烏天狗
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烏天狗または、鴉天狗(からすてんぐ)は、大天狗と同じく山伏装束で、烏のような嘴をした顔、黒い羽毛に覆われた体を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる伝説上の生物。小天狗とも呼ばれる。
剣術に秀で、鞍馬山の烏天狗は幼少の牛若丸に剣を教えたともいわれている。また、神通力にも秀で、昔は都まで降りてきて猛威を振るったともされる。そのモデルは大天狗同様、山伏や修験者などの山に住む修行者であったとか、山岳民族であったともいわれており、そういった山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが烏天狗であると考えられる。天狗と付いているが厳密に言えば天狗の仲間ではない。
和歌山県御坊市では、烏天狗のものとされるミイラが厨子に入れられて保存されている。江戸時代から明治時代にかけ、修験者たちがこれを担ぎ、利益を説きながら諸国を回ったといわれる[1]。
[編集] 烏天狗(鴉天狗)をモデルとしている著作物
- タツノコプロダクションによって製作されたオリジナルビデオアニメ『鴉 -KARAS-』。主人公が烏天狗に変身する。タツノコプロダクション40周年記念超大作。
- 同人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作されている『東方Project』のキャラクター、射命丸文は、烏天狗がモデルとされている。
- 『世界忍者戦ジライヤ』には、烏天狗といったキャラクターが登場する。
- テレビアニメ『飛べ!イサミ』には、主人公たちの敵対組織の末端構成員らがカラス天狗と呼ばれ登場、コスチュームも烏天狗の姿を模している。
- 特撮テレビ番組『ウルトラマンガイア』には、烏天狗をモデルとした怪獣ブリッツブロッツが登場する。
- 『うる星やつら』のクラマ姫は烏天狗が元になっていて、彼女の周りには小さい烏天狗がたくさんいる。
- コミックボンボンで連載されていた『ベムベムハンターこてんぐテン丸』でテン丸とコンビを組んでいるクロは烏天狗の子である。
- 東映太秦映画村の「太秦戦国祭り」公式キャラクター「うじゅ」、「もみじゅ」は鞍馬山のカラス天狗という設定である。
[編集] 脚注・出典
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