東喜三郎

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東喜三郎(ひがし きさぶろう、1936年12月10日-)は、バンダイグループ(現バンダイナムコグループ)の元役員

略歴[編集]

福岡県出身。日本大学芸術学部美術科卒業、漫画家を目指したが、玩具が好きということで1964年に(株)バンダイ入社。1987年[1]、コンシューマゲームの責任者として(株)バンプレストへ移籍。コンパチヒーローシリーズスーパーロボット大戦シリーズONIシリーズなどの起ち上げ役の一人。バンプレスト常務取締役[2]バンプレソフト専務取締役[3]ユニファイブ常勤監査役などを歴任。2000年に退社、バンプレスト顧問、バンプレストCESA理事代理[4]、CESA教育部会部会長、CESA理事[5]を務めた。

コンパチヒーローシリーズには「きさぶろう」や「キサブロー博士」というキャラクターが登場、コンパチヒーローシリーズのキャラクターを取り入れたスーパーロボット大戦OG外伝にも「キサブロー・アズマ」が登場している。

趣味はゴルフ、写真、絵画。絵画に関しては著書に『世界帆船画集 - 波涛を越えて』がある。

参考文献[編集]

  • 『世界帆船画集 - 波涛を越えて』 (画・文:東喜三郎 / 2002年1月28日 / 成山堂書店 / ISBN 9784425953714

脚注[編集]

  1. ^ バンプレスト会社沿革によれば(株)コアランドテクノロジーが子会社化して(株)バンプレストへと商号変更したのは1989年。
  2. ^ バンプレスト公式サイト 会社概要 - ウェイバックマシン(1997年4月4日アーカイブ分)。
  3. ^ 1997年にバンプレストの家庭用ゲームソフト企画開発部門は(株)バンプレ企画と統合して、(株)バンプレソフトになった。
  4. ^ 当時のバンプレストからのCESA理事は社長の伍賀槌太。
  5. ^ CESA公式サイト 役員一覧 - ウェイバックマシン(2001年4月10日アーカイブ分)

外部リンク[編集]