死亡遊戯
| 死亡遊戯 | |
|---|---|
| 死亡遊戯 Game of Death |
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| 監督 | ロバート・クローズ ブルース・リー(アンクレジット) サモ・ハン・キンポー(アンクレジット) |
| 脚本 | ロバート・クローズ |
| 製作総指揮 | レイモンド・チョウ |
| 出演者 | ブルース・リー ギグ・ヤング ディーン・ジャガー コリーン・キャンプ ボブ・ウォール サモ・ハン・キンポー カリーム・アブドゥル=ジャバー |
| 音楽 | ジョン・バリー |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語・広東語・北京語 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『死亡遊戯』(英語題名:Game of Death)は、1978年公開の香港映画。ブルース・リー主演。ゴールデン・ハーベスト(香港)作品。
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[編集] 概要
本作は、ブルース・リーが1972年秋にクライマックスのアクション・シーンのみを撮影後中断、急逝により未完となっていた。残されたフィルムを、『燃えよドラゴン』の監督ロバート・クローズを起用し、ハリウッドの豪華キャストで脇を固め、主演リーには代役数名を使って追加撮影し、完成させた。日本ではヒットしたが、世界的にはそれほどのヒットにはならなかった。
『死亡遊戯』という作品については、1972年にリー本人が監督したものを指す場合と、1978年に完成したものを指す場合の2通りがあった。この2つは、クライマックスのシーン11分ほどが共通する以外はストーリーも共演者も全く異なる作品といってよい。近年、リー本人の原案ノートが公開され、企画段階では『死亡的遊戯』であることが知られるようになったため、『死亡遊戯』とは、もっぱら1978年完成版を指すようになっている。
リー本人による撮影フィルムはおよそ100分程度であったと推定され、そのうち90分以上が現存している。O.K.テイクのみで考えると35〜40分程度になる。内容は、原案の設定となる五重塔内シーンがほぼすべてで、その他は数カットの野外シーンがあるのみであった。なお野外シーンと塔内シーンの冒頭は後にネガフィルムが焼却処分され、現存しないとされる。本人による塔内クライマックスシーンは、リーとともに田俊(ジェームズ・ティエン)と陳元(チェン・ユアン)の3人の共演で撮影されたものであった。しかしこの2名が5年後の制作再開時に参加不可能となっていたため、同じ展開をリー単独で行ったかのように編集処理されて使われた。またそのため、一本の作品としては、致命的にフィルムが不足しているにもかかわらず、オリジナルフィルムのO.K.テイクの2/3以上がカットされる結果となった。
オリジナルフィルムは長らく幻となっていたが、2000年に日本の映画会社が権利を購入し、一部再現フィルムを交えた半ドキュメンタリータッチの作品『Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯』を制作、公開したほか、同様に同フィルムの権利を取得したワーナーが『ウォリアーズ・ジャーニー(A Warrior's Journey)』のタイトルでドキュメンタリー映画化している。本作と、この2本とでは、同じシーンであっても違うテイクが多用されていることが分かる。オリジナルフィルムには同一シーンの別テイクが多数存在しており、この2作では1978年完成版である『死亡遊戯』との差別化を図るため、意図的に『死亡遊戯』と異なるテイクを多数選択している。
ソックリさんの一人で、特にアクション・シーンを演じた韓国出身の俳優タン・ロンは8ヶ月に及んだ撮影の間、ほぼ監禁状態でハーベストスタジオとハイアットホテル以外の場所には一切出かけることができず、その上ブルース・リーの撮影済みフィルムはおろか、台本さえ見せてもらえなかった。この映画の出演料として18000ドルを受け取っている。現在アメリカに在住しており、2010年に韓国で催されたブルース・リー生誕70周年記念イベントで元気な姿を披露した。そのイベントの中で現在、「死亡の路」という作品を準備しており、自身にとっての「死亡」3部作の総決算とし、また、引退作品にする予定であるとコメントした。
[編集] ストーリー
ドクター・ランド(ディーン・ジャガー)率いる巨大国際シンジケート組織は有能なスポーツ選手や俳優などを終身契約にし暴利をあげていた。ドクター・ランドは、世界的なアクション映画スター、ビリー・ロー(ブルース・リー)と、彼の恋人であり歌手でもあるアン・モリス(コリーン・キャンプ)に終身契約を迫る。ビリーは『ドラゴンへの道』撮影中に天井から照明が落下してくるなどの脅しを受けるが、かたくなに契約を拒否する。ついにしびれを切らしたランドはビリーを暗殺するように命じ、『ドラゴン怒りの鉄拳』のラストシーンの撮影中にビリーは顔を撃たれる。ビリーの葬儀が盛大にとりおこなわれたが、実はビリーは一命を取りとめ自分を死んだことにしていたのだ。アンの安否を気づかいながら、ランドへの復讐を決意するビリー。ビリーと国際シンジケートの戦いがはじまったのである。
[編集] 出演
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| ビリー・ロー | ブルース・リー ユン・ピョウ(スタント役) |
津嘉山正種 |
| アン・モリス | コリーン・キャンプ | 土井美加 |
| ジム・マーシャル | ギグ・ヤング | 宮川洋一 |
| ドクター・ランド | ディーン・ジャガー | 大木民夫 |
| スタイナー | ヒュー・オブライエン | 森山周一郎 |
| カール・ミラー | ボブ・ウォール | 仲木隆司 |
| スティック | メル・ノヴァク | 筈見純 |
| ハキム | カリーム・アブドゥル=ジャバー | 田中崇 |
| パスカル | ダニー・イノサント | 寺田誠 |
| チャーリー | ジェームズ・ティエン | 石森達幸 |
| 合気道の達人 | 池漢載 | - |
| カールの試合相手 | サモ・ハン・キンポー | - |
| ヘンリー・ロー | ロイ・チャオ | 藤本譲 |
[編集] スタッフ
- プロデューサー:レイモンド・チョウ
- 監督:ロバート・クローズ
- 音楽:ジョン・バリー
- 武術指導:サモ・ハン・キンポー
- 主題歌:「死亡遊戯」(香港公開版) 作詞 - 黃霑、作曲・編曲 - 顧嘉煇、歌 - ロマン・タム(羅文)「Will This Be The Song I'll Be Singing Tomorrow」(英国公開版) 作詞曲 - ジョン・バリー、歌 - コリーン・キャンプ
- 英語版のセリフ及び「怪鳥音」はアメリカ人のクリス・ケントが担当している。
[編集] コミカライズ
守谷哲巳作画で週刊少年チャンピオン1978年4月15日増刊に掲載
[編集] 日本公開版について
本作は、日本側独自で編集した日本公開版がある。クリス・ケントの怪鳥音を、ブルース・リーが出演した作品の怪鳥音を寄せ集めたものと入れ替えた。また、池漢載が中国語で喋るシーンがある。