七星闘神ガイファード

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七星闘神ガイファード
ジャンル テレビドラマ
放送時間 月曜日18:30 - 19:00(30分)
放送期間 1996年4月8日 - 9月30日(26回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ東京
出演者 川井博之
オープニング 福山憲三「永遠の誓い」
エンディング 渋谷琴乃「Be friend」
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七星闘神ガイファード』(しちせいとうしんガイファード)は、1996年(平成8年)4月8日から同年9月30日までテレビ東京系で毎週月曜日18:30 - 19:00に全26話が放送された、東宝カプコン製作の特撮テレビ番組

概要[編集]

電脳警察サイバーコップ』以来となる東宝制作の特撮ヒーロー番組。3部構成。撮影は1995年秋から1996年5月13日にかけて行われ[1]、放送前にはほとんどの話数を撮影し終えていた[2][3]

ストーリーは「人間がヒーローになる苦しみ」をテーマとし[4]、1970年代のヒーロー番組を意識したドラマ主体の構成となっている[3]。子供番組であるということから逆説的にドラマの視点を子供向けに落とさないことが意識され、ディテールのリアリティにも拘っている[4]

メインスポンサーであるカプコンはゲームソフト会社であり玩具を取り扱っていないため、特撮番組としては珍しくメインスポンサーからヒーロー玩具が発売されなかった[2][5](ライセンスを受けた他の会社からは発売されている)。本作のゲームが発売になったのが放送の2年後であるため、本放送時は番組と全く無関係の『バイオハザード』等のCMが流れていた。また、本作のオリジナルサウンドトラックには『ロックマンX3』と『バイオハザード』のOP・ED曲が収録されている。

玩具タイアップを前提としていないため、ガイファードは武器や乗り物の類を持たず、徒手空拳で戦う[3]。技斗は高瀬道場が担当し、拳法に基づいた実践的なアクションが本作品の特徴となっている[3]

ストーリー[編集]

武者修行の旅を続けていた風間剛は、兄・将人が行方不明という情報を得て道場に戻る。剛をライバル視する瀧道行は将人の情報を餌に剛を呼び出すが、それは犯罪組織・クラウンの罠であった。クラウンは世界中の格闘家を集め、改造人間であるガイボーグ、あるいは未知の生命体・ファラーを寄生させる事で人体を変化させたミューティアンへと変成させ、究極の戦士を作り上げることを目的としていた。

剛は瀧とともに拉致され、ガイボーグに改造された。剛はそこで元クラウンの科学者、城石とともに脱走する。城石は剛にクラウンと闘ってほしいと頼むが、この闘いが兄弟の仲を引き裂くことを恐れた剛にとっては聞き入れられない頼みであった。しかし、ジャークス(瀧)に立ち向かう城石をみて、剛は力を求めるのではなく、誰かを守るための闘いを決意し、闘いを挑む。気力を使うジャークスは強く、剛はピンチに陥るが、その時、剛の体に異変が起き、ガイボーグとミューティアンの複合体であるガイファードが誕生した。ガイファードは身に着けた拳王流の技、王気・極星拳を繰り出し、ジャークスを倒す。そして、兄を探す旅とクラウンを倒す闘いが始まった。

登場人物[編集]

風間剛/ガイファード:川井博之
物語の主人公。22歳[6]
猪突猛進な熱血漢だが、武道家らしい沈着冷静な面も持つ。クラウンの手術を受け、ガイボーグとミューティアンの複合体・ガイファードになる。拳王流拳法の使い手で、王気七星波を操る。第22話ではガイアソルジャー・ジャンゴと戦って倒されてしまうが、ガイアネットを発動させる3つのキーアイテムの1つ「龍水晶」をベルト(体内)に取り込むことで何倍にもパワーアップして復活を遂げ、帰って来た兄・将人と共にゾディアックを倒すも、起動してしまったガイアネットを停止させるため装置へ飛び込んで行き消息不明となる。
ガイファードのデータはコードナンバー:GX-04 身長190cm、体重95kg、基本カラーは赤。使用車輌はカワサキ・KLX
城石丈雄:赤星昇一郎
ガイファードとなった剛の協力者。38歳[6]
元クラウンの科学者で、医学、工学、物理学に天才的才能を持つ。医学の発展の為にクラウンに入りファラーの研究をしていたが、クラウンの世界征服の野望を知り、全てを白紙に戻そうとする。結局クラウンに察知され幽閉されてしまうが、剛によって助けられる。麗と優のためにパワーアクセレーターを開発した。アイスクリームはバニラ派で、ピーチ派の剛とはその点だけ意見が合わない。料理も得意で、剛との生活では、炊事役を買って出ている。ピンチの時、「いかん、いかんぞー!!」と叫ぶ口癖がある。使用している車輌はスズキ・ジムニー。必殺技は敵に頭突きを放つ「ドクターボンバー」。
村越に対して恋愛感情を示す台詞が撮影されていたが、完成作品ではカットされた[7]
九條麗:清水あすか
九條財閥の令嬢で、剛と共に拳王流拳法を学んでいた女子高生。17歳[6]
拳法の腕は剛にも劣らない。両脚に装着するパワーアクセレーターで戦うが、その後は素手でファングを倒せるほどの成長を見せる。当初は将人を尊敬しており、彼と正反対の性格である剛を嫌っていたが、剛の境遇を知ってからは良き協力者となり、徐々に惹かれていく。
九條優:立川大和
麗の弟。小学六年生。12歳[6]
拳法の腕はまだまだだが、両腕に装着するパワーアクセレーターで戦いつつ、天才ハッカーとして剛達をサポートをする。その技術でクラウンの遺伝子研究所から脱出するなど意外な行動もとる。城石を尊敬しており、彼と一緒に行動することが多い。
風間将人/デスファード:加納詞桂章
剛の兄。26歳[6]
拳王流道場の師範で、五年連続で全日本空手チャンピオンの座に就いた天才格闘家。自分を上回る才能を秘めた剛との決戦を望むが、剛が対決を拒んで旅をしていた間にクラウンに囚われ、デスファードに改造される。剛と同じく拳王流拳法の使い手で、王気七星波を操る。自分の思いを利用されていると知りつつガイファードと戦い、相打ちになったところで、しばらく姿を消す。後に再登場し、ガイファードと共闘し、共にゾディアックを倒すも、起動してしまったガイアネットを止めるために向かった先で消息不明となる。
デスファードのデータはコードナンバー:GXMF-25 身長187cm、体重95kg、基本カラーは黒。
中野祐二:友金敏雄(第6話 - )
“はみ出し刑事”を自称。官憲の立場から剛に協力する。第15話でメタル紫苑の投げた短剣で重傷を負い、戦線を離脱するが最終話にて再び登場、クラウンに捕まった剛を助けるため、また、ガイアネットを阻止するために白石達と共にガイアネットの眠る富士へと向かう。使用車輌(パトカー)は初期を除いてマツダ・ルーチェ
名前は、脚本の石井博士がファンである『俺たちの勲章』で松田優作が演じた刑事の名前(中野祐二)から取られている[4]。当初は一回限りのゲストの予定であったが、スタッフからの要望により準レギュラーとなった[4]
村越悦子:星遙子
考古学者。クラウンに北辰文書の解読を強要されたが剛たちに救われ、以後は彼等に協力する。北辰文書の解読を進め、ガイアネットの在処が富士の地底だと突き止めた。
慈明老師:出光元
王気七星波の使い手。剛や将人の師匠でもあり、ガイファードとして戦うことに迷っていた剛に王気七星波を授けた。拳王流本山の石動神社で、ガイアネットの発動に必要な3つのキーアイテムの1つ「神獣鏡」と黄泉の大蛇(ガイアネット)について記された北辰文書を守っていたが、第18話でガイアソルジャー・ルドラに殺されてしまった。死ぬ間際に、剛に拳王流宗子の証である勾玉を授ける。その後も、第23話ではジャンゴとの戦いで敗れた剛の前に現れた。最終話ではゾディアックに捕らえられてガイアネットに接続されてしまった剛を救おうとする麗や優の前に現れて助言をした。
夜叉丸:森聖二
慈明老師の弟子の一人。とても美しい蹴りをする。
悟道:加賀谷圭
慈明老師の弟子の一人。鉄製の鎖を素手で引きちぎる程の怪力を誇る。
サキ:高橋奈穂子
慈明老師の女弟子。上記の二人とは違い、慈明のように気を物理的エネルギーにして放てる。

クラウン[編集]

ガイファードと対立する組織。表向きは財閥や企業から資金を受けて最先端科学技術の開発を行う研究団体。しかし実態はその科学力を悪用し人間を改造した究極の戦闘兵士を作り、人類の支配を企む凶悪な秘密組織である。初期は最強の戦闘兵士の開発を目的とする「アルティメットトルーパー計画」に注力していたが、中盤からは大量に培養したファラーを世界中に放って全人類に寄生させ、ミューティアンにして支配しようとした。しかし、いずれの計画もガイファードに阻止され、最終計画「ガイアオペレーション」で人類の滅亡を企む。

ゾディアック:婆裟羅天明/声:飯塚昭三
強大なパワーを持つ、クラウンの支配者。元々は考古学の権威[10]で、南米ペルーで発見されたファラーのために派遣された調査隊の隊長も勤めた。しかし、その際にファラーの想像を絶する生命力に取りつかれ、自らファラーに寄生されたモンスターと化し地球をファラーの惑星にするという理想を打ち立てる。第一部終盤にその存在を明らかにし、第二部では基地の不気味な石像を通じてメタルマスターと紫苑に指令を送っていた。終盤、ガイファードにファラーを潰えさせられたため、古代の超科学文明が生み出した地軸変動装置「ガイアネット」を作動させる事によって地球上に天変地異を引き起こし、人類を滅ぼす最終計画ガイア・オペレーションを発動する。ガイアネットを完成・発動させるために必要な3つのキーアイテム「神獣鏡」、「七星剣」、「龍水晶」を集めるため、「ダルガのタブレット」に封じ込まれていたダルガの妖気を用いて、ミューティアンやメタルファードよりも強力な「ガイアソルジャー」を生み出した。ガイファードとデスファードの合体技「連撃極星拳」に敗れるが、「いずれ人類は、自分達自身の手で滅びるのだ。互いに殺し合い、地球さえも破壊して」と言い残し爆死した。必殺技はエネルギー波を片手で放つ「デス・クロス・クラッシュ」、両手で放つ「デス・クロス・バスター」、両手より業火を放つ「デス・クロス・ブレイズ」。
バイクロス:岡部健
クラウンの司令官で、アルティメットトルーパー計画の実行責任者。第一部終盤、これまでの部下たちの失敗で自分の立場が危うくなった為、ファラーの力で自らのミューティアンとなり白虎拳でガイファードに挑むも『撃竜衝』を受け敗北した。ミューティアン時のデータはコードナンバー:MTBK-24 身長185cm、体重75kg。必殺技は手から気弾を放つ「白虎衝裂斬」。
紫苑恵:武田雅子
ファラーを研究するクラウンの科学者。第一部で崖から転落し大怪我を負い、二部で全身の半分以上を機械化したガイボーグ・メタル紫苑として蘇る(コードナンバー:GXSS-32 身長152cm、体重80kg)。剣を使って攻撃する。元とかけ離れた体にされた理由を作った剛に憎悪を抱く。科学者・塩沢の新薬の実験台にされた母を失い、人生を踏み外してクラウン入りした過去を持つ。母の仇である塩沢を殺そうとするが、塩沢が放った銃弾により死亡。その後、脳だけをメタルマスターに回収され、ファラー発射プラントのコンピューターに組み込まれてしまったが、改心した脳がガイファードに協力した事によって基地ごと破壊された。
ミノー:島村日出人
クラウンの科学者。自らの推し進めるガイボーグとファングを好み、ミューティアンとそれを推進する紫苑を嫌っていた。第一部の終盤、クラウン本部の崩壊の際、紫苑に射殺される。
メタルマスター:島村日出人
コードナンバー:MFMT-33 身長200cm、体重92kg。
第二部より登場した、骸骨の顔と、鎧を身にまとった騎士の姿をしたメタルファード。ガイファードに倒されたバイクロスに代わり2代目司令官となる。不死の身体を手に入れるために脳以外を機械化しており、人間の持つ感情や不完全さなどを嫌う。死亡したメタル紫苑の脳だけを電子頭脳にして、ファラー搭載ミサイル発射プラントのコンピューターに組み込み、ガイファードに気のパワーを弾く特殊合金製の剣を用いて挑むが極星拳によって倒される。必殺技は剣から無数の雷状のエネルギー波を発射する「カイザー・スパーク」、剣から衝撃波を放つ、「ライトニング・スラッシュ」など。
クザン:市川勇
ロマンを求めるあまり、人類を滅亡に導くガイアネットの研究により学会を追われた偏狭的な考古学者。ゾディアックの片腕として、ガイアオペレーションに協力する。最後は「ガイアネットは私のロマンだ」と言って自爆装置のスイッチを押し、崩れ落ちる地下基地と運命を共にした。
林:青江薫
紫苑の部下でありクラウンの科学者。第1部以降登場しなくなった。
ガイボーグ
ミューティアンと平行して「アルティメットトルーパー計画」の一環として開発されていたサイボーグ戦士。手術に耐えうる体力のある若者を中心に最先端のテクノロジーを駆使したパーツなど、非常に経費が嵩む割に大した成果が上がらず、戦闘員並みの扱いを受けていた。偵察装置「コマンド・サテライト」、50万ボルトの電気ショックを装備している。
ファング
クラウンの戦闘員。ガイボーグの量産型であり、プロトタイプのガイボーグよりも力は劣るが、それでも常人の10倍の戦闘力を誇る。

ミューティアン [編集]

未知の生命体、ファラーを人間に寄生させることで生まれるモンスター。しかし、普通の人間に寄生させただけでは不完全なミューティアンしか生まれず、またすぐに絶命する。そのため、武道家などの鍛えられた人間に寄生させる必要がある。

ジャークス
コードナンバー:MTJK-06 身長185cm、体重105kg。
剛の知り合い・瀧道行がファラーによって怪物化したミューティアン。しかしミューティアン化した影響か、暴走しクラウンの支部を破壊してしまう。ガイファードの最初の相手であり、改造前も使用していた必殺技の「獄握掌(ごくあくしょう)」で攻撃するが、最後は「極星拳」に倒された。
ドグロス
コードナンバー:MTDG-09 身長190cm、体重72kg。
の能力を持つ。蛇型拳の必殺技『毒牙貫(どくがかん)』は鋼鉄も貫く。自分への怒りから変身したガイファードの「極星拳」を「毒牙貫」で相殺するも、直後に放たれた「烈火撃」を受けて敗れた。
ボルギス
コードナンバー:MTBG-15 身長208cm、体重100kg。
電気鰻の能力を持つ。両手にを持ち、50万ボルトで相手を感電させる「電殺波」を使う。初めて鎧気装を成功させたガイファードの爆雷破によって敗れる。
スパイラス
コードナンバー:MTSP-17 身長185cm、体重70kg。
蜘蛛の能力を持つ元・プロレスラー。女性ミューティアン。
必殺技の「クラッシャーホールド」で関節を砕く他、手から気を放つ「スパイラスビーム」、敵を拘束する「スパイラスネット」を武器に持つ。地雷震で倒された。
アンタレス
コードナンバー:MTAT-21 身長190cm、体重65kg。
の能力を持ち、ボクシングスタイルで戦う。必殺パンチ「スティンガー」で攻撃してくる。
ガイファードと戦う際、部下のガイボーグとフォーメーション攻撃を仕掛けるも、ガイファードの機転から誤ってガイボーグを倒してしまい、自身も「風花乱舞」を受けて崖から落ちて爆死した。
ギルパルス
コードナンバー:MTGP-23 身長180cm、体重75kg。
蝙蝠の能力を持ち、ムエタイスタイルで戦う。超音波で「殺気」を直接脳幹に送り込む攻撃をしてくる。
背中の巨大な翼で飛行することも可能。ガイファードを空中で苦しめるも、中野刑事に翼を撃たれ、「極星拳」で倒された。

メタルファード [編集]

ガイファードやデスファードと同じくガイボーグボディにファラーを合成させた怪人。 全員が武器を使用して攻撃してくる。

ドラゴス
コードナンバー:MFDR-27 身長196cm、体重82kg。
カンフー殺法とヌンチャクを武器として使い、地面に突き立ててエネルギーを伝導させて攻撃する「地雷鳴動波」を放つ。一度は怒りにより、気を上手くコントロール出来ないガイファードを圧倒し、続く二戦目も必殺技と武器のヌンチャクで苦しめるが、ヌンチャクを失ったところを「烈火撃」と「極星拳」を続けざまに受けて、敗れた。
バトロッド
コードナンバー:MFBL-28 身長190cm、体重92kg。
棒術を得意とし、必殺技の「無双撃」は棒の先端から気を撃ちこむ技。また、クラウンが洗脳した学生たちの戦闘訓練の教官役も勤めていた。武器の棒のリーチを生かしてガイファードを苦しめるが、「無双撃」と「撃竜衝」の激突で棒を切断されたところへ「爆雷破」を受けて倒された。
バイケン
コードナンバー:MFBC-29 身長188cm、体重97kg。
鎖鎌を武器として使い、実態を持つホログラフィ(立体映像)による分身の術を駆使してガイファードを混乱させたが、麗の助言で見破られてしまい、「極星拳」で倒される。
必殺技の「旋風斬」はカマイタチのようなエネルギーを飛ばして切り刻む技。
グローブ
コードナンバー:MTGL-31 身長215cm、体重150kg。
無数の鋲のついたモーニングスターを2本持ち、振りまわして攻撃してくる。持ち前のパワーと必殺技でガイファードを苦しめるが、モーニングスターを叩き落とされ、突撃したところへの「極星拳」で腹部を貫かれて敗れた。
必殺技の「クラッシャー」は2本のモーニングスターで相手を挟んで粉々にする技。

ガイアソルジャー[編集]

ゾディアックの持つダルガのタブレットの妖気を身に帯びたメタルファードがパワーアップして変貌した姿。メタルファードを上回る力を持っている(劇中では妖気を受けたドラゴスがルドラに変化するのが確認できる)。

ルドラ
コードナンバー:GSLD-39 身長205cm、体重89kg。
妖気を持ち鳥の能力を使うガイアソルジャーの第1号。
自らの身体を高速回転させ、渦巻きのようにして移動する(その際、周囲には風が巻き起こる)。
妖気を腕から放って攻撃してくる(この攻撃で慈明老師は致命傷を負った)。必殺技の「サイクロン・クロー」は妖気を腕に纏った状態で相手を掴んで投げ飛ばす際に、竜巻のように相手の体を回転させて地面に叩きつける技。妖気の力でガイファードを圧倒するが、老師を瀕死に追いやった事で彼の怒りを買ってしまい、「地雷震」と「極星拳」で倒される。
スカラベス
コードナンバー:GSSR-40 身長220cm、体重120kg。
神宗太極拳を使う昆虫の能力を持ったガイアソルジャー。必殺技は地を這う気の固まりを放つ「臨終演舞撃」。ガイファードと激戦を繰り広げるも、隙をつかれたところに「爆雷破」を受け、倒された。
ワルキューレ
コードナンバー:GSWK-41 身長175cm、体重60kg。
女性怪人で、気によって自由自在に変身できる。必殺技の「鳳凰拳」は妖気を纏った手足で攻撃する技。化ける過程で人を殺害したことからガイファードの怒りを買い「烈火撃」で倒される。
ミノス
コードナンバー:GSMN-42 身長195cm、体重125kg。
の能力を持つ。必殺技の「ブルズ・アタック」は重戦車さえもひっくり返す。ガイファードとの決戦では角を二本とも折られ、「砕撃蹴」で敗れた。
ジャンゴ
コードナンバー:GSJN-43 身長189cm、体重90kg。
の能力を持ちプロレススタイルで戦う。相手の気を吸い取ることができ、さらには自分のパワーに変換することができる。
必殺技の「サンダー・クラッシュ」は片足にエネルギーをためた後ろ回し蹴りであり、気を吸い取られていたガイファードのベルト(バックル部の水晶体)を破壊したが、これがパワーアップのきっかけともなる。初戦はガイファードを完膚なきまで叩きのめし勝利するが、パワーアップして復活したガイファードには敵わず「極星拳」で倒された。
ラングール
コードナンバー:GSLG-44 身長188cm、体重85kg。
の能力を持つ。刺又を武器としており、ガイボーグになった弟子と共に攻撃する。
必殺技は、刺又からエネルギー波を放つ「爆裂流星」。風間兄弟と師弟対兄弟の対決を繰り広げるが、弟子はガイファードの「烈火撃」、自身はデスファードの「撃竜衝」で倒された。
ヴァルカノン
コードナンバー:GSVC-45 身長192cm、体重98kg。
の能力を持つ。巨大な斧を用いて攻撃をしてくる。
必殺技は、エネルギーを溜めた斧を投げてどんなものでも一刀両断する「デッドホーク」で、劇中では気を使い果たしたガイファードを圧倒、駆けつけたデスファードの烈火撃も全く通さない力を見せたが、「撃竜衝」で倒された。

必殺技[編集]

王気七星破(おうきしちせいは)
ガイファードとデスファードが使う拳王流の奥義である。万物を構成する「木火土金水」の五行に「風」と「星」の気を合わせた七星気に見立てた技の総称である。
風花乱舞(ふうからんぶ)
「木」の気を用いた技で、風に舞う花びらのごとく放つ連続蹴り。
烈火撃(れっかげき)
「火」の気を用いた技で、連続正拳突きを打ち込んだ後、右拳を打ち込む必殺技。
地雷震(じらいしん)
「土」の気を用いた技で、超音速で繰り出す脳天踵落とし。
爆雷破(ばくらいは)
「金」の気を用いた技で、宙に舞い上がり飛び蹴りを放つ必殺技。
砕撃蹴(さいげきしゅう)
「水」の気を用いた技で、敵を一撃で粉砕するため助走をつけて放つ前蹴り。
撃竜衝(げきりゅうしょう)
「風」の気を用いた技で、破壊力はあるが体力の消耗が激しい両十字手刀。
極星拳(きょくせいけん)
「星」の気を用いた技で、強力な破壊力を秘めた拳を打ち込む必殺技。ガイファードが敵を倒す時によく使う。
連撃極星拳(れんげききょくせいけん)
最終話に登場。ガイファードの極星拳とデスファードの極星拳を合わせて放つ必殺技。ただし、デスファードはガイファードとは逆の拳で極星拳を放つ。

用語[編集]

コマンドサテライト
クラウンの空中式の小型カメラ。ガイボーグは肩部に装備(収納)している。
ファラー
緑色でスライムの外観を持つ未知の生命体。人間に寄生することで未知の生命体ミューティアンすることができるが、人間の免疫力を高め様々な難病に苦しんでいる人を元の健康な状態に戻すこともできる。
ガイア・ネット
古代の超科学文明(劇中ではマヤ文明と呼称)が作り出した地軸変動装置。北辰文書では黄泉の大蛇と記されている。3つのキーアイテム「神獣鏡」・「七星剣」・「龍水晶」で地軸変動を起こす最終兵器。劇中ではダルガのタブレットも組み込まれただけで、電波障害などを引き起こした。
タルガのタブレット
ガイア・ネットに組み込むことでその封印を解く力があり、ガイア・ネットを起動させる最初のキーアイテム「神獣鏡」の在処が記されている。
神獣鏡
ガイア・ネットを起動させる最初のキーアイテム。拳王流本山の石動神社の御神体で、中央には七星剣と同じ文様が刻まれている。だがクラウンの手によって奪われる。
七星剣
ガイア・ネットを起動させる二つ目のキーアイテム。多数の候補の中で、剣のツバの部分には神獣鏡と同じ文様が刻まれており、それが手掛かりとなって見つかった。別名アデスカの剣。アデスカ高原の遺跡に安置されていたが、盗掘者の餌食となって現代では美術商が持っていた。ワルキューレとの争奪戦の後、剛たちが手に入れるのだが、これもまたクラウンの手によって奪われる。
龍水晶
ガイア・ネットを起動させる最後のキーアイテム。剛は龍水晶と合体したことにより復活した。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

同じ東宝製作の『電脳警察サイバーコップ』同様、オープニング・エンディングテーマ共にCDの歌詞にキャラクター名が一切、入っていない主題歌となっており、放送時のみ、オープニングに「ガイファード」という語が歌詞に加えられている。

放送リスト[編集]

参照宇宙船78 1996, p. 47、宇宙船YB 1997, p. 60

  • ()の中に表示されているのはスーツアクターである。当時、レギュラー幹部しかクレジット名が無かった為声優は不明(ゾディアックは声優の名前が載ってある)。
話数 放送日 サブタイトル 登場怪人 ゲスト 脚本 監督
第一部
1 4月8日 ガイファード誕生! 会川昇
石井博士
村石宏實
2 4月15日 あやうし! 剛 稲葉一広
3 4月22日 見たか! 究極の超変身
  • ミューティアン・ボルギス(江戸松徹)
神澤信一
4 4月29日 脱出! 遺伝子研究所 石井博士
5 5月6日 バトルキラー計画(オペレーション)
  • ミューティアン・アンタレス(瀬木一将
  • ガイボーグ801(榊原司郎)
北村義樹
6 5月13日 殺気! 殺人音波
  • ミューティアン・ギルパルス(火乃健太)
7 5月20日 クラウン最強の戦士
  • ミューティアン・バイクロス(瀬木一将)
  • デスファード(江戸松徹)
稲葉一広 神澤信一
8 5月27日 宿命の対決!
第二部
9 6月3日 クラウンの野望!
  • メタルファード・ドラゴス(榊原司郎)
石井博士 村石宏實
10 6月10日 倒せメタルファード
11 6月17日 ブレインジャック
  • メタルファード・バトロッド(岩田清
稲葉一広 高野敏幸
12 6月24日 突撃! バトルキッズ
  • メタルファード・バイケン(横川誠
13 7月1日 暗殺指令GX-9 村石宏實
14 7月8日 守れ! 小さな命
  • メタルファード・グロープ(榊原司郎)
15 7月15日 復讐の赤いバラ
  • メタル紫苑
高野敏幸
16 7月22日 カウントダウン!
  • メタルマスター
第三部
17 7月29日 ゾディアック登場!
  • ゾディアック
石井博士 村石宏實
18 8月5日 ガイアネット解放!
  • ガイアソルジャー・ルドラ(岩田清)
稲葉一広
19 8月12日 北辰文書のなぞ
  • ガイアソルジャー・スカラベス(江戸松徹)
石井博士 神澤信一
20 8月19日 ワルキューレの罠
  • ガイアソルジャー・ワルキューレ(花田奈美
21 8月26日 七星剣を追え! 稲葉一広
22 9月2日 ガイファード死す!
  • ガイアソルジャー・ジャンゴ(瀬木一将)
高瀬将嗣
23 9月9日 復活!
24 9月16日 よみがえる闇の戦士
  • ガイアソルジャー・ラングール(火乃健太)
  • ガイボーグ(城田洋介
石井博士 神澤信一
25 9月23日 地球最後の日
  • ガイアソルジャー・ヴァルカノン(火乃健太)
稲葉一広 村石宏實
26 9月30日 永遠の誓い
  • ゾディアック

逸話[編集]

  • 「季節感を出さない」というコンセプトにより、たとえ夏場の撮影でも長袖やジャケットを着なければならないため、俳優陣は汗だくで演技していた。しかし、この事がこの作品の独特の世界観を決定付けた。
  • 第15話の郷田ほづみの出演交渉は、怪物ランドの仲間であった赤星自らが行った[7]。「彼はイヤミな役が似合うから」というのがその理由だという[7]平光琢也からは撮影終了後に赤星の元へ出演を希望する電話があったという[7]
  • 撮影に使われたバイクは他ではあまり協力で例のないカワサキ製の車輌(KLX)である。

映像ソフト化[編集]

ビデオ、LD、DVDが東宝からリリースされている。

  • LD『七星闘神ガイファード 王気七星破BOX』 1997年3月30日発売[11]

ゲーム『七星闘神ガイファード クラウン壊滅作戦』[編集]

カプコンより1998年11月19日発売。

番組終了から2年後に発売されたプレイステーションセガサターン用のゲーム。謎解きやバトルをしながら進んでいく迷路ゲーム。バトルをするときはカードバトルとなりバトルをする前に「ボーナスアタック」が出てボタンを連打する。ボーナスアタックが終了すると、攻撃、必殺技、回復のコマンドが出る。攻撃するとカードの柄が動くだけのいわゆるRPGのような対戦。主人公はクラウンに捕まったジャーナリスト、速水を操作する。しかし主人公側の視点のゲームのため速水の顔はほとんど見ることはできない。ストーリーモードには第1部のエピソードが使われている。またストーリーモードで集めたカードデーターはvsモードでも使える。またイラストモードには本編の貴重なイラストが収録されている。

キャラクター[編集]

速水耕一
クラウンの秘密を暴こうと捕まってガイボーグに改造されたジャーナリスト。また、17話にも名前のみ登場している。

脚注[編集]

  1. ^ 宇宙船77 1996, p. 17.
  2. ^ a b 宇宙船76 1996, pp. 16-17, 「七星闘神ガイファード」
  3. ^ a b c d 宇宙船YB 1997, p. 60, 解説
  4. ^ a b c d 宇宙船YB 1997, p. 60, 「インタビュー 「七星闘神ガイファード」脚本 石井博士」
  5. ^ 宇宙船YB 1997, p. 35.
  6. ^ a b c d e 宇宙船YB 1997, p. 16
  7. ^ a b c d 宇宙船78 1996, p. 46, 「インタビュー 城石丈雄役 赤星昇一郎」
  8. ^ 宇宙船77 1996, p. 16.
  9. ^ 宇宙船YB 1997, p. 17
  10. ^ 雑誌「宇宙船」では、「遺伝子工学の権威」と記載している[8][9]
  11. ^ 宇宙船YB 1998, p. 60.

参考文献[編集]

  • 宇宙船 (雑誌)朝日ソノラマ
    • 『宇宙船』Vol.76(1996年春号)、1996年6月1日、 雑誌コード:01843-06。
    • 『宇宙船』Vol.77(1996年夏号)、1996年9月1日、 雑誌コード:01843-09。
    • 『宇宙船』Vol.78(1996年秋号)、1996年12月1日、 雑誌コード:01843-12。
    • 『宇宙船YEAR BOOK 1997』〈宇宙船別冊〉、1997年2月28日。雑誌コード:018844-02。
    • 『宇宙船YEAR BOOK 1998』〈宇宙船別冊〉、1998年4月10日。雑誌コード:01844-04。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ東京 月曜18時台後半
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バーチャファイター(第1話 - 第24話)
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七星闘神ガイファード
愛LOVEジュニア
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