パパラッチ

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パパラッチ

パパラッチpaparazzi[1][2]とはセレブリティをつけまわし、その人の主に私生活のスナップ写真を撮影し、それを売って生計を立てているカメラマン

目次

[編集] 語源

フェデリコ・フェリーニが監督した映画甘い生活』に登場する報道カメラマンの名前(パパラッツォpaparazzo)が由来。

[編集] 概説

パパラッチは通常、撮影した写真を専門のエージェントを通して雑誌や新聞に売ることで生計を立てている。報酬はエージェントと取り分を半分に分ける場合が多い[3]。エージェントを介して売ると著作権を保持できるが、新聞や雑誌などに直接持ち込んだ場合は大抵は著作権も買い上げとなるため、支払いは1回のみである[4]

個人のプライバシーを完全に無視した行動が、問題にはなってきていたが、一躍「パパラッチ」という言葉が有名になったのは1997年ダイアナ元妃の死亡事故でのことである。この死亡事故についての原因はいろいろと説があるが、交通法規を無視したパパラッチによる執拗な追跡行動が原因の一つと見られている。このときのパパラッチは拘束されたが、裁判で誰も有罪判決を下されることはなかった。

[編集] スナパラッチ

近年はプロフェッショナルではない民間人が撮影した写真も買い取るエージェンシーが出てきている。2006年3月にスキー旅行に出かけていたイギリスのウィリアム王子とその恋人のケイト・ミドルトンがリゾート地で抱擁している写真がイギリス国内のダブロイド紙の一面を飾ったが、その写真は同じリゾート地に偶然居合わせた一般人が撮影したものである。ウィリアム王子が執拗に追い掛け回すパパラッチに怒っているとコメントを発表してからは、各誌がパパラッチ撮影による写真を買い取っていなかったが、リゾート地での写真は2人の同意がなかったとはいえ、2人を追い掛け回して撮影されたものではない民間人のものだったため、各誌が掲載に至った[5]

携帯電話でも画質の良い写真が撮れるようになり、カメラの軽量化・小型化により普段カメラを持ち歩くことも珍しくなくなったため、民間人がスクープ写真を撮ることも可能となった。近年はこのような現象をさして「市民ジャーナリスト(citizen journalis)」という言葉も生まれた。また、スクープ写真を撮る民間人を指して「スナパラッチ(snaparazzi)」(「スナップ写真」と「パパラッチ」を合わせた造語)という[5]

[編集] 各国のパパラッチの呼び方

国によって呼び方はまちまちだが、総じて蔑みの意味がこめられている。

主な例
  • 日本 →カメラ小僧ゴシップ屋、ハイエナカメラマン
  • アメリカ →カメラジャック、報道ギャング
  • 欧州 →パパラッチ
  • 香港、台湾 →狗仔隊(香港警察の追跡調査員の俗称が由来)

[編集] パパラッチが主題の作品

[編集] 映画

  • パパラッチ(1998年、フランス)
  • パパラッチ(2004年、アメリカ)

[編集] 関連項目

[編集] 脚注・出典

ウィキメディア・コモンズ
  1. ^ Merriam-Webster Online. "paparazzo". 2008年8月3日 閲覧。
  2. ^ Definitions from Dictionary.com. "paparazzo". 2008年8月3日 閲覧。
  3. ^ 2008年8月2日放送「ブロードキャスター」(TBS
  4. ^ All About. "パパラッチは1枚の写真でいくら稼ぐのか?!「写真1枚のお値段は……?」". 2008年9月6日 閲覧。
  5. ^ a b All About. "パパラッチは1枚の写真でいくら稼ぐのか?!「「偶然に」撮れちゃった写真なら問題ナシ?!」". 2008年9月6日 閲覧。