原子怪獣現わる
| 原子怪獣現わる | |
|---|---|
| The Beast from 20,000 Fathoms | |
| 監督 | ユージーン・ルーリー |
| 脚本 | ルー・モーハイム フレッド・フリーバーガー ユージーン・ルーリー ロバート・スミス |
| 音楽 | デビッド・バトルフ |
| 撮影 | ジャック・ラッセル |
| 配給 | 大映 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 80分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 フランス語 |
| 製作費 | $210,000 |
『原子怪獣現わる』(げんしかいじゅうあらわる、The Beast from 20,000 Fathoms)は、1953年に制作されたユージーン・ルーリー監督によるモノクロ怪獣映画。製作はアメリカ合衆国のワーナー・ブラザーズ映画。
目次 |
概要 [編集]
現代に蘇った恐竜と人間との攻防を描く作品。『Monster from Beneath the Sea』としても知られる。
原作はレイ・ブラッドベリの短編小説『霧笛』(The Fog Horn)。特撮部分をレイ・ハリーハウゼンが担当している。登場する恐竜と思しき巨大生物は、小説では「灯台のサイレンに反応して現れた」とされているが、映画では「核実験によって復活した」と設定変更されている。「夜の灯台を怪獣が破壊する」というシーンに原作の名残が見られ、それが本作の名場面にもなっている。
スタッフ [編集]
- 監督:ユージーン・ルーリー
- 製作:ジャック・ディーツ、ハル・チェスター
- 原作:レイ・ブラッドベリ
- 脚本:ルー・モーハイム、フレッド・フリーバーガー、ユージーン・ルーリー、ロバート・スミス
- 撮影:ジャック・ラッセル
- 音楽:デビッド・バトルフ
- 美術:ユージーン・ルーリー
- 編集:バーナード・W・バートン
- 特殊効果:ウィリス・クック
- 特殊撮影:レイ・ハリーハウゼン
キャスト [編集]
- ポール・クリスチャン(トム・ネスビット)
- ポーラ・レイモンド(リー・ハンター)
- セシル・ケラウェイ(サーグッド・エルソン教授)
- ケネス・トベイ(ジャック・エバンス大佐)
- ドナルド・ウッズ(フィル・ジャクソン大尉)
- リー・ヴァン・クリーフ(ストーン伍長)
- スティーブ・ブロディ(ルーミス曹位)
- ロス・エリオット(ジョージ・リッチー)
- ジャック・ペニック(ジェーコブ・ボーマン)
- レイ・ハイク(ウィリステッド曹位)
恐竜(dinosaur) [編集]
北極のバフィン湾で眠っていた四足型の巨大恐竜。肉食であり、劇中では警官を捕食している。氷河に眠っていたが、アメリカ軍が行った水爆実験で氷が溶け、目を覚ました。劇中の設定によると、ニューヨーク沖の海底峡谷で同種の物とされる化石が見つかっており、かつての“生息地”であるニューヨークに上陸したと見られる。頭蓋骨は分厚く機関銃による銃撃にもびくともしない。血液に未知の細菌が含まれているため、うかつな攻撃はできない。水中を自在に泳ぎ、多くの漁船を破壊、エルソン教授を乗せた潜水鐘も沈めた。最後はコニー・アイランドにてアイソトープ弾を撃ち込まれ絶命した。
映画題名では「野獣(The Beast)」、劇中では「恐竜」としか呼ばれないが、文献などでは便宜上「Rhedosaurus(リドサウルス、レドサウルス)」と呼ばれている。「Rhedosaurus」の「Rhedo」は、「レイ・ハリーハウゼン・ドラゴン=Ray Harryhausen Dragon」のそれぞれの韻を踏んで採られている。後年の『恐竜の惑星』(1978年)にはリドサウルス風の恐竜が登場する。