メタルギアソリッド3
| ジャンル | タクティカル・エスピオナージ・アクション |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 プレイステーション3(HDエディション) Xbox 360 (HDエディション) ニンテンドー3DS(スネークイーター3D) |
| 開発元 | スネークイーター: コナミコンピュータエンタテインメントジャパン サブシスタンス: 小島プロダクション |
| 発売元 | コナミ |
| シリーズ | メタルギアシリーズ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | スネークイーター: DVD-ROM 1枚組 サブシスタンス: DVD-ROM 2枚組(通常版) DVD-ROM 3枚組(初回生産版・ヘッドセット同梱版) HDエディション: PS3版:Blu-ray Disc Xbox 360:DVD-ROM スネークイーター3D: 3DSカード |
| 発売日 | スネークイーター: サブシスタンス: HDエディション: スネークイーター3D: |
| 対象年齢 | CERO: D: 17歳以上対象 ESRB: Mature PEGI: 16+(サブシスタンスは+18) |
| コンテンツ アイコン |
恋愛、セクシャル、暴力、犯罪 |
| 売上本数 | |
| その他 | スネークイーター: 限定版あり HDエディション: 「メタルギアソリッド2」と共に収録 スネークイーター3D: 本体同梱版あり |
『メタルギアソリッド3: スネークイーター』(METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER)は、コナミコンピュータエンタテインメントジャパンが制作したステルスゲームである。
目次 |
[編集] 概要
2004年にメタルギアシリーズ第5作目、メタルギアソリッドシリーズ第3作目にあたるプレイステーション2対応ソフトとして発売された。1987年に発売されたMSX2用『メタルギア』の世界よりも前の世界を描いたものであり、ネイキッド・スネークが新たな主人公として据えられている。
テーマは「SCENE」。前作、前々作のテーマであるGENEとMEMEに対する価値観や善悪が、時代という場面によって変化することを示す。
監督の小島秀夫は発売前のインタビューで、太平洋戦争での原爆投下や東西冷戦、ケネディ大統領暗殺事件後のアメリカの迷走と、米ソ間の核兵器保有競争、それによる諜報活動の活発化がMGS3の本流だとしている。
前作の一部のデモシーンはドルビーデジタル5.1chサラウンドに対応していたが、本作は全編ドルビープロロジックII対応になっている。
[編集] ゲームシステム
- カムフラージュ
- 「敵に見つからずに任務を遂行する」というシリーズの特徴には、「カムフラージュ」の概念が追加されており、フェイスペイントと迷彩服の柄を周囲の環境に合わせることで「カムフラージュ率」と呼ばれる数値が変化する。高い数値を維持すれば近距離でも敵兵に発見されづらくなるが、環境にそぐわない服装の装着や発砲、走るなどでカムフラージュ率は低下する。また、本作から敵兵が足音に反応するようになった(前作では特定の床のみ反応)。
- CQC
- 本作から新たにCQC(Close Quarters Combat、近接格闘)と呼ばれる攻撃手段が導入された。ゲーム内では「特殊部隊の母」ザ・ボスによって考案され、主人公ネイキッド・スネークの協力を得て完成された架空の格闘技術という設定になっている[1]。近現代に確立された軍隊格闘術のような技を中心とし、ナイフ及び徒手を使った格闘で相手を拘束し、そこからの投げ技や絞め技、殺害などに連携させることができる。また敵を盾にして他の敵と銃撃戦を行ったり、ナイフを突きつけて尋問するなど、幅広いゲームプレイを行うことが可能となった。ゲーム中、CQCは無音で実行可能で、敵を地面に叩きつける技などを行っても、間近にいる敵兵に気取られることはない。武器選択メニューはL字型に戻った。
- サバイバルビュアー
- 本作の舞台はPS2では表現が難しいとされていた、森林、山岳地帯などの自然環境と基地や工場などの人工構造物に分かれるが、自然環境下での行動の割合が高くなっており、傷の応急処置や、野生動物を食料として捕獲する「キャプチャー」、雨などの気候の変化、 ヒルや毒虫への対処、ブービートラップなど、自然の中での作戦遂行を表現する描写が盛り込まれている。負傷の治療や捕獲した動物を食料にするといった作業は、新システム「サバイバルビュアー」で行う。企画段階ではPS3での開発を考えていたが、なかなかPS3が発売されないので、PS2では不可能といわれていた密林をあえて舞台に選んだと監督は語っている。
- 時代考証と装備
- 過去を舞台とする作品であり、開発年代の合わない一部の電子機器は廃止された。敵側の装備も時代が考慮されており、前作ではほぼすべての兵士が携帯していた無線機が、4~5人に1人の割合の無線兵と呼ばれる兵士のみの装備となっている。この無線兵はリュックサック型の大型の無線機を装備していて、この兵士を倒せば敵部隊の通信能力を奪うことが出来る。また定時連絡を行う敵が登場せず、警報機がない場所ではエリアの敵兵を全員倒すと増援隊がやってこなくなる。
- 劇中には、1964年当時には存在しないMC-130 コンバット・タロン輸送機やMk.22拳銃、初飛行が1969年のはずのMi-24A ハインドヘリコプターなどが登場し、スネークがバーチャスミッションでソ連侵入に使用したHALO降下技術も60年代末に登場した技術となる。これらの矛盾については、「当時には既に存在していたが、機密事項として公式の記録に残されることはなく、闇に葬り去られた」という設定がなされている[2]。
[編集] ストーリー
本作は2部構成になっており、それぞれ「バーチャスミッション」「スネークイーター作戦」と呼ばれる。
[編集] バーチャスミッション(貞淑な任務)
- 1964年8月24日[3][2]、ソビエト連邦領ツェリノヤルスク。正式な部隊編成を賭けて特殊部隊「FOX」に与えられた初の実戦任務は、ソ連の兵器開発者ソコロフの亡命の支援だった。ソコロフが開発していた新型兵器の演習中の隙を突き、「FOX」のエージェントであるネイキッド・スネークは敵地ソ連へ史上初のHALO降下を敢行する。
[編集] スネークイーター作戦
- バーチャスミッションの失敗から1週間後の8月30日。敵に連れ戻されたソコロフの奪還、彼が開発していた新型兵器「シャゴホッド」の破壊、GRUのヴォルギン大佐の抹殺、そしてソ連に亡命したザ・ボスの抹殺という任務を帯び、FOXの存続をかけて、スネークは再び敵地に降り立つ。
[編集] ゲーム難易度
メタルギアソリッド3にも難易度が存在する。通常版、サブシスタンス版共に難易度NORMALを基準としている。
- VERY EASY(最低難易度)
-
- EASYの難易度にさらに以下の特徴がある。
- ライフゲージはスタミナゲージの75%。サブシスタンス版では100%。
- 最初からEZGUNと呼ばれる消音麻酔銃を所持しており、無限の弾薬、スタミナ自然回復、レーザーポインター、L1のズーム倍率増加、カムフラージュが常時80%以上を維持といった特典を得られる。
- 敵兵の攻撃力がEASYより低い。
- 麻酔銃を頭や心臓、急所以外に打ち込んでも!マークが出た後すぐ眠る。
- EASY(低難易度)
-
- ライフゲージはスタミナゲージの約75%。
- 自然回復力が早くなる。
- 武器や装備品の最大装弾数が多くなり、アイテムボックス1つから入手できる弾薬が多くなる。
- スタミナの減りがNORMALより遅くなる。
- 敵兵のライフやスタミナが低い。
- 敵兵の数が少なくなる。
- 敵兵の視界・聴力が悪くなる。
- 敵兵の攻撃力が低い。
- ボスの攻撃力やライフ、スタミナが低い。
- NORMAL(標準難易度)
-
- ライフゲージはスタミナゲージの約50%。
- HARD(高難易度)
-
- ライフゲージはNORMALと同じ50%。
- 自然回復力が遅くなる。
- 武器や装備品の最大装弾数が少なくなり、アイテムボックス1つから入手できる弾薬が少なくなる。
- 敵の位置を感知するアイテムが生体センサーのみになり、アクティブソナーや動体探知機が無くなる。
- スタミナゲージがNORMALより減りやすい。
- 敵兵の視界・聴力がNORMALより鋭い。
- 敵兵の数が多くなる。
- 敵兵の攻撃力が高い。
- 一部敵兵の巡回ルートが変化する。
- 一部ボスのライフやスタミナ、攻撃力が高い。
- EXTREME(最高難易度)
- 条件を達成すると選べるようになる最高難易度。
- ライフゲージがスタミナゲージの約32%(NORMAL・HARDの約2/3)。
- 自然回復力が非常に遅くなる。
- 武器や装備品の最大所持数がさらに少なくなり、アイテムボックス1つから入手できる弾もさらに少なくなる。
- 敵の位置を感知するアイテムが存在しない
- スタミナゲージがかなり減りやすい。
- 敵兵の視界・聴力が非常に鋭い。
- 敵兵の数がかなり多くなる。
- 敵兵およびボスのライフやスタミナ、攻撃力が非常に高い。
- ホールドアップしても時間経過ですぐに解除される。
- セーブすると聞けるパラメディックの映画講座の映画の数が増えている。
- EUROPEAN EXTREME(海外版最高難易度)
- サブシスタンスで追加された難易度で、特定の条件を達成する必要がある。
- 敵兵に発見されると即ゲームオーバー(MISSION FAILED)になる。
- それ以外のシステムはEXTREMEと変わらない。
[編集] 派生版
[編集] メタルギアソリッド3 サブシスタンス
- 2005年12月22日に、同作の完全版にあたる『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』が発売された。調整が加えられたスネークイーター本編、「メタルギアオンライン」や「猿蛇合戦 完全版」、MSX2版『メタルギア』、『メタルギア2 ソリッドスネーク』、シークレットシアターなどがディスク2枚にわたるボリュームで収録され、初回生産版にはポリゴンデモを再編集したストーリー観賞用ディスクも付属する。リアルタイムデモが変更されている場面があるなど、細かな部分で改良が加えられている。これまでの完全版と銘打った作品は全て音声が英語であったが、今作では日本語音声となった。また、スネークイーターで問題となった、無線などのロード時間の遅延もこのサブシスタンスで修正されている。また、『メタルギア2 ソリッドスネーク』は、このディスクに収録されるまでアメリカでは発売されていなかった。
- サブシスタンスに初搭載となる3Dカメラとオンラインモードは試作的な意味合いもあり、問題点が見つかれば『MGS4』にフィードバックされる事になるが、『メタルギアソリッド ポータブル OPS』では、このサブシスタンスの3Dカメラが採用されている。
- 3Dカメラは元々、最初に発売された『スネーク・イーター』のカメラ設定が、前作よりも広大で複雑なジャングルで敵兵を見つけるのが非常に困難であったというユーザーの意見があったため、追加されたものでもある。
[編集] メタルギアオンライン
詳細は「メタルギアオンライン」を参照
- 『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』に同梱されている、オンライン対戦ゲーム。費用は無料で、最大8人が同時対戦できる。キーボードでのチャットやボイスチャットにも対応している。オンラインサービスは2006年12月25日で終了した。終了日の1時間のみ、兵士全員の声が小島秀夫になるというサービスを行った。
- 発売当時はまだプレイ人数も少なかったが、年明けとともに上昇した。オンラインモードには開発スタッフが参加しており、プレイヤーとスタッフが交流することができた。
- オンラインでもスネークイーター本編と同様にCQCが導入されており、オセロットはおろか一般の兵士ですら、スネークとほぼ同様のCQCを扱うことが出来る。しかし、スネークのものと比べて威力が格段に低い上、使用後バランスを崩してよろけるため、拘束も行なえないという仕様となっていた。
[編集] メタルギア20周年記念版
- 2007年7月に、メタルギア生誕20周年記念として廉価版である『METAL GEAR 20th ANNIVERSARY METAL GEAR SOLID BEST PRICE』が発売された。ディスクは2枚組で、1枚目にはサブシスタンス版のスネークイーター本編が、2枚目には『メタルギア』『メタルギア2 ソリッドスネーク』がそれぞれ収録されている。サブシスタンスに収録されていた「メタルギアオンライン」「猿蛇合戦」「シークレットシアター」 は未収録となっている。
[編集] コナミ殿堂コレクション
- 記のメタルギア20周年記念版の廉価版。内容は同じ。2009年発売。
[編集] メタルギア ソリッド HD エディション
詳細は「メタルギア ソリッド HD エディション 」を参照
- 2011年6月3日に小島プロダクションのE3 2011 ポータルサイトで発表された、2011年11月23日発売予定のプレイステーション3版およびXbox 360版、2012年発売予定のプレイステーション・ヴィータ版。『メタルギアソリッド2』および『メタルギアソリッド3』のHD移植版、『メタルギア』『メタルギア2 ソリッドスネーク』を収録。PS3版にはゲームアーカイブス版メタルギアソリッドの無料ダウンロードコードを同梱[4]。HDリマスターはBluepoint Gamesが担当。据置機版の解像度は720p(60fps)。トロフィー・実績機能に対応。PS3版はPS Vita版とのセーブデータ共有が可能となる予定[5]。
[編集] メタルギアソリッド スネークイーター 3D
- 本作は一から作り直してあり、3DSの特徴である立体視にも対応。PS2版及びHD版には無い中腰移動や肩越し視点の追加(従来の主観視点も存在)により、MGS4、MGSPWに近い操作ができるようになり、MGSMのカムフラージュ機能の様に、3DS本体のカメラで撮った写真を迷彩服の模様にすることも可能。
- その他の要素として、下画面はマップや体力ケージ、敵兵の警戒状態の表示を集約してあり、タッチスクリーンの機能により、サバイバルビュアーを開かずにメニューの操作、武器や装備の着脱が可能。アクション(CQCなど)に関してはアクションアイコンの表示により分かりやすくなり、3DS本体内蔵のジャイロセンサーで不安定な場所でバランスを取ったりなど、3DSならではの機能が追加され、操作が快適になった。
- なお、基本的に操作はA/B/X/Yボタンでカメラ操作、十字ボタンでアクション、姿勢変更、武器、装備品変更とそのウィンドウ表示となっているが、拡張スライドパッド対応により、それを装着することで、右スライドパッドでカメラ操作、A/B/X/Yボタンでキャラクター方向リセット、姿勢変更、アクション、射撃モード切替操作ができるようになり、ZL、ZRといったボタンが増えたため、L、Rの部分で武器、装備の変更とそのウィンドウ表示ができる。
- 本作の発売に合わせて、本体同梱版のオリジナル蛇柄ニンテンドー3DS[7]をコナミスタイルにて抽選予約を実施したほか、HORIが本作オリジナルのアクセサリーセット「メタルギアソリッド スネークイーター3D アクセサリーセット for ニンテンドー3DS」を発売予定である。
- また、任天堂ハードでの発売ということもあり、任天堂キャラクターであるヨッシーがPS2版、HD版で登場したケロタンの代わりとして登場する(攻撃を加えると鳴き、全て鳴かせるとステルス迷彩を入手できるところも同じ)。その他、HOOTERS TOKYOとコラボしており、ゲーム中においてのオフィシャルブック、HOOTERS JAPANをアイテム(雑誌)として使用可能。
[編集] 付加要素
[編集] シークレットシアター
- 公式ページでは、本作品のモーションやボイスを流用したパロディムービーがシークレットシアターとして数本公開されている。
- 『MGS3』の制作完了後、スタッフの打ち上げパーティーにて、『MGS3』デモ班が密かに制作したシークレットシアターが披露された。これを観た小島は公開を決断、急遽『MGS3』公式サイトにて配信が決定されたという。その後、『MGS3』公式サイトにてシークレットシアターのネタ募集をかけるなど、徐々に数は増えていった。
- 完全版(上記参照)には公式ページにて公開されたシークレットシアターの高画質版に加え、完全版に向けて制作された新しいシークレットシアターが収録された。音声の殆どは作中の物を編集して使用しているが、スネークや雷電が作中で喋っていない台詞を使うなど、新規収録が行われている。
[編集] 猿蛇合戦
- ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム『サルゲッチュ』とのコラボレーションで実現したミニゲーム。スネークが林間学校中のカケルやヒカルの代わりにピポサルを捕まえる。各ステージのタイトルは映画のパロディとなっている。
- ゲーム付属の説明書によれば、このミニゲームのみ、暴力的な表現がないためお子様でも楽しめる仕様になっているとのこと。
- 2005年に発売された『サルゲッチュ3』では、隠しゲームとして「メサルギアソリッド スネークエスケープ」が作られ、そのゲームはピポサルがソリッド・スネークを探し出すものとなっている。ストーリーやゲームシステムは「メタルギアソリッド」のパロディ。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 登場人物
[編集] FOXとその関係者
- ネイキッド・スネーク(声:大塚明夫、モーションアクター:吉田瑞穂)
- 本作の主人公。1935年生まれの29歳。FOXに所属するエージェント。後のビッグ・ボス。ゼロ少佐やザ・ボスからはジャックの愛称で呼ばれ、本名はジョン。パラメディックに名前を聞かれた際には英語圏で身元不明の男性死体を指し「名無しの権兵衛」にあたる「ジョン・ドゥ」と名乗り、逆に彼女の名前を聞いた際には身元不明の女性死体を指す「ジェーン・ドゥ」と切り返されている。
- ザ・ボスの最後の弟子であり、彼女と共に編み出したCQC(クロース・クォーターズ・コンバット)をはじめとするあらゆる戦闘技術を授けられた。スネークイーター作戦完遂後はFOXのノウハウを活かし、特殊部隊FOXHOUNDを設立する。また1972年の恐るべき子供達計画(Les Enfants Terribles /レス エンファントス テレブレス)によって、彼のクローンであるソリッド・リキッドの2人のスネークが生み出され、後に完全なクローンとしてソリダス・スネークが生み出された。ヴォルギンによる拷問後、リボルバー・オセロットの撃ったシングル・アクション・アーミーによって右目を失明。その後のトレードマークとなる眼帯を着用することになった。
- 戦闘能力は非常に高く、屈強な兵士。忍耐力、精神力も並では無く、ヴォルギンからは「タフな男」と評されている。CQCの基本としてナイフと拳銃を同時に構えるスタイルを用いる。戦いにおいては効率性を最優先し、精神論や根性論は廃する戦争観を持つ。師であるザ・ボスからは、戦場や戦うという事に対して自分の考え方や立ち位置が確立できていない「未熟者」と評されている。
- ビキニ環礁で被曝した結果生殖能力を失ったが、EVAと会った際には彼女の胸を凝視してにやけるなど、女性には高い関心がある。本人は否定しているが、吸血鬼を怖がっており、ドラキュラと聞いただけで夢に出てくると言っている。ゲーム中、あることをするとその悪夢をプレイヤーも見ることができ、この悪夢は「ガイ・サベージ」というアクションミニゲームとして遊べる。
- 優れた兵士である半面、任務中にタキシードを着て自信満々に似合っているかどうかを聞いたり、露出狂の気を口にしてシギントに呆れられたり、ワニキャップをかぶって相手の突っ込みを待ったり、段ボールについては、その魅力に目覚めて熱く語るといった天然ボケ気味な一面も持つ。好き嫌いはあるが(キノコが苦手な様子)、パラメディックに採取した動植物に対して質問する際は必ず味について言及し、有毒と知らされても味について訊き、兎の糞の反芻の話を聞いて糞の味までをも聞こうとしていた。
- 理解できない事や面倒くさい話はほとんど聞かず、無線中、あらぬ方向を向いて頬をかいたり、頭を抱えたりする。タバコと葉巻の違いにはうるさい反面、葉巻は肺まで煙を吸わないからタバコと違って安全だと思っていたが、パラメディックから実際はガンのできる場所が肺から咽喉周辺に変わるだけと言う事実を教え込まれた。
- EVA(エヴァ、タチアナ、ターニャ)(声:渡辺美佐、モーションアクター:大黒優美子)
- KGBの諜報員。28歳。後のビッグママ。元はNSAの暗号解読員で、1960年にADAMとともにソ連へと亡命した。スネークへの情報提供とサポート、シャゴホッドのデータ奪取のためフルシチョフに派遣され、任務を遂行する。バイク好きで、即席ラーメンとカロリーメイトが大好物。食べ物の好みはスネークと殆ど同じで、最も美味しいものにはスネーク同様に絶賛する。ダイエットに気を使っている。ヴォルギンに近寄るために眼鏡を掛けたか弱い女性のタチアナを演じている。また、タチアナはソコロフの愛人とも噂されているが、実際は彼女を発見したオセロットとその報告を受けたヴォルギンの思い込みで、タチアナとソコロフに関係は無い。
- 工作員候補生時代にザ・ボスが教官を務めていたことから彼女に正体を見破られ、事の全容を打ち明けられたことで、スネークに事態の真相を伝える役割も果たす。
- その正体はKGBと偽った中国人民解放軍総参謀部第二部のスパイで、フルシチョフが派遣した本物のEVA(男性)とすり代わって活動していた。本名は不明。戦前に「賢者達」が当時の中華民国に設立した対米諜報工作員養成所に工作員候補生として世界中から集められてきた子供達の1人で、アメリカ生まれの白人。使用する銃はモーゼル・ミリタリーの中国製のコピー品(十七型拳銃)で、銃を横に構えて流し撃ちを行う「馬賊撃ち」の使い手。目的はヴォルギン大佐のもつ莫大な資金「賢者の遺産」の在処を探ることだったが、EVAが奪った賢者の遺産のデータは彼女の正体を見破っていたオセロットがすり替えた偽物だった。これとは別に、中ソ対立の影響で中断していた中国の原水爆・宇宙ロケット開発計画「両弾一星」を推進すべく、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取り持ち帰る。後に中国はタクラマカンにて核実験に成功し、核保有国となった。
- スネークと同行する際には、サバイバルビュアーでEVAの状態も見ることができ、胸が豊胸手術によるものであることや虫垂炎の経験があること、豪華な食事やツチノコ料理を食べた経歴が確認できる。
- ゼロ少佐(トム少佐)(声:銀河万丈、モーションアクター:久保隆)
- 本名デイビット・オウ。イギリス人で55歳。元SASで、所属していた当時ザ・ボスと同期だった。特殊部隊「FOX」の司令官で、スネークの上官。バーチャスミッションおよびスネークイーター作戦を指揮する。バーチャスミッションでは、映画『大脱走』で捕虜が掘った脱出トンネルの名前にちなんで「トム少佐」のコードネームを使用していたが、トムは途中でナチスに発見された縁起の悪いトンネルだったことを思い出し、後の作戦ではゼロに戻している。
- 英国文化に誇りを持ち、通信中にも紅茶やSAS時代の自慢話を披露する。コーヒーを嫌って泥水呼ばわりし、「だったら何を飲むんだ?」と聞かれたときには「無論、紅茶だ」と答え、無線会話中、紅茶が無い事やスコーンを勝手に食べられていた事に激怒している。映画007シリーズがお気に入りで、無線を切ったあとも一時間は講義が続くという(スネークも熱狂的な彼にうんざりしている)。機械音痴だと言われている。ライコフを異常に毛嫌いしており、シギントの作った変装マスクにも嫌悪感を示している。
- CIA内の非公認組織「UMA探求クラブ」の会長で、幻の生物(UMA)であるツチノコをスネークが捕獲した際には、世紀の大発見に興奮を押さえきれず、「絶対に食べるな」「任務をさっさと終わらせて、そいつを生きたまま持ち帰れ」と発言するほど。また以前、UFOに連れ去られたという過去を持つらしいことが、作中でシギントの無線から語られる一面もある。
- パラメディック(声:桑島法子、モーションアクター:平田絵里子)
- スネークの作戦サポート要員の一人。28歳。医師の資格を持っており、スネークの作戦中の体調管理をサポートし、セーブも担当する(彼女のみ専用回線が二つ用意されている)。スネークに段ボールを使った偽装を提案した張本人。
- コードネームの由来は救急救命士(en:Paramedic)で、医師としての腕が確かなことも少佐が保証しているが、かつてのあだ名はヤブ医者。これはアヒルの擬声語で「やかましい人」を意味し「ヤブ医者」という意味ももつ“quack”を掛けたジョークだった。
- 作戦地域における動植物等についても、食料にできるかや毒性の有無、生態などを解説してくれるが、中には知識が間違っているものもあった。自分を日本通だと思っているが、「日本人はオットンガエルを刺身やすき焼きにして食べる」、「日本では扉が開かない時は扉の前でお祭りをする」などの誤った知識をスネークに披露するシーンもある。また、即席ラーメンに興味を持っている。
- 任務中、野生動物を捕獲して食料にしているスネークに対して突然、軍用犬を食べないよう言ってきたり、ガーコやゾンビを知らないスネークやシギントに対して、「モノを知らない人たちね」と解説を始めたりする。
- 監督の小島秀夫の趣味でもあるSF、ホラー、ファンタジーもののB級映画を好み、無線の中にそれらの話題を出すことがある。それ以外の大衆向け映画には関心が薄く、スネークが質問した「大脱走」についての質問にも答えられず「面白そうじゃなかったから」と弁解していた。また劇中から見て未来にあたる『MGS』や『MGS2』を連想させることも話してくれる。
- シギント(声:藤原啓治)
- スネークの作戦サポート要員の一人。24歳。スネークイーター作戦から参加する。兵器や軍事技術の専門家で、「特別にスゴい専門家」を自称する。スネークが使用する武器や装備品を開発した人物でもある。シギントとは、シグナル・インテリジェンスの略で、電子機器を使った諜報活動を意味する。
- 装備に関してはかなり変わったこだわりを持っていて(特に見映えに関して「カッコいいだろ?」とよくスネークに同意を求めたりもする)、その事でパラメディックに変人呼ばわりされている。ただし、自分ではまともだと思っており、ゼロ少佐やパラメディック達を変人だと思っている。また、スネークが上半身裸になったときや段ボールをかぶったままで彼に無線すると、スネークのことも変人扱いする。変わり者であることからCIAに入るまでは様々な所にて門前払いを食らっていたとされるが、劇中の1960年代は、アメリカにおいて人種差別が根強く残っていた時代で、シギント本人は黒人に対する人種差別が原因と述べている。CIA内の非公認組織「UMA探求クラブ」の副会長(会長はゼロ少佐)でもあり、仕事場で会報を作っている。スネークイーター作戦後、人種を問わずに活動できるネットワーク世界を目指してARPA(現DARPA)に入り、インターネットの前身であるARPANETの立ち上げに参加する。
- 「特別にスゴイ専門家」を自称するだけあって、MGやMGSなどで描かれる未来のテクノロジーに関して、先見の明がある描写がなされていた。(しかしながら未来で強力な兵器となるメタルギアの二足歩行の利便性については気付かなかったようである。)
- リンドン・ベインズ・ジョンソン(声:中江真司)
- アメリカ合衆国第36代大統領。ザ・ボスの偽装亡命を否定するが、その実は裏を知っていた。ラングレーのCIA本部にてCIA長官やゼロ少佐達が列席する中スネークに、ザ・ボスを超える称号として「ビッグボス」の称号と、その証である勲章を授けた。その直後、敬礼するスネークに握手を求めたが、スネークは敬礼の姿勢を崩さぬことで拒否した。最後には握手をし、その様子は居合わせたカメラマンによって写真に撮られた。ジョンソン大統領自身は実在の人物であるが、ゲーム内事象はフィクションである。
- CIA長官
- 表向きはCIAの責任者としてバーチャスミッションやスネークイーター作戦の立案・許可を行うが、実はアメリカの「賢者達」の一人であり、ヴォルギンが掌握している「賢者の遺産」を回収するためにザ・ボスやオセロットを使って今回の一連の作戦で裏から糸を引いていた人物。最終的にオセロットによってヴォルギンの「賢者の遺産」は回収されるが、KGBも「賢者の遺産」の1部を保持していたので、引き続きオセロットに回収を託す。エンディングではビックボスとなったスネークに握手を求めたが、拒否される。
ゲーム中で名前は出ないが、歴史上の在職期間が一致する実在のCIA長官はジョン・マコーンとなる。 - 陸軍参謀総長
- スネークの「BIGBOSS」の称号授与式にCIA長官と共に参加していた人物。式後CIA長官に「我々にも彼のような、兵士と諜報員を兼ね備えた特殊部隊が必要になる」という旨を耳打ちしていた。10年後のMGSPWでは統合参謀本部議長の座に就いており、再びスネークと関わることになる。
[編集] ソ連
- エヴゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルギン(声:内海賢二、モーションアクター:マーク武蔵)
- GRUに所属するソ連のタカ派、ブレジネフ派の軍人で、階級は大佐。西側でのコードネームはサンダーボルト。元ボクシングの世界ヘビー級チャンピオンで、無類の拷問マニア。バイセクシャルで、愛人には、女性のタチアナ(EVA)と男性のライコフがいる。ソ連の諜報関係者の中でも最も冷酷且つ残忍な人物として知られており、拷問で瀕死状態のソコロフを殴り続けたり、悪名高きカティンの森での虐殺にも関わっていた。しかし、愛人ライコフに変装したスネークに敏感な反応を示したり、苦手な動物であるアマガエルやザ・ボスに怯むなど、単純な面もある。「賢者達」のマネーロンダリングを担当していた父から「賢者の遺産」を違法に相続しており、それによって大要塞グロズニィグラードや秘密設計局OKB-812を建設、「引き裂かれた世界を1つにする」という意思の下に行動する。「賢者の遺産」の総額は1000億ドルでヴォルギン曰く第二次世界大戦を4~5回は繰り返せる程の資産らしく、各国の諜報組織から狙われている。1964年にはGRUを率いてソコロフとシャゴホッドを奪取し、用済みとなった秘密設計局OKB-754に核を撃ち込むなどの凶行にも至った。1000万ボルトもの電圧を帯電できる特異体質の持ち主であり、ボクシングで鍛えた鋼の肉体と、それから発せられる電撃を武器としている。また、電気を利用して体にまいたライフル弾を銃無しに放ち、ライフル弾を指の間に挟み、その拳で相手を殴ると同時に発射するという必殺技も持つ。
- 口癖は、雷を避ける御呪いの「くわばら、くわばら」で、雨や、雨を連想させるものを嫌う。CQCのことをジュウドーと呼ぶ。1対1の対決でスネークに敗北、死亡したと思われていたが、C3爆弾による破壊を免れたシャゴホッドに乗ってスネークを追い、シャゴホッドを破壊されるも、今度は自身の体にある電気でシャゴホッドを動かすという荒業で襲い掛かってくる。最期は落雷を受け、体に巻かれていた弾薬が引火し次々と破裂して死亡した。
- キャラクタのモデルは俳優のドルフ・ラングレンに近い。
- オセロット(声:山崎たくみ、モーションアクター:金澤大朗)
- 後のリボルバー・オセロット。本名はアダムスカ。山猫部隊の隊長で、階級は少佐。10代と若いものの、CQCを数日で会得するなど戦士として優れた資質を持っており、特に射撃技術には天賦の才を持つ。同時に若さゆえの傲りを持っており、自信過剰な面がある。それが元でスネークとの初対決には惨敗を喫し、以降、執拗にスネークを付け狙うようになる。だがそれが彼を徐々に戦士として成長させてゆき、また敵であるスネークに対して戦士として惚れこんでいく。スネークも敵ながら好感を抱き、攻撃可能な状況においてもあえて攻撃しない場面もあった。GRUの上官であるヴォルギンに対しては従順な態度を示していたものの、次第にヴォルギンの数々の暴虐に対して嫌悪感をいだくようになり、スネークと戦闘中のヴォルギンの目の前でスネークを援護するなど、終盤には見放すような言動を取った。
当初はオートマチック拳銃マカロフを使用していたが、スネークから与えられたアドバイスにより、リボルバー拳銃のコルト・シングル・アクション・アーミーへと転向した。
彼の正体は1960年にEVAと共にソ連へ亡命したADAMであり、ザ・ボスとザ・ソローとの間に生まれた息子であった。表向きはGRU所属だが、KGB局長やCIA長官とも連絡を取っていた三重スパイである。後のシリーズにも登場する人物であるため、彼を殺害するとタイムパラドックスを引き起こしたことになり、ゲームオーバーとなってしまう。劇中での決闘では戦闘が中断されるか、気絶させての終了となる。彼もヴォルギン同様、CQCを「ジュウドー」と呼ぶ。話すときに手振りをつける癖がある。 - イワン・ライデノヴィッチ・ライコフ(声:堀内賢雄)
- GRUに所属する軍人で、階級は少佐。ヴォルギンの愛人で、大要塞グロズニィグラード内では特別にヴォルギンと同等の権限を与えられている。ライコフに変装した状態だと、段ボールから出てきても疑われず、気絶させた敵を引きずっても不審がられないうえ、殴りつけたりホフク状態で敵の下に潜り込んでも敬礼される。食い意地が張っており、道ばたに落ちているものでも平気で拾い食いするため、度々、腹を壊してトイレに駆け込んでいる。彼をCQCで捕らえて尋問すると、さまざまな話を聞くことが出来る。「ライデノヴィッチ」とは「ライデンの子」といった意味で、前作の主人公である雷電と瓜二つの容姿を持つ。関係は不明で、彼を殺害してもタイムパラドックスによるゲームオーバーは発生しない。ゲーム中のアクションも雷電と同じ、雷電と違って女嫌い。必殺技は相手の股間を握り潰す「股間つぶし」。その威力はすさまじく、メタルギアオンラインやMGS4においても猛威を振るった。
- ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフ(声:龍田直樹、モーションアクター:久保隆)
- ソ連有数の兵器開発者で、秘密設計局OKB-754(通称ソコロフ設計局)の局長。もともとはロケット技術者であり、その技術を応用してシャゴホッドを設計した。兵器開発に手を染めた自らの過ちを悔い西側へ亡命を図るが、キューバ危機を巡る米ソの密約によりソ連へ送還され、シャゴホッドの開発を続けさせられていた。頼りない言動を見せる場面もあるが、家族のことを気にし続ける優しい男性。グロズニィグラード西棟でスネークと接触したことでヴォルギン大佐の疑いを買い、最期は拷問中に逆上した大佐に瀕死状態にまで追い込まれたが、スネークやEVAのことは一言も喋らなかった(MPOでは、生存していた事が判明)。
- そのため、ゲーム中に彼を殺害した場合もタイムパラドックスとなり、オセロット同様にゲームオーバーとなる。
- アレクサンドル・レオノヴィッチ・グラーニン(声:青野武、モーションアクター:久保隆)
- ソコロフと並ぶソ連の兵器開発者で、秘密設計局OKB-812(通称グラーニン設計局)の局長。道路移動型弾道ミサイルシステムR-17(SS-1C)の発射台部分を設計した男で、ソ連最高の栄誉であるレーニン勲章や社会主義労働英雄などの称号を得ている。自身をソ連最高の兵器開発者であると語り、競合相手のソコロフを敵視していた。ソコロフが設計したシャゴホッドに対抗し、二足歩行戦車を考案した。この戦車の設計図は後にオセロットによってアメリカの「賢者達」の元へ渡って「メタルギア」として完成されることになり、MGS2では、オセロットがメタルギアRAY奪う際に「返してもらう」と発言している。スネークに塹壕の鍵を渡した後、間もなくヴォルギン達にスパイ容疑をかけられて連行された。グロズニィグラードで、ドラム缶の中でヴォルギンの電撃パンチを受け続ける拷問を受け死亡している。
- EVA扮するタチアナによって靴をプレゼントされていたが、その靴には監視用に踵部分に発信機が仕込まれていた。
- ニキータ・セルゲーエヴィッチ・フルシチョフ(声:塩屋浩三)
- ソ連共産党中央委員会第一書記(後に書記長に改称)。ツェリノヤルスクでの核爆発を受けて、ジョンソン大統領へホットラインを接続する。アメリカが核爆発に関わっていないという身の潔白を求め、ヴォルギン大佐とザ・ボスの抹殺を依頼する。ゲーム内に登場する事柄はフィクションだが実在した人物。スネークイーター作戦の約2か月後に失脚し、後任の第一書記にはブレジネフが、首相にはコスイギンが就任した。
- ジョニー(声:今村直樹)
- GRU特殊部隊スペツナズ隊員。大要塞グロズニィグラードの独房看守を務める。被っている目出し帽に「J」の文字を刺繍している。MGS、MGS2、MGS4の3作に登場したジョニー佐々木の祖父で、彼の一族は長男に代々「ジョニー」と名付ける事になっている。冷戦が始まる前はアメリカに居住しており、同国に妻と息子のジョニーがいる。MGSシリーズではコメディ的なキャラ、かつ準主役であるジョニーだが、アメリカ人であるスネークに身の上を語り「なんで冷戦なんだろうな…」と現状を憂えている所でシリアスな一面も持つ人物として描かれている。食い意地が張っていて、過去に厨房から食料を盗み食いして処罰されたことがある。佐々木と同じく、下痢が持病。なお、既に後に繋がるジョニーが誕生しているため、オセロットなどと違い、彼を殺害してもタイムパラドックスによるゲームオーバーは発生しない。
[編集] コブラ部隊
- 無上の歓喜 ザ・ジョイ(ザ・ボス)(声:井上喜久子、モーションアクター:平田絵里子)
- コブラ部隊の元リーダーにして、東西にその名を轟かせる伝説の英雄。戦場で「喜び」を見出した人物。1922年生まれ[8]。あらゆる知識と技術に通じた才媛で、第二次世界大戦中にはコブラ部隊を組織、訓練して連合国軍の特殊任務に従事し、多大な戦果を上げて同軍を勝利に導いている。またゼロ少佐と共にSASの設立にも関わっており、戦中の活躍も含めて西側からは「特殊部隊の母」、東側では「ヴォエヴォーダ(ロシア語で戦士、あるいは女性騎士)」の通り名で呼ばれる。戦争終結後はコブラ部隊を解散、スネークを弟子として引き取り、10年という長い時間をかけて育て上げた。それと並行してHALO降下を考案したり、第2次大戦中に行った捕虜確保任務にて銃を使わず敵将校に気付かれないまま接近して捕虜にする為に発案した技術を元に、スネークと2人でCQCを考案した。
- 1964年、スパイリングを通じて伝えられたヴォルギン大佐の意思に同調し、ソコロフと無反動小型核弾頭「デイビー・クロケット」を手土産にソ連へ亡命。その核が大佐によってツェリノヤルスクで使用されたことからソ連、アメリカの二国から命を狙われることになる。WIGの発射地点であるロコヴォイ・ビエレッグの闘いでスネークに敗れ、「賢者の遺産」と愛銃のパトリオットを渡した後、スネークに自身の殺害を嘆願。スネークもこれを了承し最期はスネークの手で殺害された。アメリカ側のスネークによってソ連側のボスが倒されたことによって、両者の任務は達成された。彼女の亡命の真相は偽装亡命であり、目的はヴォルギンの手にある「賢者の遺産」を手に入れることだった。このことはザ・ボスがEVAにのみ語り、彼女の死後、EVAを介してスネークに伝えられた。
- ザ・ボスは戦前「賢者達」によって当時の中華民国で米中ソ共同出資により作られた、対米諜報工作員養成所にて教官を務めており、EVAは養成所に工作員候補生として世界中から集められていた子供達の1人で、ザ・ボスの教え子とも言える存在であった。そのため、彼女はEVAの正体を察し、その上でEVAにスネークに直接伝えることが禁じられていた真相を語り、その全てをスネークに伝えるよう頼んだ。その事をEVAはスネークに向けたメッセージをテープに録音する中で、「これは歴史に残らない、あなたの胸の中にだけ残る、彼女の最後のデブリーフィング(帰還報告)」と涙ながらに語った。EVAはザ・ボスが「売国奴」や「恥さらし」としてソ連やアメリカで語り伝えられる事を悔やんでいるが、ザ・ボスが存在した事実は、後世の一部の人間だけが知るのみとなっている。
- 小島秀夫は、女優シャーロット・ランプリングを外見のモデルにしたとしている。
- 深淵なる悲哀 ザ・ソロー(声:堀之紀、モーションアクター:益田康弘)
- コブラ部隊の元隊員。霊媒兵士(シャーマン)。戦場で「哀しみ」を見出した人物。霊媒能力に長け、死者との会話による情報収集のほか、降霊によって死者の能力を獲得できる。大戦中はザ・ボスの最高のパートナーだった。第二次世界大戦後は、コブラ部隊解散により祖国ソ連に帰国し、ソ連軍に復隊。1962年に所属の関係と「賢者達」の陰謀により、敵対することになったザ・ボスに自ら望んで殺害される。現場はゲーム中に登場するドリノヴォドノの吊橋であり、バーチャスミッション終了直前でも彼の亡骸を見ることができる。その霊は今なお陰ながらザ・ボスに寄り添い、劇中でも度々亡霊として登場し、スネークにヒントやメッセージを与えたが、ザ・ボスの死後、ボスと共に去っていく。グロズニィグラード鉄橋でのヴォルギン戦後のデモではEVAの背後に立っていたり、格納庫でのヴォルギン戦前のデモではザ・ソローがC3爆発までのタイムリミットを書いたカードを持ってザ・ボスの背後に浮かんでいたりと、登場回数は他のコブラ部隊員より多い。スネークとの戦闘時には、「お前達は息子達に殺される」など未来を示唆する発言もした。小島秀夫は「眼鏡を外すとエド・ハリスに似ている」と語る。
- ザ・ソローとの戦闘中に無線連絡を行うと、仲間のセリフはスネーク死亡時(ゲームオーバー)のセリフになっている。『MGS2バンドデシネ』では息子・オセロットの前にリキッドと共に現れ(亡霊か幻影かは不明)、リキッドのような狂人に脳をコントロールされてしまう不甲斐なさを理由に、オセロットを酷評するシーンが存在する。また、『MGS4』にも出演している。
- 至高の痛み ザ・ペイン(声:江川央生、モーションアクター:益田康弘)
- コブラ部隊の元隊員。戦場で「痛み」を見出した人物。蜂兵士と呼ばれ、腰のポシェットに女王蜂の入った蜂の巣を持っている。大量の蜂を体に纏って盾にしたり、蜂にグレネードを運ばせる、分身を生み出すなど、攻守両面に蜂を利用する。体内で飼っている特殊蜂バレットビーを発射して相手の体内を食い荒らさせる。銃はトミーガン(M1トンプソン)を使う。普段は目だし帽をかぶっているが、顔は蜂に刺されたことにより激しく腫れあがっている。
- 至純の恐怖 ザ・フィアー(声:田中和実、モーションアクター:大橋明)
- コブラ部隊の元隊員。生まれつき腕の関節が二重関節になっており、それを利用した奇怪な移動が出来ることから蟻蜘蛛兵士と呼ばれる。戦場で「恐怖」を見出した人物。舌が異常に長い。迅速、柔軟な肉体と、威力に優れる「ウィリアムテル」と、連射力に優れる「リトルジョー」という2丁のボウガンを武器とする。矢にはクロドクシボグモの毒、発火装置、グレネードをつけて攻撃し、ブービートラップも駆使するほか、スネークが仕掛けたTNTなどの罠を見破ってしまう。スタミナを消耗して効果を発揮する特殊なステルス迷彩を装備しており、ほぼ透明になることができるが、常に空腹で、毒や腐った食べ物でも口にしてしまう。
- 真実の終焉 ジ・エンド(声:阪脩、モーションアクター:大橋明)
- コブラ部隊の元隊員。老齢の狙撃兵であり、その年齢は100歳を超える。狙撃と偽装のエキスパートで、現代狙撃技術の考案者とされる。戦場で「終焉」を見出した人物。体内に寄生している苔による光合成能力を持ち、何も食べなくてもスタミナを回復できる。寿命が近いので普段は自らを仮死状態にしておき、戦闘になると蘇生し、光合成能力で肉体年齢を50代前半まで若返らせる。森や森の生き物と会話することができると云われる。使用するモシン・ナガン狙撃銃は針を発射する麻酔銃に改造されており、スネークを仕留めると自ら抱えて監獄に運び込む。肩に飼っているオウムを大切にしており、オウムを殺したり食べたりすると激怒する。また、オウムを殺すとジ・エンド戦終了後のデモムービーのオウムも亡霊になっている。
- スネークと対峙した時には寿命まで残り一週間となっており、戦闘開始からPS2の内蔵時計が8日以上進むと寿命で死亡してしまうが、電源を切った間の経過時間が短いと逆に背後を取ってくる。対峙前のあるシーンでは車椅子の状態で登場するが、その際に彼を狙撃して倒すことも可能で、倒した場合、ジ・エンドと対峙するソクロヴィエノには山猫部隊が待ち構えている。
- 無限の憤怒 ザ・フューリー(声:平野正人、モーションアクター:益田康弘)
- コブラ部隊の元隊員。火焔兵士。元宇宙飛行士。第二次世界大戦後、非公式に宇宙空間へと旅立つが、大気圏突入時の事故により身体中に大火傷を負い、それ以来痛みを感じなくなる。この際に「怒り」を見出したと言う。ソ連製の宇宙服を応用した防火服に身を固め、ロケットブースターで空を飛び、ナパームとガソリンを混合した通常燃料ではなく、ロケット用液体燃料である非対称ジメチルヒドラジンとテトラニトロキシドを使用した特別製の火炎放射器を使う。その威力は通常の数十倍以上。正面に「БЕИ」(ロシア語で「撃て」の意味、読み方はビェーイ)と書かれたヘルメットを被っており、「俺はここにいるぞ!」などと叫んで挑発してくることもある。他のコブラ部隊員が、特別な感情を戦場で見出し、それを自らのコードネームとしているのに対して、彼だけ憤怒を見出したのは戦後の宇宙からの帰還事故による。
- ヘルメットで顔は殆んど見えず、ヘルメットを被っていない時も覆面状態のマスクをつけている。
- 各隊員が最後に爆発するのは自決用の小型爆弾によるもので、コブラ部隊本来の「公にできない任務」を行う性質上、捕虜に取られたり自らの死体を残したりしないようにするため。今回も爆弾を持っていた理由については、スネークは「戻る部隊も国もない」という覚悟の表明ではないかと推察している。この演出は『仮面ライダー』で敵役の怪人が倒された後に爆発する演出へのオマージュとなっている。
- ザ・ソローとザ・ボスは本編での爆発の描写が無く、ザ・ボスのみシークレットシアターではコメディ要素として爆発している。
[編集] コラボレーション
- ケロタン
- 人形が登場。撃つなどの攻撃を加えると鳴く。全てのケロタンを発見して鳴かせると、『メタルギアアシッド』とリンクするか、敵兵に1度も見つからずにクリアした場合のみ入手できる隠しアイテムのステルス迷彩を入手できる。
- ガーコ
- 迷彩服の柄のひとつ「ガーコ」として登場。撃っていないケロタンが近くにあると鳴いて知らせる能力を持つ。
- ツチノコ
- 幻の珍獣。本編にて捕獲する事が可能。捕獲したままクリアすると無限フェイスペイントを入手できる。食料にもなり、食べるとカロリーメイトや即席ラーメンと同様にスタミナが最大まで回復する。EVAの食履歴を見ると、彼女もツチノコの料理を食べていたことが分かる。捕獲した状態で通信すると、UMAマニアの少佐たちが狂喜乱舞する様子が見られる。
- ゴジラ(東宝から)
- 無線でセーブすると、パラメディックがゴジラについて解説してくれる。これはゲームキューブ版『メタルギアソリッド ツインスネークス』のポリゴンデモの演出を担当した映画監督北村龍平、キャラクターデザイン担当の新川洋司、本シリーズのオープニングタイトル制作を担当しているカイル・クーパーが2004年の映画『ゴジラ FINAL WARS』にてそれぞれ監督・メカニック&キャラクターデザイン・オープニングタイトル制作で関係している為。また、小島自身ゴジラや特撮映画のファンである。
- 雑誌
- ファミ通、Newtype、週刊ヤングサンデー、ぴあ、アームズマガジン、HOOTERS JAPAN(スネークイーター3Dのみ)などの雑誌が登場する。ゲーム雑誌のほとんどが、メタルギアソリッドに関係する記事を載せているが、『MGS3』の時代からは未来にあたる『MGS』『MGS2』に関係する内容が書かれている雑誌がある(また、一部の雑誌には悩ましい女性が描かれたページがあったりするが、裏表紙でそれを見たスネークへのツッコミ的なメッセージが用意されている)。
- ピポサル(ソニー・コンピュータエンタテインメントから)
- 『サルゲッチュ』とのコラボレーションで登場。詳しくは、上記の「メタルギアソリッド3」の項目を参照。
- ヨッシー(任天堂から)
- スネークイーター3Dのみ、ケロタンの代わりとして登場。
- カロリーメイト(大塚製薬から)
- 食料として登場。ゲーム内では、黄色いパッケージに入った状態でところどころに置いてあり、手に入れるとパッケージが観察できる。PS2版ではチョコレート味。HDエディション・スネークイーター3Dではメープル味。製作者側によれば、箱の形、外観、サイズ等、全て実際の製品と同じように作られているとのこと。味に関しては最高級の評価が与えられており、食べると、スネークが「美味すぎる!」「最高だ!」「もっと食わせろ!」などの台詞を述べてスタミナが全回復する。その上、保存食なので絶対に腐らない。パラメディックに無線すると詳しく紹介してくれる。ただし後に装備した状態でEVAに無線すると一部は間違った情報だと訂正される。この無線とワニCAPの無線の2つのみ、ザ・ソロー戦でも可能となっている。このコラボレーションはゲーム内に実際の製品を登場させ身近なアイテムとして扱うと同時に、ゲーム内広告としての重要な役割も果たした。インターネットゲーム以外でこのようにゲーム内広告を採用したゲームは珍しく、同じような例に『スターオーシャン Till the End of Time』におけるうまい棒や『パラサイト・イヴ2』におけるコカコーラなどがある。ゲーム内の時代設定は1964年となっているが、実際のカロリーメイトが最初に発売されたのは1983年である。
- 日ノ本零子・麗琥(『ランブルローズ』から)
- 『MGS3 SUBSISTENCE』のオンライン対戦でプレイヤーキャラとして登場。
- ヨドバシカメラ
- ヨドバシカメラのロゴが描かれたカムフラージュ「YODOBASHI」をダウンロードすることができた[9]。足元には「10%ポイント還元」と書いてある。
- みずしな孝之
- 彼がデザインしたカムフラージュ「E-DEN」をダウンロードすることができた。
- 和田アキ子
- 主題歌の日本語版のボーカル。予約特典CDにのみ収録され、ゲーム内では未使用。
- インスタントラーメン
- 個別の商品名は出なかったが、開発当時日清食品とのコラボレーションをしようとして結局無しになったと小島が自身のラジオ124回目の放送で語っている。ゲーム中では即席ラーメンと呼ばれる。カロリーメイトと同様、食べるとスタミナが全回復し、腐らない。登場のきっかけは、開発者達が森でのサバイバル訓練を行った際にまともな食べ物が無い中、隠し持ってきていたインスタントラーメンを食べた事でラーメンの味をありがたく思ったことから。
- WonderGoo
- WonderGooでのMGS3購入者向けに特典として用意されたオリジナルカムフラージュ。WonderGoo店頭にメモリーカードを持参し、データをその場で直接コピーしてもらう方式で配布された。
- ポスター
- スネークイーターでは、秋山莉奈、大久保麻梨子、下村真理、花井美里が、サブシスタンスでは、かでなれおん、浜田翔子、矢吹春奈、山崎真実が、また両作で菊地由美が、ゲーム内のポスターでグラビアを披露している。
- ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
- 小島率いる開発チームによるロボットアクションゲーム。グラーニンとのイベント会話中、グラーニンの後ろに主人公機である「ジェフティ」のフィギュアが飾られている。
[編集] 地名
本作に登場するソ連の地名はすべて架空のものである。地名の意味は無線でEVAが教えてくれる。
- ツェリノヤルスク(Tselnoyarsk)
- バーチャスミッション及びスネークイーター作戦時にスネークが降下した場所。ロシア語で「処女地のある絶壁」という意味[10]。
- ドレムチイ(Dremuchij/Дремучий)東部、南部、北部、沼沢部
- ゲーム開始時にスネークがいる場所。ロシア語で「未踏の森」。また、屋久島がモデルになっている。
- ドリノヴォドノ(Dolinovodno/Долиноводно)川岸、吊り橋
- 「渓谷の森」というロシア語が由来。巨大な吊り橋がある。
- ラスヴィエット(Rassvet/Рассвет)廃工場
- ロシア語で「夜明け」という意味の場所。ソコロフが監禁されていた廃工場がある。
- チョルニ・プルド(Chyornyj prud/Чёрный Пруд)沼地
- インドガビアルが生息する、「黒の水辺」という意味の場所。湖に近い広大な沼がある。
- ボルシャヤ・パスト(Bolshaya past/Большая Пасть)南部、中継基地、クレバス
- 南部には電流の流された鉄条網やクレイモア地雷が設置されている。中継基地の北にあるクレバスにちなんで「大いなる口腔」という意味がある。
- チョルナヤ・ピシェラ(Chayornaya peschera/Чёрная Пещера)支洞、主洞、洞口。
- ボルシャヤ・パストクレバスの中にある洞窟。火山活動時に形成されたため、「黒の風穴」という意味がある。所々に、迷い込んで絶命したとみられる人物達の白骨死体が転がっている。
- ポニゾヴィエ(Ponizovie/Понизовье)水路、西部、倉庫
- マングローブの生えた水路がある川。そのため地名には「川下の地」という意味がある。上流にはGRUの倉庫がある。
- グラーニニ・ゴルキー(Graniny gorki/Гранины Горки)南部、研究所
- 北側にグラーニン設計局が存在する地。ロシア語で「グラーニンの山」という意。
- スヴィヤトゴルニ(Svyatogornyj/Святогорный)東部、西部、南部
- 西部と南部には森林地帯が広がり、東部に将校用の別荘がある。「聖き山径」という意味。
- ソクロヴィエノ(Sokrovenno/Сокровенно)北部、西部、南部
- ジ・エンドとの戦闘になる広大な森。「至聖の森域」という意である。
- クラスノゴリエ(Krasnogorje/Красногорье тоннель)坑道、山腹、山麓、山頂
- ロシア語で「赤の山稜」という名の山。山頂にはグロズニィグラードがある。
- グロズニィグラード(Groznyj grado/Грозныйград)地下壕、地下水路、南西部、南東部、北東部、兵器廠東棟、西棟、本棟、格納庫、捕虜収容所、滑走路、鉄橋など
- 「恐るべき要塞」という意味。文字通り、警備が厳重な巨大軍事要塞がある。
- ティホゴルヌイ(Tikhogrnyj/Тихогорный)滝川、滝裏、坑道
- 「静謐の山觜」という意味の場所。生物(スネークにとって食糧)が豊富に生息している。滝の奥にはグロズニィグラードにつながる梯子がある。
- ラゾレーヴォ(Lazorevo/Лазорево)南部、北部
- グロズニィグラード鉄橋の北にある、山岳地帯。EVAとバイク戦で通過する。「青く繁る大地」という意味がある。
- ザオジオリエ(Zaozyorie/Заозёрье)西部、北部
- ラゾレーヴォより少し北にある森林地帯。ロシア語で「湖の近く」。
- ロコヴォイ・ビエレッグ(Rokovoj bereg/Роковой Берег)湖、花畑
- ザ・ボスとの決闘の場である地。ゲーム中で最後に訪れる場所で、オオアマナが咲き誇っている。ミッション完了の雌雄を決するという意味を込めて「運命の水辺」という名を冠している。
[編集] 使用された歌曲
- 『Snake Eater』 / Cynthia Harrell(vocal)
初回限定版DVDには和田アキ子が歌った日本語版が付いていた。
- 『Way To Fall』 / starsailor
[編集] ガイサベージ
スネークが収容所に投獄された際にセーブして終了すると、再開時に突如謎のモノクロ画面ゲーム「GUY SAVAGE」が始まる。本編とは全く関係がない内容で、獄中のスネークが見ている悪夢という設定。このゲームが始まる直前のセーブで行われるパラメディックとの会話は、必ず吸血鬼に関するもので、スネークが吸血鬼に対して軽い恐怖感を持つことが示されている。なお、HDエディションにこのゲームは収録されておらず、そのまま収容所からの再開となる。
両手に剣を持った謎の男が主人公で、POLICEと書かれた服を着た得体の知れない怪物を次々と倒していくという内容。点数の概念は無く、怪物を一定数倒すと、一時的に主人公の身体が光り、移動速度が上がり敵を一撃で倒せるようになる。 操作方法の説明はゲーム中には一切なく、MGS3本編の操作方法と異なる。一定時間が経過するか、一定数の敵を倒すか、主人公がダメージを受け倒されるかのいずれかの条件で終了し、スネークが目を覚ましてメタルギアのゲーム本編に戻る。
限られた条件下でのミニゲームであり、限られたマップ上でゲーム終了まで戦い続けるもので、特典などのメタルギア本編に反映される要素は無い。
もともと、このゲームは小島プロの別セクション(『Z.O.E.』などを手がけた)スタッフが開発していた作品だったが各方面から不評を買い、独立作品としてはお蔵入りしたモノを再利用したもの。オリジナルはフルカラーで、後年TGS2011の『Z.O.E.』イベントでムービーパートの音声のみが公開された。イベント出演者だけはムービーを見る事が出来たが相当なゴア表現のオンパレードであったらしく。お世辞にも心地良い映像では無かった模様。 なお、MGS3に実装されたバージョンでも怪物が強烈な一撃を食らうか絶命する際に、内臓らしきものが露出する等モノクロである程度の生々しさは映像的に抑えてはあるものの、その名残と思われる。
[編集] 脚注
- ^ 現実のCQCは至近距離での戦闘そのもののことを意味し、特定の戦闘技術を指す言葉ではない。
- ^ a b 『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER THE COUNTDOWN』コナミメディアエンタテイメントジャパン ISBN 4861550238
- ^ 小島秀夫の生年月日は1963年8月24日であり、当初はこちらを作戦開始日と設定するはずだったが、物語上の関連性を考えてケネディ大統領暗殺事件後となる1964年になった。
- ^ “METAL GEAR SOLID HD EDITION”. KONAMI (2011年6月3日). 2011年6月3日閲覧。
- ^ METAL GEAR SOLID HD EDITION PRODCUTS
- ^ METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D
- ^ METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D PREMIUM PACKAGE
- ^ METAL GEAR SOLID4 DATABASE
- ^ カムフラージュデータダウンロードサービスは2008年3月末日に終了した。
- ^ 伊藤計劃執筆「メタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」では後にザンジバーランドになったとされている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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