燃え尽き症候群
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燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん、英: Burnout Syndrome)は、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満[1]。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の心因性(反応性)うつ病とも説明される。
極度のストレスがかかる職種や、一定の期間に過度の緊張とストレスの下に置かれた場合に発生する。会社の倒産と残務整理、リストラ、家族の不慮の死と過労などに多いと言われている。
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[編集] 定義
ハーバート・フロイデンバーガーの定義によると、持続的な職務上ストレスに起因する衰弱状態により、意欲喪失と情緒荒廃、疾病に対する抵抗力の低下、対人関係の親密さ減弱、人生に対する慢性的不満と悲観、職務上能率低下と職務怠慢をもたらす症候群。
[編集] 症状
朝に起きられない、会社または職場に行きたくない、アルコールの量が増える、イライラが募るなどから始まり、突然の辞職、職場に対する冷笑感、無関心、過度の消費などにはけ口を見出したり、最後は仕事からの逃避、家庭生活の崩壊、対人関係の忌避、最悪の場合、自殺や犯罪や過労死や突然死などに終わるという。30代の女性、特に30代前半の独身女性に多いというが[誰?]、本来は40代~50代男性のエグゼクティブで研究された症候であり、海外では幅広い年齢層で確認されている[要出典]。職種別には、ソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士)教師、医師、看護師、公務員など社会的にモラル水準への期待度が高く、仕事への献身を美徳とされる職業に多い。[要出典]特に社会福祉士、精神保健福祉士については国家資格の割に合わない低水準な給料体系の為にリスクが高い。
[編集] 歴史
この言葉は、1970年代半ば、アメリカで対人サービスのメンタルヘルスが注目されるようになり、1974年にアメリカ(ドイツという資料もあり)の精神心理学者 ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)のケース分析の中で初めて使われたという。社会心理学者クリスティーナ・マスラーク (Christina Maslach) によって「マスラーク・バーンアウト・インベントリー」(Maslach Burnout Inventory)という重症度判定基準が考案され、臨床的な評価が可能となった。[要出典]
[編集] 日本における使われ方
日本においては、大きなスポーツ大会(オリンピック、甲子園、全国高校サッカー選手権など)の後のスポーツ選手の心理状態について使われることも多い。上記にあるような「深刻な精神状態」というよりも、部活動を引退する高校3年生、オリンピックや世界大会を終えた日本代表選手などが「それまでの人生最大の目標を終え、打ち込む物が何もなくなった」という虚脱感に襲われることを「燃え尽き症候群」と称することもある。[要出典]
これらは選手たちが新たな目標や課題を見つけることで克服できるケースも少なくない。他方で、マスコミなどから注目を集めた選手生活のピークの一時期が華やかであっただけにその後の新たな目標を見いだせず、「選手生活のピークが人生そのもののピークであった」という形になってしまう者も散見されており、この様な場合にはやはりうつ病などと同様の状況に陥って行く事も見られる。
同様な事例は、入学試験が終わった後の受験生などにも見られる。[要出典]
また、前の大会や段階で良い成績を残したものの、次の大会や段階では力が出せずに散々な結果に終わることも「燃え尽き症候群」と称されることもある。[要出典]
[編集] 脚注
- ^ 徳重雅弘 『学校ストレスとサポ−トシステム』 文芸社、2005年5月。ISBN 9784835590165。
[編集] 関連項目