九十九電機

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株式会社Project White
Project White Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 〒370-0841
群馬県高崎市栄町1番1号
設立 2009年1月30日*1
業種 小売業
事業内容 パソコン本体・周辺機器の販売、中古機器の下取・買取
代表者 代表取締役社長 栗原正明
総資産 1000万円
従業員数 376名(2009年3月現在)
主要株主 株式会社ヤマダ電機 100%
外部リンク www.tsukumo.co.jp
特記事項:(旧)九十九電機株式会社の事業を譲受。
社名は2009年3月10日(譲渡日)以降に変更予定[1]
*1. (旧)九十九電機株式会社設立は1962年2月7日、創業は1947年3月11日
  

九十九電機(つくもでんき)は、ヤマダ電機の子会社株式会社Project Whiteが運営する日本のパソコンショップである。秋葉原電気街を本拠地とする。愛称ツクモTSUKUMO99

目次

[編集] 概要

1947年3月11日、秋葉原(末広町)において創業。部品も含めた無線機器の販売店として地位を築いてきた。

次百(つぐもも)」の転訛が店名「九十九」(つくも)である。

9世紀から10世紀前半にかけて編まれた伊勢物語第六十三段、

もゝとせ(百歳)に ひとゝせ(一歳)たらぬ(足らぬ)つくもがみ(九十九髪)[2]
我をこふらし(恋ふらし) おもかげに見ゆ

店名として「九十九(次百)」と命名したのは、「次が百である」すなわち「百(=完全、完璧)を目指す姿勢を常に保つ」=「常に努力を続ける」という理念を表している[3]

[編集] 沿革

1968年、アマチュア無線機器販売を開始。

1977年、アップルの販売を開始した。以後、PC-8000シリーズなどのパソコン販売を続けている。

1990年代に秋葉原パソコン販売四天王の一つとして認知された。マニア向け周辺機器の販売に定評がある。 ネット通販を行っているほか、リアル店舗は、東京(秋葉原)に集中出店している。他に大阪日本橋・名古屋大須の両電気街、加えて北海道札幌に店舗がある。

2002年から2007年までは石丸電気と提携したが、(後に述べるとおり)石丸はエディオンに、九十九はヤマダにと別々の道を歩むことになった。

2008年10月30日に、民事再生手続開始の申し立てを行い、事実上の倒産。負債総額は約110億円であった。同年11月5日、民事再生手続の開始決定がなされた[4]

2009年1月6日に、ヤマダ電機へ事業譲渡することで基本合意[1]し、2009年3月10日に、ヤマダ電機が新設した子会社株式会社Project White事業譲渡された[5]

なお、オーナーのヤマダ電機はすでに秋葉原に出店している(ただし、サトームセンからの転換店舗である)が、既存店と共存していく予定である。

[編集] 店舗

ツクモeX パソコン専門店
  • ※はツクモROBOT王国がある店舗
  • ★はツクモキャプチャ王国がある店舗
  • ☆は買取センターがある店舗
  • ◎は法人窓口(法人営業課)がある店舗

[編集] 現存

[編集] 秋葉原

  • パソコン本店 ※★◎
  • パソコン本店II ☆(ただし、買取センターは現在休業中)
  • パソコン本店III
  • DOS/Vパソコン館(旧ツクモAV/カメラ館) ☆
  • ケース王国
  • 12号店 ☆
  • TSUKUMO eX.
  • 秋葉原サポートセンター

[編集] その他

[編集] 閉店した店舗

[編集] ロイヤリティ・プログラム(ポイントサービス)

独立企業時代からポイントサービスは展開されているが移管に伴い現在はヤマダ電機と統合されており、ツクモeX.ポイントカードとヤマダ電機のポイントカード類は消費・加算どちらにも相互に使用できる。

石丸提携時代は石丸のアイアイカードと相互に使用できた(但し消費のみで加算は不可)が、提携解消に伴い使用できなくなっている。

なお、独立企業時代のツクモeX.カードは廃止された。しかし、ツクモeX.カードのポイントは新システム(ツクモeX.ポイントカード)に引き継ぐことができる。そのためにはポイント移行をしなければならない(2009年7月31日まで、店舗とインターネット通販はそれぞれ移行する手続きが別途必要)。

また、ツクモeX. NICOS VISAカード(クレジットカードつき旧カード)はポイントはツクモeX.ポイントカード(クレジットカードなし)に移行手続きが必要だが旧カードのクレジットカード機能は有効期限まで使用できる。

[編集] かつて行っていた事業

いずれも独立企業だったころの事業で、現在は行っていない。

[編集] 携帯電話キャリア販売拠点

秋葉原にあったソフトバンクショップ。2008年4月22日閉店。

[編集] ソフトウェア

パソコンゲームを販売。ブランド名は「ツクモオリジナルソフト」。

特にPC-8001用に機械語でプログラムされたゲームは『スーパースタートレック』『スーパーインベーダー』などスーパーが付くのが特徴で、当時の他のマイコンショップのソフトより抜きん出ていた。この時のプログラマーは、後に「I/O」で有名なアマチェア投稿者となる、芸夢狂人である。

その後は、『ウルトラ四人麻雀』(田口昭次作)や同人ソフトが元となった『魔法使いの妹子』などを販売した。

[編集] X68000用ハードウェア

周辺機器を自主生産していた。松岡伸明による設計。最も遅くまでX68000用のハードを扱っていた店となった。

  • TS-3XR X680x0用外付け増設3.5インチ FDドライブ。
  • TS-6BE6DE X68000Compact用6MBメモリ& FPUボード。FPUにはMC68882を使用。
  • TS-6BE16 Xe30 16MBメモリボード。12MBを越えるメモリについてはHIMEM.SYSという添付ドライバを利用。
  • TS-6BE16 CZ50 16MBメモリボード。12MBを越えるメモリについてはHIMEM.SYSという添付ドライバを利用。
  • TS-6BGA グラフィックアクセラレータ+PCMボード。グラフィックチップにGD-5434、PCMにPCM69を使用。
  • TS-6BS1/Mk-II/Mk-II' X680x0用SCSIボード。MK-IIにはメモリ増設用72PinSIMMソケットが装備。
  • TS-JPIFE X680x0用ジョイスティックパラレルインターフェィス。EPSONスキャナー対応。
  • TS-JPIFS X680x0用ジョイスティックパラレルインターフェィス。シャープCZ-8NS1対応。

[編集] 脚注

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  1. ^ a b 九十九電機株式会社の事業譲受けに関する契約締結のお知らせ ヤマダ電機・プレスリリース2009年1月31日
  2. ^ この歌において、つくもがみは「白髪」の暗喩である(百から一をマイナスすると「白」となる)。会社名の「Project White」はこの歌に由来すると思われる。
  3. ^ 人の名を「九十九」と命名することがあるが、そのような意味を持たせているのである
  4. ^ 2008年11月21日、NECリース株式会社が在庫商品に対して担保権を実行し、商品を借金のカタとして引き上げてしまったため、一時休業に追い込まれるが、同月26日に営業再開。
    なお、高田馬場店、町田店、梅田店は、同年12月末から営業規模を縮小し、翌年2009年1月22日に閉店した。
  5. ^ 事業譲渡の準備のため、3月8日から13日まで完全休業した。倒産からProject Whiteに移管されるまでの間に2回休業している。

[編集] 外部リンク