さっぽろテレビ塔
| さっぽろテレビ塔 | |
|---|---|
| 情報 | |
| 用途 | 電波塔、展望台 |
| 設計者 | 内藤多仲 |
| 構造形式 | 鉄骨造 |
| 高さ | 147.2m |
| 竣工 | 1957年(昭和32年) |
| 位置 | 北緯43度3分39.93秒東経141度21分23.16秒 |
さっぽろテレビ塔(さっぽろテレビとう)とは北海道札幌市中央区大通西1丁目の大通公園内にある電波塔である。総工費1億7000万円で1957年に完成した(同年8月24日に開業・電波の発射を開始した)。高さ147.2メートル。設計者は内藤多仲。
目次 |
[編集] 歴史
1957年に完成した当初は札幌圏放送局(NHK札幌放送局、STV)の電波発信塔としての役割を担っていた。
しかし1956年にHBCが手稲山を開拓して送信所を設置しテレビ塔より広いサービスエリアを構築してからは全てのテレビ送信所が手稲山に移り、現在はNHK札幌放送局・AIR-G'・FMノースウェーブの中継局施設(札幌大通中継局)とNHK札幌放送局の予備送信所(総合テレビ・教育テレビ・FM放送)が残るのみとなった。2005年9月にはNHK札幌放送局(地上デジタル放送)の手稲山送信所へ放送波を転送するためのSTLアンテナが設置された。
1961年に松下電器産業(現・パナソニック)の寄贈により展望台の下、地上65メートルの四面に電光時計が取り付けられた。「時計を付ければ必ず見てくれる」という松下幸之助の発案だったという。電光時計は1998年と2006年の2度改修工事が行われ、現在は発光ダイオード製である。広告表示は当初「ナショナル」だったが英語表記の「National」になり、2006年の改修で「Panasonic」に変更された。
2002年に内外装の大改修が実施され、2・3階部分の外壁の色が薄い緑色から現在の濃い緑色になった。
完成当初はまだ市内中心部も高層の建物が少なく、札幌市内を一望できる数少ない施設としてまたプラネタリウムや映画館(どちらも現在は廃止)などの観光施設もあったことから多くの市民や観光客が訪れ、展望台に上るために一時間待つのが当たり前であったという。現在は雪まつり期間中を除き、長時間待つことは少なくなった。
今も大通の景観上重要な存在だが、近隣に40階建ての超高層マンションとなるシティタワー札幌大通が完成するなど周囲の建物の高層化が進み、かつての突出感はなくなった。
[編集] 構造
地下1階はさっぽろ地下街オーロラタウンと接続しており、「テレ地下グルメコート」と称する飲食店街になっている。地上1階は案内所やチケット売場などがあり2階は多目的ホールと管理事務所、3階には土産店とレストランが入居している。
地上90メートルの位置に展望台がある。3階までは無料だが展望台は有料で、3階よりエレベーターを利用する。展望台から西に大通公園を見おろし遠く円山や大倉山まで見通す眺めは季節ごとにさまざまな顔を見せ、札幌の代表的な景色となった。また、さっぽろ雪まつりなど公園で行われる催事ごとに様々な媒体にも登場する。
[編集] 新テレビ塔構想の中止
2007年に50周年を迎えたさっぽろテレビ塔は老朽化が著しいことから、最近では高さ650mの新しい塔への建て替えの構想が持ち上がっていたが、運営する北海道観光事業の売り上げ不振に加え、同社社員による着服事件が続発したことなどにより、資金調達の目処が立たず、2009年8月7日には正式に中止が発表された。
[編集] キャラクター
- タワッキー
- 公式キャラクター。大きい目玉が特徴である。しかし「テレビ父さん」の方が人気となってしまったため、登場する機会はかなり少ない。さっぽろテレビ塔公式ウェブサイトにあるテレビ父さんオフィシャルサイトでは、「テレビ父さんの影に完全に埋もれていた悲劇の公式キャラクター」と紹介されている。また同サイトのゲームに「タワッキーたたき」がある。
- テレビ父さん
- 非公式キャラクター。タワッキー登場から2ヶ月後に登場し、非公式ながら大きな人気を得ている。現在では、さっぽろテレビ塔の公式ウェブサイト内に「テレビ父さん家」という特設オフィシャルウェブサイトが設けられているほか、パンフレットや展望台入場券にもイラストが起用されており、ほぼ公式キャラクターのような扱いを受けている存在となっている。
[編集] 札幌大通中継局
名称は「札幌大通超短波中継放送局」で、南西側に八木・宇田アンテナを2本横向きにして並んで設置している。
| 周波数 (MHz) |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
偏波面 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 77.2 | エフエム・ ノースウェーブ (NORTHWAVE) |
10W | 19W | 北海道 | 不明 | 水平偏波 |
| 79.2 | エフエム北海道 (AIR-G') |
|||||
| 81.6 | NHK 札幌FM |
石狩・ 空知 (滝川市以南)・ 後志 (黒松内町以外) |
- 放送エリアは札幌市の一部で、大方は手稲山にある札幌送信所でカバーしている。
[編集] 比較
[編集] さっぽろテレビ塔を舞台にした作品
- 『ゴジラvsキングギドラ』 - 市街地に出現したゴジラが体当たりで突き崩してしまう。
- 『ゴジラvsスペースゴジラ』- すぐ近くをスペースゴジラが通過する。
- 『ガメラ2 レギオン襲来』- 付近に自衛隊が指揮所を設けた。撮影にも協力している。
- 『最終兵器彼女』- 札幌空襲においてミサイルの直撃を受けて大破する。