ダックにおまかせ ダークウィング・ダック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ダックにおまかせ ダークウィング・ダック』(原題:Darkwing Duck)は、1991年9月6日から1995年8月16日に掛けてウォルト・ディズニー・カンパニーが製作したアメリカ合衆国テレビアニメである。


概要[編集]

ディズニーアニメとしては珍しく変身ヒーロー物を取扱った作品。『ダックテイル』に登場したランチパッド・ロボダックが本作でも登場している。 ごく普通の男性がコスチュームを身にまとい、正義のヒーローとして活躍するという、活劇の王道を行く作品。しかしディズニー作品らしくベースはコメディタッチであり、主人公ダークウィングも高潔とは程遠い欠点だらけのキャラとして設定されている。 基本的に一話完結の形式がとられており、個性あふれる悪役とダークウィングとの攻防がディズニーならではの活き活きとしたドタバタで描かれる。 また放送当時、社会現象となっていた『ツイン・ピークス』をパロディ化した話も作成されており、時代をうかがわせていた。

放送されている局[編集]

  • 放送されている局は今のところ無い。

過去に放送していた局[編集]

  • 日本では地上波の次にCSで放送して全65話。(テレビ東京吹き替え版 全52話 WOWOW吹き替え版 全65話)

登場人物[編集]

ダークウィング・ダックとその仲間達[編集]

ダークウィング・ダック / ドレイク・マラード
声 - ジム・カミングス/日本語版 - 中尾隆聖
本作主人公。普段はただの親父だが、影のヒーロー「ダークウィング・ダック」として数々の秘密兵器や機転・仲間の助け・そして運を武器に戦う。
ゴサリン・マラード
声 - クリスティーン・カヴァナー/渕崎ゆり子
ダークウィングの娘だが実娘ではなく、第1・2話における事件で殺害された老科学者の孫。
ランチパッド・マクワック
声 - テリー・マクガヴァーン/大塚明夫
ダークウィングの相棒。第1話で尊敬するダークウィングに出会い、事件解決に協力した事から彼に認められた。飛行機乗りであり、ダークウィングの空の機動力「サンダークワック」は彼が開発した。性格はいたって単純で、かなりの天然。ダークウィングを「ボス」と呼んで慕う。
ホンカー・マドルフット
声 - ケイティ・リー/折笠愛
マラード家の隣人マドルフッド一家の次男。ゴサリンの父がダークウィングである事を知っている。
フーパー長官
声 - ダニー・マン
国際組織「SHUSH」の高官で、ダークウィングの上司にあたる人物。いつもモニター越しに彼に指令を送る。ダークウィングは個人活動家ではなく、SHUSHのエージェントであるという設定に基くキャラクターである。
ハーブ・マドルフッド
声 - ジム・カミングス/桜井敏治
ドレイク・マラードの隣人。妻のピンキーと2人の息子と暮らしている。善良だがおせっかいで無神経な性格の持ち主であり、ドレイクにはとことん嫌われている。もちろん、本人は嫌われている事には気付いていない。
ロボダック/フェントン・クラクシェル
声 - ハミルトン・キャンプ/二又一成
全身を機械化した、ロボットヒーロー。ダークウィングの友人であるが、登場回数は少ない。

主な悪者[編集]

以下に挙げる悪者は、ダークウィングとは一回限りではなく何度も戦った準レギュラー格のキャラクター。この内ネガダック率いる5人組は、各々個人で犯罪・ダークウィングと対決する回もあった。

ネガダック
声 - ジム・カミングス/筈見純
ダークウィング最強のライバルにして、悪者5人組のリーダー格。初めて登場した時は人格分裂を起こしたダークウィングの悪の心の結晶だったが、のちに一人の悪者キャラとして定着した。容姿はダークウィングとまったく同じであり、装備なども基本的に同じ。ダークウィングのパーソナルカラーが紫なのに対し、赤と黒・黄色でまとめている点が異なっている。
メガボルト
声 - ダン・カステラネタ
悪者5人組の一人で、電気を自在に操る怪盗。手から電撃を放ったり、電線を走る電気に乗って疾走するなどの技を持っている。その一方、感電するため水には弱い。水に電流が流れ、巨大磁石にされる。
ブッシュルート
声 - ティノ・インサナ/嶋俊介
悪者5人組の一人。元科学者だったが、実験植物と一体化したことで様々な能力を身につけ、悪の道に走った。植物を自由に操る。科学倫理観に失望したローダを振り回してしまう。
クアッカージャック
声 - マイケル・ベル/肝付兼太
悪者5人組の一人。元はオモチャ会社を経営していたが、倒産したために悪の道に走った。「遊びまくってやる!」が口癖の愉快犯であり、おもちゃを改造した数々の兵器を使って遊び半分に犯罪を行う。人形のバナナブレインをいつも持っており、腹話術で一人芝居をするのが好き。ダークウィングとの個人対決回数も多い好敵手である。入れ歯を抜かれ、飛び出したパンチで殴られる。
リキッデーター
声 - ジャック・エンジェル/納谷六朗
悪者5人組の一人。元は大手企業の社長だったが、犯罪に手を染めた事でダークウィングと対決。誤って特殊な溶解液に落ちて溶けてしまった。その際、肉体が液体化。水を操る能力を身につけた。体が液状のためどんな狭い隙間にでも潜り込む事ができ、簡単には拘束できない。弱点は凍らされること。また、セメントをかけられても動けなくなる。ダークウィングにゼリーにされた。
タスカニーニ
声 - ケネス・マース/滝口順平
元、売れない俳優だったセイウチ。悪の道に走り、詐欺や窃盗といった犯罪を繰り返す。3匹のペンギンを手下として使う。元が役者であるだけに演技が上手く、ダークウィングを悪人に仕立て上げた事もある知能犯。
スティールビーク
声 - ロブ・ポールセン/村松康雄
悪の秘密結社「FOWL」のエージェント。その名の通り、鋼鉄でできたくちばしがトレードマークのニワトリである。個人ではなく結社のエージェントであるため、スケールの大きな犯罪を行うのが特徴の悪人。卵形ヘルメットをかぶった工作員「エッグマン」を統率している。
アンモニアパイン
声 - ミッツィ・マコール/京田尚子
「FOWL」の女性エージェント。病的なまでに汚れを嫌う潔癖症。登場回数は少ないが、スティールビーク同様にスケールの大きい犯罪を行う強敵である。

その他[編集]

モルガーナ・マキービー
声 - キャス・スーシー
ローダ・デンドロン博士
声 - ジェニファー・ダーリン
ブッシュルートの同僚の植物学者。
ネーミングはツツジの学名より。

スタッフ[編集]

  • 監督 - タッド・ストーンズ、アラン・ザスラヴ、橋本三郎
  • 作画監督 - 山本繁

日本語版制作スタッフ[編集]

放映リスト[編集]

英語版サブタイトル[編集]

ディズニーアフターヌーンで放送されたシーズン。

第1話 Darkly Dawns the Duck (Part 1)[EP 1]
第2話 Darkly Dawns the Duck (Part 2)[EP 1]
第3話 Beauty and the Beet
第4話 Getting Antsy
第5話 Night of the Living Spud
第6話 Apes of Wrath
第7話 Dirty Money
第8話 Duck Blind
第9話 Comic Book Capers
第10話 Water Way to Go
第11話 Paraducks
第12話 Easy Comes, Easy Grows
第13話 A Revolution in Home Appliances
第14話 Trading Faces
第15話 Hush, Hush Sweet Charlatan
第16話 Can't Bayou Love
第17話 Bearskin Thug
第18話 You Sweat Your Life
第19話 Days of Blunder
第20話 Just Us Justice Ducks (Part 1)
第21話 Just Us Justice Ducks (Part 2)
第22話 Double Darkwings
第23話 Aduckyphobia
第24話 When Aliens Collide
第25話 Jurassic Jumble
第26話 Cleanliness is Next to Badliness
第27話 Smarter Than a Speeding Bullet
第28話 All's Fahrenheit in Love and War
第29話 Whiffle While You Work
第30話 Ghoul of My Dreams
第31話 Adopt-a-Con
第32話 Toys Czar Us
第33話 The Secret Origins of Darkwing Duck
第34話 Up, Up and Awry
第35話 Life, the Negaverse and Everything
第36話 Dry Hard
第37話 Heavy Mental
第38話 Disguise the Limit
第39話 Planet of the Capes
第40話 Darkwing Doubloon
第41話 It's a Wonderful Leaf
第42話 Twitching Channels
第43話 Dances with Bigfoot
第44話 Twin Beaks
第45話 The Incredible Bulk
第46話 My Valentine Ghoul
第47話 Dead Duck
第48話 A Duck By Any Other Name
第49話 Let's Get Respectable
第50話 In Like Blunt
第51話 Quack of Ages
第52話 Time and Punishment
第53話 Stressed to Kill
第54話 The Darkwing Squad
第55話 Inside Binkie's Brain
第56話 The Haunting of Mr. Banana Brain
第57話 Slime Okay, You're Okay
第58話 Whirled History
第59話 U.F. Foe
第60話 A Star is Scorned
第61話 The Quiverwing Quack
第62話 Jail Bird
第63話 Dirtysomething
第64話 Kung Fooled
第65話 Bad Luck Duck

ABCで放送されたシーズン
  • シーズン1

第66話 That Sinking Feeling
第67話 Film Flam
第68話 Negaduck
第69話 Fungus Amongus
第70話 Slaves to Fashion
第71話 Something Fishy
第72話 Tiff of the Titans
第73話 Calm a Chameleon
第74話 Battle of the Brainteasers
第75話 Bad Tidings
第76話 Going Nowhere Fast
第77話 A Brush with Oblivion
第78話 The Merchant of Menace

  • シーズン2

第79話 Monsters R Us
第80話 Inherit the Wimp
第81話 The Revenge of the Return of the Brainteasers, Too!
第82話 Star Crossed Circuits
第83話 Steerminator
第84話 The Frequency Fiends
第85話 Paint Misbehavin'
第86話 Hot Spells
第87話 Fraudcast News
第88話 Clash Reunion
第89話 Mutantcy on the Bouncy
第90話 Malice's Restaurant
第91話 Extinct Possibility

日本語版サブタイトル[編集]

エピソードについて[編集]

  1. ^ a b 1991年9月6日アメリカで放送されたものを再編集している。一部の台詞と主題歌パートはカットされていた。

外部リンク[編集]