灼眼のシャナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 灼眼のシャナ | |||
|---|---|---|---|
| ジャンル | アクション小説、ファンタジー | ||
| 小説: 灼眼のシャナ | |||
| 著者 | 高橋弥七郎 | ||
| イラスト | いとうのいぢ | ||
| 出版社 | |||
|
|||
| レーベル | 電撃文庫 | ||
| 発表期間 | 2002年 - 以下続刊 | ||
| 巻数 | 本編16巻 短編2巻 以下続刊 |
||
| 漫画: 灼眼のシャナ | |||
| 原作・原案など | 高橋弥七郎 | ||
| 作画 | 笹倉綾人 | ||
| 出版社 | メディアワークス | ||
| 掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 | ||
| 発表期間 | 2005年4月号 - 連載中 | ||
| 巻数 | 既刊4巻 | ||
| 漫画: 灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌- |
|||
| 原作・原案など | 高橋弥七郎 | ||
| 作画 | 木谷椎 | ||
| 出版社 | メディアワークス | ||
| 掲載誌 | 電撃黒マ王 | ||
| 発表期間 | Vol.1(2007年9月) - 連載中 | ||
| テレビアニメ: 灼眼のシャナ | |||
| 監督 | 渡部高志 | ||
| シリーズ構成 | 小林靖子 | ||
| キャラクターデザイン | 大塚舞 | ||
| アニメーション制作 | J.C.STAFF | ||
| 製作 | 『灼眼のシャナ』製作委員会 | ||
| 放送局 | |||
| 放送期間 | 2005年10月 - 2006年3月 | ||
| 話数 | 全24話 | ||
| テレビアニメ: 灼眼のシャナII(Second) | |||
| 監督 | 渡部高志 | ||
| シリーズ構成 | 小林靖子 | ||
| キャラクターデザイン | 大塚舞 | ||
| アニメーション制作 | J.C.STAFF | ||
| 製作 | 『灼眼のシャナ』製作委員会 MBS |
||
| 放送局 | 放送局参照 | ||
| 放送期間 | 2007年10月4日 - 2008年3月27日 | ||
| 話数 | 全24話 | ||
| OVA: 灼眼のシャナSP 「恋と温泉の校外学習!」 |
|||
| 監督 | 渡部高志 | ||
| シリーズ構成 | 白根秀樹 | ||
| キャラクターデザイン | 大塚舞 | ||
| アニメーション制作 | J.C.STAFF | ||
| 製作 | 『灼眼のシャナ』製作委員会 | ||
| 発売日 | 2006年12月8日 | ||
| 映画: 灼眼のシャナ | |||
| 監督 | 渡部高志 | ||
| 制作 | J.C.STAFF | ||
| 封切日 | 2007年4月21日 | ||
| 上映時間 | 約90分 | ||
| その他 | [DVD]2007年9月21日発売 | ||
| ゲーム: 灼眼のシャナ[PS2] 灼眼のシャナDS[DS] |
|||
| ゲームジャンル | バトルアドベンチャーゲーム | ||
| 対応機種 | プレイステーション2 ニンテンドーDS |
||
| 開発元 | VRIDGE | ||
| 発売元 | メディアワークス | ||
| メディア | [PS2] DVD-ROM [DS] DSカード |
||
| プレイ人数 | 1人 | ||
| 発売日 | [PS2] 2006年3月23日 [DS] 2007年3月29日 |
||
| 販売価格 | [PS2] 6510円(税込) [DS] 4725円(税込) |
||
| レイティング | CERO:12歳以上対象 | ||
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |||
『灼眼のシャナ』(しゃくがんのシャナ)は電撃文庫から刊行されている高橋弥七郎のライトノベル。また、これを原作とする漫画・アニメ・ゲーム・ドラマCD作品である。原作のイラストはいとうのいぢ。
目次 |
[編集] 概要
人知れず行われる異世界の住人と異能力者との戦いを背景に、平凡な高校生活を送っていた少年と、異能力者の一人である少女との出逢いを発端とした、日常生活と戦いの日々を描く物語作品。
高橋弥七郎によるライトノベル作品を発端として、現在ではメディアワークスのメディアミックスプロジェクト作品としても紹介されおり、複数のメディアに同タイトルの作品が存在する。以下は原作とその後に派生した作品を含めた記述となる。
2002年11月、小説の第I巻が発行されシリーズ化。シリーズ発行部数は2005年当時の累計200万部程度から2007年には累計585万部を突破し、売り上げは30億円を越える[1]。また、日販調べの週間ベストセラー、文庫ランキングでは文庫化されている18作品のうち13作品が初登場3位以上を記録しており、VII [2] XIII[3] XIV[4] XVI[5]の4作品が第1位を記録している。
2003年11月〜12月にラジオ番組『電撃大賞』でラジオドラマ化。
2005年に前述のメディアミックスプロジェクトが始動。同年2月には『月刊コミック電撃大王』にて笹倉綾人作画による漫画版の連載が開始され、2008年2月現在で累計120万部を突破した。また、同年10月からはテレビアニメ化され、UHFアニメの形態で翌年3月までの半年間放送。このアニメ版最終回においてUHFアニメとしては史上初となる映画化が発表された。
2006年2月〜4月にはドラマ2編を含むCD『灼眼のシャナ Assorated Shana』VOL.1〜3が発売。同年3月にはゲーム化されPS2版『灼眼のシャナ』が発売。また、同年12月には番外編1話分を収録したOVA灼眼のシャナSP「恋と温泉の校外学習!」が発売された。
2007年3月には前述のPS2版からの移植作『灼眼のシャナDS』が発売され、前述の劇場版は同年4月21日に公開。また、9月からは『電撃黒「マ)王』にて木谷椎作画による原作X巻を基にした漫画『灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌-』の連載が開始された。そしてテレビアニメの第2期シリーズ『灼眼のシャナII (Second) 』が、同年10月から2008年3月までMBS・TBS系列で放送された。
[編集] 世界観
本作では現実と同様の性質をもつ「この世」と架空の異世界“紅世”(ぐぜ)とが設定され、物語は日本の架空の都市である御崎市を中心に展開する。“紅世”から渡り来た住人“紅世の徒”は、人知れずこの世に存在するための根源的なエネルギー“存在の力”を人間から奪う(喰らう)。喰われた人間は元々いなかった事になり、人間を喰らうことで得た“存在の力”を使って“徒”は本来起こるはずのない出来事を引き起こす(自在式・自在法の利用)。“徒”の中でも強い力を持つ“王”たちの一部は、こうして生まれた存在の欠落や矛盾が世界のバランスを崩し、いつか決定的な破滅が起きることを危惧して人間と契約を交わし、フレイムヘイズと呼ばれる異能力者を生み出すことで、人を喰らう“徒”を討ち、この世と“紅世”のバランスを保とうと、戦いを繰り広げている。
[編集] ストーリー
御崎市で平凡な日常を過ごしていた高校生、坂井悠二。彼は“燐子”と呼ばれる怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれ、名も無き少女と出逢った。その名も無き少女は、人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムへイズの一人。彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって“紅世の徒”から狙われるようになった悠二を護る様になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀「贄殿遮那(にえとののしゃな)」から「シャナ」という名前をつける。2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく。
注意:以降の記述で灼眼のシャナ -に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
- 主要人物、人間、ミステスの詳細は→灼眼のシャナの登場人物を参照。
- フレイムへイズの詳細は→フレイムヘイズを参照。
- “紅世の徒”の詳細は→紅世の徒 を参照。
[編集] 用語
- “紅世(ぐぜ)”
- 人間が暮らすこの世とは異なる世界。独自の物理法則によって成り立っており、五感が意味をなさない。「力そのものが混じり合う世界」であり、力のせめぎ合いが延々と続く、生きてゆくには過酷な世界とされている。
- 紅世の住人を“紅世の徒(ぐぜのともがら)”または単に“徒”と言い、より力の強い者は“紅世の王”と称される。また、これらがこの世で作り出す下僕を“燐子”という。
- フレイムヘイズ
- “紅世の王”と契約し、異能を得た元人間の総称。呼び名は、契約の際に人間が幻視するこの世と“紅世”の両界の狭間の光景「炎の揺らぎ」に由来する。契約した“紅世の王”はフレイムヘイズの中(『器』)に休眠し、意識のみを神器という道具に表出させる。詳細はフレイムヘイズ及び神器を参照。
- “存在の力(そんざいのちから)”
- この世に存在するための根源的なエネルギー。人間や動物・物質など、この世のあらゆる個体が持っている。“存在の力”が失われると「最初からこの世に存在していなかった」ことになる。同時に、関わった人々が持っている記憶や消えた人間の所有物などの存在は消え、写真などからも姿が失われる。“存在の力”の量が多い人間ほど、周囲に強い影響力(≒存在感)を持つが、瞬間的な“存在の力”は常に変動している。
- 存在の力は基本的には炎によって象徴され(あくまで見た目の話であり、熱エネルギーを持たず、物も燃やさない)、“徒”は個体ごとに違った色の炎を現す。フレイムヘイズは契約している“紅世の王”、“燐子”は製作者である“徒”と同じ色の炎で、トーチの場合は存在を喰らった“徒”の炎の色を薄めたものになる。
- 運命
- 本作における「運命」とは、“存在の力”を、過去・現在・未来でトータルしたものである。よって、一般に使用される「運命」とは意味が異なる。
- 運命を立体的に見たものを『運命という名の器』とも呼び、フレイムヘイズの『器』とは、契約の際の代償として運命が失われた際に生じる、この世の時空に開いた空白のことである。
- 世界の歪み
- 「世界が歪んだ」状態。あるいは、そうした状態にある局地。“存在の力”が強制的に失われたために、その存在によって起こるはずだった影響が失われたことで生じる、この世界を構成する巨大な“存在の力”の秩序と流れの変調を言う。あまりにも歪みが大きくなると、この世と“紅世”の両界に「大災厄」と称される大きな災いが起きると予想されている。
- 例えば、子供と家を持つ夫婦が“存在の力”を喰われた場合、夫婦の持ち物や、写真の姿や記憶は周囲から消える。しかし子供は親がいない子供として残り、住んでいる家は夫婦の部屋をからっぽの状態にして残る。このような違和感の集合が「世界の歪み」であり、フレイムヘイズがこの歪みを“徒”のいた痕跡として追い、“徒”は歪みがあると興味を惹かれてその土地にやって来る傾向がある。
- トーチ
- “存在の力”を強制的に失った人間の、残された“存在の力”から加工して作る残滓。“紅世の徒”やフレイムヘイズが、この世の歪みを一時的に緩衝する為に作る。この世に開いた“紅世”の穴とも呼ばれる。
- 元となった人間の姿と記憶を持ち、その人間が生き続けた場合と同様に活動するが、残された“存在の力”を消耗するにつれ徐々に存在感や気力が薄れ、やがて“存在の力”を完全に失い消失する。周囲の人間は、トーチの“存在の力”が減るにつれ、トーチへ意識を向けなくなるため、トーチが消失しても全く気づかない。
- トーチの“存在の力”は作る際の力の残し具合で決まり、他から“存在の力”を供給されない限り燃え尽きるのみである。また、いくら“存在の力”を注いでも元気なトーチになるだけで人間になることは無い。
- “徒”・フレイムヘイズともに基本的にトーチを人間と見なしておらず、物としてしばしば自在法のエネルギー源に利用している。
- なお、英語のトーチ(torch)は「松明(たいまつ)」、あるいは松明に類する携帯用照明の意。
- “ミステス”
- 宝具を体の内に宿したトーチ。「旅する宝の蔵」と呼ばれ、そのトーチが燃え尽きる、または破壊されると宿されていた宝具は別のトーチに無作為に転移し、そのトーチがまた“ミステス”となる。普通はトーチ同様少量の“存在の力”を残すのみだが、例外として人間が“徒”に喰われることなく自ら“ミステス”と化す場合は、その人間の「運命という名の器」の総量の“存在の力”を持つこととなる(例として“天目一個”、『永遠の恋人』ヨーハンが挙げられる)。
- また、“ミステス”は宿した宝具の影響を受け、特殊な力を持つ場合がある。
- 『天破壌砕(てんぱじょうさい)』
- “天壌の劫火”を神威召喚させる儀式。この世では『炎髪灼眼の討ち手』だけが使用可能。これを行って『神』として顕現した“天壌の劫火”は、この世の“存在の力”や自身の力を使用せずに、通常の“紅世の王”をはるかに上回る能力を行使できる。
- 召喚には代償として“徒”を生贄にする必要があり、神を迎え生贄を捧げる場である紅蓮の帳で固定した“徒”の存在の影法師を、召喚主の祝詞と供に取り込み、神に捧げる供物であり動力源でもある『心臓(コル)』として変換、神として“天壌の劫火”は顕現する。ただし、この方法をこの世で用いた場合、“天壌の劫火”の力に契約者(フレイムへイズ)が耐え切れず、死亡してしまう恐れがある。『大戦』では『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールがこの儀式を行った。
- アニメ第1期最終回でシャナが行った『天破壌砕』は、原作での儀式の手順を全て省略した上に、顕現する“天壌の劫火”が莫大な量のこの世の“存在の力”を必要とするなど、異なったものとなっている。
- 『大戦(おおいくさ)』
- 16世紀初頭、神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世の時代(西暦1519年以前)に、“紅世の徒”の集団[とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]とフレイムヘイズ達が行った決戦で、[とむらいの鐘]の本拠地であるハルツ山地のブロッケン山周辺で行われた戦い。
- 外界宿(アウトロー)
- フレイムヘイズの総合支援および情報交換ネットワークの拠点となる場所、またはそうした場所の運営団体のこと。厳密には、宝具『テッセラ』が設置された場所を称する。世界各地に点在し、表向きは場末の酒場などに偽装している。
- 古来はフレイムヘイズの避難所、あるいは休憩所程度の役割しかなく、あぶれ者や変り種のフレイムヘイズが管理していた。しかし19世紀から20世紀初頭、組織運営に優れた手腕を発揮したフレイムヘイズ『愁夢の吹き手』ドレル・クーベリックによって、フレイムヘイズの総合支援組織と化した。
- 内乱
- 19世紀後期にアメリカで勃発した、フレイムヘイズにとって固有名をつけることさえ恥とされた戦い。
- 古来からアメリカ大陸を守ってきた四人のネイティブ・アメリカンのフレイムヘイズ『大地の四神』と彼らに共鳴した者達が、白人の侵略に対し「アメリカ合衆国完全破壊」を試みた事件。北米を舞台に十数年近く続いたこの戦いは、内乱で世界のバランスに過度の乱れを生じさせるという本末転倒な事象と、“徒”の放埓が無視できない規模に活発化したことにより、『大地の四神』が矛を収める形で終わりを迎えた。この戦いの後、同胞の命と大地を犠牲に発展する世界を守る熱意を喪失した『大地の四神』達は、ある調律師の提案により、南北アメリカ大陸の主要四都市の外界宿に留まり、同業のフレイムヘイズ達の世話をする事になる。
- 『闘争の渦(とうそうのうず)』
- 騒動を引き寄せ、波乱の因果を導き、フレイムヘイズと“紅世の徒”を引き寄せ、激突に収束させる『時』の勢い。数百年前は『都喰らい』によって、この世から消滅したオストローデという都市が該当し、『大戦』の遠因となった。
- 現在、御崎市がそれに該当するのではないかとアラストールは推測している。
- 『君主の遊戯(くんしゅのゆうぎ)』
- 16世紀の欧州で、“徒”の組織同士が行なっていた代理戦争協定。協定を結んでいるものは「遊戯者(プレイヤー)」と呼ばれ、人間を駒として裏から操り、その領地の広さで各組織の勢力の大きさを決める。“逆理の裁者”ベルペオル、“大擁炉”モレク、“盤曲の台”ゴグマゴーグ等が「遊戯者」に含まれる。
- ベルペオルは、『大戦』の前に「遊戯者」同士で、フレイムヘイズ兵団に対する包囲網を作ろうと画策したが、 先手を打ったフレイムヘイズ兵団のマティルダ・サントメールとヴィルヘルミナ・カルメルによって、北方の有力な六組織が壊滅、失敗に終わった。
- 『敖の立像』
- 第二期アニメにのみ登場する、“教授”と[仮装舞踏会(バル・マスケ)]が企んだ『実験』の一つ。“紅世”でしか生まれ得ない“徒”をこの世で生み出すために造られたものであり、この存在が完成すれば『大命』の成就に近づくものであったらしい。生み出されつつあった存在の外見は、『暴君 II 』を核とした板金鎧の巨人であり、スペシャル・デバイスとして銀色の翼まで格納していた。
- 御崎市に建てられた時計塔を中心に、サブラクに打ち込ませた『大命詩篇』によって坂井悠二から抜き取った『零時迷子』を心臓に、時計塔の鉄材を身体に、そしてヘカテーの偽りの器である近衛史菜によって蒐集された感情を頭脳に、第一期終盤での『渾の聖廟』によって発生し『タルタロス』の一部によって御崎市の地下に隠蔽されていた膨大な“存在の力”を動力に一つの存在を造り出そうとしたが、シャナたちの活躍と蒐集した感情の暴走もあって制御装置をシャナに破壊され、『敖の立像』最深部に鎮座していた『暴君 II 』の左胸に組み込まれていた『零時迷子』は悠二に奪還されて完成前に崩壊した。なお、この巨大『暴君』と呼ぶべき“徒”が原作と同じく“祭礼の蛇”の代行体として作られたのかどうかについては、作中では言及されていない。
[編集] 宝具
“紅世の徒”やフレイムヘイズが用いる特殊な道具。その効果は様々で、ほとんどの宝具が“存在の力”を込めることで機能するため基本的に人間は使用できない。“徒”と人間の両方が望まなければ作り出せない、この世と“紅世”の狭間の物体である。
- 『贄殿遮那(にえとののしゃな)』
- シャナが所持する大太刀型の宝具。自在法など、これに直接加えられる敵意による能力の干渉は無効化される。シャナが使用する際は『炎髪灼眼の討ち手』の能力により、炎を纏わせる。
- 元々は人間の刀匠と“紅世の王”により作られた刀であり、最強の刀とそれに値する使い手を求めた刀匠が自らその身を変えた史上最悪の“ミステス”、“天目一個”の核となっていた物。
- 『零時迷子(れいじまいご)』
- 坂井悠二の内に宿る宝具。“存在の力”の量を「一日」という単位で区切り、毎晩午前零時に一日の内に記録した最大値まで回復させる、一種の永久機関。時の事象一切に関わる力を持ち、封絶の干渉も受け付けないため、“紅世”秘宝中の秘宝とも称される。
- 元々は“彩飄”フィレスと恋人のヨーハンが、永遠に共にあるべく作成したもので時計台を材料としている。
- 『灼眼のシャナ』最大の謎の一つとされており、サブラクによって一度目の『大命詩篇』を打ち込まれた際に『永遠の恋人』ヨーハンが内部に封じ込められたことと、『大命詩篇』を編み上げた“祭礼の蛇”や遠く式を受け取ったヘカテーや式を解析し実働させた「教授」にも予測不可能な現象が顕われているなど、未だ多くの謎を内包している。
- 『レギュラー・シャープ』
- カード型の宝具。収束して1枚のカードにすることも、分裂させて無数のカードにすることもできる。元々は、占いにのめり込んだ人間と“徒”が作り出した、自動的にカードを切ったり必要な量のカードを場に出す能力を付加しただけのタロットカードだったが、時代の移り変わりと共に占いに使われる様々なカードを飲み込み、現在ではトランプが主体となっている。
- 漫画版ではレギュラー・シャープを使ったマリアンヌが大量に出現したが、シャナはこのレギュラー・シャープを腕っ節だけで倒している。
- 『バブルルート』
- コイン型の宝具。コインの残像が金の鎖となって相手の武器に絡み、相手の武器を封じる。この金の鎖は伸縮自在で破壊や切断はできず、さらに絡んだ武器の能力の発動も封じてしまう。別名「武器殺し」。
- 『ダンスパーティ』
- 簡素で上品なハンドベル型の宝具。ベルを振ることで、任意の“燐子”に鼓動を植え付け、共鳴させ爆発させる能力を持つ。また、「仕掛け」を使うことでトーチにも鼓動を植え付け爆破することが可能。この宝具を用いてフリアグネは『都喰らい』を起こそうとした。
- 『アズュール』
- 銀色の指輪型の宝具。能力範囲内の炎を消す結界を張る能力を持ち、火除けの指輪とも呼ばれる。大抵のフレイムヘイズ・“紅世の徒”の炎による攻撃は完全に防ぐことができるが、炎以外の攻撃に対する防御力は皆無であり、“存在の力”などの、熱量を伴わない見た目だけの炎も消せない。また強力な炎は消しきれない場合がある(ただしアラストール顕現時の巨大な炎をも防いだことがある)。“存在の力”を込めることで発動し、その量次第で発生させる結界の規模も変えることができる。フリアグネの死後、悠二の手に渡った。
- ちなみにこの指輪の裏側には、フリアグネが愛するマリアンヌに用いようとした『転生の自在法』の自在式が刻まれているが、彼らの秘密の計画だったため、シャナや悠二達はこの事を知らない。
- 『トリガーハッピー』
- 古いリボルバーピストル型の宝具。撃つ意思を持つ者が使えば実体の無い弾丸を無限に撃つことができ、撃たれたフレイムヘイズの身の内に在る“紅世の王”の休眠を破る能力を持つ。結果として、目覚めた“紅世の王”を収めるだけの器を持たないフレイムヘイズは爆死する。
- フレイムヘイズに恨みを持った人間と“徒”が作り出した対フレイムヘイズ用武器で、通常のフレイムヘイズに対しては文字通り必殺の威力を誇る。通称「フレイムヘイズ殺しの宝具」。
- 『玻璃壇(はりだん)』
- 銅鏡型の宝具。周囲の物体をかき集めて都市を再現した箱庭に人間とトーチと“存在の力”をリアルタイムで映し出す能力を持つ。“存在の力”を使えば都市の模型は何時でもどこでも何を材料にしても再現できる。フレイムヘイズや“徒”、人間以外の生物は見えない。
- 元々は“紅世の王”、“祭礼の蛇”が、自身の作った都『大縛鎖(だいばくさ)』で人間を見張るために作ったもの。
- 『リシャッフル』
- かつて、互いの境遇を悲観した貴族と“徒”によって作られた万華鏡型の宝具。覗いたものと覗かれたものの意思総体を入れ替える効果を持つ。ただし、互いの心が通じ合っていないと効果が無い。
- 『吸血鬼(ブルートザオガー)』
- 柄の短い片手持ちの大剣型の宝具。相手がこの剣に直接もしくは間接的に触れている状態の時に“存在の力”を込めることで、対象に刃によらない傷を与える能力を持つ。見た目よりもかなり重く、一般人では持ち上げることもままならないが、“存在の力”を込める事で軽々と扱えるようになる。
- アニメ版では原作の物より大きく、鍔や装飾が無い、柄が長く両手持ちとして扱われるなど、デザインが異なる。
- 『オルゴール』
- オルゴール型の宝具。込められた自在式がいかに複雑であろうと「オルゴールのメロディ」と化して、音色に乗せて自動的に発動させ続ける能力を持つ。打ち込める自在式は無数だが、一度に発動させられるのは一種類のみで、使用中は移動させることはできない。
- 『天道宮(てんどうきゅう)』 『星黎殿(せいれいでん)』
- あらゆる感覚や気配察知の自在法でも探知不能であり、内部の存在を隠蔽し、あらゆる気配察知や探索の自在法でも探知不能の球状の異界『秘匿の聖櫃(クリュプタ)』によって隠蔽された世界最大級の宝具である移動城砦と移動要塞。極大のサイズでありながら、『秘匿の聖櫃』に完全に覆われていることで、内部の存在は外の何者にも感知されない。ただし、“愛染自”ソラトの『欲望の嗅覚』でなら、『秘匿の聖櫃』を越えて、それに隠された『星黎殿』の存在自体を感じることができるため、察知は可能。元々は人間の成す芸術に魅了された“紅世の王”、“髄の楼閣”ガヴィダによって建造されたもの。よって中には彼の趣味である芸術品や装用が配備されている。
- 『天道宮』は常に晴天の空が広がる宮殿であり、建物の周囲には草の生い茂る庭が広がっている。『大戦』の後、新たな『炎髪灼眼の討ち手』の育成所となり、シャナの契約のきっかけとなった一連の騒動による戦闘の余波で崩壊し、海中に没する。
- 『星黎殿』は常に星空の広がる要塞であり、城を中心として町並みが広がっている。[仮装舞踏会(バル・マスケ)]の本拠地。ベルペオルが普段過ごす場所であると共に司令室である『祀竃閣』、ヘカテーが篭っている祭壇の間『星辰楼』、機関大底部『暴君』格納庫、娯楽として飲食を楽しむ為の酒保などの施設がある。
- アニメ版では第一期最終回でアラストールが顕現したことで崩壊するが、第二期で「教授」によって再建中であり、その間とある古城を仮住まいとしている。
- 『カイナ』
- 『天道宮』内部に設置された、銀製の水盤型の宝具。“紅世の徒”を、“存在の力”を消耗させずにこの世に留め置く能力を持つ。ただし、まさに留め置く事しか出来ないため、水盤の上から“存在の力”を使わずに動くことは出来ない。
- 元々は『天道宮』を建造した“髄の楼閣”ガヴィダが、人間と対等に語らうために、人間を喰らわずに自身をこの世に留めるために作ったもの。『天道宮』が『炎髪灼眼の討ち手』育成所となった後は、新たな契約者の出現を待つアラストールの居場所となった。
- 『非常手段(ゴルディアン・ノット)』
- 金色の鍵の形をした宝具で複数存在し、[仮装舞踏会(バル・マスケ)]所属の“紅世の徒”たちが命令を受ける際に、勲章や秘密兵器の様な物という名目で渡されている。しかしその実態は、所持者が死に瀕した際に、所持者に残された“存在の力”を使用して予め任意に込められた自在式を発動させるもの。
- “逆理の裁者”ベルペオルが“探耽求究”ダンタリオンからせしめた『デミゴールド』という金塊を用いて作成したもの。
- 名称はゴルディオスの結び目から。
- 『九垓天秤(くがいてんびん)』
- [とむらいの鐘]が所持する、九つの受け皿を持つ黄金の天秤型の宝具。受け皿の大きさは自在に変わり、支点や皿の上に乗る者達の間で“存在の力”の受け渡しを自由に行える。[とむらいの鐘]が誇る九人の“紅世の王”からなる最高幹部達『九垓天秤』の名前の由来でもある。
- 『銀沙回廊(ぎんさかいろう)』
- 『星黎殿』内部の空間を自在に組み替え、離れた場所と場所を繋ぎ合わせる、移動簡略化装置。使用は上級者もしくは許可を得た者に限られる。『星黎殿』外にも「秘匿の聖室」の効果を誘導することも可能。
- 『ジェタトゥーラ』
- 銀の縁取りがされた片眼鏡型の宝具。レンズを通して見ることで、“存在の力”を感じることが出来ない人間でもトーチをトーチとして認識出来るようにする能力を持つ。
- 『メケスト』
- 『儀装の駆り手』カムシン所持の巨大な鉄棒型の宝具。カムシンは『調律』や通常の戦いでは鉄棒のまま使うが、瓦礫の巨人を纏った時は“存在の力”を込めることで、鉄棒を柄とし、瓦礫を“存在の力”で繋いだ鞭と化する。この鞭をスリングの様に用い、先端から“存在の力”を込めた瓦礫を飛ばす『ラーの礫(つぶて)』と呼ばれる技を使うことも出来る。
- 『トライゴン』
- “頂の座”ヘカテーが[仮装舞踏会(バル・マスケ)]の「大命」を遂行するときに使う錫杖型の宝具。杖頭の輪も付けられた遊環も三角形。託宣を受ける際に使われる他、自在式を相手に打ち込む時の触媒や、戦闘の際の武器としても使われる。なお、シュドナイによると『三柱臣』の『トライゴン』、『神鉄如意』、『タルタロス』の3つの宝具は特別製だそうである。
- 第二期アニメではヘカテーの偽りの器である近衛史菜がシャナたちを牽制する為に『トライゴン』でヘカテーの自在法『星(アステル)』を使用する場面があった。
- 『神鉄如意(しんてつにょい)』
- “千変”シュドナイが[仮装舞踏会(バル・マスケ)]の「大命」を遂行するときに使う槍型の宝具。持ち主に合わせて自在に大きさや形を変える能力を持ち、さらにシュドナイは自身の炎を纏わせて破壊力を高める。所有者が望まない限り、曲がる事も折れる事も無い。
- 名前は「西遊記」の孫悟空が所持する天河鎮定神珍鉄こと如意金箍棒から。
- 『タルタロス』
- “逆理の裁者”ベルペオルが[仮装舞踏会(バル・マスケ)]の「大命」を遂行するときに使う鎖型の宝具。具体的な効果は不明。乗り物として使用している描写がある。
- 第二期アニメでは近衛史菜と老執事が右手首にしていたブレスレットは『タルタロス』の鎖の一片が変化したものであり、また第一期終盤で『渾の聖廟』によって生じた膨大な“存在の力”を『タルタロス』の一部によって御崎市の地下に隠蔽していた等、遮断機能が顕著になっている。
- 『ゲーヒンノム』
- [仮装舞踏会(バル・マスケ)]所有の宝具。『星黎殿』の司令室である『祀竃閣』に置かれている。灰で満たされた大竈の宝具で、『三柱臣』専用の宝具の置き場とされている。“千変”シュドナイの「神鉄如意」、“逆理の裁者”ベルペオルの「タルタロス」、“頂の座”ヘカテーの「トライゴン」がそれであり、「大命」遂行時以外はこの宝具に置くことが決まりとされる。他に、どす黒く積もった灰に立体地図を作ることができる。
- 『小夜啼鳥(ナハティガル)』
- あらゆる自在法を「自由自在に」構築する能力を持った“紅世の徒”(“螺旋の風琴”リャナンシー)と、その“徒”を支配するための鳥籠型の宝具の檻を併せた宝具。鳥籠型の檻に“存在の力”を注ぎ込むことで、囚われた“徒”の行動を支配し望む自在法を「啼かせる」能力を持つが、莫大な量の“存在の力”を必要とする。
- なおナハティガル(Nachtigall)とは、ナイチンゲールのドイツ語読み。
- 『アタランテ』
- 金属の輪型の宝具。“存在の力”を込めて息を吹きかける事で捕縛のシャボン玉を作り出すことが出来る。シャボン玉に取り込まれた人間やフレイムヘイズは活動を停止するが、歳は普通に取り続ける。
- 『キングブリトン』
- 大金槌型の宝具。「かつて敵を無数、叩き壊した」とされる武器。
- 『ヒラルダ』
- コイン大の小さな十字架型の宝具で、人間の女性にしか使えない。祈ることで所有者の“存在の力”を使ってこの宝具に込められた自在法を発動させる。その為、所有者は使用後に消滅する。現在はフィレスによって自在法『風の転輪』が込められ、吉田一美が所持している。戦闘用の宝具ではないが、所有者は封絶の中でも活動できる。
- 第二期アニメではフィレスから吉田一美に手渡される場所が原作での佐藤家の庭から、御崎高校の屋上に変わっており、またその時はシャナたちが側にいなかった為にフィレスが吉田一美だけに聞こえる「声」で語りかけもしなかった。また吉田一美が使用後のリスクの高さに思わず『ヒラルダ』を真南川に投げ捨ててしまおうとする場面もあった。クリスマス・イヴには『零時迷子』の『戒禁』が弛んだほんの僅かな間だけ、ヨーハンが『ヒラルダ』を通じて吉田一美に語りかけてヴィルヘルミナたちへの伝言を頼むなど、通信機の役割も果たしている。
- 『テッセラ』
- 世界で最も数が多い、掌大のガラスの正十二面体型の宝具。
- 一定範囲内のフレイムヘイズや“徒”などの“紅世”の気配を遮断する宝具。フレイムヘイズ外界宿の核として各所内部に設置されている。結界の維持に「断続的な力の供給」と「一ヶ所に据えておく」という条件があり、どちらかの条件を破ると途端に効力が切れてしまい、再起動には相当な時間を要する。
- 『押し出しトンカチ』
- 質問コーナー『狩人のフリアグネII』でマリアンヌが使用。質問コーナーの文字数を無駄に消費する教授とドミノを、力尽くで叩き出すための宝具。
- 『タルンカッペ』
- 襤褸布型の宝具。気配隠蔽の隠れ蓑だが、力を注ぎながらの緩慢な移動を余儀なくされる。“吼号呀”ビフロンスが所有していた。
- 名前は北欧神話の小人の被る姿隠しの帽子から。
- 『ノーメンクラタ』
- 物体の組成や構造を解析表示する、非常に珍しい宝具。銀色の円盤型。
- 『コルデー』
- 数十もの指輪からなる宝具。遣い手の炎の色を宝石に宿し、弾丸としたり爆発を起こさせたりする機能を持つ(爆発で壊れることは無い)。飛ばした後は、所有者の意志で軌道を曲げたり手元に戻したりも出来る。
- 『パパゲーナ』
- 無数の鈴を飛ばして操る宝具。“戯睡郷”メアが所有しているが、本来はメアが寄生している“ミステス”が内に蔵する宝具。
- 『渾の聖廟(こんのせいびょう)』
- アニメ版にのみ登場。
- “探耽求究”ダンタリオンが『星黎殿』内を改造して作った大仕掛けで、『零時迷子』と“頂の座”ヘカテーの「“存在の力”に対する“徒”としてのキャパシティ」の大きさ、“存在の力”を外部に放出する装置があって初めて機能する。ヘカテーが悠二と器を合わせて、“存在の力”を回復させる『零時迷子』から“存在の力”を大量に引き出させ、それを装置で吸収・屋外へ放出することにより無限に“存在の力”が湧き出す『泉』が出来上がる(その為、存在の泉とは『渾の聖廟(こんのせいびょう)』であると思われる)。“逆理の裁者”ベルペオルの野望によって計画・実行されたが、シャナたちの活躍によって阻止された。なお、『渾の聖廟』は第二期二話でのベルペオルの発言によれば『大命』の一環であったらしく、『渾の聖廟』によって生じた膨大な“存在の力”は、ベルペオルの宝具『タルタロス』の一部によって御崎市の地下に隠蔽されて、クリスマス・イヴに[仮装舞踏会]によって実行された『敖の立像』完成のための動力にされた。
[編集] 我学の結晶
教授こと“探耽求究”ダンタリオンが作り上げた、宝具であり宝具でない品の数々。強力な力を持ったものもあれば、ジョークアイテムとしか思えない代物まであり、基本的には教授とその“燐子”ドミノにしか扱えない。ちなみに本人にとっては(少なくとも発明した時は)全て大真面目な発明である。これらは、教授独自の能力である『本来は自分に行う顕現を、他の物体として永続的に実体化させる』能力を用いて作成した『素材』と、この世の物を結合させて作り出す。『我学の結晶』には基本的に『我学の結晶エクセレント(通し番号)』というシリーズ名が付けられる。なお、『浪漫の結晶』や『我学の結晶エクスペリメント』といった亜種が存在するが、本項には共に記載する。
- 『我学の結晶エクセレント28-カンターテ・ドミノ』
- 教授の助手を務める“燐子”(紅世の徒を参照)。通称「ドミノ」。
- 『我学の結晶エクセレント4122-賢者の瞳』
- 『夜会の櫃』に据えられた遠視装置。
- 『我学の結晶エクセレント7930-阿吽の伝令』
- 『我学の結晶エクセレント7931-阿の伝令』
- 『我学の結晶エクセレント7932-吽の伝令』
- いずれもネジと文様を刻んだマンホールの蓋(20世紀初頭は、無数の短剣を刺したオーク材の樽を使っていた)。『阿の伝令』『吽の伝令』は音声と立体映像を送り、マジックハンドを接続してドミノをつねりあげることも可能。破壊された場合は非常脱出装置『阿吽の伝令』へ強制転送される。名前は恐らく阿吽の呼吸から。
- 『我学の結晶エクセレント11450-地変の匙』
- 教授が“壊刃”サブラクに投げつけた小さなスコップ。用途は不明。
- 『我学の結晶エクセレント13274-暴君』
- 二つ存在し、正式名称はそれぞれ『我学の結晶エクセレント13274-暴君 I 』と『我学の結晶エクセレント13274-暴君 II 』。
- [仮装舞踏会]盟主である“祭礼の蛇”の意思を受信し、思いのままに動く代行体を精製するためのもの。
- 『暴君 II 』は歪んだ板金鎧の姿をしており、感情と、感情に伴う行動を採集するためのもの。強い感情を感じ取ると、(感情の主の周囲に在る人間を動力源に)その場所に分身(本体の一時的な受信機)を転移させ、強い感情を持った人物が取ろうとしていた行動を「鏡」のように忠実に再現し、感情を採取する。この一連の採集行為を[仮装舞踏会]では『鏡像転移』と呼んでいる。採集されたこれらの人格鏡像は『暴君 II 』が磔にされている『吟詠炉(コンロクイム)』へ蓄積され、代行体の核となる盟主の意思を受け取り再現する仮想意思総体を構築する。
- 『暴君 I 』とは『大命詩篇』の一篇が打ち込まれた『零時迷子』のことであり、合一のための下地の製作および、代行体の動力源となる。『暴君 I 』は『暴君 II 』から送られてくる人格鏡像を自身に転写し続けていき、その後機動スイッチの役目である『大命詩篇』の別の一篇を打ち込むことで、転写された無数の人格鏡像を繋ぎ合わせ、仮想意思総体を完成させ、“久遠の陥穽”内に存在する“祭礼の蛇”の人格を代行体に宿らせるためのもの。
- 原作ではフィレスによって活性化した『零時迷子』の元に転移した『暴君 II 』の最初の部分は右腕だったが、第二期アニメでは左腕に変わっている。また第二期アニメでは、クリスマス・イヴに[仮装舞踏会]によって実行された『敖の立像』は二つの『暴君』が核となっていた。
- 『我学の結晶エクセレント27071-穿破の楔』
- 通称『オベリスク』。“征遼の睟”サラカエルの依頼を受けた教授が作り上げた巨大な鉄の塔。ハワイ島マウナロア火山の頂上に設置されており、「マウナロア地下大秘密基地」の中核的存在。[革正団]の目的である「明白な関係」作りのきっかけとなりうる、「この世の本当の事」を人間に伝えるために製作されたもので、情報を広範囲に伝達するための打ち上げ用エンジンと送受信機を持つ。
- 『我学の結晶エクセレント29004-毛虫爆弾』
- 教授曰く「五百匹の精鋭かぁらなるアグレェーッシブな」攻撃。『夜会の櫃』に閉じ込められたシャナに使用したが、かえって怒りを倍増させることになった。
- なお毛虫爆弾五百匹はシャナが全て斬り、焼き払った(そのかわり、彼女の髪の毛はボサボサになった)。
- 『我学の結晶エクセレント29147-惑いの鳥』
- 御崎市の実験に使用。あらゆるものの動きを任意の方向に捻じ曲げられる撹乱の自在法の自在式が込められている。この作用は相手の“存在の力”そのものを使用するので、“燐子”の様に“存在の力”が小さい存在でも大規模な発動が可能。ミサゴ祭りに便乗し、鳥を模したハリボテ型で町中に配置された。『逆転印章』の効力を加速させ、効力を増大させる働きもある。
- 『我学の結晶エクセレント29182-夜会の櫃』
- 『賢者の瞳』をはじめ、自動防衛装置や敵のエネルギーを利用した加速装置、飛行機能まで無茶苦茶な機能を無駄に満載した怪物列車。白峰駅の地下から出現した。御崎市駅で構築された『逆転印章』の最後のピースが、先端に収められている。
- この夜会の櫃に侵入し、破壊しようとして閉じ込められたシャナに対し、『我学の結晶エクセレント29004-毛虫爆弾』を使用して邪魔をしたが、そのせいで怒りが倍増したシャナが夜会の櫃を180度にひっくり返し、さらに紅蓮の炎で焼き払ったため鉄屑同然となった。
- 『浪漫の結晶ドォーリル付き西洋風の両手剣』
- 柄のボタンを押すことで刀身が高速回転する業物の剣。元は“壊刃”サブラク秘蔵の宝剣『ヒュストリクス』だったが、教授に「イカれたカラクリ」として(教授的には「超・強力でカッコよく」)改造されてしまい、サブラクが教授と袂を分かつ原因となった。現在は教授が所有している。
- 『我学の結晶エクスペリメント13261-合体無敵超人』
- 『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグの事。あるいは実験そのものの名称とも考えられる。
- 契約のメカニズムの研究の為に行った『強制契約実験』によって生まれた、強制的に契約させられたフレイムヘイズ。この事件は、この世を跋扈する“徒”にとっては天敵を大量に生み出す背信行為である上に、フレイムヘイズ内の“王”や“紅世”で静観を決め込んでいる“徒”を含めた“徒”全体にとっても両世界の狭間で少なからぬ“徒”や“王”といった同胞の命が喪われたため、教授への反感を大きく高める結果となった。
- この時生み出されたフレイムヘイズたちは、当然ながら使命感の欠片も持たず、多くは“徒”やフレイムヘイズに殺され、また発狂・自殺した。生き残って使命を遂行しているサーレは例外中の例外である。
- 『我学の結晶エクセレント番外0001-小さな翼』
- 番外編『しんでれらのしゃな』に登場。エクセレントな鳥の人達(教授とドミノ)がシンデレラ(シャナ)を助けに来た際に腕に付けていた。
- 『我学の結晶エクセレント番外0002-大きな翼』
- 番外編『しんでれらのしゃな』に登場。エクセレントな鳥の人達(教授とドミノ)が、シンデレラ(シャナ)を助けるため使用。
- シンデレラ(シャナ)と、継母(テンモクイッコ)、義理の姉(長女メリヒム、次女ヴィルヘルミナとティアマトー)の住んでいた家がこの『我学の結晶』に密かに改造されており、舞踏会の日に変形して空を飛んでお城の衛兵隊長(オルゴン)と城壁を体当たりで吹き飛ばした。
- 『我学の結晶エクセレント番外0003-深き杭』
- 番外編『かぐやひめのしゃな』に登場。お爺さん(教授)が犬(ドミノ)に「ここほれワンワン」と言われて作った。
- 巨大なボーリングマシン型。埋まっていた宝どころか岩盤をぶち抜き地下の温泉に到達、自身が掘り当てた温泉の噴出により倒壊し、熱々の水と共に隣に住む爺さん(サブラク)の家を押しつぶした挙句に流した。
- 『我学の結晶エクセレント番外0004-速き杵』
- 番外編『かぐやひめのしゃな』に登場。お爺さん(教授)が犬(ドミノ)に「これつけワンワン」と言われて作った。
- 臼を抱え込む様に設置し、周囲にマジックハンドを無数生やした様な形をしている。高い性能を誇り、もち米の準備から餅搗きまで自動かつ素早く行うことが出来る。搗かれた餅は金に変わったが、自動的に延々と行った結果巨大な金の山が聳え立ち、大重量の雪崩となって崩れ落ちた金の山は遠くに引っ越した爺さん(サブラク)の家を押し流した。
- 『我学の結晶エクセレント番外0005-広き籠』
- 番外編『かぐやひめのしゃな』に登場。お爺さん(教授)が犬(ドミノ)に「これまけワンワン」と言われて作った。
- 巨大な吸引口と噴出孔、さらにタービンと機関部で構築された装置。吸い込んだ灰を村の全域に瞬く間に散布し、お互いの家も見えないほど遠くに引っ越していた爺さん(サブラク)の秘蔵の黒樫木刀にも花を咲かせた。
[編集] 自在法
“存在の力”を操ることで、この世では起こり得ない不思議を現出させる術の総称。基礎的な術や皆が共通して使う術と、術者独自の性質に基づいて発動する固有の術に大別され、術の内容や術者によって得手不得手がある。自在法はこの世の“存在の力”の流れに直接干渉するため、“存在の力”を感知できる者はその違和感を察知することが出来る。効果の大きい自在法ほど生じる違和感も大きく、“存在の力”を察知できない人間にも影響を与える場合がある。
自在法は、“徒”がこの世にやって来た目的を果たすために使われるほか、フレイムヘイズにとっても戦闘の上で欠かせない武器となる。特に自在法を用いるのが得意な者は「自在師」と呼ばれる。ここでは多数ある自在法の一部を紹介する。
- 自在式(じざいしき)
- 自在法の発動の際に自然に現れたり、任意の自在法を使うために使用者が出現させたり、自在法の補助などに用いられる紋様の総称。紋様は作中ではよく『奇怪な文字列』などと表現される。同じ自在法でも術者によって描かれる自在式は異なり、同じ自在法でも必ずしも一定の紋様とは限らない。基本的に込められた“存在の力”の色に発光する。
- 自在式は単独では何の効果も持たず、そこに“存在の力”を込め、式を起動させて初めて効果が現れる。 単純に“存在の力”を込めればすぐに使える自在式もあれば、熟練した自在師でも起動させることすら困難な難解な自在式も存在する。
- 封絶(ふうぜつ)
- 現代では最もポピュラーな自在法の一つで、簡単に言えば「結界」。封絶を「張る」と、地面(もしくは水面)に火線による紋章と、炎を混ぜたドーム上の陽炎の壁が作られ、内部の空間はこの世の流れから非物理的に切り離される(作中では因果孤立空間と称される)。内部では“紅世”に関わる者以外のものは停止し、外部では“存在の力”を感知する能力がない限り、封絶を張られた空間の存在を認識できなくなり、また“存在の力”を感知する能力を持った者にも内部の様子は掴み辛くなる。応用として、広範囲に効果を及ぼす宝具等の効果範囲を封絶内に縮められる。
- これによって“徒”の完全な隠密行動が可能になると同時に、人間は“徒”に襲われたことを認識できなくなる。
- 封絶の内部で破壊された物体や生物は、その封絶を解くまでは“存在の力”を用いることで、封絶発動前の状態にまで修復することができる。しかし、封絶の影響を受けていない存在や、“存在の力”を喰われてしまった人間は直せない。
- トーチ製作・加工・割り込みの自在法
- 『人間の代替物』であるトーチに関する、フレイムヘイズ、“徒”双方にとっての基礎技能であり、容易に扱える自在法。なお、固有名は特に無い。用語のトーチの項も参照のこと。
- トーチ製作の自在法は、人間の“存在の力”に干渉し、代替物であるトーチに加工するもの。この自在法を行わない限り、喰い滓からトーチが生まれることはない。
- トーチ加工の自在法は、トーチの組成に干渉し、トーチを変形させたり分解したり内在する“存在の力”を削ったりするもの。この自在法を使うことで、刀で斬ってもトーチを破壊せずに、「斬られた形のトーチ」として加工することも出来る。
- トーチ割り込みの自在法は、トーチの持つ周囲や世界との繋がり(「絆」と称される)を術者が借り受け、継続して使用できるという物。このため、姿や性格が変わっても別人であることに周囲の人間に気付かれない。トーチの残り火が強ければより大きく情報が残った状態で割り込める。術者の任意でいつでも周囲との関係性を破棄できる。術者が関係性を保つ限り、トーチとなった人物は存在し続けていることになり、術者が関係性を破棄すると同時に、そのトーチは消失する。主に、フレイムヘイズがトーチを作った“徒”を追う際の情報収集などの時に使用する。
- 清めの炎
- フレイムヘイズの体を清潔に保ったり、体調を万全にするために使用される。これのお陰でフレイムヘイズは入浴の必要は無いが、女性のフレイムヘイズの多くは「水浴びは大好き」との事。また、マージョリーはこの自在法を主に二日酔い対策に使っている。
- 達意の言(たついのげん)
- 意思を言語に変換する自在法。特に学ばなくても様々な言語の会話が可能になる。
- 炎弾(えんだん)
- 初歩的な攻撃の自在法。熱エネルギーとして具象化させた炎(こちらの炎は“存在の力”の見た目上の炎と違って、物を燃やす)を砲弾のように撃ち出す。炎の色は使用者の“存在の力”と同じ。通常ならば着弾後に炸裂するだけだが、器用な“徒”やフレイムヘイズであれば、着弾後に変形させたり任意に爆発させたりと言った遠隔操作も可能。
- 転生の自在式
- 天才自在師“螺旋の風琴”によって作られた自在式。式の起動には莫大な“存在の力”が必要。通常の意味での転生とは意味合いが異なり、起動させることで、対象の在り様を組み替え、他者の“存在の力”に依存することなく、この世に適合・定着させる。
- “狩人”フリアグネが、“徒”に力を供給されなければ消えてしまう愛する“燐子”マリアンヌを、一つの確固たる存在にし、永遠に共に生きるために、この自在式を用いようとした。
- 人化の自在法
- 本性をそのまま形にした“紅世の徒”の外見は、多くの場合人間とは異なるが、そうした“徒”でも人間型の外見になれる自在法。ただし本性を人間型に変換しているだけで、望む人間の姿になれるわけではない。人間社会の文明が発達した近代以降、ほとんどの“徒”はこの自在法で人間の姿をとっている。
- ちなみに、本性からかけ離れた姿を「作る」のは、これとは別の自在法となる。
- 都喰らい(みやこくらい)
- “棺の織手”アシズが生み出した自在法。本来“徒”が喰らうには適さない人間以外の存在の“存在の力”を、喰らうことが可能な莫大にして高純度の“存在の力”へと変換する秘法。原理としては、「世界の歪み」を一時的に緩衝するトーチを大量に作り出し、それら多数のトーチに「仕掛け」を施して、歪みを緩衝する役割を一挙に消し去ることで、瞬間的に大きな歪みを作り出し、その歪みに巻き込む事で、辺りの存在を高純度の“存在の力”へと変換するものである。「都喰らい」の名が示すとおり、一つの都市程度の大きさがまるまる莫大な“存在の力”へと変換される。ただし、多数のトーチを触媒にするため世界に生じる歪みも大きく、いきなり発動できない難点がある(故に、式の準備段階で歪みがフレイムヘイズを引き寄せてしまう)。
- 大戦の時代、オストローデという都市がこの都喰らいにより消滅している。
- 戒禁(かいきん)
- 主に戦闘用の宝具の“ミステス”にかけられる、中の宝具を守るための自在法。具体的な効果は術者によって異なり、攻撃や“ミステス”を分解しようとした相手を捕らえるなど様々。
- 逆転印章(アンチシール)
- 自在法の効果を逆転させる自在式。本来は相手の防御陣に組み込んで使うが、ミサゴ祭りでは教授が御崎町の「歪み」の調律を行おうとしたカムシン(調律師)の自在法の制御を奪い、その後駅周辺に張られた巨大なこの自在式を用いることで調律の「歪んだ世界を本来あるべき状態に近づける」力を逆転させ、歪みの極限の拡大を目論んだ。
- 調律
- “存在の力”が奪われた結果、危険なレベルにまで「歪んだ」地域を修復する事。
- 専門のフレイムヘイズが、その地域で生まれ育った人間から歪みのない状態のイメージを採取し、そのイメージに基づいて“存在の力”を調律師それぞれの方法で「本来あるべき状態」に近づける。また、これを専門に行うフレイムヘイズを「調律師」と呼ぶ。
以上で灼眼のシャナ -に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 小説
| 文学 |
|---|
![]() |
| ポータル |
| 各国の文学 記事総覧 |
| 出版社・文芸雑誌 文学賞 |
| 作家 |
| 詩人・小説家 その他作家 |
- 本編
- 本編はナンバリング順序通りの長編物語となっている。なおナンバリングされているV、X、XV巻ではプロローグとエピローグ部分以外は長編形式の外伝となっており、時系列ではI巻よりも過去の話となっている。作者によると、これらナンバリングされた外伝は、以降の展開の重要な伏線になっているとのこと。
- 外伝、番外編
- 本作では、本編の物語の挿入話(エピソード)となる話を外伝と定義しており、外伝のタイトルはカタカナで表記されている。逆に本編の挿入話としては扱われない「何でもあり」の話は番外編として定義されており、番外編のタイトルはひらがなで表記されている。なお二次創作における番外編ではタイトルの表記は統一されていない。
- 本編、外伝の時列表
| 時代 | 時期 | 作品 |
|---|---|---|
| 近世以前 | 16世紀以前 | 外伝 『キープセイク』 |
| 近世 | 16世紀 | X巻 |
| 近代 | 1901年 | XV巻 |
| 1930年代 | 外伝 『マイルストーン』 | |
| 現代 | I巻の数年前 | V巻 |
| 外伝 『ゾートロープ』 | ||
| 4月 | 外伝 『オーバーチュア』 | |
| I巻 | ||
| 外伝 『ノーマッド』(ドラマディスク) | ||
| 5月 | II巻 | |
| 5〜7月 | III〜IV巻 | |
| V巻プロローグ、エピローグ | ||
| 7月 | VI〜IX巻 | |
| IX巻以降 | DSゲーム、X巻プロローグ、エピローグ | |
| 8月 | 外伝 『リシャッフル』 | |
| 9月 | 外伝 『セレモニー』 | |
| 外伝 『ドミサイル』 | ||
| 10〜12月 | XI〜XIII巻 | |
| 12月 | XIV巻 | |
| 12月24日以降 | XV巻プロローグ、エピローグ | |
| 1月 | XVI巻 |
[編集] 既刊一覧
高橋弥七郎による著書『灼眼のシャナ』の既刊一覧であるが、その他に収録された作品も併せて記載してある。
- 本編
- 灼眼のシャナ ISBN 4840222185 2002年11月25日 発行
- 灼眼のシャナII ISBN 4840223211 2003年4月25日 発行
- 灼眼のシャナIII ISBN 4840224102 2003年7月25日 発行
- 灼眼のシャナIV ISBN 4840224390 2003年8月25日 発行
- 灼眼のシャナV ISBN 4840225192 2003年11月25日 発行
- 灼眼のシャナVI ISBN 4840226083 2004年2月25日 発行
- 灼眼のシャナVII ISBN 484022725X 2004年7月25日 発行
- 灼眼のシャナVIII ISBN 4840228337 2004年10月25日 発行
- 灼眼のシャナIX ISBN 4840228817 2005年2月25日 発行
- 灼眼のシャナX ISBN 4840231427 2005年9月25日 発行
- 灼眼のシャナXI ISBN 4840232040 2005年11月25日 発行
- 灼眼のシャナXII ISBN 4840233047 2006年2月25日 発行
- 灼眼のシャナXIII ISBN 484023549X 2006年9月25日 発行
- 灼眼のシャナXIV ISBN 9784840237192 2007年2月25日 発行
- 灼眼のシャナXV ISBN 9784840239295 2007年8月25日 発行
- 灼眼のシャナXVI ISBN 9784840240611 2007年11月25日 発行
- 短編集
- 灼眼のシャナ0 ISBN 4840230501 2005年6月25日 発行
- 外伝 『オーバーチュア』、番外編 『しゃくがんのしゃな』、『しんでれらのしゃな』収録
- 巻末に質問コーナー「狩人のフリアグネ」収録
- 灼眼のシャナS ISBN 4840234426 2006年6月25日 発行
- 外伝 『キープセイク』、『マイルストーン』、『セレモニー』収録
- 巻末に質問コーナー「狩人のフリアグネII」収録
- 灼眼のシャナM (レーベルは電撃劇場文庫。劇場で限定販売された。)
- 外伝 『ノーマッド』、『オーバーチュア』収録
- 解説本、画集等収録の作品
- 外伝 『ボールルーム』
- アニメ『灼眼のシャナ』ノ全テに収録。
- 外伝 『リシャッフル』
- いとうのいぢ画集 「紅蓮(ぐれん)」に収録。
- 番外編 『かぐやひめのしゃな』
- いとうのいぢ画集 II 「華焔(かえん)」に収録。
- その他
- 作者によってテキストが書かれた灼眼のシャナDS、脚本が手がけられたドラマCD 灼眼のシャナ ドラマディスク(内容は上記の『ノーマッド』と同一)、漫画版作者笹倉綾人とのコラボレーションで描かれた『ゾートロープ1〜2』『ゾートロープ3〜4』(1〜2は電撃hp Volume.45掲載、3〜4は電撃大王2007年3月号掲載、後にまとめてTVアニメ灼眼のシャナIIDVD第I巻初回限定版に先行再収録)が外伝として位置している。
[編集] 漫画
![]() |
| ウィキポータル |
| 漫画作品 |
| 日本の漫画作品 |
| 漫画家 |
| 日本の漫画家 |
| 漫画原作者 |
| 漫画雑誌 |
| カテゴリ |
| 漫画作品 |
| 漫画 - 漫画家 |
| プロジェクト |
| 漫画作品 - 漫画家 |
[編集] 灼眼のシャナ
原作小説を元に漫画化。原作同様にシャナと悠二の出逢いから描かれる作品。メディアワークスの『月刊コミック電撃大王』から、2005年4月号(同年2月発売)より連載開始。
漫画版1巻から3巻までが原作小説1巻の狩人フリアグネとの戦い。漫画版4巻以降は原作小説2巻の弔詞の詠み手マージョリー・ドーと蹂躙の爪牙マルコシアス、屍拾いラミーとの出会いに相当。2巻のおまけページではアニメ版のDVD特典の『灼眼のしゃなたん』の漫画版、初回限定版"GRIMOIRE"には鎌池和馬による二次創作小説【討滅の獄】が収録。
単行本には毎巻、原作者である高橋弥七郎はコメントをキャラクターデザインのいとうのいぢからはコメントと書き下ろしのイラストが寄せられている。また、そのコメントの中で高橋弥七郎は「極上のコミカライズ作品」と笹倉綾人版灼眼のシャナを高く評価している。
単行本は2008年4月現在、IV巻(4巻)まで発刊中。累計発行部数は120万部を超える。[6]
- 単行本
- 2005年10月27日発行 ISBN 4840232245
- 2006年6月27日発行 ISBN 4840235031(通常版)、with "GRIMOIRE"ISBN 4840234965(初回限定版)
- 2007年4月27日発行 ISBN 9784840238717
- 2008年1月26日発行 ISBN 9784840241380
[編集] 灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌-
- 原作X巻の時代背景を元に漫画化。シャナの先代にあたる『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールの活躍が描かれる作品。
- 『電撃マ王』増刊「電撃黒マ王」(季刊)にて、2007年9月19日(vol.1)より連載。
- 作画:木谷椎
- 原作:高橋弥七郎
- キャラクターデザイン:いとうのいぢ・木谷椎
[編集] アニメ
[編集] テレビアニメ
[編集] 第1期
第1期シリーズである『灼眼のシャナ』は2005年10月から2006年3月までUHFアニメ形態で全24話放映され、後に全8巻のDVDソフトとして発売されている。TV放送とほぼ同時期からインターネットによるストリーミング配信も行われた。
ストーリーは、作中の4月から9月の二学期開始時までの期間となっている。内容は原作I〜VII巻をベースとしてアレンジされたアニメオリジナルの作品。VIII巻とIX巻エピソードのアレンジも極一部だが加えられている。
なお、企画段階では原作I巻をベースにした全12話というパターンも検討されていた。
[編集] スタッフ
- 原作・監修:高橋弥七郎
- イラスト:いとうのいぢ
- 企画:川村明廣(ジェネオンエンタテインメント)、臼井久人(東芝エンタテインメント[7])、久木敏行(メディアワークス)、阿部倫久(J.C.STAFF)
- 監督:渡部高志
- シリーズ構成:小林靖子
- 脚本:小林靖子、佐藤勝一、白根秀樹
- キャラクターデザイン:大塚舞
- 総作画監督:大塚舞、藤井真澄、藤井昌宏
- 美術監督:奥井伸
- 色彩設定:伊藤由紀子
- 撮影監督:福世晋吾
- 編集:西山茂
- 音楽:大谷幸
- 音楽制作:ジェネオンエンタテインメント
- 音楽プロデューサー:関戸雄一
- 音響監督:明田川仁
- 音響制作:マジックカプセル
- 音響効果:中野勝博(サウンドボックス)
- 録音調整:土屋雅紀
- 録音スタジオ:スタジオT&T
- 宣伝:飯田尚史(ジェネオンエンタテインメント)、小倉尊行(東芝エンタテインメント)、鈴木則道
- 企画協力:中嶋嘉美(ビッグショット)、石川功(ビッグショット)
- 協力:電撃文庫編集部、電撃hp編集部
- 制作担当:田部谷昌宏
- プロデューサー:伊平崇耶(東芝エンタテインメント)、三木一馬(メディアワークス)、中山信宏(ジェネオンエンタテインメント)
- プロデュース[8]:川瀬浩平(ジェネオンエンタテインメント)、松倉友二(J.C.STAFF)
- アニメーション制作:J.C.STAFF
- 製作:『灼眼のシャナ』製作委員会(ジェネオンエンタテインメント、東芝エンタテインメント、メディアワークス、J.C.STAFF)
[編集] 主題歌
オープニング
エンディング
- 「夜明け生まれ来る少女」(第1話〜第14話)
- 作詞:高橋洋子
- 作曲・編曲:大森俊之
- 歌:高橋洋子
- 「紅の静寂」(第15話〜第23話)
- 作詞:石田燿子
- 作曲・編曲:村上正芳
- 歌:石田燿子
- 「緋色の空」(24話)
※「being」はドレミ楽譜出版社発行『アニメソング・マニア! ピアノ曲集』にピアノ用譜面が収録されている。
[編集] サブタイトル
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 元になった原作 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 全ての終わり、一つの始まり | 小林靖子 | 渡部高志 | 秋田谷典昭 上田繁 |
宮田奈保美 | 大塚舞 | I巻 |
| 2 | 灯る炎 | 杉原由紀 | 栗井重紀 | I・II巻 | |||
| 3 | トーチとフレイムヘイズ | 上田繁 | 河野真貴・谷川政輝 川上鴨彦・大塚舞 |
藤井昌宏 | |||
| 4 | 惑いのフレイムヘイズ | 中村守 | 立仙裕俊 | 三井寿 | 大塚舞 | ||
| 5 | それぞれの想い | 佐藤勝一 | 福田道生 | 清水一伸 | 岡村幸男・井本由紀 冷水由紀絵 |
藤井昌宏 | |
| 6 | 交錯・発動・対決 | 白根秀樹 | 渡部高志 | 高島大輔 | 宮田奈保美・尾崎正幸 冷水由紀絵・井本由紀 |
大塚舞 | |
| 7 | 二人のフレイムヘイズ | 小林靖子 | 池端隆史 | 上田繁 | 谷川政輝・小川浩司 冷水由紀絵・井本由紀 |
藤井昌宏 | |
| 8 | 麗しのゴブレット | 川口敬一郎 | 秋田谷典昭 | 川上暢彦・新井伸浩 川島勝・尾崎正幸 |
大塚舞 | ||
| 9 | 恋と欲望のプールサイド | 白根秀樹 | 池端隆史 | 高田耕一 | 杉本功・金子ひらく 小川浩司 |
藤井昌宏 | オリジナル |
| 10 | 絡まる想い | 小林靖子 | 葛谷直行 | 立仙裕俊 | 三井寿 | 大塚舞 | II巻 |
| 11 | 悠二とシャナとキス | 佐藤勝一 | 福田道生 | 雄谷将仁 | 井本由紀・冷水由紀絵 | 藤井昌宏 | III・IV巻 |
| 12 | ゆりかごに花は咲いて | 白根秀樹 | 中村守 | 山名隆史 | 宮田奈保美・尾崎正幸 | 大塚舞 | |
| 13 | 校舎裏の宣戦布告 | 米たにヨシトモ | 上田繁 | 谷川政輝・川島勝 新井伸浩 |
藤井昌宏 | ||
| 14 | 偉大なる者 | 佐藤勝一 | 渡部高志 | 高島大輔 | 杉本功・川上暢彦 住本悦子 |
大塚舞 | V巻 |
| 15 | 炎の生まれた日 | 中村憲由 | 石川敏浩 | 中島美子・武本大介 中野彰子・Kim Dae Hoon |
藤井昌宏 大塚舞 |
||
| 16 | 炎髪灼眼の討ち手 | 橘秀樹 | 池端隆史 | 井本由紀・冷水由紀絵 | 大塚舞 | ||
| 17 | 新たなる序章 | 小林靖子 | 池端隆史 | 住本悦子・宮田奈保美 小川浩司 |
藤井昌宏 | VI・VII巻 | |
| 18 | 砕ける願い | 福田道生 | 秋田谷典昭 | 川島勝・新井伸浩 | 大塚舞 | ||
| 19 | 戦いの中で | 渡部高志 | 上田繁 | 川上暢彦・谷川政輝 宮田奈保美・新井伸浩 |
藤井昌宏 | ||
| 20 | 非情のヴィルヘルミナ | 白根秀樹 | 高島大輔 | 井本由紀・冷水由紀絵 | 大塚舞 | VIII・IX巻の一部 | |
| 21 | 遠ざかる想い | 小林靖子 | 上田繁 | 川島勝・新井伸浩 中島美子・武本大介 中野彰子 |
藤井昌宏 | ||
| 22 | 揺らぐ炎 | 中村守 | 高島大輔 | 宮田奈保美・住本悦子 | 大塚舞 | オリジナル | |
| 23 | 星黎殿の戦い | 渡部高志 | 上田繁 | 新井伸浩・川島勝 尾崎正幸 |
藤井昌宏 | ||
| 24 | 紅蓮の想い | 上田繁 池端隆史 |
井本由紀・冷水由紀絵 杉本功・川上暢彦 新井伸浩・川島勝 藤井昌宏 |
大塚舞 | |||
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 神奈川県 |

