ハード・ターゲット
| ハード・ターゲット | |
|---|---|
| Hard Target | |
| 監督 | ジョン・ウー |
| 脚本 | チャック・ファーラー |
| 製作 | ジェームズ・ジャックス ショーン・ダニエル |
| 製作総指揮 | サム・ライミ ロバート・タパート モシェ・ディアマン |
| 出演者 | ジャン=クロード・ヴァン・ダム |
| 音楽 | グレーム・レヴェル |
| 主題歌 | 「Born on the Bayou」 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル |
| 撮影 | ラッセル・カーペンター |
| 編集 | ボブ・ムラウスキー |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 100分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $15,000,000 |
| 興行収入 | $74,189,677[1] |
『ハード・ターゲット』(Hard Target)は、1993年に公開されたアメリカ映画。ジョン・ウー監督がハリウッドに進出した初の映画。
目次 |
あらすじ [編集]
寂れたニューオリンズの街でホームレスの男が殺し屋集団に追われ殺害された。その数日後、弁護士のナターシャ・ビンダーは音信不通となった父ダグラスを心配して単身ニューオリンズを訪れるが、ダグラスが借りていたアパートの大家から、彼が勤務先の石油掘削会社をリストラされ、家賃を滞納したまま姿を消したと告げられる。地元の警察に失踪届を提出しに訪れたものの、警察署では折しも警官たちが待遇改善要求を掲げてストライキを起こしており、応対に出た女刑事ミッチェルも、ホームレスの失踪など日常茶飯事とまともに取り合わない。
やむなく単独で父親探しを行おうとスラム街をさまよううち、ナターシャをレイプしようとするチンピラに絡まれてしまう。そこに若くたくましい男が現れ、すさまじい格闘術でチンピラたちを撃退する。男はチャンス・ブードローといい、かつてアメリカ海兵隊武装偵察部隊で活躍した凄腕の軍人だった。退役後は商船員として働いていたが、香港で横暴な船長を半殺しにしたため、船員組合に睨まれて船員資格停止処分となり、失業中の身であった。父親探しに危険が伴うと判断したナターシャはチャンスをボディガードとして雇い入れようとするが、久し振りに船員の仕事に復帰できそうだった彼はナターシャの申し入れを断る。だが組合費滞納のため資格停止処分が解除されないことが判明し、船が出港する2日以内に滞納分の組合費を稼ぐため、ナターシャの依頼を引き受ける。
2人の調査が核心に迫ろうとした矢先、父親の焼死体が発見された。警察は死体を事故と断定したが、チャンスは遺留品のドッグ・タグの不自然な破損から、何者かによる殺害と判断する。やがて、チャンスの友人の黒人ホームレス、エライジャ・ローパーが、フランスの富豪エミール・フーションとその側近の南アフリカ人傭兵ピク・ヴァン・クリーヴの組織する殺し屋集団の追跡に遭い、嬲り殺された。フーションとヴァン・クリーヴは人間を標的としたハンティングを楽しみたい上流階級のセレブたちを高額な手数料でゲームに参加させ、ホームレスの中から特に軍や警察の特殊部隊出身といった経歴を持つ選りすぐりの標的をピックアップしてはセレブたちに、警察組合のゼネストで警察の機能が低下しているニューオリンズでハンティングをさせていたのだ。
ニューオリンズでのハンティングもそろそろ潮時と判断した二人は、買収していた監察医のモートンや標的をピックアップさせていた手配師のランダルを口封じに殺害すると、自分たちの組織の存在を嗅ぎまわっているナターシャとチャンスを標的とした最後のハンティングを開始する。こうして、チャンスの反撃が始まる。
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
|---|---|---|---|
| VHS・DVD版 | フジテレビ版 | ||
| チャンス・ブドロー | ジャン=クロード・ヴァン・ダム | 大塚明夫 | |
| エミール・フーション | ランス・ヘンリクセン | 坂口芳貞 | 堀勝之祐 |
| ピク・ヴァン・クリーヴ | アーノルド・ヴォスルー | 金尾哲夫 | 大塚芳忠 |
| ナターシャ・ビンダー | ヤンシー・バトラー | 日野由利加 | 高島雅羅 |
| カーマイン・ミッチェル刑事 | ケイシー・レモンズ | 堀越真己 | 金野恵子 |
| ドゥービー | ウィルフォード・ブリムリー | 今西正男 | 富田耕生 |
| ダグラス・ビンダー | チャック・ファーラー | 小山武宏 | 島香裕 |
| エライジャ・ローパー | ウィリー・C・カーペンター | 岩田安生 | 羽佐間道夫 |
| ランダル・ポー | エリオット・キーナー | 辻親八 | 宝亀克寿 |
| モートン監察医 | マルコ・セント・ジョン | 小山武宏 | 石森達幸 |
| イズマエル・ゼナン | ジョー・ウォーフィールド | 大川透 | 原田一夫 |
| 職場代表 | ランディ・チェラミー | 島香裕 | 広瀬正志 |
| ミスター・ロパッキ | ロバート・アピーサ | 小山武宏 | 笹岡繁蔵 |
| ステファン | スヴェン=オーレ・トールセン | 辻親八 | 大川透 |
| ジェローム | トム・ルポ | ||
| ペターソン | ジュール・シルヴェスター | ||
| フリック | ダグラス・フォーサイス・ロイ | ||
| フラック | マイク・ライナート | 今西正男 島香裕[2] |
広瀬正志 |
| 刑事 | ロバート・パヴロヴィッチ | 大川透 | 沢木郁也 |
| 通行人 | テッド・ライミ | 真殿光昭 | 水野龍司 |
スタッフ [編集]
- 監督:ジョン・ウー
- 製作総指揮:モシュ・ディアマント、サム・ライミ、ロバート・タパート
- 製作:ジェームズ・ジャックス、ショーン・ダニエル
- 脚本:チャック・ファーラー
- 撮影:ラッセル・カーペンター
- 音楽:グレーム・レヴェル
裏話 [編集]
この映画はジョン・ウーが『ハードボイルド/新・男たちの挽歌』を作った翌年に製作された映画である。当時のユニバーサル・ピクチャーズの会長であるトム・ポラックが、『狼・男たちの挽歌最終章』を見た後でジョン・ウーに白羽の矢が立った。しかし、当時英語があまり話せない監督がこれほどの大作に参加するのは不安であると判断してもいたため、サム・ライミにウーの動向を監視し、万が一の時は監督を引き継ぐように指示を出した。だが、サム・ライミ自身はウーの香港時代の映画の熱狂的なファンであり、ウーの腕に信頼を置いていた。また、ライミは「ウーが70%の力を出す時、それはアメリカのアクション映画監督の100%の力に当たる」と評している。
参考文献 [編集]
- ^ “Hard Target (1993)”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2011年8月29日閲覧。
- ^ 火事の現場での吹き替えは今西正男だったが、最終決戦ではドゥービーと被るため、島香裕に変わっている。
外部リンク [編集]
- ハード・ターゲット - allcinema
- ハード・ターゲット - KINENOTE
- Hard Target - AllMovie(英語)
- Hard Target - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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