烏天狗

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烏天狗像(鎌倉市建長寺半僧坊)
烏天狗像(鎌倉市建長寺半僧坊)

烏天狗または、鴉天狗(からすてんぐ)は、大天狗と同じく山伏装束で、のようなをした、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる伝説上の生物。小天狗とも呼ばれる。

剣術に秀で、鞍馬山の烏天狗は幼少の牛若丸に剣を教えたともいわれている。また、神通力にも秀で、昔は都まで降りてきて猛威を振るったともされる。そのモデルは大天狗同様、山伏や修験者などの山に住む修行者であったとか、山岳民族であったともいわれており、そういった山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが烏天狗であると考えられる。天狗と付いているが厳密に言えば天狗の仲間ではない。

インド神話のガルダの流れを汲むとも言われる。

和歌山県御坊市では、烏天狗のものとされるミイラが厨子に入れられて保存されている。江戸時代から明治時代にかけ、修験者たちがこれを担ぎ、利益を説きながら諸国を回ったといわれる[1]

[編集] 烏天狗(鴉天狗)をモデルとしている著作物

[編集] 脚注・出典

  1. ^ 宮本幸枝 『大人が楽しむ地図帳 津々浦々「お化け」生息マップ - 雪女は東京出身? 九州の河童はちょいワル? -』 技術評論社、2005年、35頁。

[編集] 関連項目

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