至郎田正影
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至郎田 正影(しろた まさかげ)は、松井優征作の漫画およびそのアニメ作品『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空の人物。TVアニメ版では第1話に登場。また、『真説ボボボーボ・ボーボボ』にも特別出演している。
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[編集] 声の出演
[編集] 人物
「成功を呼ぶ店」と呼ばれるフレンチレストラン『シュプリームS(シロタ)』のオーナーシェフ。だが実際、その料理には違法な薬物が多量に含まれており、それを用いて“食の千年帝国”を作ろうと画策していた。そのことから反対するシェフの海野浩二(うんの こうじ)を殺す。しかし、ネウロにアリバイ工作を見破られ、自らの編み出した究極の料理『ドーピングコンソメスープ』で肉体を強化し逃走を図ったがネウロの安い挑発に引っ掛かり激昂、一転して襲い掛かるもネウロには全く通じず痩せ細った姿に変えられた。
アニメ版では「食の千年帝国を作る」という旨の台詞・場面はカットされている。
[編集] ドラマCDでの至郎田正影
殺人、麻薬取締法違反、その他諸々の罪で懲役ウン十年の服役囚としてテレビに出演。
ドラマCD第一弾では、『獄中ですよ』という番組にて『ドーピングホワイトシチュー』なる新開発のメニューを引っ提げて、登場する。レシピも紹介されたがそのほとんどが放送禁止用語として「ピー音」で修正された。
ドラマCD第二弾では、『DCS 春のチョイ悪歌謡祭』という番組に登場。アシスタント(演:夏樹リオ)とともに、『ドーピングコンソメミュージカル』を披露するが、あまりに不適切な内容に番組が中断する事態となる。
[編集] 『真説ボボボーボ・ボーボボ』での至郎田正影
週刊少年ジャンプ2007年3号には、松井の師匠である澤井啓夫が描く『真説ボボボーボ・ボーボボ』にもⅨEX(ナインエキスパート)の黒賭博騎兵衆の1人、雨水の部下としてゲスト主演し、「DCS(ドーピングコンソメスープ)真拳」なる真拳の使い手としてボーボボ達と対峙する。DCSを敵味方関係なく飲ませようとして暴れるが、ソフトンのバビロン真拳で倒される。
人気投票では227票を獲得し、15位だった。
[編集] ドーピングコンソメスープ
略称は「DCS」、「コンソメ」など。至郎田正影が考案した、数え切れない食材と薬物を精密なバランスで配合、特殊な味付けを施し7日7晩煮込み続けた究極の料理。血管から注入する(たべる)事で効果が倍増する。海野を殺害する時に摂取した未完成品では片腕が、ネウロにトリックを見破られた時に摂取した完成品では上半身だけが筋骨隆々な体型へと変貌した。至郎田が起こした事件の後に、単行本1巻にレシピが掲載されたが、所々墨で塗り潰されており、「電球の■」「湯葉の■」「人の■を■したもの」等と訳の分からない材料が数多く混じっていた。『真説ボボボーボ・ボーボボ』には缶詰としても登場している。アニメでは、インスタント食品の様なものを共同開発(どこかは不明)して発売しようとしていたようだが、結局発売中止になっている。
尚、ボディビルの項目から「薬物を使えば、誰でも簡単に筋骨隆々になれるというわけではない。薬物を使用しようがしまいが、ハードなトレーニングを実施しない限り筋肉は発達しない」というのが真実で、瞬時に効果が出たのは、「あくまで漫画だから」である。しかし「至郎田は筋肉を直接・瞬時に発達させるレシピを考えた!」「至郎田は普段からかなりのトレーニングをしており、DCS(ドーピングコンソメスープ)は、押さえた筋肉のパンプ・アップ(pump up)の為の起伏剤にすぎない」という説もある。
[編集] 人気
ドーピングコンソメスープによって上半身だけが筋骨隆々な体型になった至郎田の外見的なインパクトの大きさ、犯人がドーピングによる力技で強引に逃亡しようとする有り得ない展開、「究極の料理」にも関わらず血管注入するという不条理さ、手描きの擬音が本来と違うようにも読めた(スープを摂取した直後に鍋を潰す音「クシャッ」が「クシカツ」に見えたのと、ネウロに襲い掛かった時の破壊音が「ゴシャァン」であるのに「ゴシカァン」に見えた)こと、「ククッ」であると思しきせせら笑いが誤植により「クワッ」になっていたことなども含め、ともかくインパクトが絶大であったことから人気に火がついた。
そのあまりのインパクト故、2ちゃんねるを中心にインターネット上などの一部における彼の人気は多大なものである。原作には3話しか登場していないにも関わらず第一回キャラ人気投票では"犯"人気投票・一般人気投票を足した総合投票数で一位を獲得、ドラマCDにおまけエピソードとして登場する他、Tシャツ・お皿・ピンズなどが発売されている。さらにはジャンプアルティメットスターズにもネウロ4コマの必殺技Bとして登場しており、「ゴシカァン(こちらははっきり『ゴシカァン』と表記されている)」の擬音とともに相手を攻撃している。ちなみに、ネウロの必殺技で一番威力が高い技である。
この漫画が色々な意味で、普通の推理漫画では無い「推理物の皮をかぶった単純娯楽作品」である事を読者に知らしめた人物であり、主要キャラ並みの扱いを受けているが、原作に於いてその後の登場が全く無かったためか第二回キャラ人気投票では23位まで急落している。
DS版では上記の人気を受けてか、至郎田やドーピングコンソメスープを「神」と崇め警察から流出したレシピを基に様々な亜種を作り上げる人たちが集うサイトが出てくる。また、第190話XI【オールスター】で、XI(イレブン)の変身対象として再登場した。
[編集] 至郎田正影及び、DCSのパロディをした作品
[編集] その他
週刊少年ジャンプの作家仲間である『アイシールド21』の原作者・稲垣理一郎は、松井から至郎田イラスト入りのサインを貰った際、余りの嬉しさに自身の日記でそのイラストを公開した。
[編集] モデル
「至郎田正影」という名前の由来について公式の発言は無い。ファンの間では、至郎田の「しろう」とも読める苗字の一部や「至高にして究極」という言動から、『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎が元ネタではないかと言われている(『美味しんぼ』には「至高のメニュー」と「究極のメニュー」が登場する)。
作者松井優征の誌上インタビューでは、至郎田正影について「サンデーGXという雑誌に載っていた漫画の中の漫画から、考えたキャラクター」と語っていることから、『吼えろペン』の劇中劇としての漫画の1つである『サプリMEN』の登場人物がモデルではないかといわれている。

