練習曲作品10-3 (ショパン)
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| Étude op.10 nº3 (練習曲作品10 第3番) | |
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| フレデリック・ショパン | |
| 形式 | 練習曲 |
|---|---|
| 調、拍子 | ホ長調、2/4 |
| テンポ | |
| レント・マ・ノン・トロッポ | ♩=50 |
| 出版年 | 1832年 |
| 作品番号 | 10-3 |
練習曲作品10第3番ホ長調は、フレデリック・ショパンが作曲した独奏ピアノ曲。遅いカンタービレの練習で、右手が内声部を弾きながら、旋律の音量を維持しなければならない。日本においては、「別れの曲」の名で広く知られる。
目次 |
歴史 [編集]
日本では『別れの曲』の愛称で広く知られるが、これは、1934年のドイツ映画の邦題『別れの曲』(当時の欧州映画は数か国語版をネイティブの俳優で同時撮影する慣習があり、日本ではなぜかフランス語版が公開された)で同曲が主題となり物語が展開していったという経緯に因む(尚、映画での演奏はエミール・フォン・ザウアー)。この映画はかつてNHKで何度か取り上げられて放映されていたが、オリジナル版(ドイツ語版)だったため、劇場で見たものと違うと抗議が殺到した。なお、フランス語版はDVD化されていないがドイツ語版はDVD化されている。
技術 [編集]
この練習曲は速度の点でショパンの他の練習曲の大部分と異なっている。ショパンの時代以前の練習曲で必要とされた技術的な妙技からの大きな変化であり、技巧よりもむしろ、旋律的なフレージングの表現力とレガートの雰囲気を引き出す事が重要である。彼が生まれたポーランドへの愛が高い質で顕現されており、評論家にはピアノのための詩、ロマン派作品として高く評価されている。彼の弟子の一人、アドルフ・グートマンとのレッスンでこの曲を教えていたとき、ショパンは「ああ、私の故国よ!」と泣き叫んだという。[1] ショパンはまた、「一生のうち二度とこんなに美しい旋律を見つけることはできないだろう」といった。
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関連項目 [編集]
使われた作品など [編集]
- ショパン練習曲集ディスコグラフィー from ショパン練習曲集スペース
- 映画
- 男はつらいよ 私の寅さん - 終盤のマドンナが住んでいる柳家の縁側で、主人公の車寅次郎(渥美清)が、本作のマドンナである画家の柳りつ子(岸惠子)に好意を看破されるものの『友達のままでいたい』と振られてしまうシーンで、隣の家のピアノから「別れの曲」が流れており、寅次郎の悲壮感を際立たせるBGMとなっている。
- さびしんぼう (映画) - 原曲が全編にわたり使用されている。エンディングではアレンジされたものが歌付きで流れる。
- あそこの席 (映画) - 原作の段階から明記されており、主人公の演奏曲として登場する。
- テレビドラマ
- 101回目のプロポーズ - BGMとして。
- NHK連続テレビ小説 あぐり - 登場人物が戦争に出兵する友人のために弾く。
- 秋の童話 - 韓国ドラマ。BGMとして。
- 緑川警部vs86人の容疑者 - 二時間ドラマ。犯人を指し示す重要な手掛かりとなる。
- 舞台
- 東京原子核クラブ - 登場人物のピアニストが要所で演奏する。
- アニメーション
- 鋼の錬金術師(アニメ第1期) - 最終話「ミュンヘン1921」で使用される。
- 特撮
- ウルトラマンマックス - 第15話[第3番惑星の奇跡]の予告並びに本編で使用される。物語ラスト、体中が楽器の塊となったイフをアッコとミズキを乗せたダッシュアルファを持ったマックスがイフを宇宙空間へと連れて行くシーンで使われた。
- ポピュラーミュージック
- La Chanson De L'adieu – SUEMITSU & THE SUEMITHによるこの曲のアレンジカバー。Allegro Cantabile e.p.収録。
- Lemon incest(レモン・インセスト) – セルジュ・ゲンスブールが娘のシャルロット・ゲンズブールと共に大胆な歌詞とアレンジでデュエット。
- 花咲く道で、また逢う日まで ~別れの曲~ – シジマサウンズによるアレンジカバー。
- 歌手のYaeも、CMソングとして歌詞付きの「別れの曲」を歌っている。
- 平原綾香がシングル曲としてカバーしている。
- ゲーム
- トラスティベル~ショパンの夢~ - 第6章のテーマとして「別れの曲」のタイトルで使用される。章をクリアすると、章のラストで曲の解説を読むことができ、同時にスタニスラフ・ブーニン演奏の曲を聴くことができるようになる。
- 週刊トロ・ステーション - 配信コンテンツである「トロ・ステーション」内で頻繁に使用されている。
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