ワンダーコーポレーション

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株式会社ワンダーコーポレーション
WonderCorporation
Head office of Kasumi Co., Ltd.jpg
本社
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 3344
本社所在地 日本の旗 日本
305-8514
茨城県つくば市西大橋599番地1
設立 1988年3月1日
業種 小売業
事業内容 ゲームソフト、映像(DVD)ソフト、音楽CD書籍携帯電話化粧品等の小売販売及びフランチャイズチェーン(FC)事業、エコプロデュース事業(リサイクルショップ)、インターネット・カフェ事業、Eコマース事業(オンラインショップ)
代表者 日下孝明(代表取締役社長)
資本金 23億5890万円
(2014年2月末日現在)
売上高 単体561億92百万円
連結879億81百万円
(2014年2月期)
純資産 単体102億37百万円
連結141億52百万円
(2014年2月末日現在)
総資産 単体309億46百万円
連結402億22百万円
(2014年2月末日現在)
従業員数 単体505人(2014年2月末日現在)
決算期 2月末日
主要株主 株式会社カスミ 44.5%
ケーズホールディングス株式会社 20.4%
主要子会社 株式会社新星堂 51.1%
株式会社ワンダーネット 100%
株式会社Vidaway
外部リンク www.wonder.co.jp
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WonderGOO 加須店(埼玉県加須市)
DIGIX WONDER つくば店(茨城県つくば市。ケーズデンキへ譲渡された後、2009年11月3日に閉店。現:WonderREX つくば店)

株式会社ワンダーコーポレーションは、関東地方を中心に日本で展開している、書籍やゲームソフトCDDVD等の販売及び買い取りを行う専門店の経営を主な業務とする企業である。

概要[編集]

1981年10月にカスミグループの家電部門として事業開始し、1988年3月に株式会社カスミ家電として分社化。

1990年代後半からは店舗の屋号を「カスミ家電」から「ワンダーステーションWonder STATION)」に変更する。さらにパソコン専門の「C-YOU」を「デジックスワンダーDIGIX WONDER)」に改められた。この時にはソフトに特化した「ワンダーグーWonderGOO)」が新たに設けられている。

2000年にはJASDAQ上場を見添えて、現社名の株式会社ワンダーコーポレーションに変更した。

しかし家電量販店との競合には勝てず、わずか2年後の2002年に同業他社のケーズホールディングスと資本提携を結び、「ワンダーステーション」と「デジックスワンダー」を譲渡することになる。また、カスミグループの書店部門だった株式会社ブックランドカスミを傘下におさめ、順次経営統合を進めた上2006年3月をもって吸収合併簡易合併)、現在に至る。

「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とは業務提携関係にあり、提携後には合弁会社である株式会社TSUTAYAワンダーグーを設立。「ワンダーグー」の店内に「TSUTAYA」が併設されるケースも多くなった。2012年4月にはTSUTAYAの有力フランチャイジーの一社であるサンレジャー(2014年6月にケイ・コーポレーションを吸収合併しVidawayに商号変更)を子会社化したほか、同年5月には元TSUTAYA社長の日下孝明を社長に迎えるなど、CCCとの関係は濃くなりつつある。

2013年2月には、大手CD・DVD・レコード・書籍販売会社の新星堂を連結子会社とした。

この他、かつてはハードオフコーポレーションともフランチャイズ契約を結んでいた(詳しくは後述)。

店舗ブランド[編集]

WonderGOO(ワンダーグー)[編集]

CD・DVD・書籍などのソフト関連を中心に、各種ホビー商品(コスパの商品も含む)等までの幅広い商品の販売・買取を扱う「エンターテイメント専門店」。略称は「ワングー」。

前述した通り、屋号の変更後に新設されたブランドで、現在の主力業態となっている。1990年代後半からは、カスミグループだった「ブックランドカスミ」も順次このブランドへと称号を変更した[1]

CCCとの業務提携により、多くの店舗にはTSUTAYAによるレンタルコーナーも併設されている(提携前までは、WonderGOOが独自に展開していた)。

商品の支払い時には、現金だけでなく電子マネーEdyも使用できる[2]。また、独自のポイントカードを発行しており、商品の購入・売却に応じたポイントが付与される[3]。かつての「ワンダーステーション」や「デジックスワンダー」で発行されたカードも、引き続き利用できる(ワンダーレックスにおいても同様)。

インターネット上にもオンラインショップe WonderGOO」を開設しており、実店舗で販売しているものと同様の特典が付いた商品の販売や買取を行なっており、ポイントカードも使用できる。

WonderREX(ワンダーレックス)[編集]

WonderREX つくば店(茨城県つくば市)

中古品の販売・買取に特化した店舗(エコリユース部門)。取り扱う品目は、ブランドグッズから家電機器まで多岐に渡り、豊富な品揃えを売りにしている[4]

この業態を強化するため、2000年4月にワンダーコーポレーションはハードオフコーポレーションのフランチャイズチェーンに加盟した。お膝元である茨城県南部から「ハードオフ」や「オフハウス」の称号で店舗を展開し始め、茨城県北部や千葉県にも拡大していった。

しかし、2009年春に「運営方針に関して食い違いが生じた」として、ハードオフ社とのフランチャイズの解消を発表した[5]。同年10月には、自社で手掛けていた「ハードオフ」と「オフハウス」を一斉に閉店。その代替として誕生したのが、「WonderREX」(ワンダーレックス)である[6]。こういった経緯があるため、店舗の大半は茨城県や千葉県内にあり、その他は群馬県三重県の各1店舗のみに限られる[7]

ポイントカードはWonderGOOと共通。買取を申し出る際は身分証明を兼ねるため、ポイントカードを必ず呈示しなければならない。また、ポイントの還元率は一律1%である。

その他[編集]

コスメティック商品に注力した「CoLeColle(コレコレ)」という専門店も展開している。姉妹ブランドで小規模型の「petit*Colle(プチコレ)」もあり、主に各地のWonderGOO内に併設されている。店舗数は後者の方が多い。

また「WonderCAFE(ワンダーカフェ)」という名称のインターネットカフェを、埼玉県三郷市と千葉県茂原市に1店舗ずつ展開(前者はWonderGOOの店内に入居)していたが、いずれも2013年2月に閉店。

他にも、携帯電話専門店の「BeWonder(ビーワンダー)」や写真現像・プリントを行う「Sharara(シャララ)」も展開されていた。

営業形態[編集]

全店舗の一覧については、ワンダーコーポレーション公式サイト内の「店舗一覧」を参照。

本社が茨城県にあることから、同県を初めとする関東地方に多くの店舗がある。また、西日本では未進出の県も多く、近畿地方では2013年1月6日の伊丹店(兵庫県伊丹市)の閉店を最後に撤退したほか、岡山県香川県福岡県鹿児島県以外には出店していない。山形県甲信越地方北陸地方にも未出店。

関東地方では、瑞江店、鶴川駅前店、下瀬谷店、三ツ境店、鎌倉手広店、横浜ザ・ダイヤモンド店を除き、全店舗が直営店である。その他の地方では、大半がフランチャイズ形式により運営されている。以下にその事例を挙げた。

  • 北海道・東北地方[8] - デンコードーの子会社・デンコードーエンタテインメント[9]がフランチャイズ展開している。過去には、同社が運営していた「デンコードー」のCD・ゲームコーナーとして出店したケースもあった(該当する店舗の店名は「WGOO店」)[10][11]
  • 静岡県 - 地場系の河村電気がフランチャイズ展開し、同店舗内に併設されている。
  • 鹿児島県 - 同業他社のエディオンのエリアフランチャイズも担当しているカコイエレクトロにより展開されており、主に同店舗内に併設されている。
  • 近畿地方には現在店舗が存在しないが、かつては関西ケーズデンキによるフランチャイズ展開で、兵庫県・大阪府京都府に数店舗出店していた(ただし、最後の店舗であった伊丹店は直営店)。さらに、兵庫県内にあった1店舗(伊川谷店)はナカヌキヤ(かつての中川ムセン)が運営していた。

脚注[編集]

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  1. ^ 元々「ブックランドカスミ」として営業していた店舗では、看板等に「powered by ブックランドカスミ」という表記が付されている(同社の吸収合併により、表記が抹消された店舗もある)。
  2. ^ 一部のフランチャイズ店を除く。チャージは、100円から25,000円までの100円単位で可能。
  3. ^ ポイントカードのご案内”. WonderGOO. 2013年2月22日閲覧。
  4. ^ 取扱商品”. WonderREX. 2013年2月23日閲覧。
  5. ^ 流通ニュース(2009年4月14付)より。また、ワンダーコーポレーションHP内・ニューリリースでも発表されている(バックナンバーで閲覧可)。
  6. ^ なお、ハードオフ側はこの改装をFC契約解消後の競業の禁止に当たるとして訴訟を起こしている(参考:[1]
  7. ^ 店舗案内”. WonderREX. 2013年2月23日閲覧。
  8. ^ ただし、福島県にある2店舗のみ直営店。
  9. ^ DET:デンコードーエンターテインメント
  10. ^ かつてのWG秋田は、Sデンコードー秋田本店(現在のハードオフ・オフハウス秋田広面店)の別棟(エンタティンメント館)という位置付けだったが、MAX秋田店(現・ケーズデンキ秋田中央本店)の開店に伴い、単独店舗に移行した(後に閉店し、現在はツルハ広面店)。他にもこのような事例はいくつかある。
  11. ^ WG大曲がSUPERデンコードー大曲店の敷地内に併設されていた。後のケーズ大仙本店設置に先立ち、仮店舗を大曲パワフル館(旧東北ケーズ店舗)に設け、デンコードーのまま閉鎖された。後にケーズ大仙本店の開業で空店舗となった旧大曲パワフル館の跡地に移転し、TSUTAYA大仙店に転換した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]