アンタッチャブル (映画)
| アンタッチャブル | |
|---|---|
| The Untouchables | |
| 監督 | ブライアン・デ・パルマ |
| 脚本 | デイヴィッド・マメット |
| 原作 | オスカー・フレイリー |
| 製作 | アート・リンソン |
| 出演者 | ケヴィン・コスナー ショーン・コネリー ロバート・デ・ニーロ |
| 音楽 | エンニオ・モリコーネ |
| 撮影 | スティーヴン・H・ブラム |
| 編集 | ジェラルド・B・グリーンバーグ ビル・パンコウ |
| 配給 | パラマウント映画 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 119分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $25,000,000 (概算) |
| 興行収入 | $76,270,454[1] |
『アンタッチャブル』(The Untouchables)は、1987年のアメリカ映画。禁酒法時代のアメリカ(シカゴ)を舞台に、正義のためにギャングのボスであるアル・カポネを逮捕しようとするアメリカ財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」の戦いの日々を描く。
主人公を助ける老警官役のショーン・コネリーが第60回(1987年度)アカデミー賞助演男優賞、第45回(1987年度)ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した。また、日本でも第30回(1987年度)ブルーリボン賞外国作品賞を受賞した。
目次 |
ストーリー [編集]
1920年代から30年代初期の禁酒法は闇酒場を横行させ、犯罪組織は、酒の密造とカナダからの密輸により莫大な利益をあげていた。地元の警察や裁判所を買収しているギャングたちが市民への殺人も厭わない状況に政府はアメリカ第三の大都会であるシカゴへ財務省のエリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)を派遣する。野心家で目立ちたがり屋のネスは赴任早々、密造酒摘発で手柄を立てようとして失敗。さらに新聞記者に写真にとられて落ちこむネスは、帰り道で会った初老の警官ジム・マローン(ショーン・コネリー)に警官の仕事は手柄を立てるのではなく無事に家に帰ることだと教えられる。
翌日、オフィスに来たネスは抗争の巻き添えになって死んだ少女の母親から諦めないでと励まされ、新たな決意を胸にマローンを呼び出す。周りに聴かれないように署を出て教会のベンチに座った二人。ネスはカポネ(ロバート・デニーロ)を逮捕する決意をマローンへ打ち明け、信頼できる仲間と班を編成するために協力してほしいと頼む。カポネの実力を知るゆえに躊躇うマローンだが警官としての生き方を貫くことを決意する。警察学校の生徒だった新米のジョージ・ストーン(アンディ・ガルシア)、財務省から応援にきた簿記係のオスカー・ウォーレス(チャールズ・マーティン・スミス)と四人が揃ったところでマローンが全員に銃を持たせて歩きだす。進んだら後戻りできない修羅の道、彼らはその一歩を踏み出していく。
スタッフ [編集]
- 監督:ブライアン・デ・パルマ
- 製作:アート・リンソン
- 脚本:デイヴィッド・マメット
- 音楽:エンニオ・モリコーネ
- 撮影:スティーヴン・H・ブラム
- 編集:ジェリー・グリーンバーグ
- 衣装:ジョルジョ・アルマーニ
- 配給:パラマウント映画
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |||
|---|---|---|---|---|---|
| ソフト版 | テレビ朝日版 | テレビ東京版 | フジテレビ版 | ||
| エリオット・ネス | ケヴィン・コスナー | 大塚芳忠 | 山寺宏一 | 津嘉山正種 | 根津甚八 |
| ジム・マローン | ショーン・コネリー | 坂口芳貞 | 有川博 | 若山弦蔵 | |
| ジョージ・ストーン | アンディ・ガルシア | 山野井仁 | 佐久田修 | 平田広明 | 江原正士 |
| オスカー・ウォーレス | チャールズ・マーティン・スミス | 牛山茂 | 富山敬 | ||
| アル・カポネ | ロバート・デ・ニーロ | 池田勝 | 小川真司 | 小林清志 | |
| フランク・ニッティ | ビリー・ドラゴ | 中多和宏 | 西凜太朗 | 小島敏彦 | |
| マイク署長 | リチャード・ブラッドフォード | 藤本譲 | 大塚周夫 | 今西正男 | |
| ジョージ | ブラッド・サリヴァン | 立木文彦 | 小島敏彦 | 谷口節 | |
| キャサリン・ネス | パトリシア・クラークソン | 佐藤しのぶ | 安達忍 | ||
| スクープ | スティーブン・ゴールドステイン | 檀臣幸 | 立木文彦 | ||
| 地方検事 | クリフトン・ジェームズ | 辻親八 | 大木民夫 | 滝口順平 | |
- 1990年10月13日(土)フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』
- その他の声の出演:槐柳二、島香裕、中庸助、池田勝、大塚明夫、坂本真綾、北村弘一、鈴木れい子、さとうあい、大山高男、稲葉実、山口健
- 翻訳:佐藤一公、演出:小林守夫、調整:西村善雄、効果:リレーション、制作:東北新社、担当:別所孝治、宮澤徹
- 1998年11月29日(日)テレビ朝日『日曜洋画劇場』
- DVD版
- その他の声の出演:小形満、稲葉実、滝沢久美子、水野龍司、遠藤純一、清水敏孝、奥島和美、小野塚貴志、斎藤恵理、田尻ひろゆき、小谷津央典
- 演出:伊達康将 翻訳:村治佳子 調整:オムニバス・ジャパン 制作:東北新社
- 2003年4月3日(木)テレビ東京『木曜洋画劇場』
- その他の声の出演:水野龍司、桐本琢也、檀臣幸、松井範雄、辻親八、佐藤晴男、青木誠、佐藤祐四、重松朋、谷井あすか、斎藤恵理
- 翻訳:杉田朋子、演出:佐藤敏夫、調整:高久孝雄、効果:リレーション、制作・配給:東北新社
その他 [編集]
- シカゴ・ユニオン駅でのカポネ一派との銃撃戦の「階段落ち」のシーンは『戦艦ポチョムキン』からの引用(ちなみにデ・パルマはもともと引用する気はなく、列車を舞台にした大がかりなアクションシーンを撮ろうとしたが、予算がなくなったので仕方なく「階段落ち」を思いついたという)。ちなみに、「裸の銃を持つ男3」の冒頭でパロディー化されている。
- この映画や他の「アンタッチャブル」を描いた映像作品では、エリオット・ネスによる自伝を原作としている。しかし、どの作品も、ストーリー面で脚色されている部分が多いものとなっている。実際のネスのチームは誰も喪うことなく職務を全うしている(ただし、正式メンバーでないネスの運転手が殺されている)。また、誰も買収には応じなかったとされているが、実際はメンバーの数人は買収されていた。また、自伝にも銃撃戦の描写があるが、メンバーは「一度も銃を撃つことはなかった」と証言している。また、フランク・ニッティは映画中では死ぬことになっているが、実際は逮捕・収監されたカポネの跡を継いでボスになり、1943年に逮捕される恐怖から自殺している。
- カナダから密輸された酒を詰めた木箱にはカナダの象徴としてメープルリーフの焼き印が押されていたが当時のカナダの国旗は現在のようなメープルリーフを配したものではなく、時代考証としては誤り。
- ロバート・デ・ニーロは実際に頭髪を抜いて、アル・カポネを演じた。体重は直後に別の映画出演が決まっていたので太るわけにいかず、ボディスーツを着用したが、顔だけは太らせて撮影に挑んだ。
- 衣装はジョルジオ・アルマーニが担当。しかし、ショーン・コネリーは馬鹿げていると反対し、自前のスーツを着用した。
- フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』で2回目に放送された際、ネスの自宅でのシーンなどがカットされ、ネスの家族は登場しなかった(1990年の初めての放送のときにはあった)。
- 2011年3月、「スペシャル・コレクターズ・エディション」と題したBlu-ray Disc版がリリースされた。
- 密造工場に除雪車で突進するシーンなど、『ザ・アンタッチャブル』と同じ演出がある。
アカデミー賞受賞 [編集]
| 受賞 | 人物 | |
| 助演男優賞 | ショーン・コネリー | |
| ノミネート | ||
| 美術賞 | パトリシア・フォン・ブランデンスタイン ハル・ゴーズマン |
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| 衣装デザイン賞 | マリリン・ヴァンス・ストレイカー | |
| 作曲賞 | エンニオ・モリコーネ | |
脚注 [編集]
- ^ “The Untouchables (1987)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月9日閲覧。
外部リンク [編集]
- アンタッチャブル - allcinema
- アンタッチャブル - KINENOTE
- The Untouchables - AllMovie(英語)
- The Untouchables - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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