倉敷保雄

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倉敷 保雄(くらしき やすお 1961年3月11日 - )は、日本のフリーアナウンサー大阪府出身。現在は主にスカパー!J SPORTSサッカー中継の実況アナウンサーとして活動中。

愛称はブラジルで「名手」を意味する「クラッキ」と苗字の「倉敷」とをかけた「クラッキー」。山本浩(元NHK解説委員)と共にサッカー実況のカリスマとも呼ばれる[1]

好きな選手はヤリ・リトマネン。好きなチームはかつてリトマネンが活躍していたアヤックスエールディビジ)の他、コリンチャンスブラジル)、アラベスリーガ・エスパニョーラ)、マインツドイツ・ブンデスリーガ)、中日ドラゴンズ等。Jリーグにも好きなチームはあるというが公表はしていない。

好きなリーグは、リーガ・エスパニョーラとブンデスリーガで2007年よりセリエAとプレミア・リーグの解説を始める。

目次

[編集] プロフィール

東洋大学社会学部卒業後、ラジオ福島アナウンサー兼プロデューサー、文化放送記者を経て、現在はフリーで活動している。 ちなみに、同じくサッカー実況で有名な八塚浩はラジオ福島時代の先輩にあたるが、倉敷・八塚ともラジオ福島時代はサッカー実況の機会はなかったという。

サッカー実況を担当するようになったのは、Jリーグが開幕した1993年。以来、CS放送を中心に国内外のサッカー中継で実況を担当。これまでに実況した試合は1000試合以上に上る。

その中には1998年2月、NHKのサッカー実況アナが長野オリンピック中継で東京に不在だったため、当時BS1で放送していたリーガ・エスパニョーラの代打実況も含まれる(BS1での実況自体はインディカー(CART)等で経験あり)。

2001年W杯欧州・南米予選特番「12時間テレビ」(スカパー!)では、解説の粕谷秀樹と共に同時に行われている最大7試合の分割画面を見ながらザッピングした試合を即興で実況する(通常は前もって下調べをしたり、スタッフが用意した資料に目を通してから実況に臨む)という離れ業を見せた。[2]

2002年日韓W杯では、スカパー!のメインキャスターとして日本戦3試合や決勝戦などを担当した。日本-ベルギー戦で稲本潤一がゴールを決めた際、「決めてくれぇ、ゲットォー!!」と絶叫した。また、「ワールドカップジャーナル」(えのきどいちろう司会)のスーパーバイザーでもあった。2006年ドイツW杯でも、日本戦3試合を含むグループリーグ8試合を解説の原博実とともに現地から実況した。2010年の南アフリカW杯では、「デイリーハイライト ~ジャンルカなう~」の司会を務めた。

2005年にJ SPORTSはFCバルセロナのオフィシャルTVである「バルサTV」の放映権を獲得するが、決め手となったのが、バルサファンサイトへのリサーチで「倉敷アナにバルサの試合を実況してもらいたい」という声が非常に多かったからだという[3]

なお、ジャーナリストとしての側面も持ち、様々な場所にサッカーコラムを寄稿することもある。

夫人は公表していないが、ラジオ福島退社後、同時期に退社した小林千鶴と結婚したことが、同局の特番「さよならAM!AM!」にて報告された。
2007年、「Foot!スウェーデンフィンランド取材旅行に同行しており、2007年8月17日放送の同番組で「スタッフからの手紙」という形で夫婦の仲睦まじさを暴露されている[4]

[編集] 特徴

サッカー競技の実況において「ボールを持っている選手の名を瞬時に呼ぶこと」は、基本的な事柄であるが、激しくポジションチェンジを繰り返すサッカー競技のなかで、そのチームのメンバー表、フォーメーション、髪形、背番号、体型などから、遠い視点からの画像からでもリアルタイムで瞬時に判断し声を出さなければならず、それだけに非常に難しい。本人が時折漏らしているように、インターネットや現地新聞をも利用した幅広い情報収集と蓄積が彼の実力の基礎となっている。

選手名などの発音に対するこだわりから、なるべく現地の発音に近づけるように心がけており、例えばリーガ・エスパニョーラ所属のブラジル人選手の「r」音はリーガやUEFAチャンピオンズリーグではスペイン語読みの「ラ」行(例・ロナウドリバウド)、W杯南米予選ではブラジルポルトガル語読みの「ハ」行(例・ホナウド、ヒバウド)と使い分けたりしている。そのため、発音が画面の日本語テロップとは必ずしも一致しない(特にオランダ語において顕著である)。

現地のサッカー用語を多用するのも特徴のひとつ。主審(スペイン語では「アルビトロ(a'rbitro)」、ドイツ語では「シーツリヒター(Schiedsrichter)」)やイエローカード(スペイン語では「タルヘタ・アマリージャ(tarjeta amarilla)、ドイツ語では「ゲルベカルテ(gelbe Karte)」)等。

得点が入った際、「ゲットーー」と実況することが多い。前述の稲本のゴールの際の実況はその一例である。

フットボール文化について、現地の文化について、テニスやフィギュアスケートなど他のスポーツについてなど、多方面の知識を有しているのみならず、漫画アニメ特撮などのいわゆる「オタク文化」にも造詣が深く、実況の中にもこうした知識が「小ネタ」としてちりばめられる。

コンビを組む相手としては、金子達仁を筆頭として、リーガ・エスパニョーラでの幸谷秀巳ブラジル全国選手権W杯南米予選での向笠直、国際試合での原博実粕谷秀樹らがいる。

普段は冷静沈着だが、宮川賢とのコンビになると、いつもの実況では考えられない辛口コメントを言い出したり、サッカーネタから下ネタまで、ユーモアにあふれている。また試合がつまらないと「試合は画面を見ていればわかりますね」などと言い放ち、試合と無関係な裏話や雑談を延々と続け視聴者を“楽しませる”ことも度々であり、特にブラジル全国選手権などでの向笠直とのコンビでは顕著である。

[編集] 主な担当リーグ・大会など

※太字は2010年1月現在実況を担当

[編集] 出演番組

[編集] 過去の主な出演番組

[編集] 書籍

山本浩(元NHK解説委員、現法政大学教授)との対談
あらゐけいいち共著(挿絵・漫画)、『ヤングアニマル』連載のサッカーコラム「ふたりサッカーいとをかし」の単行本化

[編集] CD

  • 「BEATS JAPAN」(DJ CELORY a.k.a. Mr.BEATS、ポニーキャニオン) 2004年4月28日リリース
    • 「Half Time」、「Time Up」、「Kick Off」の作詞(実際には実況アナウンス)を担当

[編集] 映画出演

[編集] LD/DVD

[編集] 実況を担当したサッカーゲーム

※いずれもナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 「FOOT! BOOK 00 05」(J SPORTS「Foot!」5周年記念グッズ「5点セット」のひとつ)

[編集] 脚注

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  1. ^ 山本浩、倉敷保雄著 『実況席のサッカー論』 出版芸術社
  2. ^ ~えのきどいちろう公式ページ~ ガガンボン日記 2001/9/6(木)
  3. ^ MSN-Mainichi INTERACTIVE バルサスタッフ日記(リンク切れ)
  4. ^ なお、2009年1月24日放送のヨーロッパフィギュアスケート選手権中継で、実況の小林千鶴が「一昨年、スウェーデンから日帰りでフィンランドを訪れ、ヘルシンキの書店でキーラ・コルピの写真集を探した」と発言しており、「Foot!」スタッフのブログ(倉敷さんと行く北欧紀行(5)プロデューサーの決意~そして終わりは突然に~)の記述「倉敷夫妻はリトマネンの切手や、資料になりそうな本をコーディネーターの方と探しに」と符合する。

[編集] 外部リンク

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