翼をください

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翼をください
赤い鳥楽曲
リリース 1971年2月5日
規格 シングルレコード
ジャンル フォークソング
レーベル リバティ(東芝音楽工業
作詞者 山上路夫
作曲者 村井邦彦
その他収録アルバム
カバー

その他、#カバーを参照

収録曲
  1. 「竹田の子守唄」
  2. 翼をください

翼をください」(つばさをください)は、作詞:山上路夫、作曲・編曲:村井邦彦による楽曲である。

概要[編集]

「翼をください」はフォークグループの赤い鳥1971年2月5日に「竹田の子守唄」のB面曲として発表した。もともとは1970年三重県志摩郡浜島町(現:志摩市)の「合歓の郷」で開かれたプロ作曲家コンテスト「合歓(ねむ)ポピュラーフェスティバル'70」のための曲として作られ、赤い鳥メンバーがこの曲を提供されたのはレコーディングの2時間前であった[1]

1973年9月25日にはやまがたすみこが『あの日のことは やまがたすみこフォークアルバム第二集』の1曲としてカバーし、澄んだのびやかな歌声でこの曲のファンを増やした。のち、教科書出版社の教育芸術社橋本祥路が教科書に収録して以来、合唱曲として有名となり、1970年代後半から学校教育の場でもよく採り上げられるようになっていた。そのため、日本国内では老若男女誰もが歌える愛唱歌である。

1991年1月23日川村かおりがカバーして発売、約28万枚のヒットとなった。1997年11月12日には元赤い鳥の山本潤子によるシングル(TBSドラマ『花王 愛の劇場 風になりたい』の主題歌)が発売された。なお、山本は赤い鳥のボーカルだったので、事実上セルフカバーである。

FIFAワールドカップフランス大会予選からサッカー日本代表チームの応援歌として歌われた。1998年長野オリンピックでも山本が歌っている。

「翼を下さい」と表記されることもある。なお、厳密な意味で「ください」を「下さい」と漢字表記した場合は、1972年に制作され、赤い鳥としてもシングル(1972年11月20日発売の「翼を下さい/月曜日はブルーな日」のA面曲)として発売した英語バージョン(英語曲名は「I WOULD GIVE YOU ANYTHING」)を指す。

バージョン違い[編集]

当曲の2番の歌詞は「今富とか〜」で始まるのが一般的だが、赤い鳥がシングルを発売した当時はその部分の歌詞は省略されており、「子供の時〜」で始まっていた。

テレビなどで演奏するときは、1番の「今私の〜」と2番の「今富とか〜」を歌うかわりに、1番の「この背中に〜」と2番の「子供の時〜」を省略したりなどのバリエーションもあった。

前述した英語版「I WOULD GIVE YOU ANYTHING」(英訳詞:Gayle Caldwell)は1番・2番ともにAメロが1回のみである(日本語版は1 - 2回、また後に山本潤子が英語版を日本語版とともにセルフ・カバーしているが、このときは日本語版と同じメロディーのため、Aメロを2回歌っている)。

英語版はこの他にも、カノンが訳して歌った「Wings to Fly」などが存在するなど、ヴァージョンは数多く存在する。

また後述するカバー・アーティストの中にも、2番の「今富とか〜」を省略して歌うアーティストが存在する。

カバー[編集]

やまがたすみこ、川村かおりのほかにも多数のアーティストによりカバーされている。

など

脚注[編集]

関連項目[編集]