メタルギア ライジング リベンジェンス

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メタルギア ライジング
リベンジェンス
ジャンル ライトニングボルトアクション
対応機種 プレイステーション3
Xbox 360(海外のみ)
開発元 小島プロダクション
プラチナゲームズ
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
シリーズ メタルギアシリーズ
バージョン 1.03
人数 1人
メディア BD-ROMダウンロード
発売日 アメリカ合衆国の旗 2013年2月19日
日本の旗 2013年2月21日
欧州連合の旗オーストラリアの旗 2013年2月22日
価格 通常版:6,980円
ダウンロード版:6,480円
プレミアムパッケージ:9,980円
プレミアムパッケージ(コナミスタイル特別版):12,980円
斬奪パッケージ(PS3本体同梱版):31,960円
※いずれも税込
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力
デバイス DUALSHOCK 3・振動機能対応
その他 対応映像出力:NTSC,480p,720p
対応音声出力:Linear PCM 2ch,5.1ch
Dolby Digital 5.1ch
必要HDD容量:2300MB以上
トロフィー対応
テンプレートを表示

メタルギア ライジング リベンジェンス』(METAL GEAR RISING REVENGEANCE、略称: MGR)は、コナミデジタルエンタテインメントより2013年2月21日に発売されたメタルギアシリーズプレイステーション3専用(海外ではXbox 360版も発売)アクションゲームである。開発は小島プロダクションプラチナゲームズが担当。

目次

概要 [編集]

キャッチコピーは「メタルギアが、キレた。」。

ジャンルはシリーズ通しての「タクティカル・エスピオナージ・アクション」から、主人公の「雷電(Thunder and Lightning)」に合わせ、「ライトニングボルトアクション」となった。 敵兵を斬って内部のパーツを奪う「斬奪(ざんだつ)」、そしてどんな角度からも斬れる「自由切断」がコンセプトになっている。

当初、本作のタイトルは『メタルギア ソリッド ライジング』であり、時系列はMGS2とMGS4の間に位置し、その間の雷電の足跡が語られるスピンオフとして開発されていた。2011年にアメリカで開催されたVGA(Video Game Awards)2011においてプラチナゲームズが開発に加わることが発表され、時系列はMGS4の数年後の未来で雷電がPMSCs(民間軍事警備会社)に所属し、世界中にサイボーグが普及している時代に変更となった。この時タイトルも『メタルギア ライジング リベンジェンス』へと変更された[1]。PVではMGS4に登場した月光やメタルギアRAYの発展機と思わしきメタルギアが登場している。

E3 2012ではトレーラーが公開され、刀だけでなく槍やミサイルを使用している様子が公開された。また、初のプレイアブルコーナーが開設された。東京ゲームショー2012ではトレーラーが公開され、停止中の仔月光を操り敵を排除する様子が公開された。

2012年10月発売の『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』のPS3版には本作の体験版のダウンロードコードが付属している。同年12月からはPlayStation Storeにおいて体験版が配信されている。

海外でのみ発売されたXbox 360版については、輸入版が日本語字幕付きのリージョンフリー(日本の本体でもプレイ可能)となっている。

日本国内における発売日について

2012年8月30日、メタルギア生誕25周年記念パーティにて日本語版トレーラーとキャストの一部が公開された際、2013年初旬となっていた発売日が2013年2月21日に確定した。

同年9月13日、諸事情により日本版 Xbox 360用パッケージの発売中止を正式に発表した[2]。ただし、Xbox 360海外版はマルチランゲージで日本語字幕付き、またリージョンの規制が無いため日本の本体でもプレイすることができる。なお、PS3及びXbox 360の海外版は、音声は英語で、サイボーグの電解液や切断面が赤色の表現となり、ストーリーの違いはない。

PS3本体同梱版について

2008年に発売されたMGS4に続き、今作もPS3本体同梱モデルが数量限定で発売された[3]


発売初週の売上総数は33.8万枚を記録した。



注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


あらすじ [編集]

雷電達の活躍で「ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」事件が解決し、世論の反発が広がり大手民間軍事会社(PMC)は小規模化。「愛国者達」の情報統制の解除によりサイバネティック技術が日の目を見て高性能義肢への置換へ転用されていき、義体で兵士達が自らを「兵士」として修復、強化―サイボーグ化する事が可能である時代となる。手術費とメンテナンス費は決して安くないが手足を失い働けなくなった兵士達、傭兵達にとっては再雇用への道であり、生身の兵士や機械が主の戦場へサイボーグは投入されていく。雷電もその一人となり、サイボーグ化等の費用を受け持ちその費用を契約兵士(コントラクター)として働かせて元を取るPMCも現れ、サイボーグは新たな少数勢力として戦場で役割を確立した。
新興国首相誘拐事件
内乱状態から復興したアフリカのとある新興国で雷電は民間警備員として首相を護衛する仕事をしていたが、突如多数のサイボーグによる襲撃により首相が拉致されてしまう。首相奪還の為、雷電は首相を攫ったサイボーグ達が乗った貨物列車へと向かうのであった。
アブハジア首都占拠事件
列車に到着した雷電であったが、新興国首相は殺害されてしまう。敵のサイボーグの一人であるサムエル・ホドリゲスと戦闘になるが、その戦闘で雷電は人工複眼ユニットと左目、左腕を失い敗走。マヴェリック社社長のボリスの援護もむなしく、敵を逃がしてしまう。
その後の調べで、サイボーグ達の正体はアメリカのPMCデスペラード社であること、さらにアブハジアの首都を占拠したテロリストに武力提供を行っていることが明らかとなる。
新興国首相殺害から3週間後、新型ボディに取り換えた雷電は、アブハジア政府関係者の依頼によりスフミ奪還の為、潜入するのであった。

ゲームシステム [編集]

主人公雷電を操作し、目標地点に到達させるのが目的である。しかし、過去のMGSシリーズとは異なり、敵に見つからないようにしながら進むステルスアクションではなく、障害となる敵を排除しながら進んでいく形となる。

難易度 [編集]

難易度の比較はNORMALを基準として表記。

EASY
  • 敵のライフがNORMALの4分の3、攻撃力がNORMALの2分の1になる。
  • 攻撃時の燃料電池の回復量が多くなる。
  • 斬撃モード時の燃料電池の消費量が少なくなる。
  • 斬撃モード時に敵に表示される切断部位のマークの大きさが大きくなり、斬撃しやすくなる。
  • シノギをセミオートで行うイージーアシストを選択できる。
NORMAL
HARD
  • 敵のライフ、攻撃力がNORMALの1.5~2倍になる。
  • 攻撃時の燃料電池の回復量が少なくなる。
  • 斬撃モード時の燃料電池の消費量がやや多くなる。
  • 怯んでいない敵に斬撃モードを行うと敵兵が防御態勢を取る。
VERY HARD
  • 敵のライフ、攻撃力がNORMALの2~3倍になる。
  • 攻撃時の燃料電池の回復量が少なくなる。
  • 斬撃モード時の燃料電池の消費量が多くなる。
  • 敵の配置が変化し、序盤から強力な敵が出現する。
REVENGEANCE
  • 敵のライフがNORMALの2~3倍、攻撃力がNORMALの8~10倍になる。
  • 攻撃時の燃料電池の回復量が少なくなる。
  • 斬撃モード時の燃料電池の消費量がかなり多くなる。
  • 敵の種類や数はVERY HARDと同じだが、攻撃が激しくなる。
  • シノギカウンターの威力が大幅に上昇する。

キャラクターの操作 [編集]

移動は左スティックでの通常移動のほかR1ボタンを押しながらによる「ニンジャラン」という素早い移動が出来るようになり、多少の段差も壁を蹴ってよじ登ったり、少ししか隙間のない場所をローリングやスライディングで潜り抜けることも出来る。またニンジャラン中はマシンガン等の銃撃を弾いて防ぐことが出来る(爆発物系の武器等防げないものもある)。また、ホフク移動が出来なくなっておりホフクボタンであった×ボタンはジャンプボタンになっている。
攻撃は刀による通常攻撃とグレネードやミサイルを装備して行うサブウェポン、そして個々に特徴のあるユニークウェポンとなる。
通常攻撃は□ボタンで行う弱攻撃と△ボタンによる強攻撃があり(ホールドや入力順序により様々な攻撃に派生するコンボが可能)、さらにニンジャラン中に□ボタンを押すことでダッシュ攻撃、△ボタンを押すことでスライディングを行うことが出来る。ユニークウェポン装備中は△ボタンがユニークウェポン使用ボタンとなる。サブウェポン攻撃は十字キー左右ボタンを押してメニュー画面を表示してサブウェポンを装備後、L2ボタンで構えR1ボタンで使用する他に、短くL2を押す事で正面に向け即時使用することが可能。

シノギ [編集]

敵の攻撃に対して敵方向に左スティック入力+□ボタンで「シノギ」により攻撃を弾くことが出来る。攻撃を引きつけてからシノギを行うと強力な「シノギカウンター」が発動する[4]
つかみ技や一部の強力な攻撃はシノぐことができず、シノげてもダメージを受けてしまう。

ニンジャキル [編集]

敵に気づかれていない状態で敵の背後または上空から近づいて○ボタンを押すことで「ニンジャキル」による暗殺を行うことが出来る。暗殺後は敵の装甲の耐久値がゼロになるため後述の斬奪を行うことが可能となっている。

チャンスアタック [編集]

連続でダメージを与える等で敵が気絶状態になった時に発動できる攻撃。専用のアクションを行い装甲の耐久値を強制的にゼロにする。この時に斬撃モードに入ることもでき、その際電力ゲージが一定値まで回復する。

レーダー・マップ [編集]

画面右上にはMGS2以来となるソリトンレーダーが復活している。しかし、MGS2とは異なり、敵の視界が円錐状に表示されていない。また、敵に発見されている状態でもソリトンレーダーを使用できる。
また、制止中に十字キー上ボタンを押すと赤外線や雷電の視覚情報を拡張現実(AR)として投影するオーグメントモードとなり、敵の位置や人質となっている市民の位置、アイテムの位置、破壊可能なオブジェクト等を知ることが出来る。

無線通信 [編集]

過去のMGSシリーズと同様にSELECTボタンを押すことで登場人物との無線通信を行うことが出来る。今作では登場人物との無線通信の他に、カスタマイズやVRミッションの項目がある。
尚、無線画面からカスタマイズ及びVRミッション実行後は、最後にセーブしたチェックポイントまで戻されてしまうので注意が必要。

斬撃モード [編集]

L1ボタンを押すと電力を消費して周囲の時間がゆっくりとなる「斬撃モード」となり、視点は肩越しになり、□ボタンで横斬り、△ボタンで縦切りを行う他、右スティックの入力方向に刀を振るう「自由切断」を行うことが出来るようになる。また、斬撃モード中に敵の身体に表示される赤い四角形のARマーカーの位置を切断後、○ボタンを押すことで、内部パーツを奪う「斬奪」を行うことが出来、雷電の体力とエネルギーを回復させることが出来る。
電力ゲージが充分に溜まっていない場合、切断はできるが、スローにはならず、斬奪もできない。
敵によってはいきなり斬奪を行うことはできず、攻撃を加えて装甲の耐久値を減らすことで各部位が青く表示され、その状態となった部位のみ切断が可能になる。
尚、電力については、斬奪以外にも敵を通常攻撃で攻撃することで刀を通して吸収することが出来る。
また、L3ボタン(左スティック)を押しながら倒すことで斬撃モード中でも移動が可能である。

建造物・オブジェクト [編集]

本作では一部の壁や建造物を除いて自由に切断することが出来、柱やフェンスを切断して道を切り開いたり、オブジェクトを切断してその残骸に敵を巻き込むこともで出来る。また、斬撃モード中は敵が放ったグレネードやミサイルを切断することが出来る。

進行状況のセーブ [編集]

本作では特定の場所まで進んでチェックポイントを通過する毎にオートセーブされる。
また、コートニーに無線通信することで過去のMGSシリーズと同様にセーブを行うことが出来る。

カスタマイズ [編集]

敵サイボーグの左腕の切断や斬奪等、プレイ状況によってバトルポイント(BP)というポイントが加算され、一定量溜まるとタイトルメニュー画面内や無線通信内のカスタマイズで雷電のカスタマイズを行うことが出来るようになる。
カスタマイズでは、使用する技の追加や武器の強化、ライフ・エネルギーの増加、コスチュームの追加等を行うことが出来る。ちなみにダウンロードコンテンツでしか手に入れられないコスチュームと武器もある。

リッパーモード [編集]

ストーリーをある程度進めることで開眼するモード。
電力ゲージがFULLの状態でL3ボタンとR3ボタン同時押しで「切り裂きジャック」と呼ばれていた頃の雷電となる「リッパーモード」となり、電力を常に消費する代わりに通常攻撃が強力になり、装甲が厚く強化された敵すらいとも容易く切り裂くことが出来るようになる。
リッパーモード中に斬撃モードを発動した場合、通常よりもさらにスローになった状態で斬ることができる。

登場人物 [編集]

マヴェリック社側 [編集]

正式名称「マヴェリック・セキュリティ・コンサルティングInc.」。2014年に設立されたばかりの民間軍事警備会社。PMCと異なるので業務はやや限定される。
雷電
- 堀内賢雄
本作の主人公。銀髪のサイボーグ。
我流で剣術を習得し、その過程で日本の『活人剣』の思想に行き着き、「弱き者を救うため」に剣を振るうことを誓っている。狂気の少年兵だった頃の自分になることを恐れており、理性と活人剣の思想によってそれを封じ込めていた。
相変わらず妻であるローズの料理は下手らしく、味覚センサーのOn/Offは重宝している。一方でケヴィンに子供の良さを説いたり、あまり長く家を空けると顔を忘れられることを憂うなど、息子への親バカぶりが露見している。
ボリス・ヴャチェスラヴォヴィチ・ポポフ
声 - 菅生隆之[5]
マヴェリック社の社長。ロシア出身。ミッション中は主に戦術・攻略等のアドバイスを担当している。
かつては旧ソ連軍に所属し、セルゲイ・ゴルルコビッチ大佐とも知り合いだった。ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件以降、レジスタンス「失楽園の戦士達」と雷電へ職の提供を兼ねてマヴェリック社を立ち上げた。
ケヴィン・ワシントン
声 - 中村悠一[5]
ドレッドヘアの正社員。雷電の後輩であり弟分でもある。ミッション中は主に現地の情勢・文化・企業や著名人等の情報提供を担当している。国連と連携を取るNGOにてDDR業務に携わっていたが、活動に限界を感じ始めていたところに現場でボリスと知り合い意気投合し、マヴェリック社に加わる。ノリは軽いが、時事や情勢に明るく知的な会話を好む文化系。運動が得意そうに見えるが運動オンチ。雷電曰く、女の好みに細かいため、ナンパはいつも空振りしている。
コートニー・コリンズ
声 - 沢城みゆき[5]
ケヴィンの大学の後輩で、マヴェリック社ではデータ記録を担当している。大学では裕福な生活を送るため経済学を勉強していたが経済が主となる社会の仕組みに疑問を感じ、友人からケヴィンの話を聞き、彼の紹介でマヴェリック社への入社を決意した。ンマニ首相の護衛の際は現地コーディネーター、アブハジア以降はモニター及び記録の担当として雷電のサポートを担当している。
カップを机の縁に置く癖があり、そのたびにケヴィンが落ちない様位置を直している。だが雷電ら同僚曰く「おっちょこちょい」であり、よくカップを落としたりしている。
料理を食べることが好きで、事前調査という名目で初めていく地域の料理を食べ歩いている。目下の悩みは体重の増加で、太らないならサイボーグ化も悪くないと思っている。ロボット「仔月光」を可愛いというなど少し趣向がずれている。
ヴィルヘルム・フォークト
声 - 麦人[5]
別称ドクトルドイツ出身の技術者。アブハジア‐スフミ奪還作戦において、マヴェリック社員へ技術関連の無線サポートを行う。雷電の特殊作戦用義体の制作者で、武器「アーマーブレイカー」等も条件を満たせば作ってくれる。
冷戦時代は対ソ連の国家秘密の研究に没頭していたが冷戦終結で職と研究を失い、ロボット工学の知識も有していた事から新たに「筋電義肢」の研究を始めようとドルトムントで再スタートを切る。紹介を受けた契約兵士から筋電義肢製作の依頼が絶えない技術者となり、資本主義を歓迎している。
サイボーグは人類の進化系と言って憚らず自身もいずれサイボーグ化したいと思っているが、自分より未熟な技師に施術して欲しくないためお預けとなっている。ちなみにその時は美しい女性型義体にしたいとのこと。
今まで知的好奇心に赴くままサイボーグの研究をしてきたが、ED後に今回の件がパラダイムシフトとなり、サイボーグの認知・社会復帰など、施術後の人生についても尽力するようになり、サイボーグの社会的地位確立に向けてボリスが立ち上げたサイボーグ派遣会社設立に協力した。
LQ-84i→ブレードウルフ
声 - 細谷佳正

デスペラード社側 [編集]

正式名称「デスペラード・エンフォースメント・LLC」。地域紛争への介入、麻薬取引、人身売買を行うPMC。 タックス・ヘイブンを有効活用しており、サイボーグ兵士が他社と比べ多数。メタルギアシリーズの装備一覧も参照。
サムエル・ホドリゲス
声 - 平田広明
別名、ミヌアーノまたはジェットストリーム・サム。フリーランス。デスペラード社の幹部陣からは「サム」と呼ばれる。
ブラジルの剣術道場を営む家の生まれ。弟子の1人にマフィア絡みの事情で父親を殺されており、自分で仇を討ってからは正義を掲げ中央・南アメリカの裏社会で戦っていた。全身サイボーグ化が当たり前のPMCコントラクターでは珍しく殆ど生身。右腕をアームストロングとの戦いで失っており、右腕から右胸あたりまでを人工筋肉に改造している。
追加シナリオ『Jetstream』では、主人公として登場。
スティーブン・アームストロング
声 - 石塚運昇
コロラド州上院議員であり、2020年の大統領候補の一人。PMCの業界最大手のワールド・マーシャル社と癒着しており、マーシャル社の本社があるデンバーを実質的に統治している。夢の実現のためにデスペラード社と結託している。
アメリカンフットボールの大学レギュラー時代に身に着いた肉体と海軍従軍経験の他、肉体硬化・治癒・怪力・パイロキネシス・機器からのエネルギー吸収能力(複数発動可)を最新のナノマシン技術から得ている。敵には容赦しないが、自分の理想に理解を示す者には直前まで敵対していた相手であろうと寛大な態度をとる。テロを機にアメリカ国民の意識を対テロ戦争へ向け、それを自身の資金稼ぎと大統領当選に利用するのが結託の目的として語っていた。
パキスタンのシャバッザバード基地にて、大統領暗殺を食い止めに来た雷電を待ち構え、メタルギア・エクセルサスを駆って彼と激突。エクセルサスを大破させられると、雷電に「闘争を個人レベルにまで引き戻し、真に強い者が弱い者をぶちのめして意志を貫く“古き良きアメリカ”と“真のサンズ・オブ・リバティ”の実現」を雷電にマーティン・ルーサー・キングが如く語った。
カムシン
声 - 小山力也
デスペラード社に所属するサイボーグ。本編には登場せず追加シナリオ『Blade Wolf』に登場する。
海兵隊所属で、湾岸戦争での砂漠の剣作戦の成功に大きく貢献したものの、イラク戦争時の部隊内部でのトラブルが原因で除隊。
PMCコントラクターとしてサイボーグになって以降、収入の大部分を自身の強化に費やしており、破滅を呼ぶ風の3人に次ぐ実力を持つ。

破滅を呼ぶ風(ウィンズ・オブ・デストラクション) [編集]

デスペラード社の幹部で『風』に関するコードネームを持つことからこう呼ばれる。一般の契約兵士とは異なるボディと武器を持っており、怖れられている。
サンダウナー
声 - 西田健
デスペラード社の実質的なリーダーと目される巨漢の男性サイボーグ。カリフォルニアに吹く熱風のコードネームを持つ。
元アメリカ陸軍で、当時から捕虜への虐待や民間人への無差別攻撃を行っていた。2000年代初頭にPMCへ転向するがIEDにより負傷し、サイボーグになった。アームストロングの掲げる理想に共感し、自分達「戦争屋」のための社会構築を目指し、雷電に立ちはだかる。
巨大な鉄柱をいとも容易く振り回すことができ、背中から伸びる6本のアームには爆発反応装甲がついている。
ミストラル
声 - 朴璐美
デスペラード社唯一の女性サイボーグ。ドルザエフの依頼によりアブハジアに派遣され、占拠した同国石油精製プラントからサイボーグ兵士とLQ-84iら無人機の指揮を執っている。
アルジェリアの生まれ。両親を殺されており、犯人に復讐したことで自身の人殺しの才能を自覚した。その後は外人部隊に入り、フランス国籍を取得。外人部隊除隊後はPMCコントラクターとなった。職務として機械的に戦う事に飽きており、理想や使命に殉じることに憧れを抱いていた。また、指示さえちゃんと聞けばLQ-84iに優しく接していたなど、家族を亡くしたよりどころを求めている様子も見られる。
戦闘時は仔月光の腕パーツを14本義体に装着し大量の「仔月光」を操る。「エトランゼ」をしならせてとして打つ、両端の手で敵を掴む、一直線に硬直させ両端の手に刃物を持たせてとする。
彼女の巨乳が本物か否かドクトルが技術的な面で興味を持っていたが真贋のほどは不明。
モンスーン
声 - 江原正士
色のエネルギーがバラバラ殺人状の義体表面に時折流れる痩躯の男性サイボーグ。頭部はバイザーで覆われ通常は口元のみ露出しているが、戦闘時は完全に顔が隠れる構造になっている。
磁力を操り、全身を自在に分割して攻撃と回避を行うほか、装甲車やヘリの残骸等を次々とぶつけてくる。腰のポーチの中身は赤外線ゴーグルを無効化する赤リンの混ざった煙幕手留弾。
カンボジアの生まれでクメール・ルージュの大虐殺の生存者。雷電に「人間の意志はミームという心の遺伝子によって支配されている」と語り、「破壊と殺戮のミーム」を説いた。

その他 [編集]

ンマニ首相
声 - 福田信昭
アフリカにある新興国の首相。内乱状態から3年で復興を遂げた建国の英雄と称えられていた。コードネームから雷電を「ミスター・ライトニングボルト」と呼んでいる。
マヴェリック社に護衛されていたが反政府勢力と契約したデスベラード社の襲撃により拉致された後、貨物列車にて奪還に駆けつけた雷電の眼前でサンダウナーに殺害される。
各部族に対して平等且つ真摯に話を聞き、可能な限り平等な政策を行ってきた人格者であり、政治の事は分からない雷電もその人柄から立派な人だったとたたえていた。
アンドレイ・ドルザエフ
声 - 立木文彦
2015年のロシア地下鉄爆破テロや本編の1年前に起こったグルジアでの連続テロ事件にも関与しているテロリストでアブハジア首都占拠事件の首謀者。
ロシアの後ろ盾による独立や復興を快く思わず、アブハジアの真の独立を謳っている。デスペラード社に武力の提供を依頼していたが、ミストラルの死によってプラントを道連れに自爆した。
ジョージ
声 - 田村睦心
雷電を「ニンジャのアニキ」と慕うガイアナ出身のストリートチルドレンの少年。地元マフィアに拉致され、デスペラード社が協力する企業に囚われるも脱走。地下水道で無人機に襲われている所を雷電に助けられた。
雷電からの連絡を受けてコートニーの要請により、マヴェリック社の現地スタッフが回収しようと探すも、その協力企業の人間たちに連れ戻された後、研究所の所長によって人質にされてしまう。今にも殺されようとしている他の子どもたちの為に覚悟を決め、雷電に斬るように叫び、共々斬られた。その後、ドクトルによってサイボーグ化され、半身半械の状態になる。本人は自分もサイボーグなら力となれると満足し、ワールド・マーシャル本社に単身乗り込もうとする雷電に同行を願い出たが、雷電の「自分のような人生を送って欲しくない」という思いから、頑なに拒否された。
EDではサイボーグ派遣社員第一号として民間企業「ソリス」で働いている。
サニー・エメリッヒ
声 - 井上喜久子[5]
「愛国者達」に体の矯正を受け、2011年にエリア51から雷電とボリスが連れ出した。
ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件以降はオタコンの養子となりエメリッヒの姓を貰う。普通に学校に通っていたが知能がずば抜けていたことで周りの同年代とそりが合わず、彼のコネで「ソリス」に入社した。以前と見違えるほど明るくなり、科学技術の平和利用に尽力。嫌煙家で、ナオミとの思い出である青いバラを模した髪飾りをしている。タンカー事件時の母オルガと似たコーディネイトで銀髪。ズボンには「オタ魂」の刺繍もある。
自分一人で宇宙往還機(宇宙を往復出来る飛行機)を作れる技術者で、権限もある程度ある。ウルフを「仔犬(パピー)」として気に入り、もらう。
オタコン達から雷電の過去を聞いていたが現在の自分があるのは彼のおかげだと感謝しており、目下の目標はオタコンが生きている間に木星への宇宙飛行を可能にすること。

開発 [編集]

今作が最初にほのめかされたのは、2009年サンフランシスコで行われたGDC2009での小島秀夫による基調講演においてであった。講演は、今までのメタルギアシリーズの開発の流れを時代順にたどっていくもので、最後に表示された「The Next MGS」と題された画面上に雷電らしき影が映っていた[6]

今作の発表前に、小島プロダクションは自Webサイト上でカウントダウンを開始。そのWebサイトは最終的に、小島プロダクションのE3特設ページとなり、今作も掲載された。

トレイラー映像は小島秀夫の発表中に流されたが、今作では小島はプロデュースを行うのみと考えられている。ポッドキャストの「Kojima Productions Report」によると、今作ではまったく新しいゲームエンジン(FOXエンジン)が使用されるという[7]。 小島は、一般的なプロデューサー以上に今作の開発に携わると公式に発表されているが、『メタルギアソリッド ピースウォーカー』のように完全に携わるものではないという[8]2011年にアメリカSpike社が贈るVGA 2011(Video Game Awards 2011)のワールドプレミアにて、プラチナゲームズコラボレーションをし新たな開発体制で開発することが発表された[1]

WEBラジオ [編集]

2011年12月11日から小島秀夫の公式ブログ「HIDEOBLOG」でRISING RADIO REVENGE OF KORE-Pが配信された。

パーソナリティ
スタッフ
  • 企画・プロデュース:是角有二
  • 構成:北村隆明、玉利越(#001)
  • スーパーバイザー:村岡一樹
  • 録音:島野真好
  • 選曲/編集:安井裕一、島野真好
  • サウンドディレクター:島野真好
  • テーマ/ジングル作曲:Forssell Nils、Ludvig Anders
  • テーマ/ジングル監修:本田晃弘
  • ロゴ・デザイン:八代肇
  • コーディネート:大石次郎、中本昌宏
  • WEB:北村隆明
  • エグゼクティブ・プロデューサー:小島秀夫
ゲスト
  • #001,#002(2011年12月11日,2012年1月27日)是角有二(小島プロダクション・MGRプロデューサー)
  • #002(2012年1月27日)齋藤健治(プラチナゲームズ・MGRプロデューサー)
  • #002(2012年1月27日)玉利越(小島プロダクション・MGR脚本)
サブタイトル
放送回 配信日 サブタイトル
#001 2011年12月11日 -
#002 2012年1月27日 『反響にリベンジ!』

らいでんくん [編集]

公式サイト内にて公開されている4コママンガ。作画は中川いさみが行っている。不定期更新。

登場人物
  • らいでんくん
本作の主人公。何故かしゃべっている様子がほとんどない。怖いものが苦手で、怖いものが出るとバイザーで隠す。
  • コゲッコー
しゃべる紫色の仔月光。目にまつ毛がついていることや「~かしら」と言うことからメスと思われる。腕を取られてはらいでんくん達から酷い扱いを受けている。少々待遇が悪い。
  • ミストラルさん
Vol.5から登場。
サブタイトル
話数 公開日 サブタイトル
Vol.1 2013年2月21日 らいでんくんが呼んでいる
Vol.2 2013年3月1日 らいでんくん何を観てるの?
Vol.3 2013年3月7日 またらいでんくんが呼んでいる!
Vol.4 2013年3月14日 何か思いついたらいでんくん!
Vol.5 2013年3月21日 ミストラル姉さん練習中
Vol.6 2013年3月29日 コゲッコー謎の動き
Vol.7 2013年4月4日 何がしたいのらいでんくん!?
Vol.8 2013年4月11日 ミストラルさんの挑戦!
Vol.9 2013年4月18日 誰かが私を操っている!

備考 [編集]

  • メタルギアシリーズ恒例のデモシーンの隠し要素(デモシーン中に特定のボタンを押すとズームアップや主観視点になるなど)は廃止されている。
  • メタルギアシリーズ恒例のコナミコマンドによる裏技は今作にも存在する。
  • ボスバトルによっては敵の攻撃を一発食らうとゲームオーバーになる展開がある。

脚注 [編集]

  1. ^ a b [1] 公式サイト
  2. ^ 小島プロダクション (2012年9月12日). “INFORMATION”. Konami Digital Entertainment. 2012年9月13日閲覧。
  3. ^ METAL GEAR RISING REVENGEANCE 斬奪 PACKAGE プレイステーションのオフィシャルサイトより
  4. ^ 尚、シノギ自体は敵も行ってくるので注意が必要。
  5. ^ a b c d e 【TGS 2012】「メタルギア ライジング リベンジェンス」の新トレーラーが初公開!小島プロダクション作品が揃い踏みのラインナップステージレポート”. Gamer. 2012年9月22日閲覧。
  6. ^ GDC 09: Keynote Pt. 8 Kojima Productions GDC 09: Keynote Pt. 8. Retrieved 13-6-2009.
  7. ^ KP Report 094 Kojima Productions Report 094. Retrieved 13-6-2009.
  8. ^ Tanaka, John (2009年6月3日). “Kojima Focused on PSP Metal Gear” (English). IGN. 2009年6月4日閲覧。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]