カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA
加盟国 ブラジルの旗
大陸連盟 CONMEBOL
創立 1959年8月23日
参加クラブ 20
リーグレベル 第1部
下位リーグ カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB
国内大会 コパ・ド・ブラジル
国際大会 コパ・リベルタドーレス
コパ・スダメリカーナ
最新優勝クラブ クルゼイロ (3回) (2013)
テレビ局 List of broadcasters
公式サイト Official Site
2014

カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(Campeonato Brasileiro Série A)は、ブラジルサッカーの最高峰リーグ。カンピオナート・ブラジレイロの最上部でもある。

概要[編集]

1970年まで開催されたタッサ・ブラジル(各州リーグ戦上位チームによるブラジル選手権大会)を発展解消して第1回リーグ戦を20チームで開催。その後ブラジルサッカー連盟が1部リーグ参加チームの拡大路線を推進した影響で、参加チーム数が80を越えることもあり、ある年度では2部(セリエB)の優勝など上位チームが1部の2次予選リーグから参加することもあった。中でも、1979年の大会では2次・3次リーグからシードされるチームを含め94チームが参加したこともあり、これに抗議して一部の主力クラブが出場辞退となることもあった。更に1987年は主力13クラブが中心となった「コッパ・ウニオン」と、それ以外のクラブによるブラジルサッカー連盟主催の「カンピオナート・ブラジレイロ」の2つの1部リーグが並列する異常事態となった。

その後双方の歩み寄りによりチーム数を20前後に制限することになる。2002年までは1回総当りのレギュラーシーズン(予選リーグ)と、その上位チームによるホーム・アンド・アウェートーナメントのプレーオフの2本立てだったが、2003年からは一般的なホーム・アンド・アウェーの2回総当りリーグのみで行われるようになった。セリエAの1位から4位のクラブは、次年度コパ・リベルタドーレスへの出場権を獲得することができる。5位から13位のクラブについてはコパ・スダメリカーナに出場する。17位から20位までの下位4クラブがカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBへと降格する。

所属チーム[編集]

2013年シーズン(配列は2012年度の順位に基づく)
順位 クラブ 勝点 備考
1 フルミネンセFC リオデジャネイロ 77 リベルタドーレス杯2013出場[1]
2 アトレチコ・ミネイロ  ミナスジェライス 72 リベルタドーレス杯2013出場[1]
3 グレミオ  リオグランデ・ド・スル 71 リベルタドーレス杯2013出場[2]
4 サンパウロFC サンパウロ 66 リベルタドーレス杯2013出場[2][3]
5 CRヴァスコ・ダ・ガマ リオデジャネイロ 58 コパ・スダメリカーナ2013出場
6 コリンチャンス サンパウロ 57 リベルタドーレス杯2013出場[4]
7 ボタフォゴFR リオデジャネイロ 55 コパ・スダメリカーナ2013出場
8 サントスFC サンパウロ 53 コパ・スダメリカーナ2013出場
9 クルゼイロEC ミナスジェライス 52 コパ・スダメリカーナ2013出場
10 SCインテルナシオナル リオグランデ・ド・スル 52 コパ・スダメリカーナ2013出場
11 CRフラメンゴ リオデジャネイロ 50 コパ・スダメリカーナ2013出場
12 ナウチコ ペルナンブーコ 49 コパ・スダメリカーナ2013出場
13 コリチーバFC パラナ 48 コパ・スダメリカーナ2013出場
14 AAポンチ・プレッタ サンパウロ 48
15 ECバイーア バイーア 47
16 ポルトゲーザ・デスポルトス サンパウロ 45
B1 ゴイアスEC ゴイアス 78 2012年度セリエB成績上位による自動昇格
B2 クリシューマEC サンタカタリーナ 73 2012年度セリエB成績上位による自動昇格
B3 アトレチコ・パラナエンセ パラナ 71 2012年度セリエB成績上位による自動昇格
B4 ECヴィトーリア バイーア 71 2012年度セリエB成績上位による自動昇格

歴代優勝クラブ[編集]

優勝クラブ 参加チーム数
1971 アトレチコ・ミネイロ 20
1972 パルメイラス 26
1973 パルメイラス 40
1974 CRヴァスコ・ダ・ガマ
1975 SCインテルナシオナル 42
1976 SCインテルナシオナル 54
1977 サンパウロFC 62
1978 グアラニFC 74
1979 SCインテルナシオナル 94[5]
1980 CRフラメンゴ 40[6]
1981 グレミオ
1982 CRフラメンゴ
1983 CRフラメンゴ
1984 フルミネンセFC 40[7]
1985 コリチーバ 44
1986 サンパウロFC 80[8]
1987[9] (主力16クラブ主催)CRフラメンゴ 16
CBF主催)スポルチ 16
1988 ECバイーア 24
1989 CRヴァスコ・ダ・ガマ 22
1990 コリンチャンス 20
1991 サンパウロFC
1992 CRフラメンゴ
1993 パルメイラス 32
1994 パルメイラス 24
1995 ボタフォゴFR
1996 グレミオ
1997 CRヴァスコ・ダ・ガマ 26
1998 コリンチャンス 24
1999 コリンチャンス 22
2000[10] CRヴァスコ・ダ・ガマ 25[11]
2001 アトレチコ・パラナエンセ 28
2002 サントスFC 26
2003 クルゼイロEC 24
2004 サントスFC 22
2005 コリンチャンス
2006 サンパウロFC 20
2007 サンパウロFC
2008 サンパウロFC
2009 CRフラメンゴ
2010 フルミネンセFC
2011 コリンチャンス
2012 フルミネンセFC
2013 クルゼイロEC

優勝回数[編集]

※2リーグ分裂となった1987年の大会を優勝した2クラブ、CBF非公認大会だった2000年も優勝回数に含む。[9][10]
クラブ 回数
サンパウロFC 6回
フラメンゴ 5回
コリンチャンス 5回
パルメイラス 4回
CRヴァスコ・ダ・ガマ 4回
SCインテルナシオナル 3回
フルミネンセFC 3回
クルゼイロEC 2回
グレミオ 2回
サントスFC 2回
アトレチコ・ミネイロ 1回
グアラニFC 1回
コリチーバ 1回
スポルチ 1回
ECバイーア 1回
ボタフォゴFR 1回

歴代年間最優秀選手[編集]

ボーラ・ジ・オーロを参照

昇格・降格記録[編集]

シーズン 降格 昇格
1994 レモ, ナウチコ ジュベントゥージ, ゴイアス
1995 パイサンドゥ, ウニオン・サンジョアン アトレチコ-PR, コリチーバ
1996 フルミネンセ, ブラガンチーノ ウニオン・サンジョアン, アメリカ-RN
1997 バイーア, クリシューマ, フルミネンセ, ウニオン・サンジョアン アメリカ-MG, ポンチ・プレッタ
1998 アメリカ-MG, ゴイアス, ブラガンチーノ, アメリカ-RN ガマ, ボタフォゴ-SP
1999 ガマ, パラナ, ボタフォゴ-SP, ジュベントゥージ ゴイアス, サンタクルス, アメリカ-MG, バイーア, フルミネンセ
2000 なし パラナ, サンカエターノ, ボタフォゴ-SP
2001 サンタクルス, アメリカ-MG, ボタフォゴ-SP, スポルチ パイサンドゥ, フィゲイレンセ
2002 ポルトゲーザ, パルメイラス, ガマ, ボタフォゴ クリシューマ, フォルタレーザ
2003 フォルタレーザ, バイーア パルメイラス, ボタフォゴ
2004 クリシューマ, ヴィトーリア, グアラニ, グレミオ ブラジリエンセ, フォルタレーザ
2005 コリチーバ, アトレチコ-MG, パイサンドゥ, ブラジリエンセ グレミオ, サンタクルス
2006 フォルタレーザ, サンタクルス, サンカエターノ, ポンチ・プレッタ アトレチコ-MG, スポルチ, ナウチコ, アメリカ-RN
2007 アメリカ-RN, ジュベントゥージ, パラナ, コリンチャンス コリチーバ, イパチンガ, ポルトゲーザ, ヴィトーリア
2008 ポルトゲーザ, イパチンガ, ヴァスコ・ダ・ガマ, フィゲイレンセ コリンチャンス, サント・アンドレ, アヴァイ, バルエリ
2009 スポルチ, ナウチコ, サント・アンドレ, コリチーバ ヴァスコ・ダ・ガマ, グアラニ, セアラー, アトレチコ-GO
2010 バルエリ, ゴイアス, グアラニ, ヴィトーリア コリチーバ, バイーア, フィゲイレンセ, アメリカ-MG
2011 アトレチコ-PR, セアラー, アメリカ-MG, アヴァイ ポルトゲーザ, ナウチコ, ポンチ・プレッタ, スポルチ
2012 スポルチ, パルメイラス, アトレチコ-GO, フィゲイレンセ ゴイアス, クリシューマ, アトレチコ-PR, ヴィトーリア
2013 ポルトゲーザ, ヴァスコ・ダ・ガマ, ポンチ・プレッタ, ナウチコ パルメイラス, シャペコエンセ, スポルチ, フィゲイレンセ

歴代得点王[編集]

選手名 当時所属クラブ 得点
1971 ダリオ アトレチコ・ミネイロ 17
1972 ダリオ アトレチコ・ミネイロ 17
ペドロ・ローシャ サンパウロ
1973 ラモン サンタクルスFC 21
1974 ロベルト・ディナミッチ ヴァスコ・ダ・ガマ 16
1975 フラビオ インテルナシオナル 16
1976 ダリオ インテルナシオナル 16
1977 レイナウド アトレチコ・ミネイロ 28
1978 パウリーニョ ヴァスコ・ダ・ガマ 19
1979 シーザー アメリカフットボールクラブ 12
ロベルト・シーザー クルゼイロ
1980 ジーコ フラメンゴ 21
1981 ヌーネス フラメンゴ 16
1982 ジーコ フラメンゴ 21
1983 セルジーニョ サントス 22
1984 ロベルト・ディナミッチ ヴァスコ・ダ・ガマ 16
1985 エジマール グアラニ 20
1986 カレカ サンパウロ 25
1987[9] (主力16クラブ主催)ミューレル サンパウロ 25
(CBF主催)不明
1988 ニウソン インテルナシオナル 15
1989 トゥーリオ ゴイアス 11
1990 チャルレス バイーア 11
1991 パウリーニョ サントス 15
1992 ベベット ヴァスコ・ダ・ガマ 18
1993 グーガ サントス 14
1994 アモローゾ グアラニ 19
トゥーリオ ボタフォゴ
1995 トゥーリオ ボタフォゴ 23
1996 レナウド アトレチコ・ミネイロ 16
パウロ・ヌーネス グレミオ
1997 エジムンド ヴァスコ・ダ・ガマ 29
1998 ヴィオラ サントス 21
1999 ギリェルメ アトレチコ・ミネイロ 28
2000[10] ジル ゴイアス 20
マグノ・アウベス フルミネンセ
ロマーリオ ヴァスコ・ダ・ガマ
2001 ロマーリオ ヴァスコ・ダ・ガマ 21
2002 ルイス・ファビアーノ サンパウロ 19
ロドリゴ・ファブリ グレミオ
2003 ジンバ ゴイアス 31
2004 ワシントン アトレチコ・パラナエンセ 34
2005 ロマーリオ ヴァスコ・ダ・ガマ 22
2006 ソウザ ゴイアス 17
2007 ジョジエル パラナ・クルーベ 20
2008 ケイリゾン コリチーバ 21
ワシントン フルミネンセ
クレーベル・ボアス サントス
2009 アドリアーノ フラメンゴ 19
ジエゴ・タルデッリ アトレチコ・ミネイロ
2010 ジョナス グレミオ 23
2011 ボルジェス サントス 23
2012 フレッジ フルミネンセ 20
2013 エデルソン アトレチコ・パラナエンセ 21

フィクションでの設定[編集]

当リーグがフィクションでも取り上げられている。これは日本のサッカー劇画「キャプテン翼」(高橋陽一)で、その主人公・大空翼サンパウロFCに入団し、18-19歳の頃に同クラブのセリエA優勝に貢献したという件が描かれている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 上位2クラブにはコパ・リベルタドーレスの第2次ステージからの出場権が与えられた。
  2. ^ a b 3位、4位の2クラブにはコパ・リベルタドーレスの第1次ステージからの出場権が与えられた。
  3. ^ サンパウロはコパ・スダメリカーナ2012優勝クラブでもあるためコパ・スダメリカーナ2013にも出場
  4. ^ コリンチャンスはコパ・リベルタドーレス2012優勝クラブであるため
  5. ^ 第1フェーズからの参加80、第2フェーズからのシード参加12、第3フェーズからのシード参加2の合計。但しチーム数増加に反対して、第2フェーズからシード予定だった主力4クラブ(コリンチャンスサンパウロ-SPポルトゲーザサントス)は参加を見合わせた
  6. ^ 第2フェーズから2部リーグ成績上位4チームが参加したので実質は44チーム
  7. ^ 第2フェーズから2部リーグ優勝チームが参加したので実質は41チーム
  8. ^ この年は1・2部統合大会として行われ、実質1部に当たるクラスに44チーム、2部に当たる「パラレル・トーナメント」のクラスに36チームが出場
  9. ^ a b c 1987年度の大会は1部リーグの増加を促すブラジルサッカー連盟とそれに反対する主力クラブの対立があったため、主力16クラブ主催の「コッパ・ウニオン」と、ブラジルサッカー連盟主催による別の16クラブによる「カンピオナート・ブラジレイロ(イエロー・モジュール)」の2リーグ分裂という状態となり、優勝チームによる統一王座決定戦もなかった。このためこの年は2クラブが優勝という変則的なものとなった
  10. ^ a b c ジョアン・アベランジェ杯(CBF非公認)として開催
  11. ^ 第2フェーズから2部相当の上位3チーム・3部相当の優勝チームの合計4チームが加わり実質は29チーム。うち2部相当の3チームが次年度の1部昇格を果たした

外部リンク[編集]