メタルギア ソリッド HD エディション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
メタルギア ソリッド HD エディション
METAL GEAR SOLID HD EDITION
ゲーム
ゲームジャンル タクティカル・エスピオナージ・アクション
対応機種 PlayStation 3
Xbox 360
PlayStation Vita
開発元 小島プロダクションBluepoint Games(PS3・Xbox 360・PS Vita版)
ARMATURE STUDIO(PS Vita版のみ)
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
メディア PS3版:Blu-ray Disc or ダウンロード
Xbox 360:DVD-ROM
プレイ人数 1人
発売日 PS3、Xbox 360版:2011年11月23日
PS3ダウンロード版:2011年12月8日
PS Vita版:2012年6月28日
XBLA版:2012年8月21日
売上本数 約12万本(3機種合計)[1]
レイティング CEROD(17才以上対象)
通信機能 トロフィー、実績
デバイス PS3:デュアルショック3対応
その他 PS3、PS Vita版:トランスファリング対応
関連作品
テンプレート - ノート

メタルギア ソリッド HD エディション』(METAL GEAR SOLID HD EDITION)はコナミより日本で2011年11月23日に発売されたコンピュータゲームソフト。略称は『MGS HD』。

概要[編集]

PlayStation 2用ソフトとして発売されたステルスアクションアドベンチャーゲームの『メタルギアソリッド2』(MGS2)と『メタルギアソリッド3』(MGS3)をPlayStation 3Xbox 360用に移植したソフト。ハイデフ画質(720p、60fps)に対応し、画面が16:9のワイドになった。デモシーンはフルスクリーンとレターボックスの2パターンから選べる(Vita版はフルスクリーンのみ)。トロフィーおよび実績解除にも対応。サウンドは5.1ch対応となる。両作とも一部仕様が異なるものの、完全版(サブスタンス・サブシスタンス)と同等の内容となっている。

また、PlayStation 3版のみ、特典としてPlayStation Storeからゲームアーカイブス版の『メタルギアソリッド』(MGS1)をダウンロードできるプロダクトコードが付属する。監督の小島秀夫はできればトリロジーにしたかったが、MGS1はHD化してもグラフィックス的に厳しいため、以前のままのダウンロードチケットを封入したと語っている[2]。Xbox 360版は、アバターアイテム(メタルギアRay・シャゴホッド)のダウンロードコードが付属。また、MSX2版の『メタルギア』、『メタルギア2 ソリッドスネーク』も収録される。

2012年6月28日にはPlayStation Vita版も発売されており、タッチパネルによる武器・装備の選択、デモシーンのズーム等の操作、PlayStation 3版とのセーブデータ共有(Wi-Fi、もしくはクラウド経由によるトランスファリング)が可能。操作方法の変更により、一部無線音声が新録されている。ちなみに、PS Vitaの解像度は720p(1280×720)を下回っているため、HDの定義からは外れている(960×544…Quarter HD。詳しくは画面解像度の項目を参照)。

バージョン[編集]

通常版
パッケージイラストは新川洋司によるもので、メタルギアソリッド2と3のものが並べて描かれている。
プレミアムパッケージ
設定資料集、サウンドトラックCDを同梱した限定版。こちらのパッケージイラストは新川洋司の描き下ろしとなる。
ダウンロード版
PlayStation StoreでPS3版の『メタルギアソリッド2 HD版』及び『メタルギアソリッド3 HD版』の個別での配信の他、この2本がセットになった『メタルギアソリッド HD エディション』のダウンロード版が2011年11月23日から配信される予定だったが、同年12月8日に延期された[3]。また、PS Vita版は『メタルギアソリッド2 HD版』及び『メタルギアソリッド3 HD版』の個別での配信のみ2012年7月17日に延期された(この2本がセットのダウンロード版の配信は、パッケージ版発売日の同年6月28日で変更なし[4])。Xbox Live Arcadeでは、2012年8月21日から配信が開始された。

収録タイトル[編集]

MSX2版メタルギア・メタルギア2 ソリッドスネークの2本は、メタルギアソリッド3 HD版のメニュー画面から選択することでプレイできる。

主な変更点[編集]

メタルギアソリッド2
  • MGS2サブスタンスでは英語音声・日本語字幕だったが、サブスタンスの追加要素も含めて全編が日本語音声に対応。それによるペンタゼミン関連の無線、SNAKE TALES A等の音声の新録。
    • ただし、日本語音声をサブスタンスの唇動作に無理やり当てているため、デモシーンが多少不自然になってしまっている。
    • 敵兵の無線連絡時間にも同じ現象が起きており、発見された際の無線連絡時に不自然な間がある(ゲーム難易度自体はサブスタンス版とほぼ同一)。
  • サブスタンスに収録されていたVR MISSIONS、ALTERNATIVE MISSIONS、SNAKE TALESを収録。ただし、SKATEBOARDINGは削除。また、MISSIONSで記録更新した際にオタコンやスネークが褒めてくれるボイスは削除。
  • 処理落ちが全体的に減少し、60fpsが安定した。船尾甲板やスティンガー発射時など。
  • 高難度での連打イベントの時間が短縮。
  • 無線のロード時間が増加(PS3・Xbox360版)。PS Vita版のロード時間は、PS2版とほぼ同等。
  • PS2版にはタンカー編とプラント編を通しでプレイする際、タンカー編で撮影したメタルギアの写真がプラント編中盤のWebサイト画面に表示される演出があったが、該当デモシーンでゲームの進行が止まるバグが発生したため、修正パッチによってこの演出は無くなった(Webサイト画面では、プリセットされたメタルギアの写真が表示される)。
メタルギアソリッド3
  • 60fps化・処理落ちの改善(スモークグレネード使用時や雨・霧のマップなど)。ただしグロズニィグラードなどで周囲を見渡すと多少処理落ちする。
  • BOSS DUEL、猿蛇合戦、シークレットシアター、ガイサベージ、MGOの削除。
  • 猿蛇合戦の削除に伴いカモフラージュ「BANANA」とアイテム「SARU MASK」削除。
  • BOSS DUEL削除に伴い1位を記録すると入手できたカモフラージュ「DPM」とフェイスペイント「GREEN」はゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わる。選択しなかった場合でもゲームを1周クリアすることで装備に加わり、2周目以降から使用できる。
  • ガイサベージ削除に伴いガイサベージの夢を見た後の関連イベントも削除された。
  • ダウンロードすることで使用出来たスペシャルカモフラージュは2周目以降のプレイにてカモフラージュ選択画面で左右を押すことで選択可能になった。ただし「YODOBASHI」等の一部タイアップ系カモフラージュは収録されていない。
  • バーチャスミッション終了後から見られるオープニングムービーで、PS2版では「KONAMI PRESENTS」の表示が消えてから「Snake Eater」の演奏が始まったが、PS3版とXbox 360版では「KONAMI PRESENTS」の表示開始と同時に演奏が始まる。(PS Vita版はPS2と同様に始まる。)
  • パラメディックへの無線通信の際に表示される顔写真が、一部変更されている。
  • カロリーメイトのパッケージがPS2版のチョコレート味から、メープル味に変更。
  • オープニングデモや本編中での特定のコマンド入力による特殊効果の一部削除。
  • グラーニニゴルキー南部の段差やグロズニィグラード下水道の柵など、一部の障害物をローリングで飛び越えられなくなっている(アクションボタンで段差を登ったり、柵をエルードすることは可能)。

プロモーション[編集]

本作の発売を記念して、発売日の11月23日には横浜ヨドバシカメラマルチメディア横浜と大阪ヤマダ電機LABI1なんばでイベントが開催された[5]。イベントには小島秀夫と、MGS3ゲーム内のポスターや『メタルギアソリッド ピースウォーカー』にストレンジラブ役で出演した菊地由美が出演しトークショーやサイン会、抽選会が行われた。横浜会場ではスネーク役の大塚明夫とザ・ボス役の井上喜久子も参加した。横浜会場には500人を超えるファンが集まった[6]

また、AKB48小嶋陽菜小島プロダクションに潜入するというシチュエーションのプロモーション映像が2011年11月6日から公開された。テレビCMにも小嶋が起用された。

脚注・出典[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]