セリエA (サッカー)

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セリエA
加盟国 イタリアの旗 イタリア
大陸連盟 UEFA
創立 1898
参加クラブ 20
リーグレベル 第1部
下位リーグ セリエB
国内大会 コッパ・イタリア
スーペルコッパ・イタリアーナ
国際大会 UEFAチャンピオンズリーグ
UEFAヨーロッパリーグ
最新優勝クラブ ユヴェントスFC (30回) (2013–14)
最多優勝クラブ ユヴェントスFC (30回目)
テレビ局 SKY Italia
Mediaset Premium
公式サイト legaseriea.it
2014–15 Serie A

セリエAセリエ・ア(アー): Serie Aイタリア語発音: [ˈsɛːrje ˈa] ーリェ・)は、イタリアのプロサッカーリーグ、レガ・カルチョのトップディヴィジョンである。2010-2011シーズンよりレガ・セリエAによって運営される。リーグが現在の形になったのは1929年のことである。1990年代にはUEFAチャンピオンズリーグでイタリアのクラブチームが7年連続でファイナルに進むなど世界中からスター選手が集まり世界最高峰のリーグと呼ばれていた。

概要[編集]

試合方式[編集]

20クラブによるホームアンドアウェー方式2回戦総当たりのリーグ戦形式で行われる。従って1クラブあたりの1シーズンの試合数は38試合、計380試合が行われる。勝利クラブに勝ち点3、引き分けの場合には両クラブに勝ち点1が与えられ、負けは0になる。

順位決定方式[編集]

順位は勝ち点の多い順に決められ勝ち点が最も多いクラブが優勝となる。複数のクラブの勝ち点が同一の場合には得失点差などに関係なく同順位となる。シーズン終了後に同順位の場合、そのチーム同士の対戦成績により決定する。

カップ出場権/残留/降格[編集]

カップ出場枠は毎シーズン、欧州サッカー連盟(UEFA)が定めるUEFAランキングで変動する。セリエAは、UEFAチャンピオンズリーグ3枠、UEFAヨーロッパリーグ3枠を得る。

UEFAヨーロッパリーグの内1枠はコッパ・イタリアの優勝チームに与えられる。コッパ・イタリアの優勝チームが順位で出場権を確保している場合は、準優勝チームに出場権が与えられる。準優勝チームも順位で出場権を確保している場合は、順位による枠が1つ拡大される。

また下位の3クラブがセリエBに自動的に降格する。

出場停止規定[編集]

警告処分は初め4回で1試合の出場停止処分となる。その後3,2,1回と減り再び4回に戻る。1試合に2回の警告処分及び退場処分を受けた場合は翌1試合の出場停止処分となる。ただし1試合に2回の警告処分を受けても悪質とみなされなかった場合は出場停止処分を受けない場合がある。

外国人登録[編集]

EU内国籍およびEU加盟申請中の国の選手に関しては無制限に登録が可能。EU外国籍選手に関しては、2002年7月18日以前に契約した選手には適用されず、毎年8月31日までに新たに契約してセリエAに参戦する選手は、各クラブに2人のみ追加で登録することが許される。

所属クラブ[編集]

  • 2014年-2015年シーズンの所属クラブ。
  • ホームタウン名の前にある画像は、ホームタウンが所在するの旗。
クラブ 創設 ホームタウン スタジアム 収容人数 位置
Juventus ユヴェントス 1897年 ピエモンテ州の旗 トリノ ユヴェントス・スタジアム &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。41,254 地図
Torino トリノFC 1906年 スタディオ・オリンピコ・ディ・トリノ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。27,994 地図
Genoa ジェノア 1893年 リグーリア州の旗 ジェノヴァ スタディオ・ルイジ・フェッラーリス &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。36,703 地図
Sampdoria サンプドリア 1946年
Atalanta アタランタ 1907年 ロンバルディア州の旗 ベルガモ スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリア &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。26,542 地図
Inter インテル・ミラノ 1908年 ロンバルディア州の旗 ミラノ スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。80,018 地図
Milan ACミラン 1899年
Verona エラス・ヴェローナ 1903年 ヴェネト州の旗 ヴェローナ スタディオ・マルカントニオ・ベンテゴディ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。39,211 地図
Chievo キエーヴォ・ヴェローナ 1929年
Udinese ウディネーゼ 1896年 フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の旗 ウーディネ スタディオ・フリウーリ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。41,652 地図
Cesena チェゼーナ 1940年 エミリア=ロマーニャ州の旗 チェゼーナ スタディオ・ディノ・マヌッツィ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。23,860 地図
Sassuolo サッスオーロ 1922年 エミリア=ロマーニャ州の旗 サッスオーロ チッタ・デル・トリコローレ英語版 &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。20,084 地図
Parma パルマ 1913年 エミリア=ロマーニャ州の旗 パルマ スタディオ・エンニオ・タルディーニ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。27,906 地図
Fiorentina フィオレンティーナ 1926年 トスカーナ州の旗 フィレンツェ スタディオ・アルテミオ・フランキ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。47,282 地図
Empoli エンポリ 1921年 トスカーナ州の旗 エンポリ スタディオ・カルロ・カステラーニ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。19,847 地図
Lazio ラツィオ 1900年 ラツィオ州の旗 ローマ スタディオ・オリンピコ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。72,698 地図
Roma ローマ 1927年
Napoli ナポリ 1926年 カンパニア州の旗 ナポリ スタディオ・サン・パオロ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。60,240 地図
Palermo パレルモ 1900年 シチリアの旗 パレルモ スタディオ・レンツォ・バルベラ &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。36,442 地図
Cagliari カリアリ 1920年 サルデーニャの旗 カリャリ スタディオ・イス・アレナス &構文エラー: 認識できない区切り文字「,」です。16,500 地図

事件[編集]

  • フーリガンによる暴動:2007年2月2日、カターニャ対パレルモ戦でサポーターがフーリガン化し暴動が発生。試合を中止したが場外乱闘に発展し、爆発物を投げつけられた警察官1人が死亡、100人以上が負傷。15人の逮捕者を出す惨事となった。後の調べで暴動を仕掛けたのはカターニャ側サポーターであることが判明した。この影響により2月3日と4日のリーグ戦全てが中止となった。運営側は事態を深刻としており、2月10日にリーグは再開されるものの一部の試合では無観客試合となった。その後オリンピコなどの安全性が確保された一部のスタジアムでは無観客試合を回避したが、人気チームの試合が無観客試合になる、または観客の入場がシーズンチケット保有者のみに制限されるなどの影響が出ている。
  • 八百長:

スクデット[編集]

スクデット

セリエAのリーグ優勝をすることをしばしば「スクデットを取る」という。「スクデット」(scudetto)とはイタリア語で「小さな盾」(…scudo + 縮小辞 etto)を意味し、優勝クラブは翌シーズン、ユニフォームの胸にイタリア国旗のトリコローレを示した盾型のエンブレムを縫い付け戦うことができる。

また、優勝10回毎に1つ、「ステッラ」(stella、イタリア語で「星」)と呼ばれる金色の星の刺繍を追加する事が許される。30回優勝のユヴェントスは3個、18回のインテル・ミラノとACミランは1個の星を付けている(優勝回数は2013-14シーズン終了現在)。なお、9回優勝のジェノアはあと1回の優勝で付けることが可能だが、優勝は全て第二次世界大戦前のものであり、80年以上も優勝から遠ざかっている。

歴代優勝クラブ[編集]

シーズン 優勝
(回数)
準優勝 3位
1898 ジェノア (1) インテルナツィオナーレ・トリノ 不明
1899 ジェノア (2) インテルナツィオナーレ・トリノ ジンナスティカ・トリノ
1900 ジェノア (3) トリネーゼ ミラン
1901 ミラン (1) ジェノア ユヴェントス
1902 ジェノア (4) ミラン トリネーゼ
1903 ジェノア (5) ユヴェントス ミラン
1904 ジェノア (6) ユヴェントス ミラン
1905 ユヴェントス (1) ジェノア USミラネーゼ
1906 ミラン (2) ユヴェントス ジェノア
1907 ミラン (3) トリノ アンドレア・ドリア
1908 プロ・ヴェルチェッリ (1) USミラネーゼ アンドレア・ドリア
1909 プロ・ヴェルチェッリ (2) USミラネーゼ ジェノア
1909-10 インテルナツィオナーレ (1) プロ・ヴェルチェッリ ユヴェントス
1910-11 プロ・ヴェルチェッリ (3) ヴィチェンツァ なし
1911-12 プロ・ヴェルチェッリ (4) ヴェネツィア なし
1912-13 プロ・ヴェルチェッリ (5) ラツィオ なし
1913-14 カザーレ (1) ラツィオ なし
1914-15 ジェノア (7) インテルナツィオナーレ・ナポリ
ラツィオ
なし
1916-19
第一次世界大戦のため中止
1919-20 インテルナツィオナーレ (2) リヴォルノ なし
1920-21 プロ・ヴェルチェッリ (6) ピサ なし
1921-22(FIGC) ノヴェーゼ (1) サンピエルダレネーゼ なし
1921-22(CCI) プロ・ヴェルチェッリ (7) フォルティトゥード・ローマ なし
1922-23 ジェノア (8) ラツィオ なし
1923-24 ジェノア (9) サヴォイア なし
1924-25 ボローニャ (1) アルバ・トラステヴェレ なし
1925-26 ユヴェントス (2) アルバ・トラステヴェレ なし
1926-27 なし [1] ボローニャ ユヴェントス
1927-28 トリノ (1) ジェノア アレッサンドリア
ユヴェントス
1928-29 ボローニャ (2) トリノ なし
1929-30 インテルナツィオナーレ (3) ジェノア ユヴェントス
1930-31 ユヴェントス (3) ローマ ボローニャ
1931-32 ユヴェントス (4) ボローニャ ローマ
1932-33 ユヴェントス (5) インテルナツィオナーレ ボローニャ
ナポリ
1933-34 ユヴェントス (6) インテルナツィオナーレ ナポリ
1934-35 ユヴェントス (7) インテルナツィオナーレ フィオレンティーナ
1935-36 ボローニャ (3) ローマ トリノ
1936-37 ボローニャ (4) ラツィオ トリノ
1937-38 インテルナツィオナーレ (4) ユヴェントス ジェノア
ミラン
1938-39 ボローニャ (5) トリノ インテルナツィオナーレ
1939-40 インテルナツィオナーレ (5) ボローニャ ユヴェントス
1940-41 ボローニャ (6) インテルナツィオナーレ ミラン
1941-42 ローマ (1) トリノ ヴェネツィア
1942-43 トリノ (2) リヴォルノ ユヴェントス
1944-45
第二次世界大戦のため中止
1945-46 トリノ (3) ユヴェントス ミラン
1946-47 トリノ (4) ユヴェントス モデナ
1947-48 トリノ (5) ユヴェントス
ミラン
トリエスティーナ
なし
1948-49 トリノ (6) インテルナツィオナーレ ミラン
1949-50 ユヴェントス (8) ミラン インテルナツィオナーレ
1950-51 ミラン (4) インテルナツィオナーレ ユヴェントス
1951-52 ユヴェントス (9) ミラン インテルナツィオナーレ
1952-53 インテルナツィオナーレ (6) ユヴェントス ミラン
1953-54 インテルナツィオナーレ (7) ユヴェントス フィオレンティーナ
ミラン
1954-55 ミラン (5) ウディネーゼ ローマ
1955-56 フィオレンティーナ (1) ミラン インテルナツィオナーレ
ラツィオ
1956-57 ミラン (6) フィオレンティーナ ラツィオ
1957-58 ユヴェントス (10) フィオレンティーナ パドヴァ
1958-59 ミラン (7) フィオレンティーナ インテルナツィオナーレ
1959-60 ユヴェントス (11) フィオレンティーナ ミラン
1960-61 ユヴェントス (12) ミラン インテルナツィオナーレ
1961-62 ミラン (8) インテルナツィオナーレ フィオレンティーナ
1962-63 インテルナツィオナーレ (8) ユヴェントス ミラン
1963-64 ボローニャ (7) インテルナツィオナーレ ミラン
1964-65 インテルナツィオナーレ (9) ミラン トリノ
1965-66 インテルナツィオナーレ (10) ボローニャ ナポリ
1966-67 ユヴェントス (13) インテルナツィオナーレ ボローニャ
1967-68 ミラン (9) ナポリ ユヴェントス
1968-69 フィオレンティーナ (2) カリアリ ミラン
1969-70 カリアリ (1) インテルナツィオナーレ ユヴェントス
1970-71 インテルナツィオナーレ (11) ミラン ナポリ
1971-72 ユヴェントス (14) ミラン トリノ
1972-73 ユヴェントス (15) ミラン ラツィオ
1973-74 ラツィオ (1) ユヴェントス ナポリ
1974-75 ユヴェントス (16) ナポリ ローマ
1975-76 トリノ (7) ユヴェントス ミラン
1976-77 ユヴェントス (17) トリノ フィオレンティーナ
1977-78 ユヴェントス (18) ヴィチェンツァ トリノ
1978-79 ミラン (10) ペルージャ ユヴェントス
1979-80 インテルナツィオナーレ (12) ユヴェントス トリノ
1980-81 ユヴェントス (19) ローマ ナポリ
1981-82 ユヴェントス (20) フィオレンティーナ ローマ
1982-83 ローマ (2) ユヴェントス インテルナツィオナーレ
1983-84 ユヴェントス (21) ローマ フィオレンティーナ
1984-85 エラス・ヴェローナ (1) トリノ インテルナツィオナーレ
1985-86 ユヴェントス (22) ローマ ナポリ
1986-87 ナポリ (1) ユヴェントス インテルナツィオナーレ
1987-88 ミラン (11) ナポリ ローマ
1988-89 インテルナツィオナーレ (13) ナポリ ミラン
1989-90 ナポリ (2) ミラン インテルナツィオナーレ
1990-91 サンプドリア (1) ミラン インテルナツィオナーレ
1991-92 ミラン (12) ユヴェントス トリノ
1992-93 ミラン (13) インテルナツィオナーレ パルマ
1993-94 ミラン (14) ユヴェントス サンプドリア
1994-95 ユヴェントス (23) ラツィオ パルマ
1995-96 ミラン (15) ユヴェントス ラツィオ
1996-97 ユヴェントス (24) パルマ インテルナツィオナーレ
1997-98 ユヴェントス (25) インテルナツィオナーレ ウディネーゼ
1998-99 ミラン (16) ラツィオ フィオレンティーナ
1999-2000 ラツィオ (2) ユヴェントス ミラン
2000-01 ローマ (3) ユヴェントス ラツィオ
2001-02 ユヴェントス (26) ローマ インテルナツィオナーレ
2002-03 ユヴェントス (27) インテルナツィオナーレ ミラン
2003-04 ミラン (17) ローマ ユヴェントス
2004-05 なし [2] ミラン インテルナツィオナーレ
2005-06 インテルナツィオナーレ (14) ローマ ミラン
2006-07 インテルナツィオナーレ (15) ローマ ラツィオ
2007-08 インテルナツィオナーレ (16) ローマ ユヴェントス
2008-09 インテルナツィオナーレ (17) ユヴェントス ミラン
2009-10 インテルナツィオナーレ (18) ローマ ミラン
2010-11 ミラン (18) インテルナツィオナーレ ナポリ
2011-12 ユヴェントス (28) ミラン ウディネーゼ
2012-13 ユヴェントス (29) ナポリ ミラン
2013-14 ユヴェントス (30) ローマ ナポリ

歴代得点王[編集]

シーズン 選手 所属 得点
1973-74 イタリアの旗 ジョルジョ・キナーリア ラツィオ 24
1974-75 イタリアの旗 パオリーノ・プリチ トリノ 18
1975-76 イタリアの旗 パオリーノ・プリチ トリノ 21
1976-77 イタリアの旗 フランチェスコ・グラツィアーニ トリノ 21
1977-78 イタリアの旗 パオロ・ロッシ ヴィチェンツァ 24
1978-79 イタリアの旗 ブルーノ・ジョルダーノ ラツィオ 19
1979-80 イタリアの旗 ロベルト・ベッテガ ユヴェントス 16
1980-81 イタリアの旗 ロベルト・プルッツォ ローマ 18
1981-82 イタリアの旗 ロベルト・プルッツォ ローマ 15
1982-83 フランスの旗 ミシェル・プラティニ ユヴェントス 16
1983-84 フランスの旗 ミシェル・プラティニ ユヴェントス 20
1984-85 フランスの旗 ミシェル・プラティニ ユヴェントス 18
1985-86 イタリアの旗 ロベルト・プルッツォ ローマ 19
1986-87 イタリアの旗 ピエトロ・パオロ・ビルディス ミラン 17
1987-88 アルゼンチンの旗 ディエゴ・マラドーナ ナポリ 15
1988-89 イタリアの旗 アルド・セレーナ インテルナツィオナーレ 22
1989-90 オランダの旗 マルコ・ファン・バステン ミラン 19
1990-91 イタリアの旗 ジャンルカ・ヴィアリ サンプドリア 19
1991-92 オランダの旗 マルコ・ファン・バステン ミラン 25
1992-93 イタリアの旗 ジュゼッペ・シニョーリ ラツィオ 26
1993-94 イタリアの旗 ジュゼッペ・シニョーリ ラツィオ 23
1994-95 アルゼンチンの旗 ガブリエル・バティストゥータ フィオレンティーナ 26
1995-96 イタリアの旗 イゴール・プロッティ
イタリアの旗 ジュゼッペ・シニョーリ
バーリ
ラツィオ
24
1996-97 イタリアの旗 フィリッポ・インザーギ アタランタ 24
1997-98 ドイツの旗 オリバー・ビアホフ ウディネーゼ 27
1998-99 ブラジルの旗 マルシオ・アモローゾ ウディネーゼ 22
1999-2000 ウクライナの旗 アンドリー・シェフチェンコ ミラン 24
2000-01 アルゼンチンの旗 エルナン・クレスポ ラツィオ 26
2001-02 フランスの旗 ダヴィド・トレゼゲ
イタリアの旗 ダリオ・ヒュブナー
ユヴェントス
ピアチェンツァ
24
2002-03 イタリアの旗 クリスティアン・ヴィエリ インテルナツィオナーレ 24
2003-04 ウクライナの旗 アンドリー・シェフチェンコ ミラン 24
2004-05 イタリアの旗 クリスティアーノ・ルカレッリ リヴォルノ 24
2005-06 イタリアの旗 ルカ・トーニ フィオレンティーナ 31
2006-07 イタリアの旗 フランチェスコ・トッティ ローマ 26
2007-08 イタリアの旗 アレッサンドロ・デル・ピエロ ユヴェントス 21
2008-09 スウェーデンの旗 ズラタン・イブラヒモビッチ インテルナツィオナーレ 25
2009-10 イタリアの旗 アントニオ・ディ・ナターレ ウディネーゼ 29
2010-11 イタリアの旗 アントニオ・ディ・ナターレ ウディネーゼ 28
2011-12 スウェーデンの旗 ズラタン・イブラヒモビッチ ミラン 28
2012-13 ウルグアイの旗 エディンソン・カバーニ ナポリ 29
2013-14 イタリアの旗 チーロ・インモービレ トリノ 22

歴代優勝回数[編集]

2013-14シーズン終了時点
クラブ 優勝 2位 優勝シーズン
ユヴェントス
30
21
1905, 1925–26, 1930–31, 1931–32, 1932–33, 1933–34, 1934–35, 1949–50, 1951–52, 1957–58, 1959–60, 1960–61, 1966–67, 1971–72, 1972–73, 1974–75, 1976-77, 1977–78, 1980–81, 1981–82, 1983–84, 1985–86, 1994–95, 1996–97, 1997–98, 2001–02, 2002–03, 2011–12, 2012–13, 2013-14
ミラン
18
14
1901, 1906, 1907, 1950–51, 1954–55, 1956–57, 1958–59, 1961–62, 1967–68, 1978–79, 1987–88, 1991–92, 1992–93, 1993–94, 1995–96, 1998–99, 2003–04, 2010–11
インテルナツィオナーレ
18
14
1909–10, 1919–20, 1929–30, 1937–38, 1939–40, 1952–53, 1953–54, 1962–63, 1964–65, 1965–66, 1970–71, 1979–80, 1988–89, 2005–06, 2006–07, 2007–08, 2008–09, 2009–10
ジェノア
9
4
1898, 1899, 1900, 1902, 1903, 1904, 1914–15, 1922–23, 1923–24
トリノ
7
7
1927–28, 1942–43, 1945–46, 1946–47, 1947–48, 1948–49, 1975–76
ボローニャ
7
4
1924–25, 1928–29, 1935–36, 1936–37, 1938–39, 1940–41, 1963–64
プロ・ヴェルチェッリ
7
1
1908, 1909, 1910–11, 1911–12, 1912–13, 1920–21, 1921–22 (CCI)
ローマ
3
12
1941–42, 1982–83, 2000–01
ラツィオ
2
7
1973–74, 1999–2000
フィオレンティーナ
2
5
1955–56, 1968–69
ナポリ
2
5
1986–87, 1989–90
カリアリ
1
1
1969–70
カザーレ
1
0
1913–14
ノヴェーゼ
1
0
1921–22 (FIGC)
サンプドリア
1
0
1990–91
エラス・ヴェローナ
1
0
1984–85

リーグにおける構図[編集]

1950年代から1990年代前半まで、セリエAでは「三階建て」構造と呼ばれる、ユヴェントスミランインテルのビッグ3に加え、ジェノアローマフィオレンティーナラツィオナポリサンプドリアトリノボローニャなどの中堅名門クラブ、次いでプロヴィンチャという構図が基本的であった。

三階建て」構造では、プロヴィンチャは主力選手をビッグクラブに放出して得た移籍金でクラブを運営し、ビッグクラブはプロヴィンチャの主力選手を補強して戦力を上げる。また、ビッグクラブでは余剰戦力をプロヴィンチャに放出することで無駄な人件費を削減、プロヴィンチャは有力選手を獲得して戦力を維持できるといった恩恵があった。

イタリアの地域事情や歴史的背景から、ユヴェントス、ミラン、インテルは北部のプロヴィンチャと結びつきが強く、ローマやラツィオは中南部のプロヴィンチャとの結びつきが強い。また、北部のクラブと中南部のクラブ同士での選手の移籍も活発に行われており、「三階建て」構造によって、セリエAは成り立っていたともいえる。

ただし、フィオレンティーナに関しては北部・中南部のクラブ共に結びつきが強いが、ユヴェントスへの移籍は「禁断の移籍」と呼ばれており、両クラブ間で移籍をした選手は、サポーターからのブーイングが飛ぶことが恒例となっている。かつてロベルト・バッジョがフィオレンティーナからユヴェントスへ移籍した際には、フィレンツェで暴徒と化したサポーターが街に溢れ暴動にまで発展した。

セブン・シスターズ(〜2000年代初頭まで)[編集]

1990年代中盤より、衛星有料放送の普及によるサッカーのビジネス化、ボスマン判決による外国人選手獲得の自由化などカルチョの国際化が進む中で急激な変化が起き、ボローニャやナポリ、トリノ、ジェノアなどの名門が降格の憂き目にあった。中堅クラスのクラブは成長に成功したグループ(フィオレンティーナ、ローマ、ラツィオ、パルマなど)と没落するグループ(ジェノア、ボローニャ、ナポリ、トリノなど)に大別され、「三階建て」の構図は崩壊した。

こうした中で台頭したのがセブン・シスターズ(Seven Sisters、ビッグ7とも)と呼ばれるビッグクラブグループである。すなわち、

新興勢力であるフィオレンティーナ、パルマ、ラツィオは、カルチョビジネスの拡大バブルに伴い、大型補強を行ない、スクデット争いに加わった。

フィオレンティーナは映画製作者のマリオ(任1989-1993)と子ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ(任1993-2002)、ラツィオは食品メーカー大手チリオセルジョ・クラニョッティ(任1992-2003)、パルマは食品メーカー大手パルマラットカリスト・タンツィの下で莫大な資金を投入し、1999-2000シーズンは上位1-7位までをセブン・シスターズが占めた。セブン・シスターズは国内のみならず、ヨーロッパにおいても華々しい躍進を遂げた。

サッカーバブルが崩壊し、過剰な投資と放漫財政の破綻が明らかになると、従来のビッグ3を除くクラブは経営難にあえぐこととなり、セブン・シスターズの構図は崩壊する。フィオレンティーナはチェッキ・ゴーリによる主力選手の売却などを経て2002年に破産した。ラツィオもクラニョッティによる無謀なチリオの経営が破綻したために破産寸前に追い込まれ、パルマも2003年、パルマラットの粉飾決算事件を機に不良債権を抱えてしまった。ローマも例外ではなく、センシ会長の下で巨額の負債を抱えることとなった。

フィオレンティーナ、ラツィオ、ローマ、パルマなど名門クラブは多額の負債を抱え、主力選手放出を余儀なくされ、クラブの再建に取り組むことになる。フィオレンティーナは2002年の破産によるクラブ消滅後、若手主体のチーム作り、中長期目標に基づく優勝を目指すなど、全体的に再建の途中といえる。

カルチョ・スキャンダル以降[編集]

イタリア全土を襲ったカルチョ・スキャンダル以降は、ユヴェントスが放出した選手を獲得し、チーム力を増したインテルがセリエAの盟主に長らく君臨するようになった。この背景にはイタリアのクラブの経営事情がある。イタリアではスタジアムを保持していないクラブがほとんどであり、放映権やチケット収入の少なさが、時のリーマンショックと相まって会長、オーナーの経済状況を圧迫し、引いてはクラブ経営を圧迫するようになった(イタリアのクラブ、特に強豪はその資金源の多くが会長、オーナーの個人資産である)。このため、各クラブが大型補強に乗り出せない状況に陥り、戦力の動きが乏しくなり、結果として上位陣の成績はこう着状態となっていった。こうした中、ユヴェントス、インテルはクラブ保有の新スタジアムの建設、ミランはサンシーロの買収を計画し、クラブの経営健全化の方針を打ち出している(経営健全化のための緊縮路線に向かう動きの中でのカルチョ・スキャンダルはまさに最悪のタイミングで発覚した事件とも言える。特にユヴェントスはカルチョ・スキャンダルで失った戦力の穴埋めを長期間行えなかった)。

近年は経営再建に成功したナポリ、サンプドリア、ジェノア、フィオレンティーナ、ラツィオなどの古豪に加え新興勢力パレルモ、ウディネーゼが躍進を見せ、以前の三階建て構造が復活しつつある。2010-11シーズン、ミランは上記の状況を打破すべくイブラヒモビッチ、ロビーニョ、カッサーノなど大物選手を獲得。この補強が効を奏し7季ぶりにスクデットを獲得。2011-12シーズンには自前の新スタジアムを手に入れたユヴェントスが収入予想を大幅に上方修正し、選手獲得の経済力を取り戻した。ローマはオーナー、監督を一新し、大幅なチームの改革を進めている。結果こう着状態を脱し以前のような混戦の様相を呈するようになった。

歴代所属クラブ[編集]

1929年にリーグが現在の形になって以来、計60クラブがセリエAに所属してきた。この中でもインテルは、一度も降格することなくセリエAに所属し続けている唯一のクラブである(同じく2006年まで降格経験の無かったユヴェントスとの対戦を「イタリアダービー」と呼ぶが、ユヴェントスはカルチョ・スキャンダルによって初めて降格した)。

主な日本人選手[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 八百長疑惑によりトリノから剥奪
  2. ^ カルチョーポリによりユヴェントスから剥奪

関連項目[編集]