潔癖

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潔癖症(けっぺきしょう)は、強迫性障害の一種である。DSM-IVでは精神失調の一つに分類される。

主な症状[編集]

汚れなどを過剰に気にしたり、病気になることを過度に恐れ、飲酒、喫煙、肥満を異常に嫌悪したり、細菌病原菌など何らかの汚染を受けるのではないかと、日々恐れを抱き続けたり、不安で外出することができない場合などもある。日常生活の中で汚れが過剰に気になり何度も手や体を洗わないと気がすまなかったり、ドアノブや電車の吊り革を掴めない、外出先のトイレ便座に座る事ができないといった症状も見られる。更に、好意を持ってくれる第三者がわざわざ作った料理や弁当(特にサンドイッチやおにぎり等、直接手で触れて作られるもの)を食べることができず、それによって対人関係にまで深刻な悪影響をおよぼすこともある。また、自身に汚れが付くことを極度に恐れるために、部屋を掃除できなかったり、風呂の汚れを気にして入浴できなくなったりして、逆に不衛生な生活になる場合もある。配偶者、または子供がいる場合には、常に清潔でいることを強制したりする傾向が強い。

治療方法[編集]

治療方法は一貫して強迫性障害に付随する。行動療法認知行動療法抗うつ薬カウンセリングが主な治療方法とされる。症状が強い場合には、薬物療法導入後に行動療法を行う方が効果的とされる場合が多い。

関連項目[編集]