大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

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大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
監督 坂本浩一
脚本 岡部淳也
樫原辰郎
小林雄次
製作 岡部淳也
出演者 南翔太
黒部進
森次晃嗣
小西博之
上良早紀
俊藤光利
八戸亮
杉浦太陽
宮迫博之
宮野真守
蝶野正洋
長谷川理恵
団時朗
高峰圭二
石丸博也
山本修
田中秀幸
真夏竜
西岡徳馬
小泉純一郎
矢島正明
つるの剛士
五十嵐隼士
音楽 マイケル・バータ
主題歌 MISIA星のように…
撮影 古谷巧
編集 今井大介
製作会社 円谷プロダクション
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 日本の旗 2009年12月12日
香港の旗 2010年11月27日
中華人民共和国の旗 2011年5月13日
上映時間 96分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 大決戦!超ウルトラ8兄弟
次作 ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
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大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(だいかいじゅうバトル ウルトラぎんがでんせつ ザ・ムービー)は、2009年12月12日ワーナー・ブラザース映画の配給にて公開された、円谷プロダクション製作の特撮映画作品。渋谷東急、新宿ミラノ、新宿武蔵野館シネリーブル池袋他全国にてロードショーされた。

キャッチコピーは「とりもどせ!!銀河の光

概要[編集]

ウルトラ兄弟たちの故郷であるM78星雲・光の国が主な舞台となり、ウルトラマンメビウスを始めとして、ウルトラ兄弟ら光の国のウルトラマンたちの他、TVシリーズ『大怪獣バトルシリーズ』のキャラクターであるレイモンと地球人のエキスパート集団「ZAP SPACY」、さらには光の国の新たな戦士ウルトラマンゼロを加え、悪のウルトラマンであるウルトラマンベリアルが率いる100体以上もの怪獣軍団との大決戦を描く。

円谷プロダクションTYOグループ参画後に製作された初の映画作品[1]。本作では配給元が長らく『ウルトラシリーズ』の映画を配給してきた松竹からワーナー・ブラザース映画へと変更され、アメリカニュージーランドを拠点に活躍してきた坂本浩一が監督を担当するなどスタッフを一新し、世界水準を目指して製作された。特撮シーンもプロデューサーの岡部淳也率いるビルドアップを中心に製作され、背景がフルCGで描かれたり、「人間大宇宙人との戦闘」がワイヤーアクション等を活かし幅広く行われるなど、従来のものとは異なる画作りがされている。

キャストはTVシリーズ『大怪獣バトルシリーズ』のレギュラー陣に加え、五十嵐隼士黒部進森次晃嗣つるの剛士が前作に引き続きそれぞれの変身前のウルトラマン役で出演。「声の出演」として団時朗高峰圭二真夏竜もそれぞれのウルトラマン役で参加している。また杉浦太陽が『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』以来6年ぶりにムサシ役で出演するほか、『めちゃ×2イケてるッ!』とのコラボとして岡村隆史ナインティナイン)がプレッシャー星人役で出演している。声優にはベリアル役に宮迫博之雨上がり決死隊)、ウルトラの母役に長谷川理恵、レイブラッド星人役に蝶野正洋など有名人が多く起用されている。ウルトラマンキング役の元内閣総理大臣である小泉純一郎は一度はオファーを断ったが、次男の小泉進次郎ら家族の後押しによって出演が実現した。

特徴[編集]

  • 2009年11月25日12月22日発売のオリジナルビデオ作品『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』は、本作の序章という位置づけになっている。
  • ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』の続編的な位置づけにもなっている。大怪獣バトルシリーズの世界では「ギャラクシークライシス」という事件によって全てのウルトラシリーズの怪獣やウルトラマンが時空を超えて1つの世界(主に光の国シリーズ中心)に召喚されたという設定[注 1]になっており、パラレルワールド扱いだった世界観の怪獣やウルトラマンが同一世界に存在する理由づけがなされている。
  • 舞台が光の国ということで、海外制作の『ウルトラマンG』、『ウルトラマンパワード』、『ウルトラマンUSA』や、『ウルトラマンネオス』、『ウルトラマンマックス』など、M78星雲出身でありながら昭和の光の国シリーズ(メビウス含む)との繋がりが曖昧とされていた作品のウルトラマン達も総登場する。『ウルトラマンUSA』の3人、ウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスは、本作が本格的な実写作品デビューとなる[注 2]。また『ウルトラマンボーイのウルころ』のナビゲーター役、ウルトラマンボーイも登場している[注 3]
  • 光の国シリーズ以外のウルトラマンはウルトラマンダイナが登場。本作ではTVシリーズ最終回で生死不明となったアスカ・シン=ウルトラマンダイナの消息が11年ぶりに明かされた。
  • 過去の回想という扱いで、胸と肩にボタン(勲章)のないゾフィーや、角が短く、ヒゲのないウルトラの父なども登場する。また、この作品で初めてウルトラの父とウルトラの母の本名が明かされた[注 4]
  • 過去にも複数のウルトラマンが共演する映画があったが、今回の映画でスクリーンに初登場となるウルトラマンもいる[注 5]

中国公開[編集]

  • 本作は中国において2011年5月13日『宇宙英雄之超銀河伝説THE MOVIE』のタイトルで公開された。上映館は1,000館以上で過去に公開された日本映画史上最大規模であり、公開初3日間の興行成績は1,420万人民元(約1億7,040万円)で興行ランキング4位に初登場、本国における日本映画最大級のヒットとなった[3]

あらすじ[編集]

ウルトラ兄弟が地球を守っていた時代が、遠い過去の出来事となった遥か未来[注 6]。宇宙の各地でマイナスエネルギーが観測され、ウルトラの星を支える人工太陽・プラズマスパークの輝きの揺らぎにウルトラの父は凶兆を覚え、ウルトラ兄弟も警戒体制に入っていた。

まもなく、その凶兆は現実となる。数万年前にウルトラの星に反旗を翻し、宇宙牢獄に幽閉されていた最凶最悪のウルトラ戦士・ウルトラマンベリアルが、ザラブ星人の手によって復活したのである。100体の怪獣を操ることができるギガバトルナイザーを手にウルトラの星に舞い戻ったベリアルはウルトラ戦士を倒し、プラズマスパークのエネルギーコアを強奪する。エネルギー源を失ったウルトラの星は、たちまち凍結してしまった。

ベリアルを倒す方法はただ一つ。同じレイブラッド星人の遺伝子を持つ地球のレイオニクス・レイの力である。凍結を逃れたウルトラマンとウルトラセブンからの指示を受けたウルトラマンメビウスは、ZAP SPACYの面々とともにペンドラゴンで惑星デントへと赴いていたレイの元を尋ね、協力を求めた。一度は協力を拒んだレイだったが、ウルトラ一族の真実を知ってベリアル打倒を決意。

レイを連れてウルトラの星に戻ったミライ(メビウス)は、ハヤタ(ウルトラマン)やダン(セブン)と合流するが、彼らにベリアル配下のシャプレー星人と怪獣の脅威が襲ってきた。しかし、カプセル怪獣の活躍によって危機を脱した彼らは、ウルトラマンタロウが身体を張って護ったプラズマスパーク最後のエネルギーを使い変身、ベリアルを追って怪獣墓場へと向かう。

一方、レイの行方を捜していたZAP SPACYの面々は、宇宙竜ナースを駆るゼットン星人の襲撃を受ける。彼らの窮地を救ったのは、別の宇宙からやってきたアスカ・シン=ウルトラマンダイナだった。ダイナの力を借り、ペンドラゴンも怪獣墓場へと向かう。

その頃、辺境の惑星K76星にて、無限の可能性を秘めた新たなウルトラ戦士が誕生しようとしていた。

登場人物[編集]

ZAP SPACY[編集]

レイ / レイモン
本作の主人公の一人である青年。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』及び続編『NEO』の主人公。地球人のレイオニクスである青年。ネオバトルナイザーを使用してゴモラとリトラをモンスロード(召喚)する。
惑星デントでザラガスに勝利した後、ミライと共にベリアルによってプラズマスパークのコアを奪われ、氷に覆われた光の国へ向かう。
ヒュウガ(日向 浩)
宇宙船・スペースペンドラゴンの船長。クルーからは常に「ボス」と呼ばれる。
ハルナ(榛名 ジュン)
ペンドラゴンの副船長。クルーからは常に「副長」と呼ばれる。
クマノ(熊野 正彦)
ペンドラゴンのエンジニア。その凄腕ぶりを見込まれ、ヒュウガからは時折「魔法使い」と呼ばれる。
オキ(隠岐 恒一)
ペンドラゴンのクルー。自他共に認める怪獣マニア。ウルトラマンの知識も詳しく、光の国を見た時には歓喜の声を上げた。
ムサシ
ZAP SPACYのエリートクルー。ペンドラゴンへ「惑星デントへ向かってほしい」と通信を入れる。
ウルトラマンコスモス』の主人公である春野ムサシとは名前や外見が同じ、役者もオリジナルキャストである杉浦太陽が演じているが、別の世界のムサシであり、コスモスには変身しない[注 7]

ウルトラ戦士[編集]

光の国がベリアルにプラズマスパーク・エネルギーコアを奪われ凍結した際、難を逃れた3戦士がエネルギー節約のために人間体となっている。共通点として背中にウルトラサインを描かれているベストを着用して、ウルトラ念力を使用する。

ヒビノ ミライ / ウルトラマンメビウス
本作の主人公の一人である青年。『ウルトラマンメビウス』の主人公で、「ヒビノ ミライ」とはメビウスが地球人に変身した姿。
物語冒頭でベムラーと対決して勝利し、ウルトラの星に帰る。その後にヒカリと共にベリアルに立ち向かうがベリアルに縛られ、宇宙へ放り出された。
ウルトラの星の凍結後にベリアルが飛んでいくのを見て、その後に自力で縛りから開放され、凍結したウルトラの星へと行く。
凍結したウルトラの星でウルトラマンとセブンの言葉を聞き、その言葉に従ってレイの元に向かった。レイにウルトラの星の誕生の事やベリアルの誕生について教え、その後にレイと共に行動する。
シャプレー星人との銃撃戦では、地球防衛時に所属していたCREW GUYSのトライガーショットを使用した。また、最終決戦時にはバーニングブレイブにタイプチェンジした。
今までに比べ、性格が大人びている。服装は『ウルトラマンタロウ』第33・34話でマン、セブン、ジャック、エースが地球にやってきた服装になっている。
ハヤタ / ウルトラマン
ウルトラマン』の主人公の一人。「ハヤタ」とはウルトラマンが地球人に変身した姿で、地球で一体化していた『ウルトラマン』の主人公の一人・ハヤタがモデル。
光の国を襲撃した宇宙人から奪った銃を連射し、シャプレー星人を撃破した。
前2作でのウルトラマンのマスクはAタイプだったが、本作や前日談の『ゴーストリバース』ではBタイプを意識したものになっている。
モロボシ・ダン / ウルトラセブン
ウルトラセブン』の主人公。「モロボシ・ダン」とはウルトラセブンが地球人に変身した姿。
光の国を襲撃したシャプレー星人を格闘で圧倒、また怪獣たちに対抗してカプセル怪獣3体を召喚した。セブンに変身し、怪獣墓場にてベリアル率いる怪獣軍団と満身創痍になりながらも激闘を繰り広げるが、息子のゼロにアイスラッガーを託し、ついに力尽きてしまう。だが、戦いが終わった後で復活し、光の国にて息子のゼロと再会した。
アスカ・シン / ウルトラマンダイナ
ウルトラマンダイナ』の主人公[注 8]。本作の世界とは別宇宙【ネオフロンティアスペース】からやって来た。
TVシリーズ最終回でのグランスフィアとの戦いでワームホールに呑みこまれて行方不明になったが、本作で別の次元宇宙に飛ばされて旅を続けていたことが判明。
ナースとゼットン星人に襲撃されたペンドラゴンの危機を救い、レイを救出したいというZAPクルーの望みに応えるため、共に怪獣墓場へと向かう[注 9][注 10]
別の世界の存在であるウルトラ兄弟たちとは面識があるようだが、本作ではその理由は特に語られていない。
  • そのほか、ウルトラマンの姿になる以前の光の国の住人が回想シーンで登場。

登場メカニック・アイテム・その他用語[編集]

スペースペンドラゴン
ZAP SPACYの大型宇宙輸送船。本作において『ウルトラマンダイナ』に登場した「ネオマキシマオーバードライブ」を搭載していた事が判明した。
ギガバトルナイザー
100体の怪獣をモンスロードし、操ることができる究極のバトルナイザー。従来のバトルナイザーやネオバトルナイザーと違い、前後が五角形の棍となっている金砕棒を二つ繋げたような形状をしていて、その表面にそれぞれ10個ずつ合計100個のスロットが内蔵されている。さらに宇宙人などの怪獣以外の存在も操る力も持つ[4]
武器としても強力で、ベリアルは「ベリアルショット」「ベリアルデスサイズ」「ベリアルジェノサンダー」「ベリアルウィップ」等の技を発動した。またウルトラ戦士達の攻撃を受け止める盾ともなり、ゾフィーのM87光線を散らし、ウルトラマンのスペシウム光線、ジャック・エース・80の合体光線も弾き返している。
強大な力を秘めているため、最大限に使いこなすことができるのはベリアルとレイブラッド星人のみである。だが、最終決戦ではレイがこれを利用してベリュドラを構成する怪獣達を反抗させる事に成功させている事から、通常のレイオニクスでもある程度の干渉は可能と思われる。最後はベリュドラの爆発と共に砕け散った。
ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』では、このギガバトルナイザーを巡る物語が展開されている。
ネオバトルナイザー
レイがゴモラとリトラをモンスロードし、戦わせる際に使うバトルナイザー。ギガバトルナイザーを媒体にレイがベリュドラを構成している怪獣たちに念を送る際にも使用された。
バトルナイザー
レイオニクスが怪獣をモンスロードし、戦わせる際に使うアイテム。本作ではシャプレー星人が使用した。
宇宙牢獄
別名「ベリアルプリズン」。ベリアルの乱の際に、キングが破壊された街の瓦礫を凝縮して作り出した巨大なキューブ型の牢獄。
他のウルトラ戦士への戒めとしてあえて光の国から視認できる位置に浮かべてある。門番として宇宙警備隊の隊員が二人一組で就いている。
内部にはベリアルが収容されているほか、のような生命体が群れをなして這いずり回っている。

登場ウルトラマン[編集]

宇宙警備隊隊員・候補生
宇宙警備隊の隊員と候補生。赤い姿の者と青い姿の者がおり、胸にカラータイマーは無い。隊員にはウルトラブレスレットを装備し宇宙牢獄の門番をしている者もいる。候補生は筆頭教官であるタロウの指導の下、ウルトラコロセウムにて格闘技や光線技の訓練に明け暮れている。
セブンが属する赤い姿のレッド族は戦闘力が高く、ヒカリが属する青い姿のブルー族は戦闘より研究に向いていると言われている[5]。他にも初代マン等が属しているシルバー族がいるが彼らの能力については不明。
光の国の市民
光の国で生活している一般市民。隊員や候補生同様、赤い姿の者と青い姿の者がおり、カラータイマーは無い。
*光の国の市民及び宇宙警備隊隊員・候補生のデザインは『ジャンボーグA』のエメラルド星人を参考に造型されている[6]
ウルトラベビー
ウルトラ族の赤ん坊。ウルトラ族は本来数万年生きる頑強な種族だが、生まれた時は他の生物同様に弱いため、楕円形のカプセルの中で守られている[5]

歴代のウルトラマン[編集]

ベリアル軍団に立ち向かうウルトラマン[編集]

本作での詳細は「ウルトラ戦士」の項目を参照。

光の国内のウルトラマン[編集]

◎は劇場版初登場のウルトラマン


K76星で登場したウルトラマン[編集]

登場怪獣・宇宙人[編集]

ウルトラ戦士に味方する怪獣[編集]

レイモンとパートナー怪獣[編集]

ダンが召喚するカプセル怪獣[編集]

その他の味方怪獣[編集]

序盤に登場する怪獣・宇宙人[編集]

ベリアルが召喚・使役する怪獣・宇宙人[編集]

怪獣墓場に漂う亡霊や魂をギガバトルナイザーとプラズマスパーク・エネルギーコアの力で実体化して蘇らせた怪獣・宇宙人たち[注 11]。蘇った怪獣や宇宙人達の中には、これまでウルトラ戦士に倒された怪獣の他、かつての「ベリアルの乱」で率いられて光の国を襲撃した怪獣達も多く参加している。

ギガバトルナイザーから召喚する際には「100体モンスロード!」と叫ぶ。

光の国でレイとミライを襲撃した使役怪獣[編集]

ベリアル配下のレイオニクスと使役怪獣[編集]

宇宙空間でペンドラゴンを襲撃した配下宇宙人と使役怪獣[編集]

怪獣墓場でレイモンと直接対決した配下宇宙人[編集]

怪獣墓場でウルトラ戦士やゴモラと対決した怪獣・宇宙人軍団[編集]


その他の怪獣・宇宙人[編集]

百体怪獣 ベリュドラ
究極生命体 レイブラッド星人
大怪獣バトルシリーズにおける黒幕宇宙人。
回想シーンに登場し、ベリアルと強制的に融合して悪のウルトラ戦士へと変えた後、彼にギガバトルナイザーを授けた。

また、岡部淳也のディレクションの下、後藤正行が手掛けたイメージボードには、ザンボラーガンダーオクスターの姿が描かれている[11]

キャスト[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

クレジットは「スタント」名義。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

星のように…
作詞 - MISIA / 作曲 - Shinkiroh / 編曲 - 重実徹 / 歌 - MISIA
MISIAが設立したChild AFRICAの特別サポーターにウルトラマンが就任したことにがきっかけとなり主題歌起用が実現。今後も『星空の警備隊』を結成し活動していく予定。
プロモーションビデオには初代ウルトラマンが登場。小学校校庭に横たわるウルトラマンを発見した小学生たちが自作の風力発電機を使ってカラータイマーに光を充てて復活させようとする。また、ピグモン、ダダ、メトロン星人が学校から子供達の様子を覗いており、歌のイメージにバルタン星人、アーストロン、ベムスターも出演している。円谷プロの社長である大岡新一が自らカメラを回した。
シングルカップリングにはウルトラマンの声が収録されたRemix.verも収録。初回生産限定盤には全長24cmの初代ウルトラマン・ゴールドフィギュア付。

関連映像[編集]

マナーCM[編集]

本作でも『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に続いてオリジナルのマナーCMが製作されている。内容は、光の国のとある劇場にて映画を見ているウルトラマンやベリアルたちが、お互いのマナー違反を光線を放って注意をうながすというもの。CM内では注意文のほか、「光線もおやめください!」というメッセージも表示されている。DVD・ブルーレイの映像特典として収録されているほか、ニコニコ動画やYouTubeに開設されている円谷プロの公式チャンネルでも配信されている。

Web動画[編集]

今週の俺様』(こんしゅうのおれさま)は、映画特設ページ『ベリアルの最強ルーム』[注 13]ニコニコ動画にベリアル自身が配信している(という設定の)ショートムービー。ベリアル自身が登場して、ニコニコ動画をチェックしたり携帯電話をかけたりしている。4話ではマスコットキャラ「ニワンゴ」と共演。5話は「プロデューサー岡部の逆鱗に触れ」1日で削除されている(その後、番外編にて岡部Pはベリアルにより消されている)。

ニワンゴは映画本編にも登場しており、正解者先着10名にプレゼントが贈られるクイズが実施された。しかし、かなり解り辛いシーン[注 14]に登場しているため、正解者が10人に達したのは公開11日目だった。クイズの賞品は岡部Pが番外編でもらってきた(という設定の)ベリアルのソフビフィギュア(ベリアルサイン入り)。

配信リスト[編集]

話数 サブタイトル 再生時間 配信日
vol.1 ニコニコ鑑賞中 54秒 2009年10月20日配信
vol.2 俺様のサイト更新中 44秒 2009年10月27日配信
vol.3 携帯電話 32秒 2009年11月4日配信
vol.4 ニワンゴぼん 20秒 2009年11月10日配信
vol.5 ベリアル式 悪の笑い方講座 1分10秒 2009年11月17日配信
2009年11月18日削除
番外 クイズニワンゴを探せ! 1分23秒 2009年12月9日配信

番組出演[編集]

高田延彦がクイズMAN(出題者)として「ウルトラマンから学ぶ男の生きざまクイズ」を出題。本作のPRを兼ねてウルトラマン、セブン、ジャック、タロウ、ゼロ、バルタン星人が登場した。
ナインティナインの岡村扮するプレッシャー星人が映画出演をかけた怪獣オーディションに参加し、本作に登場する一部の怪獣達と共に、玉乗りやダンスに挑戦した。ウルトラ戦士の味方側であるゴモラ、ピグモン、セブンのカプセル怪獣であるアギラ、ウインダム、ミクラスをベリアルの「ウルトラマンを倒すためなら~○○」という質問のコーナーに参加させないなど、ちゃんと原作を意識した配慮も見られた。
オーディションには加藤浩次扮するちょうちんアンコウやベリアル、ウルトラマン、セブン、ゼロ、ウルトラの父、ウルトラの母、タロウも駆けつけ、ムサシ役の杉浦、アスカ役のつるの、ベリアル(声)役の宮迫も出演した。プレッシャー星人も含めてオーディションに参加した怪獣たちは全員合格[注 15]したが、やる気のない態度だったカネゴンのみ、オーディション開始前に不合格とされ、映画に登場できなかった[注 16]。プレッシャー星人は合格した後「カネゴンも出演させてあげてほしい」と頼んだが監督はOKしなかった。
後にマグマ星人が円谷プロ公式サイトのエイプリルフールネタにて、このオーディション自体がやらせでカネゴンが脱落したのは「他の仕事があるから」と暴露しているが、四月馬鹿のネタというだけあって、真相は不明。
冒頭にセブンとゼロ、バルタン星人とメトロン星人が登場。ビートたけし扮するウルトラーメンも乱入した。
ロンドンブーツ1号2号をゲストに迎え、特別企画として「ウルトラマン 9のヒミツ」と題した特集を放送した。

この他にローカル番組への出演もあり、『ちちんぷいぷい』(毎日放送、2009年11月27日放送分)にゼロが、『かんさい情報ネットten!』(読売テレビ、2009年11月27日放送分)・『水野真紀の魔法のレストラン』(毎日放送、2009年12月2日放送分)に南とウルトラマンが、『花咲かタイムズ』(中部日本放送、2009年11月28日放送分)に南とセブンが宣伝のため出演している。

映像ソフト化[編集]

2010年4月23日発売。発売・販売元はバンダイビジュアル。

  • 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE DVD通常版(1枚組)
    • 映像特典
      • 特報
      • 劇場予告編
      • TVスポット集
      • 劇場マナーCM
      • 告知PV(スペシャル映像)
      • デジタルギャラリー
    • 封入特典
      • 作品解説書(プレスシートリサイズver.)
  • 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE DVDメモリアルボックス(2枚組、初回限定生産)
    • ディスク1:本編DVD
      • 映像特典:通常版と同様
    • 音声特典
      • オーディオコメンタリー(監督:坂本浩一×プロデューサー・脚本・ビジュアルスーパーバイザー:岡部淳也×VFXプロデューサー:桑原崇×造形:品田冬樹×監督補:日暮大幹)
      • マイケル・バータによる本編5.1chリミックス版
    • ディスク2:特典DVD
      • MAKING OF 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
      • ベリアルの最強ルーム(ニコニコ動画配信映像)
    • 封入特典
      • 作品解説書(DVD通常版と同様)
      • レプリカ台本
      • 絵コンテ集
    • 特製アウターケース仕様
  • 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE ブルーレイ(1枚組)
    • 映像特典:DVD通常版と同様
    • 音声特典:DVDメモリアルボックス版と同様(5.1chリミックス音声はドルビーTrueHD仕様)
    • 封入特典:DVD通常版と同様

テレビ放送[編集]

2012年8月1日から8月29日まで、TXNの『ウルトラマン列伝』で「反逆のベリアル」「レイとメビウス」「怪獣墓場の決戦」「ウルトラマンゼロ参上」「よみがえれ 銀河の光」というサブタイトルで分割され、5話構成の連続ドラマ版として再編集・テレビ放送された(詳細はウルトラマン列伝#各話リストを参照)。冒頭にはレイやゼロによる「前回までのあらすじ」のナレーションが追加されている。また、クライマックスに次回作から数カットがインサートされ、本作との繋がりをより強調する編集版となった。

2012年11月24日に『ウルトラマン列伝』のネット局であるテレビ北海道で、「ファミリーシネマスペシャル」枠(19:00の「土曜スペシャル」枠からの差し替え)において本作が放送された。

ゲーム[編集]

  • 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 デジタルピンボール』
  • 怪獣バスターズ
    • ニンテンドーDS用ゲーム。劇場で配布されたカードに記載されたパスワードを入力すると、ベリアルが登場する特別ミッションが出現する連動要素がある。

その他[編集]

  • 名探偵コナン』第596話「転落のアリバイ」(2010年11月20日放送)で、本作のポスターを加工したものが登場した。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 詳細は大怪獣バトル#世界観を参照。
  2. ^ バラエティ色の強い『新世紀ウルトラマン伝説』シリーズを別とする。
  3. ^ 子供向けバラエティ番組で活躍したウルトラマンボーイが本格的な実写作品に登場するのは、これが初めてである。
  4. ^ a b c 元ネタは日産・スカイライン1972年CM『ケンとメリーのスカイライン』から[2]
  5. ^ 劇場版の製作や他の映画の出演がなかったウルトラマンマックスや、劇場版には登場しなかったウルトラマンヒカリなど。
  6. ^ 厳密にどの程度の時間が経過しているかは明言されていないが、TVシリーズで「26万年前」とされていたウルトラの星の太陽の爆発が、ヒビノ・ミライの説明の中で「27万年前」とされている。ただし、ベストセラーズ「語れ!ウルトラマン」ではミライの「今から27万年前のウルトラの星…(中略)地球人とよく似た姿をしていた」の説明をあくまで進化前と解釈し、進化したのは26万年~25万年前と記載されている。
  7. ^ DVD特典の絵コンテ集内の監督のコメントによれば、尺の都合でカットされてしまったが、コスモスとの関連性を匂わせるセリフが用意されていた。
  8. ^ 本作のダイナの時系列は、テレビシリーズ『ウルトラマンダイナ』の最終回(第51話)の後日談とされている。
  9. ^ 当初はクルーを怪獣墓場へ向かわせるのはウルトラマンヒカリだった。[要出典]
  10. ^ 企画当初は前作『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の後日談という設定で、ウルトラマンティガウルトラマンガイアと共に登場する案も挙がっており、ティガとダイナとガイアが光の住人という設定だった。[要出典]
  11. ^ 関連書籍などでは「怪獣軍団」[7][8]や「大怪獣軍団」[7][9]、「ベリアル軍団」[7][10]などとも称されている。
  12. ^ 2012年4月に青野武が亡くなった為、ザラブ星人役としての声優がこれが最後になった。
  13. ^ 2009年9月24日より『ベリアルの(真)最強ルーム』にリニューアル。更に10月20日より『The strongest room of ULTRAMAN BELIAL』にリニューアル。12月3日には『THE STRONGEST ROOM OF ULTRAMAN BELIAL』に最終リニューアルした。サイト内では『(▼皿▼)』や『v(▼ω▼メ)ゞ』『( ▼艸▼)』など独自のベリアル顔文字も生み出している。2010年2月頃に「もう飽きた、そろそろ終わりだ」とのコメントを残して閉鎖。その後、2010年7月頃に次回作「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」の特設ページ『カイザーベリアル陛下の銀河最強ルーム』オープン予定告知が掲示されるようになった。
  14. ^ ゼットン星人が倒されたシーンの後ろの壁の場所。
  15. ^ メフィラス星人メビウスキラーのみ、本作ではなく前日談の『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』の方で登場している。
  16. ^ 絵コンテの段階では、K76星でゼロの特訓を見守り助けられるという、本作におけるピグモンの役割が予定されていた。また絵コンテでは単に「宇宙人」と表記されている。

出典[編集]

  1. ^ DVD『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(バンダイビジュアル)作品解説書。
  2. ^ パンフレット 2009, ウルトラマニア チェックポイント.
  3. ^ http://www.cinematoday.jp/page/N0032532より
  4. ^ 大怪獣バトル』のカード説明文より。
  5. ^ a b 超全集 2009, p. 45.
  6. ^ 超全集 2009, p. 75, 造型チーム座談会.
  7. ^ a b c パンフレット 2009.
  8. ^ 超全集 2009, pp. 19、55.
  9. ^ 超全集 2009, p. 11.
  10. ^ 超全集 2009, p. 55.
  11. ^ 超全集 2009, p. 73, THE ART OF 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説.
  12. ^ 「ウルトラの常識 ウルトラセブン ウルトラマンゼロ篇」(双葉社2012年)P.138。
  13. ^ a b c d 超全集 2009, p. 74, アクションチーム座談会
  14. ^ 「ウルトラの常識 ウルトラセブン ウルトラマンゼロ篇」(双葉社、2012年)P.158。
  15. ^ こしげなみへい”. AAC STUNTS. 2014年2月22日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE (劇場パンフレット)』 小学館『てれびくん』編集部、発行:小学館、販売:松竹2009年
  • 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 超全集』 小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2009年ISBN 978-4-09-105129-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]