を繰り返す人類に対して怒りを感じ、今自分が破壊しても同じことと考える。時空移動装置を内蔵した特殊なスーツを着用しているため、爆弾をセットした後速やかに逃げ出すことができる。しかし地球に出現した際にトラブルで負傷し、調査に来たミズキに助けられる。その後、巨大化してマックスと戦うもののソードスラッシュを受け致命傷を負い、ミズキの情に絆されて爆弾を停止させ、彼女に看取られて息絶える。

宇宙工作員 ケルス[編集]

第32話「エリー破壊指令」に登場。

  • 身長:1.9 - 49メートル
  • 体重:68キログラム - 1万5千トン

第7話に登場したケサムと同族の宇宙工作員。ケサムより冷徹で好戦的であり、目的のためならば手段を選ばない卑劣漢。情に絆されて任務に失敗したケサムを軽蔑している。相手を挑発するなど自信に満ちた行動が多く、格闘能力も高い。世界各地のUDF基地を同時破壊する作戦を立案し、その達成のためにエリーの頭脳にハックして拉致、ミサイル誘導装置に仕立て上げる。多数の宇宙工作員を率いる。緊急時にはケサムと同様に巨大化し戦闘モードとなる。戦闘モードはケサムと同じ形状だが、ケサムは目の色が赤かったのに対しケルスは青いことが差異。緻密な作戦でUDFを苦しめるがコバとのガンファイトに敗れ、エリーを奪還される。最後はマックスと真っ向勝負し、マクシウムカノンを受けて爆死。ケルスが呼んだミサイル衛星もギャラクシーカノンにより破壊される。

  • 演:小田井涼平
  • 着ぐるみはケサムの改造[8]
  • 初期案ではケサムが再登場する案[7]やケルスがケサムと同じ顔であるという案[6]であった。

ケルスの部下の宇宙工作員[編集]

第32話「エリー破壊指令」に登場。

ビームライフルを武器とし、常に複数で行動する。感情らしいものはなく、ケルスの命令のままに行動する。巨大化時のケルスやケサムと同じ顔を持つ。

  • 演:キャスタッフ
  • 関連書籍などでは「戦闘員」と表記しているものもある[3][9]。名称は『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ ウルトラマンマックス』では「ケルス戦闘員[10]、『円谷プロ全怪獣図鑑』(小学館、2013年)では宇宙工作員 ケダムとしている[11]

甲虫型宇宙怪獣 バグダラス[編集]

第8話「DASH壊滅!?」に登場。

  • 体長:25センチメートル - 50メートル
  • 体重:970グラム - 3万5千トン

隕石の中から現れた怪獣。大顎の間にある口から放つ特殊なビーム「触手光線」で生命のエネルギーを吸い取り成長する。エネルギーを吸われた人間は高熱・体力低下の症状が現われ命の危険にかかわる。赤外線で獲物を探知する能力と透明化する能力を持つ。見た目は巨大化した二足歩行をするのような甲虫。最大化した後は羽根を羽ばたかせることで熱波を放射する。高速で飛行し突進するもマクシウムカノンを受け、体内に飼っていた無数の卵が孵化する前に倒される。

  • デザイン:板野一郎
  • デザイン画での名称は「甲虫型宇宙怪獣ヴィクティム」[3]
  • 基地内でカイトとヒジカタによって挟み撃ちにされるシーンは、バグダラスの3メートル大という大きさを表現するためにCGIスーパーバイザーの鹿角剛司によって提案された[3]

伝説怪龍 ナツノメリュウ[編集]

第9話「龍の恋人」に登場。

  • 体長:71メートル
  • 体重:6万3千トン

奈津川村に伝わる。「英雄が鎮め、光の中へ返した」という予言めいた伝説を持つ。金の亡者と化した村長の息子を始めとした、開発を進める人間たちが花火大会に乗じて仕掛けた破壊活動によって祠を壊されたことで復活し、驕り高ぶる人間に怒り狂い暴れ回る。焔の翼で空を飛び、口から紫色の炎のブレスを吐き、長い首で敵を締め上げる。最後はナツノメリュウを慕う少女の霊により大人しくなり、マックスの出した光の中へ消える。少女は20年前に亡くなった村の娘であり、その姿と声はカイトしか感じ取れない。

  • デザイン:酉澤安施。デザインコンセプトは和洋折衷[3]
  • 着ぐるみは巨大なため、飛行シーンは屋外でクレーン3本を用いて撮影された[12]

『大怪獣バトル』シリーズに登場するナツノメリュウ[編集]

ウルトラアドベンチャーNEO』後半および『ウルトラギャラクシーNEO』の舞台となる惑星ハマーでレイオニクスバトルに参戦していたが、暴走したゴモラ(レイオニックバースト)に身体を引き裂かれ尻尾のみが登場。その後、ババルウ星人(RB)が使役するアントラーにぶつけられる。

その他[編集]

ウルトラゾーン』第11話アイキャッチでは、ジャンボキングとともに競馬のレースに出走している様子が描かれている[13]

空間転移怪獣 メタシサス[編集]

第10話「少年DASH」に登場。

  • 体長:57メートル
  • 体重:4万9千トン

空間を飛び越え、自由自在にテレポートできる怪獣。携帯電話極超短波を嫌い、その中継アンテナを破壊する。チェスのナイトの駒を思わせる4対の目がある前後に長い「馬面」の頭部と手足のない台座のような身体を持ち、大きく割れる口の中にある長い舌を武器とする。また、口の脇にある穴からはガスを噴出する。空間を「桂馬跳び」する際に起こる電磁波の乱れで出現位置が予測できることをDASH見学に来たマサユキ少年に見抜かれ、マックス・DASH・マサユキの連携によりマクシウムソードを受け倒される。

  • デザイン:酉澤安施。デザインコンセプトは羽衣をまとったイメージ[3]

磁力怪獣 アントラー[編集]

第11話「バラージの預言」に登場。

超音速怪獣 ヘイレン[編集]

第12話「超音速の追撃」に登場。

  • 体長:52メートル
  • 体重:3万8千トン

マッハ10という、DASHの試験機ダッシュバードβやマックス以上の超高速で飛行する怪獣。その超高速による突風の威力は凄まじく、人間が吹き飛ぶほどである。翼はF-14戦闘機の可変翼にように動かすことができる。地上でも同様に高速移動可能。武器は口から吐く高熱火球。特定の波長を敵襲だと感じ、その音源を攻撃する習性を持つ。ヘヴィメタルバンド「バッドスキャナーズ」のギターの音がたまたまその波長と一緒だったため、彼らがコンサートを行う野外ステージ上空に出現して暴れる。最期はマクシウムカノンを受け倒される。

  • デザイン:丸山浩、デザイン原案:金子二郎[3]
  • バンドが軸となるエピソードに登場することから、ネーミングはヴァン・ヘイレンに由来する[14]

宇宙恐竜 ゼットン[編集]

第13話「ゼットンの娘」に登場。

変身怪人 ゼットン星人[編集]

第13話「ゼットンの娘」、第14話「恋するキングジョー」に登場。

侵略ロボット キングジョー[編集]

第14話「恋するキングジョー」に登場。

完全生命体 イフ[編集]

第15話「第三番惑星の奇跡」に登場。

  • 体長:4メートル(第一形態)、27メートル(第二形態)、31メートル(第三形態)、52メートル(第四形態)、54メートル(最終形態)
  • 体重:3万2千トン(第一形態)、3万5千トン(第二形態)、4万3千トン(第三形態)、4万6千トン(第四形態)、4万9千トン(最終形態)

ある日突然宇宙から降ってきた怪生命体。最初は白い球体の形態で全く動かないが、DASHが放った焼夷弾で焼かれると火を吹く怪獣の姿に変貌し、DASHのミサイル・レーザー攻撃を受けると背中からミサイルやレーザーを発射する大砲のような器官を生やす。さらにマックスのマクシウムカノンを受けて爆発四散すると直立形態で復活、マックスの攻撃をすべて倍返しにした上にマクシウムカノンの乱射を浴びせて袋叩きにする。力尽きたマックスがミズキに促され、イフを残して飛び去った後、そのまま街を廃墟に変え、世界をも滅ぼす勢いとなるが、最後は盲目の少女・アッコが奏でるピッコロの音楽をコピーし楽器を纏った女神像の形態となり、アッコと「合奏」しながらマックスに宇宙へ誘導される。

  • 劇中アッコとイフが「合奏」するのは、ショパンの「別れの曲」。
  • デザインは、『ファンタスティックコレクション』ではNAKA雅MURA[3]、『宇宙船 YEAR BOOK 2006』では酉澤安施と記載している[2]
  • デザイン画の名称は「ゼロ」[3]
  • 造型費は通常の5倍ほどになったが、プロデューサーの八木毅は脚本を読んで傑作になると感じOKを出したという[14]
  • セル版のDVDには、本編15話とは別の展開を見せるIFエンドが特典で収録されている。ウルトラマンマックス#DVDでの変更点・追加点を参照。
  • 書籍によっては、各形態を「第1型 - 第4型、最終型」と記載している[10][15][16]

宇宙化猫 タマ・ミケ・クロ[編集]

第16話「わたしはだあれ?」に登場。

  • 体長:45メートル(三体共通)
  • 体重:2万3千トン(三体共通)

宇宙から飛来した系生物。ただし外見にネコらしいところはほとんどなく、ほぼ球形の胴体に一つだけのネコ目があり、細長い関節肢で立っているので、ネコらしいところは眼だけ、それに加えて、猫耳のある個体がクロ、脚のある個体がタマ、主だった特徴のない個体がミケで、全員振ると鈴の音がする尻尾が付いている。

武器は口から吐く光線で、体から有機生命体の記憶を妨害するエネルギーを放出し、その影響で人間社会やDASHメンバー、果てはマックスまでもが次第に記憶や思考能力を失い、麻痺状態になる。そのためにDASHは機械の操作や武器の使い方など、何をどうしたら良いのか分からなくなり、マックスもマクシウムカノンの発射ポーズやマクシウムソードの使い方はおろか、自分が誰なのか、どちらが右でどちらが左なのかもわからなくなるという、ストーリー全体が破綻した大混乱な状態に陥る。そんな中、唯一有機生命体でないエリーの祈りによって発奮したマックスの即興の必殺技で3体まとめて撃破される。

  • デザインは、『ファンタスティックコレクション』ではNAKA雅MURA[3]、『宇宙船 YEAR BOOK 2006』では酉澤安施と記載している[2]
  • デザイン画での名称は「宇宙化猫カフカ」[3]。デザイン画では3体は尻尾のみが異なるだけであったが造型スタッフがアドリブでタマに猫の足をつけ、監督の三池崇史もこれを気に入りクロには耳をつけるように指示した[5]

氷の美女 ニーナ[編集]

第17話「氷の美女」に登場。

南極の氷山から発掘された氷漬けの美女。人間そっくりの姿とDNAをもつが正体はエイリアンの可能性が高い。10万年前「人類に考える力とモノを創る力を与えた」と語る。コバの遺伝子データから地球の総てを引き出すことで「人類は失敗作だった」と判断し、エラーガを用いて世界を破壊しようとする。コバを相手に「あなたには撃てない」と嘯くが、最期はコバに撃たれて消滅する。

  • 演:上良早紀
  • 外国人をキャスティングする案もあったが、現場でのコミュニケーションに時間がかかるため採用されなかった[18]
  • 脚本ではニーナが発掘されるシーンも存在していたが、尺の都合でカットされた[6]

宇宙古代怪獣 エラーガ[編集]

第17話「氷の美女」に登場。

  • 体長:54メートル
  • 体重:5万8千トン

ニーナが操る宇宙怪獣。南極海に出現し、UDFオーストラリア支部の迎撃を掻い潜り、オーストラリア経由で東京に現れる。覚醒当初はさほど強くないが、附近まで来たニーナの指令を受け、赤い角を生やすなどの変態を見せる。頭部の角は強力な破壊光線を発射し、両肩の角はエネルギーを蓄える。ニーナがいる限りは何度倒されても蘇生し、その度にパワーアップする能力を持つ。ニーナの死によって不死身の能力を失い、最期はマックスのマクシウムソードで角を切断され弱体化したところをギャラクシーカノンを受け倒される。

幻影宇宙人 シャマー星人[編集]

第18話「アカルイセカイ」、第36話「イジゲンセカイ」に登場。

  • 体長:15センチメートル - 49メートル[注 2]
  • 体重:220グラム - 不明[注 2]
第18話
自前の超巨大反射板で太陽の光を反射させて第二の太陽を作り、終わることのない昼間を作り上げて人々の生活サイクルを乱し、さらに猛暑により苦しめる。武器は両手から発射する破壊光線と放屁による爆発攻撃。敵の攻撃は一切受け付けない。人間に化けた工作員をベースタイタンに送り込んでDASHを精神的に攪乱、同時に巨大化させた破壊工作員を町の中心に出現させて、全面降伏を迫る。人間に化けた工作員は饒舌で初対面時に名刺渡すなど下手に出ると見せかけてDASHやマックスを小馬鹿にするなど慇懃無礼な態度でDASHの面々、特にヒジカタ隊長の精神を逆撫でし、破壊工作員もふざけた態度をDASHやマックスに見せる。攻撃が一切効かず、一方的に攻め立てられるばかりなので、マックスをも敗退させるが、カイトに「本当は小人サイズ。夜には巨体どころか人間サイズの(幻の)姿さえ維持できない」と見破られ敗北。ベースタイタンに現れた個体は逃走し、のちに再登場する。
第36話
異次元バリアの理論を持つエキスパート・四谷博士に変装して堂々とベース・タイタンに乗り込む。UDFの異次元バリアを開発すると見せかけ、実際はベース・タイタンのパワーを利用し、サブジェクト・ファントムよりレッドキングを召喚するという作戦を展開。前回同様に登場時に名刺を渡す丁重さを見せる一方、ヒジカタ隊長を「バカ」、ショーンを「凡人」、「ヘッポコ発明家」呼ばわりしたり、研究中の自分の食事として高級料理を要求するなど、相変わらず慇懃無礼な態度でDASHの面々、今回は特にショーンの精神を逆撫でする。異次元エネルギーを逆用した異次元光線銃を使って2度カイト=マックスを異次元に放り出そうとするが、1発目はレッドキングと一緒に召喚されたピグモンの妨害で失敗し、2発目もエリーと同化したピグモンが盾になって失敗。そのまま「ヘッポコ発明家」が意地を見せて開発した新兵器ブラック・ディメンションにより日光を遮られ縮小化。エリーとミズキに追われてビルの屋上から落下し、小さな姿のままで路頭を彷徨うことになる。最後は猫に襲われるが、その後の去就は不明。
  • デザインは酉澤安施。本作品での新怪獣が同じ色合いのものが続いていたため派手な彩色となった[5]
  • 名の由来は英単語のSimmer(陽炎)から。
  • 能天気な「テーマソング」は、ヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」中の一曲「鍛冶屋の合唱(アンビル・コーラス)」から。
  • 第18話特技監督の菊地雄一は、シャマー星人のイメージソースに『クレヨンしんちゃん』を挙げている[21]

空間移動宇宙人 ターラ星人[編集]

第19話「扉より来たる者」に登場。

  • 体長:1.8メートル
  • 体重:92キログラム

原始時代の日本に食糧調達のため転送ゲートを用いてやって来た宇宙人。武器は光線銃にもなる長剣。地球人の野蛮さを知って交流から一転征服に乗り出すが、当時地球に来ていたM78星雲人により妨害される。M78星雲人=マックスの地球再来訪を知って復讐を図り、ミズキを転送ゲートを使って拉致してカイトたちをおびき寄せるが、最期はコバに倒される。

戦神 ギルファス[編集]

第19話「扉より来たる者」に登場。

  • 体長:54メートル
  • 体重:4万5千トン

ターラ星人が操る巨大モンスター。石像のような姿をしている。胸から炎の塊を弾丸のように発射し敵を倒す。マクシウムカノンやマクシウムソードでさえ防ぐ頑丈な盾と、マクシウムソード同様飛ばすことができ、剣にもなる角飾りを装備している。マックスとの戦いではこれらの武装を駆使して戦闘を優位に進めるが、マックスを崖に押し付けている際にマクシウムカノンで吹き飛ばされ、ギャラクシーカノンで盾ごと撃破される。

  • デザイン:丸山浩
  • 角飾りを飛ばすシーンはCGで表現されている[3]

亜空間怪獣 クラウドス[編集]

第20話「怪獣漂流」に登場。

  • 体長:59メートル
  • 体重:760キログラム - 6万7千トン

太陽黒点の活発化により日本上空にプラズマトンネルが開いたことにより、寝たまま亜空間より飛来した怪獣。名前はトミオカ長官から命名したもの。活動が活発になるほど体内で亜空間プラズマが発生するため、寝ている間は風に飛ばされるほど軽いが、目を覚ますと重くなって落ちてくるという迷惑な怪獣。起きて戦ったときはマックスも耐えられないほどの重量を持つ。背中に巨大な一対の角や鋭い爪があるが特に目立った武器ではない。性格は温厚。

出現直後は寝たまま宙に浮いて漂流していたが、何かある度に目を覚ましかけて街とヒジカタ隊長をパニックに陥れる。目の上にある穴の開いている突起が鼻であり、耳と間違われて耳栓(=鼻栓)をされ、更に雷の音で目を覚ます。基本的に四足歩行だが二足歩行も一応可能。最後はマックスとDASHの活躍により無事亜空間に戻される。

  • デザイン:酉澤安施
  • 体重が重いというスタイルは、『ウルトラマン』のスカイドンへのオマージュである。[要出典]
  • 撮影に使用された着ぐるみは、現在ウルトラマンランドにて展示されている。

古代怪獣 ゴモラ[編集]

第21話「地底からの挑戦」に登場。

夢幻神獣 魔デウス[編集]

第22話「胡蝶の夢」に登場。

  • 体長:24メートル(第4形態=卵型形態体時の数値)
  • 体重:3万5千トン(第4形態=卵型形態時の数値)

人間の夢を見境なく取り込んで個々の特徴を失った、巨大なボール形のオブジェのような抽象的な姿をした怪獣。特撮番組『ウルトラマンマックス』の脚本家・蓮沼の夢の中で、謎の女が作り上げた粘土の怪獣が実体化した存在。相手の攻撃に合わせて粘土のようにその姿を変え、現れると周囲に呼吸音と機械音のような不気味な音が響き渡る。変幻自在の体で体当たり、さらには相手の攻撃をそのまま撃ち返す特殊能力を駆使して、自分の夢の中に入り込んだ「カイトになった蓮沼」が変身したマックスを苦しめ、物語世界を終わらせようとする。最後はマックスを体内に取り込んで倒しかけるが、逆に夢から現実に抜け出した「蓮沼になったカイト」が脚本を書き足し、その脚本通りに倒される。

夢と現実、本物のマックスと特撮番組の『ウルトラマンマックス』が交錯するストーリーに登場するため、本当に存在するのかすら判然としない。

飛魚怪獣 フライグラー[編集]

第23話「甦れ青春」に登場。

  • 体長:51メートル
  • 体重:2万5千トン
  • 水中速力:60ノット

トビウオが突然変異を起こし怪獣化した生物。元がトビウオであるだけに水中を高速で移動し、さらに翼で空まで飛ぶ強敵(翼はマクシウムソードで切り取られる)。武器は水中または空気中の水分をえらから取り込み、口から発射する高圧の水流。しかし、その発射時に開く鰓(えら)そのものが弱点である。最期はマクシウムカノンを受け倒される。

  • デザイン:丸山浩
  • 着ぐるみは『ウルトラマンコスモス』のリドリアスの改造[22]
  • その名称からフライの衣のような意匠が「お遊び」として取り入れられている[5]

対話宇宙人 メトロン星人[編集]

第24話「狙われない町」に登場。

友好異星人 ネリル星人キーフ[編集]

第25話「遥かなる友人」に登場。

  • 体長:1.9 - 49メートル
  • 体重:75キログラム - 3万2千トン

駈少年の元に突然降り立ってきた宇宙人。故郷の惑星ネリルの寿命が付きかけていたため、移住できる星を探索していたが惑星ネリルが消滅し、宇宙を彷徨っていた。非常に友好的かつ活発な性質を持つ。緑の発光体(この形態で長時間いると大気に溶ける)となって移動し、人間に擬態することができる。駈少年との交流を通じて、地球の環境に感動するが、地球では「異星人は侵略者である」と認識されていることを知り、「侵略者ではない友好的な宇宙人もいる」という前例を作り地球人からの信頼を得るため、あえて拷問同然の過酷な調査を受ける。ハーグに移送される直前、襲来したゴドレイ星人の攻撃に晒された人間たちの盾になって消滅する。

巨大異星人 ゴドレイ星人[編集]

第25話「遥かなる友人」に登場。

  • 体長:50メートル
  • 体重:5万トン

突如地球に現れて街を破壊する侵略宇宙人。キーフとは対照的に殺戮のためだけに動く侵略者で、虫の羽音や機械音などのような不気味な音を発し、感情がないような無機質な動きをする。武器は胸部から乱射される紫色の光線と、攻守一体で再生能力まで持つ爪状の強固な前腕。また、赤い閃光で相手の目をくらましたり、エネルギーをチャージし街を一瞬で破壊できる光線などもある。夜のビル街に出現しマックスと戦い、その驚異的な能力でマックスを翻弄し、ダッシュバード、ダッシュマザーをも全て撃墜させる。街にむけ光線を発射するも、キーフが盾になったため失敗。最期はキーフの死に憤激したマックスのギャラクシーカノンを受け倒される。

  • デザイン:さとうけいいち
  • 着ぐるみは『ウルトラマンネオス』のザム星人の改造[22]
  • 劇中の新聞記事内の写真はゴドレイ星人ではなくスラン星人の着ぐるみを用いている[23]

神話の幻獣 ユニジン[編集]

第26話「クリスマスのエリー」に登場。

  • 体長:47メートル
  • 体重:3万6千トン

未来から過去への楕円軌道を周回しているという、美しき神話の幻の獣。12年に1度、12月24日のほんの数秒だけ「今」を通過し、その姿を確認できる。「通過する地点の東西南北にトネリコの枝を立てておくと、ユニジンはその空間から出られなくなる。その間に水晶に閉じ込めることができる」という言い伝えが残っているが、「もしそんな生物が実在するなら、周囲のもの全てが時空の狭間に巻き込まれて消滅するはず」というのがヨシナガ教授ら学界の定説で、存在を認められていない。ただ1人その言い伝えを信じ、生涯をかけてユニジンを追い続けてきた「ペテン師博士」古理博士がエリーの協力で捕獲に成功した際、実際に周囲にあるものが時空の狭間に落ちて消滅していくという現象が起こるが、マックスが狭間を食い止めている間に博士がユニジンを解放すると元に戻る。

  • デザイン:さとうけいいち

変身怪人 ピット星人[編集]

第27話「奪われたマックススパーク」に登場。

リリカ[編集]

第28話「邪悪襲来」に登場。

  • 身長:1.6メートル[24]
  • 体重:47キログラム[24]

かつてルガノーガーにより母星を滅ぼされた異星人の生き残り。地球でカイトの古巣関東ボランティアネットワークの一員として生活していた。治癒能力を持つ。故郷に似た美しい星・地球とそこに住む優しい人々を護ることを願い、カイトがマックスであることに気付き、自身の正体を明かしてルガノーガーとの戦いを託す。戦いの後も地球で平和に暮らす。

  • 演:斉藤麻衣
  • 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、出身地を「S-851惑星」と記載している[24]

凶獣 ルガノーガー[編集]

第28話「邪悪襲来」に登場。

  • 体長:57メートル
  • 体重:6万6千トン

宇宙の惑星で破壊を繰り返す恐るべき凶獣。宇宙人リリカの故郷である緑溢れる惑星を破壊した後、まるで彼女の後を追うように地球に襲来する。全身が武器の塊のようになっており、胸部は反射板の構造で、あらゆる攻撃に耐性を持ち、肩より強力な電撃を放ち、頭部と両腕にある口からは破壊光線を発射して周囲を瞬く間に炎に包み込む。さらに尻尾を相手に突き立ててエネルギーを吸収できる。その多彩な武器と圧倒的な戦闘力でマックスを苦しめるが、最後はギャラクシーカノンを受け倒される。

  • デザインは、怪獣デザインコンテストで最優秀賞を受賞した子供の作品「ルガノール」を元にしている[6]

牛鬼怪獣 ゲロンガ[編集]

第29話「怪獣は何故現れるのか」に登場。

  • 体長:5メートル(40年前) - 47メートル(現在)
  • 体重:2トン(40年前) - 5万8千トン(現在)

40年前、円谷プロ制作の特撮番組『UNBALANCE』(後に『ウルトラQ』と改題される)の撮影中、ロケ先の洞窟に現れる。その当時は小型の怪獣で、目立った凶暴性こそなかったが、たまたま遭遇した俳優たちを火炎を吐いて威嚇・攻撃する。そして現代、より巨大になって渋谷に出現する。攻撃能力は怪力キック、巨体での圧し掛かり、口から吐く炎など。マックスと対峙した際は、強力な尻尾と巨体に似合わない敏捷性で翻弄する。牙が急所で、40年前は俳優の1人に片方の牙を折られて退散しており、引退した元俳優からそれを聞いたカイト=マックスにより残った牙を折られて戦意を喪失し、最後はマックスに奥多摩山中へ運ばれ、再び眠りにつく。

  • デザイン:さとうけいいち。『ウルトラマン』のネロンガのスーツを改造した怪獣という想定でデザインされた[6]
  • 名前の由来は、『ウルトラQ』の未制作プロット「ゲロンガ対山椒ラウス」から。本エピソードは『ウルトラQ』へのオマージュ色が強く[25][12]、一部のシーンはモノクロで撮影されたり、ゲロンガが廃坑に現れるシーンはスクリーン・プロセスを再現している[12]。当初は『ウルトラQ』のパゴスを登場させる予定であった[25]
  • デザインは角の形状と体色が違っている以外はネロンガに非常に近いものとなっている。[独自研究?]
  • 着ぐるみは川崎市岡本太郎美術館で開催された「ウルトラマン伝説展」で展示された後、『ウルトラマンメビウス』でネロンガに改造され、その後ゲロンガに戻されて美術館に返却された[26]ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では更にマグラーへ改造された。[要出典]

挑発星人 モエタランガ[編集]

第31話「燃えつきろ! 地球!!」に登場。

  • 体長:1.8 - 50メートル
  • 体長:77キログラム - 4万2千トン

燃え盛る炎のような外観を有する宇宙人。高い知性を持っているため、人間の言葉を話すことができ、敬語で会話する。また、テレパシーでマックスを挑発する。目から熱球を発射して対象物を炎上させ、相手の攻撃を次元移動により瞬時にかわすことができる。身体から放散する特殊な光波チャネルを通じて、人間の行動を司る神経電流をモエタランガウィルスに感染させる。このウィルスに感染した人間は闘争心を呼び起こされその能力を増幅させるが、短時間の内に生体エネルギーを消耗し「燃え尽きて」活動不能となる。モエタランガウィルスは、生体の全ての行動を司る神経電流を摂取しており、その電流はエネルギーとなってメタ次元ニューロンを通じモエタランガに送られる。ウィルスに感染したカイト=マックスも、闘争本能を全開にして戦った結果、30秒足らずでカラータイマーが点灯するピンチに陥る。彼とDASHを倒すことでUDF本隊、ひいては全地球人を挑発して返り討ちの餌食にしようとする。気力を振り絞って再変身したマックスをまたしてもウィルスの力で苦しめるが、ウィルスによって精神的に若返ったヨシナガ教授によってワクチンが開発され、それを受けたマックスは復活を果たし、同じく気力を再燃させたトミオカ長官・ダテ博士の援護を受けたマックスのギャラクシーカノンを受け倒される。

子供の超科学星人 タイニーバルタン[編集]

第33話「ようこそ! 地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ! 地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。

超科学星人 ダークバルタン[編集]

第33話「ようこそ! 地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ! 地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。

星雲守護獣 ホップホップ[編集]

第35話「M32星雲のアダムとイブ」に登場。

  • 身長:26センチメートル - 51メートル
  • 体重:1.5キログラム - 5万3千トン

地球から230万光年離れたM32星雲の守護神とも言うべき怪獣。M32星雲の滅亡に伴いアダムとイブと共に地球へ飛来。カモノハシのようなクチバシを持ち[10]、全身がマクシウムソードをも跳ね返す程の硬い装甲で覆われている。地球に落下した当初は眠りについておりDASHに保護されるが、目覚めると同時に巨大化して行方不明のアダムとイブを探し始める。決して凶暴な怪獣ではないが、アダムとイブを探すことに夢中になって暴れたため、マックスが止めに入る。甲羅状の器官から熱球を発射する能力と身軽さを武器とする。ユーモラスな外見に似合わぬ強敵で、マックスもつい本気を出しそうになる。マックスに負けて冷静さを取り戻したところでアダム・イブと合流。彼らと共に金星へと旅立つ。

  • デザイン:丸山浩

星雲小獣 アダムとイブ[編集]

第35話「M32星雲のアダムとイブ」に登場。

  • 身長:24センチメートル
  • 体重:1.3キログラム

故郷M32星雲の滅亡に伴いホップホップと共に地球へ飛来した雌雄の怪獣。カモノハシのようなクチバシにオウムガイのような形状の硬い装甲を持つ。滅びた故郷の未来を託された最後の希望とでもいうべき怪獣だったが、地球に落下した際に子供に保護され、ホップホップと離ればなれになる。故郷の星が非常に高温な惑星だったため、地球の通常温度では生きられない。その後、アダムたちが生きる星としては金星が最適であることが判明し、ホップホップと合流して共に金星へと旅立つ。

アダムとイブという名前は、彼らが金星の新たな命の始まりになると考えたミズキが付けるもの。

  • デザイン:丸山浩

星獣 ケプルス[編集]

第37話「星座泥棒」に登場。

  • 身長:58メートル
  • 体重:ゼロ(実体がないため)

サトン星人の末裔を名乗る男・成宮(演:萩原流行)の召喚により地上に現れた怪獣。地上の悪しき光を嫌い、町を破壊する。ビームなどの兵器が一切通用しないが、強い光に弱い。頭部の巨大な角からビームを発射してマックスを苦しめるが、マクシウムカノンで爆砕される。しかしすぐに復活し、再びマックスと戦おうとするが、成宮の呼びかけに応えるように大人しくなり、彼と共に「星空の向こう側へ通じる扉」を抜けて帰ってゆく。

  • デザイン:丸山浩
  • デザイン画での名称は「ケプラー」[3]
  • 着ぐるみは『ウルトラマンネクサス』に登場したフログロスの改造[22]

星空の創造主 サトン星人[編集]

第37話「星座泥棒」に登場。

  • 身長と体重は不明。

名前と絵本のみ登場。「地球人に星の美しさを教えるため」太古の地球に飛来し、地球の周囲を「天宮界」(ある種のプラネタリウム)で覆った宇宙人。ミズキはこの宇宙人の末裔だと言われている。

地底文明 デロス[編集]

第39話「つかみとれ! 未来」に登場。

  • 身長:1.8メートル[27]
  • 体重:50キログラム[27]

モホロビチッチ不連続面の大空洞に住む知的生命体。地上の人類がオゾン層を破壊して宇宙放射線が地下にも降り注ぐようになったため滅びかけている。滅亡を防ぐために人類の全経済活動停止を要求したが受け入れられず、「バーサークシステム」を発動し、機械獣と尖塔により大気を元に戻そうとする。尖塔はベースタイタンを始めとするUDF各国支部を破壊する形で地上に出現。UDFに壊滅的被害を与えた上、大気改造の為に高濃度の酸素が充満しているため、迂闊な攻撃が出来ない。

侵略者ではなく地球の原住民族であるため、「地球人同士の争いには干渉しない」とするマックスは当初彼らとの戦いには関与できなかった。デロス自身も地上生物の滅亡まで望んでいるわけではなく、UDFがバーサークシステム発動の警告を聞き入れたために、人的被害は最小限に留まっている。

後にある事態を通じて人類に対する視点を改めるものの、バーサークシステムは自分たちでも止めることができなかった。戦いが終わった後は眠りにつくが、70年後にはデロスの尖塔が地上にも建設されている描写がある。

機械人形 オートマトン[編集]

第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。

  • 身長:90センチメートル 
  • 体重:35キログラム  

デロスに作られた機械の人形。地下8000メートルで採れる「元素119」で作られている。町中に現れ、環境破壊をする人類に警告を発する。左右に泣き顔、笑い顔がある。内部にあるコアと見られる部分にデロスのメッセージが刻まれており、そこからデロスの住人のホログラフが出現する。どういう原理で動いているのかは不明。

機械獣 サテライトバーサーク[編集]

第38話「地上壊滅の序曲」、第39話「つかみとれ! 未来」に登場。

  • 身長:2.3メートル
  • 体重:147キログラム

デロスに作られた機械獣。自らの感情はなく、地底都市の警備にあたっている。その腕力はカイトを軽々持ち上げるほど。

機械獣 スカウトバーサーク[編集]

第38話「地上壊滅の序曲」に登場。

  • 身長:56メートル
  • 体重:6万3千トン

マックスの戦闘能力を分析するため、地底文明「デロス」の防衛システム「バーサークシステム」が地上に送り込んだ機械獣。しゃくれた顎が特徴的。全身が隠し武器のような怪獣であり、ボディが非常に頑丈でDASHの攻撃を受けてもビクともしない。戦力は両肩の発光器官から出す破壊光線。最終的にギャラクシーカノンを受け倒されるが、その役割は十分に果たす。

  • デザイン:さとうけいいち

機械獣 ギガバーサーク[編集]

第39話「つかみとれ! 未来」に登場。

  • 身長:990メートル
  • 体重:9900万トン

マックスを100%の確率で倒すため「バーサークシステム」が産み出した機械獣。体中に無数の機械腕を持ち、眼のような部分から破壊光弾を出す。一時はマックスをチェーンで自分の体ににするが、DASHと分離したカイトにより太陽エネルギーを充填したマックスギャラクシーを装着され、マックスは復活。超巨大化したマックスのマックスギャラクシーの光剣とマクシウムソード分身シュートによりダメージを与えられ、さらにギャラクシーソードを受け、破壊された。それと同時に全世界のバーサークシステムも停止した。

  • デザイン:さとうけいいち
  • 着ぐるみは二人で入るタイプで、大きいためほとんど動くことはできない[3]。そのためマックスが動けない敵に苦戦しているように見えないように絵コンテにはなかったマックスの空中戦シーンが足されている[3]
  • 監督の八木毅の提案により、巨大感を出すためにミニチュアセットでの撮影ではなく実景に合成されている[3]
  • 着ぐるみは前足が『ウルトラマンメビウス』のインペライザーに流用された[28]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 人間体の衣装も含む[3][2]
  2. ^ a b 書籍によっては、第18話の人間態の身長・体重を「1.8メートル、97キログラム」、第36話での人間態の身長・体重を「1.7メートル、68キログラム」と記載しているが[19][20]、前者しか記載していない書籍もある[10][3][2]

出典[編集]

  1. ^ hicbc.com:ウルトラマンマックス”. 2014年9月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e 宇宙船YEAR BOOK 2006』 朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2006年4月20日、pp.26-27。ISBN 4-257-13086-5
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z マックス!マックス!マックス! 2006, pp. 14-41, 「怪獣!怪獣!怪獣!大画報」
  4. ^ a b アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 60
  5. ^ a b c d e f g マックス!マックス!マックス! 2006, pp. 72-75, 開米プロダクション「マックス怪獣造型の秘密」
  6. ^ a b c d e f パーフェクト・アーカイブ 2006, pp. 63-142, 「第4章 ストーリーガイド」
  7. ^ a b c マックス!マックス!マックス! 2006, p. 58, 「監督!監督!監督! 梶研吾
  8. ^ ネクサス&マックス 2006, p. 110.
  9. ^ ネクサス&マックス 2006, p. 84.
  10. ^ a b c d e f パーフェクト・アーカイブ 2006, pp. 33-62, 「第3章 怪獣大事典」
  11. ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 329.
  12. ^ a b c マックス!マックス!マックス! 2006, p. 56, 「監督!監督!監督! 村石宏實
  13. ^ 『ウルトラゾーン公式ガイドブック』(ミリオン出版)P.69。
  14. ^ a b ネクサス&マックス 2006, p. 105.
  15. ^ ネクサス&マックス 2006, p. 81.
  16. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 325.
  17. ^ a b 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 326.
  18. ^ マックス!マックス!マックス! 2006, p. 60, 「監督!監督!監督! 村上秀晃」
  19. ^ ネクサス&マックス 2006, pp. 81、85.
  20. ^ 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 326、330.
  21. ^ a b マックス!マックス!マックス! 2006, p. 63, 「監督!監督!監督! 菊地雄一
  22. ^ a b c d マックス!マックス!マックス! 2006, p. 75, 「マックス造型担当者リスト」
  23. ^ ネクサス&マックス 2006, p. 108.
  24. ^ a b c 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 328.
  25. ^ a b ネクサス&マックス 2006, p. 109
  26. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, p. 70, 「ウルトラマンメビウス白書 村石宏實」.
  27. ^ a b c 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 330.
  28. ^ アーカイブ・ドキュメント 2007, pp. 61、75、85.

参考文献[編集]

関連項目[編集]