ブラック・ジャック (テレビアニメ)
『ブラック・ジャック』とは、手塚治虫の漫画作品『ブラック・ジャック』を原作とするテレビアニメ。本項では、その前身であるテレビスペシャル版、派生作品である劇場版についても取り扱う。このアニメの続編については『ブラック・ジャック21』を参照。キャッチコピーは「神か悪魔か奇跡の手、一人の外科医が巻き起こす命の物語」。
目次 |
[編集] 概要
- 全63話(秘蔵版SPで放送されたエピソード2話を含む)。
- 讀賣テレビ放送・手塚プロダクション制作。讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網系にて2000年から放送されていた『犬夜叉』に代わって2004年10月11日より毎週月曜日19時00分 - 19時30分の枠で放送されていた。
- 日本テレビ系アニメ初のハイビジョンアニメとして制作されている(一部の日本テレビ系列局は地上デジタルHD放送)。
- 2006年3月6日の放送『Karte61:二人のピノコ』をもって一旦終了(ただし、最終話という告知そのものはなかった)。
- 2006年4月よりタイトルを『ブラック・ジャック21』に変更、一話完結のオムニバス形式ストーリーから連続ストーリーへと移行した。
- 2006年7月17日は本来なら休止だが、PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球「阪神対巨人」が中止となり、秘蔵版スペシャルとして、2006年3月までに放送されなかった2エピソード『ひったくり犬』、『樹海のかまいたち』を放送した。
このアニメ作品は2005年8月から月に1巻のペースでavex modeよりDVD化されている。なお、秘蔵版SPで放送されたエピソード2話は『ブラック・ジャック21』のDVD-BOXに収録された(レンタル版は「ブラック・ジャック Vol.22」としてリリースされた)。
[編集] 放送の自粛・延期
作品の性質上、災害や事件・人災を取り扱う事が多く、そのため放送予定の作品が実際に起こった災害や事件と偶然にも重なった場合、放送を自粛・延期することがあった。
例えば、2004年10月25日放送予定だった『Karte03:ひったくり犬』は、これからレギュラー出演する犬のラルゴのお披露目の回だったが、本編に地震のシーンがあったために新潟県中越地震の影響で放送延期となり、本来の放送日には第1回放送の『Karte00:オペの順番』を再放送した(なお、その冒頭の謝罪テロップでも文字が一字多いという誤りがあった)。
また、2005年5月23日放送の『Karte28:荒野の伝染病』は、元々同月30日に放送予定だったが、1話繰り上がって放送された。
『揺れる手術室』は2005年7月4日に、『Karte03:ひったくり犬』は2006年7月17日に放送された(この際、『Karte03:ひったくり犬』は『Special Karte:ひったくり犬』と表記された)。その後の讀賣テレビ放送での再放送時には『Karte03』表記に戻っている。
注意:以降の記述で「ブラック・ジャック」に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 原作とテレビアニメとの相違点
- 「医者はどこだ」
- デビィは生還の種明かしをした後、ニクラの追跡をまくため国外逃亡の前に母親共々再びブラック・ジャックによる整形手術を受ける事になる。
- 「シャチの贈りもの」(原題: シャチの詩)
- トリトンは死亡しない。
- 「奇跡の腕」(二つの愛)
- 明の死亡が交通事故から火災に変更。
- 「偽りのウェディング」(かりそめの愛を)
- ミチルは結婚していない。
- 「文化祭の用心棒」(帰ってきたあいつ)
- ジョーズが死亡しない。
- 「春一番」
- 角膜の提供者の死因が殺人から事故に変更。
- 「ナダレという挑戦」(ナダレ)
- ナダレに襲われた人は死亡していない。ナダレは死亡せず森に消える。
- 「そろばんの天才」(なんという舌)
- サリドマイドから指欠損症に変更。
- 「ブラッククイーン」
- クリスマスからフィアンセの誕生日に変更。
- 「岬の家は未完成」(やりのこしの家)
- 棟梁の白血病の原因が、原爆によるものと明言されていない。
- 「声を失ったアイドル」(悲鳴)
- 朝戸レイの声を失う原因がもらい笑いから合唱の練習で声を出したことに変更されている。
その他あげていくと多数になる。この様に、ゴールデン帯で放送するには厳しい表現が抑えられているのが多々である。
[編集] 登場人物
「ブラック・ジャックの登場人物」も参照
本節では漫画とアニメで設定の違いの多いキャラ、およびアニメオリジナルキャラのみを挙げる。ゲストキャラの代役を務めることがある。
- 写楽(しゃらく)
- 声 - 佐藤ゆうこ
- 放送ではシャラクとカタカナ表記された時期がある。
- BJらが住む町の中学に通う少年。ピノコの遊び仲間。坊主頭で額に絆創膏のいでたち。
- 元は同じ時期に漫画が連載されていた手塚作品『三つ目がとおる』の主人公写楽保介(しゃらく ほうすけ)。ネーミングはシャーロック・ホームズから。
- 和登(わと)
- 声 - 小野涼子
- 写楽の姉。見た目はかわいいが気が強く、剣道部の主将を務める正義感の強い女子高校生。いつも、写楽の事を心配している。BJに恋心を抱いているかのようなシーンが見られる。
- こちらも元は『三つ目がとおる』の登場人物和登千代子。ネーミングはホームズの相棒、ワトソンから。
- 本間久美子(ほんま くみこ)
- 声 - 川瀬晶子
- 本間丈太郎の娘。哲が経営する喫茶店「Tom」に住まわせてもらっていて、ウェイトレスのアルバイトもしている美少女。和登とは高校の同級生で友人。原作では『満月病』のみの登場(この時の名前は「山下クミ」で名字が丈太郎と違う)。
- ラルゴ
- 声 - 石井真
- ブラック・ジャックの家で飼われているメス犬。原作では『万引き犬』に登場し、地震で崩れたBJの家の下敷きとなり死んでしまうが、アニメでは手術を施され生き延びている。普段はおとなしいが、近くにいる人間に迫っている危機を本能的に察知することができる。
- 犬持(けんもち)
- 声 - 中庸助
- 写楽と和登の父親。外国で遺跡の発掘作業をしている。
- 『Karte38:未知なる者への挑戦』に登場。
- こちらも元は『三つ目がとおる』で写楽の養父。
- 哲(てつ)
- 声 - 富田耕生
- 喫茶店「Tom」のマスター。本間丈太郎への恩義から、その娘・久美子を家に住まわせている。元手品師。原作でも指を切断されたスリ「哲」として登場するが、和登や写楽を見守るキャラクターはやはり『三つ目がとおる』の中華料理屋のヒゲオヤジ。
- オープニングナレーション
- 声 - 立木文彦
- ※クレジット無し
『Karte46:文化祭の用心棒』にはhiroが本人役で特別出演し、2代目ED「Clover」を歌った(手塚アニメに本人役で出演する例はこれが初)。また『Karte52:一瞬の目撃者』は原作では手塚治虫本人が拘引されても警察署で漫画を描き続けるジョークシーンがあり(これは手塚作品なら珍しい事ではないが)それに因んでアニメでは監督の手塚眞(声優も本人)、チーフプロデューサーの諏訪道彦、プロデューサーの斎藤朋之、脚本の大和屋暁の名前のキャラクターが登場。その他アニメ版『美味しんぼ』主役の荘と井上を再共演させたり (Karte55)、手塚眞自身がファンという映画監督デヴィッド・クローネンバーグに因んだ人物を登場 (Special Karte) させるなど、原作にも時折登場したようなこだわりや遊びも見られる。
以上で「ブラック・ジャック」に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 本編終了後のコーナー
- ピノコの日記(Karte00 - Karte10)
- 本編での名ゼリフをピックアップするコーナー。
- Karte:NG(Karte11 - )
- 本編の制作をドラマの撮影とみなし、その撮影中に起きた(という設定になっている)NGやハプニングを紹介するコーナー。DVDには未公開NG集が収録されている。携帯サイトでも1話につき3本分のNGが配信されている。
[編集] 制作エピソード
アニメ版監督の手塚眞公式ブログにてアニメ制作作業の進捗状況が公開され、アフレコ前には完成済みのビデオを渡して予習してもらっている。1X話放送時点で既に4X話の脚本に取りかかっているなど、父親である手塚治虫が低予算でアニメ制作を請けたことから始まる、アニメ製作現場における悪しき習慣を正そうとする姿勢が見られる。
作画監督によっては急にピノコの顔が可愛くなるなど(『Karte22:ピノコ大人計画』はその頂点にある)の作画がバラバラになる事があるが、これには明確な理由がある。他のアニメーション作品であれば、(普通は一人、作品によっては複数人物)キャラクターデザイン担当者によるキャラ作画設定に従って、作画監督は作画・修正を行うものであるが、このアニメでは毎話ごとにキャラクターデザイン担当者が変わるシステムになっていて、主に各回の作画監督担当者が兼任する事が多い。これはストーリーの内容に合わせた画風にする事が狙いとの事である。例えば、劇的なストーリーや主に緊迫感に満ちたリアルさを要する話(『Karte43:ちぢむ!』など)などの場合には、杉野昭夫や内田裕が担当するなど。各個人のオリジナリティを含んだキャラクターデザインを起用することで、性格的にも変化に富んだ、明るいBJや少々大人びたBJなど、それぞれのストーリーに対応できる仕組みになっている。
こういった前衛的な工夫は評価できるものの、原作でのストーリーを忠実に再現せずにハッピーエンド(原作では死ぬことになっている人物・動物を生き延びさせる等)に終わらせてしまうことについては手塚眞自身は「現在の社会情勢を考慮して(人が死ぬような)結末やストーリーを変更せざるを得ない描写があるため」と言った趣旨の弁解をしている。
また本作がスタートする際の実写版予告CMにおいてまだ無名の鳥居みゆきが出演している。
[編集] スタッフ
- 原作 - 手塚治虫(秋田書店刊)
- 企画 - 諏訪道彦、清水義裕
- 監督 - 手塚眞
- チーフディレクター - 桑原智
- シリーズ構成 - 吉村元希
- 医学アドバイザー - 竹下俊隆
- メインキャラクターデザイン - 神村幸子
- キャラクターデザイン - 杉野昭夫、瀬谷新二、内田裕、西城隆詞、西田正義
- プロップデザイン - 中川航
- 美術監督 - 斉藤雅巳、柴田正人
- 撮影監督 - 木村俊也
- デジタルテクニカルディレクター - 高橋賢太郎
- 編集 - 森田清次
- 音楽 - 松本晃彦
- 音響監督 - 井澤基
- ミキサー - 大城久典
- 音楽プロデューサー - 堀切伸二
- アニメーションプロデューサー - 大石光明、大澤宏志
- チーフプロデューサー - 諏訪道彦、久保田稔
- プロデューサー - 斎藤朋之、宇田川純男
- 製作 - よみうりテレビ・手塚プロダクション
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「黒毛和牛上塩タン焼680円」(Karte00 - Karte28)
- 作詞・作曲・歌 - 大塚愛 / 編曲 - 大塚愛、Ikoman
- 「clover」(Karte29 - Karte52)
- 作詞 - 西田恵美 / 作曲 - 関山弘之 / 編曲 - SiZK、華原大輔 / 歌 - hiro
- 2代目オープニングテーマと共に2005年5月30日より変更。
- 「careless breath」(Karte53 - )
- 作詞 - Kenn Kato / 作曲 - 菊池一仁 / 編曲 - 原田憲 / 歌 - EXILE
- 2005年12月19日より変更。後に『ブラック・ジャック21』に引き継がれる。
秘蔵版スペシャルでは、「月光花」が『Special Karte:ひったくり犬』のオープニング、「Fantastic」が『Special Karte:樹海のかまいたち』のオープニング、「careless breath」が『Special Karte:樹海のかまいたち』のエンディングに使われた。主題歌を歌っている歌手は全員エイベックスに所属する人気の高い歌手である。
[編集] 各話リスト
| 各話 | サブタイトル (原題) |
シナリオ | 絵コンテ | 演出 | 主なゲスト(声優) | 放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Karte00 | オペの順番 | 吉村元希 | 桑原智 |
|
2004年 10月11日 |
|
| Karte01 | 消えた針 (針) |
大和屋暁 | 吉村文宏 | |||
| Karte02 | アリの足 | 桑原智 | 平田敏夫 | 荻原露光 |
|
10月18日 |
| Karte04 | お医者さんごっこ | 竹内啓雄 | 杉野昭夫 | 鈴木卓夫 | 11月1日 | |
| Karte05 | 六等星の男 (六等星) |
千葉克彦 | 西田正義 |
|
11月8日 | |
| Karte06 | ある教師と生徒 | 吉村元希 | 森田浩光 | 矢野篤 | 11月15日 | |
| Karte07 | 白いライオン | 桑原智 | 西田正義 |
|
11月22日 | |
| Karte08 | 奇跡の腕 (二つの愛) |
森田眞由美 | 吉村文宏 | 11月29日 | ||
| Karte09 | もらい水 | 大和屋暁 | 桑原智 | 萩原露光 | 12月6日 | |
| Karte10 | 火の鳥伝説 (不死鳥) |
千葉克彦 | 青山弘 |
|
12月13日 | |
| Karte11 | シャチの贈りもの (シャチの詩) |
桑原智 | 吉村文宏 | 2005年 1月17日 |
||
| Karte12 | にいちゃんを返せ! (にいちゃんをかえせ!!) |
森田眞由美 | 森田浩光 | 矢野篤 | 1月24日 | |
| Karte13 | 海賊の腕 | 竹内啓雄 | 杉野昭夫 | 竹内啓雄 | 1月31日 | |
| Karte14 | 動けソロモン | 大和屋暁 | 青山弘 | 2月7日 | ||
| Karte15 | 偽りのウェディング (かりそめの愛を) |
千葉克彦 | 森田浩光 | 吉村文宏 | 2月14日 | |
| Karte16 | ピノコ行方不明 (ピノコ還る!) |
竹内啓雄 | 矢野篤 |
|
2月21日 | |
| Karte17 | 声を失ったアイドル (悲鳴) |
吉村元希 | 桑原智 | 上野史博 | 2月28日 | |
| Karte18 | メールの友情 (ハローCQ) |
千葉克彦 | 森田浩光 | 吉村文宏 | 3月7日 | |
| Karte19 | がんばれ古和医院 (古和医院) |
西田正義 |
|
3月14日 | ||
| Karte20 | 山手線の哲 | 竹内啓雄 | 杉野昭夫 | 矢野篤 |
|
3月21日 |
| Karte21 | 春一番 | 會川昇 | 森田浩光 | 土屋日 |
|
4月11日 |
| Karte22 | ピノコ大人計画 (ピノコ・ラブストーリー) |
大和屋暁 | 西田正義 |
|
||
| Karte23 | 土砂降りのち恋 (土砂降り) |
吉村元希 | 4月18日 | |||
| Karte24 | ナダレという挑戦 (ナダレ) |
手塚眞 | 平田敏夫 | 吉村文宏 | 4月25日 | |
| Karte25 | コレラ騒ぎ (コレラさわぎ) |
千葉克彦 | 森田浩光 | 土屋日 |
|
5月2日 |
| Karte26 | そろばんの天才 (なんという舌) |
森田眞由美 | 鈴木卓夫 | 青山弘 | 5月9日 | |
| Karte27 | 最先端ルームの悲劇 (地下壕にて) |
小林弘利 | 古瀬登 | 5月16日 | ||
| Karte28 | 荒野の伝染病 (ディンゴ) |
桑原智 | 森田浩光 | 鈴木卓夫 | 5月23日 | |
| Karte29 | 命を生ける花 (命を生ける) |
森田眞由美 | 吉村文宏 | 5月30日 | ||
| Karte30 | 雷雲の中のオペ (曇りのち晴れ) |
桑原智 | 西田正義 | 6月6日 | ||
| Karte31 | 20年目の暗示 | 吉村元希 | 桑原智 | 鈴木卓夫 |
|
6月13日 |
| Karte32 | 青い海の恐怖 (青い恐怖) |
千葉克彦 | 牧野吉高 | 6月20日 | ||
| Karte33 | 空からの侵略者 (侵略者) |
土屋日 | 6月27日 | |||
| Karte34 | 揺れる手術室 (震動) |
大和屋暁 | 青山弘 | 7月4日 | ||
| Karte35 | 病院ジャック | 森田眞由美 | 西田正義 | 7月11日 | ||
| Karte36 | 岬の家は未完成 (やり残しの家) |
大和屋暁 | 福島一三 | 青山弘 |
|
7月18日 |
| Karte37 | イルカと強盗団 (海のストレンジャー) |
吉村元希 | 鈴木卓夫 | 8月1日 | ||
| Karte38 | 未知なる者への挑戦 (未知への挑戦) |
小林弘利 | 森田浩光 | 竹内啓雄 |
|
8月8日 |
| Karte39 | 戦争はなおも続く | 手塚眞 | 吉村文宏 | 8月15日 | ||
| Karte40 | 人形と警官 | 吉村元希 | 青山弘 | 水野健太郎 |
|
8月22日 |
| Karte41 | オペと映画の奇跡 (フィルムは二つあった) |
小林弘利 | 森田浩光 | 牧野吉高 | 8月29日 | |
| Karte42 | 人生の誤診 (誤診) |
森田眞由美 | 鈴木卓夫 |
|
9月5日 | |
| Karte43 | ちぢむ! (ちぢむ!!) |
桑原智 | 吉村文宏 |
|
9月12日 | |
| Karte44 | ピノコ誕生 (畸形嚢腫) |
手塚眞 | 古瀬登 宍倉敏 |
宍倉敏 | 10月10日 | |
| Karte45 | 笑い上戸の同級生 (笑い上戸) |
大和屋暁 | 西田正義 |
|
10月17日 | |
| Karte46 | 文化祭の用心棒 (帰ってきたあいつ) |
桑原智 | 森田浩光 | 土屋日 | 10月24日 | |
| Karte47 | 雪原とヴァイオリン (ストラディバリウス) |
小林弘利 | 福島一三 | 水野健太郎 |
|
10月31日 |
| Karte48 | コマドリと少年 | 森田眞由美 | 森田浩光 | 牧野吉高 |
|
11月7日 |
| Karte49 | 人面瘡の本音 (人面瘡) |
竹内啓雄 | 鈴木卓夫 | 11月14日 | ||
| Karte50 | 引き裂かれた兄弟 (おとうと) |
大和屋暁 | 森田浩光 | 土屋日 | 11月21日 | |
| Karte51 | 噂の座頭医師 (座頭医師) |
吉村元希 | 吉村文宏 |
|
11月28日 | |
| Karte52 | 一瞬の目撃者 (目撃者) |
大和屋暁 | 高柳哲司 | 水野健太郎 | 12月5日 | |
| Karte53 | ロッカーのゆりかご (赤ちゃんのバラード) |
森田眞由美 | 森田浩光 | 牧野吉高 | 12月19日 | |
| Karte54 | 偽り親子の幸運不運 (幸運な男) |
大和屋暁 | 角銅博之 | 鈴木卓夫 | 2006年 1月16日 |
|
| Karte55 | 命のプラットホーム (ある女の場合) |
小林弘利 | 西田正義 | 1月23日 | ||
| Karte56 | 縫い目皮膚の提供者 (友よいずこ) |
竹内啓雄 | 吉村文宏 | 水野健太郎 | 1月30日 | |
| Karte57 | ピノコのお受験日記 (ハッスル・ピノコ) |
小林弘利 | 鈴木卓夫 | 土屋日 | - | 2月6日 |
| Karte58 | 老人と大木 (老人と木) |
大和屋暁 | 鈴木卓夫 |
|
2月13日 | |
| Karte59 | ブラッククィーン (ブラック・クイーン) |
吉村元希 | 西田正義 |
|
2月20日 | |
| Karte60 | 過去ある二人めぐり逢い (再会) |
森田眞由美 | 角銅博之 | 牧野吉高 | 2月27日 | |
| Karte61 <最終話> |
二人のピノコ (ふたりのピノコ) |
吉村文宏 | 鈴木卓夫 |
|
3月6日 | |
| Special Karte | ひったくり犬 (万引き犬) |
森田浩光 | 棚橋一徳 |
|
7月17日 | |
| 樹海のかまいたち (通り魔) |
手塚眞 | 長尾粛 | ||||
- 『Karte00:オペの順番』『Karte01:消えた針』は初回1時間スペシャルとして放送。
- 『Karte21:春一番』『Karte22:ピノコ大人計画』は春の1時間スペシャルとして放送。
- 『Karte49:人面瘡の本音』はOVA版の『カルテIX:人面瘡』とは関係ない。またラストで犯人は判決で終身刑を言い渡されるが実際の日本に終身刑はない。
- 『Special Karte:ひったくり犬』『Special Karte:樹海のかまいたち』は秘蔵版スペシャルとして放送。また、『ひったくり犬』は、本来は2004年10月25日分のKarte03として放送する予定であったが、中越地震の影響でSpecial Karteへの放送となった。
[編集] 2時間スペシャル
[編集] 『ブラック・ジャック2時間スペシャル 〜命をめぐる4つの奇跡〜』
讀賣テレビ放送・手塚プロダクション制作。讀賣テレビ放送・日本テレビ系にて2003年12月22日19時00分 - 20時54分に、同名原作4作品をベースにしたエピソードが放映された。手塚眞監督。主題歌はB'z「ROOTS」。テーマ曲は松本孝弘「THE THEME OF B.J.」。
このアニメの好評からレギュラー放送が開始された。声優の選定はOVA版を基準にされており、BJとピノコ、「Tom」のマスター(哲)と本間久美子役もそのままレギュラー放送でも続投されることとなる。特別出演に加藤浩次、山本圭一(共に元極楽とんぼ)、大和田伸也、手塚眞。
注意:以降の記述で「ブラック・ジャック2時間スペシャル 〜命をめぐる4つの奇跡〜」に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 各話ストーリーとキャスト
- Karte01:医者はどこだ
- Karte04:ときには真珠のように
-
- ストーリー
- ピノコがナイフを探していると、石の棒が見つかった。中には一本のメスが入っている。そのメスでケーキを切ろうとするピノコをB・Jが引き止める。そして、ピノコにこれは本間丈太郎のものだと告げ、過去を回想する。ある日、B・Jに小包が届く。開けるとそれはカルシウムの棒で、中にはメスが入っていた。送り主は本間丈太郎だ。B・Jは本間のもとへと急ぐ。本間は老衰だったがその日は調子が良く、懺悔を話し出す。実は石の棒は、まだ幼いB・Jのオペの際に体内に置き忘れたままだったメスだった。ここまで話すと本間は、「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね…」と言い残し、意識を失う。近くの病院でオペをするが、本間は甲斐なく死去した。そのあとB・Jは、「あなたの言うことは正しいが、私は医者だ」と、そのメスを崖から海に向かって投げ、去ってゆく。
- キャスト
-
- 八百屋、若い医者:山本圭一(特別出演)
- 若い医者:加藤浩次(特別出演)
以上で「ブラック・ジャック2時間スペシャル 〜命をめぐる4つの奇跡〜」に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] アニメ映画
[編集] 『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』
2005年12月17日公開作品。東宝配給。手塚眞監督。『ブラック・ジャック』の劇場版。原作から複数のエピソード(『恐怖菌』『ふたりの黒い医者』『タイムアウト』『湯治場の二人』)を引用して、劇場用オリジナルストーリーとして再構成したもの。音楽は初期の手塚アニメを手がけた冨田勲が担当。主題歌はTourbillon「もう一度君に」。なお出﨑統監督の劇場アニメ『BLACKJACK(ブラックジャック劇場版)』と本作は関連が一切無いが、事実上の1作目、またエンディングはTVスペシャル並みに作られている。
注意:以降の記述で「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] ストーリー
京都のダイダロス製薬会社で爆発事件が起きた。BJは友引警部によって留置されていたが、負傷した患者を治す代わりに放免してもらい、そこで瓦礫にはさまった幼児を危機一髪で助ける。
それから1か月後、BJは爆発事故で母親が危篤状態だという兄妹から依頼を受ける。一方、その母親はドクター・キリコに安楽死を依頼するが、そこへBJが駆けつけ患者の手術を開始。手術は無事成功する。だがその後、その親子が事故死したと聞かされBJは絶叫する。
ショックを受けたBJはメスを鍛えてもらうため、針師・琵琶丸と共に刀鍛冶の馮二斉(ひょうじさい)を訪ねるが、直後に馮二斉は医の道を説く遺言を遺し死んでしまう。BJはその遺言の真の意味を理解できず、絶望感を深めていった。
そんな中、BJはテロ組織「イカロスの亡霊」のロックらによってイカロス島に連れて行かれる。そこには「サタン」という細菌に感染した患者、そしてキリコがいた。患者をめぐり、BJとキリコは命をかけた対決を行なう。
[編集] 登場人物(映画)
- ドクター・キリコ
- 声 - 鹿賀丈史(予告編のみ若本規夫)
- ロック
- 声 - 石垣佑磨(女装時:ゆかな)
- イカロスの亡霊のメンバー。優秀な研究員だった両親をダイダロスによって殺されたため、ダイダロスを憎んでいる。常にシルバーモデルの回転式拳銃(外見からコルト・キングコブラ)を所持している。自分の故郷でもあるイカロス島に訪れた際に、ハカセに「サタン」を注入されてしまうが、運良く自身の血中に「サタン」の免疫(実は、彼の両親が既に「サタン」のワクチンを完成させており、自分の体内に注入していた)が作られていた為、唯一症状が出ずに済んでいる。BJによってハカセとギルが裏切者だったと知ると、イカロス島に訪れたミスターグッドマンに報告した後、「サタン」に対する免疫が体内にあると説明する。しかし、そのミスターグッドマンがゴアであったことを知り、すぐさま射殺しようとするも、ギルにより妨害されるが、BJが船に乗り込んで来たおかげで脱出には成功したものの、ギルの銃撃によって肩を負傷する。それでもBJの手当てを拒否し、すぐさま研究所に戻りゴアとの戦いの末、彼が杖に仕込んでいたナイフで腹部に刺され致命傷を負うが、同時にギラから奪ったブーメランナイフで彼の腹部を刺し、致命傷を負わせる。最期は、ミドリのために血液を提供し、自分はもう助からないと悟り、BJに脱出用に用意しておいたボートを使ってミドリとともに逃げるようにとBJに伝えた後、静かに息を引き取った。
- ミドリ
- 声 - 平山あや
- ロックの婚約者。イカロスの亡霊とともにイカロス島を訪れた際、ハカセに「サタン」を注入され感染してしまうが、ロックの輸血のおかげで体内に免疫が作られ、軽い症状だけで済み、生き延びることが出来た。その後、ロックの輸血とともに手術され、BJ、キリコとともにイカロス島を脱出する事が出来た。その後、BJに「ロックは、あんたの中で生きている」と言われ、涙を流す。「サタン」の感染者の中で唯一生き残った。
- ピック
- 声 - 笹沼晃
- イカロスの亡霊のメンバー。ロックとダボリングのやり方には納得がいかず、彼らに反発していた。その後、ロックらとイカロス島を訪れた時にハカセに「サタン」を注入され、苦しみつつBJに命乞いをするが、最期は彼の手術(始めはキリコが安楽死させようとしていた)の甲斐も無いまま肺水腫で死亡してしまう。
- ダボリング
- 声 - 江川央生
- イカロスの亡霊のメンバー。ロックとともにダイダロスを憎んでおり、「表ではただの偽善者」と言っていた。その後、ロックらとイカロス島に訪れた時にハカセに「サタン」を注入され、末期状態の危機に陥ってしまう。最期はキリコによって安楽死させられて死亡した。
- ギラ
- 声 - 深見梨加
- イカロスの亡霊のメンバー。金髪のパンクヘアーと吊り目、パープルの口紅が特徴の女性。ブーメランにもなるナイフを愛用している。後にギルとともにロックを裏切り、ゴアとギルとともに研究所で「サタン」のサンプルを見つけた後彼を始末しようとするが、ギルにロックの代わりに額を撃たれ死亡した。
- ギル
- 声 - 石井康嗣
- イカロスの亡霊のメンバー。常にサングラスをかけているため、素顔は不明。自動式拳銃(外見からブローニング・ハイパワー)を常に携行。後にギラとともにロックを裏切り、同じ裏切り者であるはずのハカセを射殺し、ロックを用済みとして始末しようとするがポリーに妨害されたり、BJに鉄パイプで殴り倒されたり、誤ってギラを殺してしまうなど何度も失敗に終わる。最期は、ゴアとギラとともに研究所で「サタン」のサンプルを見つけた後、ミドリとともに脱出を図ったBJに対し銃撃を行い、更に止めに入ったキリコにも重傷を負わせるが、BJが投げたメスが額に刺さり死亡した。
- ハカセ
- 声 - 青野武
- イカロス島の医師。ハカセという名は通称(自称)で本名は不明。語尾に「~でしぃ」とつけるのが口癖。ロックらがイカロス島に訪れた時に「伝染病の予防」と偽り「サタン」を注入、感染させる。しかし、自身もキリコによって「サタン」を注入され、更にロックにも秘密が知られてしまい二人に問詰められた直後、ギルに射殺される。裏で暗躍する者の一人で、ゴアに様々な密告をしていた。
- ゴア
- 声 - 大和田伸也
- 大手製薬企業ダイダロス会長。表向きは難病の根絶を目標に、世界中の病院や研究施設に多大な支援をしている。しかし、その真の姿は『イカロスの亡霊』の首領で、イカロス島にいた他の感染者もろともロックの両親を殺した張本人でもある。船にてロックの体内に「サタン」の免疫があると知ると、今まで自分がした事を全て話し、「一緒に世界のトップに立とう」と勧める。だが、BJが船に乗り込んで来た事により、ロックを逃がしてしまう。その後、研究所にて「サタン」のサンプルを見つけた後に起爆装置を作動させ、ロックを杖に仕込ででいたナイフで刺したが、彼がギラから奪ったブーメランナイフで胸部を刺された事が致命傷となり、キリコに命乞いをするも結局安楽死され息を引き取る。
- ミスターグッドマン
- 声 - 有本欽隆
- ロックとミドリ同様ダイダロスを憎む実力者。白いスーツに、白い長髪と眉毛、髭をたくわえているのが特徴。孤児だったロックを救い、彼とミドリを大学で引き合わせるなど、善良な性格。しかし、その正体はダイダロス会長で『イカロスの亡霊』の黒幕であるゴア。
- ポリー
- 声 - 丸山美紀
- イカロス島に生息するリスに似た生物。ロックの相棒兼ペット的存在。ときに威嚇したり、ギルに飛びついたりなど勇敢な一面も見せる。最終的には、BJ、キリコ、ミドリとともに島を脱出し、生還する。
- 琵琶丸
- 声 - 野沢那智
- 馮二斉
- 声 - 小林清志
- 兄妹の母
- 声 - 伊藤美紀
- 兄
- 声 - 緒方恵美
- 妹
- 声 - 柚木涼香
- 医師
- 声 - 川津泰彦
- 救急隊員
- 声 - 菅原淳一、三戸耕三、小野大輔
- 陣内隊員
- 声 - 陣内智則
- 黒田医師
- 声 - メッセンジャー黒田
- 通行人
- 声 - 菊丸文太
- ウェイトレス
- 声 - 手塚千以子
[編集] 原作と映画版の違い
- 感染したイカロスの亡霊の2名はキリコによって安楽死されてしまう、原作では船員がBJの治療によって助けられる。
- ビルに挟まった子供の名前、映画ではトモだが原作ではタカシ。
[編集] 劇中設定
- イカロスの亡霊
- ダイダロスのビルを爆破したその理由は、ロックの両親がダイダロスによって見殺しされたことの復讐である。しかし突然サタンに感染し、ピックとダボリングはキリコによって安楽死されてしまう。しかしこの感染は、実際にはゴアの陰謀によるものだった。終盤でイカロスの亡霊のメンバーが、全員死亡という無惨な結末になってしまった。
- ダイダロス
- 大手製薬会社で会長はゴア。イカロスの亡霊の標的になったが、実態はゴアによる自作自演で、サタンの富を得るのも惜しくもないのだった。
- サタン
- 感染病でイカロスの亡霊のメンバーとミドリが感染した。実際にはゴアの陰謀によって作られた細菌だった。生き残ったのはミドリのみ。
- イカロス島
- サタンの感染源の島で、ロックが生まれ育った島でもある。関連施設は爆発で消滅した。
以上で「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 『Dr.ピノコの森の冒険』
『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』と同時上映。ピノコが主人公のオリジナルのショートストーリー(本編前の7分間の作品)。冨田勲により、キャラクタの動作と同期した音楽が付けられている。
本短編は絵本も出ている。
- 「Dr.ピノコの森の冒険」単行本:41ページ、出版社:小学館、ISBN 4-09-750841-5、発売日:2005年12月。
- あらすじ
- BJに忘れ物を届けようとして森に迷い込んだピノコとラルゴ。ピノコは森で怪我をしていた動物たちを治療する。そして洞窟に眠るユニコに出会い……。
- キャスト
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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ブラック・ジャック
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